JPH0765611A - 自動車用ランプの呼吸構造 - Google Patents

自動車用ランプの呼吸構造

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Publication number
JPH0765611A
JPH0765611A JP5235921A JP23592193A JPH0765611A JP H0765611 A JPH0765611 A JP H0765611A JP 5235921 A JP5235921 A JP 5235921A JP 23592193 A JP23592193 A JP 23592193A JP H0765611 A JPH0765611 A JP H0765611A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp housing
lamp
hole
automobile
outside
Prior art date
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Pending
Application number
JP5235921A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Kano
佳典 加納
Masao Sakai
正夫 境
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH0765611A publication Critical patent/JPH0765611A/ja
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンズを複雑にすることなく、また部品点数
を増やすことのない自動車用ランプの呼吸構造を提供す
ること。 【構成】 バルブ(10)をランプハウジング(12)
で覆った自動車用ランプ(16)の呼吸構造である。呼
吸チューブ(18)がランプハウジング(12)に取り
付けられ、ランプハウジングの内部(25)と外部(2
6)とを連通している。穴(20)がランプハウジング
(12)に開けられている。穴(20)は、ランプハウ
ジング(12)の内部と外部との圧力差が生ずる箇所に
配置してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用ランプの呼吸構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】バルブをランプハウジングで覆い、ラン
プハウジングの前端にレンズを取り付ける自動車用ラン
プでは、バルブの点灯による発熱に伴う、ランプハウジ
ング内部の空気の膨張を逃がすため呼吸構造が採られ
る。その呼吸構造として、レンズの外周壁に断面形状が
L字状を呈する折曲部を設け、該折曲部に通気孔を開け
ると共に、通気孔の内側に通気性の部品を配置したもの
がある(特開平2-121201号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記呼吸構造では、レ
ンズの構造が複雑化する上、通気性の部品を必要とする
ため、部品点数が多くなる。
【0004】本発明の目的は、レンズを複雑にすること
なく、また部品点数を増やすことのない自動車用ランプ
の呼吸構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、バルブをラン
プハウジングで覆った自動車用ランプの呼吸構造であっ
て、前記ランプハウジングに取り付けられ、ランプハウ
ジングの内部と外部とを連通する呼吸チューブと、前記
ランプハウジングに開けられた穴とを有し、該穴を前記
ランプハウジングの内部と外部との圧力差が生ずる箇所
に配置している。
【0006】
【作用および効果】ランプハウジングの内部は大気圧で
あるが、自動車が走行すると、ランプハウジングの外部
に空気の流れが起こるため静圧が低くなり、内部と外部
とに圧力差が生ずる。ランプハウジングの穴は、その内
部と外部との圧力差が生ずる箇所のうち圧力差が大きい
箇所、換言すれば、自動車の走行による空気の流れの速
度の可及的に速い箇所に設けうることから、ランプハウ
ジングの内部から穴を通って外部へ向く空気の流れを起
こしやすい。そして、この空気の流れが起こると、ラン
プハウジングの内部が負圧にならないように、外部の空
気が呼吸チューブを経てランプハウジングの内部に進入
する。その結果、ランプハウジングの内部に空気の強制
循環が生ずる。
【0007】ランプハウジングの内部に空気の強制循環
が生ずるため、たとえば、2つの呼吸チューブをランプ
ハウジングに設けて自然循環を行わせる呼吸構造と比べ
て、ランプに設けるレンズの内側の結露の防止効果やレ
ンズのくもりの除去効果を一層高めることができる。
【0008】ランプハウジングに呼吸チューブと穴とを
設けるだけであるところ、呼吸チューブは従来の呼吸構
造でも備えていたものであるから、結局、穴をランプハ
ウジングに開けるだけであり、特に部品点数が増えるも
のではない。
【0009】
【実施例】呼吸構造は、図1に示すように、バルブ10
をランプハウジング12で覆い、レンズ14をランプハ
ウジング12に取り付ける自動車用ランプ16において
ランプハウジング12の内部から空気を出し、空気を内
部に入れるものであって、呼吸チューブ18と穴20と
を有する。
【0010】呼吸チューブ18は、ランプハウジング1
2の内部に水が浸入しにくい箇所に取り付ける。一方、
穴20は、ランプハウジング12の内部と外部との圧力
差が生ずる箇所のうち圧力差が最も大きくなる箇所に設
ける。
【0011】ランプハウジング12は、たとえば、ポリ
プロピレンを成形して得るもので、図示の実施例では、
レンズ14の反対側の後壁22に穴を有するボス23を
設け、このボス23に呼吸チューブ18が取り付けられ
ている。さらに、穴20が底24と後壁22との境界部
に開けられている。
【0012】呼吸チューブ18は、硬質のプラスチック
製のチューブであり、ほぼU字状に曲げられている。呼
吸チューブ18の取付け位置は、後壁22の可及的高い
部分とする。この取付け位置と、呼吸チューブ18をU
字状に曲げてあることとによって、水がランプハウジン
グ12の内部へ浸入するのを防止できる。
【0013】ランプ10を車体の所定の位置に取り付け
ると、ランプハウジング12の回りには、バンパカバー
その他の車体側部品28がくる。そこで、ランプハウジ
ング12と車体側部品28との間で、自動車の走行によ
る空気の流れAの速度が最も速くなる箇所に穴20を開
けてある。その結果、空気の流れAによって穴20の箇
所の静圧が低くなるため、ランプハウジング12の内部
25から穴20を経て外部26へ向く空気の流れBが起
こる。そうすると、内部25が負圧にならないように、
外部26から呼吸チューブ18を経て内部25へ向く空
気の流れCが起こる。これによって、ランプハウジング
12の内部25には空気の強制循環が生ずる。
【0014】ランプハウジング12の穴20が前記実施
例のように、ランプハウジング12の底にある場合、水
が穴20からランプハウジング12の内部へ浸入する可
能性がある。この場合、図2に示すように、ランプハウ
ジング32の底34と後壁35との境界部に円筒状のボ
ス36を設けると共に、ボス36の内部を上方の空間3
7と下方の空間38とに仕切り、かつ、一部で上下の空
間を連通する仕切り39を設け、穴40を仕切り39の
下方に位置させる。このようにすると、ランプハウジン
グ32の内部25と外部26とは、ほぼU字状の空間3
7、38と穴40とを経て連通するようになるため、穴
40に水が浸入しても、ランプハウジング32の内部2
5まで至らない。ボス36には、ランプを車体に取り付
けるためのボルト42の基部43を圧入する。
【0015】図3に示すように、レンズ14の取付け部
13と車体側部品28との間の間隔は一般に小さい。そ
こで、穴44を取付け部13の近傍に設け、さらに、突
起46をランプハウジングの底47から取付け部13と
ほぼ同じ程度まで突出させることにより、空気の流れA
の速度の最も速い箇所における圧力差を有効に利用でき
る。
【0016】図4に示すように、穴50に向けて先細状
となった一対のガイド52をランプハウジングの底54
から下方へ突出すると、ガイド52によって空気の流れ
の速度が速くなる結果、穴50の箇所の圧力差を大きく
することができる。
【0017】また、図5に示すように、ランプハウジン
グの底55に穴56を開け、一方、穴56に向けて先細
状となった一対のガイド58を車体側部品28から上方
へ突出することによっても、図4のガイド52と同じよ
うに、穴56の箇所の圧力差を大きくすることができる
が、この場合には、ガイド58の上面をランプハウジン
グの底55に接近させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車のランプの呼吸構造の実施
例の断面図である。
【図2】ランプハウジングに開ける穴の好ましい形態を
示す断面図である。
【図3】ランプハウジングの内部と外部との圧力差を有
効に利用する形態を示す断面図である。
【図4】ランプハウジングの内部と外部との圧力差を有
効に利用する形態の別の例を示すもので、aは断面図、
bはaのb−b線方向に見た断面図である。
【図5】ランプハウジングの内部と外部との圧力差を有
効に利用する形態のさらに別の例を示すもので、aは断
面図、bはaのb−b線方向に見た断面図である。
【符号の説明】
10 バルブ 12、32 ランプハウジング 14 レンズ 16 ランプ 18 呼吸チューブ 20、40、44、50、56 穴 25 内部 26 外部 46 突起 52、58 ガイド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブをランプハウジングで覆った自動
    車用ランプの呼吸構造であって、前記ランプハウジング
    に取り付けられ、ランプハウジングの内部と外部とを連
    通する呼吸チューブと、前記ランプハウジングに開けら
    れた穴とを有し、該穴を前記ランプハウジングの内部と
    外部との圧力差が生ずる箇所に配置した、自動車用ラン
    プの呼吸構造。
JP5235921A 1993-08-30 1993-08-30 自動車用ランプの呼吸構造 Pending JPH0765611A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5235921A JPH0765611A (ja) 1993-08-30 1993-08-30 自動車用ランプの呼吸構造

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JP5235921A JPH0765611A (ja) 1993-08-30 1993-08-30 自動車用ランプの呼吸構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0765611A true JPH0765611A (ja) 1995-03-10

Family

ID=16993218

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JP5235921A Pending JPH0765611A (ja) 1993-08-30 1993-08-30 自動車用ランプの呼吸構造

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JP (1) JPH0765611A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19611314A1 (de) * 1995-04-06 1996-10-10 Valeo Vision Ventilationseinrichtung für eine Kraftfahrzeug-Leuchteneinheit

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19611314A1 (de) * 1995-04-06 1996-10-10 Valeo Vision Ventilationseinrichtung für eine Kraftfahrzeug-Leuchteneinheit
DE19611314B4 (de) * 1995-04-06 2007-05-31 Valeo Vision Ventilationseinrichtung für eine Kraftfahrzeug-Leuchteneinheit

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