JP2575030Y2 - 圧接コネクタ - Google Patents

圧接コネクタ

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JP2575030Y2
JP2575030Y2 JP1991079040U JP7904091U JP2575030Y2 JP 2575030 Y2 JP2575030 Y2 JP 2575030Y2 JP 1991079040 U JP1991079040 U JP 1991079040U JP 7904091 U JP7904091 U JP 7904091U JP 2575030 Y2 JP2575030 Y2 JP 2575030Y2
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圭一 尾▲崎▼
克明 寺田
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はワイヤハーネス等に使用
される圧接コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車内配線に使用されるワイヤ
ハーネスにおいては、各ワイヤハーネスの接続部におい
て接続作業の容易な圧接コネクタが多用されている。図
5ないし図8は、本出願人の先願にかかる圧接コネクタ
を示し、圧接コネクタ20は圧接端子21、これを嵌装
するハウジング22およびカバー23とから成る。
【0003】圧接端子21は逆U字状に折り曲げた導電
板の頂部に複数のスロット21aを並設したもので、ハ
ウジング22の底部に形成された圧入溝20aに両足2
1bを嵌入し、ハウジング22の両側壁22a,22b
間のほぼ中央に固定される。また、圧接端子21の両側
における対称な位置には立壁24があり、この立壁24
に電線ガイド溝24aが前記圧接端子21の各スロット
21aと軸を合わせて形成され、各電線ガイド溝24a
の上方には電線の浮き上がり防止突起24bが形成され
ている。
【0004】立壁24の外側の外側壁22a,22bに
は各スロット21aと対応した電線挾持溝25a,25
bが設けられ、外側壁22a,22bの内側には、後述
するカバーとの補助ロック用突起31が、又、外側壁2
2a,22bと直交するハウジング22の側面にはメイ
ンロック用アーム22cがある。
【0005】カバー23の内面には後記する電線押圧用
の突起があり、両端に形成されたロック爪23aとハウ
ジング側の両端に形成されたメインロック用アーム22
cとでロック手段を構成し、これらの係合によってカバ
ー23はハウジング22に係止される。
【0006】前記側壁22a,22bの上端に形成され
た各係止突起31と、カバー23の両側に形成された各
係止部32とは、補助ロック手段を構成し、係止突起3
1と係止部32との対応するもの同士が係合して前述し
たロック爪23aとメインロック用アーム22cとの係
合を補助してカバー23をハウジング22に係止する。
【0007】上記構成において、図7に示すように電線
6の圧接予定個所を圧接端子21のスロット21a上に
置き、圧接予定個所の両側部を電線ガイド溝24a及び
電線挾持溝25a,25b内に進入させてハウジング2
2を貫通した状態としてから、図8(A)の如くに、上
からカバー23を被せるものであり、カバー23の押圧
突起33,33,34によって押圧されて電線は図8
(B)に示すようにスロット21a内に嵌入して電気的
接続をする。接続部の両端は電線挾持溝25a,25b
内にさらに押し込まれ、しっかりと把持される。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】上記した従来の圧接コ
ネクタにおいては、電線6を圧接端子21のスロット2
1a上に位置させてからカバー23を被せて押圧する際
に電線6が動いてスロット21aから外れた場合には圧
接不良のまま次工程へ流れることとなる。
【0009】本考案は上記した点に着目し、電線と圧接
端子の圧接不良を確認し得るようにしたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本考案においては、スロットを有する圧接端子を
備えたハウジングと該スロットに対向して設けられて電
線を該スロットに押圧する突起を有するカバーとから成
り、該カバーにおいて該スロットの両側における分割片
に対向した一対の分割窓から成る検知窓を該突起の両側
に形成し、該電線を該突起により該電線の軸方向延長部
が該スロットの両端開口部より突出した状態にして該ス
ロット内に押し入れる構成を採用した。
【0011】
【作用】突起がスロットの直上に位置して電線を該スロ
ットに押し入れ、該突起の両側に位置する一対の分割窓
から成る検知窓を通して電線と圧接端子の接続の良否を
検知する
【0012】
【実施例】図1ないし図3は本考案にかかる圧接コネク
タの一実施例を示し、Aはハウジング、Bはカバーであ
り、前記従来例と同一部分には同一符号が付されてい
る。カバーBの中心部には各圧接端子21の複数のスロ
ット21aに対向し複数の押圧突起34が並設される
と共に各押圧突起34の側方に検知窓40が設けられて
いる。各検知窓40は、圧接端子21のスロット21a
の両側における分割片21′,21″に対向した分割窓
40′,40″より成る。
【0013】ハウジングAの左右側壁の外面には上方に
仮係止用突起41、下方に本係止用突起42が設けら
れ、カバーBの左右側壁の内面下端には該突起41,4
2に対する係合突起43が形成されている。図2は、カ
バーBの係合突起43をハウジングAの仮係止用突起4
1に係合させた仮結合状態を示し、この状態では圧接端
子21のスロット21aに載置された電線6の圧接予定
個所の上部にカバーBの押圧突起34が位置し、検知窓
40の分割窓40′,40″は圧接端子21のスロット
21aの両側における分割片21′,21″に対向して
いる。
【0014】また、仮係止状態においては、圧接端子2
1の両側の立壁24の電線ガイド溝24aに設けた一対
の電線の浮き上がり防止突起24a,24bの側方に電
線押圧突起33が位置し、該押圧突起33の下端33a
が浮き上がり防止突起24bの下面24b′と同じ高さ
に位置し(図4(A))、この状態では電線6は圧接端
子21のスロット21aにおける電線ひろい部21c上
に固定されるので、かかる仮係止状態で次工程へ移動さ
れる際に電線6がスロット21aから外れない(図4
(B))。
【0015】仮係止状態からカバーBを押し込んで、係
合突起43を本係止突起42に係合させた本結合状態と
し、電線6を押圧突起34により電線6の軸方向延長部
がスロット21aの両端開口部より突出した状態にして
スロット21a内に深く押し入れて電線の導体を圧接端
子21と圧接接続させる(図3)。本結合状態におい
て、カバーBの検知窓40から圧接接続状態の良否を判
定するものであり、この際に検知窓40に圧接端子21
の分割片21′,21″が現われていなければ良、検知
窓40に電線6が現われていれば不良と判定するもの
で、治具により高さを検知したり、センサーにより色別
認識や材料認識(塩ビ又は金属)でも対応可能とする。
【0016】
【考案の効果】本考案は上記した如くに、スロットを有
する圧接端子を備えたハウジングと該スロットに対向し
て設けられて電線を該スロットに押圧する突起を有する
カバーとから成り、該カバーにおいて該スロットの両側
における分割片に対向した一対の分割窓から成る検知窓
を該突起の両側に形成し、該電線を該突起により該電線
の軸方向延長部が該スロットの両端開口部より突出した
状態にして該スロット内に押し入れるものであるから、
圧接端子のスロットの直上に位置するカバーの突起によ
り電線を該スロット内に確実に押し入れることができ、
この際に該突起の両側において該スロットの分割片に対
向して設けた一対の分割窓から成る検知窓により圧接接
続の良否を間接手段により確実に判定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の圧接コネクタの分解斜視図である。
【図2】同上の仮結合状態における図1のX−X線断面
図である。
【図3】同上の本結合状態における図1のX−X線断面
図である。
【図4】(A),(B)は、仮結合状態における要部の
拡大図である。
【図5】従来例の圧接コネクタの分解斜視図である。
【図6】図5のY−Y線断面図である。
【図7】ハウジングに電線を載置した状態の図5のY−
Y線断面図である。
【図8】(A)はカバーを初期結合した状態の図5のY
−Y線断面図、(B)は同上のカバーを押し込んだ状態
の断面図である。
【符号の説明】
A ハウジング B カバー 21 圧接端子 21a スロット 21′,21″ 分割片 34 押圧突起 40 検知窓 40′,40″ 分割窓

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロットを有する圧接端子を備えたハウ
    ジングと該スロットに対向して設けられて電線を該スロ
    ットに押圧する突起を有するカバーとから成り、該カバ
    ーにおいて該スロットの両側における分割片に対向した
    一対の分割窓から成る検知窓を該突起の両側に形成し
    該電線を該突起により該電線の軸方向延長部が該スロッ
    トの両端開口部より突出した状態にして該スロット内に
    押入れることを特徴とする圧接コネクタ。
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DE102010047458A1 (de) * 2010-10-06 2012-04-12 Phoenix Contact Gmbh & Co. Kg Anschlussklemme

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