JP3246437B2 - 厨芥処理機 - Google Patents
厨芥処理機Info
- Publication number
- JP3246437B2 JP3246437B2 JP07380798A JP7380798A JP3246437B2 JP 3246437 B2 JP3246437 B2 JP 3246437B2 JP 07380798 A JP07380798 A JP 07380798A JP 7380798 A JP7380798 A JP 7380798A JP 3246437 B2 JP3246437 B2 JP 3246437B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- garbage
- heating
- arm
- crushing
- drying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は家庭の生ごみを処理
する厨芥処理機に関する。
する厨芥処理機に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、生活の多様化に伴い家庭より発生
する生ごみは多種，多量になってきており、簡単にかつ
衛生的に処理できることが求められている。
する生ごみは多種，多量になってきており、簡単にかつ
衛生的に処理できることが求められている。
【０００３】従来、この種の厨芥処理機は、生ごみを粉
砕して下水へ流すディスポーザーや、生ごみを粉砕，脱
水して回収する生ごみ脱水機がある。
砕して下水へ流すディスポーザーや、生ごみを粉砕，脱
水して回収する生ごみ脱水機がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の厨芥
処理機にあって、ディスポーザーは、下水処理施設のな
い地域では河川を汚し、環境汚染の原因となる。一方、
生ごみ脱水機は脱水した生ごみを回収するので直接には
環境汚染の原因にはならないが、回収した生ごみは放置
しておくと腐敗しやすく、悪臭を発生する。そのため
に、脱水回収した生ごみを低温で保管したり、頻繁に公
共のごみ収集へ出して処理しなければならないため、後
処理に手間がかかるという問題を有していた。
処理機にあって、ディスポーザーは、下水処理施設のな
い地域では河川を汚し、環境汚染の原因となる。一方、
生ごみ脱水機は脱水した生ごみを回収するので直接には
環境汚染の原因にはならないが、回収した生ごみは放置
しておくと腐敗しやすく、悪臭を発生する。そのため
に、脱水回収した生ごみを低温で保管したり、頻繁に公
共のごみ収集へ出して処理しなければならないため、後
処理に手間がかかるという問題を有していた。
【０００５】本発明は上記課題を解決するもので、生ご
みを乾燥状態にして腐敗しにくくし、衛生的にかつ簡単
に処理できるようにすることを目的としている。
みを乾燥状態にして腐敗しにくくし、衛生的にかつ簡単
に処理できるようにすることを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、生ごみを投入する室と、前記室内に回転自
在に設けられたアームを回転することにより前記室内の
生ごみを粉砕および撹拌する粉砕手段と、前記アームを
回転させるモータと、前記室内で生ごみを加熱乾燥させ
る加熱手段と、前記モータと前記加熱手段の動作を制御
するコントローラを備え、前記コントローラは前記加熱
手段による加熱乾燥中には前記アームを間欠運転するよ
うにしたものである。
するために、生ごみを投入する室と、前記室内に回転自
在に設けられたアームを回転することにより前記室内の
生ごみを粉砕および撹拌する粉砕手段と、前記アームを
回転させるモータと、前記室内で生ごみを加熱乾燥させ
る加熱手段と、前記モータと前記加熱手段の動作を制御
するコントローラを備え、前記コントローラは前記加熱
手段による加熱乾燥中には前記アームを間欠運転するよ
うにしたものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明は、生ごみを投入する室
と、前記室内に回転自在に設けられたアームを回転する
ことにより前記室内の生ごみを粉砕および撹拌する粉砕
手段と、前記アームを回転させるモータと、前記室内で
生ごみを加熱乾燥させる加熱手段と、前記モータと前記
加熱手段の動作を制御するコントローラを備え、前記コ
ントローラは前記加熱手段による加熱乾燥中には前記ア
ームを間欠運転するので、生ごみが団子状になるのを抑
制しつつ、生ごみが粉砕されしかも撹拌されることによ
り、加熱手段による熱を生ごみ内部にも伝達することが
でき、加熱乾燥性能を高めることができる。
と、前記室内に回転自在に設けられたアームを回転する
ことにより前記室内の生ごみを粉砕および撹拌する粉砕
手段と、前記アームを回転させるモータと、前記室内で
生ごみを加熱乾燥させる加熱手段と、前記モータと前記
加熱手段の動作を制御するコントローラを備え、前記コ
ントローラは前記加熱手段による加熱乾燥中には前記ア
ームを間欠運転するので、生ごみが団子状になるのを抑
制しつつ、生ごみが粉砕されしかも撹拌されることによ
り、加熱手段による熱を生ごみ内部にも伝達することが
でき、加熱乾燥性能を高めることができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を第１図から第４図
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【０００９】図に示すように、粉砕室１は本体２内に設
け、内部に生ごみを粉砕する粉砕器３を設けている。粉
砕器３はアーム４、スイングハンマー５、ミル６より構
成されている。粉砕室１の下部にはモータ７を設置して
おり、アーム４はモータ７の回転軸に取り付けられてい
る。粉砕室１の側面と底面にはヒータ（加熱手段）８、
９を設置しており、粉砕室１を加熱して粉砕室１内の生
ごみを加熱乾燥する。粉砕室１の側面には排出口１０が
あり、蓋１１で覆われている。蓋１１は蝶番１２で粉砕
室１の内面に取り付けられている。蓋１１は連結棒１３
によって作動棒１４の一端とつながれている。作動棒１
４は回転軸１５を支点として、電磁ソレノイド１６によ
っててこ運動する。作動棒１４はコイルばね１７によっ
て引っ張られ、通常、蓋１１は閉じた状態にある。排出
口１０に連接して排出口ガイド１８を設け、この排出口
ガイド１８の下には引出し式の受け容器１９を設けてい
る。コントローラ２０は操作パネル２１の運転スイッチ
により動作し、モータ７、ヒータ８、９などの動作を制
御する。なお、２２は粉砕室蓋、２３は受け容器１９の
取手である。
け、内部に生ごみを粉砕する粉砕器３を設けている。粉
砕器３はアーム４、スイングハンマー５、ミル６より構
成されている。粉砕室１の下部にはモータ７を設置して
おり、アーム４はモータ７の回転軸に取り付けられてい
る。粉砕室１の側面と底面にはヒータ（加熱手段）８、
９を設置しており、粉砕室１を加熱して粉砕室１内の生
ごみを加熱乾燥する。粉砕室１の側面には排出口１０が
あり、蓋１１で覆われている。蓋１１は蝶番１２で粉砕
室１の内面に取り付けられている。蓋１１は連結棒１３
によって作動棒１４の一端とつながれている。作動棒１
４は回転軸１５を支点として、電磁ソレノイド１６によ
っててこ運動する。作動棒１４はコイルばね１７によっ
て引っ張られ、通常、蓋１１は閉じた状態にある。排出
口１０に連接して排出口ガイド１８を設け、この排出口
ガイド１８の下には引出し式の受け容器１９を設けてい
る。コントローラ２０は操作パネル２１の運転スイッチ
により動作し、モータ７、ヒータ８、９などの動作を制
御する。なお、２２は粉砕室蓋、２３は受け容器１９の
取手である。
【００１０】上記構成において動作を説明する。調理で
発生した生ごみを粉砕室１へ投入し、粉砕室蓋２２を閉
じて操作パネル２１の運転スイッチを入れる。コントロ
ーラ２０により、まずアーム４が第３図のように時計方
向に回転し、生ごみが撹拌および粉砕される。つぎに、
ヒータ８、９に通電し粉砕室１が加熱され、粉砕された
生ごみを加熱乾燥する。加熱乾燥中は時々アーム４が回
転、すなわちアーム４を間欠運転して生ごみを撹拌およ
び粉砕する。このように生ごみを加熱乾燥中に間欠的に
撹拌および粉砕することで、内部の生ごみにもヒータ
８、９からの熱を伝えることができ、乾燥性能を高める
ことができる。さらに間欠運転なので、生ごみが撹拌し
すぎて団子状になるのを防止し、団子状内部が乾燥され
なくなることがない。加熱乾燥が終了すると、電磁ソレ
ノイド１６が動作し蓋１１が開く。そして、アーム４が
回転し、粉砕、乾燥されたごみは排出口１０より放出さ
れ、受け容器１９に溜る。ある設定時間後、ごみが出て
しまうと、電磁ソレノイド１６への通電が切れ、コイル
ばね１７の力により再び蓋１１が閉じる。
発生した生ごみを粉砕室１へ投入し、粉砕室蓋２２を閉
じて操作パネル２１の運転スイッチを入れる。コントロ
ーラ２０により、まずアーム４が第３図のように時計方
向に回転し、生ごみが撹拌および粉砕される。つぎに、
ヒータ８、９に通電し粉砕室１が加熱され、粉砕された
生ごみを加熱乾燥する。加熱乾燥中は時々アーム４が回
転、すなわちアーム４を間欠運転して生ごみを撹拌およ
び粉砕する。このように生ごみを加熱乾燥中に間欠的に
撹拌および粉砕することで、内部の生ごみにもヒータ
８、９からの熱を伝えることができ、乾燥性能を高める
ことができる。さらに間欠運転なので、生ごみが撹拌し
すぎて団子状になるのを防止し、団子状内部が乾燥され
なくなることがない。加熱乾燥が終了すると、電磁ソレ
ノイド１６が動作し蓋１１が開く。そして、アーム４が
回転し、粉砕、乾燥されたごみは排出口１０より放出さ
れ、受け容器１９に溜る。ある設定時間後、ごみが出て
しまうと、電磁ソレノイド１６への通電が切れ、コイル
ばね１７の力により再び蓋１１が閉じる。
【００１１】このように本発明の実施例の厨芥処理機に
よれば、粉砕室１内で粉砕し、乾燥したごみを排出口１
０より排出し、受け容器１９に収納するようにしたか
ら、粉砕室１より排出されたごみは乾燥状態で腐敗しに
くく、受け容器１９が一杯になるまで放置でき、衛生的
でかつ取扱いが簡単にできる。
よれば、粉砕室１内で粉砕し、乾燥したごみを排出口１
０より排出し、受け容器１９に収納するようにしたか
ら、粉砕室１より排出されたごみは乾燥状態で腐敗しに
くく、受け容器１９が一杯になるまで放置でき、衛生的
でかつ取扱いが簡単にできる。
【００１２】つぎに、本発明の他の実施例について第５
図および第６図を参照しながら説明する。なお、上記実
施例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略す
る。
図および第６図を参照しながら説明する。なお、上記実
施例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略す
る。
【００１３】図に示すように、カバー２４は排出口１０
を覆うもので、一方の側面に開口部２５を設けている。
上記構成において動作を説明すると、生ごみの撹拌およ
び粉砕時、アーム４は第６図のａ方向に回転し、排出口
１０はカバー２４で覆われていて、生ごみは排出口１０
より飛び出ることはない。生ごみの加熱乾燥が終了する
と、アーム４はｂ方向に回転し、ごみはカバー２４の開
口部２５から排出口１０を通って放出され受け容器１９
に溜る。
を覆うもので、一方の側面に開口部２５を設けている。
上記構成において動作を説明すると、生ごみの撹拌およ
び粉砕時、アーム４は第６図のａ方向に回転し、排出口
１０はカバー２４で覆われていて、生ごみは排出口１０
より飛び出ることはない。生ごみの加熱乾燥が終了する
と、アーム４はｂ方向に回転し、ごみはカバー２４の開
口部２５から排出口１０を通って放出され受け容器１９
に溜る。
【００１４】このように本発明の実施例の厨芥処理機に
よれば、排出口１０は一方の側面が開口したカバー２４
で覆うようにしたから、アーム４の回転方向を逆転する
ことによりごみを放出でき、排出口１０の開閉手段が不
要で、構造を簡単にできる。
よれば、排出口１０は一方の側面が開口したカバー２４
で覆うようにしたから、アーム４の回転方向を逆転する
ことによりごみを放出でき、排出口１０の開閉手段が不
要で、構造を簡単にできる。
【００１５】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、加熱乾燥中に、生ごみを粉砕しながら撹拌す
るようにアームを間欠運転するようにしたので加熱乾燥
性能を向上させることができる。また、生ごみは乾燥状
態となるので腐敗しにくく衛生的にかつ簡単に処理がで
きる。
によれば、加熱乾燥中に、生ごみを粉砕しながら撹拌す
るようにアームを間欠運転するようにしたので加熱乾燥
性能を向上させることができる。また、生ごみは乾燥状
態となるので腐敗しにくく衛生的にかつ簡単に処理がで
きる。
【図１】本発明の一実施例の厨芥処理機の断面図
【図２】同厨芥処理機の要部断面図
【図３】同厨芥処理機の要部斜視図
【図４】同厨芥処理機の斜視図
【図５】本発明の他の実施例の厨芥処理機の縦断面図
【図６】同厨芥処理機の要部断面図
１ 粉砕室３ 粉砕器（粉砕手段） ４ アーム ８、９ ヒータ（加熱手段）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B02C 18/00 - 25/00 B09B 1/00 - 5/00
Claims (1)
- 【請求項１】 生ごみを投入する室と、前記室内に回転
自在に設けられたアームを回転することにより前記室内
の生ごみを粉砕および撹拌する粉砕手段と、前記アーム
を回転させるモータと、前記室内で生ごみを加熱乾燥さ
せる加熱手段と、前記モータと前記加熱手段の動作を制
御するコントローラを備え、前記コントローラは前記加
熱手段による加熱乾燥中には前記アームを間欠運転する
厨芥処理機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07380798A JP3246437B2 (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 厨芥処理機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07380798A JP3246437B2 (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 厨芥処理機 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2317318A Division JPH04210256A (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | 厨芥処理機 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001105468A Division JP2001353480A (ja) | 2001-04-04 | 2001-04-04 | 厨芥処理機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10216552A JPH10216552A (ja) | 1998-08-18 |
| JP3246437B2 true JP3246437B2 (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=13528819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07380798A Expired - Lifetime JP3246437B2 (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 厨芥処理機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3246437B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4318375B2 (ja) * | 2000-03-17 | 2009-08-19 | 株式会社大川原製作所 | 食品廃棄物用真空乾燥機 |
-
1998
- 1998-03-23 JP JP07380798A patent/JP3246437B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10216552A (ja) | 1998-08-18 |
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