JPH03677Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH03677Y2 JPH03677Y2 JP1985095674U JP9567485U JPH03677Y2 JP H03677 Y2 JPH03677 Y2 JP H03677Y2 JP 1985095674 U JP1985095674 U JP 1985095674U JP 9567485 U JP9567485 U JP 9567485U JP H03677 Y2 JPH03677 Y2 JP H03677Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- bolt
- electrical contact
- terminal bolt
- neck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、自動車等の振動の多い機器に設けら
れたボルトに締着する丸形端子のゆるみ防止構造
に関するものである。
れたボルトに締着する丸形端子のゆるみ防止構造
に関するものである。
従来の技術
第４，５図において、自動車のオルタネータ等
のエンジン直付けの部品ａから突出する端子用ボ
ルトｂがあり、電線接続部A1に電線ｃが圧着さ
れた丸形端子Ａがその電気接触部A2の穴A3に端
子用ボルトｂを挿通させつつ該ボルトｂと結合さ
れ、ナツトｄにより締付け、固定されている。
のエンジン直付けの部品ａから突出する端子用ボ
ルトｂがあり、電線接続部A1に電線ｃが圧着さ
れた丸形端子Ａがその電気接触部A2の穴A3に端
子用ボルトｂを挿通させつつ該ボルトｂと結合さ
れ、ナツトｄにより締付け、固定されている。
しかしながら、このような従来の技術にあつて
は、エンジンの振動ｅが有る場合に、端子用ボル
トｂ、丸形端子Ａ並びにナツトｄが一緒に振動す
るが、丸形端子Ａには電線ｃが接続されているの
で該端子Ａは同じ方向には振動せずして端子用ボ
ルトｂを中心に回転トルクが働き、この場合にお
いてナツトｄは締め付けられているので、さらに
締まる方向には回転しないで、端子用ボルトｂと
一緒にゆるむ方向にのみ回つてしまう欠点を有す
る。
は、エンジンの振動ｅが有る場合に、端子用ボル
トｂ、丸形端子Ａ並びにナツトｄが一緒に振動す
るが、丸形端子Ａには電線ｃが接続されているの
で該端子Ａは同じ方向には振動せずして端子用ボ
ルトｂを中心に回転トルクが働き、この場合にお
いてナツトｄは締め付けられているので、さらに
締まる方向には回転しないで、端子用ボルトｂと
一緒にゆるむ方向にのみ回つてしまう欠点を有す
る。
考案が解決しようとする問題点
本考案は上記の欠点を改良することを意図し、
丸形端子が端子用ボルトに対して回動しないよう
に丸形端子に対する回動阻止構造を設けることを
基本とするものである。
丸形端子が端子用ボルトに対して回動しないよう
に丸形端子に対する回動阻止構造を設けることを
基本とするものである。
問題点を解決するための手段
上記の目的を達成するため、本考案において
は、首部を介して電線接続部と電気接触部を連設
した端子の該電気接触部に端子用ボルトに対する
結合孔を設け、該端子用ボルトの基部の周囲にお
いて該首部の係入する複数の回り止め凹部を設
け、更に締付用のナツトを具える構成を採用し
た。
は、首部を介して電線接続部と電気接触部を連設
した端子の該電気接触部に端子用ボルトに対する
結合孔を設け、該端子用ボルトの基部の周囲にお
いて該首部の係入する複数の回り止め凹部を設
け、更に締付用のナツトを具える構成を採用し
た。
実施例
丸形の端子Ｂは首部B3を介して連続するＵ字
状の電線接続部B1と平板状の電気接触部B2より
成り、電気接触部B2において円形の結合孔B4が
形成されている。自動車のエンジンルームにおけ
るオルタネータ等の支持部１に端子用ボルト２が
突出して設けられ、端子用ボルト２の基部におい
て支持部１には該ボルト２との間に前記電気接触
部B2を収容し得る空室３を存しつつ環状壁４が
設けられ、該環状壁４の略５等分位置に前記首部
B3の係入し得る巾Ｗの回り止め凹部４ａが形成
されている。
状の電線接続部B1と平板状の電気接触部B2より
成り、電気接触部B2において円形の結合孔B4が
形成されている。自動車のエンジンルームにおけ
るオルタネータ等の支持部１に端子用ボルト２が
突出して設けられ、端子用ボルト２の基部におい
て支持部１には該ボルト２との間に前記電気接触
部B2を収容し得る空室３を存しつつ環状壁４が
設けられ、該環状壁４の略５等分位置に前記首部
B3の係入し得る巾Ｗの回り止め凹部４ａが形成
されている。
丸形の端子Ｂを、その電気接触部B2を空室３
に収容すると共に首部B3を所望の回り止め凹部
４ａに係入させつつ端子用ボルト２に装着後、ナ
ツト５を締め付ける。
に収容すると共に首部B3を所望の回り止め凹部
４ａに係入させつつ端子用ボルト２に装着後、ナ
ツト５を締め付ける。
考案の効果
本考案は上記した如くに、首部を介して電線接
続部と電気接触部を連設した端子の該電気接触部
に端子用ボルトに対する結合孔を設け、該端子用
ボルトの基部の周囲において該首部の係入する複
数の回り止め凹部を設け、更に締付用のナツトを
具えて成るものであるから、振動時においても回
り止め凹部により端子の回動を首部の係合により
確実に阻止してナツトのゆるみが生じないことに
より端子の接触不良が防止でき、回り止め凹部が
端子用ボルトの周囲において複数個設けられてい
るので、端子における電線の引出し位置を容易に
変更することができる。
続部と電気接触部を連設した端子の該電気接触部
に端子用ボルトに対する結合孔を設け、該端子用
ボルトの基部の周囲において該首部の係入する複
数の回り止め凹部を設け、更に締付用のナツトを
具えて成るものであるから、振動時においても回
り止め凹部により端子の回動を首部の係合により
確実に阻止してナツトのゆるみが生じないことに
より端子の接触不良が防止でき、回り止め凹部が
端子用ボルトの周囲において複数個設けられてい
るので、端子における電線の引出し位置を容易に
変更することができる。
第１図は本考案の分解斜視図、第２図は同上の
結合状態の斜視図、第３図は端子を端子用ボルト
に装着した状態の平面図、第４図は従来例の分解
斜視図、第５図は同上の結合状態の斜視図であ
る。 B1……電線接続部、B2……電気接触部、B3…
…首部、B4……結合孔、２……端子用ボルト、
４ａ……回り止め凹部、５……ナツト。
結合状態の斜視図、第３図は端子を端子用ボルト
に装着した状態の平面図、第４図は従来例の分解
斜視図、第５図は同上の結合状態の斜視図であ
る。 B1……電線接続部、B2……電気接触部、B3…
…首部、B4……結合孔、２……端子用ボルト、
４ａ……回り止め凹部、５……ナツト。
Claims (1)
- 首部を介して電線接続部と電気接触部を連設し
た端子の該電気接触部に機器の支持部に設けた端
子用ボルトに対する結合孔を設け、該端子用ボル
トの基部の周囲において該支持部に対して該首部
の係入する複数の回り止め凹部を設け、更に締付
用のナツトを具えて成ることを特徴とするボルト
に締着する端子のゆるみ防止構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985095674U JPH03677Y2 (ja) | 1985-06-26 | 1985-06-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985095674U JPH03677Y2 (ja) | 1985-06-26 | 1985-06-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS625570U JPS625570U (ja) | 1987-01-13 |
| JPH03677Y2 true JPH03677Y2 (ja) | 1991-01-11 |
Family
ID=30960483
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985095674U Expired JPH03677Y2 (ja) | 1985-06-26 | 1985-06-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03677Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8997912B2 (en) * | 2010-01-28 | 2015-04-07 | Suzuki Motor Corporation | Electric motorcycle and controller unit |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52122385U (ja) * | 1976-03-16 | 1977-09-17 |
-
1985
- 1985-06-26 JP JP1985095674U patent/JPH03677Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS625570U (ja) | 1987-01-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2505086Y2 (ja) | 自動車用交流発電機 | |
| US6250975B1 (en) | Anti-rotation ground terminal for weld nut | |
| JP2710878B2 (ja) | 車両用交流発電機の出力端子装置 | |
| JPH03677Y2 (ja) | ||
| JPH0136301Y2 (ja) | ||
| JPH03676Y2 (ja) | ||
| JPH0136300Y2 (ja) | ||
| JPH0135412Y2 (ja) | ||
| JPH05219703A (ja) | 車両用交流発電機 | |
| JP3027900B2 (ja) | 車両用交流発電機 | |
| JPH073617Y2 (ja) | 放電灯用安定器 | |
| JPH0751731Y2 (ja) | ヒュージブルリンクボックスとバッテリーとの接続構造 | |
| JPS6216766Y2 (ja) | ||
| JPH0424610Y2 (ja) | ||
| JP3044300U (ja) | 端子台 | |
| JPH0139979Y2 (ja) | ||
| JPS623845Y2 (ja) | ||
| JPH0436195Y2 (ja) | ||
| JP2575779Y2 (ja) | 円盤型ユニットケーブル | |
| JP3433441B2 (ja) | バッテリターミナル | |
| JPH082929Y2 (ja) | 導電端子構造 | |
| JPH0246511Y2 (ja) | ||
| JPH0136303Y2 (ja) | ||
| JPH028486Y2 (ja) | ||
| JPH0353472Y2 (ja) |