JPH07130209A - 車両用灯具における呼吸換気構造 - Google Patents

車両用灯具における呼吸換気構造

Info

Publication number
JPH07130209A
JPH07130209A JP5276355A JP27635593A JPH07130209A JP H07130209 A JPH07130209 A JP H07130209A JP 5276355 A JP5276355 A JP 5276355A JP 27635593 A JP27635593 A JP 27635593A JP H07130209 A JPH07130209 A JP H07130209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
lamp
breathing
ventilating
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5276355A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromitsu Yoshimatsu
裕光 吉松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP5276355A priority Critical patent/JPH07130209A/ja
Publication of JPH07130209A publication Critical patent/JPH07130209A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両用灯具における呼吸換気構造において、
ランプハウジング内への水の侵入を防止する。 【構成】 ヘッドランプ14のバルブ16はハウジング
18内に収容されており、ハウジング18の開口部には
レンズ24が取付けられ灯室25を形成している。ハウ
ジング18には呼吸換気部42が一体的に形成されてい
る。呼吸換気部42はパイプ状とされており、一方の端
部42Aが灯室25と連通し、外気と連通した他方の端
部42Bが軸方向中央部42Cにおいて、真下へ向けて
直角に折曲されている。呼吸換気部42の内周面は軸線
方向に沿った正弦波状の凹凸面42Dとされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のヘッドライト等
の車両用灯具における呼吸換気構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のヘッドライト等の車両用
灯具には、呼吸換気構造が設けられており、その一例が
実開平4−25103号公報に開示されている。
【0003】図6に示される如く、この車両用灯具にお
ける呼吸換気構造では、ヘッドランプ70のハウジング
72の光軸調整機構74を装着した部分72Aに、バル
ブ76が配設された灯室78と別室とされた通気室80
が設けられており、灯室78と通気室80とを通気孔8
2で連通するとともに、通気室80と外気を呼吸穴86
で連通している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この車
両用灯具における呼吸換気構造では、洗車時等に水が、
呼吸穴86から通気室80内に侵入し易く。一旦、通気
室80内に水81が溜まると、バルブ76の点灯消灯に
伴う、灯室78内の温度変化による内気圧の変化によっ
て生じる空気の出し入れ、所謂、呼吸によって、通気室
80内の水81が、通気孔82を経て灯室78内に入る
恐れがある。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、ランプハウジ
ング内への水の侵入を防止することができる車両用灯具
における呼吸換気構造を得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用灯具にお
ける呼吸換気構造は、発光用のバルブと、このバルブを
収容するハウジングと、このハウジングの開口部を覆い
ハウジングとで灯室を形成するレンズと、前記ハウジン
グと一体とされ一方の端部が前記灯室と連通され他方の
端部が下方へ折曲されるとともに内周面が軸線方向に沿
った凹凸面とされた呼吸換気部と、を備えたことを特徴
としている。
【0007】
【作用】本発明の車両用灯具における呼吸換気構造で
は、灯室の内気圧の変化によって生じる空気の出し入れ
は呼吸換気部を通して行われる。
【0008】一方、洗車時等に、呼吸換気部の一方の端
部から呼吸換気部に侵入した水の一部は、呼吸換気部の
内周に形成された凹凸面に当たって侵入側端部へ戻され
排出される。また、侵入した水の他の一部は、呼吸換気
部の屈曲部で、呼吸換気部の内壁部に当たり、下方にあ
る侵入側端部へ流落ち排出される。
【0009】このため、洗車時等にランプハウジング内
に水が侵入することが無く。また、呼吸換気部内に水が
溜まることが少ないため、灯室の内気圧の変化で生じる
空気の出し入れに伴う、ランプハウジング内への水の侵
入を防止することができる。
【0010】
【実施例】本発明の車両用灯具における呼吸換気構造の
一実施例を図1〜図3に従って説明する。
【0011】なお、図中矢印FRは車体前方方向を、矢
印UPは車体上方方向を示す。図3に示される如く、車
体10のフロントボデー12の前端部には、左右一対の
ヘッドランプ14が配設されている。
【0012】図1に示される如く、ヘッドランプ14は
発光用のバルブ16を備えており、このバルブ16は、
ハウジング18内に収容されている。ハウジング18の
側断面は、開口部を車体前方へ向けた半円形とされてお
り、内周面18Aが反射鏡となっている。ハウジング1
8の開口縁部には、車体前方から溝20が形成されてお
り、溝20の内周部には、ゴムシート22が貼着されて
いる。
【0013】ハウジング18の開口部には、レンズ24
が取付けられており、このレンズ24の外周縁部24A
は、ハウジング18の溝20内に挿入されている。レン
ズ24の外周縁部24Aとハウジング18の溝20との
間をゴムシート22が密閉しており、レンズ24とハウ
ジング18とで灯室25を形成している。
【0014】ハウジング18の車体後側面18Bの上部
には、車体後方へ向けて突部26が形成されている。こ
の突部26には、車体後方からピン28がねじ込まれて
おり、ピン28の後端部には、軸線を車幅方向へ向けた
軸部28Aが形成されている。ピン28の軸部28Aは
ボデーパネル30の上部に車体前方へ向けて形成された
軸受け部30Aに軸支されており、ハウジング18は、
ピン28の軸部28Aを中心に上下方向(図1の矢印A
方向)へ揺動可能とされている。
【0015】ハウジング18の車体後側面18Bの下部
には、車体後方へ向けて円筒形の突部32が形成されて
いる。この突部32の後端部には、ナット34が嵌合さ
れている。このナット34には、ボデーパネル30の貫
通孔36に車体後方から挿入されたボルト38が螺合し
ている。ボルト38の軸方向中間部には、鍔部40が形
成されており、この鍔部40が、ボデーパネル30の貫
通孔36の外周部に車体後方から係合している。このた
め、ボルト38を回転させることによって、ナット34
と一体的に、ハウジング18の下部が車体前後方向(図
1の矢印B方向)へ移動し、これによって、ハウジング
18が、ピン28の軸部28Aを中心に上下方向へ揺動
し、光軸が調整できるようになっている。
【0016】図2(A)に示される如く、ハウジング1
8の上下方向中央部には、呼吸換気部42が一体的に形
成されている。呼吸換気部42はパイプ状とされてお
り、一方の端部42Aが、灯室25と連通しており、他
方の端部42Bが、軸方向中央部42Cにおいて、図2
(B)に示される如く、真下へ向けて直角に折曲され、
他方の端部42Bが外気と連通している。
【0017】呼吸換気部42の軸方向中央部42Cと端
部42Bとの間の内周面は、軸線方向(図2(A)の上
下方向)に沿った正弦波状の凹凸面42Dとされてい
る。
【0018】なお、製造時には、図2(A)に想像線で
示される様に、直線状とされた呼吸換気部42の他方の
端部42Bを軸方向中央部42Cにおいて、下方(図2
(A)の矢印C方向)へ折曲する。
【0019】次に本実施例の作用を説明する。本実施例
の車両用灯具における呼吸換気構造では、灯室25の内
気圧の変化によって生じる空気の出し入れは呼吸換気部
42を通して行われる。
【0020】一方、洗車時等に、呼吸換気部42の一方
の端部42Bから呼吸換気部42に侵入した水の一部
(図2(A)の矢印W1、W2)は、呼吸換気部42の
内周に形成された凹凸面42Dに当たって端部42Bへ
戻され排出される。また、侵入した水の他の一部(図2
(A)の矢印W3)は、呼吸換気部42の屈曲部42C
で、呼吸換気部42の内壁部に当たり、下方にある端部
42Bへ流落ち排出される。従って、洗車時等にランプ
ハウジング18内に水が侵入することが無く。また、呼
吸換気部42内に水が溜まることが少ない。このため、
灯室25の内気圧の変化で生じる空気の出し入れに伴
う、ランプハウジング18内への水の侵入を防止するこ
とができる。
【0021】なお、本実施例では、図2(B)に示され
る如く、呼吸換気部42を真下へ向けて折曲したが、こ
れに代えて、呼吸換気部42を真下から90°より小さ
い所定の角度αの方向へ折曲しても良い。
【0022】また、本実施例では、呼吸換気部42の凹
凸面42Dの軸線方向に沿った断面形状を正弦波状とし
たが、これに代えて、図4に示される如く、呼吸換気部
42の凹凸面42Dの軸線方向に沿った断面形状を鋸波
状等の他の断面形状としても良い。
【0023】また、本実施例では、呼吸換気部42を真
下へ向けて直角に折曲したが、呼吸換気部42の折曲角
は直角に限定されず、図4に想像線で示される様に、直
角より大きくても小さくても良い。
【0024】また、図5に示される如く、呼吸換気部4
2の内周面のみに凹凸を形成しても良い。
【0025】
【発明の効果】本発明の車両用灯具における呼吸換気構
造は、発光用のバルブと、このバルブを収容するハウジ
ングと、このハウジングの開口部を覆いハウジングとで
灯室を形成するレンズと、前記ハウジングと一体とされ
一方の端部が前記灯室と連通され他方の端部が下方へ折
曲されるとともに内周面が軸線方向に沿った凹凸面とさ
れた呼吸換気部と、を備えた構成としたので、ランプハ
ウジング内への水の侵入を防止することができるという
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る車両用灯具における呼
吸換気構造を示す側断面図である。
【図2】(A)は本発明の一実施例に係る車両用灯具に
おける呼吸換気構造を示す一部拡大側断面図であり、
(B)は(A)のB−B線断面図である。
【図3】本発明の一実施例に係る車両用灯具における呼
吸換気構造が適用された車体前部を示す車体斜め前方か
ら見た斜視図である。
【図4】本発明の他の実施例に係る車両用灯具における
呼吸換気構造を示す一部拡大側断面図である。
【図5】本発明の他の実施例に係る車両用灯具における
呼吸換気構造を示す側断面図である。
【図6】従来例に係る車両用灯具における呼吸換気構造
を示す側断面図である。
【符号の説明】
14 ヘッドランプ 16 バルブ 18 ハウジング 24 レンズ 25 灯室 42 呼吸換気部 42D 凹凸面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光用のバルブと、このバルブを収容す
    るハウジングと、このハウジングの開口部を覆いハウジ
    ングとで灯室を形成するレンズと、前記ハウジングと一
    体とされ一方の端部が前記灯室と連通され他方の端部が
    下方へ折曲されるとともに内周面が軸線方向に沿った凹
    凸面とされた呼吸換気部と、を備えたことを特徴とする
    車両用灯具における呼吸換気構造。
JP5276355A 1993-11-05 1993-11-05 車両用灯具における呼吸換気構造 Pending JPH07130209A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5276355A JPH07130209A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 車両用灯具における呼吸換気構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5276355A JPH07130209A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 車両用灯具における呼吸換気構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07130209A true JPH07130209A (ja) 1995-05-19

Family

ID=17568282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5276355A Pending JPH07130209A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 車両用灯具における呼吸換気構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07130209A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19814300B4 (de) * 1998-03-31 2008-09-25 Bernhard Weber Scheinwerfer oder Leuchte

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19814300B4 (de) * 1998-03-31 2008-09-25 Bernhard Weber Scheinwerfer oder Leuchte

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3308474B2 (ja) 車両用灯具
JPH08190803A (ja) 車輌用灯具
JP4126599B2 (ja) 自動車用ランプ
JP3256473B2 (ja) 車両用灯具
JPH07130209A (ja) 車両用灯具における呼吸換気構造
JP2007149536A (ja) 車両用灯火装置
KR100391315B1 (ko) 자동차용 헤드 램프 구조
JP2002068016A (ja) 車両のフロントエンド構造
JP2003346549A (ja) 車両用灯具及びその通気手段
JP3235044B2 (ja) 自動車のランプ構造
JPH11203912A (ja) 車輌用灯具
JPH0227458Y2 (ja)
KR200277827Y1 (ko) 자동차용 등화장치의 캡 결합구조
JPS6026403Y2 (ja) 前照灯
JP2556428Y2 (ja) 車両用前照灯の呼吸構造
JPH09282905A (ja) 車輌用前照灯
JPH0541453Y2 (ja)
JPH0449770Y2 (ja)
JP2002096682A (ja) 車両用ミラー
JP2586834Y2 (ja) 自動車灯における換気装置
JPH0765611A (ja) 自動車用ランプの呼吸構造
JPH0531763Y2 (ja)
JPH0725285A (ja) 車両のリヤコンビネーションランプ
JP2551446Y2 (ja) 車両用灯具
JPH0573804U (ja) 自動車のヘッドランプ