JPH0119816Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0119816Y2 JPH0119816Y2 JP1982137625U JP13762582U JPH0119816Y2 JP H0119816 Y2 JPH0119816 Y2 JP H0119816Y2 JP 1982137625 U JP1982137625 U JP 1982137625U JP 13762582 U JP13762582 U JP 13762582U JP H0119816 Y2 JPH0119816 Y2 JP H0119816Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- insulator
- pin
- insulators
- male
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 34
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 10
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は雌雄嵌合型のコネクタの構造に関す
る。
る。
一般的な雌雄嵌合型のコネクタにおいては、ピ
ンコンタクトを絶縁体に保持させたピンコンタク
ト固定部、ピンコンタクトと相手側コンタクトと
の接触部、および相手側コンタクトの結線部が、
互いにほぼ一直線上に並ぶ構造であるため、ピン
コンタクト固定部から相手側コンタクトの結線部
までの全長が大きくなつている。そのため、例え
ばピンコンタクトを保持した絶縁体を基板上に設
置し、そのピンコンタクトの接触部とは反対端を
基板に貫通させるという使用状態の場合には、基
板上の実装高さが大となつてしまう。
ンコンタクトを絶縁体に保持させたピンコンタク
ト固定部、ピンコンタクトと相手側コンタクトと
の接触部、および相手側コンタクトの結線部が、
互いにほぼ一直線上に並ぶ構造であるため、ピン
コンタクト固定部から相手側コンタクトの結線部
までの全長が大きくなつている。そのため、例え
ばピンコンタクトを保持した絶縁体を基板上に設
置し、そのピンコンタクトの接触部とは反対端を
基板に貫通させるという使用状態の場合には、基
板上の実装高さが大となつてしまう。
それ故に本考案の目的は、全体の高さを低くす
ることが可能な雌雄嵌合型のコネクタの提供にあ
る。
ることが可能な雌雄嵌合型のコネクタの提供にあ
る。
以下図面を参照しながら、本考案につき実施例
を用いて説明する。
を用いて説明する。
第１図は本考案による交叉接触型コネクタの一
実施例を示している。このコネクタは、雌雄嵌合
する二つの絶縁体１０，２０を含んでいる。雌側
絶縁体１０の嵌合穴１１には幾つかの薄い隔壁１
２を等間隔で形成してある。そして隔壁１２に対
応した位置にそれぞれピンコンタクト３０を組み
込んでいる。ピンコンタクト３０は隔壁１２の厚
み寸法よりも大きい径の導電性棒材をＬ字形に折
り曲げたもので、その折り曲げ部の一側部分を雌
側絶縁体１０に貫通させて嵌合離脱方向４０とは
直交する方向にのびた接触部３１となし、隔壁１
２の嵌合側端面１５に対向させるまた折り曲げ部
の他側部分を嵌合離脱方向４０と平行にのびた接
続部３２となしたものである。ピンコンタクト３
０を雌側絶縁体１０に組み込むに当り、雌側絶縁
体１０の側面に形成した入口の狭い溝１３に接続
部３２を有した部分を押し込み嵌合させる。その
際、溝１３の入口寸法をピンコンタクト３０のピ
ン径よりも若干狭く作り、これにより、ピンコン
タクト３０の溝１３に押し込むときには溝１３が
弾性変形し、パチツと押し込まれ、そしてピンコ
ンタクト３０が溝１３にしつかりと固定されるよ
うにする。なおピンコンタクト３０は一本毎に雌
側絶縁体１０の両側面から交互に装着されてい
る。
実施例を示している。このコネクタは、雌雄嵌合
する二つの絶縁体１０，２０を含んでいる。雌側
絶縁体１０の嵌合穴１１には幾つかの薄い隔壁１
２を等間隔で形成してある。そして隔壁１２に対
応した位置にそれぞれピンコンタクト３０を組み
込んでいる。ピンコンタクト３０は隔壁１２の厚
み寸法よりも大きい径の導電性棒材をＬ字形に折
り曲げたもので、その折り曲げ部の一側部分を雌
側絶縁体１０に貫通させて嵌合離脱方向４０とは
直交する方向にのびた接触部３１となし、隔壁１
２の嵌合側端面１５に対向させるまた折り曲げ部
の他側部分を嵌合離脱方向４０と平行にのびた接
続部３２となしたものである。ピンコンタクト３
０を雌側絶縁体１０に組み込むに当り、雌側絶縁
体１０の側面に形成した入口の狭い溝１３に接続
部３２を有した部分を押し込み嵌合させる。その
際、溝１３の入口寸法をピンコンタクト３０のピ
ン径よりも若干狭く作り、これにより、ピンコン
タクト３０の溝１３に押し込むときには溝１３が
弾性変形し、パチツと押し込まれ、そしてピンコ
ンタクト３０が溝１３にしつかりと固定されるよ
うにする。なおピンコンタクト３０は一本毎に雌
側絶縁体１０の両側面から交互に装着されてい
る。
一方、雄側絶縁体２０の先端部には、雌側絶縁
体１０の隔壁１２に対応する部分にそれぞれ切込
み２１を有している。これらの切込み２１の幅寸
法はピンコンタクト３０を受け入れ得るものとす
る。雄側絶縁体２０にはまた、切込み２１に対応
した位置にそれぞれ相手側コンタクトであるソケ
ツトコンタクト５０を組み込む。ソケツトコンタ
クト５０は導電性板材より作られたもので、第２
図に示すように電線６０に機械的および電気的に
接続される。ソケツトコンタクト５０の先端は二
股にされて切込み２１の左右にのびている。こう
して二股にされた部分５１，５１には、ピンコン
タクト３０の径よりも狭い間隔をおいて相対向し
た接触部５２，５２が形成されている。これらの
接触部５２，５２は、第３図から明らかなよう
に、切込み２１に少しせり出している。なおソケ
ツトコンタクト５０には雄側絶縁体２０に係止す
るための係止爪５４が設けられているが、これら
については種々の変更が可能である。
体１０の隔壁１２に対応する部分にそれぞれ切込
み２１を有している。これらの切込み２１の幅寸
法はピンコンタクト３０を受け入れ得るものとす
る。雄側絶縁体２０にはまた、切込み２１に対応
した位置にそれぞれ相手側コンタクトであるソケ
ツトコンタクト５０を組み込む。ソケツトコンタ
クト５０は導電性板材より作られたもので、第２
図に示すように電線６０に機械的および電気的に
接続される。ソケツトコンタクト５０の先端は二
股にされて切込み２１の左右にのびている。こう
して二股にされた部分５１，５１には、ピンコン
タクト３０の径よりも狭い間隔をおいて相対向し
た接触部５２，５２が形成されている。これらの
接触部５２，５２は、第３図から明らかなよう
に、切込み２１に少しせり出している。なおソケ
ツトコンタクト５０には雄側絶縁体２０に係止す
るための係止爪５４が設けられているが、これら
については種々の変更が可能である。
雌側絶縁体１０に雄側絶縁体２０を嵌合させる
場合は、雌側絶縁体１０の隔壁１２が雄側絶縁体
２０の切込みに対応して、ガイドとなるのでスム
ーズかつ確実に嵌合させることができる。雌雄嵌
合させたときの状態を第４図に示す。このとき雌
側絶縁体１０の後端面１４と雄側絶縁体２０の前
端面２２とが実質的に一致し、かつピンコンタク
ト３０の接触部３１とソケツトコンタクト５０の
接触部５２とが互いに接触する。かくして電気的
接続が得られる。
場合は、雌側絶縁体１０の隔壁１２が雄側絶縁体
２０の切込みに対応して、ガイドとなるのでスム
ーズかつ確実に嵌合させることができる。雌雄嵌
合させたときの状態を第４図に示す。このとき雌
側絶縁体１０の後端面１４と雄側絶縁体２０の前
端面２２とが実質的に一致し、かつピンコンタク
ト３０の接触部３１とソケツトコンタクト５０の
接触部５２とが互いに接触する。かくして電気的
接続が得られる。
この構造によると、基板７０の面からの全体の
高さ寸法Ｈは単に雄側絶縁体２０そのものとなる
ので、全体の高さを低くすることが可能である。
高さ寸法Ｈは単に雄側絶縁体２０そのものとなる
ので、全体の高さを低くすることが可能である。
第５図は本考案の他の実施例として、雌側絶縁
体１０に組みつけたピンコンタクト３０の接続部
３２を嵌合離脱方向４０とは直交する方向に引き
出したものを示している。これによると、雌側絶
縁体１０の嵌合離脱方向４０でのほぼ中央から接
続部３２が突出しているので、図示の如く横置き
の場合に基板７０に対し安定する。
体１０に組みつけたピンコンタクト３０の接続部
３２を嵌合離脱方向４０とは直交する方向に引き
出したものを示している。これによると、雌側絶
縁体１０の嵌合離脱方向４０でのほぼ中央から接
続部３２が突出しているので、図示の如く横置き
の場合に基板７０に対し安定する。
以上実施例を用いて説明したように、本考案に
よれば、二つの絶縁体がスムースに嵌合離脱する
上に、その嵌合状態も安定するので、ピンコンタ
クトの接触部と相手コンタクトの接触部との接触
部分に無理な力が加わることはなく、したがつて
これらの接触部間の押圧接触状態を確実に得るこ
とができる。
よれば、二つの絶縁体がスムースに嵌合離脱する
上に、その嵌合状態も安定するので、ピンコンタ
クトの接触部と相手コンタクトの接触部との接触
部分に無理な力が加わることはなく、したがつて
これらの接触部間の押圧接触状態を確実に得るこ
とができる。
また両絶縁体を実質上互いに完全に嵌合する寸
法に作ることが可能であり、したがつて基板上の
実装高さを低く抑えることができる。
法に作ることが可能であり、したがつて基板上の
実装高さを低く抑えることができる。
第１図は本考案による交叉接触型コネクタの一
実施例を示す結合前の断面斜視図、第２図は使用
されたソケツトコンタクトを電線に取付けた状態
で示す平面図、第３図は雄側絶縁体にソケツトコ
ンタクトを組み込んだ状態の一部のみの正面図、
第４図は第１図に示した実施例の結合状態での断
面図、第５図はピンコンタクトの変形例を組み込
んだ雌側絶縁体の断面図。 １０……雌側絶縁体、２０……雄側絶縁体、３
０……ピンコンタクト、３１……接触部、３２…
…接続部、４０……嵌合離脱方向、５０……ソケ
ツトコンタクト、５２……接触部、６０……電
線、７０……基板。
実施例を示す結合前の断面斜視図、第２図は使用
されたソケツトコンタクトを電線に取付けた状態
で示す平面図、第３図は雄側絶縁体にソケツトコ
ンタクトを組み込んだ状態の一部のみの正面図、
第４図は第１図に示した実施例の結合状態での断
面図、第５図はピンコンタクトの変形例を組み込
んだ雌側絶縁体の断面図。 １０……雌側絶縁体、２０……雄側絶縁体、３
０……ピンコンタクト、３１……接触部、３２…
…接続部、４０……嵌合離脱方向、５０……ソケ
ツトコンタクト、５２……接触部、６０……電
線、７０……基板。
Claims (1)
- 雌雄嵌合する二つの絶縁体、一方の絶縁体に組
み込まれたピンコンタクト、および他方の絶縁体
に組み込まれた相手側コンタクトを含むコネクタ
において、上記一方の絶縁体の嵌合穴に上記二つ
の絶縁体の嵌合離脱方向と平行な隔壁を設け、上
記ピンコンタクトは該隔壁の嵌合側端面に対向し
て上記二つの絶縁体の嵌合離脱方向とは直交する
方向にのびた上記隔壁の厚さよりも径の大きい接
触部を有し、上記他方の絶縁体には前記隔壁に対
応する位置に切込みを設け、上記相手コンタクト
は、上記切込みの内側に位置して上記二つの絶縁
体の相互嵌合時に上記ピンコンタクトの接触部の
側面に押圧接触する接触部を有していることを特
徴とする交叉接触型コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13762582U JPS5941981U (ja) | 1982-09-13 | 1982-09-13 | 交叉接触型コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13762582U JPS5941981U (ja) | 1982-09-13 | 1982-09-13 | 交叉接触型コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5941981U JPS5941981U (ja) | 1984-03-17 |
| JPH0119816Y2 true JPH0119816Y2 (ja) | 1989-06-07 |
Family
ID=30309061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13762582U Granted JPS5941981U (ja) | 1982-09-13 | 1982-09-13 | 交叉接触型コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5941981U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2526367Y2 (ja) * | 1989-04-17 | 1997-02-19 | 大宏電機 株式会社 | コネクタ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54158292U (ja) * | 1978-04-27 | 1979-11-05 |
-
1982
- 1982-09-13 JP JP13762582U patent/JPS5941981U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5941981U (ja) | 1984-03-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6223031Y2 (ja) | ||
| JPS603743B2 (ja) | リボンケ−ブル用電気コネクタ− | |
| JP3360178B2 (ja) | 一体的支持構造を有する電気コネクタ | |
| JP2002184502A (ja) | 電気コネクタ | |
| JPS5929951B2 (ja) | 電気コネクタアセンブリ | |
| JPH0119816Y2 (ja) | ||
| JP3089189B2 (ja) | 同軸コネクタ | |
| JPS623910Y2 (ja) | ||
| JPH0735313Y2 (ja) | コネクタ | |
| JPS6010291Y2 (ja) | 高密度多極ツ−パ−ツコネクタ | |
| JPH11144789A (ja) | 端子構造 | |
| JP2552743Y2 (ja) | 電気コネクタ | |
| JPS6213332Y2 (ja) | ||
| JPS5839026Y2 (ja) | ソケツトコンタクト | |
| JP2549319Y2 (ja) | 電気コネクタ装置 | |
| JP3501442B2 (ja) | 電気コネクタ | |
| JPS6336617Y2 (ja) | ||
| JPH0339887Y2 (ja) | ||
| JPS6235265Y2 (ja) | ||
| JPH033967Y2 (ja) | ||
| JPH0633658Y2 (ja) | コネクタの雌側接触子 | |
| JPH0243097Y2 (ja) | ||
| JPH0236218Y2 (ja) | ||
| JP2571755Y2 (ja) | フラットケーブル用コネクタ | |
| JPH0528704Y2 (ja) |