JPS6239528Y2 - - Google Patents

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JPS6239528Y2
JPS6239528Y2 JP1982098809U JP9880982U JPS6239528Y2 JP S6239528 Y2 JPS6239528 Y2 JP S6239528Y2 JP 1982098809 U JP1982098809 U JP 1982098809U JP 9880982 U JP9880982 U JP 9880982U JP S6239528 Y2 JPS6239528 Y2 JP S6239528Y2
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JP
Japan
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lamp
wall
vehicle body
front lens
space
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Application number
JP1982098809U
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JPS594103U (ja
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Publication of JPS6239528Y2 publication Critical patent/JPS6239528Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は自動車用灯具に関し、更に詳しくはリ
アコンビネーシヨンランプやサイドターンシグナ
ルランプのように前面レンズの周壁部分の全部又
はその一部が車体の側面方に位置するように設置
される自動車用灯具に関するものである。
<従来の技術> この種自動車用灯具では多くの場合、第1図に
示す如く前面レンズ1の周壁部分2が、灯室6を
区画するべく灯体3に、気密状に取付られる取付
壁2aと車体4の外表面と相対する外壁2bとで
構成された所謂二重壁構造になつている。その為
に、灯室6内の防水性は前面レンズの取付壁2a
と灯体3とで図られているが、前面レンズの取付
壁2aと外壁2b及び車体4の外表面とで構成さ
れる空間部5内に雨水イが車体4との隙間から侵
入しやすく、しかも一旦雨水が侵入すると排出し
にくかつた。
そこで、従来より空間部5内に雨水が侵入しな
いように工夫したり、侵入しても水抜穴から排出
できるように工夫していたが、前面の場合にはコ
スト高になつたり外観の見映えを損なう不具合を
生じ、後者の場合には前面レンズの周壁部分2に
おける上部の空間部5内に侵入した雨水は自然落
下を持つより他になく、十分な排水効果が得らせ
ない欠点があつた。
<考案が解決しようとする問題点> 本考案はこの様な従来の不具合に鑑みてなされ
たものであり、前面レンズの周壁部分における空
間部内に侵入した雨水を運転走行時に発生する風
を利用して速やかに外部へ排出できると共に、灯
具の外観(見映え)を損なうことなく安価に製造
し得る自動車用灯具を提供せんとするものであ
る。
<問題点を解決するための手段> 係る目的を達成する本考案自動車用灯具は、前
面レンズの周壁部分を、灯室を区画するべく灯体
に気密状に取付けられる取付壁と車体外表面と相
対する外壁とで構成すると共に、該周壁部分の少
なくとも一部を車体の側面方に位置させ、且つ車
体の側面方に位置した前記外壁部分に前記取付壁
と車体外表面及び外壁とで構成された空間部と連
通する通風穴を開口形成させた事を特徴としたも
のである。
<実施例> 以下、本考案実施の一例を図面に基づいて説明
する。
第2図はリアコンビネーシヨンランプの例を示
し、第3図はサイドターンシグナルランプの例を
示す。リアコンビネーシヨンランプの場合、その
一部が車体4の側面方へ回り込み状に延設され、
サイドターンシグナルランプの場合は全体が車体
4の側面に設置される。従つて、前面レンズ1も
リアコンビネーシヨンランプの場合はその一部が
車体4の側面方に位置し、サイドターンシグナル
ランプの場合には全体が車体4の側面部分に位置
することになる。
前面レンズ1の周壁部分2は、リアコンビネー
シヨンランプの場合もサイドターンシグナルラン
プの場合も、取付壁2aと外壁2bの所謂二重壁
構造に形成される。即ち、取付壁2aは前面レン
ズ1のレンズ面周端から灯体3方へ向けて同一体
に突出形成させて灯体3に気密状に接合させ、前
面レンズ1のレンズ面と灯体3とで構成される灯
室6内の防水性を図るものである。又、外壁2b
は前面レンズ1のレンズ面周端から車体4の外表
面と相対するように車体外表面に向けて弧状に同
一体に突出形成させ、この外壁2bと取付壁2a
及び車体4の外表面とで空間部5が構成される。
そして、この外壁2bの適宜箇所、詳しくは車
体4の側面方に位置した外壁2b部分に、空間部
5と連通する通風穴7を開口形成させる。
通風穴7は運転走行時に発生する風を取込んで
空間部5内に侵入した雨水を外部へ排出させる為
のものであ、車体4の側面方に位置した外壁2b
部分に空間部5と連通状に形成させる。即ち、第
2図に示したリアコンビネーシヨンランプの場合
には、車体4の側面方に位置した外壁2bの底部
に通風穴7を水平方向緩円弧状に貫通形成させる
ともに、水抜穴8を介して空間部5と連通させ、
運転走行時に風が通風穴7の一方(空気取入口)
7aから入り他方(空気吐出口)7bから吹き抜
けて前面レンズ1の空間部5内に溜つた雨水が水
突穴8を通して吸引排出されるように構成したも
のである。尚、この実施例の変形例として、通風
穴7と外壁2b自体に貫通形成させずに、ゴムや
樹脂製の短管を用いて逆T字型に形成した通り風
管を水抜穴8連通接続させても良いことは容易に
理解されるだろう。又、第3図に示したサイドタ
ーンシグナルランプの場合には、外壁2bの左右
側位置に通風孔7を開口形成せしめ、運転走行時
に風が一方の通風孔(空気取入口)7aから前面
レンズ1の空間部5内に入り他方の通風穴(空気
吐出口)7bから吹き抜け、その際に空間部5内
に溜つた雨水イをエアーブローして外部へ排出さ
せるように構成したものである。この実施例にお
いて、周壁部分2の底部に溜つた雨水は水抜穴8
から排出されるが、上部に溜つた雨水は排出され
にくいので、通風穴7a,7bに風を周壁部分2
の上部方にも有効に流れるようにすると共に雨水
が空間部5内へ侵入しにくくする為の上向きガイ
ド片9を形成させることが好ましい。
<考案の効果> 本考案自動車用灯具は斯様に構成したので、灯
室内の防水性は前面レンズの取付壁と灯体とで確
実に図ることが出来、同時に運転走行時に発生す
る風の流を利用して、前面レンズの周壁部分にお
ける空間部内に侵入した雨水を速やかに外部へ排
出させることが出来る。
しかも、灯具としての外観(見映え)を損なう
恐れがなく、デザイン上の制約を受けることもな
いと同時に、格別に部品や組付工程を必要としな
いので、製造が容易で且つ安価に提供し得るもの
である。
よつて、所期の目的を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す断面図、第2図は本考案
第1実施例(リアコンビネーシヨンランプの例)
を示す一部切欠斜視図、第3図は本考案第2実施
例(サイドターンシグナルランプの例)を示す前
面レンズの裏面図である。 図中1は前面レンズ、2は周壁部分、2aは取
付壁、2bは外壁、4は車体、5は空間部、7は
通風穴、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面レンズの周壁部分を、灯室を区画するべく
    灯体に気密状に取付けられる取付壁と車体外表面
    と相対する外壁とで構成すると共に、該周壁部分
    の少なくとも一部を車体の側面方に位置させ、且
    つ車体の側面方に位置した前記外壁部分に前記取
    付壁と車体外表面及び外壁とで構成された空間部
    と連通する通風穴を開口形成させた事を特徴とす
    る自動車用灯具。
JP9880982U 1982-06-30 1982-06-30 自動車用灯具 Granted JPS594103U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9880982U JPS594103U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 自動車用灯具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9880982U JPS594103U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 自動車用灯具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS594103U JPS594103U (ja) 1984-01-11
JPS6239528Y2 true JPS6239528Y2 (ja) 1987-10-08

Family

ID=30234431

Family Applications (1)

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JP9880982U Granted JPS594103U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 自動車用灯具

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5733003U (ja) * 1980-08-01 1982-02-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5733003U (ja) * 1980-08-01 1982-02-20

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Publication number Publication date
JPS594103U (ja) 1984-01-11

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