JPH10340603A - 車輌用灯具 - Google Patents

車輌用灯具

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JPH10340603A
JPH10340603A JP9149628A JP14962897A JPH10340603A JP H10340603 A JPH10340603 A JP H10340603A JP 9149628 A JP9149628 A JP 9149628A JP 14962897 A JP14962897 A JP 14962897A JP H10340603 A JPH10340603 A JP H10340603A
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    • F21S45/30Ventilation or drainage of lighting devices
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    • F21LIGHTING
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気孔を設ける位置的制約の少ない車輌用灯
具を提供すること。 【解決手段】 ランプボディ11に呼吸作用を営む空気
孔20が設けられた車輌用灯具において、空気孔20を
取り囲むように、左右幅の短い楕円形状横断面の筒体2
2を延出形成し、筒体22の内部に区画壁24を形成
し、筒体22の下側壁にスリット26を形成し、筒体2
2の先端部に、左右幅の短い楕円形状横断面のキャップ
30をスリット26の一部を余らせて嵌着して、筒体2
2内に、空気孔20を介してランプボディ11内部と連
通し、かつスリット26を介して筒体22外部と連通す
る迷路状の空気通路Hを画成し、空気通路Hが迷路状で
あるため、ランプボディ内に水が侵入せず、筒体22お
よびキャップ30が左右幅の短い楕円形状であるため、
それだけ筒体22が他部材と干渉しにくく、空気孔20
を設ける位置的制約が少なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ランプボディに呼
吸作用を営む空気孔が設けられた車輌用灯具に係わり、
特に、空気孔に連通する迷路状の空気通路をもつ筒体が
ランプボディに形成された車輌用灯具に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の灯具の一例としては、図9,1
0に示されるように、ランプボディ1の空気孔2を取り
囲むように、筒体3が延出形成され、筒体3にキャップ
9を嵌着することで、筒体3内には、空気孔2に連通す
る迷路状の空気通路が形成された構造となっている。
【0003】筒体3の内部には、略水平に延びる区画壁
4が、筒体3の下側壁には、筒体の先端から付け根側に
かけて延びるスリット5がそれぞれ形成されるととも
に、筒体3の先端部には、スリット5の一部を余す形態
にキャップ9が嵌着されている。そして、区画壁4の前
縁4aが筒体3の先端より奥まった位置に形成されて、
筒体3内に、空気孔2を介してランプボディ1内部と連
通する上部空間6と、キャップ9と区画壁前縁4a間の
隙間を介して前記上部空間6と連通し、かつスリット5
を介して筒体3外部と連通する下部空間7とが画成され
ている。
【0004】そして、ランプボディ1の空気孔2が筒体
3内の空気通路(上部空間6と下部空間7)を介して筒
体3外部と連通して、呼吸作用が営まれるが、この空気
通路は迷路状に延びるため、空気孔2からランプボディ
1に水が侵入しない構造となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記した従来技
術では、空気孔2が比較的大きく、さらに、この空気孔
2に連通する空気通路を形成する筒体3も、空気孔2の
大きさに合わせた比較的外径の大きい円筒形に形成され
ている。
【0006】このため、この筒体3が、バルブへの給電
用コード支持用のクランプ部や車体固定用のブラケット
等のランプボディ1背面側突起物や、ランプ収容部周辺
の車体側部材と、干渉しないように、筒体3の形成位置
を考慮する必要があり、このため、空気孔2を設ける位
置が制約されるという問題があった。
【0007】発明者が検討したところ、空気孔2の大き
さは、小さい方がランプボディ1に水が侵入しにくく有
効で、また、空気孔2の大きさは、大きかろうが小さか
ろうが、呼吸作用を営む上では殆ど影響がない、という
ことが確認された。そこで、空気孔2を小さくし、空気
通路を形成する筒体3を縦長楕円形状にして、筒体3の
左右の幅を縮小すれば、筒体3が他部材と干渉しにくく
なる、という知見の下に、本発明をなすに至ったもので
ある。
【0008】本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなさ
れたもので、その目的は、空気孔を設ける位置的制約の
少ない車輌用灯具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係わる車輌用灯具においては、ランプボ
ディに呼吸作用を営む空気孔が設けられた車輌用灯具に
おいて、前記空気孔を取り囲むように、上下幅より左右
幅の短い楕円形状横断面の筒体をランプボディから後方
に延出形成し、前記筒体の内部に区画壁を形成し、前記
筒体の下側壁に車軸方向に延びるスリットを形成し、前
記筒体の先端部に、上下幅より左右幅の短い楕円形状横
断面のキャップを前記スリットの一部を余して嵌着し
て、前記筒体内に、前記空気孔を介してランプボディ内
部と連通し、かつ前記スリットを介して筒体外部と連通
する迷路状空気通路を画成するようにしたものである。
ランプボディ内部は、筒体内の空気通路を介して筒体外
部と連通して、呼吸作用が営なまれるが、筒体内のこの
空気通路は、迷路状に構成されているため、この空気通
路を介してランプボディ内に水が侵入することがない。
また、筒体および筒体に嵌着されたキャップの横断面が
上下幅より左右幅の短い楕円形状であるため、筒体の左
右方向の膨出量が上下方向に比べて小さく、それだけ筒
体が他部材と干渉しにくくなる。請求項2では、請求項
1記載の車輌用灯具において、前記筒体の内部に形成さ
れた区画壁を略水平に延出するように構成したもので、
略水平に延出する区画壁は、筒体内部の空気通路の迷路
構造を一層複雑にする。請求項3では、請求項1又は2
に記載の車輌用灯具において、前記筒体のスリット下方
に、ランプボディから延出形成された防水壁を延在させ
るようにしたもので、筒体のスリット下方に延在する防
水壁が、ランプボディ背面に沿って跳ね上がった水のス
リットからの筒体内部への侵入を阻止する。請求項4で
は、請求項1〜3のいずれかに記載の車輌用灯具におい
て、前記防水壁の上面に、左右一対のリブを突設すると
ともに、前記キャップに、前記リブと係合する凸部を形
成するようにしたもので、キャップ側の凸部が防水壁側
のリブと係合して、キャップが筒体に対し周方向に位置
決めされるとともに、キャップの周方向への回動が阻止
されて、キャップの筒体からの脱落が防止される。請求
項5では、請求項1〜4のいずれかに記載の車輌用灯具
において、前記キャップの側部の厚さをキャップの頭頂
部の厚さよりも厚く形成するようにしたもので、キャッ
プの側部が厚く形成されているため、キャップを筒体に
嵌める際に、キャップの開口部の形状が大きく変化せ
ず、スムーズな筒体への嵌着が可能となる。請求項6で
は、請求項1〜5のいずれかに記載の車輌用灯具におい
て、前記キャップの頭頂部に滑り止め用の凹凸を形成す
るようにしたもので、キャップの頭頂部に形成された滑
り止め用の凹凸は、キャップ頭頂面における指先の滑動
を阻止し、指先によるキャップの押圧力がそのままキャ
ップを筒体に被せる力となる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて説明する。
【0011】図1〜図8は本発明の一実施例を示すもの
で、図1は本発明の一実施例であるフロントターンシグ
ナルランプの正面図、図2は同ランプの平面図、図3は
同ランプの縦断面図(図1,2に示す線III −III に
沿う断面図)、図4は同ランプの水平断面図(図1に示
す線IV−IVに沿う断面図)、図5は同ランプを背面側か
ら見た空気孔周辺の正面図、図6は空気孔形成位置にお
ける同ランプの縦断面図(図2,5に示す線VI−VIに沿
う断面図)、図7は空気孔形成位置における同ランプの
水平断面図(図6に示す線VII −VII に沿う断面
図)、図8は同ランプを背面側から見たキャップと筒体
の斜視図である。
【0012】これらの図において、符号10は、車体5
0のフロントコーナ部に取り付けられるターンシグナル
ランプで、車体前方(図4下側)から側方(図4左側)
にかけて開口する開口部をもち、内側にリフレクタ12
が一体に形成された容器状の合成樹脂製ランプボディ1
1と、ランプボディ11の背面壁に設けられたバルブ挿
着孔13に挿着された光源であるバルブ14と、ランプ
ボディ11の前面開口部に組付けられた車体50と連続
する曲面をもつアンバー色の合成樹脂製前面レンズ15
とから構成されている。
【0013】前面レンズ15の裏面には、拡散ステップ
であるシリンドリカルステップ15aが設けられて、リ
フレクタ12で反射されたバルブ14の光はこのシリン
ドリカルステップ15aによって左右方向に拡散されて
配光される。
【0014】ランプボディ11の車体側方側の領域11
aは前面レンズ15側に迫り出して、ランプの側方廻り
込み側10aに奥行きがほとんどない領域が形成される
とともに、前面レンズ15内側のこの奥行きがほとんど
ない領域に臨む位置に再帰反射面16aが形成されて、
ここにリフレックスリフレクタ16が設けられている。
【0015】符号17は、ランプボディ11の上部に延
出形成されたブラケットで、ボルト・ナット締結によっ
て車体に固定される。符号18は、ブラケット17の下
方位置にランプボディ11から延出形成されたフック
で、車体側の係合孔(図示せず)に係合することで抜け
止め固定される。
【0016】符号20は、ランプボディ11に設けられ
て呼吸作用を営む空気孔で、ランプボディ11の空気孔
20形成位置には、その先端部にゴム製のキャップ30
が嵌着されることで、内部に空気孔20に連通する迷路
状の空気通路Hが形成された筒体22が形成されてい
る。
【0017】即ち、空気孔20を取り囲むように、上下
幅より左右幅の短い楕円形状横断面の筒体22がランプ
ボディ11から後方に延出形成されている。そして、筒
体22の内部には、略水平に延びる区画壁24が延出形
成され、筒体22の下側壁には、筒体22の先端から付
け根側にかけて延びるスリット26が形成されている。
【0018】さらに、筒体22の先端部には、上下幅よ
り左右幅の短い楕円形状横断面の樹脂又はゴム製のキャ
ップ30が、キャップ30と筒体先端部間に隙間Cがで
き、かつスリット26の一部が余るように嵌着されて、
筒体22内に、空気孔20を介してランプボディ11内
部と連通する上部空間S1 と、キャップ30と区画壁前
縁間の隙間Cを介して上部空間S1 と連通し、かつスリ
ット26を介して筒体22の外部と連通する下部空間S
2 とが画成されている。
【0019】そして、筒体20内に形成されている上部
空間S1 と下部空間S2 とにより、空気孔20を筒体2
2外部に連通させる迷路状の空気通路Hが構成されて、
呼吸作用が営なまれるとともに、迷路状の空気通路Hを
介してランプボディ11内に水が侵入しにくい構造とな
っている。なお、符号22aは、筒体20の先端部外周
に形成されたキャップ係合用の段差部で、この段差部2
2aにキャップ30が嵌着されている。
【0020】空気孔20は、バルブ挿着孔13に挿着さ
れたバルブ14の略真上に位置して、ランプボディ11
内の温まった空気を排出するとともに、外部の冷たい空
気をランプボディ11内に導入して、ランプボディ11
内に空気の対流を効率よく形成することで、ランプの放
熱性を高め、かつ結露の発生を防止できるようになって
いる。
【0021】また、筒体22および筒体22に嵌着され
たキャップ30の横断面は、上下幅より左右幅の短い楕
円形状に形成されて、筒体22の左右方向の膨出量が上
下方向に比べて小さく、それだけ筒体22が他部材と干
渉しにくくなっている。
【0022】また、ランプボディ11から延出形成され
た防水壁28は、筒体22を取り囲むように延びてお
り、ランプボディ11背面に沿って下方から跳ね上がっ
てスリット26から筒体22内に侵入しようとする水は
勿論、ランプボディ11の背面に沿って種々の方向から
飛来する水がこの防水壁28に遮られて筒体22内の空
気通路Hに侵入できない構造となっている。
【0023】さらに、筒体22および防水壁28は、バ
ルブ挿着孔13形成用の膨出部11bの略真上に位置す
るため、この膨出部11bが、上方に跳ね上げられた水
に対する障壁として作用し、筒体22および防水壁28
にまで至る水は僅かとなり、それだけ、筒体22の空気
通路H内に水が侵入しにくいといえる。
【0024】また、防水壁28は、筒体22およびキャ
ップ30の横断面形状に倣った上下幅より左右幅の短い
楕円形状横断面に形成されており、筒体22の左右方向
の膨出量が上下方向に比べて小さく、それだけ防水壁2
8が他部材と干渉しにくくなっている。
【0025】さらに、防水壁28は、筒体22に嵌着さ
れたキャップ30の頭頂面と略面一の位置まで延出し、
バルブ交換の際に作業者が誤ってキャップ30に触れる
ことのないようになっている。
【0026】キャップ30の長手方向両端の外側面に
は、凸部32がそれぞれ形成されるとともに、筒体22
のスリット26に対向する防水壁28の上面には、キャ
ップ30側の凸部32と係合できる左右一対の縦リブ2
9が突設されている。そして、キャップ30側の凸部3
2が防水壁28側の縦リブ29と係合して、キャップ3
0が筒体22に対し周方向に位置決めされるとともに、
キャップ30の周方向への回動が阻止されて、振動等が
作用してもキャップ30が筒体22から脱落しない構造
となっている。
【0027】なお、キャップ外側面に形成されている凸
部32,32は同一の大きさで、キャップ30の長手方
向の外側面のいずれが上方となっても筒体22に嵌着す
ることができる構造となっている。
【0028】また、図6,7に示されるように、キャッ
プ30の側部30aの厚さがキャップ頭頂部30bの厚
さよりも厚く形成されて、キャップ30を筒体22に嵌
める際にキャップ開口部の形状が大きく変形せず、キャ
ップ30を筒体22にスムーズに嵌着することができる
ようになっている。
【0029】また、キャップ30の頭頂部には、キャッ
プ嵌着作業の際に、指先がキャップ30に対し滑らない
ようにするための滑り止め用の凸条34が形成されてお
り、確実かつ迅速にキャップ30の嵌着を遂行できるよ
うになっている。
【0030】また、バルブ挿着孔13形成用の膨出部1
1bの膨出方向およびバルブ14の装脱着方向は、車軸
と平行であるが、筒体22および防水壁28の延出方向
は、膨出部11bの膨出方向およびバルブ14の装脱着
方向に対し傾斜して、筒体22および防水壁28がバル
ブ14の装脱着の邪魔にならず、膨出部14bの後方に
突出するバルブソケット14aがキャップ30の装脱着
の邪魔にならないようになっている。
【0031】また、前記実施例では、防水壁28が筒体
22を取り囲むように形成されているが、筒体22を取
り囲む構造である必要はなく、少なくともスリット26
の下方に設けられて、スリット26への水の侵入を阻止
できるものであればよく、防水壁が筒体22の左右幅よ
りも狭い幅で、筒体22に沿って延出形成されているも
のであれば、それだけ防水壁が他部材と干渉しにくいと
いう利点がある。また前記した実施例では、ターンシグ
ナルランプについて説明したが、このランプに限るもの
ではなく、ランプボディに空気孔の設けられた車輌用灯
具に広く適用できることはいうまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る車輌用灯具によれば、ランプボディ内部は、筒体
内の空気通路を介して筒体外部と連通して、呼吸作用が
営なまれるが、筒体内のこの空気通路は、迷路状に構成
されているため、空気通路を介してランプボディ内に水
が侵入することがない。また、ランプボディの空気孔と
連通する迷路状の空気通路を構成する筒体およびこの筒
体に嵌着されたキャップの横断面が、上下幅より左右幅
の短い楕円形状に形成されているため、それだけ筒体が
他部材と干渉しにくく、空気孔を設ける位置的制約が少
ない。従って、呼吸作用が効果的に営まれかつ水の導か
れ難いランプボディ所定位置に空気孔を設けることが可
能となる。請求項2によれば、筒体内の空気通路の迷路
構造が一層複雑となって、ランプボディ内への水の侵入
阻止効果が高められる。請求項3によれば、筒体のスリ
ット下方に延在する防水壁により、スリットからの筒体
内部への水の侵入が阻止されるので、ランプボディ内に
水が侵入することがない。請求項4によれば、キャップ
が筒体に対し周方向に位置決めされるとともに、キャッ
プの筒体からの脱落が防止されるので、キャップの筒体
への嵌着作業が容易となるとともに、振動等でキャップ
が筒体から脱落するという不具合がない。請求項5によ
れば、キャップを筒体に被る際に、キャップの開口部が
変形しないので、キャップをスムーズに筒体に嵌着する
ことができる。請求項6によれば、キャップを筒体に被
せる際に、指先が滑らないので、キャップをスムーズに
筒体に嵌着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるターンシグナルランプ
の正面図
【図2】同ランプの平面図
【図3】同ランプの縦断面図(図1,2に示す線III
−III に沿う断面図)
【図4】同ランプの水平断面図(図1に示す線IV−IVに
沿う断面図)
【図5】同ランプを背面側から見た空気孔周辺の正面図
【図6】空気孔形成位置における同ランプの縦断面図
(図2,5に示す線VI−VIに沿う断面図)
【図7】空気孔形成位置における同ランプの水平断面図
(図6に示す線VII −VII に沿う断面図)
【図8】同ランプを背面側から見たキャップと筒体の斜
視図
【図9】従来の灯具の空気孔周辺の斜視図
【図10】従来の灯具の空気孔形成位置における縦断面
【符号の説明】
10 ターンシグナルランプ 11 ランプボディ 12 リフレクタ 14 バルブ 15 前面レンズ 20 空気孔 22 筒体 24 区画壁 26 スリット 28 防水壁 29 リブ 30 キャップ 32 凸部 34 滑り止め用の凸条 50 車体 S1 迷路状の空気通路を構成する上部空間 S2 迷路状の空気通路を構成する下部空間 H 迷路状の空気通路 C 区画壁前縁とキャップ間の隙間

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプボディに呼吸作用を営む空気孔が
    設けられた車輌用灯具において、 前記空気孔は、ランプボディから後方に延出形成された
    上下幅より左右幅の短い楕円形状横断面の筒体に取り囲
    まれ、 前記筒体の内部に区画壁が形成され、前記筒体の下側壁
    に軸方向に延びるスリットが形成され、前記筒体の先端
    部に、上下幅より左右幅の短い楕円形状横断面のキャッ
    プが前記スリットの一部を余して嵌着されて、前記筒体
    内に、前記空気孔を介してランプボディ内部と連通し、
    かつ前記スリットを介して筒体外部と連通する迷路状空
    気通路が画成されたことを特徴とする車輌用灯具。
  2. 【請求項2】前記筒体の内部に形成された区画壁は、略
    水平に延出することを特徴とする請求項1記載の車輌用
    灯具。
  3. 【請求項3】 前記筒体のスリット下方には、ランプボ
    ディから延出形成された防水壁が延在することを特徴と
    する請求項1又は2に記載の車輌用灯具。
  4. 【請求項4】 前記防水壁の上面には、左右一対のリブ
    が突設されるとともに、前記キャップには、前記リブと
    係合する凸部が形成されたことを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載の車両用灯具。
  5. 【請求項5】 前記キャップの側部の厚さがキャップの
    頭頂部の厚さよりも厚く形成されたことを特徴とする請
    求項1〜4のいずれかに記載の車両用灯具。
  6. 【請求項6】 前記キャップの頭頂部には、滑り止め用
    の凹凸が形成されたことを特徴とする請求項1〜5のい
    ずれかに記載の車両用灯具。
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