JP2697562B2 - 厨芥処理機 - Google Patents

厨芥処理機

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JP2697562B2
JP2697562B2 JP5189669A JP18966993A JP2697562B2 JP 2697562 B2 JP2697562 B2 JP 2697562B2 JP 5189669 A JP5189669 A JP 5189669A JP 18966993 A JP18966993 A JP 18966993A JP 2697562 B2 JP2697562 B2 JP 2697562B2
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弘美 広田
達夫 吉川
勝之 石橋
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭の生ごみ等の
厨芥を処理する開閉蓋を備えた厨芥処理機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の厨芥処理機は、開閉する
蓋体の内部に種々の機能部品を装備したものが一般的で
あり、このため蓋体の重量が重くこれによる蓋体自体の
重量を支えるのにヒンジ部を強固な構成にしたり、ヒン
ジ部に特別なステーを設けて蓋体の開閉時にゆがみや傾
きの発生による厨芥処理部の密閉が損なわれないように
してた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の厨芥処理機の構成では、蓋体開閉時の傾き等を
防止するためヒンジ部自体をかなり強固な構成にした
り、ヒンジ部にさらにステー等の補強具を別に設ける必
要があった。そのため、ヒンジ部が大きくなり過ぎた
り、ステー等を設けるとステーの通る穴が形成されてそ
こをまた防水構造にしなければならなかったり、蓋体が
重いので自然に蓋体が閉まりやすく手を挟んで怪我をす
る等の問題があった。
【0004】本発明は上記問題を解決するもので、蓋体
のヒンジ部を比較的小さなスペースにし、かつステー等
の補強具を使用しなくても安定して蓋体を開閉でき、し
かも蓋体開放時の衝撃をやわらげたり、自然に閉まって
手を挟まれるという危険のない厨芥処理機を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、厨芥処理部を密封するためのパッキンを有す
る蓋体と、この蓋体後部に位置し前記蓋体を開閉させる
ためのヒンジ軸を貫通させた略平行の側壁を有し、両側
壁を連結して断面を略コ字状としたヒンジと、このヒン
ジの両側壁を内側で摺動可能に嵌合させかつ前記ヒンジ
軸の両端部を軸支するヒンジ受けと、前記ヒンジ軸の後
方でかつ前記ヒンジ軸と平行に配され、前記ヒンジの側
壁を貫通して設けたピンと、このピンの移動軌跡と対応
するように前記ヒンジ受けの壁に設けられ、前記ピンの
先端部が嵌合して自在に摺動するスリットと、先端部が
このスリットの内壁より突き出すようにして前記ヒンジ
の側壁に設けた凸部と、前記ピンの先端部に取付けられ
前記ピンを下方に付勢するばねとを有し、前記蓋体を開
閉したときに前記ピンが前記スリットに沿って往復摺動
するとともに前記蓋体の全開時には前記凸部が前記スリ
ットの下方端より前記ヒンジ受けの壁を付勢して乗り越
えるようにしたものである。
【0006】
【作用】本発明は上記した構成により、蓋体とともに回
動するヒンジとこれを軸支するヒンジ受けとをコ字状に
形成しヒンジの側壁をヒンジ受けの内壁に摺動して回動
させかつヒンジ軸と後方に離して設けたピンの端部をス
リットに摺動して回動するようにしているため、蓋体の
開閉時にヒンジとヒンジ受けとが密接状態に軸支され蓋
体の傾きを防止することができる。またピンにばねを取
付けピンを下方に付勢しているため蓋体の開成時には軽
い力で開成でき、閉成時には蓋体の自重が軽減され
で軽く蓋体を閉めることができる。さらにヒンジの側壁
に凸部を設け蓋体の全開時にヒンジ受けとの間でクリッ
ク作用をさせるようにしたので全開時の衝撃をやわらげ
たり、前開時の反動等で自然に閉まったりすることを防
止することができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例について、図1、図2、
図3を参照しながら説明する。
【0008】図1において、1は断熱容器で、断熱容器
1内に取り出し自在に設置した生ごみ収納容器2を有し
ている。生ごみ収納容器2内には生ごみの粉砕撹拌手段
として回転刃3を設けている。回転刃3は生ごみ収納容
器2の内底部に設けてあり、生ごみ収納容器2の底面か
ら突き出した回転軸4に固定されている。生ごみ収納容
器2の上方には生ごみ加熱手段としてのヒータ5と、ヒ
ータ5の熱を生ごみ収納容器2内に均等に送り込むため
のファン6とそのファンモータ7を内蔵した蓋体8を設
けている。断熱容器1の外周部には生ごみから発生する
水蒸気を凝縮する凝縮部9を配置しており、凝縮部9の
外部にはこの外面を冷却する送風ファン10を設置して
いる。回転刃3の回転は厨芥処理機本体11に内蔵した
駆動モータ12により、ベルト等の減速手段13を介し
て駆動されるようにしている。14は凝縮水を受ける凝
縮水容器で厨芥処理機本体11の下部に脱着自在に設け
ている。
【0009】蓋体8は後部に金属板をコ字状に形成した
ヒンジ15を有し、厨芥処理機本体11上に設けたヒン
ジ受け16とヒンジ軸17を介して開閉自在に設けい
る。18はこれらヒンジ部を覆うカバーである。ヒンジ
15は図2(a),(b)に示すようにコ字状壁19を
後方に延出して側面形状が略鈎形の側壁20を形成して
いる。側壁20の前部にはヒンジ軸17を回動自在に貫
通しかつ側壁20の外面と摺動自在に内接するコ字状に
形成したヒンジ受け16の両壁21にその両端部を軸支
している。またヒンジ軸17の後方の側壁20にはヒン
ジ軸17と平行状に貫通して設けたピン22を有してい
る。またヒンジ受け16の両壁21にはヒンジ15の回
動でピン22が移動するときその移動と対応する部分に
ピン22の端部が嵌合して摺動するように形成した円弧
状のスリット23を有している。またこのピン22の一
端にはコイル状の開閉ばね25を懸架しピン22を下方
に付勢している。また図3に示すように側壁20のスリ
ット23と対応する面には先端部がこのスリット23の
内壁より突き出すようにして形成した凸部24を有し、
蓋体8を開閉したときに全開の手前で凸部24が図2
(b)の2点鎖線で示すようにスリット23の端部に当
たり、さらに開けたとき側壁20の弾性を利用してスリ
ット23端より両壁21の内面を付勢しながら両壁端を
乗り越えて止まるいわゆるクリック作用させるようにし
ている。
【0010】以上のように構成された厨芥処理機につい
て、その動作を説明する。生ごみ収納容器2に投入され
た生ごみは、回転方向が反転する回転刃3で粉砕され
る。同時にヒータ5によって加熱され、ファン6によっ
て生ごみ収納容器2内に均等に熱を拡散する。生ごみか
らは臭気成分を含んだ水蒸気が発生し、生ごみ収納容器
2の開口部から断熱容器1の外側の凝縮部9に流入す
る。そして水蒸気は凝縮部9において、送風ファン10
で冷却されて凝縮し凝縮水容器14に溜まる。これら一
連の動作過程で処理時の臭気を本体外に逃がさないため
にパッキン26と蓋体8で密封している。そして蓋体8
を開けるときは蓋体前部のラッチ式ハンドル(図示せ
ず)を外すことによつて開閉ばね25の力によって蓋体
8が開くようになる。このとき蓋体8とともに回動する
ヒンジ15とこれを軸支するヒンジ受け16とをコ字状
に形成しヒンジ15の側壁20をヒンジ受け16の内壁
に摺動して回動させかつヒンジ軸17と後方に離して設
けたピン22の端部をスリット23に摺動して回動する
ようにしているため、蓋体8の開閉時にヒンジ15とヒ
ンジ受け16とが密接状態に軸支され蓋体8の傾きを防
止することができる。
【0011】またピン22に開閉ばね25を取付け、ピ
ン22を下方に付勢しているため蓋体8の開成時には軽
い力で開成でき、閉成時には蓋体8の自重が軽減されの
で軽く蓋体8を閉めることができる。また、蓋体8が開
くとき全開位置の手前で凸部22がスリット23のない
ヒンジ受け16の両壁部分を通過するときにその付勢抵
抗で回動時の衝撃をやわらげ、さらにヒンジ受け16の
両壁21を通過すると凸部24がもとの状態にもどつて
その出っ張りで係止作用をするので蓋体8を自然に閉ま
らないようにすることできる。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は蓋体とともに回動するヒンジとこれを軸支するヒンジ
受けとをコ字状に形成しヒンジの側壁をヒンジ受けの内
壁に摺動して回動させかつヒンジ軸と後方に離して設け
たピンの端部をスリットに摺動して回動するようにして
いるため、蓋体の開閉時にヒンジとヒンジ受けとが密接
状態に軸支され蓋体の傾きを防止することができ、ヒン
ジ部を比較的小さなスペースにし、かつステー等の補強
具を使用しなくても安定して蓋体を開閉することができ
る。またピンにばねを取付けピンを下方に付勢している
ため蓋体の開成時には軽い力で開成でき、閉成時には蓋
体の自重が軽減されので軽く蓋体を閉めることができ
る。さらにヒンジの側壁に凸部を設け蓋体の全開時にヒ
ンジ受けとの間でクリック作用をさせるようにしている
ので全開時の衝撃をやわらげたり、全開時の反動等で自
然に閉まったりして手を挟まれるという危険をなくする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の厨芥処理機の部分切欠き断
面図
【図2】(a)同ヒンジ部の要部平面図 (b)同ヒンジ部の要部側面図
【図3】同ヒンジ部の図2(b)のA−Aを断面して示
した要部平断面図
【符号の説明】
8 蓋体 15 ヒンジ 16 ヒンジ受け 17 ヒンジ軸 20 側壁 21 両壁(ヒンジ受けの壁) 22 ピン 23 スリット 24 凸部 25 開閉ばね(ばね) 26 パッキン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厨芥処理部を密封するためのパッキンを
    有する蓋体と、この蓋体後部に位置し前記蓋体を開閉さ
    せるためのヒンジ軸を貫通させた略平行の側壁を有し、
    両側壁を連結して断面を略コ字状としたヒンジと、この
    ヒンジの両側壁を内側で摺動可能に嵌合させかつ前記ヒ
    ンジ軸の両端部を軸支するヒンジ受けと、前記ヒンジ軸
    の後方でかつ前記ヒンジ軸と平行に配され、前記ヒンジ
    の側壁を貫通して設けたピンと、このピンの移動軌跡と
    対応するように前記ヒンジ受けの壁に設けられ、前記ピ
    ンの先端部が嵌合して自在に摺動するスリットと、先端
    部がこのスリットの内壁より突き出すようにして前記ヒ
    ンジの側壁に設けた凸部と、前記ピンの先端部に取付け
    られ前記ピンを下方に付勢するばねとを有し、前記蓋体
    を開閉したときに前記ピンが前記スリットに沿って往復
    摺動するとともに前記蓋体の全開時には前記凸部が前記
    スリットの下方端より前記ヒンジ受けの壁を付勢して乗
    り越えるようにした厨芥処理機。
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JPH069950Y2 (ja) * 1988-06-09 1994-03-16 株式会社吉野工業所 弾性反転する蓋板付き容器等

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