JP2008277036A - L型コンタクト - Google Patents

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Abstract

【課題】屈曲部の強度増強を図り、変形に強いL型コンタクトを提供する。
【解決手段】金属板のプレス加工品よりなり、先端に相手コンタクトと接触導通するための接触導通部201、基端に電線を接続するための電線接続部204を有し、接触導通部と電線接続部とが角度を持ってL型に配置されたL型コンタクト200において、電線接続部から接触導通部へかけての屈曲部の内側に、該屈曲部の角度を保持するためのリブ機能を果たす保持アーム215を設けた。保持アームは、電線接触部の基板204aの両側縁から接触導通部に向けて延ばされており、各先端が、接触導通部の基板の両側縁に折曲形成された側板213の切欠部216に係合されている。
【選択図】図15

Description

本発明は、L型コネクタに適用されるL型コンタクトに関するものである。
コネクタ嵌合方向と直交する方向に電線を引き出すタイプのL型コネクタが従来より知られており、そのL型コネクタに装着される端子金具としてL型コンタクトが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この種のコンタクトは多くの場合、1枚の金属板をプレス加工することで作られており、先端に相手コンタクトと接触導通するための接触導通部を有すると共に、基端に電線を接続するための電線接続部を有し、接触導通部と電線接続部とが角度を持ってL型に配置された構造をなしている。
特開2005−71892号公報
ところで、上述した従来のL型コンタクトにおいては、電線接続部から接触導通部へかけての途中にL型に屈曲した部分を設けているが、その屈曲部の強度が弱いと、電線に無理な力が加わった場合にコンタクトが変形するおそれがあった。特に製作上の都合や構成上の都合から、金属板を板厚方向に折り曲げることで、その屈曲部を構成している場合は、強度不足となりがちであり、その対策が必要であった。
本発明は、上記事情を考慮し、屈曲部の強度増強を図り、変形に強いL型コンタクトを提供することを目的とする。
請求項1の発明のL型コンタクトは、金属板のプレス加工品よりなり、先端に相手コンタクトと接触導通するための接触導通部、基端に電線を接続するための電線接続部を有し、前記接触導通部と前記電線接続部とが角度を持ってL型に配置されたL型コンタクトにおいて、前記電線接続部から接触導通部へかけての屈曲部の内側に、該屈曲部の角度を保持するためのリブを設けたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のL型コンタクトであって、前記電線接続部の基板から接触導通部の基板までが、板厚方向に折り曲げられた連続した帯板により構成されており、前記リブとして、前記電線接触部の基板の両側縁に、前記接触導通部に向けて延びる保持アームが設けられ、各保持アームの先端が、前記接触導通部の基板の両側縁に折曲形成された側板の切欠部に係合されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載のL型コンタクトであって、前記各保持アームの先端に抱え部が形成され、各保持アームの抱え部が、前記接触導通部の切欠部から露出する基板の両側縁の前記屈曲部における外側の面に係合されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2または3に記載のL型コンタクトであって、前記各保持アームの先端に突当部が形成され、各保持アームの突当部が、前記接触導通部の切欠部の前記屈曲部における内側の面に突き当てられていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のL型コンタクトであって、前記電線接続部から接触導通部へかけての屈曲部の角度が略直角に設定されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、電線接続部から接触導通部へかけての屈曲部の内側にリブを設けたので、電線接続部に電線から無理な外力が加わった場合にも、コンタクトの変形を防止することができる。例えば、電線の圧着後にコンタクトをコネクタハウジングに組み付ける段階では、色々な方向から力が加わるおそれがあるが、その組立工程においてコンタクトの変形を防止できるので、適正な組み付けを容易に行うことができる。また、電線接続部と接触導通部が所定角度に固定されるために、角度の精度が高くなり、組み付けやすくなる。
請求項2の発明によれば、保持アームがリブの役目を果たすので、簡単な構造により、コンタクトの強度増加を図ることができる。
請求項3の発明によれば、保持アームの先端の抱え部を、接触導通部の切欠部から露出した基板の両側縁の上面(屈曲部における外側の面)に係合させたので、屈曲部の角度が広がる方向への曲げ強さを増強することができる。
請求項4の発明によれば、保持アームの先端の突当部を、接触導通部の切欠部の下側を向いた面(屈曲部における内側の面)に突き当てているので、屈曲部の角度が狭まる方向への曲げ強さを増強することができる。
請求項5の発明によれば、屈曲部の角度が略直角なので、コンパクトな形状であり、設計が容易となる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
ここでは、実施形態のL型コンタクトを使用したコネクタ装置の全体について説明し、その説明の中で、実施形態のL型コンタクトについて明らかにする。
まず、説明する際に使用する図面について述べる。
図1は実施形態のL型コンタクトを適用したコネクタ装置の嵌合前の状態を示す全体斜視図、図2は同コネクタ装置の嵌合時の状態を示し、ダブルロック部材をダブルロック位置まで押し込む前の状態を示す全体斜視図、図3はダブルロック部材をダブルロック位置まで押し込んた状態を示す全体斜視図、図4は図2または図3の状態の正面図、図5は前記ダブルロック部材をダブルロック位置に押し込む前の状態を示す図4のV−V矢視断面図、図6は前記ダブルロック部材をダブルロック位置まで押し込んだ状態を示す図4のV−V矢視断面図である。
また、図7はコンタクトを図示省略したレセプタクルコネクタの斜視図、図8は同レセプタクルコネクタの別の角度から見た説明図、図9は実施形態のL型コンタクトを装着したプラグコネクタの全体構成を示す分解斜視図、図10はプラグコネクタのハウジングの構成を下から見て示す斜視図、図11は同プラグコネクタのハウジングのカバー蓋体を閉じた状態を示す概略断面図、図12は同カバー蓋体を閉じた状態を示す概略断面図、図13はプラグコネクタの組立完成状態を示す斜視図である。
また、図14はプラグコネクタに収容される実施形態の電線付きL型コンタクトの斜視図、図15は同コンタクトの拡大斜視図、図16は同コンタクトの側面図、図17は図16のXVII−XVII矢視断面図、図18は図16のXVIII−XVIII矢視断面図である。
また、図19はレセプタクルコネクタとプラグコネクタを嵌合した状態の係合部分の構成を不要部分を省略して示す水平断面図、図20はその係合部分のロック解除レバーが通常位置にあるときの状態を不要部分を省略して示す垂直断面図、図21は同じ係合部分のロック解除レバーがアンロック位置にあるときの状態を不要部分を省略して示す垂直断面図である。
図1〜図4に全体構成を示すように、このコネクタ装置は、基板100に固定されたレセプタクルコネクタ(他方のコネクタ)10と、このレセプタクルコネクタ10に対して抜き差しされるプラグコネクタ(一方のコネクタ)20とからなる。レセプタクルコネクタ10は雌コネクタ、プラグコネクタ20は、レセプタクルコネクタ10の内部に嵌合される雄コネクタとして構成されている。
図5〜図8に示すように、レセプタクルコネクタ10のハウジング10Aの嵌合穴18内には、複数の雄側のコンタクト19の先端部が、相手側コンタクトと嵌合できるように、コネクタ嵌合方向と平行に突出している。また、プラグコネクタ20のハウジング20Aに設けられた各コンタクト収容室24には、各電線Wの先端に取り付けられた雌側のコンタクト200の接触導通部201及び係止固定部202が収容されている。
この場合の雌側のコンタクト200(本発明の実施形態)は、後述するようにL型のもので、電線Wは、コネクタ10、20の嵌合方向と直交する下側方向に引き出されている。また、それに対応して、レセプタクルコネクタ10のハウジング10Aの下壁17には、プラグコネクタ20の下側部分(後述するケーブル保持部カバー32や電線W)を導出するための切欠17aが設けられている。
レセプタクルコネクタ10のハウジング10Aもプラグコネクタ20のハウジング20Aも、嵌合部分は角形をなしており、それぞれ樹脂の一体成形品よりなる。レセプタクルコネクタ10は、樹脂成形されたハウジング10Aと、その内部に装着された複数のコンタクト19とで構成され、プラグコネクタ20は、樹脂成形されたハウジング20Aと、その内部に装着された複数のL型のコンタクト200と、ハウジング20Aに後から装着される樹脂製のダブルロック部材50とで構成されている。
<両コネクタのロック機構の構成>
図19に示すように、レセプタクルコネクタ10のハウジング10Aとプラグコネクタ20のハウジング20Aには、両コネクタ10、20が正規の位置に嵌合されたときに、その嵌合動作に連動して互いに係合して、それにより、両コネクタ10、20を嵌合状態にロックする第1、第2のロック部15、23が一体に設けられている。
また、レセプタクルコネクタ10のハウジング10Aの内面には、プラグコネクタ20側の第2のロック部23を、レセプタクルコネクタ10側の第1のロック部15との係合を解除する位置に押し下げた際に、その位置に第2のロック部23を保持する解除状態保持手段としての凹部14が設けられている。
第1、第2のロック部15、23は、両コネクタ10、20を嵌合及び離脱するときに互いに干渉する位置に配置されており、第2のロック部23は、後述するロック解除レバー22の左右アーム21に設けられていることで、左右アーム21の撓みに応じて、第1のロック部15と干渉する位置から非干渉となる位置まで変位自在となっている。そして、その非干渉となる位置に、第2のロック部23を受け入れるための前記解除状態保持用の凹部14が配置されている。
より具体的に説明すると、図7、図8、図20、図21に示すように、レセプタクルコネクタ10のハウジング10Aの左右の側壁には、第1のロック部15を有した可撓ロックアーム11がハウジング10Aと一体に設けられている。この可撓ロックアーム11は、第2のロック部23がコネクタ10、20の嵌合動作(図19の矢印D方向へのプラグコネクタ20の挿入動作)に伴って第1のロック部15に干渉するとき、自身が外側(図19の矢印E方向)に撓むことで第2のロック部23の通過を許し、両コネクタ10、20が正規の位置まで嵌合されたとき、撓みから復帰することで第1、第2のロック部15、23の係合面15a、23b同士を係合させる働きをなす。
また、プラグコネクタ20のハウジング20Aの左右の側壁の外側には、第2のロック部23を外側面に有したロック解除レバー22の左右アーム21が設けられている。このロック解除レバー22は、レセプタクルコネクタ10側の可撓ロックアーム11の撓み方向と直交する方向に可撓性を有しており、図20に示す通常位置から図21に示すアンロック位置まで撓ませられることにより、第2のロック部23を第1のロック部15に対して非干渉の位置に変位させるようになっている。
そして、レセプタクルコネクタ10側の可撓ロックアーム11の内面に、ロック解除レバー22を撓んだ状態に保持することで、第2のロック部23を第1のロック部15に対して非干渉の位置に保持する前記解除状態保持用の凹部14が設けられている。
ここでは、レセプタクルコネクタ10側の可撓ロックアーム11の撓み方向が左右方向に設定されていると共に、ロック解除レバー22の撓み方向が上下方向に設定されており、解除状態保持用の凹部14が、第1のロック部15よりも下側の位置に設けられている。
また、第1ロック部15及び第2ロック部23をそれぞれ有する可撓ロックアーム11とロック解除レバー22の左右アーム21は、それぞれレセプタクルコネクタ10とプラグコネクタ20の各ハウジング10A、20Aの左右側部に一対設けられている。
レセプタクルコネクタ10側の可撓ロックアーム11は、図7、図8に示すように、レセプタクルコネクタ10のハウジング10Aの左右側壁のコネクタ嵌合方向の前端から後端方向に向けて略平行に入れられた2本のスリット12間に挟まれた壁体により構成されている。そして、第1のロック部15が、その壁体により構成された可撓ロックアーム11のコネクタ嵌合方向の前端から間隔をおいた位置に形成された溝13(内面の凹部でもよい)の前側に残された壁部により構成され、その壁部のコネクタ嵌合方向の後端面が第2のロック部23に対する第1のロック部15の係合面15aとなっている。
また、プラグコネクタ20側のロック解除レバー22は、図9、図19に示すように、平面視コ字状をなすもので、左右アーム21と、左右アーム21の端部間を連結する操作バー22bとからなる。左右アーム21は、プラグコネクタ20のハウジング20Aの左右側壁の外側に、該左右側壁と略平行にコネクタ嵌合方向の前端から後端方向に延びており、前記前端を支点21aとして上下方向に撓み自在とされた片持梁として形成されている。そして、第2のロック部23が、その片持梁として形成された左右アーム21の自由端21b側の外側面にロック爪として突設され、そのロック爪のコネクタ嵌合方向の後端面が、第1のロック部15に対する第2のロック部23の係合面23bとなっている。
また、図20、図21に示すように、レセプタクルコネクタ10側の可撓ロックアーム11の内面には、第2のロック部23として突設されたロック爪の嵌まる解除状態保持用の凹部14が設けられている。この場合、凹部14の上端面と、第2のロック部23の上端面には、第2の可撓ロックアーム21の撓み方向に直交して互いに係合する係止面14d、23dが設けられている。
また、第1のロック部15のコネクタ嵌合方向の前端面と第2のロック部23のコネクタ嵌合方向の前端面との少なくともいずれか一方には、コネクタ10、20の嵌合動作に伴って第1のロック部15と第2のロック部23とが干渉し合ったときに、第1の可撓ロックアーム11を撓み方向に誘導変位させる案内斜面が設けられている。本例では、図19に示すように、第2のロック部23側にのみ案内斜面23aが設けられている。
また、図20、図21に示すように、第2のロック部23と、第2のロック部23が第1のロック部15と干渉する位置から解除状態保持用の凹部14へ移動する経路との少なくともいずれか一方には、第2の可撓ロックアーム21を撓ませたときに第2のロック部23が前記解除状態保持用の凹部14へ嵌まるように可撓ロックアーム11を外側に撓ませる案内斜面13b、23cが設けられている。
次に、(1)プラグコネクタ20のハウジング20Aの上記以外の構成と、(2)そのハウジング20Aに収容されるL型コンタクト200の構成と、(3)ロック解除レバー22の撓み規制機構であるダブルロック機構の構成について説明する。ダブルロック機構は、ロック解除レバー22を通常位置からアンロック位置へ変位できないように規制するダブルロック部材50によって構成されている。
(1)<プラグコネクタ20のハウジング20Aの構成>
図9、図10に示すように、このプラグコネクタ20のハウジング20Aは、L型コンタクト200を複数並べて収容することでプラグコネクタ20を構成するものであり、上側部分のハウジング本体31と、下側部分のケーブル引出部カバー32とからなる。L型コンタクト200は、先端に相手コンタクト19との接触導通部201を有すると共に基端に電線接続部204を有し、接触導通部201と電線接続部204とをL型に配置したものであり、後で詳しく述べる。
ハウジング本体31は、前側部分をレセプタクルコネクタ10のハウジング10Aとの嵌合部分とするものであり、ケーブル引出部カバー32は、ハウジング本体31の後部下側に連設されることで、ハウジング本体31と共に、L型コンタクト200の形状に対応した側面視L型の形状を構成している。
ハウジング本体31の内部には、ハウジング本体31の首下開口部を通して下側から挿入された各コンタクト200の接触導通部201を収容する複数の第1収容室24が設けられている。各第1収容室24は、下面側の首下開口部から見ると平行な溝状に形成されており、各第1収容室24には、相手側のコンタクト19を挿入するためにハウジング本体31の前壁部に形成された挿入孔25がそれぞれ連通している。また、図5、図6に示すように、各第1収容室24の内側壁には、下から挿入されたL型コンタクト200の係止用突片213a(後述)と係合することで、コンタクト200の抜けを防止するコンタクト係止用の係止爪26が設けられている。
また、ケーブル引出部カバー32の内部には、各第1収容室24と連通することで、各コンタクト200の電線接続部204及び電線Wの一部を収容する第2収容室(収容溝34)が設けられている。
ケーブル引出部カバー32は、カバー本体33と、カバー本体33に結合されるカバー蓋体35とから構成されている。カバー本体33は、ハウジング本体31に固定的に連設されることで、ケーブル引出部カバー32の後面側の壁部を構成しており、その前面側に、各第2収容室を構成する前面開放の複数の収容溝34を有している。これら各収容溝34は、ハウジング本体31の内部に溝状に形成された各第1収容室24とそれぞれ連続している。
カバー蓋体35は、ハウジング本体31の首下開口部からカバー本体31の開放された前面までの連続した開放部分を開閉できるように設けられた側面視L字形の蓋部材であり、ハウジング本体31の首下開口部の前縁部にヒンジ36を介して一体に上下方向(図13の矢印A方向)回動自在に連設されている。
カバー本体33は、ハウジング本体31の下面に垂直に形成された背面壁33aと、この背面壁33aの左右両側縁に前方へ突出するよう連設された左右側壁33bと、左右側壁33bの間の空間を複数に仕切ることで前記各収容溝34を形成する仕切壁33cとを有し、左右側壁33bの外面に、カバー蓋体35と係合するための係合孔(係合部)37を有している。
また、カバー蓋体35は、基端縁が薄肉状のヒンジ36でハウジング本体31に連結されることによりハウジング本体31の首下開口部を塞ぐ下面覆板35aと、この下面覆板35aの先端縁に直角に連設されることでカバー本体33の前面開放部を塞ぐ前面覆板35bと、前記下面覆板35aと前記前面覆板35bの角度保持のために屈曲部の内側に設けられたリブ35cと、前面覆板35bの先端側の両側縁にカバー本体33側に向けて連設され、カバー蓋体35が閉じ位置に操作されたとき、カバー本体33の左右側壁33bの外面に重なる左右側板35dとを有している。
左右側板35dの内面には、カバー本体33の左右側壁33bに設けられた係合孔37と係合する係合突起(係合部)38が設けられている。また、前面覆板35bの内面には、カバー蓋体35を、カバー本体33の前面を塞ぐ位置に回動させたとき、カバー本体33側の左右側壁33b及び仕切壁33cの先端縁の嵌まる複数の細溝42が設けられると共に、L型端子200の電線接続部204を位置決めする位置決め突起39、40が設けられている。また、下面覆板35aの内面には、カバー蓋体35を、カバー本体33の前面を塞ぐ位置に回動させたとき、その前に予め収容したL型端子200の接触導通部201の位置を決める係止部44(図5、図6参照)が設けられている。
(2)<プラグコネクタ20側のL型コンタクト200の構成>
次に実施形態のL型コンタクト200の構成について述べる。
図14〜図16に示すように、プラグコネクタ20側のコンタクト200は、1枚の金属板をプレス成形した加工品よりなり、先端に相手コンタクト19(図5、図6参照)と接触導通するための接触導通部201、基端に電線Wを接続するための電線接続部204を有し、接触導通部201と電線接続部204とを、略90°の角度でL型に配置したものである。具体的に述べると、接触導通部201の後側には補助的に係止固定部202が設けられ、係止固定部202の下側に、抱え部203を介して電線接続部204が設けられている。ここでは、係止固定部202は接触導通部201の一部として取り扱い、抱え部203は電線接続部204の一部として取り扱う。
電線接続部204の基板204aから接触導通部201の基板210までは、板厚方向に直角に折り曲げられた連続した帯板により構成され、接触導通部201の基板210の両側縁に、上側に向けて折曲形成されることで一対の前側側板211が立設されており、その一対の前側側板211により、相手コンタクト19を受容する接触導通部201の主要部が構成されている。接触導通部201の前側側板211の後側には、スリット212を挟んで、係止固定部202の一対の後側側板213が形成されている。係止固定部202の後側側板213も連続した同じ基板210の両側縁から起立しており、係止固定部202の後側側板213の後端縁には、ハウジング本体31の第1収容室24にコンタクト200を挿入した際に、第1収容室24の内側壁に設けたコンタクト係止用の係止爪26と係合する係止用突片213aが突設されている。
また、接触導通部201の下側には、基板210の先端より延び出して、電線接続部204側に折れ曲がった板バネ状のコンタクト固定用ビーム214が設けられている。このコンタクト固定用ビーム214は、コンタクト200の接触導通部201と係止固定部202をハウジング本体31の第1収容室24に挿入した後、カバー蓋体35を閉じ位置に回動させた際に、カバー蓋体35の内面(上面)に当接する部分であり、当接した状態でコンタクト固定用ビーム214の先端214aが、カバー蓋体35の内面の係止部44に係合することにより、ガタつきなくコンタクト200が保持されるようになっている。
また、電線接続部204から接触導通部201へかけての屈曲部(基板204a、210を構成する帯板が直角に曲がっている部分)の内側には、電線接続部204と接触導通部201の配置角度を保持するためのリブの機能を果たす保持アーム215が設けられている。これらの保持アーム215は、電線接触部204の基板204aの両側縁から接触導通部201へ向けて延び出しており、各保持アーム215の先端が、接触導通部201から係止固定部202にかけての基板210の両側縁に折曲形成された側板213の切欠部216に係合されている。
即ち、各保持アーム215の先端には抱え部217と突当部218が形成され、抱え部217が、図17に示すように、係止固定部202の切欠部216から露出する基板210の両側縁の上面(基板210、204aの屈曲部における外側の面)に係合されている。また、各保持アームの突当部218が、図18に示すように、前記切欠部216の上側の突当壁216a(基板210、204aの屈曲部における内側の面)に突き当てられており、これにより、保持アーム215が電線接続部204と接触導通部201の角度を保持するリブの機能を果たすようになっている。
(3)<ダブルロック機構の構成>
図9に示すように、ロック解除レバー22の左右アーム21の自由端21bの上側には立ち上がり壁部22aが設けられ、それら立ち上がり壁部22aの上端を操作バー22bで連結することにより、平面視形状がコ字状で側面視形状がL形のロック解除レバー22が構成されている。
この場合、ロック解除レバー22の操作バー22bは、ハウジング20Aの上面よりも上側に位置しており、その操作バー22bとハウジング20Aの上面との間に、ダブルロック部材50の中間突出壁53を差し込むための隙間が確保されている。
ダブルロック部材50は、コネクタ10、20の嵌合方向に垂直な背面板51と、その前面側の上段、中段、下段に突設された、コネクタ10、20の嵌合方向に平行な3つの突出壁52、53、54とを有する。図5、図6に示すように、上段の突出壁52と中段の突出壁53の間隔は、ロック解除レバー22の操作バー22bを挟める間隔に設定されている。また、中段の突出壁53の厚さは、プラグコネクタ20のハウジング本体31をレセプタクルコネクタ10のハウジング10Aに嵌合させた状態で、レセプタクルコネクタ10のハウジング10Aの上面と、通常位置にあるロック解除レバー22の操作バー22bと間の隙間に差し込める厚さ寸法に設定されている。さらに、中段の突出壁53と下段の突出壁54の間隔は、コネクタ10、20を嵌合した状態で、レセプタクルコネクタ10のハウジング10Aの上面からハウジング本体31の後端部31hの下面までを挟める間隔に設定されている。
また、ダブルロック部材50は、プラグコネクタ20のハウジング20Aに装着された状態で、図2、図5に示す仮係止位置と、図3、図6に示す本係止位置とに選択的に位置の切り換えができるように構成されている。そして、図9にも示すように、仮係止位置に仮固定するために、ダブルロック部材50の上段の突出壁52の下面と中段の突出壁53の上面に、仮固定用の係止突起55a、55b、55cが設けられている。また、本係止位置に本固定するために、ダブルロック部材50の上段の突出壁52の下面と下段の突出壁54の上面に、本固定用の係止突起55b、55dが設けられている。ここで、係止突起55bは、仮固定用と本固定用を兼用している。上段と中段の突出壁52、53の係止突起55a、55b、55cは、ロック解除レバー22の操作バー22bと係合するもの、下段の戸壁54の係止突起55dは、プラグコネクタ20のハウジング本体31の後端部31hの下端に係合するものである。
そして、ダブルロック部材55が図5に示す仮係止位置にあるときは、第1係合手段である上段の突出壁52と中段の突出壁53がロック解除レバー22の操作バー22bに係合することで、2つのコネクタ10、20を嵌合した状態において、ロック解除レバー22を通常位置からアンロック位置へ(下方へ向けて)変位可能であり、また、ダブルロック部材50が図6に示す本係止位置にあるときは、第1係合手段である上段の突出壁52と中段の突出壁53がロック解除レバー22の操作バー22bに係合し、且つ、第2係合手段である中段の突出壁53と下段の突出壁54がコネクタ10、20のハウジング10A、20Aの本体部に係合することで、2つのコネクタ10、20を嵌合した状態において、ダブルロック部材50が、ロック解除レバー22のアンロック位置への変位を阻止するようになっている。
なお、ダブルロック部材50には、プラグコネクタ20のハウジング20Aに装着した状態での横ずれを防止する手段として、下段の突出壁54の上面の左右端に、ハウジング本体31の後端部31hの左右端に係合する凸部56が設けられ、上段と中段の突出壁52、53の間の背面壁51に、ロック解除レバー22の立ち上がり部22aの嵌まる切欠57が設けられている。また、背面壁51の下端には、係止突起55dを成形するための型抜き孔55eが設けられている。
<作用>
次に作用を述べる。
まず、プラグコネクタ20を組み立てる工程では、図9に示すように、カバー蓋体35を開いた状態にすることで、ハウジング本体31の首下開口部とカバー本体33の前面を開放し、その状態で開放部分を利用することにより、電線Wの先端に取り付けたコンタクト200を、下側からハウジング20Aに挿入する。即ち、コンタクト200の接触導通部201及び係止固定部202を、下側から第1収容室24に挿入すると共に、コンタクト200の抱え部203や電線接続部204並びにそれに繋がる電線Wの一部を、カバー本体33の収容溝34に収納する。このようにコンタクト200を挿入した際に、コンタクト200の接触導通部201及び係止固定部202を第1収容室24に挿入した時点で、係止固定部202の後端の係止用突片213aが、第1収容室24の内側壁の係止爪26に係止されるので、コンタクト200をコネクタハウジング20Aから脱落しないように保持させることができ、コンタクト200の組み付けが容易になる。
そして、この状態で、図13の矢印Aで示すように回動させることによりカバー蓋体35を閉じて、カバー蓋体35の係合突起38をカバー本体33の係合孔37に係合させる。それにより、ハウジング本体31の首下開口部とカバー本体33の前面をカバー蓋体35で完全に塞ぐことができ、その状態で、コンタクト200の全体及び電線Wの一部を確実に保持固定することができる。
このように、装着の難しいL型のコンタクト200でありながらも、ハウジング本体31の首下開口部やカバー本体33の前面開放部を利用して、コンタクト200を下側から挿入してセットすることができるので、電線Wの繋がった状態でのコンタクト200の組み付けが簡単にできる。また、コンタクト200の装着後は、ヒンジ36を利用してカバー蓋体35を閉位置に回動させるだけで、コンタクト200や電線Wを脱落しないよう確実に保持固定することができるので、外力によるコンタクト200の変形防止を図ることができる。また、カバー蓋体35は、ハウジング本体31やカバー本体33と一体に成形してあるので、管理が容易であり、低コストに製作できる。
また、上述のようにカバー蓋体35を閉じることで、図5、図6に示すように、コンタクト固定用ビーム214の先端214aが、カバー蓋体35の内面の係止部44と係合することになるので、コンタクト200をコネクタハウジング20A内部にガタつきなく収容することができる。
また、ここで使用するL型コンタクト200は、図14〜図18に示すように、電線接続部204から接触導通部201へかけての屈曲部の内側に、リブ機能を果たす保持アーム215を設けた構成にしているので、電線接続部204に電線Wから無理な外力が加わった場合にも、コンタクト200の変形を防止することができる。例えば、電線Wの圧着後にコンタクト200をコネクタハウジング20Aに組み付ける段階では、色々な方向から力が加わるおそれがあるが、その組立工程においてコンタクト200の変形を防止できるので、適正な組み付けを容易に行うことができる。
また、電線接続部204と接触導通部201が直角に固定されるために、角度の精度が高くなり、組み付けやすくなる。さらに、保持アーム215がリブの役目を果たすので、簡単な構造により、コンタクト200の強度増加を図ることができる。
具体的には、保持アーム215の先端の抱え部217を、接触導通部201の切欠部216から露出した基板210の両側縁の上面(屈曲部における外側の面)に係合させているので、屈曲部の角度が広がる方向への曲げ強さを増強することができる。また、保持アーム215の先端の突当部218を、接触導通部201の切欠部216の下側を向いた突当面216a(屈曲部における内側の面)に突き当てているので、屈曲部の角度が狭まる方向への曲げ強さを増強することができる。そして、両方の結果として、接触導通部201と電線接続部204の直角度を保持する強度が高まり、変形に強くなる。
なお、接触導通部201と電線接続部204の角度は別に直角に拘らなくてもよいが、略直角にすることで、コンタクト形状のコンパクト化と設計の容易化が図れる。
以上のように構成したプラグコネクタ20を、図2に示すように、レセプタクルコネクタ10に対して正規位置まで嵌合させると、自動的に第1、第2のロック部15、23が互いに係合することにより、両コネクタ10、20が嵌合状態にロックされる。
即ち、プラグコネクタ10をレセプタクルコネクタ20に対し図19中の矢印D方向に嵌合させると、その嵌合操作に伴い、第1、第2のロック部15、23が互いに干渉し合い、可撓ロックアーム11が矢印E方向に撓む。そして、プラグコネクタ20とレセプタクルコネクタ20が正規の位置まで嵌合されると、可撓ロックアーム11が撓みから復帰し、干渉し合っていた第1、第2のロック部15、23の係合面15a、23b同士が互いに係合して、両コネクタ10、20が嵌合状態でロックされる。この状態で、両コネクタ10、20のコンタクト19、200同士が互いに結合し、電気的接続が達成される。このとき、係合部分の垂直断面は、図20に示すようになっている。
通常は、この段階で、図2に示すように予めプラグコネクタ20のハウジング20Aの後部に仮係止してあるダブルロック部材50を、図3に示すように本係止位置まで押し込むことで、ロック解除レバー22を動かないように規制(ダブルロック)する。これは、ロック解除レバー22が、何らかの原因で不用意に解除側に動かないようにするためである。そこで、先にロックを解除する場合の操作について説明し、その後に続けて、ロック解除できないようにするダブルロックの機能について説明する。
ロックを解除してコネクタ10、20を離脱させる場合は、まず、図13中の矢印B方向にロック解除レバー22の操作バー22bを押し下げて、左右アーム21を下に撓ませ、第2のロック部23を第1のロック部15と非干渉の位置まで変位させる。そうすると、ロック解除レバー22が通常位置からアンロック位置に変位することによって、ロック部15、23同士の係合が解除され、図21に示すように、解除状態保持用の凹部14に第2のロック部23が嵌まることで、その位置に第2のロック部23が保持される。従って、あとはそのままの状態で、レセプタクルコネクタ10からプラグコネクタ20を引き抜くことができる。
このように、コネクタ10、20のロック解除操作とコネクタ10、20の引き抜き操作とを別々に行うことができるから、それらの両操作を同時に行うことができない場合でも、確実にコネクタ10、20を離脱させることができて、操作性の向上が図れる。しかも、この場合、別の治具を用意したり別の部品を追加したりする必要がないので、部品点数を増やさずに、小型で安価に操作性の向上が図れる。
また、このコネクタの場合、可撓ロックアーム11とロック解除レバー22の左右アーム21の撓みを利用して第1、第2のロック部15、23のロック及びロック解除を行うので、構成が単純で、ハウジング10A、20Aの成形コストがかからない。また、レセプタクルコネクタ10側の可撓ロックアーム11とプラグコネクタ20側のロック解除レバー22の撓み方向が互いに直交する方向に設定されているから、それぞれが相手側の撓みの邪魔をすることがない。
また、ロック解除レバー22を押し下げることにより、第2のロック部23を解除状態保持用の凹部14に係合させるようにしているので、ロック解除操作が簡単にでき、そのままコネクタ10、20を離脱させることができる。
また、ハウジング10A、20Aの左右に可撓ロックアーム11とロック解除レバー22の左右アーム21を設けているので、バランスよく強固にロックできると共に、ロック解除操作も、操作バー22bを押し下げるだけで、バランスよく簡単に行うことができる。
また、可撓ロックアーム11を、レセプタクルコネクタ10のハウジング10Aの左右側壁に2本のスリット12を入れるだけで構成している上、第1のロック部15を、可撓ロックアーム11の内面に突出した凸部として設けず、可撓ロックアーム11自身の壁部で構成しているので、余分な厚みを増やさずに、ハウジング10Aの側壁の厚みの範囲だけで、必要な機能要素をコンパクトに設けることができる。
また、ロック解除レバー22の左右アーム21を前端を支点21aとする片持梁として構成し、第2のロック部23を、左右アーム21の自由端21b側の外側面にロック爪として突設しているので、操作性の向上が図れる。また、案内斜面23aの作用により、スムーズに第1、第2のロック部15、23を係合させることができるし、案内斜面13b、23cの作用により、スムーズに第2のロック部23を解除状態保持用の凹部14に係合させることができる。
次にダブルロックの設定と作用について述べる。
前記のようなロック解除操作を行う前は、ロック解除レバー22は通常位置にある。この段階では、ダブルロック部材50を、係止突起55a、55b、55cと操作バー22bの係合により、図5に示す仮係止位置に保持した状態にあるので、ロック解除レバー22を自由に操作できる。そこで、ロック解除レバー22の自由な操作を規制するために、ダブルロック部材50を前方(図13の矢印C方向)へ押し込む。
そうすると、図6に示すように、ダブルロック部材50の中段の突出壁53が、レセプタクルコネクタ10のハウジング10Aの上面とロック解除レバー22の操作バー22bの間の隙間に挿入されることになり、ロック解除レバー22の下側(アンロック位置)への変位が阻止される。従って、コネクタ10、20をロック解除できない状態に確実に保持することができる。つまり、ロック状態が何らかの要因で簡単に解除されて、コネクタ10、20が外れてしまうことを確実に制止できるようになり、コネクタ10、20の嵌合の信頼性が向上する。
因みに、ダブルロック部材50をダブルロック位置まで押し込んでいないと、間違えてロック解除レバー22をアンロック位置に操作してしまったときに、ロック解除状態が維持されてしまう。そのため、作業者が意図しなくても、嵌合したコネクタ10、20を抜くことができてしまうし、場合によっては、コネクタ10、20が抜けてしまうこともあり得る。
その点、本コネクタ装置の場合、そのような可能性を無くすことができる。また、ダブルロック部材50が適正な位置(ダブルロック位置)に装着されていることにより、コネクタ10、20のロックが正常に行われていることを確認することもできる。
さらに、このコネクタ装置の場合、ロック解除レバー22が何らかの原因で間違ってアンロック位置に操作されて、解除状態保持手段(凹部14)によりアンロック位置に保持されているときには、中段の突出壁53がハウジング10A、20Aに干渉することにより、ダブルロック部材50をダブルロック位置(所定位置)まで装着できなくなるので、そのことによって、ロック解除レバー22が通常位置にないことを予め知らせることができ、不完全なコネクタ10、20の嵌合を未然に回避することができる。
また、このコネクタ装置の場合、ダブルロック部材50をプラグコネクタ20のハウジング20Aにプリセットしておくことができるので、コネクタ10、20同士の嵌合からロック部15、23同士の係合を経て、ダブルロック部材50によるダブルロック動作の完了までを一連の動作で行うことができ、操作性の向上が図れる。また、ダブルロック部材50を予めプリセットしておけることから、ダブルロック部材50を単体で管理する必要がなく、部品管理の面倒もない利点がある。
また、このコネクタ装置の場合、ダブルロック部材50を本係止位置に位置決めした際に、ダブルロック部材50の上段と中段の突出壁52、53(第1係合手段)がロック解除レバー22に係合すると共に、中段と下段の突出壁53、54(第2係合手段)がレセプタクルコネクタ10のハウジング10Aやプラグコネクタ20のハウジング本体31に係合するので、ロック解除レバー22のアンロック位置への操作を確実に阻止することができ、ロックの信頼性を高めることができる。
なお、上記実施形態では、L型コンタクト200の電線接続部204から接触導通部201にかけての屈曲角度を略直角に設定しているが、直角以外の適当な角度に設定しても勿論よい。
本発明の実施形態のL型コンタクトを適用したコネクタ装置の嵌合前の状態を示す全体斜視図である。 同コネクタ装置の嵌合時の状態を示し、ダブルロック部材をダブルロック位置まで押し込む前の状態を示す全体斜視図である。 ダブルロック部材をダブルロック位置まで押し込んた状態を示す全体斜視図である。 図2または図3の状態の正面図である。 前記ダブルロック部材をダブルロック位置に押し込む前の状態を示す図4のV−V矢視断面図である。 前記ダブルロック部材をダブルロック位置まで押し込んだ状態を示す図4のV−V矢視断面図である。 コンタクトを図示省略したレセプタクルコネクタの斜視図である。 同レセプタクルコネクタの別の角度から見た説明図である。 プラグコネクタの全体構成を示す分解斜視図である。 プラグコネクタのハウジングの構成を下から見て示す斜視図である。 同プラグコネクタのハウジングのカバー蓋体を閉じた状態を示す概略断面図である。 同カバー蓋体を閉じた状態を示す概略断面図である。 プラグコネクタの組立完成状態を示す斜視図である。 プラグコネクタに収容される本発明の実施形態の電線付きL型コンタクトの斜視図である。 同コンタクトの拡大斜視図である。 同コンタクトの側面図である。 図16のXVII−XVII矢視断面図である。 図16のXVIII−XVIII矢視断面図である。 レセプタクルコネクタとプラグコネクタを嵌合した状態の係合部分の構成を不要部分を省略して示す水平断面図である。 その係合部分のロック解除レバーが通常位置にあるときの状態を不要部分を省略して示す垂直断面図である。 同じ係合部分のロック解除レバーがアンロック位置にあるときの状態を不要部分を省略して示す垂直断面図である。
符号の説明
W 電線
19 相手コンタクト
200 L型コンタクト
201 接触導通部
203 側板
204 電線接続部
204a 基板
210 基板
213 側板
215 保持アーム(リブ)
216 切欠部
216a 突当面(屈曲部における内側の面)
217 抱え部
218 突当部

Claims (5)

  1. 金属板のプレス加工品よりなり、先端に相手コンタクトと接触導通するための接触導通部、基端に電線を接続するための電線接続部を有し、前記接触導通部と前記電線接続部とが角度を持ってL型に配置されたL型コンタクトにおいて、
    前記電線接続部から接触導通部へかけての屈曲部の内側に、該屈曲部の角度を保持するためのリブを設けたことを特徴とするL型コンタクト。
  2. 請求項1に記載のL型コンタクトであって、
    前記電線接続部の基板から接触導通部の基板までが、板厚方向に折り曲げられた連続した帯板により構成されており、
    前記リブとして、前記電線接触部の基板の両側縁に、前記接触導通部に向けて延びる保持アームが設けられ、
    各保持アームの先端が、
    前記接触導通部の基板の両側縁に折曲形成された側板の切欠部に係合されていることを特徴とするL型コンタクト。
  3. 請求項2に記載のL型コンタクトであって、
    前記各保持アームの先端に抱え部が形成され、各保持アームの抱え部が、前記接触導通部の切欠部から露出する基板の両側縁の前記屈曲部における外側の面に係合されていることを特徴とするL型コンタクト。
  4. 請求項2または3に記載のL型コンタクトであって、
    前記各保持アームの先端に突当部が形成され、各保持アームの突当部が、前記接触導通部の切欠部の前記屈曲部における内側の面に突き当てられていることを特徴とするL型コンタクト。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のL型コンタクトであって、
    前記電線接続部から接触導通部へかけての屈曲部の角度が略直角に設定されていることを特徴とするL型コンタクト。
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