JP2000243129A - 車両用灯火装置 - Google Patents

車両用灯火装置

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JP2000243129A
JP2000243129A JP11042510A JP4251099A JP2000243129A JP 2000243129 A JP2000243129 A JP 2000243129A JP 11042510 A JP11042510 A JP 11042510A JP 4251099 A JP4251099 A JP 4251099A JP 2000243129 A JP2000243129 A JP 2000243129A
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headlight
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    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S45/00Arrangements within vehicle lighting devices specially adapted for vehicle exteriors, for purposes other than emission or distribution of light
    • F21S45/30Ventilation or drainage of lighting devices
    • F21S45/33Ventilation or drainage of lighting devices specially adapted for headlamps
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J6/00Arrangement of optical signalling or lighting devices on cycles; Mounting or supporting thereof; Circuits therefor
    • B62J6/02Headlights
    • B62J6/022Headlights specially adapted for motorcycles or the like
    • B62J6/026Headlights specially adapted for motorcycles or the like characterised by the structure, e.g. casings

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 没水時の浸水を防止する一方で、灯体内の湿
気を除去してレンズの曇りを防止すること。 【解決手段】 バルブ185とそのリフレクタ182を
保持しているケース180に通気孔180c,180d
を設ける。通気孔180c,180dをそれぞれ透湿防
水シート187,188で覆う。これによって外部から
の浸水を防止できるとともに、換気は確保される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズカットを設
けないクリアレンズと配光特性を決定するための反射板
(リフレクタ)とを有する車両用灯火装置において、特
に、クリアレンズ内面の曇りを防止するのに好適な車両
用灯火装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用のヘッドライトやテールライト等
の灯火装置において、電球(バルブ)からの光を選択的
に多角度に反射させることができる反射面を有するマル
チリフレクタによって配光特性を決定するようにしたも
のが知られている。この灯火装置では、マルチリフレク
タで配光を決定できるので、前面のレンズにはカットを
施さないクリアレンズを用いることができる。クリアレ
ンズを用いた灯火装置は、カットを施したレンズのもの
とは趣の異なる外観を提供できるという利点がある反
面、クリアレンズを通して灯火装置内が素通しとなるの
で、灯火装置内の水分による水滴や曇り等が目立つこと
になるという不具合がある。
【0003】そこで、灯火装置内の水分による曇りを防
止するため、バルブおよびリフレクタを収納するハウジ
ングに、灯火装置内部を換気するための通気孔とこの通
気孔に取付けた通気管とを設けることがある。このよう
な灯火装置の一例が特開平7−105701号公報に記
載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】舗装道路等、整備され
た道路のみを走行する車両では、上記通気孔や通気管を
設けて換気をすることは可能であった。しかし、上記整
備された道路だけでなく、農地や山地を、農作業やハン
ティング等のレジャー目的で天候に拘らず走行すること
があるATV(All Terrain Vehicle :全地形適応型車
両)では、次の理由から上記通気孔や通気管だけでは灯
火装置の換気に対応できない。
【0005】すなわち、ATVは、荒れ地や水溜まりを
走行することがあり、灯火装置が短時間ではあるが水に
浸かってしまう(没水する)ことがある。したがって、
整備された道路を走行するのと違い、単に、雨や洗車に
対する被水対策を採っているだけでは不十分であり、一
旦浸水すると長期間にわたってレンズの曇りがとれない
という問題点があった。
【0006】本発明は、上述の課題を解決し、整備され
た道路以外を走行する車両においても浸水による水溜ま
りや曇りを確実に防止することができる車両の灯火装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、バルブおよび該バルブから出た光を多角度
に反射するマルチリフレクタを収容するケースを有する
車両用灯火装置において、前記ケースに通気孔を設ける
とともに、前記通気孔を透湿防水シートで覆った点に第
1の特徴がある。この第1の特徴によれば、車両が没水
した場合に、透湿防水シートの作用により灯火装置の灯
体内部への浸水を防止できる。また、通気孔および透湿
防水シートを通して灯体内部の換気は十分に果たせる。
【0008】また、本発明は、バルブおよび該バルブか
ら出た光を多角度に反射するマルチリフレクタからなる
車両用灯火装置において、前記マルチリフレクタの頂部
外面近傍を覆い、該マルチリフレクタとの間にブリーズ
空間を形成するカバー部材を具備し、前記マルチリフレ
クタには、前記ブリーズ空間およびマルチリフレクタ内
面を連通する通気孔を設けた点に第2の特徴がある。こ
の第2の特徴によれば、マルチリフレクタ内外の雰囲気
は通気孔を通して換気される。また、ブリーズ空間を形
成するカバーによって短時間の没水による浸水は回避さ
れる。
【0009】さらに、本発明は、第2の特徴を有する灯
火装置において、前記通気孔を透湿防水シートで覆った
点に第3の特徴があり、この第3の特徴によれば、第1
の特徴による場合と同様、灯火装置が没水した場合に、
透湿防水シートの作用により灯火装置の灯体内部への浸
水を防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を説
明する。図11は、本発明の一実施形態に係る灯火装置
を装着した作業車の外観を示す斜視図である。同図にお
いて、運転者のシート1はバルーンタイヤを装着した前
輪2および後輪3の間、つまり車両の中央部に設けら
れ、該シート1前方には燃料タンク4が配置されてい
る。燃料タンク4の両側はサイドカバー5で覆われ、さ
らに、このサイドカバー5から下後方に延びる下部サイ
ドカバー6が設けられている。これらのカバー5,6内
下部にはエンジン7を含む駆動系が内蔵されている。シ
ート1に座った運転者が足を置くことができるようにス
テップバー8が設けられている。
【0011】前記燃料タンク4の前方には、ハンドル9
およびハンドル9に隣接した計器ボックス10が設けら
れ、ハンドル9から前方はフロントフェンダ11で覆わ
れている。前輪2の後方には泥はねを避けるためのフロ
ントマッドガード12が設けられている。さらに、フロ
ントフェンダ11の上部には荷物を載せるフロントキャ
リア13が設けられ、前方には車体前面を保護するキャ
リーパイプ14が取付けられている。後輪3側にも、リ
アフェンダ15とその前方に延びるリアマッドガード1
6が設けられ、リアフェンダ15の上部にはリアキャリ
ア17が設けられている。
【0012】前記キャリーパイプ14で保護されたフロ
ントフェンダ11の前方には左右1対のヘッドライト
(一方はキャリーパイプ14の後方に隠れている)18
が取付けられている。ヘッドライト18はバルブから発
せられた光を多角度で反射するマルチリフレクタとレン
ズカットを施していないクリアレンズとを有している。
このヘッドライト18および該ヘッドライト18とフロ
ントフェンダ11との取付構造についてはさらに後述す
る。なお、作業車には車体後部に、図示しないテールラ
イトが設けられている。このテールライトについても詳
細は後述する。
【0013】図12は、本発明の灯火装置を装着したレ
ジャー用車両の外観を示す前方斜視図、図13は同後方
斜視図であり、図11と同符号は同一または同等部分で
あるため説明は省略する。このレジャー用車両では、2
つの灯体を水平に隣接配置した2灯式ヘッドライト19
を備えていて、この2灯式ヘッドライト19は、ハンド
ル9に近接した位置でフロントフェンダ11内に収容さ
れている(図12)。前記2灯式ヘッドライト19は、
前記作業車のヘッドライト18と同様、マルチリフレク
タおよびクリアレンズを有している。
【0014】また、車体後部のフレーム20には横長形
状のテールライト21が設けられている。なお、車体後
部には軸(リアアクセル)22が設けられ、エンジン7
から駆動チェーンによって伝達された動力はこの軸22
を介して後輪3,3に伝達される。符号23はマフラで
ある。
【0015】次に、前記ヘッドライトやテールライトの
取付構造を説明する。図14は、作業車の前部の要部分
解図、図15は同後部の要部分解図である。まず、図1
4において、ヘッドライトグリル24は、ねじ25によ
ってフロントフェンダ17の下面に設けられたボス17
aに固定される。ヘッドライト18(左側のもののみ図
示)は後部カバー26に支持され(詳細な支持構造はさ
らに後述)、該後部カバー26の下部はねじ27によっ
てヘッドライト・グリル24のボス24aに固定され
る。一方、後部カバー26の上部はフロントフェンダ1
7の下面に突出形成されたリブ(図示しない)にボルト
28を貫通させ、その先端を、該後部カバー26に設け
られたナット29に螺挿することによってフロントフェ
ンダ17に固定させる。
【0016】図15において、作業車の車体フレーム3
0の後端には、ツールボックス31が配置されている。
このツールボックス31は同図(b)に示すように、左
右水平に張り出したリブ31aを有していて、このリブ
31aを保持クリップ32で車体フレーム30上に固定
することによって保持している。ツールボックス31は
下部にヒンジ軸を有するリッド(蓋)33を有してい
て、このリッド33は矢印A方向に開閉自在である。リ
ッド33はツールボックス31の蓋としての機能ととも
に、後述するテールライトの保持部およびカバーの機能
を備えている。なお、車体フレーム30の横には前記エ
ンジン7から延長された排気管に設けられたマフラ34
が配置されている。
【0017】前記ヘッドライト18についてさらに具体
的に説明する。図2はヘッドライト18の正面図、図1
は図2のA−A位置での断面図である。同図において、
ヘッドライト18はケース180、およびこのケース1
80の前縁に設けられた溝に嵌合させて保持したレンズ
181を有する。レンズ181はレンズカットを施さな
いクリアレンズであり、ケース180の内面にはマルチ
リフレクタ182が設けられている。ケース180の中
心部つまり底部には絶縁体183が嵌められていて、こ
の絶縁体183には接点部材184がモールド成型され
ている。接点部材184の一端にはバルブ185が挟み
込まれた状態で保持されている。接点部材184の他端
は絶縁体183からヘッドライト18の後方に突出し、
図示しない電源供給ケーブルとのコネクタ部を形成して
いる。このコネクタ部は絶縁用のゴムカバー186で覆
われている。
【0018】ケース180の上面180aおよび下面1
80bには灯体内部を換気するための通気孔180cお
よび180dが形成されている。さらに、この通気孔1
80c,180dには、空気を通過させ、水を通過させ
ない透湿防水繊維膜のシート(透湿防水シート)18
7,188が貼り付けてある。このような透湿防水シー
ト187,188を設けたことにより、ヘッドライト1
8が一時的に没水したようなときでも、通気孔180
c,180dから灯体内部に浸水しにくく、仮に浸水し
た場合にも透湿防水シート187,188を通して内部
の湿った空気が外気と換気される。したがって、灯体内
部の湿気は除去され、レンズ181に曇りが生じにく
い。
【0019】前記ケース180の上面180aには該面
180aから垂直に突出した2本のブラケット189が
形成されていて、下面180bには、灯体後方に開口
し、下壁面にナット38を保持する箱型の保持部190
が形成されている。これらブラケット189および突出
部190は、ヘッドライト18を前記後部カバー26に
支持させるために利用される。続いて、該ブラケット1
89や突出部190を利用した支持構造を説明する。
【0020】図3は、ヘッドライト18の支持構造を示
す断面図であり、図1および図2と同符号は同一または
同等部分を示す。後部カバー26は既述のようにフロン
トフェンダ17とヘッドライトグリル24とにボルト等
で固定されている。この後部カバー26の上部分にはブ
ラケット189を貫通させるため、該ブラケット189
の形状に適合する長孔26aが設けられている。この長
孔26aとブラケット189との間には適当な空隙が形
成されていて、その空隙にはブラケット26の両面にそ
れぞれ当接するようにゴムの緩衝部材35,36が嵌め
込まれている。
【0021】また、後部カバー26の下部分には、長孔
26bが形成されていて、この長孔26bには下方から
ボルト37が挿入される。ボルト37は長孔26bを貫
通し、ナット38と係合させられる。なおナット38は
保持部190に予め固定されているか、少なくとも回転
止めが施されているのが好ましい。長孔26bの長さ
は、緩衝部材35,26で支持されたヘッドライト18
が、矢印B方向に所望角度揺動できるように設定され
る。ここで、所望角度とはヘッドライト18の光軸調整
(エーミング)のために十分な角度である。エーミング
にあたっては、ボルト37を緩め、ヘッドライト18を
揺動させて調整をし、調整が終了したならばボルト37
を締め付けて角度を固定させる。
【0022】次に、前記レジャー用車両(図12参照)
の2灯式ヘッドライト19の構造を説明する。図4はヘ
ッドライト19の要部構造を示す背面図、図5は図4の
B−B位置での断面図である。ヘッドライト19は左右
一対の灯体19A,19Bからなり、各灯体19A,1
9Bは、ケース190およびレンズ191を有してい
る。ケース190の後部は絶縁のためのゴムカバー18
6で覆われていて、該ゴムカバー186の後端側方には
給電端子187が突出している。
【0023】前記ケース190およびレンズ191は、
いずれも左右の灯体19A,19B毎に分離独立してい
るのではなく、互いに一体的に形成されている。すなわ
ち、灯体19Aと19Bとの内部空間は互いに連通して
いる。この連通部の空間つまり灯体19A,19Bの中
間部分には、該連通部の空間を外部と連絡する通気孔3
9,40が設けられている。この通気孔39,40は、
ヘッドライト19の背面つまりケース190に穿設され
ている。そして、通気孔39,40には透湿防水シート
41,42が貼り付けられている。また、前記通気孔3
9,40を穿設したボスには通気管43,44が被せら
れている。この通気管43,44は外部から浸入する水
に対して抵抗が大きくなるようにラビリンスシール構造
を有している。
【0024】このように、ラビリンスシール構造の通気
管43,44を被せてあるので、水の浸入が容易ではな
い上、通気孔39,40には透湿防水シート41,42
が貼り付けてあるので、ヘッドライト19の内部には外
部から水が入りにくく、かつ、一旦浸水したときにも空
気の流通が可能であるため十分な換気も確保することが
できる。なお、この2灯式ヘッドライト19の例では、
2つの灯体19A,19Bの連通部に通気孔を設けた
が、通気孔の位置は連通部に限らず、各灯体19A,1
9Bのそれぞれに独立して、例えばヘッドライト18の
場合と同様に設けてもよい。
【0025】次に、テールライト21の構造を説明す
る。図6は、図13に示したレジャー用車両のテールラ
イト21の正面図であり、図7は図6のC−C位置での
断面図である。両図において、テールライト21はリフ
レクタ210とレンズ211からなる。リフレクタ21
0はマルチリフレクタであり、レンズ211はレンズカ
ットを施していないクリアレンズである。リフレクタ2
10の中央にはバルブ212がソケット213に保持さ
れている。リフレクタ210のリフレクタ面には、テー
ルライト21内部を換気するための通気孔214が設け
られ、この通気孔214には、上述のヘッドライト18
やヘッドライト19と同様、透湿防水シート215が貼
り付けられている。
【0026】リフレクタ210の外周面にはカバー45
が設けられている。このカバー45はテールライト21
を支持するとともに、内部雰囲気との温度勾配が大きい
外気がテールライト21内に直接取り込まれないように
するためのバッファ空間(ブリーズ空間)を形成してい
る。カバー45とリフレクタ210との間には、テール
ランプ21の前面つまりレンス211側からの水を浸入
させないため、および緩衝部材としての役割を果たすシ
ールリング46が配置されている。シールリング46と
してはゴムまたはスポンジを使用することができる。な
お、カバー45は図示しない止めねじでテールライト2
1に固定される。
【0027】次に、前記作業車のテールライトについて
説明する。図8は、作業車のテールライトの背面図、図
9は図8のD−D位置における断面図であり、図7と同
符号は同一または同等部分を示す。両図において、テー
ルライト47の灯体(リフレクタ210,レンズ21
1,およびバルブ212等)は、作業車の後部に設けら
れた前記ツールボックス31のリッド33に形成された
凹部に収容されている。そして、リフレクタ210の頂
部外面とリッド33の外面とで囲まれた領域がブリーズ
空間33aをなしている。
【0028】リフレクタ210の外面には、取付台21
6が設けられ、この取付台216にはピン217が形成
されている。リッド33には、グロメット48が嵌め込
まれていて、このグロメット48の中心部の孔48aに
前記ピン217を嵌挿することにより、テールライト4
7の灯体がリッド33に固定されている。なお、リフレ
クタ210とリッド33との間にはシールリング46が
設けられているとともに、リフレクタ210の頂部近傍
にもリッド33との間を封止するためのシールリング4
9が設けられている。
【0029】リフレクタ210の、ブリーズ空間33a
を形成する面には、通気孔214が形成され、この通気
孔214を覆って透湿防水シート215が設けられてい
る。この通気孔214と透湿防水シート215とによっ
てテールライト47の灯体内への浸水を防止しながら、
該灯体内部はブリーズ空間33aを通じて換気される。
次に、図9に示したテールライト47の変形例を説明
する。図10は作業車のテールライト47の変形例を示
す断面図であり、図9と同符号は同一または同等部分を
示す。ここでは、テールライト47の灯体をリッド33
に固定するための構造を変形してある。リフレクタ21
0の取付台216には、リッド33側に突出したボス2
18を形成してあり、このボス218はグロメット48
を介してリッド33の孔48aに嵌挿されている。そし
て、リッド33の裏側からボス218に螺挿された止め
ねじ50により、テールライト47がリッド33に固定
されている。
【0030】上記各実施形態によれば、ヘッドライトの
ケースまたはテールライトのリフレクタに形成された通
気孔に透湿防水シートを設けたので、灯体内と外気との
換気が可能であり、かつ、没水時にも、短時間で灯体内
に浸水することを防止できる。なお、テールライトのリ
フレクタに設けた通気孔を覆うようにカバーを設けた場
合には、該カバーの作用により、透湿防水シートを省略
しても、ごく短時間の没水による浸水を防止することは
できる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1ないし請求項3の発明によれば、浸水を防止しつつ灯
体内の換気を行うことができる。したがって、被水また
は没水するような走行においても、灯火装置に曇りが生
じにくいため、特に、荒地を走行する作業車やレジャー
用車両に良好に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態に係るヘッドライトのA−A位
置(図2)での断面図である。
【図2】 第1実施形態に係るヘッドライトの正面図で
ある。
【図3】 第1実施形態に係るヘッドライトの支持構造
を示す断面図である。
【図4】 第2実施形態に係る2灯式ヘッドライトの背
面図である。
【図5】 第2実施形態に係る2灯式ヘッドライトのB
−B位置(図4)での断面図である。
【図6】 第3実施形態に係るテールライトの正面図で
ある。
【図7】 第3実施形態に係るテールライトのC−C位
置(図6)での断面図である。
【図8】 第4実施形態に係るテールライトの背面図で
ある。
【図9】 第4実施形態に係るテールライトのD−D位
置(図8)での断面図である。
【図10】 第5実施形態に係るテールライトの断面図
である。
【図11】 本発明を適用した作業車の斜視図である。
【図12】 本発明を適用したレジャー用車両の前方斜
視図である。
【図13】 本発明を適用したレジャー用車両の後方斜
視図である。
【図14】 作業車の前部分解図である。
【図15】 作業車の後部分解図である。
【符号の説明】
18…ヘッドライト、 19…2灯式ヘッドライト、
21,47…テールライト、 39,40,214,1
80c,180d…通気孔、 41,42,215,1
87,188…透湿防水シート、 180…ケース、
181…レンズ、 182…リフレクタ、 185…バ
ルブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブおよび該バルブから出た光を多角
    度に反射するマルチリフレクタを収容するケースを有す
    る車両用灯火装置において、 前記ケースに通気孔を設けるとともに、 前記通気孔を透湿防水シートで覆ったことを特徴とする
    車両用灯火装置。
  2. 【請求項2】 バルブおよび該バルブから出た光を多角
    度に反射するマルチリフレクタからなる車両用灯火装置
    において、 前記マルチリフレクタの頂部外面近傍を覆い、該マルチ
    リフレクタとの間にブリーズ空間を形成するカバー部材
    を具備し、 前記マルチリフレクタには、前記ブリーズ空間およびマ
    ルチリフレクタ内面を連通する通気孔を設けたことを特
    徴とする車両用灯火装置。
  3. 【請求項3】 前記通気孔を透湿防水シートで覆ったこ
    とを特徴とする請求項2記載の車両用灯火装置。
JP11042510A 1999-02-22 1999-02-22 車両用灯火装置 Pending JP2000243129A (ja)

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Cited By (2)

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