JP2551642Y2 - 車両用灯具の取付構造 - Google Patents

車両用灯具の取付構造

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JP2551642Y2
JP2551642Y2 JP658892U JP658892U JP2551642Y2 JP 2551642 Y2 JP2551642 Y2 JP 2551642Y2 JP 658892 U JP658892 U JP 658892U JP 658892 U JP658892 U JP 658892U JP 2551642 Y2 JP2551642 Y2 JP 2551642Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車両用灯具の取付構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の車両用灯具の取付構造を
図7に示す。図7において50は車体パネルであり、5
1は車両用灯具である。車体パネル50には灯具装着部
52が形成してあり、この灯具装着部52にはその中央
に位置させてコード挿通孔53が設けてあり、このコー
ド挿通孔53を挟んで取付ねじ孔54とスタットピン挿
入孔66とが設けてある。
【0003】車両用灯具51はハウジング55を備えて
おり、このハウジング55には複数個の灯室56が形成
してあり、これらの灯室56にはバルブ57が装着して
ある。そして、各バルブ57からのコード58は一本に
寄り合わされてグロメット60を貫通しており、これら
のコード58はランプ側コネクタ59に接続してある。
また、前記ハウジング55には取付部61が形成してあ
り、この取付部61に取付ねじ孔62が設けてあり、前
記灯室56の裏側にはスタッドピン63が植設してあ
る。
【0004】次に、車両用灯具51の車体パネル50へ
の取付けを説明する。まず、前記ランプ側コネクタ59
を車体パネル50のコード挿通孔53の挿通した後に、
ランプ側コネクタ59を車体内部で車体側コネクタ65
に結合し、グロメット60をコード挿通孔53に装着す
る。次に、スタッドピン63をスタットピン挿入孔66
に挿入し、ねじ64により車両用灯具51を車体パネル
50に固定する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車両用灯具の取付構造にあっては、車両用灯具51
を車体パネル50に取付ける前に、あらかじめコード5
8を接続させなければならないため、組み付け工程が多
くなるし、また、車両用灯具51を取り外す際のコード
58の長さに余裕をもたせなくてはならないために、車
両用灯具51を車体パネル50に組み付ける際、コード
58が車両用灯具51と車体パネル50とに挟まれてし
まい、車両用灯具51の自動組み付けに支障を来すとい
う問題点があった。
【0006】本考案は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、車両用灯具
の車体パネルへの組み付けと同時に、両コネクタの結合
により電源の接続を行うことができて車両用灯具の自動
組み付けが可能になる車両用灯具の取付構造を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案は、車体パネルに車体側コネクタを取り付
けると共に、車両用灯具の裏側に車体側コネクタに結合
するランプ側コネクタを設け、前記車体側コネクタの相
手コネクタ嵌合部の開口周部に、ランプ側コネクタを相
手コネクタ嵌合部に導く案内部を形成したことを特徴と
する。
【0008】上記の目的を達成するために、本考案は、
車体パネルに車体側コネクタを取り付けると共に、車両
用灯具の裏側に車体側コネクタに結合するランプ側コネ
クタを設け、前記車体側コネクタの相手コネクタ嵌合部
の開口周部に、ランプ側コネクタを相手コネクタ嵌合部
に導く案内部を形成し、車両用コネクタ側から車体内へ
の雨水の侵入を防止する防水手段を備えたことを特徴と
する。
【0009】
【作用】かかる構成により、請求項1記載の車両用灯具
の取付構造にあっては、車両用灯具を、例えばロボット
により把持して車体パネル側に移動させて、これのラン
プ側コネクタを車体側コネクタの相手コネクタ嵌合部に
案内部を介して嵌合させて両コネクタを結合し得て、車
両用灯具の車体パネルへの組み付けと同時に、両コネク
タの結合により電源の接続を行うことができて車両用灯
具の自動組み付けが可能になる。
【0010】また、請求項2記載の車両用灯具の取付構
造にあっては、車両用灯具の車体パネルへの組み付けと
同時に、両コネクタの結合により電源の接続を行うこと
ができるばかりか、防水手段により車両用コネクタ側か
ら車体内への雨水の侵入を防止するすることができて、
車両用灯具の自動組み付けが可能になる。
【0011】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1(1)は本考案に係わる車両用灯具の取付構
造の一実施例の分解状態の斜視図、図1(2)は図1
(1)のA−A線に沿う断面図である。
【0012】車体パネル1には灯具装着部2が形成して
あり、この灯具装着部2にはその中央に位置させてコネ
クタ装着孔3aを備えたコネクタ取付部3が設けてあ
り、このコネクタ装着孔3を挟んで取付ねじ孔4とスタ
ットピン挿入孔5とが設けてある。
【0013】前記コネクタ取付部3には車体側コネクタ
6が取り付けてある。すなわち、車体側コネクタ6はコ
ネクタハウジング7を備えており、このコネクタハウジ
ング7内が相手コネクタ嵌合部8になっている。そし
て、この相手コネクタ嵌合部8内に雄側端子9が設けて
あり、これらの雄側端子9に接続されたコード10がコ
ネクタハウジング7の端部から外部に導出してある。そ
して、前記相手コネクタ嵌合部8の開口周部には円錐面
状の案内部11が形成してあり、この案内部11の外側
にフランジ状の取付部12が形成してあり、この取付部
12には取付孔13が形成してある。
【0014】このように構成された車体側コネクタ6
は、その全体がゴム等の弾性材で製作されたグロメット
14で被覆されており、このグロメット14の開口端部
にはフランジ状のパッキン部(防水手段)15が形成し
てあり、このパッキン部15は前記コネクタハウジング
7の取付部12の内側に沿わせてある。また、グロメッ
ト14の閉塞端部にはコード用孔16が形成してあり、
これらのコード用孔16を前記コード10が貫通してい
る。
【0015】そして、前記車体側コネクタ6は、車体パ
ネル1に形成されたコネクタ装着孔3aに挿入してあっ
て、このコネクタ装着孔3aの周縁部に前記取付部12
をグロメット14のパッキン部15を介して当ててねじ
17とナット18で取付部12がコネクタ装着孔3aの
周縁部に締着してある。この場合、車体パネル1外部か
らの水は前記パッキン部15の部分でその侵入が防止さ
れる。
【0016】車両用灯具20はハウジング21を備えて
おり、このハウジング21には複数個の灯室22とコネ
クタ装着部23とが形成してあり、これらの灯室22に
はバルブ24が装着してある。また、コネクタ装着部2
3には取付け座部23aが形成してあり、取付け座部2
3aにはランプ側コネクタ25が装着してある。この装
着は、ランプ側コネクタ25に形成されたフランジ部2
6をビス26aでコネクタ装着部23に取り付けて成さ
れている。そして、各バルブ24からのコード27はラ
ンプ側コネクタ25に接続してある。また、前記ハウジ
ング21には取付部28が形成してあり、この取付部2
8に取付ねじ孔29が設けてあり、前記灯室22の裏側
にはスタッドピン30が植設してある。
【0017】次に、車両用灯具20の車体パネル1への
取付けを説明する。車両用灯具20を、例えばロボット
により把持して車体パネル1側に移動させて、これのラ
ンプ側コネクタ25を車体側コネクタ6の相手コネクタ
嵌合部8に嵌合して、このランプ側コネクタ25を車体
側コネクタ6に結合すると共に、スタッドピン30をス
タットピン挿入孔5に挿入し、ねじ31により車両用灯
具20を車体パネル1に取り付ける。
【0018】この取付けにおいて、前記ランプ側コネク
タ25を車体側コネクタ6の相手コネクタ嵌合部8に嵌
合するに際して、相手コネクタ嵌合部8の開口周部には
円錐面状の案内部11が形成してあるために、ランプ側
コネクタ25はこの案内部11に沿うて車体側コネクタ
6の相手コネクタ嵌合部8に嵌合する。
【0019】上記のように、車両用灯具20の車体パネ
ル1への組み付けと同時に、両コネクタ6、25の結合
を行うことができて、車両用灯具20の自動組み付けを
可能にする。
【0020】図2に本考案の他の実施例を示す。この実
施例の場合、車体側コネクタ6の車体パネル1への取付
けにあたっては、防水処置が施されておらず、この車体
側コネクタ6が直接にねじ17により取り付けられてい
る。この車体側コネクタ6は図1に示すものと同構成で
あって、相手コネクタ嵌合部8の開口周部には円錐面状
の案内部11が形成してある。
【0021】また、車両用灯具20にあっては、ランプ
側コネクタ25を、これに形成されたフランジ部26を
ビス26aでコネクタ装着部23の取付け座部23aに
取り付け、各バルブ24からのコードをランプ側コネク
タ25に接続する一方、コネクタ装着部23に取付け座
部23aを囲むように筒状のパッキン装着座部36が形
成してあり、このパッキン装着座部36に環状のパッキ
ン(防水手段)37が装着してある。そして、他の構成
は図1に示す車両用灯具と同構成である。
【0022】したがって、前記車両用灯具20を、例え
ばロボットにより把持して車体パネル1側に移動させ
て、これのランプ側コネクタ25を車体側コネクタ6の
相手コネクタ嵌合部8に嵌合して、このランプ側コネク
タ25を車体側コネクタ6に結合すると共に、前記パッ
キン37を車体パネル1に当接し、スタッドピン30を
スタットピン挿入孔5に挿入し、ねじ31により車両用
灯具20を車体パネル1に取り付ける。このねじ31に
よる締め付けにより両コネクタ6、25の接合が確実に
なされ、前記パッキン37が車体パネル1に圧接して防
水がなされる。
【0023】前記車両用灯具20の取付けにおいて、前
記ランプ側コネクタ25を車体側コネクタ6の相手コネ
クタ嵌合部8に嵌合するに際して、相手コネクタ嵌合部
8の開口周部には円錐面状の案内部11が形成してある
ために、ランプ側コネクタ25はこの案内部11に沿う
て車体側コネクタ6の相手コネクタ嵌合部8に嵌合す
る。
【0024】上記のように、車両用灯具20の車体パネ
ル1への組み付けと同時に、両コネクタ6、25の結合
を行うことができて、車両用灯具20の自動組み付けを
可能にする。
【0025】図3に本考案の他の実施例を示す。この実
施例の場合、車体側コネクタ6は、相手コネクタ嵌合部
8の開口周部に円錐面状の案内部11が形成してあり、
この案内部11の外周縁部には四箇所に嵌合爪部38が
形成してある。そして、この相手コネクタ嵌合部8内に
雄側端子9が設けてあり、これらの雄側端子9に接続さ
れたコード10がコネクタハウジング7の端部から外部
に導出してある。前記案内部11の外側にはフランジ状
の取付部12が形成してある。
【0026】そして、前記車体側コネクタ6は、車体パ
ネル1に形成されたコネクタ装着孔3aに挿入してあっ
て、このコネクタ装着孔3aの周縁部に前記取付部12
をパッキン(防水手段)39を介して当てて前記嵌合爪
部38と取付部12とでパッキン39およびコネクタ装
着孔3aの周縁部を挟持して車体パネル1に装着してあ
る。この場合、車体パネル1外部からの水は前記パッキ
ン39の部分でその侵入が防止される。
【0027】また、車両用灯具20にあっては、ランプ
側コネクタ25を、これに形成されたフランジ部26を
ビス26aでコネクタ装着部23の取付け座部23aに
取り付け、各バルブ24からのコード27をランプ側コ
ネクタ25に接続してあり、他の構成は図1に示す車両
用灯具と同構成である。
【0028】したがって、前記車両用灯具20を、例え
ばロボットにより把持して車体パネル1側に移動させ
て、これのランプ側コネクタ25を車体側コネクタ6の
相手コネクタ嵌合部8に嵌合して、このランプ側コネク
タ25を車体側コネクタ6に結合すると共に、スタッド
ピン30をスタットピン挿入孔5に挿入し、ねじ31に
より車両用灯具20を車体パネル1に取り付ける。
【0029】この取付けにおいて、前記ランプ側コネク
タ25を車体側コネクタ6の相手コネクタ嵌合部8に嵌
合するに際して、相手コネクタ嵌合部8の開口周部には
円錐面状の案内部11が形成してあるために、ランプ側
コネクタ25はこの案内部11に沿うて車体側コネクタ
6の相手コネクタ嵌合部8に嵌合する。
【0030】上記のように、車両用灯具20の車体パネ
ル1への組み付けと同時に、両コネクタ6、25の結合
を行うことができて、車両用灯具20の自動組み付けを
可能にする。
【0031】図4に本考案の他の実施例を示す。この実
施例の場合、車体パネル1の灯具装着部2には、車両用
灯具20のバルブ24の数ぼど車体側コネクタ6が設け
てある。すなわち、車体側コネクタ6は、図3に示す実
施例と同様に相手コネクタ嵌合部8の開口周部に円錐面
状の案内部11が形成してあり、この案内部11の外周
縁部には四箇所に嵌合爪部38が形成してある。そし
て、この相手コネクタ嵌合部8内に雄側端子9が設けて
あり、これらの雄側端子9に接続されたコード10がコ
ネクタハウジング7の端部から外部に導出してある。前
記案内部11の外側にはフランジ状の取付部12が形成
してある。
【0032】そして、前記車体側コネクタ6は、車体パ
ネル1に形成されたコネクタ装着孔3aに挿入してあっ
て、このコネクタ装着孔3aの周縁部に前記取付部12
をパッキン(防水手段)39を介して当てて前記嵌合爪
部38と取付部12とでパッキン39およびコネクタ装
着孔3aの周縁部を挟持して車体パネル1に装着してあ
る。この場合、車体パネル1外部からの水は前記パッキ
ン39の部分でその侵入が防止される。
【0033】また、車両用灯具20にあっては、ランプ
側コネクタ25はバルブソケットと一体形のものであっ
て、このランプ側コネクタ25はハウジング21の灯室
22のソケット装着部22aに装着してあり、ランプ側
コネクタ25のソケット部25aにはバルブ24が取り
付けてある。そして、他の構成は図1に示す車両用灯具
と同構成である。
【0034】したがって、前記車両用灯具20を、例え
ばロボットにより把持して車体パネル1側に移動させ
て、これのランプ側コネクタ25を車体側コネクタ6の
相手コネクタ嵌合部8に嵌合して、このランプ側コネク
タ25を車体側コネクタ6に結合すると共に、スタッド
ピン30をスタットピン挿入孔5に挿入し、ねじ31に
より車両用灯具20を車体パネル1に取り付ける。
【0035】この取付けにおいて、前記ランプ側コネク
タ25を車体側コネクタ6の相手コネクタ嵌合部8に嵌
合するに際して、相手コネクタ嵌合部8の開口周部には
円錐面状の案内部11が形成してあるために、ランプ側
コネクタ25はこの案内部11に沿うて車体側コネクタ
6の相手コネクタ嵌合部8に嵌合する。
【0036】上記のように、車両用灯具20の車体パネ
ル1への組み付けと同時に、両コネクタ6、25の結合
を行うことができて、車両用灯具20の自動組み付けを
可能にする。
【0037】図5に本考案の他の実施例を示す。この実
施例の場合、車体側コネクタ6は、その開口周部に円錐
面状の案内部11が形成してあり、車体側コネクタ内は
4つの嵌合室6aに区分されていて、各嵌合室6a内に
導電ゴム製の接続端子部40が設けてあり、接続端子部
40にはコード10が接続してある。前記案内部11の
外側にはフランジ状の取付部12が形成してある。
【0038】そして、前記車体側コネクタ6は、車体パ
ネル1に形成されたコネクタ装着孔3aに挿入してあっ
て、このコネクタ装着孔3aの周縁部に前記取付部12
を当ててねじ17により締着して車体パネル1に装着し
てある。
【0039】また、車両用灯具20にあっては、ランプ
側コネクタ25はハウジング41を備えており、このハ
ウジング41内には導電ゴム製の接続端子部42が4つ
に別けて設けてあり、これらの接続端子部42は各バル
ブからのコード43に接続されている。また、ハウジン
グ41にはフランジ状の取付部44が形成してある。ま
た、このハウジング41にはランプ側コネクタ25を囲
むようにしてパッキン(防水手段)43が取り付けてあ
る。
【0040】そして、前記ランプ側コネクタ41は、車
両用灯具20のハウジング21に形成されたコネクタ装
着孔21aに挿入してあって、このコネクタ装着孔21
aの周縁部に前記取付部44を当ててねじ45により締
着して車両用灯具20に装着してある。
【0041】したがって、前記車両用灯具20を、例え
ばロボットにより把持して車体パネル1側に移動させ
て、これのランプ側コネクタ25の接続端子部42を車
体側コネクタ6の接続端子部40に接し、スタッドピン
30をスタットピン挿入孔5に挿入し、ねじ31により
車両用灯具20を車体パネル1に締め付けて、この締め
付けにより両接続端子部42、40を圧接状態で接触さ
せると共に、パッキン43を車体パネル1に圧接して防
水を施す。
【0042】この取付けにおいて、前記ランプ側コネク
タ25を車体側コネクタ6に結合するに際して、車体側
コネクタ6の開口周部には円錐面状の案内部11が形成
してあるために、ランプ側コネクタ25はこの案内部1
1に沿うて車体側コネクタ6に結合する。
【0043】上記のように、車両用灯具20の車体パネ
ル1への組み付けと同時に、両コネクタ6、25の結合
を行うことができて、車両用灯具20の自動組み付けを
可能にする。
【0044】図6に本考案の他の実施例を示す。この実
施例の場合、車体側コネクタ6は、その相手コネクタ嵌
合部8の開口周部に円錐面状の案内部11が形成してあ
り、この相手コネクタ嵌合部8の底部には接触端子46
と磁石47とが設けてあり、接触端子46、磁石47と
もども相手コネクタ嵌合部8の底部に表出している。接
触端子46はコード48が接続してある。前記案内部1
1の外側にはフランジ状の取付部12が形成してある。
【0045】そして、前記車体側コネクタ6は、車体パ
ネル1に形成されたコネクタ装着孔3aに挿入してあっ
て、このコネクタ装着孔3aの周縁部に前記取付部12
を当ててねじ17により締着して車体パネル1に装着し
てある。
【0046】また、車両用灯具20にあっては、ランプ
側コネクタ25はハウジング49を備えており、このハ
ウジング49には接触端子50と磁石51とが設けてあ
り、接触端子50、磁石51ともどもハウジング49の
端面に表出している。接触端子50は各バルブ24から
のコード52に接続されている。また、ハウジング41
には取付部44が形成してある。そして、前記ランプ側
コネクタ25は、車両用灯具20のハウジング21に前
記取付部44を当ててねじにより締着して車両用灯具2
0に装着してある。
【0047】したがって、前記車両用灯具20を、例え
ばロボットにより把持して車体パネル1側に移動させ
て、これのランプ側コネクタ25を車体側コネクタ6の
相手コネクタ嵌合部8に嵌合して両磁石51、47を互
いに吸着させて両接触端子50、46を接触させると共
に、スタッドピン30をスタットピン挿入孔5に挿入
し、ねじ31により車両用灯具20を車体パネル1に締
め付けて結合する。
【0048】この取付けにおいて、前記ランプ側コネク
タ25を車体側コネクタ6に結合するに際して、車体側
コネクタ6の開口周部には円錐面状の案内部11が形成
してあるために、ランプ側コネクタ25はこの案内部1
1に沿うて車体側コネクタ6に結合する。
【0049】上記のように、車両用灯具20の車体パネ
ル1への組み付けと同時に、両コネクタ6、25の結合
を行うことができて、車両用灯具20の自動組み付けを
可能にする。
【0050】
【考案の効果】以上説明したように、本考案は、車体パ
ネルに車体側コネクタを取り付けると共に、車両用灯具
の裏側に車体側コネクタに結合するランプ側コネクタを
設け、前記車体側コネクタの相手コネクタ嵌合部の開口
周部に、ランプ側コネクタを相手コネクタ嵌合部に導く
案内部を形成したので、車両用灯具を、例えばロボット
により把持して車体パネル側に移動させて、これのラン
プ側コネクタを車体側コネクタの相手コネクタ嵌合部に
案内部を介して嵌合させて両コネクタを結合し得て、車
両用灯具の車体パネルへの組み付けと同時に、両コネク
タの結合により電源の接続を行うことができて車両用灯
具の自動組み付けが可能になる。
【0051】また、本考案は、車体パネルに車体側コネ
クタを取り付けると共に、車両用灯具の裏側に車体側コ
ネクタに結合するランプ側コネクタを設け、前記車体側
コネクタの相手コネクタ嵌合部の開口周部に、ランプ側
コネクタを相手コネクタ嵌合部に導く案内部を形成し、
車両用コネクタ側から車体内への雨水の侵入を防止する
防水手段を備えたので、車両用灯具の車体パネルへの組
み付けと同時に、両コネクタの結合により電源の接続を
行うことができるばかりか、防水手段により車両用コネ
クタ側から車体内への雨水の侵入を防止するすることが
できて、車両用灯具の自動組み付けが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(1)は本考案に係わる車両用灯具の取付構造
の一実施例の分解状態の斜視図である。(2)は図1
(1)のA−A線に沿う断面図である。
【図2】(1)は本考案に係わる車両用灯具の取付構造
の他の実施例の分解状態の斜視図である。(2)は図2
(1)のB−B線に沿う断面図である。
【図3】(1)は本考案に係わる車両用灯具の取付構造
の他の実施例の分解状態の斜視図である。(2)は図3
(1)のC−C線に沿う断面図である。
【図4】(1)は本考案に係わる車両用灯具の取付構造
の他の実施例の分解状態の斜視図である。(2)は図4
(1)のD−D線に沿う断面図である。
【図5】(1)は本考案に係わる車両用灯具の取付構造
の他の実施例の分解状態の斜視図である。(2)はラン
プ側コネクタの斜視図である。(3)は図5(1)のE
−E線に沿う断面図である。
【図6】(1)は本考案に係わる車両用灯具の取付構造
の他の実施例の分解状態の斜視図である。(2)はラン
プ側コネクタの斜視図である。(3)は図6(1)のF
−F線に沿う断面図である。
【図7】従来の車両用灯具の取付構造の分解状態の斜視
図である。
【符号の説明】
1 車体パネル 6 車体側コネクタ 8 相手コネクタ嵌合部 11 案内部 25 ランプ側コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 金田 亨 神奈川県伊勢原市板戸80番地 市光工業 株式会社伊勢原製造所内 (56)参考文献 実開 昭53−97883(JP,U) 実開 昭62−116308(JP,U) 実開 昭60−133506(JP,U) 実開 平3−123745(JP,U) 実開 平3−109202(JP,U) 実開 平3−4605(JP,U) 実開 平2−97708(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体パネルに車体側コネクタを取り付け
    ると共に、車両用灯具の裏側に車体側コネクタに結合す
    るランプ側コネクタを設け、前記車体側コネクタの相手
    コネクタ嵌合部の開口周部に、ランプ側コネクタを相手
    コネクタ嵌合部に導く案内部を形成したことを特徴とす
    る車両用灯具の取付構造。
  2. 【請求項2】 車体パネルに車体側コネクタを取り付け
    ると共に、車両用灯具の裏側に車体側コネクタに結合す
    るランプ側コネクタを設け、前記車体側コネクタの相手
    コネクタ嵌合部の開口周部に、ランプ側コネクタを相手
    コネクタ嵌合部に導く案内部を形成し、車両用コネクタ
    側から車体内への雨水の侵入を防止する防水手段を備え
    たことを特徴とする車両用灯具の取付構造。
JP658892U 1992-01-23 1992-01-23 車両用灯具の取付構造 Expired - Fee Related JP2551642Y2 (ja)

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