JPH0626121U - コード用グロメット - Google Patents

コード用グロメット

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JPH0626121U
JPH0626121U JP6122392U JP6122392U JPH0626121U JP H0626121 U JPH0626121 U JP H0626121U JP 6122392 U JP6122392 U JP 6122392U JP 6122392 U JP6122392 U JP 6122392U JP H0626121 U JPH0626121 U JP H0626121U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cord
grommet
vehicle body
rear combination
combination lamp
Prior art date
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Pending
Application number
JP6122392U
Other languages
English (en)
Inventor
重美 小倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
Priority to JP6122392U priority Critical patent/JPH0626121U/ja
Publication of JPH0626121U publication Critical patent/JPH0626121U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気機器の取付作業が簡単であることを目的
とする。 【構成】 グロメット2の管部22を、グロメット2の
本体部20を嵌合する車体1の面に対して傾斜させて設
ける。その結果、コード3と管部22とをテーピングす
ると、コード3を、管部22の傾斜方向に沿って、すな
わちリヤーコンビネーションランプ4を車体1に取り付
ける方向に対して任意の方向に引き出すことができる。
このために、リヤーコンビネーションランプ4と車体1
との取付空間の寸法が小さくても、コード3とリヤーコ
ンビネーションランプ4とが相互に当って干渉し合うよ
うなことがない。この結果、リヤーコンビネーションラ
ンプ4の車体1への取付作業が簡単である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気機器のコード(例えば、リヤーコンビネーションランプ等の車 両用灯具と電源とを結ぶコード)を壁(例えば、車体)に開設した透孔に水密に 通すコード用グロメットに係り、特に電気機器と壁との取付空間の寸法が小さい 場合であっても、電気機器の取付作業が簡単なコード用グロメットに関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
以下、従来のコード用グロメットを図4乃至図6を参照して説明する。この例 は、リヤーコンビネーションランプのコードを車体の透孔に水密に通すコード用 グロメットについて説明する。 図において、1は壁としての車体である。この車体1の後部の左右、後述する リヤーコンビネーションランプ4を取り付ける箇所に円形の透孔10をそれぞれ 開設する。なお、図4は車体1の後部の右側を示す。 図において、2はグロメットである。このグロメット2は、合成ゴム等からな り、外径が前記車体1の円形透孔10の内径より若干大きい円盤形状の本体部2 0と、その本体部20の外周面に環状に設けた嵌合溝21と、前記本体部20の 両端面の中央から垂直にそれぞれ一体に突設したコード挿通用の管部22とから なる。なお、前記グロメット2の本体部20の両端のうちの一端、例えば図5及 び図6において、右側の端の外径は左側の端の外径より若干小さい。前記グロメ ット2の本体部20の小径側の端を車体1の透孔10に圧入し、その車体1の透 孔10の縁にグロメット2の嵌合溝21を嵌合させて、そのグロメット2を車体 1に水密に固定する。 図において、3は例えば後述するリヤーコンビネーションランプ4と電源(図 示せず)とを結ぶコードである。この複数本のコード3を前記グロメット2のコ ード管部22中に挿通し、そのグロメット2のコード管部22の両端部とコード 3とにテープ30を水密に巻き付ける。 図において、4はコードを有する電気機器としてのリヤーコンビネーションラ ンプであって、前記コード3を介して電源と接続する。このリヤーコンビネーシ ョンランプ4は、ハウジング40の前面開口部の接着凹部41にレンズ42の全 周縁部の接着脚部43をホットメルト等44により接着シールし、前記ハウジン グ40にソケット45を着脱可能に取り付け、そのソケット45に光源バルブ4 6を着脱可能に取り付けて、その光源バルブ46を前記ハウジング40及びレン ズ42により画成された灯室47内の所定位置に配設してなる。このリヤーコン ビネーションランプ4を前記車体1の後部の左右にそれぞれ取り付ける。
【0003】 かかるコード用グロメットは、電気機器としてのリヤーコンビネーションラン プ4のコート3を、壁としての車体1の透孔10に水密に挿通することができる 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述の従来のコード用グロメットは、円盤形状の本体部20の中央に管部22 を垂直に設けたものであるから、図5の実線に示すように、リヤーコンビネーシ ョンランプ4からグロメット2までのコード3が車体1の透孔10を有する部分 の壁面に対して垂直に、すなわちリヤーコンビネーションランプ4を車体1に取 り付ける方向とほぼ同一方向に延びている。このため、リヤーコンビネーション ランプ4を車体1に取り付ける際には、図5の破線に示すように、リヤーコンビ ネーションランプ4を車体1側に押し付けて、リヤーコンビネーションランプ4 からグロメット2までのコード3を蛇行させた状態で、リヤーコンビネーション ランプ4を車体1に取り付ける必要がある。
【0005】 ところが、車体1の透孔10を有する部分(図6ではグロメット2の大径側の 端面)から車体1に取り付けたリヤーコンビネーションランプ4までの取付空間 の寸法aが小さい場合、図6のA部に示すように、リヤーコンビネーションラン プ4からグロメット2までの蛇行した状態のコード3がリヤーコンビネーション ランプ4に当って干渉し、その蛇行したコード3がばねの作用でリヤーコンビネ ーションランプ4を図5の実線矢印方向に押し戻す働きを行なう。このために、 従来のコード用グロメットにおいては、リヤーコンビネーションランプ4を車体 1に取り付ける間そのリヤーコンビネーションランプ4を車体1に仮固定するこ とができないので、蛇行したコード3のばね作用に抗してリヤーコンビネーショ ンランプ4を車体1側に押し付けながら、リヤーコンビネーションランプ4を車 体1に取り付ける必要がある。この結果、リヤーコンビネーションランプ4の取 付作業が煩雑である。また、蛇行したコード3がA部においてリヤーコンビネー ションランプ4から押し付けられるので、コード3が断線する虞がある等の問題 がある。
【0006】 本考案の目的は、電気機器と壁との取付空間の寸法が小さい場合であっても、 その電気機器の取付作業が簡単であるコード用グロメットを提供することにある 。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の問題を解決するために、管部を、本体部を嵌合する壁の面に 対して傾斜させて設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】
本考案は、上記の構成により、コードと管部とをテーピングすると、コードを 、管部の傾斜方向に沿って、すなわち電気機器を壁に取り付ける方向に対して任 意の方向に引き出すことができる。このために、電気機器と壁との取付空間の寸 法が小さくても、コードと電気機器とが相互に当って干渉し合うようなことがな い。この結果、電気機器を壁に取り付ける間その電気機器を壁に仮固定すること ができるので、電気機器を壁に取り付ける間その電気機器を壁側に押し付ける必 要がある従来のコード用グロメットと比較して、電気機器の取付作業が簡単であ る。
【0009】
【実施例】 以下、本考案に係るコード用グロメットの一実施例を図1乃至図3を参照して 説明する。この例は、リヤーコンビネーションランプのコードを車体の透孔に水 密に通すコード用グロメットについて説明する。図中、図4乃至図6と同符号は 同一のものを示す。 本考案に係るコード用グロメットは、管部22を、本体部20を嵌合する車体 1の壁面に対して傾斜させて設ける。すなわち、図1に示すように、管部22の 中心軸O1−O1が本体部20の中心軸方向O2−O2に対して傾斜するもので ある。そして、このグロメット2の管部22と、リヤーコンビネーションランプ 4からグロメット2までのコード3とを、テーピングする。 図において、23はグロメット2の大径側の端の車体1と当接する面に設けた ビードである。
【0010】 この実施例における本考案のコード用グロメットは、以上の如き構成からなる ので、グロメット2の管部22と、コード3とをテーピングすることにより、図 2及び図3に示すように、コード3を、管部22の傾斜方向に沿ってさらに垂直 に下方の方向に沿って、すなわちリヤーコンビネーションランプ4を車体1に取 り付ける方向に対して下方の方向に傾斜させて引き出すことができる。このため に、リヤーコンビネーションランプ4と車体1との取付空間の寸法が小さくても 、図3に示すように、コード3を下方の方向に傾斜させて引き出した管部22の リヤーコンビネーションランプ4と対向する面から車体1(グロメット2の大径 側の端面)までの寸法bの方が、上述の取付空間寸法aより小さいので、コード 3とリヤーコンビネーションランプ4とが、従来のコード用グロメットのように 相互に当って干渉し合うようなことがない。この結果、リヤーコンビネーション ランプ4を車体1に取り付ける間、そのリヤーコンビネーションランプ4を車体 1に仮固定することができるので、リヤーコンビネーションランプ4を車体1に 取り付ける間そのリヤーコンビネーションランプ4を車体1側に押し付ける必要 がある従来のコード用グロメットと比較して、リヤーコンビネーションランプ4 の取付作業が簡単である。 また、コード3がリヤーコンビネーションランプ4から押し付けられないので 、コード3が断線するような虞がない。
【0011】 なお、上述の実施例においては、リヤーコンビネーションランプ4と電源とを 結ぶコード3を車体1に開設した透孔10に水密に通す例について説明したが、 その他の車両用灯具等その他の電気機器のコードを壁に設けた透孔に水密に通す ものにも本考案のコード用グロメットを使用することができる。
【0012】
【考案の効果】
以上から明らかなように、本考案のコード用グロメットは、管部を、本体部を 嵌合する壁の面に対して傾斜させて設けたものであるから、コードと管部とをテ ーピングすると、コードを、管部の傾斜方向に沿って、すなわち電気機器を壁に 取り付ける方向に対して任意の方向に強制的に引き出すことができる。このため に、電気機器と壁との取付空間の寸法が小さくても、コードと電気機器とが相互 に当って干渉し合うようなことがない。この結果、電気機器を壁に取り付ける間 その電気機器を壁に仮固定することができるので、電気機器を壁に取り付ける間 その電気機器を壁側に押し付ける必要がある従来のコード用グロメットと比較し て、電気機器の取付作業が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るコード用グロメットの一実施例を
示した断面図である。
【図2】リヤーコンビネーションランプのコードを車体
の透孔に水密に挿通した例を示した断面図である。
【図3】図2におけるIII部拡大図である。
【図4】従来のコード用グロメットを用いて、リヤーコ
ンビネーションランプのコードを車体の透孔に挿通する
状態を示した一部斜視図である。
【図5】従来のコード用グロメットを用いて、リヤーコ
ンビネーションランプのコードを車体の透孔に水密に挿
通する状態を示した説明図である。
【図6】従来のコード用グロメットを用いて、リヤーコ
ンビネーションランプのコードを車体の透孔に水密に挿
通する状態を示した断面図である。
【符号の説明】
1…車体(壁)、10…透孔、2…グロメット、20…
本体部、22…管部、3…コード、30…テープ、4…
リヤーコンビネーションランプ(電気機器)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁に開設した透孔に水密に嵌合する本体
    部と、その本体部に一体に設け、コードを挿通して水密
    にテープを巻き付ける管部とを備えたコード用グロメッ
    トにおいて、 前記管部は、前記本体部を嵌合する壁の面に対して傾斜
    していることを特徴とするコード用グロメット。
JP6122392U 1992-08-31 1992-08-31 コード用グロメット Pending JPH0626121U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6122392U JPH0626121U (ja) 1992-08-31 1992-08-31 コード用グロメット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6122392U JPH0626121U (ja) 1992-08-31 1992-08-31 コード用グロメット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0626121U true JPH0626121U (ja) 1994-04-08

Family

ID=13164999

Family Applications (1)

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JP6122392U Pending JPH0626121U (ja) 1992-08-31 1992-08-31 コード用グロメット

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JP (1) JPH0626121U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012111179A1 (ja) * 2011-02-17 2012-08-23 住友電装株式会社 ワイヤハーネスの保護具
JP2018046704A (ja) * 2016-09-16 2018-03-22 住友電装株式会社 グロメットの車体取付け構造
JP2020074671A (ja) * 2020-01-06 2020-05-14 住友電装株式会社 グロメットユニット

Cited By (4)

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