JP7287875B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、取付部材の取付孔に固定されるコネクタに関する。
この種の従来例のコネクタ100は、図11~図13に示すように、第1ハウジング111を有する第1コネクタ110と、レバー兼車体係止部材130及び第1ハウジング111に嵌合可能な第2ハウジング122を有する第2コネクタ120とを備えている。
第1ハウジング111の両側面には、カムピン113がそれぞれ設けられている。第2ハウジング122の両側面には回転支持ピン123とカム溝124がそれぞれ設けられている。第2ハウジング122は、一対の回転支持ピン123によってレバー兼車体係止部材130に回転自在に支持されている。レバー兼車体係止部材130の外周面には、フランジ部131とフランジ部131に間隔を置いた位置に配置された複数の弾性係止部132が設けられている。
また、第1ハウジング111には、複数の第1端子(図示せず)が収容されている。各第1端子に接続された第1電線W1が外部に引き出されている。第2ハウジングには、複数の第2端子(図示せず)が収容されている。各第2端子に接続された第2電線W2が外部に引き出されている。
次に、ハウジング嵌合作業とコネクタの車体パネル固定作業を説明する。先ず、図11に示すように、第1ハウジング111のカムピン113を第2ハウジング122のカム溝124に挿入し、第1ハウジング111と第2ハウジング122とを引き込み開始位置にセットする。
次に、図12のR矢印方向にレバー兼車体係止部材130を回転すると、カムピン113とカム溝124によって第1ハウジング111と第2ハウジング122間に引き込み力が作用し、第1ハウジング111と第2ハウジング122が嵌合される。つまり、レバー兼車体係止部材130を回転操作することで、カムピン113とカム溝124によって低操作力によって第1ハウジング111と第2ハウジング122を嵌合できる。
次に、図13に示すように、レバー兼車体係止部材130を車体パネル140の取付孔141に挿入する。フランジ部131が車体パネル140の取付孔の周縁に当接する位置まで挿入すると、フランジ部131と弾性復帰変形した弾性係止部132で車体パネル140の取付孔141の周縁を挟持する。これで、作業が完了する。
特開2009-193670号公報
しかしながら、前記従来例では、第1ハウジング111と第2ハウジング122を嵌合するハウジング嵌合作業と、ハウジング嵌合されたコネクタを車体パネル140の取付孔141内に挿入する車体パネル固定作業とを別々に行うため、作業性が悪い。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、車体パネルに固定されるコネクタにあって、ハウジング嵌合作業とコネクタの車体パネル固定作業の作業性が向上するコネクタを提供することを目的とする。
本発明は、レバーと前記レバーに回転自在に支持された第1ハウジングとを有する第1コネクタと、前記第1ハウジングに嵌合可能な第2ハウジングを有する第2コネクタと、前記レバーを車体パネルに係止する第1パネル係止手段と、前記レバーに対して前記第1ハウジングを回転開始位置に保持するハウジング保持手段と、前記第2ハウジングを前記第1ハウジングの引き込み開始位置まで移動する過程で、前記ハウジング保持手段の保持を解除して前記第1ハウジングの回転を可能とするハウジング保持解除手段と、前記第1ハウジングの引き込み開始位置に配置した前記第2ハウジングを、前記第1ハウジングと共に回転開始位置から回転完了位置まで回転する過程で、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングの間に引き込み力を作用させて前記第1ハウジングと前記第2ハウジングを嵌合させるハウジング引き込み手段と、前記第2ハウジングを回転完了位置に回転するまでの過程で、前記第1パネル係止手段の係止を解除するパネル係止解除手段と、前記パネル係止解除手段によって前記車体パネルとの係止が解除された前記第1コネクタと共に前記第2コネクタが前記車体パネルの取付孔内を移動した前記第2コネクタを前記車体パネルに係止する第2パネル係止手段とを備えたことを特徴とするコネクタである。
本発明によれば、第1パネル係止手段によって第1ハウジングを車体パネルに待ち受け状態とし、第2ハウジングに対し一連の操作を行うだけで、ハウジング嵌合作業とコネクタの車体パネル固定作業が行うことができる。以上より、車体パネルに固定されるコネクタにあって、ハウジング嵌合作業とコネクタの車体パネル固定作業の作業性が向上する。
本発明の一実施形態を示し、第1コネクタと第2コネクタの斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)は第1コネクタの分解斜視図、(b)は第1ハウジングの底面側の側面図、(c)はレバーの底面側の側面図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)は第1コネクタを車体パネルに第1パネル係止手段によって仮係止した側面図、(b)は(a)のA-A線断面図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)は第1コネクタを車体パネルに第1パネル係止手段によって仮係止した断面図、(b)は(a)のB部拡大図、(c)は(a)のC部拡大図である。 本発明の一実施形態を示し、第2ハウジングを車体パネルに仮係止した第1ハウジングの引き込み開始位置まで移動する過程を説明する側面図である。 本発明の一実施形態を示し、第2ハウジングを第1ハウジングの引き込み開始位置に配置した状態の要部側面図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)は第2ハウジングのフード部の先端面が弾性ロック部を押圧する状態を示す要部断面図、(b)は第2ハウジングのフード部の先端面が第2弾性係止突起を押圧する状態を示す要部断面図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)は第2ハウジングのフード部が解除用掛止部に干渉した状態のコネクタの断面図、(b)は(a)のD部拡大図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)は第1ハウジングと第2ハウジングが嵌合し、レバーの弾性ロック部がフード部の溝部に係止した状態のコネクタの側面図、(b)は(a)のE-E線の一部断面図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)はコネクタが車体パネルの取付孔に第2パネル係止手段によって本係止した状態のコネクタの側面図、(b)は(a)のF-F線の一部断面図である。 従来例を示し、第1ハウジングと第2ハウジングとを嵌合開始位置にセットした状態のコネクタの斜視図である。 従来例を示し、第1ハウジングと第2ハウジングとを嵌合開始位置にセットし、レバー兼車体取付部材を回転する過程を示すコネクタの斜視図である。 従来例を示し、ハウジングが嵌合したコネクタを車体パネルの取付孔に取り付ける過程を説明するコネクタの斜視図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1~図10は、本発明の一実施形態を示す。車体パネル1は、一方の室2と他方の室3を仕切っている(図3等参照)。車体パネル1には、双方の室2、3を貫通する取付孔4が設けられている。この取付孔4にコネクタ10が取り付けされる。
図1及び図2に示すように、コネクタ10は、第1コネクタ11と第2コネクタ40とを備えている。第1コネクタ11は、レバー12とレバー12に回転自在に支持された第1ハウジング30とを有する。
レバー12は、上面壁13と一対の側面壁14と下面壁15より四角形の枠形状である。レバー12は、第1コネクタ11が配置される側の面と、これの逆側の面が開口されている。上面壁13には、第1突起16と、第1突起16に間隔を置いた位置に配置された第1弾性係止突起17とが設けられている。第1突起16と第1弾性係止突起17によって第1係止部S1が構成されている。上面壁13の内面には、第1弾性係止突起17を係止解除位置に弾性変位させるための解除用掛止部18が付設されている(図4参照)。
下面壁15には、第2突起19が設けられている。第2突起19と第1ハウジング30の下記する第2弾性係止突起33によって第2係止部S2が構成されている。第1係止部S1と第2係止部S2によって第1パネル係止手段PS1が構成されている。
一対の側面壁14には、2対の弾性ロック部20a、20bが設けられている。弾性ロック部20a、20bは、撓み変形によってロック解除方向に変位可能に設けられている。弾性ロック部20a、20bの先端面は、テーパ面に形成されている。
各側面壁14には、切欠部21がそれぞれ形成されている。各側面壁14の内側には、切欠部21を覆うように補助壁22が設けられている。各側面壁14と各補助壁22の間には、下記するフード部41が進入できる隙間が形成されている。一対の補助壁22には、回転支持孔23とカムピン24がそれぞれ設けられている。
第1ハウジング30の両側面には、回転支持ピン31がそれぞれ設けられている。一対の回転支持ピン31は、一対の回転支持孔23に挿入されている。第1ハウジング30は、回転支持ピン31を中心としてレバー12に回転自在に支持されている。
第1ハウジング30の両側面には、溝部32がそれぞれ設けられている。第1ハウジング30の回転開始位置では、一対の弾性ロック部20aが一対の溝部32に係止される(図3参照)。一対の弾性ロック部20aと一対の溝部32は、レバー12に対して第1ハウジング30の回転を阻止し、第1ハウジング30を回転開始位置に保持するハウジング保持手段T1を構成している。第1ハウジング30の下面側には、第2弾性係止突起33が設けられている。
第1ハウジング30は、内部に複数の端子(図示せず)を収容する。各端子(図示せず)に接続された第1電線(図示せず)は、第1ハウジング30の後面(ハウジング嵌合面の反対面)より外部に引き出されている。
第2コネクタ40は、フード部41と、フード部41内に配置され、第1ハウジング30に嵌合可能な第2ハウジング42とを有する。フード部41内の第2ハウジング42より先端側がハウジング嵌合室43に形成されている。フード部41の両側面壁41aには、二対の溝部44a、44bと一対のカム溝45が設けられている。二対の溝部44a、44bは、レバー12の二対の弾性ロック部0a、20bに対応する位置に設けられている。第1ハウジング30と第2ハウジング42の嵌合位置では、各溝部44a、44bに各弾性ロック部20a、20bが係止される。
一対のカム溝45は、レバー12の一対のカムピン24に対応する位置に設けられている。カム溝45とカムピン24は、第1ハウジング30と第2ハウジング42を回転する過程で第1ハウジング30と第2ハウジング42間に引き込み力を作用させて第1ハウジング30と第2ハウジング42を嵌合させるハウジング引き込み手段Uを構成している。
つまり、作業者が第1ハウジング30に回転力を作用させる第1ハウジング30(詳細には、第2コネクタ40)の下端部は、回転支持ピン31からの距離が回転支持ピン31からカムピン24までの距離よりも十分な長い距離である。これにより、第1ハウジング30(第2コネクタ40)の下端部に作用させる低回転力によって、カム溝45とカムピン24の間に大きなハウジング引き込み力を作用させることができる。
フード部41の両側面壁41aは、第2コネクタ40のフード部41内に第1ハウジング30を挿入して引き込み開始位置にセットする過程で、レバー12の弾性ロック部20aを係止解除位置に変位させる。つまり、フード部41の両側面壁41aは、ハウジング保持手段T1による回転阻止を解除する回転解除手段T2を構成している(図7参照)。
フード部41の下面壁41bは、フード部41内に第1ハウジング30を挿入して引き込み開始位置にセットする過程で、第1ハウジング30の第2弾性係止突起33を係止解除位置に変位させるパネル係止解除手段Vの一部を構成している(図8参照)。
フード部41の上面壁41cは、第1ハウジング30と第2ハウジング42を回転開始位置から回転する過程で、解除用掛止部18を引っ掛けて第1弾性係止突起17を解除位置に変位させるパネル係止解除手段Vの一部を構成している(図8参照)。
フード部41の後端部には、外周に向かって突出するフランジ部46と、係止解除方向に撓み変形可能な複数の弾性ロック部47とが設けられている。フランジ部46のフード部41側の面には、フード部41の全周に亘って複数のリブ46aが間隔を置いて設けられている。フランジ部46のリブ46aと複数の弾性ロック部47は、車体パネル1の取付孔4の周縁を挟持することで第1コネクタ11と第2コネクタ40の嵌合体(コネクタ10)を本係止する第2パネル係止手段PS2を構成している(図10参照)。
次に、ハウジング嵌合作業とコネクタ10の車体パネル固定作業を説明する。図3にてN1矢印方向に示すように、第1ハウジング30が回転保持手段T1で回転開始位置に保持された第1コネクタを、一方の室2から車体パネル1の取付孔4に挿入する。すると、図3、図4に示すように、第1コネクタ11が第1パネル係止手段PS1によって車体パネル1に仮係止される。詳細には、レバー12の上端部で第1突起16と第1弾性係止突起17が、レバー12の下端部で第2突起19と第2弾性係止突起33が車体パネル1の取付孔4の周縁をそれぞれ挟持する。
次に、図5に示すように、第2コネクタ40の第2ハウジング42を第1コネクタ11の第1ハウジング30の対向位置に位置合わせして、第2ハウジング42を第1ハウジング30の引き込み開始位置にセットする。具体的には、図6に示すように、第2コネクタ40のフード部41が第1コネクタ11のレバー12内に挿入し、レバー12のカムピン24をフード部41のカム溝45の引き込み開始位置に配置する(図6の仮想線参照)。
第2ハウジング42を第1ハウジング30の引き込み開始位置に移動する過程で、図7(a)に示すように、フード部41の側面壁41aが弾性ロック部20aに干渉し、弾性ロック部20aを係止解除位置(図7(a)の仮想線位置)に変位する。これによって、第1ハウジング30の回転阻止が解除される。又、図7(b)に示すように、フード部41の下面壁4cが第2弾性係止突起33に干渉し、第2弾性係止突起33が係止解除位置(図7(b)の仮想線位置)に変位する。これで、第1コネクタ11の第1係止部S1(第1パネル係止手段PS1の下端部側)が係止解除される。
次に、第2ハウジング42と共に第1ハウジング30を、図8のR矢印方向に回転開始位置から回転完了位置まで回転する。すると、第1ハウジング30と第2ハウジング42間にカムピン24とカム溝45によって引き込み力が作用して第1ハウジング30と第2ハウジング42が嵌合される。これで、第1ハウジング30内の各第1端子(図示せず)と第2ハウジング42内の各第2端子(図示せず)が嵌合される。第1ハウジング30と第2ハウジング42間は、カムピン24とカム溝45による引き込み力によって低い回転力(操作力)によってコネクタ嵌合される。
この回転過程では、図8(b)に示すように、フード部41の上面壁41cが解除用掛止部18を引っ掛け、フード部41の回転によって第1弾性係止突起17が係止解除位置(図8(b)の仮想線位置)に変位する。これで、第1コネクタ11の第2係止部S2(第1パネル係止手段PS1の上端部側)も係止解除される。つまり、第1パネル係止手段SP1が完全に係止解除される。
第1ハウジング30と共に第2コネクタ40が回転完了位置まで回転すると、レバー12の各弾性ロック部20a、20bがフード部41の各溝部44a、44bにそれぞれ係止される(図9参照)。これにより、第1コネクタ11と第2コネクタ40が一体化される。
一体化された第1コネクタ11と第2コネクタ40は、第1弾性係止突起17と第2弾性係止突起33が共に係止解除位置に位置する。一体化された第1コネクタ11と第2コネクタ40は、車体パネル1の取付孔4内で図9のN2矢印方向に移動自在になる。
次に、第2ハウジング42を図9のN2矢印方向(車体パネル1の取付孔4内に押し込む方向)に押圧し、フード部41のフランジ部46のリブ46aが車体パネル1の取付孔4の周縁に突き当たるまで移動する。すると、図10に示すように、第2パネル係止手段PS2であるフード部41のフランジ部46のリブ46aと複数の弾性ロック部47が車体パネル1の取付孔4の周縁を挟持する。これで、一体化された第1コネクタ11と第2コネクタ40、つまり、コネクタ10が車体パネル1の取付孔4に係止される。これで、作業が完了する。
以上説明したように、コネクタ10は、第1コネクタ11と第2コネクタ40と第1パネル係止手段PS1とハウジング保持手段T1とハウジング保持解除手段T2とハウジング引き込み手段Uとパネル係止解除手段Vと第2パネル係止手段PS2とを備えている。
従って、第1パネル係止手段PS1によって第1ハウジング30を車体パネル1に待ち受け状態にできる。そして、第2ハウジング42を第1ハウジング30の引き込み開始位置に配置して回転開始位置から回転完了位置まで回転し、回転した第2ハウジング42を車体パネル1の取付孔4に押し込むという第2ハウジング42の一連の操作を行う。この一連の操作だけで、ハウジング嵌合作業とコネクタ10の車体パネル固定作業が行うことができる。以上より、車体パネル1に固定されるコネクタ10にあって、ハウジング嵌合作業とコネクタ10の車体パネル固定作業の作業性が向上する。
換言すれば、車体パネル1に係止した第1ハウジング30を待ち受け状態として、レバー12ではなくハウジング側を操作することによってコネクタ10を車体パネル1に固定できる。
第2ハウジング42は、第1ハウジング30が挿入されるフード部41を有し、フード部41がハウジング保持解除手段T2とパネル係止解除手段Vである。従って、フード部41がハウジング保持解除手段T2とパネル係止解除手段Vを兼用するため、構成の単純化になる。
第1パネル係止手段PS1は、第1コネクタ11の両端部にそれぞれ設けられた第1係止部S1と第2係止部S2を有し、第1係止部S1は、共にレバー12に設けられた第1突起16と、係止解除方向に撓み変形可能な第1弾性係止突起17とを有する。第1突起16と第1弾性係止突起17で車体パネル1の取付孔4の周縁を挟持し、第2係止部S2は、レバー12に設けられた第2突起19と、第1ハウジング30に設けられ、係止解除方向に撓み変形可能な第2弾性係止突起33とを有する。そして、第2突起19と第2弾性係止突起33で車体パネル1の取付孔4の周縁を挟持する。
従って、第1コネクタ11を車体パネル1の取付孔4に押し込むだけで第1コネクタ11を車体パネル1に係止でき、第1コネクタ11を容易に待ち受け状態に配置できる。
パネル係止解除手段Vは、第1ハウジング30を第2ハウジング42に挿入して引き込み開始位置に配置する過程で、第2弾性係止突起33を係止解除する。そして、第1ハウジング30と第2ハウジング42を回転開始位置から回転完了位置に回転する過程で、第1弾性係止突起17を係止解除する。
従って、第1ハウジング30と第2ハウジング42を嵌合するための操作を行うと、第2弾性係止突起33と第1弾性係止突起の解除が行われるため、第2弾性係止突起33と第1弾性係止突起の解除するための操作を別途行う必要がない。
尚、前記実施形態では、レバー12がカムピン24を設け、フード部41にカム溝45を設けたが、レバー12にカム溝45を設け、フード部41にカムピン24を設けても良い。
1 車体パネル
4 取付孔
10 コネクタ
11 第1コネクタ
12 レバー
16 第1突起(第1係止部)
17 第1弾性係止突起(第1係止部)
18 解除用掛止部
19 第2突起(第2係止部)
20a,20b 弾性ロック部(ハウジング保持手段)
24 カムピン(ハウジング引き込み手段)
30 第1ハウジング
32 溝部(ハウジング保持手段)
33 第2弾性係止突起(第2係止部)
40 第2コネクタ
41 フード部(ハウジング保持解除手段、パネル係止解除手段)
42 第2ハウジング
45 カム溝(ハウジング引き込み手段)
46 フランジ部(第2パネル係止手段)
47 弾性ロック部(第2パネル係止手段)
S1 第1係止部
S2 第2係止部
PS1 第1パネル係止手段
PS2 第2パネル係止手段
V パネル係止解除手段
T1 ハウジング保持手段
T2 ハウジング保持解除手段
U ハウジング引き込み手段

Claims (4)

  1. レバーと前記レバーに回転自在に支持された第1ハウジングとを有する第1コネクタと、
    前記第1ハウジングに嵌合可能な第2ハウジングを有する第2コネクタと、
    前記レバーを車体パネルに係止する第1パネル係止手段と、
    前記レバーに対して前記第1ハウジングを回転開始位置に保持するハウジング保持手段と、
    前記第2ハウジングを前記第1ハウジングの引き込み開始位置まで移動する過程で、前記ハウジング保持手段の保持を解除して前記第1ハウジングの回転を可能とするハウジング保持解除手段と、
    前記第1ハウジングの引き込み開始位置に配置した前記第2ハウジングを、前記第1ハウジングと共に回転開始位置から回転完了位置まで移動する過程で、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングの間に引き込み力を作用させて前記第1ハウジングと前記第2ハウジングを嵌合させるハウジング引き込み手段と、
    前記第2ハウジングを回転完了位置に回転するまでの過程で、前記第1パネル係止手段の係止を解除するパネル係止解除手段と、
    前記パネル係止解除手段によって前記車体パネルとの係止が解除された前記第1コネクタと共に前記第2コネクタが前記車体パネルの取付孔内を移動した前記第2コネクタを前記車体パネルに係止する第2パネル係止手段とを備えたことを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタであって、
    前記第2ハウジングは、前記第1ハウジングが挿入されるフード部を有し、前記フード部が前記ハウジング保持解除手段と前記パネル係止解除手段であることを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のコネクタであって、
    前記第1パネル係止手段は、前記第1コネクタの両端部にそれぞれ設けられた第1係止部と第2係止部を有し、
    前記第1係止部は、共に前記レバーに設けられた第1突起と、係止解除方向に撓み変形可能な第1弾性係止突起とを有し、前記第1突起と前記第1弾性係止突起で前記車体パネルの取付孔の周縁を挟持し、
    前記第2係止部は、前記レバーに設けられた第2突起と、前記第1ハウジングに設けられ、係止解除方向に撓み変形可能な第2弾性係止突起とを有し、前記第2突起と前記第2弾性係止突起で前記車体パネルの取付孔の周縁を挟持することを特徴とするコネクタ。
  4. 請求項3に記載のコネクタであって、
    前記パネル係止解除手段は、前記第1ハウジングを前記第2ハウジングに挿入して引き込み開始位置にセットする過程で前記第2弾性係止突起を係止解除し、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングを回転して嵌合させる過程で前記第1弾性係止突起を係止解除することを特徴とするコネクタ。
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