JPS6238243Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6238243Y2 JPS6238243Y2 JP17793883U JP17793883U JPS6238243Y2 JP S6238243 Y2 JPS6238243 Y2 JP S6238243Y2 JP 17793883 U JP17793883 U JP 17793883U JP 17793883 U JP17793883 U JP 17793883U JP S6238243 Y2 JPS6238243 Y2 JP S6238243Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cord
- grommet
- housing
- socket
- lamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 9
- 230000029058 respiratory gaseous exchange Effects 0.000 description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 3
- 230000008595 infiltration Effects 0.000 description 1
- 238000001764 infiltration Methods 0.000 description 1
- 230000000241 respiratory effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(技術分野)
この考案は、自動車用灯具、特にそのソケツト
後端に取り付けられる新規なグロメツトを備えた
自動車用灯具に関する。
後端に取り付けられる新規なグロメツトを備えた
自動車用灯具に関する。
(従来技術)
従来の自動車用灯具は、例えば第1図に示すよ
うに、ハウジングaと、このハウジングaに固着
されてバルブbを保持するためのソケツトcと、
バルブbの前方にハウジングaにスクリユーdに
よつて取り付けられたレンズeとからなつてい
る。バルブbの交換は、スクリユーdを外してレ
ンズeを取り除いてから行なわれるが、ソケツト
ごとハウジングの後部から交換する後部交換式の
灯具もある。
うに、ハウジングaと、このハウジングaに固着
されてバルブbを保持するためのソケツトcと、
バルブbの前方にハウジングaにスクリユーdに
よつて取り付けられたレンズeとからなつてい
る。バルブbの交換は、スクリユーdを外してレ
ンズeを取り除いてから行なわれるが、ソケツト
ごとハウジングの後部から交換する後部交換式の
灯具もある。
ソケツトcは、その後半分がハウジングaから
外側に突出しており、その中にインシユレータf
が挿入されて、これとソケツトcとの端部に取り
付けられたグロメツトgとの間に介装されたスプ
リングhの押圧力により、コードiに接続された
コンタクトjがバルブbのコンタクトに圧接する
ようになつている。
外側に突出しており、その中にインシユレータf
が挿入されて、これとソケツトcとの端部に取り
付けられたグロメツトgとの間に介装されたスプ
リングhの押圧力により、コードiに接続された
コンタクトjがバルブbのコンタクトに圧接する
ようになつている。
このような灯具においては、ハウジングaおよ
びソケツトcのそれぞれの内部は密閉状態になつ
ていて外部からの雨水の浸入が防止されている
が、連続点灯した後に消灯してまた連続点灯する
ことを繰り返すと、ハウジングa内の空気がバル
ブbの熱により暖められて膨張し、空気密度が小
さくなつて外気よりも圧力が低くなる。このため
ソケツトcのハウジングaの外側およびコードi
の回りに付着していた水滴が、この気圧差により
グロメツトgとコードiとの僅かな隙間からソケ
ツトc内に浸入し、レンズeの内側を曇らせる現
象を発生させる。このことを灯具の呼吸作用と呼
んでいる。
びソケツトcのそれぞれの内部は密閉状態になつ
ていて外部からの雨水の浸入が防止されている
が、連続点灯した後に消灯してまた連続点灯する
ことを繰り返すと、ハウジングa内の空気がバル
ブbの熱により暖められて膨張し、空気密度が小
さくなつて外気よりも圧力が低くなる。このため
ソケツトcのハウジングaの外側およびコードi
の回りに付着していた水滴が、この気圧差により
グロメツトgとコードiとの僅かな隙間からソケ
ツトc内に浸入し、レンズeの内側を曇らせる現
象を発生させる。このことを灯具の呼吸作用と呼
んでいる。
このため従来においては、この気圧差をなくす
ために、第2図に示すようにハウジングaに、ハ
ウジングa内を外気に連通させる穴kを有ししか
も雨水の浸入を防止するために下方に曲げられた
呼吸作用防止のためのグロメツトを取り付ける
ことが行なわれていた。このため、部品点数が増
加し、コストが高くなる問題点があつた。また、
このようなグロメツトを設けても、その出口端
部に付着した水滴が表面張力によりその端部を塞
いでグロメツト内を密閉状態にすることがある
ので、この端部の水滴が同様に灯具の呼吸作用に
よりハウジングa内に浸入することがあつた。
ために、第2図に示すようにハウジングaに、ハ
ウジングa内を外気に連通させる穴kを有ししか
も雨水の浸入を防止するために下方に曲げられた
呼吸作用防止のためのグロメツトを取り付ける
ことが行なわれていた。このため、部品点数が増
加し、コストが高くなる問題点があつた。また、
このようなグロメツトを設けても、その出口端
部に付着した水滴が表面張力によりその端部を塞
いでグロメツト内を密閉状態にすることがある
ので、この端部の水滴が同様に灯具の呼吸作用に
よりハウジングa内に浸入することがあつた。
(考案の目的)
この考案の目的は、したがつて灯具の呼吸作用
を有効に防止し、しかも低コストの自動車用灯具
を提供することにある。
を有効に防止し、しかも低コストの自動車用灯具
を提供することにある。
(考案の構成)
この考案による自動車用灯具は、ハウジングの
外側に突出するソケツトの端部に、ソケツト内を
外気に連通するとともにコードを通すためのコー
ドの直径よりも大きい通気穴を有するグロメツト
を備えており、このグロメツトの壁には、その連
通穴に連通してコードをグロメツトの外部へ導く
ためのコード通し穴が貫通している。
外側に突出するソケツトの端部に、ソケツト内を
外気に連通するとともにコードを通すためのコー
ドの直径よりも大きい通気穴を有するグロメツト
を備えており、このグロメツトの壁には、その連
通穴に連通してコードをグロメツトの外部へ導く
ためのコード通し穴が貫通している。
(実施例の説明)
第3図には、この考案の一実施例における要部
のみが示されている。ハウジングAには、バルブ
Bを保持するためのソケツトCが固着されてい
る。ソケツトCのバルブBが挿着される側とは反
対側の内側に折り曲げられた端部には、ゴム製の
グロメツトGが嵌め込まれている。このグロメツ
トGとソケツトC内のインシユレータFとの間に
は、スプリングHが介装されてソケツトC内に挿
入されたバルブBを押圧し、コードIに接続され
たコンタクトJとの接触を確実にしている。
のみが示されている。ハウジングAには、バルブ
Bを保持するためのソケツトCが固着されてい
る。ソケツトCのバルブBが挿着される側とは反
対側の内側に折り曲げられた端部には、ゴム製の
グロメツトGが嵌め込まれている。このグロメツ
トGとソケツトC内のインシユレータFとの間に
は、スプリングHが介装されてソケツトC内に挿
入されたバルブBを押圧し、コードIに接続され
たコンタクトJとの接触を確実にしている。
グロメツトGは、内部を軸方向に貫通してコー
ドIの直径よりも大径の通気穴Kを有し、その上
部の壁には、第4図に示すように膨出部Mの中に
コードIを通すためのコード通し穴Nが設けられ
て、全体でほぼL字形に成形されている。型抜き
を容易にするために、ソケツトCに嵌め込まれる
入口端部の通気穴Kの形状は、第5図に示すよう
に欠円になつている。このグロメツトGをソケツ
トCに嵌め込む場合は、雨水が浸入しないように
ソケツトCに嵌め込まれる側とは反対側の出口端
部が下向きまたは横向きになるようにする。通気
穴Kの形状は角形であつてもよく、グロメツトG
全体の形状は、L字形に限定されず、第2図に示
すようなU字形であつてもよい。通気穴Kは、コ
ードIを通すとともにハウジングA内を外気に連
通させるためのものなので、この通気穴Kによつ
て灯具の呼吸作用が防止される。また、万一この
通気穴Kの出口端部を水滴が塞いでも、コード通
し穴NとコードIとの間には僅かな隙間があるの
で、そこから空気が流通して灯具の呼吸作用が防
止される。またコード通し穴Nが、図示のように
ソケツトCの延長方向に設けられていれば、コー
ドIの配線が容易になる。
ドIの直径よりも大径の通気穴Kを有し、その上
部の壁には、第4図に示すように膨出部Mの中に
コードIを通すためのコード通し穴Nが設けられ
て、全体でほぼL字形に成形されている。型抜き
を容易にするために、ソケツトCに嵌め込まれる
入口端部の通気穴Kの形状は、第5図に示すよう
に欠円になつている。このグロメツトGをソケツ
トCに嵌め込む場合は、雨水が浸入しないように
ソケツトCに嵌め込まれる側とは反対側の出口端
部が下向きまたは横向きになるようにする。通気
穴Kの形状は角形であつてもよく、グロメツトG
全体の形状は、L字形に限定されず、第2図に示
すようなU字形であつてもよい。通気穴Kは、コ
ードIを通すとともにハウジングA内を外気に連
通させるためのものなので、この通気穴Kによつ
て灯具の呼吸作用が防止される。また、万一この
通気穴Kの出口端部を水滴が塞いでも、コード通
し穴NとコードIとの間には僅かな隙間があるの
で、そこから空気が流通して灯具の呼吸作用が防
止される。またコード通し穴Nが、図示のように
ソケツトCの延長方向に設けられていれば、コー
ドIの配線が容易になる。
以上のように、この考案による自動車用灯具
は、そのソケツトの端部に取り付けられるグロメ
ツトの通気穴が、灯具の呼吸作用防止のための開
口とコードを通すための開口とを兼用しているの
で、またグロメツトの壁面にコードをグロメツト
の外部に導くためのコード通し穴を設けてあるの
で、構造が簡単で部品点数が少なく、しかも灯具
の呼吸作用による雨水の浸入を確実に防止して、
低コストで耐水性の良好な灯具を実現することが
できる。
は、そのソケツトの端部に取り付けられるグロメ
ツトの通気穴が、灯具の呼吸作用防止のための開
口とコードを通すための開口とを兼用しているの
で、またグロメツトの壁面にコードをグロメツト
の外部に導くためのコード通し穴を設けてあるの
で、構造が簡単で部品点数が少なく、しかも灯具
の呼吸作用による雨水の浸入を確実に防止して、
低コストで耐水性の良好な灯具を実現することが
できる。
第1図は、従来の自動車用灯具の一例を示す断
面図、第2図は、従来の自動車用灯具の別の例を
示す断面図、第3図は、この考案の一実施例にお
ける要部のみを示す断面図、第4図は、第3図に
示すグロメツトGを矢視−から見た図、第5
図は、第3図に示すグロメツトGを矢視−か
ら見た図である。 A……ハウジング、B……バルブ、C……ソケ
ツト、d……スクリユー、e……レンズ、F……
インシユレータ、G……グロメツト、H……スプ
リング、I……コード、J……コンタクト、K…
…通気穴、……呼吸作用防止用グロメツト、N
……コード通し穴。
面図、第2図は、従来の自動車用灯具の別の例を
示す断面図、第3図は、この考案の一実施例にお
ける要部のみを示す断面図、第4図は、第3図に
示すグロメツトGを矢視−から見た図、第5
図は、第3図に示すグロメツトGを矢視−か
ら見た図である。 A……ハウジング、B……バルブ、C……ソケ
ツト、d……スクリユー、e……レンズ、F……
インシユレータ、G……グロメツト、H……スプ
リング、I……コード、J……コンタクト、K…
…通気穴、……呼吸作用防止用グロメツト、N
……コード通し穴。
Claims (1)
- ハウジングの外側に突出するソケツトの端部
に、ハウジング内を外気に連通させるとともにコ
ードを通すためのコードの直径よりも大きい通気
穴を有するグロメツトを取り付けた自動車用灯具
であつて、前記グロメツトが、その壁面を貫通し
て前記通気穴に連通する前記コードを前記グロメ
ツトの外部に導くためのコード通し穴を有する自
動車用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17793883U JPS6085011U (ja) | 1983-11-17 | 1983-11-17 | 自動車用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17793883U JPS6085011U (ja) | 1983-11-17 | 1983-11-17 | 自動車用灯具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6085011U JPS6085011U (ja) | 1985-06-12 |
JPS6238243Y2 true JPS6238243Y2 (ja) | 1987-09-30 |
Family
ID=30386452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17793883U Granted JPS6085011U (ja) | 1983-11-17 | 1983-11-17 | 自動車用灯具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6085011U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101421073B1 (ko) * | 2013-05-31 | 2014-07-18 | 강정수 | 결로방지 기능을 갖는 조명기구 |
-
1983
- 1983-11-17 JP JP17793883U patent/JPS6085011U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6085011U (ja) | 1985-06-12 |
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