JP2009193670A - 車体パネル固定用lifコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を削減するとともに作業性の向上を図ることが可能な車体パネル固定用LIFコネクタを提供する。
【解決手段】第一コネクタ22と、この第一コネクタ22に嵌合する第二コネクタ23と、第一コネクタ22を収容するように組み付けられ第一コネクタ22に対して所定方向に回転させると第二コネクタ23を第一コネクタ22側に引き寄せることが可能なLIF機構部46の一部を有し且つ車体パネル25に対するパネル係止用構造部43も有するレバー兼車体係止部材24と、を備えて車体パネル固定用LIFコネクタ21を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、多数の端子金具を有する雄雌の多極コネクタを低挿入力(Low Insertion Force)で嵌合させる機構を有し、また、車体パネルに対しての係止固定をする構造を有する車体パネル固定用LIFコネクタに関する。
LIFコネクタに関しては下記特許文献1に開示されたものが知られている。図16において、LIFコネクタ1は、図示しない車体パネルに固定されるタイプのものであって、車体パネルに取り付けられるコネクタホルダ2と、このコネクタホルダ2に固定される第一コネクタ3と、第一コネクタ3がコネクタホルダ2に固定された状態で第一コネクタ3に対し嵌合する第二コネクタ4と、第二コネクタ4に回転可能に設けられ回転操作に伴って第二コネクタ4を第一コネクタ3に嵌合させるレバー5とを備えて構成されている。
特開2004−103557号公報
上記従来技術のLIFコネクタ1にあっては、コネクタホルダ2と第一コネクタ3と第二コネクタ4とレバー5の四つの部材から構成されている。従って、部品点数が多いという問題点を有している。また、部品点数が多いということは、図示しない車体パネルに固定するまでの作業工数が掛かってしまうという問題点も有している。尚、従来技術のLIFコネクタ1に限るものではないが、作業中に構成部品を持ち替えたりしながら組み付けを行う必要がある場合には、組み付けに係る作業性が悪くなってしまうという問題点を更に有している。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、部品点数を削減するとともに作業性の向上を図ることが可能な車体パネル固定用LIFコネクタを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明の車体パネル固定用LIFコネクタは、第一コネクタと、該第一コネクタに嵌合する第二コネクタと、前記第一コネクタを収容するように組み付けられ該第一コネクタに対して所定方向に回転させると前記第二コネクタを前記第一コネクタ側に引き寄せることが可能なLIF機構部の一部を有し且つ車体パネルに対するパネル係止用構造部も有するレバー兼車体係止部材と、を備えることを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、三つの部品で車体パネル固定用LIFコネクタが構成される。本発明によれば、LIF機構部の一部とパネル係止用構造部とを有するレバー兼車体係止部材が部品点数の削減に有効となる。
請求項2記載の本発明の車体パネル固定用LIFコネクタは、請求項1に記載の車体パネル固定用LIFコネクタにおいて、グロメットを更に備える一方、前記車体パネルを挟み込むような位置関係のパネル突き当てフランジ及びパネル係止アームを有して前記パネル係止用構造部を形成し、前記パネル突き当てフランジには前記グロメットに対するグロメット保持部を形成することを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、防水性を必要とする場合にグロメットが更に備えられる。グロメットは、レバー兼車体係止部材のパネル突き当てフランジに形成されるグロメット保持部に保持されて車体パネルに密着するようになる。
請求項3記載の本発明の車体パネル固定用LIFコネクタは、請求項1又は請求項2に記載の車体パネル固定用LIFコネクタにおいて、前記レバー兼車体係止部材の側部にアーム逃がし窓を開口形成し、前記第一コネクタの第一コネクタハウジングには前記第一コネクタと前記第二コネクタとの中途嵌合状態で前記アーム逃がし窓から外側に突出し前記車体パネルに対して当接可能となるレバー中途強制アームを形成することを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、第一コネクタと第二コネクタとの中途嵌合状態で車体パネル固定用LIFコネクタを車体パネルに取り付けしようとすると、レバー中途強制アームが車体パネルに当接する。本発明は、この当接によって中途嵌合状態を検知することも可能であるが、作業工数を掛けないようにする場合に特に有効な発明となる。すなわち、車体パネル固定用LIFコネクタを車体パネルに向けて更に押し込むと、車体パネルに当接したレバー中途強制アームを介して第一コネクタに回転方向の力が作用する。そして、これに伴ってLIF機構部が機能すると、第一コネクタと第二コネクタとの嵌合が強制的に行われる。本発明によれば、第一コネクタと第二コネクタとが完全嵌合した状態で車体パネル固定用LIFコネクタを車体パネルに取り付けすることが可能になる。
請求項4記載の本発明の車体パネル固定用LIFコネクタは、請求項1又は請求項2に記載の車体パネル固定用LIFコネクタにおいて、前記レバー兼車体係止部材に、前記車体パネルに対して当接する外側凸部を有し且つ内側への可撓性を有するレバー中途検知アームを形成し、前記第一コネクタの第一コネクタハウジングには前記第一コネクタと前記第二コネクタとの中途嵌合状態で前記レバー中途検知アームの撓みを規制し且つ完全嵌合状態で前記レバー中途検知アームの撓みを許容するアーム撓み規制部を形成することを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、第一コネクタと第二コネクタとの中途嵌合状態で車体パネル固定用LIFコネクタを車体パネルに取り付けようとすると、レバー中途検知アームの外側凸部が車体パネルに当接する。この時、レバー中途検知アームは第一コネクタ側に撓もうとするが、第一コネクタのアーム撓み規制部によって撓みが規制される。これにより、レバー中途検知アームの外側凸部と車体パネルとの当接状態が維持され、車体パネル固定用LIFコネクタの車体パネルに向けての押し込みが不能となる。従って、中途嵌合状態の検知が可能になる。一方、第一コネクタと第二コネクタとが完全嵌合した状態では、レバー中途検知アームの外側凸部と車体パネルとが当接した後にレバー中途検知アームが第一コネクタ側に撓むことから、上記当接状態が解除されて車体パネル固定用LIFコネクタの車体パネルに向けての押し込みが可能となる。従って、車体パネルに対する取り付けを進めることが可能になる。尚、本発明によれば、アーム撓み規制部によりレバー中途検知アームの不必要な変位が生じないことから、レバー中途検知アームに対するクリープ変形に配慮した構造を有することにもなる。
請求項5記載の本発明の車体パネル固定用LIFコネクタは、請求項1ないし請求項4いずれか記載の車体パネル固定用LIFコネクタにおいて、前記第二コネクタの第二コネクタハウジングに係止突起を有する可撓性のロックアームを形成し、前記第一コネクタの第一コネクタハウジングには前記係止突起を係止する係止部と前記ロックアームの解除操作をするためのロック解除用アームとを形成することを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、車体パネルから車体パネル固定用LIFコネクタを取り外した後、ロック解除アーム操作用スリットを介してロック解除用アームを操作すると、第二コネクタの係止突起と第一コネクタの係止部との係止状態が解除される。ロック解除用アームを操作を操作した後は、第二コネクタを第一コネクタから離脱させる作業に移行することが可能になる。
請求項1に記載された本発明によれば、第一及び第二コネクタを低挿入力で嵌合させる機構を有し、また、車体パネルに対しての係止固定をする構造を有する車体パネル固定用LIFコネクタを従来よりも少ない部品点数で構成することができるという効果を奏する。また、従来よりも少ない部品点数での構成となることから、作業性の向上を図ることができるという効果を奏する。
請求項2に記載された本発明によれば、グロメットを備えて車体パネル固定用LIFコネクタに防水性を持たせることができるという効果を奏する。
請求項3に記載された本発明によれば、第一コネクタと第二コネクタとの中途嵌合を防止することができるという効果を奏する。これにより、信頼性の高い車体パネル固定用LIFコネクタを提供することができるという効果も奏する。
請求項4に記載された本発明によれば、第一コネクタと第二コネクタとの中途嵌合を検知することができるという効果を奏する。これにより、信頼性の高い車体パネル固定用LIFコネクタを提供することができるという効果も奏する。
請求項5に記載された本発明によれば、ロック解除用アームを操作することにより容易に係止状態を解除してこの後の離脱作業に移行することができるという効果を奏する。
以下、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の車体パネル固定用LIFコネクタの一実施の形態を示す図であり、(a)は分解斜視図、(b)は第二コネクタを第一コネクタに嵌合させる直前の斜視図、(c)は車体パネル固定用LIFコネクタを車体パネルに嵌合させる直前の斜視図である。また、図2は第二コネクタを第一コネクタに嵌合させる直前の斜視図であり、(a)は第二コネクタを手前にしてみた時の斜視図、(b)はレバー兼車体係止部材を手前にしてみた時の斜視図である。
また、図3は第二コネクタと第一コネクタとの嵌合の中途状態の斜視図であり、(a)は第二コネクタを手前にしてみた時の斜視図、(b)はレバー兼車体係止部材を手前にしてみた時の斜視図である。また、図4は車体パネル固定用LIFコネクタを車体パネルに嵌合させる直前の斜視図であり、(a)は第二コネクタを手前にしてみた時の斜視図、(b)はレバー兼車体係止部材を手前にしてみた時の斜視図である。また、図5は車体パネル固定用LIFコネクタを車体パネルに嵌合させた後の電線の突出量に関する説明図である。
図1(a)において、車体パネル固定用LIFコネクタ21は、第一コネクタ22と第二コネクタ23とレバー兼車体係止部材24とを備えて構成されている。車体パネル固定用LIFコネクタ21は、三つの部品によって構成されている。第一コネクタ22は、図1(b)に示す如く、レバー兼車体係止部材24に収容される状態で組み付けられるようになっている。第一コネクタ22と第二コネクタ23は、レバー兼車体係止部材24の操作によって嵌合し合うようになっている。第一コネクタ22と第二コネクタ23とが嵌合し車体パネル固定用LIFコネクタ21が形成されると、図1(c)に示す如く、この車体パネル固定用LIFコネクタ21は車体パネル25に係止されて固定されるようになっている。
先ず、各部品について説明する。図1(a)〜(c)において、第一コネクタ22は、絶縁性を有する合成樹脂製の第一コネクタハウジング26と、この第一コネクタハウジング26に収容される雄型端子金具(図示省略)とを有して構成されている。雄型端子金具は、電線27の端末に設けられており、多数備えられている。第一コネクタ22は、多数の雄型端子金具を有する多極コネクタとして形成されている。第一コネクタハウジング26の後部からは、電線27が多数引き出されている。
第一コネクタハウジング26の前部には、嵌合時に第二コネクタ23が差し込まれるコネクタ嵌合部28が形成されている。このコネクタ嵌合部28には、第二コネクタ23の形状に合わせて開口する開口部29が形成されている。開口部29とコネクタ嵌合部28の奥壁との間には、内部空間が形成されている。この内部空間には、図示しない雄型端子金具が突出しており、第二コネクタ23が差し込まれてコネクタ嵌合が行われると、雄型端子金具と第二コネクタ23の図示しない雌型端子金具とが接触し合って電気的に接続されるようになっている。
第一コネクタハウジング26には、支点ボス30と、作用点ボス逃がし溝31と、仮係止突起逃がし溝32とが形成されている(これらはそれぞれ一対となるように形成されている)。支点ボス30は、断面円形状の突起であって、第一コネクタハウジング26の側部中央付近に配置形成されている。作用点ボス逃がし溝31は、開口部28から支点ボス30の近傍まで真っ直ぐに切り欠いたような形状に形成されている。仮係止突起逃がし溝32は、第一コネクタ22とレバー兼車体係止部材24との仮係止位置に配置形成されている。仮係止突起逃がし溝32は、開口部29を真っ直ぐ且つ短く切り欠いたような形状に形成されている。
第二コネクタ23は、絶縁性を有する合成樹脂製の第二コネクタハウジング33と、この第二コネクタハウジング33に収容される雌型端子金具(図示省略)とを有して構成されている。雌型端子金具は、電線34の端末に設けられており、多数備えられている。第二コネクタ23は、多数の雌型端子金具を有する多極コネクタとして形成されている。第二コネクタハウジング33の後部からは、電線34が多数引き出されている。
第二コネクタハウジング33には、作用点ボス35と、レバー仮係止解除突起36とが形成されている(これらはそれぞれ一対となるように形成されている)。作用点ボス35は、所謂カムであって、断面円形となる突起形状に形成されている。作用点ボス35は、第二コネクタハウジング33の側部中央付近に配置形成されている。レバー仮係止解除突起36は、第一コネクタ22とレバー兼車体係止部材24との仮係止位置に合わせて配置形成されている。
レバー兼車体係止部材24は、第一コネクタ22及び第二コネクタ23を嵌合させるためのレバーとしての機能と、嵌合状態にある第一コネクタ22及び第二コネクタ23を車体パネル25に係止するためのコネクタホルダとしての機能とを有して、例えば図に示す如くの略筒形状に形成されている。レバー兼車体係止部材24は、この前部と後部、及び側部の一部が開口するように形成されている。引用符号37は上記前部の開口部を示している。また、引用符号38(図2参照)は上記後部の開口部を示している。また、引用符号39は上記側部の一部の開口部を示している。
レバー兼車体係止部材24の開口部37及びこの近傍には、支点ボスガイド穴40と、作用点ボスガイド溝41と、レバー仮係止突起42とが形成されている(これらはそれぞれ一対となるように形成されている)。支点ボスガイド穴40は、第一コネクタ22の支点ボス30の形状及び配置に合わせて形成されている。レバー兼車体係止部材24は、支点ボス30を支点ボスガイド穴40に差し込むような組み付けによって、第一コネクタ22に対し所定方向に回転操作をすることができるようになっている。
作用点ボスガイド溝41は、開口部37から支点ボスガイド穴40の近傍まで斜めに切り欠いたような形状に形成されている。作用点ボスガイド溝41は、所謂カム溝として形成されている。作用点ボスガイド溝41は、レバー兼車体係止部材24と第一コネクタ22との仮係止状態において第一コネクタ22の作用点ボス逃がし溝31に開口部分が重なるように配置形成されている。レバー仮係止突起42は、レバー兼車体係止部材24と第一コネクタ22との仮係止状態を形成するための突起であって、第一コネクタ22の第一コネクタハウジング26の開口部29(仮係止突起逃がし溝32の位置)に引っ掛かるように形成されている。
尚、レバー仮係止突起42によって仮係止状態が形成されると(図1(b)参照)、レバー兼車体係止部材24の中心軸は第一コネクタ22の中心軸に平行とはならず、所定の角度で交差するようになっている(上記中心軸同士が平行となるのは、第一コネクタ22及び第二コネクタ23が完全嵌合した状態の時である)。
レバー兼車体係止部材24の開口部38(図2参照)の近傍には、車体パネル25に対しての係止構造となるパネル係止用構造部43が複数箇所形成されている。パネル係止用構造部43は、パネル突き当てフランジ44とパネル係止アーム45とを有して構成されている。パネル突き当てフランジ44とパネル係止アーム45は、車体パネル25を挟み込むような位置に配置形成されている。
パネル突き当てフランジ44は、車体パネル25に対して面接触するようなフランジ形状に形成されている。パネル係止アーム45は、車体パネル25に引っ掛かる係止部分を有しており、片持ちのアーム形状に形成されている。パネル係止アーム45は、これを撓ませると係止状態の解除ができるように形成されている。
ここで第一コネクタ22と第二コネクタ23とレバー兼車体係止部材24とに関して補足説明をすると、支点ボス30、作用点ボス逃がし溝31、作用点ボス35、支点ボスガイド穴40、及び作用点ボスガイド溝41は、第一コネクタ22及び第二コネクタ23を低挿入力(Low Insertion Force)で嵌合させるためのLIF機構部46として機能するものとする。
車体パネル25は、例えば自動車のドアの部分やエンジンルームと車室内との間の部分であって、所定の肉厚に形成されるとともに平坦な面を有するように形成されている。車体パネル25には、これを貫通するようなパネル貫通孔47が形成されている。車体パネル固定用LIFコネクタ21は、パネル貫通孔47の開口縁部に係止されて固定されるようになっている。
次に、図2ないし図4を参照しながら車体パネル固定用LIFコネクタ21の組み付け及び車体パネル25に対する係止固定について説明する。
第一コネクタ22及び第二コネクタ23を公知の製造方法によって形成した後、先ず、図2に示す如く第一コネクタ22に対しレバー兼車体係止部材24を仮係止状態となるように組み付ける。組み付けは、第一コネクタ22の支点ボス30とレバー兼車体係止部材24の支点ボスガイド穴40とを回転自在にした上でレバー兼車体係止部材24のレバー仮係止突起42を第一コネクタ22の開口部29に引っ掛けて係止し、仮係止状態を形成する。
仮係止状態を形成した次には、例えば第二コネクタ23側を右手で持ち、この第二コネクタ23を、左手で持ったレバー兼車体係止部材24及び第一コネクタ22に対向させるように近づける。そして、この後に第二コネクタ23をコネクタ嵌合部28に差し込み、第一コネクタ22と第二コネクタ23との嵌合を開始する。尚、第二コネクタ23は車体パネル25のパネル貫通孔47に通した状態になっているものとする(図1(c)及び図4参照)。
第二コネクタ23をコネクタ嵌合部28に差し込むと、第二コネクタ23のレバー仮係止解除突起36がレバー兼車体係止部材24のレバー仮係止突起42に当接し、この後にレバー仮係止解除突起36によってレバー仮係止突起42が押し上げられる。これにより、上記仮係止状態が解除される。
図3において、第一コネクタ22と第二コネクタ23との嵌合は、第二コネクタ23側を右手で持った状態(持ち替えは不要)で左手側のレバー兼車体係止部材24を矢印P方向に回転させることにより開始する。そして、レバー兼車体係止部材24の回転に伴ってLIF機構部46が機能すると、第二コネクタ23が第一コネクタ22側に引き寄せられて図4に示す如くコネクタ嵌合状態が形成される。これにより、車体パネル固定用LIFコネクタ21の組み付けが完了する。
車体パネル固定用LIFコネクタ21の組み付けが完了した次には、この車体パネル固定用LIFコネクタ21をコネクタ嵌合状態側から車体パネル25のパネル貫通孔47に差し込んで係止固定をする。係止固定は、レバー兼車体係止部材24のパネル係止用構造部43が機能する。以上により、車体パネル25に対する係止固定が完了し、一連の作業が終了する。一連の作業は、部品点数が少ないことから、また、部品の持ち替えもないことから、非常に作業性が良いことが分かる。
図5において、車体パネル固定用LIFコネクタ21は、車体パネル25に固定された状態で第一コネクタ22と第二コネクタ23とのコネクタ嵌合位置が車体パネル25の下側(図5の場合)になるように位置関係が設定されている。従って、第一コネクタ22の第一コネクタハウジング26の後端部が車体パネル25から寸法Aの分だけ離れることになり、結果、車体パネル25の上側に突出する電線34の電線突出量Bが極力少なくなるようになっている。車体パネル固定用LIFコネクタ21は、電線突出量Bを少なくして周囲との干渉に配慮することができるようになっている。
続いて、図6を参照しながら第二実施形態について説明する。図6は本発明の車体パネル固定用LIFコネクタの第二実施形態を示す図であり、(a)は分解斜視図、(b)は車体パネル固定用LIFコネクタを車体パネルに嵌合させる直前の斜視図である。
図6において、第二実施形態は上記第一形態の車体パネル固定用LIFコネクタ21に対して防水用のグロメット51を更に備えたものとなっている。グロメット51は公知のものであって、車体パネル固定用LIFコネクタ21のレバー兼車体係止部材24に取り付くようになっている。レバー兼車体係止部材24のパネル突き当てフランジ44には、グロメット51を保持するためのグロメット保持部52が形成されている。
グロメット51を取り付けた車体パネル固定用LIFコネクタ21は、車体パネル25に係止固定されると、グロメット51が車体パネル25に密着するようになっている。従って、第二実施形態によれば防水性を持たせることができるという効果を奏する。
続いて、図7ないし図10を参照しながら第三実施形態について説明する。図7は本発明の車体パネル固定用LIFコネクタの第三実施形態を示す分解斜視図である。また、図8は第一コネクタと第二コネクタとの中途嵌合状態となる車体パネル固定用LIFコネクタの斜視図、図9は中途嵌合状態のままで車体パネルに嵌合させようする最中の斜視図、図10は第一コネクタと第二コネクタとの嵌合が強制的に行われた状態を示す斜視図である。
図7において、車体パネル固定用LIFコネクタ61は、第一コネクタ62と第二コネクタ63とレバー兼車体係止部材64とを備えて構成されている。車体パネル固定用LIFコネクタ61は、三つの部品によって構成されている。第一コネクタ62は、レバー兼車体係止部材64に収容される状態で組み付けられるようになっている。第一コネクタ62と第二コネクタ63は、レバー兼車体係止部材64の操作によって嵌合し合うようになっている。第一コネクタ62と第二コネクタ63とが嵌合し車体パネル固定用LIFコネクタ61が形成されると、この車体パネル固定用LIFコネクタ61は車体パネル25(図9参照)に係止されて固定されるようになっている。
第一コネクタ62は、絶縁性を有する合成樹脂製の第一コネクタハウジング65と、この第一コネクタハウジング65に収容される雄型端子金具(図示省略)とを有して構成されている。第一コネクタハウジング65には、コネクタ嵌合部66が形成されている。また、第一コネクタハウジング65には、支点ボス67と、作用点ボス逃がし溝68と、仮係止突起逃がし溝69とが形成されている(これらはそれぞれ一対となるように形成されている)。さらに、第一コネクタハウジング65には、一対のレバー中途強制アーム70が形成されている。レバー中途強制アーム70は、図示の如く配置形成されており、この先端にはパネル当接部71が形成されている。
第二コネクタ63は、絶縁性を有する合成樹脂製の第二コネクタハウジング72と、この第二コネクタハウジング72に収容される雌型端子金具(図示省略)とを有して構成されている。第二コネクタハウジング72には、作用点ボス73と、レバー仮係止解除突起74とが形成されている(これらはそれぞれ一対となるように形成されている)。
レバー兼車体係止部材64は、第一コネクタ62及び第二コネクタ63を嵌合させるためのレバーとしての機能と、嵌合状態にある第一コネクタ62及び第二コネクタ63を車体パネル25(図9参照)に係止するためのコネクタホルダとしての機能とを有して、例えば図に示す如くの略筒形状に形成されている。レバー兼車体係止部材64は、この前部と後部、及び側部の一部が開口するように形成されている。引用符号75は上記前部の開口部を示している。また、引用符号76は上記後部の開口部を示している。また、引用符号77は上記側部の一部の開口部を示している。
レバー兼車体係止部材64には、支点ボスガイド穴78と、作用点ボスガイド溝79と、レバー仮係止突起80とが形成されている(これらはそれぞれ一対となるように形成されている)。また、レバー兼車体係止部材64には、一対のアーム逃がし窓81が開口形成されている。アーム逃がし窓81は、レバー兼車体係止部材64の側部に形成されており、第一コネクタ62と第二コネクタ63との中途嵌合状態では、このアーム逃がし窓81から第一コネクタ62のレバー中途強制アーム70が外側に突出する(図8参照)ようになっている。
レバー兼車体係止部材64には、車体パネル25(図9参照)に対しての係止構造となるパネル係止用構造部82が複数箇所形成されている。パネル係止用構造部82は、パネル突き当てフランジ83とパネル係止アーム84とを有して構成されている。尚、パネル突き当てフランジ83の基端部には、アーム逃がし窓81が連続するようになっている。
支点ボス67、作用点ボス逃がし溝68、作用点ボス73、支点ボスガイド穴78、及び作用点ボスガイド溝79は、LIF機構部85として機能するものとする(上記第一実施形態と同様に機能するものとする)。
上記構成及び構造において、図8に示す如く第一コネクタ62と第二コネクタ63との中途嵌合状態では、レバー兼車体係止部材64のアーム逃がし窓81から第一コネクタ62のレバー中途強制アーム70が外側に突出する。この中途嵌合状態で車体パネル固定用LIFコネクタ61を図9に示す如く車体パネル25に取り付けしようとすると、レバー中途強制アーム70のパネル当接部71が車体パネル25に当接する。そして、車体パネル固定用LIFコネクタ61を車体パネル25に向けて更に押し込むと、車体パネル25に当接したレバー中途強制アーム70を介して第一コネクタ62に回転方向の力が作用する。
第一コネクタ62に回転方向の力が作用すると、これに伴ってLIF機構部85が機能して第一コネクタ62と第二コネクタ63との嵌合が強制的に行われる。強制的な嵌合によって図10に示す如く完全嵌合状態が形成される。尚、この時、レバー中途強制アーム70の突出がなくなり、結果、車体パネル固定用LIFコネクタ61は車体パネル25(図9参照)に係止固定されて一連の作業が終了する。第三実施形態によれば、第一コネクタ62と第二コネクタ63とが完全に嵌合した状態で車体パネル固定用LIFコネクタ61を車体パネル25に取り付けすることができるという効果を奏する。
続いて、図11及び図12を参照しながら第四実施形態について説明する。第四実施形態は、車体パネル固定用LIFコネクタにおける第一コネクタと第二コネクタとの係止構造に関するものである。図11は第一コネクタハウジングと第二コネクタハウジングとの係止直前の状態を示す斜視図である。また、図12は第一コネクタハウジングと第二コネクタハウジングとの係止状態を示す斜視図である。
図11において、第一コネクタ91は、コネクタ嵌合部92を有する第一コネクタハウジング93と、この第一コネクタハウジング93内に収容される複数の端子金具(図示省略)とを備えて構成されている。また、この第一コネクタ91に嵌合する第二コネクタ94は、第二コネクタハウジング95と、この第二コネクタハウジング95内に収容される複数の端子金具(図示省略)とを備えて構成されている。
第一コネクタハウジング93の側部であってコネクタ嵌合部92には、係止部96とロック解除用アーム97とが形成されている。係止部93は、コネクタ嵌合部92の内側に突出する突起状の部分であって、本形態においてはコネクタ嵌合部95の開口縁部に配置形成されている。ロック解除用アーム97は、可撓性を有する片持ちのアーム形状に形成されている。ロック解除用アーム97は、コネクタ嵌合部92の内側に撓ませることができるように形成されている。
第二コネクタハウジング95の側部には、係止突起98を有する可撓性のロックアーム99が形成されている。係止突起98は、ロックアーム99の先端に配置形成されている。ロックアーム99は、第二コネクタハウジング95の側部に向けて撓むことができるように形成されている。ロックアーム99は、片持ちのアーム形状に形成されている。
レバー兼車体係止部材100は、ロック解除アーム操作用スリット101を有している。ロック解除アーム操作用スリット101は、レバー兼車体係止部材100の側部であって第二コネクタ94の引き寄せ側となる端部102を切り欠くように形成されている。ロック解除アーム操作用スリット101は、車体パネル固定用LIFコネクタ103を形成した状態において、第一コネクタ91のロック解除用アーム97を臨むことができるような形状に形成されている。
図12において、車体パネル固定用LIFコネクタ103を形成すると、この時、第一コネクタ91の係止部96に第二コネクタ94の係止突起98が引っ掛かり第一コネクタ91と第二コネクタ94との係止状態が形成される(レバー兼車体係止部材100を回転させる操作が不能になる)。例えば、車体パネルから車体パネル固定用LIFコネクタ103を取り外した後、左手で第二コネクタ94側を持つとともに人差し指などでロック解除アーム操作用スリット101を介してロック解除用アーム97を押下すると、ロックアーム99が撓んで係止部96と係止突起98との引っ掛かりが外れ係止状態が解除される。
係止状態が解除されると(図11参照)、レバー兼車体係止部材100の操作が可能になることから、左手で第二コネクタ94側を持ったまま右手でレバー兼車体係止部材100を矢印Q方向に回転させると、図示しないがLIF機構部の作用によって第二コネクタ94が第一コネクタ91から分離する。
ロック解除用アーム97を押下した後の指は、ロック解除アーム操作用スリット101の形状から分かるようにレバー兼車体係止部材100に引っ掛かることがないことから、作業者は部品の持ち替えをすることなしに第二コネクタ94を第一コネクタ91から離脱させることができる。
続いて、図13ないし図15を参照しながら第五実施形態について説明する。図13は本発明の車体パネル固定用LIFコネクタの第五実施形態を示す分解斜視図である。また、図14は車体パネル固定用LIFコネクタを車体パネルに嵌合させる直前の斜視図である。また、図15は第二コネクタと第一コネクタとの嵌合の中途状態の斜視図(一部断面を含む)である。
図13において、車体パネル固定用LIFコネクタ111は、第一コネクタ112と第二コネクタ113とレバー兼車体係止部材114とを備えて構成されている。車体パネル固定用LIFコネクタ111は、三つの部品によって構成されている。第一コネクタ112は、レバー兼車体係止部材114に収容される状態で組み付けられるようになっている。第一コネクタ112と第二コネクタ113は、レバー兼車体係止部材114の操作によって嵌合し合うようになっている。第一コネクタ112と第二コネクタ113とが嵌合し車体パネル固定用LIFコネクタ111が形成されると、この車体パネル固定用LIFコネクタ111は車体パネル25(図14参照)に係止されて固定されるようになっている。
第一コネクタ112は、絶縁性を有する合成樹脂製の第一コネクタハウジング115と、この第一コネクタハウジング115に収容される雄型端子金具(図示省略)とを有して構成されている。第一コネクタハウジング115には、コネクタ嵌合部116が形成されている。また、第一コネクタハウジング115には、支点ボス117と、作用点ボス逃がし溝118と、仮係止突起逃がし溝119とが形成されている(これらはそれぞれ一対となるように形成されている)。さらに、第一コネクタハウジング115には、アーム撓み規制部120が形成されている。アーム撓み規制部120は、図示の如く配置形成されており、第一コネクタ112の中心軸とレバー兼車体係止部材114の中心軸とが平行になっていない場合(第一コネクタ112と第二コネクタ113とが中途嵌合状態の場合)に機能するようになっている。
第二コネクタ113は、絶縁性を有する合成樹脂製の第二コネクタハウジング121と、この第二コネクタハウジング121に収容される雌型端子金具(図示省略)とを有して構成されている。第二コネクタハウジング121には、作用点ボス122と、レバー仮係止解除突起123とが形成されている(これらはそれぞれ一対となるように形成されている)。
レバー兼車体係止部材114は、第一コネクタ112及び第二コネクタ113を嵌合させるためのレバーとしての機能と、嵌合状態にある第一コネクタ112及び第二コネクタ113を車体パネル25(図14参照)に係止するためのコネクタホルダとしての機能とを有して、例えば図に示す如くの略筒形状に形成されている。レバー兼車体係止部材114は、この前部と後部、及び側部の一部が開口するように形成されている。引用符号124は上記前部の開口部を示している。また、引用符号125は上記後部の開口部を示している。また、引用符号126は上記側部の一部の開口部を示している。
レバー兼車体係止部材114には、支点ボスガイド穴127と、作用点ボスガイド溝128と、レバー仮係止突起129とが形成されている(これらはそれぞれ一対となるように形成されている)。また、レバー兼車体係止部材114には、レバー中途検知アーム130が形成されている。レバー中途検知アーム130は、レバー兼車体係止部材114の側部に形成されている。レバー中途検知アーム130は、車体パネル25(図14参照)に対し当接する外側凸部131を有するとともに、レバー兼車体係止部材114の内側への可撓性を有するように形成されている。レバー中途検知アーム130は、片持ちのアーム形状に形成されている。レバー中途検知アーム130は、第一コネクタ112と第二コネクタ113との中途嵌合状態において、第一コネクタ112のアーム撓み規制部120によって上記内側への撓みが規制されるようになっている。
レバー兼車体係止部材114には、車体パネル25(図14参照)に対しての係止構造となるパネル係止用構造部132が複数箇所形成されている。パネル係止用構造部132は、パネル突き当てフランジ133とパネル係止アーム134とを有して構成されている。
支点ボス117、作用点ボス逃がし溝118、作用点ボス122、支点ボスガイド穴127、及び作用点ボスガイド溝128は、LIF機構部135として機能するものとする(上記第一実施形態と同様に機能するものとする)。
上記構成及び構造において、図14に示す如く車体パネル固定用LIFコネクタ111を形成する。第一コネクタ112と第二コネクタ113とが完全嵌合した状態では、レバー中途検知アーム130の外側凸部131と車体パネル25とが当接し、この後にレバー中途検知アーム130が第一コネクタ112側に撓む。これにより、外側凸部131と車体パネル25との当接状態が解除されて車体パネル固定用LIFコネクタ111の車体パネル25に向けての押し込みが可能となる。従って、車体パネル25に対する係止固定を進めることが可能になる。
一方、図15に示す如く、第一コネクタ112と第二コネクタ113との中途嵌合状態のままで車体パネル固定用LIFコネクタ111を車体パネル25(図14参照)に取り付けようとすると、レバー中途検知アーム130の外側凸部131が車体パネル25に当接する。この時、レバー中途検知アーム130は第一コネクタ112側に撓もうとするが、第一コネクタ112のアーム撓み規制部120によって撓みが規制される。これにより、レバー中途検知アーム130の外側凸部131と車体パネル25との当接状態が維持されて、車体パネル固定用LIFコネクタ111の車体パネル25に向けての押し込みが不能となる。従って、中途嵌合状態の検知が可能になる。
以上、第五実施形態は、第一コネクタ112と第二コネクタ113との中途嵌合を検知することができるという効果を奏する。
尚、レバー中途検知アームの撓みをアーム撓み規制部によって規制する構造は、車体パネルに係止固定する他のタイプのコネクタに転用することができる。具体的な一例としては、LIF機構部を必要としない回転操作のないタイプのコネクタであって、第一コネクタと、第二コネクタと、これらの嵌合状態を維持したまま車体パネルに係止固定するためのコネクタホルダとを備えて構成され、第一コネクタに形成されたアーム撓み規制部は中途嵌合状態においてコネクタホルダのレバー中途検知アームの撓みを規制し、完全嵌合状態にあっては撓みを許容するような例が該当する。
レバー中途検知アームの撓みをアーム撓み規制部によって規制する構造は、中途嵌合状態においてレバー中途検知アームに不必要な変位が生じないことから、レバー中途検知アームに対するクリープ変形に配慮することができるという効果も奏する。
この他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
本発明の車体パネル固定用LIFコネクタの一実施の形態(第一実施形態)を示す図であり、(a)は分解斜視図、(b)は第二コネクタを第一コネクタに嵌合させる直前の斜視図、(c)は車体パネル固定用LIFコネクタを車体パネルに嵌合させる直前の斜視図である。 第二コネクタを第一コネクタに嵌合させる直前の斜視図であり、(a)は第二コネクタを手前にしてみた時の斜視図、(b)はレバー兼車体係止部材を手前にしてみた時の斜視図である。 第二コネクタと第一コネクタとの嵌合の中途状態の斜視図であり、(a)は第二コネクタを手前にしてみた時の斜視図、(b)はレバー兼車体係止部材を手前にしてみた時の斜視図である。 車体パネル固定用LIFコネクタを車体パネルに嵌合させる直前の斜視図であり、(a)は第二コネクタを手前にしてみた時の斜視図、(b)はレバー兼車体係止部材を手前にしてみた時の斜視図である。 車体パネル固定用LIFコネクタを車体パネルに嵌合させた後の電線の突出量に関する説明図である。 本発明の車体パネル固定用LIFコネクタの第二実施形態を示す図であり、(a)は分解斜視図、(b)は車体パネル固定用LIFコネクタを車体パネルに嵌合させる直前の斜視図である。 本発明の車体パネル固定用LIFコネクタの第三実施形態を示す分解斜視図である。 第一コネクタと第二コネクタとの中途嵌合状態となる車体パネル固定用LIFコネクタの斜視図である。 中途嵌合状態のままで車体パネルに嵌合させようする最中の斜視図である。 第一コネクタと第二コネクタとの嵌合が強制的に行われた状態を示す斜視図である。 第四実施形態に関する図であり、第一コネクタハウジングと第二コネクタハウジングとの係止直前の状態を示す斜視図(一部断面を含む)である。 第一コネクタハウジングと第二コネクタハウジングとの係止状態を示す斜視図(一部断面を含む)である。 本発明の車体パネル固定用LIFコネクタの第五実施形態を示す分解斜視図である。 車体パネル固定用LIFコネクタを車体パネルに嵌合させる直前の斜視図である。 第二コネクタと第一コネクタとの嵌合の中途状態の斜視図(一部断面を含む)である。 従来例の車体パネル固定用LIFコネクタの分解斜視図である。
符号の説明
21 車体パネル固定用LIFコネクタ
22 第一コネクタ
23 第二コネクタ
24 レバー兼車体係止部材
25 車体パネル
26 第一コネクタハウジング
28 コネクタ嵌合部
29 開口部
30 支点ボス
31 作用点ボス逃がし溝
32 仮係止突起逃がし溝
33 第二コネクタハウジング
35 作用点ボス
36 レバー仮係止解除突起
40 支点ボスガイド穴
41 作用点ボスガイド溝
42 レバー仮係止突起
43 パネル係止用構造部
44 パネル突き当てフランジ
45 パネル係止アーム
46 LIF機構部
47 パネル貫通孔
51 グロメット
52 グロメット保持部
70 レバー中途強制アーム
71 パネル当接部
81 アーム逃がし窓
85 LIF機構部
96 係止部
97 ロック解除用アーム
98 係止突起
99 ロックアーム
101 ロック解除アーム操作用スリット
120 アーム撓み規制部
130 レバー中途検知アーム
131 外側凸部

Claims (5)

  1. 第一コネクタと、
    該第一コネクタに嵌合する第二コネクタと、
    前記第一コネクタを収容するように組み付けられ該第一コネクタに対して所定方向に回転させると前記第二コネクタを前記第一コネクタ側に引き寄せることが可能なLIF機構部の一部を有し且つ車体パネルに対するパネル係止用構造部も有するレバー兼車体係止部材と、
    を備える
    ことを特徴とする車体パネル固定用LIFコネクタ。
  2. 請求項1に記載の車体パネル固定用LIFコネクタにおいて、
    グロメットを更に備える一方、
    前記車体パネルを挟み込むような位置関係のパネル突き当てフランジ及びパネル係止アームを有して前記パネル係止用構造部を形成し、
    前記パネル突き当てフランジには前記グロメットに対するグロメット保持部を形成する
    ことを特徴とする車体パネル固定用LIFコネクタ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車体パネル固定用LIFコネクタにおいて、
    前記レバー兼車体係止部材の側部にアーム逃がし窓を開口形成し、
    前記第一コネクタの第一コネクタハウジングには前記第一コネクタと前記第二コネクタとの中途嵌合状態で前記アーム逃がし窓から外側に突出し前記車体パネルに対して当接可能となるレバー中途強制アームを形成する
    ことを特徴とする車体パネル固定用LIFコネクタ。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の車体パネル固定用LIFコネクタにおいて、
    前記レバー兼車体係止部材に、前記車体パネルに対して当接する外側凸部を有し且つ内側への可撓性を有するレバー中途検知アームを形成し、
    前記第一コネクタの第一コネクタハウジングには前記第一コネクタと前記第二コネクタとの中途嵌合状態で前記レバー中途検知アームの撓みを規制し且つ完全嵌合状態で前記レバー中途検知アームの撓みを許容するアーム撓み規制部を形成する
    ことを特徴とする車体パネル固定用LIFコネクタ。
  5. 請求項1ないし請求項4いずれか記載の車体パネル固定用LIFコネクタにおいて、
    前記第二コネクタの第二コネクタハウジングに係止突起を有する可撓性のロックアームを形成し、
    前記第一コネクタの第一コネクタハウジングには前記係止突起を係止する係止部と前記ロックアームの解除操作をするためのロック解除用アームとを形成する
    ことを特徴とする車体パネル固定用LIFコネクタ。
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