JP3220388B2 - 厨芥処置装置 - Google Patents

厨芥処置装置

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JP3220388B2 JP25940396A JP25940396A JP3220388B2 JP 3220388 B2 JP3220388 B2 JP 3220388B2 JP 25940396 A JP25940396 A JP 25940396A JP 25940396 A JP25940396 A JP 25940396A JP 3220388 B2 JP3220388 B2 JP 3220388B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭やレスト
ラン等の厨房から出される生ゴミ、樹脂パック、殻類等
の混在する厨芥を処理する厨芥処理装置において、処理
済の厨芥が収容されるようにした厨芥処理装置の処理済
厨芥収容容器に関する。
【0002】
【従来の技術】厨芥処理装置の処理済厨芥収容容器とし
て、厨芥処理装置の排出口に対応して配設されて、フレ
ームに傾動可能に組付けられ、内部に脱着可能に組付け
られるごみ袋に処理済の厨芥が収容されるようにしたも
のがあり、例えば実開平6−8308号公報に示されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した公報に示され
ている厨芥処理装置の処理済厨芥収容容器においては、
上端に開口があるのみで、底部は閉じた形状に形成され
ているため、容器の内底部にはごみ(ごみ袋からこぼれ
た処理済の厨芥や大気中の塵、ほこり等)や水(当該厨
芥処理装置が屋外に設置される場合には、雨水である場
合がある)が溜まることがある。ところで、上記したご
みや水は小さなほうきや手で取り出すようにしているの
が実状であり、その作業性は極めて悪いばかりか、完全
に取り出すことができなくて不衛生である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題に
対処するため、厨芥処理室をその内部に形成した収容槽
本体の排出口に外方へ傾動可能に組み付けた収納容器の
内部に処理済の厨芥を収容したゴミ袋を脱着可能に収納
するようにした厨芥処理装置において、前記収納容器の
底部を収容槽本体から外方に張り出して形成し同収納容
器の底部に排水用の貫通孔を設けたことを特徴とする厨
芥処理装置を提供するものである。なお、本発明の実施
にあたっては、前記収納容器を外方へ傾けた状態にて同
収納容器の底部の最下部となる部位に前記貫通孔を設け
ることが望ましい。
【0005】
【発明の作用・効果】上記のように構成した厨芥処置装
置においては、ゴミ袋を収納する収納容器の底部に排水
用の貫通孔を設けてあるので、収納容器の内底部に水が
溜まることはなく、また収納容器の内底部に溜まったご
みは、収納容器を外方に傾けてゴミ袋を取り外した状態
にて、上方の開口から水を流して前記貫通孔を通して水
とともに収容槽本体の外部に洗い流すことができる。し
たがって、収納容器の内底部に溜まったごみ容易に排
出することができ、収納容器の内部を常に清潔に維持す
ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
1〜図6に基づいて説明する。図1及び図2は本発明に
よる厨芥処理装置の外観を示し、また図3及び図4は本
発明による厨芥処理装置の外装パネルを外した内部構成
を示していて、この厨芥処理装置は、図3及び図4に詳
細に示したように、収容槽10と撹拌部材20と回転駆
動装置30を備えるとともに、熱風循環装置40と排気
装置50を備えており、収容槽10内に入れられる厨芥
(図示省略)が撹拌されるとともに加熱乾燥されるよう
に構成されている。
【0007】収容槽10は、前面上部の縦壁に矩形の投
入口11aを有するとともに前面中間部の縦壁に矩形の
排出口11bを有して底部11cが断面半円形状に形成
された槽本体11と、この槽本体11の投入口11aを
開閉可能に密閉するロック機構(図1に鍵穴19のみ図
示されている)付きの投入口蓋12と、槽本体11の排
出口11bを開閉可能に密閉する排出口蓋13を備えて
いて、フレーム90に一体的に組付けられている。
【0008】槽本体11は、その底部11cの外側に制
御装置(図1の右上方隅部に設けた制御ボックス60内
に組付けられている)によって作動を制御される電熱ヒ
ータ15が蛇行状に取付けられていて、外側全体が断熱
材(図示省略)によって被覆されており、この断熱材に
よって熱の放散防止が図られている。また、槽本体11
の投入口11aと排出口11bは、その図3左右方向幅
が槽本体11の図3左右方向幅と略等しくされており、
排出口11bに対応してホッパー16とカバー17と容
器18が配設されている。
【0009】投入口蓋12は、図1〜図4に示したよう
に、下端にてブラケット81を介して槽本体11に傾動
可能に組付けられていて、上端外側にはバーハンドル1
2aが取付けられ、また内側には図4に示したように厨
芥の投入時に厨芥を収容槽10内に導くシュート12b
が取付けられている。排出口蓋13は、カバー17に設
けた円弧状の貫通長孔17aに沿って移動される操作レ
バー14によって開閉されるようになっていて、操作レ
バー14が貫通長孔17aの下端にある場合には収容槽
10内から厨芥によって外側に押動されても閉状態に保
持されて開かないようにされるとともに、操作レバー1
4が貫通長孔17aに沿って上動されることにより開か
れるように構成されている。
【0010】ホッパー16は、これを覆うカバー17と
によって排出口11bから容器18に加熱乾燥後の厨芥
を導くためのものであって、カバー17とともに槽本体
11に固着されている。容器18は、加熱乾燥後の厨芥
を収容するものであって、上端に開口を有していて、図
7に示したように、左右両下端に突設したピン18aに
てフレーム90に傾動可能に組付けられており、内部に
は市販のごみ袋(図示省略)が脱着可能に組付けられる
ようになっている。また、容器18の底部には左右一対
の貫通孔18b(一方は図示省略)が設けられ、容器1
8の背部(鉄板で構成されている)には傾動位置を規定
するストッパ片18cが設けられ、容器18の上端開口
部には手で傾動操作するための取手部18dが設けられ
ている。ストッパ片18cは、先端に側方に向けて折り
曲げ部18c1を有していて、フレーム90に設けた係
止プレート91のスリット91aを貫通しており、容器
18が図7の仮想線にて示した傾動位置まで傾動したと
き、折り曲げ部18c1が係止プレート91と係合する
ようになっている。また、係止プレート91の背部に
は、容器18を図7の実線に示した起立位置に固定保持
するための磁石92が取付けられている。なお、貫通孔
18bは、図4及び図7の仮想線にて示した傾動状態に
て最下部となる部位に近接して設けて実施するのが望ま
しい。
【0011】撹拌部材20は、収容槽10の槽本体11
に左右一対の軸支装置29を介して回転自在に組付けら
れて槽本体11を貫通する回転軸21と、この回転軸2
1に一端にて固着されて径方向に延びる6本の連結棒2
2と、これら各連結棒22の先端に固着されて一体的に
回転する6枚の羽根23によって構成されていて、回転
駆動装置30により収容槽10の底部半円形内壁に沿っ
て回転駆動されるようになっている。
【0012】各羽根23は、図3に示したようにそれぞ
れ横長の板であり、回転軌跡が軸方向において一部重合
するようになっている(図8に示したように先端を回転
方向にてV字状に尖らせて実施することも可能であ
る)。各軸支装置29は、回転軸21を回転自在かつ軸
方向移動不能に支承するスラスト軸受及びラジアル軸受
(共に図示省略)と、回転軸21と槽本体11間からの
厨芥及び内気(蒸気を含む空気)の漏れを防止するシー
ル部材(図示省略)等によって構成されている。
【0013】回転駆動装置30は、減速機及びブレーキ
付で正逆回転可能な電動モータ31と、この電動モータ
31の出力軸に一体的に組付けた駆動スプロケット32
と、撹拌部材20における回転軸21の槽本体11外に
突出した右端に一体的に組付けた従動スプロケット33
と、両スプロケット32,33を繋ぐチェーン34によ
って構成されていて、電動モータ31の作動は制御装置
によって制御されるようになっている。また、従動スプ
ロケット33に近接して回転軸21の回転位置を検出す
る非接触型のセンサ(例えばフォトカプラー)35がブ
ラケット82を介して槽本体11に固着されている。セ
ンサ35は、制御装置に接続されていて、従動スプロケ
ット33の端部外周に周方向にて等間隔に形成した多数
の切欠(図示省略)によって回転軸21の回転位置を検
出するようになっている。
【0014】熱風循環装置40は、収容槽10内の空気
を熱風(図3及び図4に幅広の矢印にて示した)として
循環させるものであり、槽本体11内の上端背面側に設
けた還流ダクト41と、この還流ダクト41内に配設し
た熱風循環ファン42と、槽本体11の右側上部外側に
取付けられて熱風循環ファン42を回転駆動させる電動
モータ43と、還流ダクト41の下面前方に取付けた誘
導板44と、この誘導板44と槽本体11の背壁間に配
設した電熱ヒータ45と、この電熱ヒータ45によって
加熱された熱風の温度を検出する温度センサ46とを備
えていて、電動モータ43と電熱ヒータ45の作動は制
御装置によって制御されるようになっている。
【0015】還流ダクト41は、左右方向に長い形状に
形成されていて、前面上部に左右方向に長い流入口41
aを有するとともに下面後方に左右方向に長い流出口4
1bを有しており、右側前面下部には吸気ダクト47が
一体的に組付けられている。熱風循環ファン42は、電
動モータ43によって図4の矢印にて示した時計方向に
回転されるラインクロスフローファンであり、前側から
吸い込んで下方に吐き出すようになっている。
【0016】電動モータ43は、図6に示したように上
方から見てコ字状に形成されたブラケット83を介して
槽本体11に組付けられていて、その出力軸43aは熱
風循環ファン42の駆動軸42a(還流ダクト41に軸
支されている)にトルク伝達可能に嵌合連結されてい
る。なお、出力軸43aには、電動モータ本体を空冷す
るためのファン43b,43cが一体的に取付けられて
いて、各ファン43b,43cが出力軸43aによって
回転されるときには図3の右から左に外気が流れるよう
になっている。また、外気はファン43cの図3右側に
配設される外装パネルに設けた通気孔(共に図示省略)
を通して流入するようになっている。
【0017】誘導板44は、図3に示したように左右方
向に長い板であって、図3及び図4にて示したように還
流ダクト41の流出口41bから下方に吐き出されて電
熱ヒータ45によって加熱される内気を槽本体11の底
部11c後方に導くとともに、槽本体11の底部11c
前方から上方に向けて流れる内気を上方に導くものであ
り、還流ダクト41の下面前方に略垂直に取付けられて
いる。
【0018】吸気ダクト47は、熱風循環ファン42の
吸入側に収容槽10外の外気を導くための吸気通路Aを
形成するものであり、収容槽10の槽本体11自体に設
けた貫通孔11dが吸気通路Aの吸気開口となるように
構成されている。貫通孔11dは、熱風循環ファン42
の駆動軸42aが非接触で貫通する孔であり、熱風循環
ファン42の回転駆動時には電動モータ43の周囲を通
して図3の矢印にて示したように流れる外気が流入する
ようになっている。なお、外気の流入量を十分に確保す
る必要が場合には、上記貫通孔11d自体を大径とする
か、図5に示したように、貫通孔11dの周囲に仮想線
にて示した貫通孔11eを設けて実施する。この場合、
貫通孔11eに合わせて開閉シャッター(図示省略)を
設けることも可能である。
【0019】排気装置50は、槽本体11の上方に設け
た排気ダクト51と、この排気ダクト51の中間部に設
けた排気ファン(図示省略)と、この排気ファンを排気
ダクト51外から回転駆動する電動モータ52と、排気
ダクト51の排気ファンより排出側に設けたそれ自体周
知の脱臭装置53を備えていて、電動モータ52の作動
は制御装置によって制御されるようになっている。排気
ダクト51は、槽本体11の左側前方上端にて収容槽1
0内に連通していて、収容槽10内の内気の一部を排気
ファンと脱臭装置53を通して大気中に放出可能となっ
ている。
【0020】上記のように構成したこの実施形態におい
ては、投入口蓋12を開けて所定量の厨芥を収容槽10
内に入れ、投入口蓋12を閉じて図1の制御ボックス6
0に設けた起動スイッチ(図示省略)を操作すると、制
御装置の制御下にて電熱ヒータ15と45が通電される
とともに、電動モータ43と52が起動される。したが
って、収容槽10の底部11cが電熱ヒータ15により
外側から加熱され、また電動モータ43によって回転駆
動される熱風循環ファン42と電熱ヒータ45と電動モ
ータ52によって回転駆動される排気ファンにより、収
容槽10内の厨芥に向けて熱風が吹き付けられて循環す
るとともに、熱風循環ファン42に還流する熱風に吸気
通路Aを通して外気が加わると同時に、熱風循環ファン
42に還流する熱風の一部が排気ダクト51と排気ファ
ンと脱臭装置53を通して大気に放出される(図3及び
図4の矢印参照)。
【0021】このため、厨芥は収容槽10の底部11c
によって下方から加熱乾燥されるとともに、熱風によっ
て上方から加熱乾燥され、厨芥から生じた水蒸気は熱風
の流れをキャリアとして上方へ移動して熱風の一部とと
もに排気ダクト51と排気ファンと脱臭装置53を通し
て大気に排出される。なお、上記した起動スイッチの操
作時に投入口蓋12または排出口蓋13が開いている
と、各蓋に対応して設けた蓋状態検出スイッチ(図示省
略)の作用によって当該装置が起動しないようになって
いる。
【0022】ところで、収容槽10の底部11cの加熱
温度及び厨芥に向けて吹き付けられる熱風の温度は厨芥
中に油分や樹脂、ビニール類が含まれていることを考慮
して略130℃に設定されていて、底部11cの外側表
面温度を検出する温度センサ(図示省略)からの信号に
基づいて電熱ヒータ15への通電が制御装置によって制
御されるとともに、電熱ヒータ45の下方に配設した温
度センサ46からの信号に基づいて電熱ヒータ45への
通電が制御装置によって制御されるようになっている。
なお、熱風循環ファン42を回転駆動する電動モータ4
3と排気ファンを回転駆動する電動モータ52は乾燥完
了時間まで又は停止スイッチ(図示省略)が動作するま
で連続運転されるようになっている。
【0023】また、この実施形態においては、乾燥完了
時間まで又は停止スイッチが動作するまでの間に、上記
した作動に加えて制御装置により電動モータ31の起動
・停止が制御されて、撹拌部材20が回転・停止し、こ
の撹拌部材20の回転により厨芥が撹拌される。したが
って、厨芥全体が収容槽10の底部11c及び熱風によ
って加熱乾燥される。
【0024】また、上述したようにして加熱乾燥処理が
完了した後に、排出口蓋13を開けた状態で排出スイッ
チ(図示省略)を押動操作すれば、撹拌部材20が回転
駆動装置30によって図4の時計方向に連続的に回転さ
れて、収容槽10内にある加熱乾燥処理後の厨芥が、撹
拌部材20の羽根23によって排出口11bに向けて持
ち上げられるとともに、一部は羽根23から底部11c
に落下するものの残部は羽根23から排出口11bに向
けて滑落して、排出口11bを通して収容槽10外に自
動的に排出され、ホッパー16を通して容器18内に収
容される。なお、投入口蓋12が開いている状態では排
出スイッチを押動操作しても回転駆動装置30が起動し
ないように構成されるとともに、上記した排出スイッチ
の押動操作をやめると、撹拌部材20が停止するように
構成されている。また、容器18内に収容された加熱乾
燥処理後の厨芥は、容器18を図4及び図7の仮想線に
て示したように傾動した状態にてごみ袋とともに取り出
して適宜に処理することができる。
【0025】ところで、この実施形態においては、撹拌
部材20が回転駆動装置30によって回転駆動されると
ともに、熱風循環ファン42が電動モータ43によって
回転駆動されると、収容槽10内に入れた厨芥が撹拌部
材20によって撹拌されるとともに、電気ヒータ15に
よって加熱される収容槽10の底部に接触している部位
にて加熱乾燥され、また熱風循環ファン42によって循
環される熱風によって表面部位を加熱乾燥されるため、
収容槽10内に入れた厨芥を効率よく加熱乾燥させるこ
とができる。
【0026】また、熱風循環ファン42の電動モータ4
3による回転駆動によって吸気通路Aを通して外気が熱
風循環ファン42の吸入側に吸引され、熱風循環ファン
42により循環熱風に同化して循環されるとともに、収
容槽10内の内気、すなわち水蒸気を含んだ熱風の一部
が排気装置50を通して収容槽10外に排出される。し
たがって、外気の吸入によって内気の水蒸気飽和を抑制
できて、厨芥からの水蒸気発生を促進することができ、
これによっても厨芥の加熱乾燥効率を向上させることが
できる。また、外気の吸引は、収容槽10内にて熱風を
循環させるために設けた熱風循環ファン42を用いて行
っているため、吸気用ファン及び駆動装置を用いて行う
場合に比してシンプルかつ安価に構成することができ
る。
【0027】また、熱風循環ファン42の吸入側に吸引
される外気が電動モータ43の周囲を通して導かれる構
成であるため、電動モータ43を収容槽10内に吸引さ
れる外気によっても冷却することができて、電動モータ
43の過熱損傷を抑制することができ、これによって電
動モータ43の耐久性を向上させることができるととも
に、収容槽10内に吸引される外気を電動モータ43に
よって予熱することができて、収容槽10内での外気に
よる熱風の冷却を抑制することができ、収容槽10内で
の熱利用効率を向上させることができる。
【0028】また、本実施形態においては、熱風循環フ
ァン42の駆動軸42aを貫通させるために収容槽10
の槽本体11自体に設けた貫通孔11dが吸気通路Aの
吸気開口となるように構成したため、吸気開口を別に設
ける必要がないため、コストダウンと構造の簡素化を図
ることができる。
【0029】また、本実施形態においては、容器18の
底部に貫通孔18bが設けてあるため、容器18の内底
部に水が溜まることはなく、また容器18の内底部に溜
まったごみは、容器18を傾動させてごみ袋を取り外し
た状態にて、上方の開口から水を流して貫通孔18bを
通して水とともに洗い流すことができる。したがって、
容器18の内底部に溜まったごみは容易に排出すること
ができ、容器18内を常に清潔に維持することができ
る。
【0030】上記実施形態においては、熱風循環装置4
0が電熱ヒータ45を備える構成としたが、槽本体11
の底部11cを加熱する電熱ヒータ15によって収容槽
10内の空気も十分に加熱されて熱風となる場合には、
熱風循環装置40の電熱ヒータ45を無くして実施する
ことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による処理済厨芥収容容器を備えた厨
芥処理装置の一実施形態を示す正面図である。
【図2】 図1に示した厨芥処理装置の右側面図であ
る。
【図3】 図1及び図2に示した厨芥処理装置の内部構
成を示した部分破断正面図である。
【図4】 図3に示した厨芥処理装置の部分破断右側面
図である。
【図5】 図3の5−5線に沿った断面図である。
【図6】 図5の6−6線に沿った断面図である。
【図7】 図4に示した容器部分の拡大図である。
【図8】 羽根の変形例を示す拡大図である。
【符号の説明】
10…収容槽、11…槽本体、11a…投入口、11b
…排出口、11c…底部、11d…貫通孔(吸気開
口)、12…投入口蓋、13…排出口蓋、15…電熱ヒ
ータ(加熱手段)、18…容器(処理済厨芥収容容
器)、18b…貫通孔、20…撹拌部材、21…回転
軸、22…連結棒、23…羽根、30…回転駆動装置、
40…熱風循環装置、41…還流ダクト、42…熱風循
環ファン、43…電動モータ(ファン駆動装置)、45
…電熱ヒータ、47…吸気ダクト、50…排気装置、A
…吸気通路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B09B 3/00 303 B09B 5/00 B65F 1/00 - 1/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厨芥処理室をその内部に形成した収容槽
    本体の排出口に外方へ傾動可能に組み付けた収納容器の
    内部に処理済の厨芥を収容したゴミ袋を脱着可能に収納
    するようにした厨芥処理装置において、前記収納容器の
    底部を収容槽本体から外方に張り出して形成し同収納容
    器の底部に排水用の貫通孔を設けたことを特徴とする厨
    芥処理装置。
  2. 【請求項2】 前記収納容器を外方へ傾けた状態にて同
    収納容器の底部の最下部となる部位に前記貫通孔を設け
    たことを特徴とする請求項1に記載の厨芥処理装置。
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