JP5398464B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、両ハウジングを嵌合するコネクタに関する。
コネクタでは、雌側ハウジングの外周とフード部の内周との間に、寸法公差や組付け公差を考慮してクリアランスを確保している。このため、雄側ハウジングが嵌合した状態において両ハウジングが僅かながらガタ付きを生じることは避けられない。このガタ付きは、端子金具間の微摺動摩耗の原因となる。
このような不具合を解消するものとして、例えば特許文献1に開示のコネクタがある。図18に示すように、このコネクタ500は、一方のハウジング513の筒状嵌合部501に、ロックアーム(図示せず)を左右両側から挟むように位置する一対の保護壁503を設け、他方のハウジング511のフード部505に、一対の保護壁503の内面に沿いつつロックアームと保護壁503との隙間に進入するリブ状突部507(進入部)を設け、保護壁503の内側面に、リブ状突部507の外側面に当接することで、フード部505と筒状嵌合部501の周方向への相対変位を規制する規制突部509を設けている。これにより、両ハウジング511,513の相対変位に起因する端子金具間における微摺動摩耗の防止を図ろうとしている。
特開2006−24435号公報
しかしながら、フード部505の強度を確保して、両ハウジング511,513間の当接力を高めると、両ハウジング511,513間の嵌合力が上がってしまう問題があった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、嵌合力を上げずに、端子間における微摺動摩耗を抑制できるコネクタを提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) フード部を有するコネクタハウジングと、前記フード部に差し込まれて嵌合が生じる他のコネクタハウジングと、両ハウジング嵌合後の前記フード部の外壁を覆う筒形のカバーと、を備えるコネクタであって、
前記カバーは、ハウジング嵌合方向に沿って移動可能に設けられ且つ該カバーを前記両ハウジングの嵌合前の仮係止位置と嵌合時の本係止位置とに設定する係止手段によって位置決めされ、
前記コネクタハウジングと前記カバーの少なくとも一方には、前記両ハウジングの嵌合時に相手側の壁面に押圧力を持って当接するリブ突起が突設されていることを特徴とするコネクタ。
このコネクタによれば、両ハウジングの嵌合前には、カバーを仮係止位置として、リブ突起による押圧力を生じさせないようにできる。これにより、押圧力の加えられていないコネクタハウジングに対して嵌合作業を行える。両ハウジングの嵌合後に、カバーを移動してリブ突起にて押圧力を加えることができる。
(2) (1)のコネクタであって、
前記係止手段は、前記コネクタハウジングの外壁面に突出形成された突起と、
前記カバーの周壁に形成され前記突起が係入する係止穴と、からなることを特徴とするコネクタ。
このコネクタによれば、端子収容室の形成されるコネクタハウジング側に、凹部や係止穴を形成する必要がなく、コネクタハウジングの強度を確保し、肥大化を防止できる。
(3) (2)のコネクタであって、
前記突起は、ハウジング嵌合方向に沿って2個形成され、
前記係止穴は、前記2個の突起を両ハウジング嵌合状態に応じて順次係止する穴と、一つの突起のみ移動可能に案内する長穴と、からなることを特徴とするコネクタ。
このコネクタによれば、コネクタハウジングの嵌合方向と、カバーの装着方向が一致する。つまり、カバーは、端子挿入側(ハウジング後部側)から装着される。カバーがコネクタハウジングに挿入されると、挿入先端側の穴が1個目の突起に係止し、カバーが仮係止位置に保持される。さらにカバーが挿入されると、挿入先端側の穴が1個目の突起から外れ、長穴が1個目の突起に係止する。さらにカバーが挿入されると、長穴が1個目の突起に摺動しながら、挿入先端側の穴が2個目の突起に係止し、カバーが本係止位置に保持される。
(4) (2)又は(3)のコネクタであって、
前記係止穴が、前記カバーの周壁を片持ち梁状に形成した可撓腕に開口されることを特徴とするコネクタ。
このコネクタによれば、2つの係止穴を、2個の突起に対し、係止、係止解除、再係止と、簡素な構造、順次弾性変位動作可能に構成できる。
(5) (1)〜(4)のいずれか1つのコネクタであって、
前記リブ突起は、ハウジング嵌合方向に沿って延在し、
前記カバーの移動に伴って押圧力を増大させる方向に傾斜した傾斜面を有することを特徴とするコネクタ。
このコネクタによれば、カバーの移動完了時に、最大押圧力とすることができる。換言すれば、移動未完時においても、小さな押圧力を発生させ、カバーのガタつきを抑制することが可能となる。
(6) (1)〜(5)のいずれか1つのコネクタであって、
前記カバーは、前記コネクタハウジングよりも硬質の樹脂材料の成形品とされていることを特徴とするコネクタ。
このコネクタによれば、カバーがコネクタハウジングからの反力により変形することを防止でき、押圧力を確実に加えることができる。
(7) (1)〜(6)のいずれか1つのコネクタであって、
前記カバーは、前記コネクタハウジングの端子挿入側より装着されることを特徴とするコネクタ。
このコネクタによれば、コネクタハウジングと同一長としたカバーであっても、仮係止位置ではコネクタハウジングの端子挿入側にカバーの未移動部位が配置される。これにより、逆方向から装着する構造に比べ、未移動部位が邪魔にならず、他のコネクタハウジングとの嵌合性を良好にできる。
(8) (1)〜(7)のいずれか1つのコネクタであって、
前記カバーの内壁面には、半ロック時に前記ロックアームの移動空間に移動した該ロックアームに当接して進入が阻止され両ハウジングの半嵌合状態を検知するロック検知部が設けられていることを特徴とするコネクタ。
このコネクタによれば、ロックアームが未完全ロック状態では、変位したままのロックアームにてロック検知部の進入が阻止される。すなわち、ロック検知部の設けられたカバーが完全装着不能となる。これにより、半嵌合状態が検知される。
(9) (1)〜(8)のいずれか1つのコネクタであって、
前記カバーには、端子接続したケーブルに外挿され前記コネクタハウジングの端子収容室に挿入されるゴム栓に押圧状態で当接するゴム栓押さえ部が設けられていることを特徴とするコネクタ。
このコネクタによれば、端子収容室内に挿入されたゴム栓の後面が、コネクタハウジングの端子挿入側から突出する。コネクタハウジングにカバーが装着されると、ゴム栓押さえ部が、端子収容室内から突出したゴム栓の後面に当接し、ゴム栓の脱落が規制される。
本発明に係るコネクタによれば、コネクタハウジングにカバーを移動可能に設け、コネクタハウジングとカバーの少なくとも一方に、両ハウジング嵌合時に相手側壁面に押圧力を持って当接するリブ突起を突設するので、嵌合後にカバーを移動してリブ突起にて押圧力を加えることが可能となる。これにより、嵌合力を上げずに、端子間における微摺動摩耗を抑制できる。
本発明に係るコネクタの分解斜視図である。 (a)はカバーが仮係止位置の図1に示したコネクタの斜視図、(b)はカバーが本係止位置の斜視図である。 図1に示すコネクタの嵌合状態の背面図である。 (a)はカバーを後側から見た斜視図、(b)はカバーの図3におけるA−A断面図である。 (a)はカバーが仮係止位置のコネクタの図3におけるA−A断面図、(b)はカバーが本係止位置のコネクタの図3におけるA−A断面図である。 (a)は他のコネクタハウジングが嵌合前の断面図、(b)は他のコネクタハウジングが嵌合後の断面図、(c)はカバーが本係止されたコネクタの断面図である。 カバーが本係止位置のコネクタの斜視図である。 他の構成に係るコネクタの分解斜視図である。 (a)はカバーが仮係止位置の図8に示したコネクタの斜視図、(b)はカバーが本係止位置の斜視図である。 図8に示すカバーを背面側から見た斜視図である。 図8に示すコネクタの嵌合状態の背面図である。 図11のB−B断面図である。 図10に示すカバーの図11におけるC−C断面図である。 (a)はカバーが仮係止位置のコネクタの図11におけるC−C断面図、(b)はカバーが本係止位置のコネクタの図11におけるC−C断面図である。 (a)はカバーが仮係止位置のコネクタの図11におけるD−D断面図、(b)はカバーが本係止位置のコネクタの図11におけるD−D断面図である。 (a)は他のコネクタハウジングが嵌合前の図8に示すコネクタの断面図、(b)は他のコネクタハウジングが嵌合後の断面図、(c)はカバーが本係止されたコネクタの断面図である。 カバーが本係止位置の図8に示すコネクタの斜視図である。 従来のコネクタの断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係るコネクタの分解斜視図である。
本実施の形態に係るコネクタ100は、フード部11を有するコネクタハウジング13と、フード部11に差し込まれて嵌合が生じる他のコネクタハウジング15(図6参照)と、を有する。両ハウジング13,15は、樹脂材料(例えばPBT;ポリブチレンテレフタート等)により一体成形される。コネクタハウジング13は、別体に形成した角筒形のカバー17を装備する。カバー17は、両ハウジング13,15嵌合後のフード部11の外壁19を覆う。なお、本明細書中、各コネクタハウジング13,15は、嵌合側を前、その反対側を後とする。また、各コネクタハウジング13,15の嵌合方向とは、後から前に向かう方向(図1の矢印a方向、図6の矢印b方向)とする。
コネクタハウジング13は、ハウジング本体21が略直方体状に形成される。ハウジング本体21の前部には嵌合部23が嵌合方向aに突設される。嵌合部23とフード部11には環状の嵌合空間11aが形成される。嵌合部23の先端面には、他のコネクタハウジング15の雄タブ(電気接触片)25(図6参照)の進入する複数(図例では3つ)の受入孔27が並設される。ハウジング本体21には雌端子29(図6参照)を収容する複数の端子収容室31(図6参照)が形成され、端子収容室31は前部が受入孔27に連通し、後部が電線導出穴33(図6参照)に連通する。雌端子29は、コネクタハウジング13の後部側から端子収容室31に挿入されて装着される。
雌端子29には電線35が圧着される。雌端子29は、端子収容室31の弾性係止片(ランス)37(図6参照)の係止にて離脱が規制される。離脱の規制された雌端子29に接続される電線35は、電線導出穴33から外部へ導出される。電線導出穴33内の電線35には環状のゴム栓37(図6参照)が外嵌される。ゴム栓37は、電線35と電線導出穴33の間を気密・防水シールしている。
フード部11は、前面が開口した筒状に形成され、後部がハウジング本体21と一体に接続される。フード部11の左右内壁にはガイド溝38,38が形成され、ガイド溝38,38は他のコネクタハウジング15の両側面に突設されたガイド突起42,42(図7参照)と係合する。
ハウジング本体21の上面には図1に示すロックアーム39が一体に設けられる。ロックアーム39は、一対の平行なアーム部41,41の基端がハウジング本体21の前部に一体的に固定される。アーム部41,41の先端は、ハウジング本体21の後部で相互に連結された操作部43となる。ロックアーム39は、操作部43が押下可能に弾性変形する。アーム部41,41の間にはロックビーク(突起)45(図15参照)が設けられる。ロックアーム39は、他のコネクタハウジング15との嵌合が開始されると、他のコネクタハウジング15の係止爪47(図15参照)の当接にてロックビーク45が押下される。係止爪47がロックビーク45を通過した後、両ハウジング13,15が正規嵌合位置になると、ロックアーム39が弾性復帰してロックビーク45と係止爪47が係止する。ロックアーム39は、このようにして、嵌合時、他のコネクタハウジング15と係止して、両ハウジング13,15を離脱不能にロックする。
図2(a)はカバーが後述する仮係止位置にある図1に示したコネクタの斜視図、(b)はカバーが後述する本係止位置にあるコネクタの斜視図である。
カバー17は、コネクタハウジング13の後部側からコネクタハウジング13に外挿され、ハウジング嵌合方向aに沿って移動可能に設けられる。カバー17とコネクタハウジング13との間には係止手段49が装備されている。係止手段49は、カバー17とコネクタハウジング13を図2(a)に示す仮係止位置と、図2(b)に示す本係止位置とに位置決めする。
係止手段49は、コネクタハウジング13の外壁19に突出形成した突起51と、カバー17の周壁53に形成され突起51が係入する係止穴55と、からなる。すなわち、突起51は、コネクタハウジング13側に設けられる。係止穴55は、カバー17側に設けられる。このような位置関係とすることで、端子収容室31の形成されるコネクタハウジング13側に、凹部や係止穴を形成する必要がなく、コネクタハウジング13の強度を確保し、肥大化を防止している。
図1に示すように、突起51は、ハウジング嵌合方向aに沿う2個の突起51a,51bで形成されている。係止穴55は、2個の突起51a,51bを両ハウジング嵌合状態に応じて順次係止する穴55bと、一つの突起51aのみ移動可能に案内する長穴55aと、からなる。
係止穴55は、カバー17の両側における周壁53を片持ち梁状に形成した可撓腕57,57に開口される。可撓腕57は、周壁53の前部から切り込まれる上下一対のスリット59,59に挟まれ、弾性変形により先端が周壁53の内外方向に変位可能に形成される。係止穴55を可撓腕57に設けることで、2つの係止穴55a,55bを、2個の突起51a,51bに対し、係止、係止解除、再係止と、簡素な構造によって順次弾性変位動作可能に構成できる。
図3は図1に示すコネクタの嵌合状態の背面図、図4(a)はカバーを後側から見た斜視図、(b)はカバーの図3におけるA−A断面図、図5(a)はカバーが仮係止位置のコネクタの図3におけるA−A断面図、(b)はカバーが本係止位置のコネクタの図3におけるA−A断面図である。
図1,図3に示すように、コネクタハウジング13とカバー17の少なくとも一方には、両ハウジング13,15の嵌合時に、相手側の壁面(コネクタハウジング13の壁面、カバー17の壁面)に押圧力を持って当接するリブ突起H,Cが突設されている。
本実施の形態では、カバー17とコネクタハウジング13の双方にリブ突起H,Cが設けられている。すなわち、図3,図4に示すように、カバー17には、後側天井面の左右に2つのリブ突起C1,C2、後側内面に2つのリブ突起C3,C4、後側底面に3つのリブ突起C5,C6,C7が突設される。また、図1,図5に示すように、コネクタハウジング13には、前側上部の左右に2つのリブ突起H1,H2、前側面に2つのリブ突起H3,H4、前側底部に3つのリブ突起H5,H6,H7が突設される。
これらハウジング側リブ突起H(H1,H2,H3,H4,H5,H6,H7)、カバー側リブ突起C(C1,C2,C3,C4,C5,C6,C7)は、ハウジング嵌合方向aに沿って延在して形成される。ハウジング側リブ突起H、カバー側リブ突起Cは、カバー17の本係止位置への移動に伴って押圧力を増大させる方向に傾斜した傾斜面61,63を有する。
傾斜面61,63は、図5(a)に示すカバー17の仮係止位置において、他のコネクタハウジング15の嵌合性に影響を及ぼさない程度で、相手側の壁面に当接してもよい。ハウジング側リブ突起H、カバー側リブ突起Cは、図5(b)に示すカバー17の移動完了時に、最大押圧力とすることができる。換言すれば、移動未完時(仮係止位置)においても、小さな押圧力を発生させ、カバー17のガタつきを抑制するものであってもよい。
次に、上記構成を有するコネクタ100の作用を説明する。
図6(a)は他のコネクタハウジングが嵌合前の断面図、(b)は他のコネクタハウジングが嵌合後の断面図、(c)はカバーが本係止されたコネクタの断面図、図7はカバーが本係止位置のコネクタの斜視図である。
コネクタ100の嵌合には、コネクタハウジング13にカバー17を装着する。カバー17の装着方向は、コネクタハウジング13の嵌合方向と一致する。つまり、カバー17は、端子挿入側(ハウジング後部側)から装着される。
カバー17がコネクタハウジング13に挿入されると、図2(a)に示すように、挿入先端側の係止穴55bが1個目の突起51aに係止し、カバー17が仮係止位置に保持される。仮係止位置ではリブ突起H,Cが当接しないので、フード部11の強度は向上しない。この状態で、図6(a)に示すように、コネクタハウジング13の前部に、他のコネクタハウジング15を挿入する。図6(b)に示すように、コネクタハウジング13と他のコネクタハウジング15の嵌合が完了すると、雌端子29の弾性接触片(図示せず)と雄タブ25が接触する。
次いで、図6(c)に示すように、カバー17をコネクタハウジング13の前部側へスライドする。カバー17がスライドされると、挿入先端側の係止穴55bが1個目の突起51aから外れ、長穴55aが1個目の突起51aに係止する。さらにカバー17が挿入されると、長穴55aが1個目の突起51aに摺動しながら、挿入先端側の係止穴55bが2個目の突起51bに係止する。
このとき、コネクタハウジング13とカバー17の双方に設けられたハウジング側リブ突起H1,H2,H3,H4,H5,H6,H7、カバー側リブ突起C1,C2,C3,C4,C5,C6,C7は、傾斜面61,63が相手側の壁面との間に進入する。進入が進むに伴って、ハウジング側リブ突起H1,H2,H3,H4,H5,H6,H7、カバー側リブ突起C1,C2,C3,C4,C5,C6,C7の本体部分が、相手側の壁面との間に進入する。
これにより、フード部11は、内方空間を収縮させる方向に変形する。フード部11が嵌合空間11aを収縮させる方向c(図7参照)に変形すると、他のコネクタハウジング15とのクリアランスが小さくなる。このクリアランスを小さくすることにより、コネクタハウジング13と他のコネクタハウジング15の相対変位が抑制される。その結果、両ハウジング13,15の相対変位に起因する雌端子29、雄タブ25間における微摺動摩耗が防止されることになる。
このように、コネクタ100では、両ハウジング13,15の嵌合前には、カバー17を仮係止位置として、カバー側リブ突起C、ハウジング側リブ突起Hによる押圧力を生じさせないようにできる。これにより、押圧力の加えられていないコネクタハウジング13に対して嵌合作業を行える。そして、両ハウジング13,15の嵌合後に、カバー17を移動してリブ突起H,Cにて押圧力を加えることができる。
次に、本発明に係るコネクタの他の構成を説明する。
図8は他の構成に係るコネクタの分解斜視図である。なお、図1〜図7に示した部材と同等の部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
他の構成に係るコネクタ100Aは、コネクタハウジング13と他のコネクタハウジング15とが上記コネクタ100と同一である。カバー17Aのみがコネクタ100と異なる。
図9(a)はカバーが仮係止位置の図8に示したコネクタの斜視図、(b)はカバーが本係止位置の斜視図である。
カバー17Aは、コネクタハウジング13の後部側からコネクタハウジング13に外挿され、ハウジング嵌合方向aに沿って移動可能に設けられる。カバー17Aとコネクタハウジング13との間には上記同様の係止手段49が装備されている。
また、このカバー17Aには、ロックアーム39の開口部を表出させる切欠部80が形成される。切欠部80は、ロックアーム39のロック操作を可能にしている。
図10は図8に示すカバーを背面側から見た斜視図、図11は図8に示すコネクタの嵌合状態の背面図、図12は図11のB−B断面図、図13は図10に示すカバーの図11におけるC−C断面図、図14(a)はカバーが仮係止位置のコネクタの図11におけるC−C断面図、(b)はカバーが本係止位置のコネクタの図11におけるC−C断面図、図15(a)はカバーが仮係止位置のコネクタの図11におけるD−D断面図、(b)はカバーが本係止位置のコネクタの図11におけるD−D断面図である。
図8,図9,図10に示すように、カバー17Aの一方の周壁53の後部には、薄肉ヒンジ71を介してゴム栓押さえ部73が一体に成形される。
ゴム栓押さえ部73は、基端がヒンジ71を介して周壁53に接続し、先端がヒンジ71を中心にコネクタハウジング13の端子挿入側に回動自在となっている。ゴム栓押さえ部73は、先端の開放したU字状の支持間隙75を有する。ゴム栓押さえ部73の先端には爪部77が形成され、爪部77はカバー17Aの他方の周壁53に形成された図10に示す係止窓79に係止する。爪部77を係止窓79に係止してコネクタハウジング13の端子挿入側と平行に配置されたゴム栓押さえ部73は、図11に示すように、支持間隙75が端子収容室31の電線導出穴33と一致する。
図12に示すように、電線導出穴33に挿入されたゴム栓37は、後面が、コネクタハウジング13の端子挿入側から突出する。カバー17Aが本係止位置にスライドされた後、ゴム栓押さえ部73の爪部77が係止窓79に係止すると、ゴム栓37の後面に、ゴム栓押さえ部73が当接する。これにより、ゴム栓37の脱落が規制されるようになっている。
図11,図13に示すように、カバー17Aには、カバー17と同様のカバー側リブ突起C1,C2,C3,C4,C5,C6,C7が設けられている。リブ突起H,Cは、上記同様に、図14(a)に示すカバー17Aの仮係止位置において、他のコネクタハウジング15(図6参照)の嵌合性に影響を及ぼさない程度で、相手側の壁面に当接してもよい。ハウジング側リブ突起H、カバー側リブ突起Cは、図14(b)に示すカバー17の移動完了時に、最大押圧力となる。
また、カバー17Aの内壁面81の後部には、梁状のロック検知部83が形成されている。ロック検知部83は、半ロック時にロックアーム39の図15に示す移動空間85に移動したロックアーム39に当接する。より正確には、アーム部41の側面に設けた当接突起87に当接する。ロック検知部83は、当接突起87に当接して進入が阻止されることで、両ハウジング13,15の半嵌合状態を検知する。
本構成では、他のコネクタハウジング15が挿入されると、ロックビーク45が押下され、ロックアーム39の操作部43が下方向(コネクタハウジング13に接近する方向)に移動される。これに伴って下方向(図15の矢印d方向)に移動される当接突起87にて、ロック検知部83の進入が阻止される。なお、ロックアーム39は、他のコネクタハウジング15の挿入によって、押し上げられるものであってもよい。この場合には、上側となる移動空間(図示せず)に挿入されるように、ロック検知部83を配置すればよい。
このように、ロックアーム39が未完全ロック状態では、変位したままのロックアーム39の当接突起87にてロック検知部83の進入が阻止される。すなわち、ロック検知部83の設けられたカバー17Aが完全装着不能となる。これにより、半嵌合状態が検知される。
次に、上記構成を有するコネクタ100Aの作用を説明する。
図16(a)は他のコネクタハウジングが嵌合前の図8に示すコネクタの断面図、(b)は他のコネクタハウジングが嵌合後の断面図、(c)はカバーが本係止されたコネクタの断面図、図17はカバーが本係止位置の図8に示すコネクタの斜視図である。
コネクタ100Aの嵌合には、コネクタハウジング13にカバー17Aを装着する。カバー17Aがコネクタハウジング13に挿入されると、挿入先端側の係止穴55bが1個目の突起51aに係止し、カバー17Aが仮係止位置に保持される。仮係止位置ではリブ突起H,Cが当接しないので、フード部11の強度は向上しない。
この状態で、図16(a)に示すように、コネクタハウジング13の前部に、他のコネクタハウジング15を挿入する。図16(b)に示すように、コネクタハウジング13と他のコネクタハウジング15の嵌合が完了すると、雌端子29の弾性接触片(図示せず)と雄タブ25が接触する。
次いで、図16(c)に示すように、カバー17Aをコネクタハウジング13の前部側へスライドする。カバー17Aがスライドされると、挿入先端側の係止穴55bが1個目の突起51aから外れ、長穴55aが1個目の突起51aに係止する。さらにカバー17Aが挿入されると、長穴55aが1個目の突起51aに摺動しながら、挿入先端側の係止穴55bが2個目の突起51bに係止する。
このとき、コネクタハウジング13とカバー17Aの双方に設けられたハウジング側リブ突起H1,H2,H3,H4,H5,H6,H7、カバー側リブ突起C1,C2,C3,C4,C5,C6,C7は、先の実施の形態で述べたと同様、傾斜面61,63が相手側の壁面との間に進入する。進入が進むに伴って、ハウジング側リブ突起H1,H2,H3,H4,H5,H6,H7、カバー側リブ突起C1,C2,C3,C4,C5,C6,C7の本体部分が、相手側の壁面との間に進入する。
これにより、フード部11は、内方空間を収縮させる方向に変形する。フード部11が嵌合空間11aを収縮させる方向c(図17参照)に変形すると、他のコネクタハウジング15とのクリアランスが小さくなる。このクリアランスを小さくすることにより、コネクタハウジング13と他のコネクタハウジング15の相対変位が抑制される。切欠部80によりカバー17Aでロックアーム39の開口を覆えない構造であっても、フード部11の強度が向上する。その結果、両ハウジング13,15の相対変位に起因する雌端子29、雄タブ25間における微摺動摩耗が防止される。
このように、コネクタ100Aでは、両ハウジング13,15の嵌合前には、カバー17を仮係止位置として、カバー側リブ突起C、ハウジング側リブ突起Hによる押圧力を生じさせないようにできる。これにより、押圧力の加えられていないコネクタハウジング13に対して嵌合作業を行える。両ハウジング13,15の嵌合後に、カバー17Aを移動してリブ突起H,Cにて押圧力を加えることができる。
カバー17Aを本係止位置とした後、ゴム栓押さえ部73をヒンジ71にて回転し、爪部77を係止窓79に係止する。これにより、電線導出穴33から突出するゴム栓37の後面がゴム栓押さえ部73に押さえられ、ゴム栓37の離脱が防止される。
上記各構成のコネクタ100,100Aにおいて、カバー17,17Aは、コネクタハウジング13よりも硬質の樹脂材料の成形品とすることが好ましい。硬質の樹脂材料としては、例えば繊維強化プラスチックとすることができる。繊維強化プラスチックは、ガラス繊維等の繊維で強化された樹脂であり、具体的には、熱安定性や機械的特性(強度)の点で優れているPBT−G(ポリプチレンテレフタレート ガラス入り)、SPS−G(シンジオタクチックポリスチレン ガラス入り)等が好適に使用できる。このような硬質の樹脂材料をカバー17,17Aに用いることで、カバー17,17Aがコネクタハウジング13からの反力により変形することを防止でき、押圧力をより確実に加えることができる。
また、コネクタ100,100Aでは、カバー17,17Aがコネクタハウジング13の端子挿入側より装着される構成とすることにより、コネクタハウジング13と同一長としたカバー17,17Aであっても、仮係止位置ではコネクタハウジング13の端子挿入側にカバー17,17Aの未移動部位が配置される。これにより、逆方向から装着する構造に比べ、未移動部位が邪魔にならず、他のコネクタハウジング15との嵌合性を良好にできる。
したがって、本実施の形態に係るコネクタ100,100Aによれば、コネクタハウジング13にカバー17,17Aを移動可能に設け、コネクタハウジング13とカバー17,17Aの少なくとも一方に、両ハウジング嵌合時に相手側壁面に押圧力を持って当接するリブ突起H,Cを突設するので、嵌合後にカバー17,17Aを移動してリブ突起H,Cにて押圧力を加えることが可能となる。これにより、嵌合力を上げずに、雌端子29と雄タブ25間における微摺動摩耗を抑制できる。
11 フード部
13 コネクタハウジング
15 他のコネクタハウジング
17、17A カバー
19 フード部の外壁
31 端子収容室
35 電線(ケーブル)
37 ゴム栓
49 係止手段
51 突起
53 カバーの周壁
55 係止穴
55a 長穴
57 可撓腕
61,63 傾斜面
73 ゴム栓押さえ部
83 ロック検知部
85 ロックアームの移動空間
100、100A コネクタ
H,C リブ突起
a ハウジング嵌合方向

Claims (9)

  1. フード部を有するコネクタハウジングと、前記フード部に差し込まれて嵌合が生じる他のコネクタハウジングと、両ハウジング嵌合後の前記フード部の外壁を覆う筒形のカバーと、を備えるコネクタであって、
    前記カバーは、ハウジング嵌合方向に沿って移動可能に設けられ且つ該カバーを前記両ハウジングの嵌合前の仮係止位置と嵌合時の本係止位置とに設定する係止手段によって位置決めされ、
    前記コネクタハウジングと前記カバーの少なくとも一方には、前記両ハウジングの嵌合時に相手側の壁面に押圧力を持って当接するリブ突起が突設されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタであって、
    前記係止手段は、前記コネクタハウジングの外壁面に突出形成された突起と、
    前記カバーの周壁に形成され前記突起が係入する係止穴と、からなることを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項2記載のコネクタであって、
    前記突起は、ハウジング嵌合方向に沿って2個形成され、
    前記係止穴は、前記2個の突起を両ハウジング嵌合状態に応じて順次係止する穴と、一つの突起のみ移動可能に案内する長穴と、からなることを特徴とするコネクタ。
  4. 請求項2又は請求項3記載のコネクタであって、
    前記係止穴が、前記カバーの周壁を片持ち梁状に形成した可撓腕に開口されることを特徴とするコネクタ。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のコネクタであって、
    前記リブ突起は、ハウジング嵌合方向に沿って延在し、
    前記カバーの移動に伴って押圧力を増大させる方向に傾斜した傾斜面を有することを特徴とするコネクタ。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のコネクタであって、
    前記カバーは、前記コネクタハウジングよりも硬質の樹脂材料の成形品とされていることを特徴とするコネクタ。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のコネクタであって、
    前記カバーは、前記コネクタハウジングの端子挿入側より装着されることを特徴とするコネクタ。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載のコネクタであって、
    前記カバーの内壁面には、半ロック時に前記ロックアームの移動空間に移動した該ロックアームに当接して進入が阻止され両ハウジングの半嵌合状態を検知するロック検知部が設けられていることを特徴とするコネクタ。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載のコネクタであって、
    前記カバーには、端子接続したケーブルに外挿され前記コネクタハウジングの端子収容室に挿入されるゴム栓に押圧状態で当接するゴム栓押さえ部が設けられていることを特徴とするコネクタ。
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