JPS5817569A - デイスク保持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ビデオディスク、オーディオディスク、レ
コード盤などのディスク状記録担体を使用す−るディス
クプレーヤのディスク保持装置に関するものであり、そ
の特徴とするところは、ディスク着脱位置とディスク再
生位置との間で回動可能に支持されたディスク保持装置
のディスクポケット内に、ディスク着脱位置に於てディ
スクを押し出すディスク載置部を設けたことにより、デ
ィスクの取り出しが極めて容易に行々える点である０従
来、ディスクプレーヤの奥行きを小さくするために、デ
ィスクを垂直に配置して演奏するいわゆる縦型ディスク
プレーヤが知られているが、このようなものに於ては、
ディスクをディスク回転手段にクランプする必要があり
、ディスクを片手で押さえてクランパーを着脱する操作
がわずられしいものであった０ そこで、この発明に於ては、ディスク着脱位置とディス
ク再生位置との間で回動可能に支持されたディスク保持
装置にディスクポケットとクランパーとを設け、ディス
ク着脱位置に於てディスク−をディスクポケットに挿入
し、ディスク保持装置をディスク再生位置に単に回動さ
せるだけで、デイスクをディスク回転手段にクランプす
ることができるようにしている。

この発明の目的は、そのようなディスク保持装置に於て
、ディスクを容易に取シ出すことができるようにするこ
とである。

この発明の一実施例について図面を参照しながら説明す
る。

プレーヤキャビネットの前面に、ドアパネルｌがその下
端部に設けたピン７ａで枢支され１、第４図０）に示さ
れたディスク着脱位置と、同図（ロ）に示されたディス
ク再生位置との間で回動するようになっている。

ドアパネル１には、その内側に、挿入されたディスク３
０を保持するディスクポケットと、ディスクをディスク
駆動用モーター１３のモーター軸に固定するクランパー
９とが設けられている６ ディスクポケットは、ドアパネルと平行に設けられた２
枚のディスクガイド２および６と、ディスクを載置する
Ｕ字状の溝を有するディスク載置部１７とから成ってい
る。

ディスクガイド２は、４本のコイルスプリング４によシ
トアバネルから離れる方向（ディスクガイド６に近づく
方向）に付勢され、ディスク着脱位置に於てはドアパネ
ルに突設された４本のスト−ツバ−ピン３により、また
、ディスク再生位置に於てはプレーヤキャビネットのベ
ース１２に突設された４本のピン１５およヒ１５ａによ
りそれぞれ位置規制されるようになっている０ 各コイルスプリング４には、その両側から、ドアパネル
１およびディスクガイド２に突設したスプリングガイド
５が挿入されている。

ディスクガイド６は、ドアパネル１の左右両側に設けら
れたコ字状の断面を有するアングル７に固定されている
。

ディスクガイド２および６の上端部は、それぞれ反対側
に傾斜し、ディスク３０を挿入しやすくなっている。

ディスク載置部１７は、第５図に示されるように、その
上側にディスク３ｏを載置するＵ字状の溝を有し、アー
ム１６の先端に枢支され、ディスクガイド２および６に
沿って上下に摺動できるようになっている。

アーム１６は、プレーヤキャビネットに固定された軸２
０に長孔１８で支持され、第４図（イ）に示されるよう
に、ディスク着脱位置に於けるドアパネル１０回動量を
規制する。

アーム１６の下側には、ディスクガイド６−に突設され
た支持板２１および２２に渡されたピン２３が配置され
、第４図（イ）に示されるように、ドアパネル１がディ
スク着脱位置に回動したとき、ピン２３によりアーム１
６が押し上げられ、ディスク載置部１７が上方にスライ
ドし、ディスク３０を取シ出しやすい位置に押し上げる
。

ピン′２３は、ディスク再生位置に於てはアーム１６か
ら離れ、第５図（ハ）に示されるように、ディスク載置
部１７にディスク３０から離れるようになっている。

クランパー９は、その後端部（ドアパネルに近い側の端
部）にマグネット８が設けられ、ドアパネル１の対向す
る位置に設けられた同極のマグネット１０との反撥力に
より常にドアパネルから離れる方向に付勢され、ディス
ク着脱位置に於ては断面り字形をした４本のアングル１
１によシ位置規制されている。

クランパー９の前面には、中央に凹部を有する環状のデ
ィスククランプ面９ａが形成され、この部分でディスク
３０の中心孔の周辺部をモーター軸に固定されたホルダ
ー１４に抑圧保持する。

クランパー９のディスククランプ面９ａは、ディスク着
脱位置に於て、第６図に示されるように、ディスクガイ
ド２の表面よシ少し引込んだ位置に来るようになってい
て、ディスク３０を挿入するとき縁にぶつからないよう
になっている。

クランパー９のディスククランプ面９ａ面とディスクガ
イド２の表面とが同一面となるようにしてもよい。

また、第７図に示されるように、ディスククランプ面９
ａの外周にテーパー９ｂを形成しておけば、ディスクガ
イド２の表面よシ突出していても、ディスクを挿入する
際じゃまＫならない。

第２図に示されるように、プレーヤキャビネットの正面
から見て左側にロック板２５が枢支され、ディスク再生
位置（同図の状態）に於て、スプリン、°２６の付勢力
にょシトアバネルに設ケラレタヒン７ｂに係合してドア
パネル１をロックし、また、プランジャー２８によりロ
ックを解除するようになっている。

プレーヤキャビネットに垂直に設けられたベース１２に
ディスク駆動用モーター１３が取シ付けられ、そのモー
ター軸にはホルダー１４が固定されている。

ホルダー１４は、第３図に示されるように、１　　ディ
１り３００中心孔に嵌合して位置決めするスピンドル部
１４ａ１クランパー９の中心孔に嵌合するセンタースピ
ンドル部１４ｂおよヒテイスク面の中心孔周辺に当接す
る鍔部１４ｃがら成っている。

ディスク再生位置に於て、ディスク３ｏは、マグネット
８とマグネット１ｏとの反撥力によりクランパー９のデ
ィスククランプ面とボルダ−１４の鍔部１４ｃとで挟持
される。

マグネット８またはマグネット１ｏをそれぞれクランパ
ー９またはドアパネル１に、例えばねじにより位置調節
可能に取り付けておけば、クランパー９をホルダー１４
に押圧する力を加減することができ、厚さの異なるディ
スクを使用する場合にも同一の押圧力を得ることができ
る０ ベース１２には、ドアパネル１に設けられたスプリング
４に対向する位置に４本のピン１５および１５ａが突設
され、第８図に示されるように、ドアパネル１がディス
ク再生位置に回動したとき、ディスクガイド２に当接し
てその右方への移動を阻止することによシ、ディスク３
０をディスクガイド２から離すようになっている。

次に、その動作について説明する。

ドアパネル１を開いてディスク着脱位置に回動させ、デ
ィスクガイド２と６との間にディスク３０を挿入してド
アパネル１を閉じる。

ドアパネル１がディスク再生位置に向がって回動するに
従い、ディスク載置部１７が下降し、ホルダー１４のス
ピンドル部１４ａがディスクの中心孔に嵌合して位置決
めし、ベース１２．に設けられたピン１５および１５ａ
がディスクガイド２に当接し、さらに回動すると、ホル
ダーのセンタースピンドル部１４ｂがクランパー９の中
心孔に嵌合し、ディスクを挟持した後クランパー９がア
ングル１１から離れ、ディスク載置部１７がさらに下降
してディスクから離れ、ディスク３０はモーター軸だけ
に支持された状態となる。

そして、ディスク駆動用モーター１３が回転を始め、周
知の光学式ピックアップ２４がディスクの半径方向に移
動して再生が行なわれる。

再生が終了し、プレーヤキャビネットの前面に設けられ
たエジェクトスイッチ（図示されてい人い）を押すと、
プシンジャー２８が付勢されてロック板２５が第２図に
於て反時計方向に回動し、ドアパネル１のロックが解除
されてドアパネルは手前に回動し、上述の過程を逆にた
どり、ディスク３０は取り出しやすい位置に押し上げら
れる。

第９図に示されたものは、他の実施例であシ、上記実施
例と異なるところは、ベース１２に設けられた４本のピ
ン１５および１５ａのうち下側の２本（１５ａ）を省略
し、ディスク載置部１７を支持するアーム１６により、
ディスク再生位置に於けるディスクガイド２の位置規制
を行なうようにした点である。

そのために、ディスクガイド２の下端をＬ字形に折シ曲
げておき、ドアパネルがディスク再生位置に回動したと
き、同図（ロ）に示されるように、このＬ字形折曲部２
ａにアーム１６の先端が当接してディスクガイド２がこ
れ以上右方へ移動するのを阻止する０ 以上説明したように、この発明のディスク保持装置は、
ディスク着脱位置とディスク再生位置との間で回動可能
に支持されたディスク保持装置のディスクポケット内に
、ディスク着脱位置に於てディスクを押し出すディスク
載置部を摺動可能に設けたことによシ、ディスクの取シ
出しを極めて容易に行なうことができるものである。

また、ディスク載置部にＵ字状の溝を形成し、回動可能
に支持したことにより、ディスクを安定に載置すること
ができるものである。

なお、上記実施例に於ては、ディスク再生位置に於てデ
ィスクが垂直に配置されているが、この発明のディスク
保持装置は、このようなものに限られることなく、ディ
スクを例えば傾斜させた状態で再生するようなディスク
プレーヤにも使用することができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図は、この発明の一実施例の内部機構全体
を示す正面図、左側面図および右側面図（一部所面図）
、第４図および第５図は、そのディスクアップ機構の全
体図および要部拡大部、第６図および第７図は、それぞ
れ異なる実施例のクランパーの動作説明図、第８図およ
び第９図は、それぞれ異なる実施例のディスクガイドの
逃げを示す動作説明図である。 １・・・ドアパネル ２・・・ディスクガイド １６・・・アーム １７・・・ディスク載置部 ２３・・・ビン ３０・・・ディスク 代理人　弁理士　岡　誠− 第４図 （イ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　（ロ）第５図 （イ） １７　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ロ）
第９図 （イ） （０）

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ディスク着脱位置とディスク再生位置との間で回
   動可能に支持され、挿入されたディスクを保持するディ
   スクポケットを有し、ディスク着脱位置に於てディスク
   ポケットからディスクを押し出すディスク載置部がディ
   スクポケット内に摺動可能に支持されていることを特徴
   とするディスク保持装置０
2. （２）ディスク載置部が、プレーヤキャビネットに一端
   を枢支されたアームの他端に回動可能に支持され、かつ
   、ディスク載置部のディスクが当接する面にＵ字状の溝
   が形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項記載のディスク保持装置０