JPH0751731Y2 - ヒュージブルリンクボックスとバッテリーとの接続構造 - Google Patents
ヒュージブルリンクボックスとバッテリーとの接続構造Info
- Publication number
- JPH0751731Y2 JPH0751731Y2 JP1987113804U JP11380487U JPH0751731Y2 JP H0751731 Y2 JPH0751731 Y2 JP H0751731Y2 JP 1987113804 U JP1987113804 U JP 1987113804U JP 11380487 U JP11380487 U JP 11380487U JP H0751731 Y2 JPH0751731 Y2 JP H0751731Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- fusible link
- terminal
- power supply
- link box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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-
- Y02E60/12—
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- Fuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車輌等に搭載されるバッテリーの過大電流から
電源配線を保護するためのヒュージブルリンクを内蔵し
たヒュージブルリンクボックスとバッテリーとの接続構
造の改良に関する。
電源配線を保護するためのヒュージブルリンクを内蔵し
たヒュージブルリンクボックスとバッテリーとの接続構
造の改良に関する。
従来、上記の接続構造としては、第3図に斜視図、第4
図に第3図のX−X線断面図で示したような構成を有す
るものが知られている。
図に第3図のX−X線断面図で示したような構成を有す
るものが知られている。
すなわち図において、aはほぼ円柱状の電極a1(+)お
よびa2(−)を有するバッテリー、bはヒュージブルリ
ンクボックスで、内部にヒュージブルリンクを装着した
コネクタc、コネクタcに嵌合される電源側雄端子d、
負荷側雄端子eがそれぞれ挿着され、電源側雄端子dは
ヒュージブルリンクボックスbの外部に延設される電源
供給端子fと一体に連結されている。又、gは丸形ター
ミナル、hはスタッドボルトiを組み込んだバッテリー
端子、jはスタッドボルトiに締め付けられるナット、
kは雄端子eに接続された電線、lは丸形ターミナルg
に接続されたスタータケーブルを示す。
よびa2(−)を有するバッテリー、bはヒュージブルリ
ンクボックスで、内部にヒュージブルリンクを装着した
コネクタc、コネクタcに嵌合される電源側雄端子d、
負荷側雄端子eがそれぞれ挿着され、電源側雄端子dは
ヒュージブルリンクボックスbの外部に延設される電源
供給端子fと一体に連結されている。又、gは丸形ター
ミナル、hはスタッドボルトiを組み込んだバッテリー
端子、jはスタッドボルトiに締め付けられるナット、
kは雄端子eに接続された電線、lは丸形ターミナルg
に接続されたスタータケーブルを示す。
従来のヒュージブルリンクボックスbから引き出された
電源供給端子f及び丸形ターミナルgのバッテリー電極
a1(+)に対する接続は、電極a1に装着固定されたバッ
テリー端子hを介してスタッドボルトi、ナットjによ
り一体にねじ締めすることにより行なわれる。
電源供給端子f及び丸形ターミナルgのバッテリー電極
a1(+)に対する接続は、電極a1に装着固定されたバッ
テリー端子hを介してスタッドボルトi、ナットjによ
り一体にねじ締めすることにより行なわれる。
従来の接続構造では、ヒュージブルリンクcの数が増
え、ボックスbが大型化して重量が増加すると、バッテ
リー端子hによる固定だけでは強度が不足し、自動車の
振動や外力等でボックスbが脱落したり破損するおそれ
がある。また、バッテリー端子hの接続には、その電極
接続部h′の締付け用ボルトi′以外にスタッドボルト
iの接続や丸形ターミナルgを必要とする等、部品数が
多く、コストも高くなるという問題があった。
え、ボックスbが大型化して重量が増加すると、バッテ
リー端子hによる固定だけでは強度が不足し、自動車の
振動や外力等でボックスbが脱落したり破損するおそれ
がある。また、バッテリー端子hの接続には、その電極
接続部h′の締付け用ボルトi′以外にスタッドボルト
iの接続や丸形ターミナルgを必要とする等、部品数が
多く、コストも高くなるという問題があった。
本考案は従来の接続構造のかかる問題点に着目してなさ
れたもので、ヒュージブルリンクボックスとバッテリー
間の支持力を強化し、ボックスの脱落等のおそれをなく
し、バッテリーとヒュージブルリンク間の接続工数およ
び部品数を減らし、コストを低減できるヒュージブルリ
ンクボックスとバッテリーとの接続構造を提供すること
を目的とする。
れたもので、ヒュージブルリンクボックスとバッテリー
間の支持力を強化し、ボックスの脱落等のおそれをなく
し、バッテリーとヒュージブルリンク間の接続工数およ
び部品数を減らし、コストを低減できるヒュージブルリ
ンクボックスとバッテリーとの接続構造を提供すること
を目的とする。
以下に本考案の接続構造を、実施例を示す図面に基づい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
第1図に本考案の接続構造の分解斜視図、第2図に同接
続完了後の斜視図を示した。
続完了後の斜視図を示した。
これらの図において、本考案の接続構造は、上面に電極
部2を有し、側面に係止部3を設けたバッテリー1と、
一端の電極接続部14が該電極部2にボルト−ナット(1
7,18)により固定されたバッテリー端子13と、側面に前
記係止部3に対する係合部5を設け、内部に電源接続端
子10と複数の電源側雄端子8とを有する電源供給端子板
9を収容したヒュージブルリンクボックス4とから成
り、 前記ヒュージブルリンクボックス4は前記係止部3と係
合部5との係合によりバッテリー1の側面に固定され、
前記ボルト17の一端には前記電源供給端子板9の電源接
続端子10がナットにより固定されている構成を有する。
部2を有し、側面に係止部3を設けたバッテリー1と、
一端の電極接続部14が該電極部2にボルト−ナット(1
7,18)により固定されたバッテリー端子13と、側面に前
記係止部3に対する係合部5を設け、内部に電源接続端
子10と複数の電源側雄端子8とを有する電源供給端子板
9を収容したヒュージブルリンクボックス4とから成
り、 前記ヒュージブルリンクボックス4は前記係止部3と係
合部5との係合によりバッテリー1の側面に固定され、
前記ボルト17の一端には前記電源供給端子板9の電源接
続端子10がナットにより固定されている構成を有する。
以上の構成において、バッテリー1は上面に電極部2を
有し、側壁上端部に係止部3が設けられている。
有し、側壁上端部に係止部3が設けられている。
上面の電極部2は従来の円錐台形の鉛電極が使用され、
該電極部2に接続されるバッテリー端子13は、一端にC
字状のテーパ付き環体から成る電極接続部14を有し、他
端に電線接続部16を有し、電極接続部14には一対のボル
ト締付片15が連成され、電線接続部16にはスタータケー
ブル12′が圧着されている。
該電極部2に接続されるバッテリー端子13は、一端にC
字状のテーパ付き環体から成る電極接続部14を有し、他
端に電線接続部16を有し、電極接続部14には一対のボル
ト締付片15が連成され、電線接続部16にはスタータケー
ブル12′が圧着されている。
係止部3は、側壁上端部に設けた凹壁3a、その両側に連
続して形成された差込溝3bおよび凹壁3aに突設した一対
の係止爪3cから成る。この係止部3はヒュージブルリン
クボックス4の係合部5と共にロック手段を構成する。
続して形成された差込溝3bおよび凹壁3aに突設した一対
の係止爪3cから成る。この係止部3はヒュージブルリン
クボックス4の係合部5と共にロック手段を構成する。
ヒュージブルリンクボックス4はボックス本体4aと蓋体
4bとから成る。ボックス本体4aには電源供給端子板9の
基部の一側縁に突設した複数の電源側雄端子8が挿着さ
れると共に、複数の負荷側雄端子11が電線12に結線され
て個別に挿着され、一組の電源側雄端子8と負荷側雄端
子11にはヒュージブルリンクを収容したコネクタF(第
4図参照)を嵌合接続した後、蓋体4bが冠着されて図示
しない手段によりロックされる構成となっている。
4bとから成る。ボックス本体4aには電源供給端子板9の
基部の一側縁に突設した複数の電源側雄端子8が挿着さ
れると共に、複数の負荷側雄端子11が電線12に結線され
て個別に挿着され、一組の電源側雄端子8と負荷側雄端
子11にはヒュージブルリンクを収容したコネクタF(第
4図参照)を嵌合接続した後、蓋体4bが冠着されて図示
しない手段によりロックされる構成となっている。
また、ボックス本体4aの電源供給端子板9側の側壁に
は、該側壁と平行な側板5bが2本のブラケット2aにより
張り出して形成され、さらに側板5bには前記係止爪3cと
係合する可撓性アーム5cが、ブラケット5aには前記差込
溝3bに対するスライド片5dがそれぞれ形成され、これら
の部分5a〜5dがヒュージブルリンクボックス4側の係合
部5を構成している。
は、該側壁と平行な側板5bが2本のブラケット2aにより
張り出して形成され、さらに側板5bには前記係止爪3cと
係合する可撓性アーム5cが、ブラケット5aには前記差込
溝3bに対するスライド片5dがそれぞれ形成され、これら
の部分5a〜5dがヒュージブルリンクボックス4側の係合
部5を構成している。
電源供給端子板9の電源接続端子10は、該端子板9の基
部に連成した立上り片10aと、その自由縁をL型に折曲
形成した端子片10bとから成り、両片10a,10bにはボルト
穴10cが貫設されている。そして、立上り片10aのボルト
穴10cを利用して必要に応じて他のターミナルを接続で
きるように、ボックス本体4aの側壁(図の手前側)には
開口部6と開閉自在のシャッター7が設けられている。
部に連成した立上り片10aと、その自由縁をL型に折曲
形成した端子片10bとから成り、両片10a,10bにはボルト
穴10cが貫設されている。そして、立上り片10aのボルト
穴10cを利用して必要に応じて他のターミナルを接続で
きるように、ボックス本体4aの側壁(図の手前側)には
開口部6と開閉自在のシャッター7が設けられている。
以下、バッテリー1とヒュージブルリンクボックス4の
接続について説明する。
接続について説明する。
第1図において、バッテリー1の上方から、その差込溝
3bにボックス本体4aのスライド片5dを差込み嵌合する
と、可撓性アーム5cが係止爪3cに係合して、ボックス本
体4aはバッテリー1の側面にロック、固定される。
3bにボックス本体4aのスライド片5dを差込み嵌合する
と、可撓性アーム5cが係止爪3cに係合して、ボックス本
体4aはバッテリー1の側面にロック、固定される。
次いで、バッテリー1の電極部2にバッテリー端子13の
電極接続部14を嵌め込み、ボルト締付片15の穴15aにボ
ルト17の一端を通し、他端を電源接続端子10における端
子片10aの穴10cに通し、それぞれナット18,18′で締め
付け固定する。ボルト17は通常のボルトでもよいが、図
のように中間部に座板17aを設けた特殊ボルトを用いる
と、バッテリー1の電極部2に無理な力が作用せず、互
に独立して締め付けることができ、作業性もよい。
電極接続部14を嵌め込み、ボルト締付片15の穴15aにボ
ルト17の一端を通し、他端を電源接続端子10における端
子片10aの穴10cに通し、それぞれナット18,18′で締め
付け固定する。ボルト17は通常のボルトでもよいが、図
のように中間部に座板17aを設けた特殊ボルトを用いる
と、バッテリー1の電極部2に無理な力が作用せず、互
に独立して締め付けることができ、作業性もよい。
以上説明したように、本考案のヒュージブルリンクボッ
クスとバッテリーとの接続構造によれば、両者はその係
止部と係合部の係合、ロックおよびバッテリー端子と電
源接続端子とのボルトによる直接接続によって、二重に
結合、固定されるから、ボックスが脱落する等の心配は
全くなくなる。
クスとバッテリーとの接続構造によれば、両者はその係
止部と係合部の係合、ロックおよびバッテリー端子と電
源接続端子とのボルトによる直接接続によって、二重に
結合、固定されるから、ボックスが脱落する等の心配は
全くなくなる。
また、バッテリー端子と電源接続端子との接続を1本の
ボルトで行うから、電源供給端子板をバッテリー電極部
に直結したのと同じ効果が得られ、電源への接続の信頼
性が向上する。さらに、バッテリー端子を例えば従来の
丸形ターミナルとして使用できる等、接続のための部品
数および作業工数が減少し、作業性の向上と共にコスト
の大巾な軽減が期待できる。
ボルトで行うから、電源供給端子板をバッテリー電極部
に直結したのと同じ効果が得られ、電源への接続の信頼
性が向上する。さらに、バッテリー端子を例えば従来の
丸形ターミナルとして使用できる等、接続のための部品
数および作業工数が減少し、作業性の向上と共にコスト
の大巾な軽減が期待できる。
第1図は本考案の一実施例を示す接続構造の分解斜視
図、 第2図は同上の接続状態のの斜視図、 第3図は従来の接続構造の斜視図、 第4図は第3図のX−X線に沿う断面図である。 1……バッテリー、2……電極部、3……係止部、4…
…ヒュージブルリンクボックス、5……係合部、8……
電源側雄端子、9……電源供給端子板、10……電源接続
端子、13……バッテリー端子、14……電極接続部、17…
…ボルト、18,18′……ナット。
図、 第2図は同上の接続状態のの斜視図、 第3図は従来の接続構造の斜視図、 第4図は第3図のX−X線に沿う断面図である。 1……バッテリー、2……電極部、3……係止部、4…
…ヒュージブルリンクボックス、5……係合部、8……
電源側雄端子、9……電源供給端子板、10……電源接続
端子、13……バッテリー端子、14……電極接続部、17…
…ボルト、18,18′……ナット。
Claims (1)
- 【請求項1】上面に電極部を有し、側面に係止部を設け
たバッテリーと、一端の電極接続部が該電極部にボルト
−ナットにより固定されたバッテリー端子と、側面に前
記係止部に対する係合部を設け、内部に電源接続端子と
複数の電源側雄端子とを有する電源供給端子板を収容し
たヒュージブルリンクボックスとから成り、 前記ヒュージブルリンクボックスは前記係止部と係合部
との係合によりバッテリーの側面に固定され、前記ボル
トの一端には前記電源供給端子板の電源接続端子がナッ
トにより固定されていることを特徴とするヒュージブル
リンクボックスとバッテリーとの接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987113804U JPH0751731Y2 (ja) | 1987-07-27 | 1987-07-27 | ヒュージブルリンクボックスとバッテリーとの接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987113804U JPH0751731Y2 (ja) | 1987-07-27 | 1987-07-27 | ヒュージブルリンクボックスとバッテリーとの接続構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6419259U JPS6419259U (ja) | 1989-01-31 |
JPH0751731Y2 true JPH0751731Y2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=31353969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987113804U Expired - Lifetime JPH0751731Y2 (ja) | 1987-07-27 | 1987-07-27 | ヒュージブルリンクボックスとバッテリーとの接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0751731Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5817569A (ja) * | 1982-01-26 | 1983-02-01 | Pioneer Electronic Corp | デイスク保持装置 |
JP3681586B2 (ja) * | 1999-09-30 | 2005-08-10 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱のバッテリーへの組付け構造 |
JP5448469B2 (ja) * | 2009-01-23 | 2014-03-19 | 矢崎総業株式会社 | ヒュージブルリンクの接続構造 |
CN106997835A (zh) * | 2017-05-26 | 2017-08-01 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 一种汽车电瓶正极保险盒及其安装方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6123412Y2 (ja) * | 1979-07-21 | 1986-07-14 | ||
JPS6254465U (ja) * | 1985-09-26 | 1987-04-04 |
-
1987
- 1987-07-27 JP JP1987113804U patent/JPH0751731Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6419259U (ja) | 1989-01-31 |
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