JP4335103B2 - レバー嵌合式コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、雌雄のコネクタをレバーの回動操作により嵌合、離脱させることができるレバー嵌合式コネクタに関する。
従来、カムボルト(レバー)を回転させることにより雌雄のコネクタを嵌合させる嵌合操作用カムボルト付きコネクタが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このコネクタでは、両方のコネクタにカムボルトの挿通孔が形成され、カムボルトの周面に形成したスクリュウ溝に収容される突起が一方のコネクタの挿通孔内に突設されており、カムボルトを回転させることにより、一方のコネクタを他方のコネクタに向けて移動させることで、一対のコネクタを互いに嵌合させるようになっている。
実公平7−41103号公報(第1頁、図1)
しかしながら、上述した従来のコネクタは、一対のコネクタ同士が嵌合した位置でカムボルトの回転を止めるものであるが、これらコネクタの嵌合を保持するためのロック機構を有しないものであった。
このようなコネクタにおいてロック機構を設けようとした場合、通常、カムボルトの挿通孔にロック機構を設けることが考えられるが、カムボルトの取っ手部に力が加わるとカムボルトの挿通孔には非常に大きな力が加わる。カムボルトの係止保持力の規格を満足させるためには、ロック機構自体を強固なものにする必要があった。例えば、ロック機構として、カムボルトに係止する係止片をコネクタ側に設けた場合、この係止片を強固なものにすると、ロック解除の際に係止片を撓ませることが困難になり、ロック解除作業性が悪くなることが考えられていた。このように係止片を用いたロック機構では、ロック係止力の向上とロック解除力の低減を同時に成り立たせることが困難であった。
そこで、本発明の目的は、コネクタハウジング同士の結合力が高く、ロック解除作業性の良好なレバー嵌合式コネクタを提供することにある。
請求項1記載の発明は、一方のコネクタハウジングに回転可能に挿通、保持されたロッド状のレバーの回転によって他方のコネクタハウジングを引き込み、前記両方のコネクタハウジング同士を嵌合させるレバー嵌合式コネクタであって、前記一方のコネクタハウジングには、前記レバーを挿通するための挿通孔が設けられ、前記挿通孔の内壁には、前記レバーに設けられた被係当部に係当して該レバーの過回転を防止する係当部を有する回転防止用ロックが設けられ、前記係当部における前記挿通孔の周方向の係当面と、前記被係当部における前記レバーの周方向の被係当面とが、前記レバーが過回転されるときに、前記係当部が前記レバー側へ向けて引き込まれるように傾斜していることを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のレバー嵌合式コネクタであって、前記被係当面は、前記被係当部における前記レバーの周方向の両側に形成されていることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のレバー嵌合式コネクタであって、前記被係当部は、前記レバーの周面に形成された回転ロック用凹部であることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載されたレバー嵌合式コネクタであって、前記回転防止用ロックは、前記挿通孔の中心方向に向かって突出する支柱部と、前記支柱部より前記レバーの挿入方向の反対方向に延びるロック解除部と、前記ロック解除部より前記支柱部を挟んで前記レバーの挿入方向に延びる一対のアーム部と、前記一対のアーム部の先端に連結するように形成された前記係当部と、を備えることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項4記載のレバー嵌合式コネクタであって、前記ロック解除部は、前記一方のコネクタハウジングにおける前記他方のコネクタハウジングとの嵌合方向と反対側で露出されていることを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項5記載のレバー嵌合式コネクタであって、
前記一方のコネクタハウジングには、柔軟性を有する防水用カバーが被せられ、前記防水用カバーの外側から前記ロック解除部の操作が可能であることを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項6記載のレバー嵌合式コネクタであって、前記防水用カバーには、前記ロック解除部の操作を可能にする解除操作用凹部が形成されていることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、一方のコネクタハウジングの挿通孔の内壁に設けられた回転防止用ロックの係当部がレバーの被係当部に係当することにより、レバーの過回転を防止することができる。また、係当部の係当面が被係当部の被係当面と当接して、過回転された場合にレバー側へ向けて引き込まれるように傾斜しているため、係当部と被係当部との係合が解除されにくく、コネクタハウジング同士の嵌合状態を確実に保持することが可能である。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、被係当面が、被係当部におけるレバーの周方向の両側に形成されているため、レバーの回転方向に応じて両側の被係当面のうちのいずれかが回転防止用ロックの係当部に係当する。このため、レバーは周方向のいずれの向きにも回転することができず、レバーが誤回転することを防止できる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1および請求項2に記載された発明の効果に加えて、レバーの周面に形成された回転ロック用凹部を被係当部としたことにより、回転ロック用凹部におけるレバーの周方向のいずれの内側壁面も係当部と係当することにより、レバーの回転を防止することができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1〜請求項3に記載された発明の効果に加えて、回転防止用ロックが、ロック解除部と、一対のアーム部に連結された係当部と、が支柱部を支点として揺動する所謂シーソーロック構造であるため、ロック解除部を外側から弱い力で押圧することにより、レバーの回転ロックを容易に解除することができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項4記載の発明の効果に加えて、ロック解除部が、一方のコネクタハウジングにおける他方のコネクタハウジングとの嵌合方向と反対側で露出されているため、一方のコネクタハウジングのレバー挿入入口側からロック解除部を操作することが可能となり、作業性を向上できる。
請求項6記載の発明によれば、請求項5記載の発明の効果に加えて、一方のコネクタハウジングに被せた防水用カバーの外側からロック解除部を操作できるため、作業性を向上することができる。
請求項7記載の発明によれば、請求項6記載の発明の効果に加えて、防水用カバーに、前記ロック解除部の操作を可能にする解除操作用凹部が形成されているため、この解除操作凹部に指を挿入して回転防止用ロックのロック解除部を押圧操作することが容易であり、解除作業性を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態に係るレバー嵌合式コネクタの詳細を説明する。
本発明の実施の形態に係るレバー嵌合式コネクタの概略は、一方のコネクタハウジングとしての雌ハウジングに回転可能に挿通、保持されたロッド状の部分を有するレバーの回転によって他方のコネクタハウジングとしての雄ハウジングを引き込み、両方のコネクタハウジング同士を嵌合させるものである。雌ハウジングには、レバーを挿通するための挿通孔が設けられている。この挿通孔の内壁には、雌雄のコネクタハウジング同士が本係止(結合)されたときに、レバーの回動を防止する回転防止用ロックが設けられている。また、この回転防止用ロックに対応してレバーの周面には、被係当部としての回転ロック用凹部が形成されている。
なお、この挿通孔の内壁には、回転防止用ロック以外に、レバーが所定の回転位置にあるときのみレバーを雌ハウジングに挿通可能にするリブと、可撓性を有するレバー保持ロックと、が設けられている。そして、このリブが、レバー保持ロックと同時にレバーに設けられた抜け止め部に当接しレバーを抜け止め保持するように構成されている。
次に、本実施の形態に係るレバー嵌合式コネクタを図面に基づいて具体的に説明する。図1に示すように、本実施の形態に係るレバー嵌合式コネクタ1は、雌ハウジング2と、雄ハウジング3と、ムービングプレート4と、レバー5と、から大略構成されている。なお、雌ハウジング2には、図2に示す雌ハウジングカバー60が装着されるようになっている。また、雌ハウジング2に雌ハウジングカバー60を装着した状態で、図3に示すような柔軟性を有するカバーとして、ゴム製のグロメット70が装着される。図5は上記ムービングプレート4を雄ハウジング3に仮止め収納した状態であり、雌ハウジングカバー60及びグロメット70を省略した斜視図である。
[雌ハウジングの構成]
図1に示すように、雌ハウジング2は、略中央に嵌合方向A(矢示する)に貫通する挿通孔としてのレバー挿通孔6が形成されている。また、雌ハウジング2は、レバー挿通孔6の周囲に複数のキャビティ7が嵌合方向Aに沿って貫通して形成されている。各キャビティ7内には、図示しない雌端子金具が収容、保持されている。
また、本実施の形態の雌ハウジング2においては、雌ハウジング2と雄ハウジング3との嵌合部分を通らずに、雌ハウジング2の嵌合方向Aの一方から他方に向けて電線(図2に一点鎖線で示す)を挿通、配置することができるスルー配索用通路8が形成されている。
なお、図2に示すように、雌ハウジング2における、レバー5を挿入する側の端面には、電線を案内、保護する雌ハウジングカバー60が装着されるようになっている。
上記レバー挿通孔6は、雌ハウジング2の非嵌合面側の略中央から嵌合方向と反対側に突出する筒体9の筒孔であり、雌ハウジング2の本体を貫通するように開設されている。
図5及び図8に示すように、レバー挿通孔6の内壁6Aには、レバー挿通孔6内に向けて突出するリブ10と、このレバー挿通孔6に臨む、可撓性を有するアーム状のレバー保持ロック11と、回転防止用ロック12と、が設けられている。
リブ10は、直方体形状の小突起であり、後述するレバー5に形成した案内溝としてのキー溝54にレバー5が雌ハウジング2に対して所定の回転角度のときに入り込むようになっている。
レバー保持ロック11は、図5及び図6に示すように、レバー挿通孔6の内壁6Aの一部をなすアーム状の形状であり、自由端にレバー挿通孔6内に向けて突出するレバー保持用突起11Aが形成されている。また、レバー保持ロック11の自由端の外側部分には、図示しない解除用治具を引っ掛けるレバー解除用突起11Bが、嵌合方向Aの雄ハウジング3側に向けて突設されている。
そして、本実施の形態においては、図5及び図8に示すように、リブ10と、レバー保持ロック11のレバー保持用突起11Aとが、レバー挿通孔6におけるほぼ同一の奥行き位置に配置され、互いに回転軸を中心として略90°ずれた位置に配置されている。
上記回転防止用ロック12は、図5及び図7(A)、(B)に示すように、雌ハウジング2の筒体9の入口側端部に設けられている。この回転防止用ロック12は、中間部が筒体9に一体的に設けられたものであり、筒体9の入口側端部からレバー挿通孔6の中心に向かって突出する支柱部12Aと、この支柱部12Aの端部から立ち上がる反発性を有する解除操作用板部12Bと、この解除操作用板部12Bの両側下部より垂下アーム12Cがレバー挿通孔6の内奥へ向けて延在され、これら一対の垂下アーム12Cの端部が略矩形板状の係当部としての回転ロック部12Dとから構成されている。この回転ロック部12Dは、後述するレバー5の回転ロック用凹部58に入り込むことにより、レバー5の過回転を防止するようになっている。
図12に示すように、この回転ロック部12Dにおける、レバー5の回転方向の両側面12Eと、レバー5側に対向する内側面12Fとは、90°より小さい角度をなすように設定されている。このため、レバー5を過回転させた場合に、後述する回転ロック用凹部58の側壁面58Bに当接して回転ロック部12Dがレバー5側へ引き込まれる方向の作用を受けるようになっている。したがって、回転防止用ロック12がレバー5の過回転により解除されてしまうことを防止できる。
回転防止用ロック12の回転ロック部12Dは、図8に示すように、レバー挿通孔6の内壁6Aにおいて、リブ10やレバー保持ロック11のレバー保持用突起11Aよりも、レバー挿通孔6のレバー入口側にずれた位置にある。また、本実施の形態においては、回転防止用ロック12は、レバー挿通孔6の回転軸を中心として、レバー保持ロック11と180°をなす位置に、すなわちレバー保持ロック11と対向する位置に、配置されている。
また、雌ハウジング2における、雄ハウジング3と嵌合する側には、図1に示すように、スルー配索用通路8と雌ハウジング2の嵌合部分とを区画する仕切板13が形成されている。
[雌ハウジングカバーの構成]
次に、図2を用いて雌ハウジングカバー60の構成を説明する。この雌ハウジングカバー60は、雌ハウジング2の非嵌合面側に装着されるものである。雌ハウジングカバー60は、雌ハウジング2の非嵌合面側を覆うと共に雌ハウジング2の周縁部に係合する複数の係合部61が形成されたカバー本体62と、カバー本体部62から側方へ延在された電線導出部63と、が一体に形成されてなる。
カバー本体部62は、略円形であり、中央に上記した雌ハウジング2の筒体9を嵌合させる筒体挿入口64が形成されている。また、この筒体挿入口64に連通するように、筒体挿入口64の一部から外側へ平面略扇形の切り欠き空間65が形成されている。この切り欠き空間65は、筒体9に形成された回転防止用ロック12の解除操作用板部12Bを後述するグロメット70を介して操作する空間として利用される。
したがって、雌ハウジング2に雌ハウジングカバー60を取り付ける位置関係は、筒体挿入口64に筒体9を挿入したときに、筒体9に設けられている解除操作用板部12Bが切り欠き空間65に対向するような位置となるように設定されている。
また、電線導出部63は、雌ハウジング2の図示しない雌端子金具に接続された電線や、スルー配索用通路8を通るように配索された電線を束ねて方向付けると共に、これら電線を保護する機能を有するものである。
[グロメットの構成]
次に、図3を用いてグロメット70の構成を説明する。グロメット70は、上述の雌ハウジングカバー60を覆う柔軟性を有するゴム製の防水用カバーであり、雌ハウジングカバー60のカバー本体部62を覆う略円形容器状のグロメット本体部71と、雌ハウジングカバー60の電線導出部63を覆う引き出し部72と、引き出し部72の端部より延在された、電線を束ねると共に可撓性を有する蛇腹状の結束用筒部73と、が一体的に形成されている。
グロメット本体部71の中央には、雌ハウジング2と雌ハウジングカバー60を組み付けたものに装着した際に、雌ハウジング2のレバー挿通孔6及び筒体挿入口64に連通するレバー入口74が形成されている。そして、このレバー入口74の側方の所定位置には、解除操作用凹部75が形成されている。この解除操作用凹部75は、図13に示すように、上述した雌ハウジング2に設けた回転防止用ロック12の解除操作用板部12Bの外側面に沿って対向するように位置設定されている。また、この解除操作用凹部75は、指が挿入できる程度の空間を形成している。
[雄ハウジングの構成]
次に、図1、図4及び図5を用いて雄ハウジング3の構成を説明する。雄ハウジング3は、本体の嵌合面側に上記雌ハウジング2側に向けて突出するフード部14が形成され、このフード部14内に雌ハウジング2が嵌合するようになっている。なお、フード部14は、雌ハウジング2との嵌合する部分を取り囲む形状であり、雌雄のハウジング2、3が嵌合したときに、雌ハウジング2の仕切板13が、フード部14の外側に配置される構造となっている。また、フード部14内の雄ハウジング3の本体には、嵌合方向に沿って複数のキャビティ15が形成されている。これらキャビティ15には、図示しない雄端子金具が収容、固定され、これら雄端子金具がフード部14内に突出するようになっている。
そして、雄ハウジング3における略中央部には、互いに対向して対向面が仮想円筒の周面の一部をなす一対のレバー係合板16が、フード部14内に突出するように設けられている。なお、これら一対のレバー係合板16同士の対向面は、レバー5の外周面と摺接するように寸法設定されている。また、これら一対のレバー係合板16の基部同士の間には、レバー5が嵌合する図示しない貫通孔が形成されている。さらに、これら一対のレバー係合板16の対向面には、互いに対峙する位置に、後述するレバー5の外周面に形成したスクリュウ溝55A、55Bに捕捉、収容される係合突起16Aが突設されている。
[ムービングプレートの構成]
図1を用いてムービングプレート4の構成を説明する。ムービングプレート4は、雄ハウジング3のフード部14内に収容される形状であり、フード部14内に突設されている図示しない雄端子金具のそれぞれを挿入する複数の端子挿入孔17が形成されている。また、雄ハウジング3のフード部14内の一対のレバー係合板16を挿通させる略矩形状の切り欠き部18が形成されている。また、この切り欠き18の四隅には、雄ハウジング3側に仮係止されると共に、雌雄のハウジング2、3が結合した時点で雌ハウジング2に形成された図示しない係止突部と係合する係止片19が、雌ハウジング2側へ向けて突設されている。さらに、ムービングプレート4の周縁の2箇所にも係止片20が突設されている。
[レバーの構成]
次に、レバー5の構成を説明する。本実施の形態では、図1、図4、図5及び図9に示すように、レバー5は、雌雄のハウジング2、3に挿入されるロッド状のレバー本体51と、このレバー本体51における雌ハウジング2へ挿入する方向と反対側となる後端部に、手で持って回転操作を行うための操作部52、53と、を有している。操作部52は、レバー本体51に直角をなすように設けられた比較的長いロッド状の把持部であり、操作部53は、上記操作部52に所定角度(本実施の形態では約70°)をもってレバー本体51に直角をなすように設けられている。
レバー本体51の長さは、雌ハウジング2と雄ハウジング3とが嵌合していない状態で且つ両ハウジング2、3を当接させた状態において、少なくとも、雌ハウジング2のレバー挿通孔6を貫通して雄ハウジング3の一対のレバー係合板16同士の間に至る長さに設定されている。
レバー本体51の先端部分は、先端へ向けて漸次細くなるように形成されている。このように先端へ向けて細くなる構造であるため、レバー本体51が、雌ハウジング2のレバー挿通孔6や雄ハウジング3の一対のレバー係合板16同士の間に案内され易くなっている。
また、図1、図4及び図5に示すように、レバー本体51の周面には、軸方向に沿って先端部から所定長さの直線状の案内溝としてのキー溝54が1本形成されている。そして、レバー本体51の先端部からキー溝54の長さより短い範囲には、約1回転するスクリュウ溝55A、55Bが、先端部の互いに反対側周面を起点として螺旋状に並行して形成されている。
なお、このキー溝54の長さは、キー溝54の後端が、リブ10やレバー保持ロック11のレバー保持用突起11Aの位置まで挿入されたときに、先端部のスクリュウ溝55A、55Bの起点(先端)が、雄ハウジング3の一対のレバー係合板16の対向面に突設された係合突起16Aを共に拾う(収容する)ことを可能にする長さに設定されている。
また、キー溝54の後端は、レバー本体51の周方向に周回して形成されたレバー抜け止め溝56に連続するよう形成されている。このレバー抜け止め溝56におけるレバー本体51の先端側に位置する壁部(側壁面)57には、図10に示すように、所定領域に段部57Aが形成されている。段部57Aの一方の端部は、壁部57にテーパ面57Bを介して連続して形成されている。
さらに、図1及び図5に示すように、レバー本体51におけるレバー抜け止め溝56の後側(レバー本体51の後端側)には、回転防止用ロック12の回転ロック部12Dが収容される被係当部としての回転ロック用凹部58が形成されている。図12に示すように、この回転ロック用凹部58は、レバー5を操作して、雌ハウジング2と雄ハウジング3との結合が完了したときに、回転防止用ロック12の回転ロック部12Dが収容されるように位置設定されている。また、図12に示すように、回転ロック用凹部58のレバー本体51の周方向の長さは、回転ロック部12Dの幅寸法より極僅かに長く設定されている。なお、図12は図11のc−d断面図である。図12に示すように、回転ロック用凹部58は、レバー5の周面の一部である底面58Aと、底面より90°より小さい角度θをなして外側へ立ち上がる両側の側壁面58Bとを有している。
[レバー嵌合式コネクタの作用・動作]
次に、本実施の形態に係るレバー嵌合式コネクタ1の作用・動作を説明する。
(結合操作)
まず、図1に示すように、ムービングプレート4を雄ハウジング3に仮係止する。このとき、ムービングプレート4に形成された端子挿入孔17には、雄ハウジング3のフード部14内で突出する、図示しない雄端子金具がそれぞれ対応するように挿入しておく。また、図11に示すように、雌ハウジング2のスルー配索用通路8には、スルー配索に必要なワイヤーハーネスWを挿通させておく。
次に、雌ハウジング2と雄ハウジング3との結合面同士を合わせて仮係止させる。そして、レバー5を雌ハウジング2側からレバー挿通孔6に挿入する。このとき、レバー5のレバー本体51に形成されたキー溝54がレバー挿通孔6内に向けて突設されたリブ10を収容するように、レバー5を回動操作して位置合わせする。すると、キー溝54がレバー本体51の軸方向に沿った直線状の溝であるため、キー溝54内にリブを収容した状態でレバー本体51をレバー挿通孔6に挿入することが可能となる。
その後、レバー本体51のレバー挿通孔6内への挿入が進むと、リブ10が抜け止め溝56の側壁に当接してそれ以上の挿入が阻止される。このようにリブ10が抜け止め溝56に移動すると同時に、レバー保持ロック11のレバー保持用突起11Aは、図6に示すように、壁部57側を乗り越えて反発性により抜け止め溝56内に落ち込む。すると、レバー本体51は、レバー保持用突起11Aにより進退動作が阻止されることにより、レバー5が雌ハウジング2に仮係止される。なお、この状態では、レバー保持ロック11は、外側に撓んだ後に抜け止め溝56に収納されるため、そのオーバーストローク分の寸法は、壁部57との間にクリアランスとして存在する。
このとき、レバー本体51のスクリュウ溝55A、55Bの先端部は、雄ハウジング3の一対のレバー係合板16の対向面に突設された係合突起16Aを共に拾い得る状態にある。加えて、この仮係止状態において、回転防止用ロック12の回転ロック部12Dは、レバー本体51に形成された回転ロック用凹部58の周方向に隣接する凹部59に収容されている。
次に、本実施の形態では、このように仮係止されたレバー5の操作部52、53を、反時計回り方向に回動操作することにより、スクリュウ溝55A、55Bの先端部がレバー係合板16の係合突起16Aを拾って(収容して)、雌ハウジング2と雄ハウジング3とを互いに引きつけて嵌合させる。
雌ハウジング2に仮係止されたレバー5の回動が所定の回転角度(本実施の形態では340°程度)に至ったときに、係合突起16Aがスクリュウ溝55A、55Bの後端部に位置するようになっている。このとき、回転防止用ロック12の回転ロック部12Dは、凹部59と回転ロック用凹部58とを隔てる壁部を乗り越えて回転ロック用凹部58に収容される。この時点で、回転ロック部12Dが回転ロック用凹部58に係合して、レバー本体51の回転動作(過回転)は阻止された状態(本係止状態)となる。このとき、レバー保持ロック11のレバー保持用突起11Aは、壁部57に沿って相対移動してテーパ面57Bを経て段部57A上に当接してクリアランスがなくなり、レバー5が軸方向にがたつことを防止できる。
そして、レバー5の回動が阻止されたことにより、スクリュウ溝55A、55Bに対して係合突起16Aの位置は変化することがなく、雌ハウジング2と雄ハウジング3との嵌合は、保持された状態となる。
(解除操作)
次に、上述のように雌ハウジング2と雄ハウジング3とが結合された状態のレバー嵌合式コネクタ1の結合を解除させる操作について説明する。
まず、図7(B)及び図13に示すように、グロメット70の解除操作用凹部75に指を入れ、解除操作用凹部75のゴム製の側壁を介して解除操作用板部12Bをレバー挿通孔6の内側へ向けて(図中太い矢印で示す)押圧する。すると、支持部12Aを支点にして、回転ロック用凹部58内に収容されている回転ロック部12Dが外側へ(図中太い矢印で示す)移動してレバー本体51が回転可能となる。
この状態で、操作部52、53を持って、結合操作とは逆の方向(本実施の形態では時計回り方向)に回動して、レバー本体51に形成されたキー溝54がリブ10と同一直線上に位置するようにする。この結果、スクリュウ溝55A、55B内の係合突起16Aがスクリュウ溝55A、55Bの先端部まで案内、駆動されて雌ハウジング2と雄ハウジング3との嵌合は解除される。この状態では、抜け止め溝56にレバー保持ロック11のレバー保持用突起11Aが収容されているため、抜け止め溝56の壁部57にレバー保持用突起11Aが当たってレバー本体51をレバー挿通孔6から抜き出すことはできない。
そこで、レバー解除用突起11Bを解除用治具等を用いて図6に示す一点鎖線で示す位置まで外側に撓ませることにより、レバー本体51の軸方向の移動が可能となる。この状態で、レバー本体51をレバー挿通孔6から引き抜くことが可能となる。
以上、本実施の形態に係るレバー嵌合式コネクタ1について説明したが、本実施の形態によれば、雌ハウジング2のレバー挿通孔6の内壁6Aに設けられた回転防止用ロック12の係当部としての回転ロック部12Dがレバー5に形成した被係当部としての回転ロック用凹部58に係当することにより、レバーの過回転を防止することができる。また、回転ロック部12Dの係当面と回転ロック用凹部58の被係当面とが、過回転された場合に回転ロック部12Dがレバー側へ向けて引き込まれるように傾斜しているため、回転防止用ロック12が解除されにくく、ハウジング同士の嵌合状態を確実に保持することが可能である。
また、本実施の形態に係るレバー嵌合式コネクタ1では、回転防止用ロック12が、解除操作用板部12Bと、一対の垂下アーム12Cに連結された回転ロック部12Dと、が支柱部12Aを支点として揺動する所謂シーソーロック構造であるため、解除操作用板部12Bをグロメット70を介して外側から弱い力で押圧することにより、レバーの回転ロックを容易に解除することができる。このため、雌ハウジング2のレバー挿通孔6側から回転防止用ロック12を操作することが可能となり、作業性を向上できる。
さらに、本実施の形態のレバー嵌合式コネクタ1によれば、雌ハウジング2に形成されたレバー挿通孔6の内壁6Aに設けられたリブ10と、レバー5に形成されたキー溝54とが一致したときにだけ、レバー5をレバー挿通孔6内に挿入することができるため、レバー5が雌ハウジング2内に所定の回転位置以外に位置するときに挿入されることが防止でき、所謂誤結合を防止することができる。
また、本実施の形態によれば、レバー挿通孔6の内壁6Aに設けられた可撓性を有するレバー保持ロック11とリブ10とが、レバー5に形成された抜け止め部としての、抜け止め溝56の壁部57に同時に当接してレバー5を抜け止め保持することができるため、レバー5を雌ハウジング2に仮係止(保持)する保持力を大きくすることができる。また、レバー保持ロック11とリブ10で軸方向の移動が規制されたレバー5を雌ハウジング2が離脱させるには、一旦、回転防止用ロック12を外した状態で、レバー保持ロック11がレバー5に係合している状態のみ解除する操作を行えばよいため、レバー解除作業性を向上することができる。
さらに、本実施の形態によれば、レバー5のキー溝54に、レバー挿通孔6の内壁6Aに設けられたリブ10が収容されることで、レバー5をレバー挿通孔6へ挿入することが可能となるため、レバー挿通孔6とレバー5との間でがたつきが発生しない程度に密に嵌合する寸法設定が可能となる。このため、可撓性を有するレバー保持ロック11の強度や大きさに関係なく、レバー5がぐらつくことがない。したがって、雌ハウジング2にレバー5を保持した状態でレバー5を回動させて、雄ハウジング3を雌ハウジング2に結合させる場合に、レバー5のぐらつきを抑えることができ、雄ハウジング3を確実に雌ハウジング2側に結合させることができる。
また、本実施の形態によれば、リブ10と、レバー保持ロック11におけるレバー保持用突起11Aと、がレバー保持ロック11のオーバーストローク分だけレバー本体51の長手方向にずれた位置に配置されているため、図10に示すように、レバー5には、リブ10が当接する幅広部56Aの壁面(壁部57)と、本係止状態にあるときにレバー保持ロック11のレバー保持用突起11Aと当接する幅狭部56Bの壁面(段部57A)とが形成されており、レバー5のがたつきを防止することができる。具体的には、幅広部56Aの壁面(壁部57)と幅狭部56Bの壁面(段部57A)とをテーパ面57Bで連続させたことにより、雌雄ハウジング2、3の嵌合を行うために、レバー5を回動操作する際に、レバー保持ロック11のレバー保持用突起11Aがテーパ面57Bを滑って幅狭部56Bの壁面(段部57A)がレバー保持用突起11Aに対して円滑に移動することができるため、操作性を向上することができる。
さらに、本実施の形態によれば、レバー5の基部に操作部52、53を一体に設けたことにより、レバー5の回動操作を容易にすることができる。
[その他の実施の形態]
上述した実施の形態の開示の一部をなす論述および図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。
例えば、上述した実施の形態では、レバー5を雌ハウジング2に仮係止する構成であるが、雄ハウジング3に仮係止する構成としても勿論よい。
また、上記した実施の形態では、雌ハウジング2と雄ハウジング3とを単に結合させる場合について説明したが、これらの間に、例えば自動車のインストルメントパネルを介して、車室内側とエンジンルーム側のコネクタハウジング同士を結合させる場合に適用することが可能である。この場合、インストルメントパネルに貫通孔を形成し、一方のハウジングをインストルメントパネルに保持した状態で、他方のハウジングをインストルメントパネルの反対側から仮係止し、例えば車室内側からレバー5を回転操作することにより、コネクタハウジング同士を結合させることが可能となり、コネクタの装着作業並びに解除作業を容易にすることができる。
本発明の実施の形態に係るレバー嵌合式コネクタの分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る雌ハウジング2及び雌ハウジングカバーを示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るグロメットを示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るレバー嵌合式コネクタの分解側面図である。 本発明の実施の形態に係るレバー嵌合式コネクタの分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るレバー嵌合式コネクタの要部断面図である。 (A)は本発明の実施の形態に係るレバー嵌合式コネクタの回転防止用ロックの正面図、(B)は(A)のa−b断面図である。 本発明の実施の形態に係る雌ハウジングの要部斜視図である。 本発明の実施の形態に係るレバーの側面図である。 本発明の実施の形態に係るレバーの要部側面図である。 本発明の実施の形態に係るレバー嵌合式コネクタの雌ハウジングとレバーとが本係合した状態を示す断面図である。 図11のc−d断面図である。 本発明の実施の形態に係るレバー嵌合式コネクタの要部断面図である。
符号の説明
1 レバー嵌合式コネクタ
2 雌ハウジング
3 雄ハウジング
5 レバー
6 レバー挿通孔
6A 内壁
12 回転防止用ロック
12A 支柱部
12B 解除操作用板部
12C 垂下アーム
12D 回転ロック部
12E 両側面
12F 内側面
51 レバー本体
58 回転ロック用凹部
58A 底面
58B 側壁面
60 雌ハウジングカバー
64 筒体挿入口
65 切り欠き空間
70 グロメット
74 レバー入口
75 解除操作用凹部

Claims (7)

  1. 一方のコネクタハウジング(2)に回転可能に挿通、保持されたロッド状のレバー(5)の回転によって他方のコネクタハウジング(3)を引き込み、前記両方のコネクタハウジング(2、3)同士を嵌合させるレバー嵌合式コネクタ(1)であって、
    前記一方のコネクタハウジング(2)には、前記レバー(5)を挿通するための挿通孔(6)が設けられ、
    前記挿通孔(6)の内壁(6A)には、前記レバー(5)に設けられた被係当部(58)に係当して該レバー(5)の過回転を防止する係当部(12D)を有する回転防止用ロック(12)が設けられ、
    前記係当部(12D)における前記挿通孔(6)の周方向側の係当面(12E、12E)と、前記被係当部(58)における前記レバー(5)の周方向側の被係当面(58B、58B)とが、前記レバー(5)が過回転されるときに、前記係当部(12D)が前記レバー(5)側へ向けて引き込まれるように傾斜していることを特徴とするレバー嵌合式コネクタ(1)
  2. 請求項1記載のレバー嵌合式コネクタ(1)であって、
    前記被係当面(12E、12E)は、前記被係当部(58)における前記レバー(5)の周方向の両側に形成されていることを特徴とするレバー嵌合式コネクタ(1)
  3. 請求項1又は請求項2に記載のレバー嵌合式コネクタ(1)であって、
    前記被係当部(58)は、前記レバー(5)の周面に形成された回転ロック用凹部(58)であることを特徴とするレバー嵌合式コネクタ(1)
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載されたレバー嵌合式コネクタ(1)であって、
    前記回転防止用ロック(12)は、
    前記挿通孔(6)の中心方向に向かって突出する支柱部(12A)と、
    前記支柱部(12A)より前記レバー(5)の挿入方向の反対方向に延びるロック解除部(12B)と、
    前記ロック解除部(12B)より前記支柱部(12A)を挟んで前記レバー(5)の挿入方向に延びる一対のアーム部(12C)と、
    前記一対のアーム部(12C)の先端に連結するように形成された前記係当部(12D)と、
    を備えることを特徴とするレバー嵌合式コネクタ(1)
  5. 請求項4記載のレバー嵌合式コネクタ(1)であって、
    前記ロック解除部(12B)は、前記一方のコネクタハウジング(2)における前記他方のコネクタハウジング(3)との嵌合方向と反対側で露出されていることを特徴とするレバー嵌合式コネクタ(1)
  6. 請求項5記載のレバー嵌合式コネクタ(1)であって、
    前記一方のコネクタハウジング(2)には、柔軟性を有する防水用カバー(70)が被せられ、前記防水用カバー(70)の外側から前記ロック解除部(12B)の操作が可能であることを特徴とするレバー嵌合式コネクタ(1)
  7. 請求項6記載のレバー嵌合式コネクタ(1)であって、
    前記防水用カバー(70)には、前記ロック解除部(12B)の操作を可能にする解除操作用凹部(75)が形成されていることを特徴とするレバー嵌合式コネクタ(1)
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