JP3664098B2 - ターンテーブル、その製法及びディスクドライブ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスク、光磁気ディスク等のディスク状記録媒体を回転駆動し、情報の記録及び/又は再生を行うディスクドライブ装置に備えるターンテーブル、その製法及びディスクドライブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、CD、CD−ROM、DVD等の光ディスク或いは光磁気ディスク等のディスク状記録媒体は、ディスクドライブ装置に装填して情報の記録及び/又は再生を行う。このディスクドライブ装置は、例えば、スピンドルモータの回転軸に取り付けられたターンテーブル上にディスク状記録媒体である光ディスクを載置し、チャッキングして回転駆動すると共に、光学ピックアップ装置の光学ヘッドによってレーザ光を光ディスクの情報記録面に照射し、光学ピックアップ装置を光ディスクの半径方向に移動させながら光ディスクに対し記録/再生を行うようにしている。
【0003】
このようなディスクドライブ装置としては、例えば、図8に示すようなものが知られている。この図8に示すディスクドライブ装置1は、上面及び前面に開口した箱型のメインシャーシ2と、このメインシャーシ2の前面開口部から光ディスクDを載置して出し入れされるディスク載置部3aを有するディスクトレイ3と、メインシャーシ2の凹陥部内に収納されて揺動可能に支持されるベースホルダ4と、このベースホルダ4に弾性支持されるベースユニット5等を備えて構成されている。
【0004】
ベースユニット5は、光ディスクDが装着されるターンテーブル6を回転自在に支持するスピンドルシャーシ7とターンテーブル6に装着された光ディスクDに対して情報の再生を行う光学ピックアップ装置8を移動可能に支持するピックアップシャーシ9等を備えている。このスピンドルシャーシ7とピックアップシャーシ9とによりベースシャーシ10が構成されている。
【0005】
このベースユニット5のピックアップシャーシ9はスピンドルシャーシ7にほぼ中央部において回動自在に保持されて、ベースユニット5を支持するベースホルダ4は、後端部においてメインシャーシ2に軸支されており、先端部に設けたカムピン11がメインシャーシ2の前部に配設したチャックカム機構12に係合されてチャックカム機構12の駆動により後端軸支部を支点として上下に回動されるようになっている。
【0006】
スピンドルシャーシ7に支持されるターンテーブル6は、光ディスクDのセンタ穴dの周縁部が載置される載置部6aと、センタ穴dに嵌合される頭截円錐状のディスク嵌合部6bとが一体に形成され、ディスク嵌合部6bにはリング状のマグネット13がリング状のヨークプレート14ともにインサートされて構成されており、このターンテーブル6は、スピンドルシャーシ7に固定したスピンドルモータ15の回転軸15aに中心軸部において嵌合固定されている。
【0007】
そして、メインシャーシ2の上部には、ディスクトレイ3の上方を横切るように、チャックホルダ16が取付けられて、このチャックホルダ16にターンテーブルに対応するチャッキングプレート17が揺動及び回動可能に保持されている。
【0008】
このように構成されるディスクドライブ装置1は、不使用の状態では、ベースユニット5が下方へ移動されており、すなわち、ベースホルダ4が後端軸支部を支点として前傾回動されて、スピンドルシャーシ7に支持されるターンテーブル6はディスクトレイ3の下側に位置されている。
【0009】
そこで、光ディスクDの再生を行うには、イジェクト操作により、ディスクトレイ3をメインシャーシ2から引き出し、ディスク載置部3aに光ディスクDを載置した後、ローディング操作してディスクトレイ3がメインシャーシ2内に引き込まれるとベースホルダ4がチャックカム機構12の駆動によりカムピン11を介して上方へ回動し略水平状態となる。このベースホルダ4の上方への回動により、ターンテーブル6はディスクトレイ3の開口部3bに下側から入り込み、ディスク嵌合部6bがディスクトレイ3に載置されている光ディスクDのセンタ穴dに嵌合して、そのセンタ穴dの周縁部がターンテーブル6のディスク載置部6aに載置される。このターンテーブル6のディスク載置部6aによって光ディスクDが若干持ち上げられると共に、チャックホルダ16に保持されているチャッキングプレート17がターンテーブル6のディスク嵌合部6bにインサートされているマグネット13によって吸引される。
【0010】
これにより、光ディスクDはターンテーブル6とチャッキングプレート17とにより挟持状にチャッキングされてターンテーブル6と回転方向に一体化されてスピンドルモータ15の駆動によって所定速度で回転され、光学ピックアップ装置8の所定の移動により再生が行われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
このようなディスクドライブ装置1においては、光ディスクDの回転駆動機構のターンテーブル6は、図8に示すようにディスクDをチャッキングプレート17とによりチャッキングするために図11に示すようにディスクDのセンタ穴dに嵌合する頭截円錐状のディスク嵌合部6bに中心軸部を囲繞してリング状のマグネット13をリング状のヨークプレート14とともにインサートされている。
【0012】
このマグネット13及びヨークプレート14は、ターンテーブル6の偏心回転を防止するためにディスク嵌合部6bにターンテーブル中心軸部と同心状にインサートする必要がある。
【0013】
このため、マグネット13、ヨークプレート14をインサートしてターンテーブル6を成形する場合、マグネット13、ヨークプレート14の位置決めが必要となる。このため、従来は図11に示すように、ターンテーブル6の成形時、金型にはマグネット13、ヨークプレート14の横方向の位置決め用の金型ピン18をディスク嵌合部6bの周面に位置して少なくとも3個所に配置し、この金型ピン18によりマグネット13、ヨークプレート14を横方向に位置決めした状態でターンテーブル6の成形を行っていた。
【0014】
しかしながら、このように成形されたターンテーブル6には図9及び図10に示すようにディスク嵌合部6bの周面に金型ピン18の抜孔19が表出することになる。このターンテーブル6はディスクチャッキング動作においては図12のA,Bに示すように光ディスクDに対して下側、斜め方向から上昇して嵌合部6bが光ディスクDのセンタ穴dに嵌合されるが、この際、ディスク嵌合部6bの傾斜周面はディスクセンタ穴dの内周縁に摺接するディスク摺動面6cとなり、このディスク摺動面6cに金型ピンの抜孔19が掛かってしまうことになる。
【0015】
このため、ディスクチャッキング時においてターンテーブル6のディスク嵌合部6bの周面であるディスク摺動面6cの金型ピンの抜孔19の縁部に光ディスクDがセンタ穴dの内周縁において引っ掛かり易くなり、ともすると光ディスクDのチャッキング不具合を生じるおそれがある。特に金型ピンの抜孔19の周縁に成形上のばりや返り等が発生すると、この問題が生じる可能性は更に大きくなるおそれがある。
【0016】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、ディスクドライブ装置に備えるターンテーブルであって、ディスク嵌合部にディスクチャッキング用部材であるマグネット又はマグネット吸着部材をインサートして成形されるターンテーブルをディスクチャッキング用部材位置決め用の金型ピンがディスク摺動面に掛からないように配置して成形することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、ディスクのセンタ穴に嵌合される隆起状のディスク嵌合部にディスクチャッキング用部材であるマグネット又はマグネット吸着部材をインサートして成るターンテーブルであって、ディスク嵌合部に、ターンテーブルの成形時にディスクチャッキング用部材を位置決めするための金型ピンが通る抜孔を有し、この抜孔の周囲の部分を、ディスク嵌合部の周面のディスク摺動面より低い段差を有する凹状に形成して構成したものである。
【0018】
このように構成される本発明によるターンテーブルは、ディスク嵌合部の周面に金型ピンの抜孔が表出されるが、本発明ではこの抜孔の周囲の部分がディスク嵌合部の周面のディスク摺動面より低い段差を有する凹状に形成されていることにより、抜孔の周縁に成形ばりや返り等があってもディスク摺動面に影響を及ぼすことがなく、従って、ターンテーブルをディスクに嵌合する際に、ディスクはセンタ穴の内周縁がディスク嵌合部のディスク摺動面において引っ掛かることなく円滑に嵌合載置される。
【0019】
また、本発明は、ディスクのセンタ穴に嵌合される隆起状のディスク嵌合部にディスクチャッキング用部材であるマグネット又はマグネット吸着部材をインサートして成るターンテーブルの製法であって、成形型のディスク嵌合部の周面に対応する複数部位に金型ピンを配置してディスクチャッキング用部材を位置決めすると共に、金型ピンが通る抜孔の周囲の部分を、ディスク嵌合部の周面のディスク摺動面より低い段差を有する凹状に形成するようにして、ターンテーブルを成形するものである。
【0020】
このようにして成形されるターンテーブルは、ディスク嵌合部の周面に金型ピンの抜孔が表出されるが、本発明ではこの抜孔の周囲の部分がディスク嵌合部の周面のディスク摺動面より低い段差を有する凹状に形成されていることにより、抜孔の周縁に成形ばりや返り等があってもディスク摺動面に影響を及ぼすことがなく、従って、ターンテーブルをディスクに嵌合する際に、ディスクはセンタ穴の内周縁がディスク嵌合部のディスク摺動面において引っ掛かることなく円滑に嵌合載置される。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図7を参照して説明するに、この実施の形態のターンテーブルも前述した如きディスクドライブ装置に備えられるものである。
【0022】
先ず、図1〜図4を参照して実施の形態の一例を説明する。図1は、一例のターンテーブルの斜視図、図2は、同ターンテーブルの平面図、図3は、同ターンテーブルの成形状態の断面図、図4は、同ターンテーブルとチャッキングプレートとの関係を示す斜視図である。
【0023】
この図1〜図4に示す一例のターンテーブル21は、前述したターンテーブルと同様に、ディスクのセンタ穴の周縁部が載置されるディスク載置部21aとディスクセンタ穴に嵌合される頭截円錐状のディスク嵌合部21bとが一体に形成され、ディスク嵌合部21bにディスクチャッキング用部材23であるリング状のマグネット24とリング状のバックヨークプレート25が、中心軸孔21cを囲繞してインサートして構成される。
【0024】
そして、この一例のターンテーブル21は、ディスク嵌合部21bの周面であるディスク摺動面21dの複数部位(この例では5個所)に、ターンテーブルの成形時にディスクチャッキング用部材23を位置決めするための金型ピンが通る抜孔28を有し、この抜孔28の周囲の部分26をディスク摺動面21dより一段低い段差を有する凹状に形成したものである。
【0025】
この一例のターンテーブル21の成形は、図3に示すように、成形型のディスク嵌合部21bのディスク摺動面21dに対応する複数部位に、ディスクチャッキング用部材位置決め用の金型ピン27を配置し、この金型ピン27によりディスクチャッキング用部材23であるマグネット24とバックヨークプレート25を中心軸孔21cと同心状に位置するように横方向に位置決めした状態で成形を行う。
【0026】
このように成形されたターンテーブル21には、ディスク嵌合部21bの周面に金型ピン27の抜孔28が表出することになるが、この抜孔28はその周囲の部分26がディスク嵌合部21bの周面であるディスク摺動面21dより一段低い段差を有する凹状に形成されているので、ディスク摺動面21dに影響を及ぼすことはなく、たとい、抜孔28の周縁部に成形ばりや返り等が発生したとしても、これがディスク摺動面21dに突出することはない。
【0027】
従って、このターンテーブル21をディスクに嵌合する際に、ディスクはセンタ穴の内周縁がディスク嵌合部21bのディスク摺動面21dにおいて引っ掛かることなく円滑に嵌合載置される。
【0028】
このように構成されるこの一例のターンテーブル21において、ディスク嵌合部21bに内蔵されるディスクチャッキング用部材23としてはマグネット24のみでもよく、この場合は金型ピン27の長さをバックヨークプレート25に対応する分だけ短くすることができる。
【0029】
また、図4に示すようにターンテーブル21と対応関係にあるチャッキングプレート29側にマグネットを配置した場合は、ターンテーブル21側のディスクチャッキング用部材23としては、鉄板等のマグネット吸着プレートを用いることになる。
【0030】
また、ターンテーブル21は、例えばABS樹脂等の樹脂材により成形するが、アルミニウム合金等の非鉄金属材により成形することができる。
【0031】
次に、図5〜図7を参照して実施の形態の他例を説明する。図5は、他例のターンテーブルの斜視図、図6は、同ターンテーブルの平面図、図7は、同ターンテーブルの成形状態の断面図である。
【0032】
この図5〜図7に示す他例のターンテーブル31は、DVD等のディスクドライブ装置に備えられる調芯機構を有する可動式のターンテーブルである。このターンテーブル31は、前述した一例のターンテーブル21と同様に、ディスクのセンタ穴の周縁部が載置されるディスク載置部31aとディスクセンタ穴に嵌合される頭截円錐状のディスク嵌合部31bとが一体に形成され、ディスク嵌合部31bにディスクチャッキング用部材33であるリング状のマグネット34が中心軸孔31cを囲繞してインサートして構成されている。
【0033】
このターンテーブル31の調芯機構としてディスク嵌合部31bの周面には複数の弾性片31dが形成されており、この全ての弾性片31dの自由端の先端部に接する円の直径は、ディスクのセンタ穴の直径よりも若干大径に設定されている。この弾性片31dの自由端が複数個所でディスクセンタ穴の内周面に圧接されることにより、ディスクがターンテーブル31にセンタリングされて位置決めされる。一方、ディスク嵌合部31bの周面の弾性片31d間の固定面部はディスク摺動面31eとして形成されている。
【0034】
そして、この他例のターンテーブル31は、ディスク嵌合部31bの調芯機構部である弾性片31dの固定端部付近の部位に、ターンテーブルの成形時にディスクチャッキング用部材23を位置決めするための金型ピンが通る抜孔を有し、この抜孔の周囲の部分35をディスク摺動面31eより一段低い段差を有する凹状に形成したものである。
【0035】
この他例のターンテーブル31の成形は、図7に示すように、成形型のディスク嵌合部31bのディスク摺動面31eに対応する複数部位に、ディスクチャッキング用部材位置決め用の金型ピン36を配置し、この金型ピン36によりディスクチャッキング用部材33であるマグネット34を中心軸孔31cと同心状に位置するように横方向に位置決めした状態で成形を行う。
【0036】
このように成形されたターンテーブル31は、ディスク嵌合部31bの周面に金型ピン36の抜孔が表出することになるが、この抜孔はその周囲の部分35がディスク嵌合部31bの周面であるディスク摺動面31eより一段低い段差を有する凹状に形成されているので、ディスク摺動面31eに影響を及ぼすことはない。
【0037】
従って、このターンテーブル31をディスクに嵌合する際に、ディスクはセンタ穴の内周縁がディスク嵌合部31bのディスク摺動面31eにおいて引っ掛かることなく円滑に嵌合載置され、複数の弾性片31dにより調芯されてターンテーブル31に正確に載置されチャッキングプレートにより確実にチャッキングされる。
【0038】
このように構成されるこの他例のターンテーブル31においては、一例のターンテーブル21とは異なりマグネット34に対してバックヨークプレートは内蔵されていないが、このバックヨークプレートを内蔵する場合は金型ピン36としてマグネット34とバックヨークプレートを重ねた厚みに対応する長さのものを用いて成形し、段面状のマグネット位置決め部35には金型ピン36の抜孔が形成されることになる。
【0039】
また、このターンテーブル31は弾性を保有する樹脂材により成形することが望ましい。
【0040】
以上のように構成される一例のターンテーブル21と他例のターンテーブル31は、図8に示すようなディスクドライブ装置に備えられる。この図8に示すディスクドライブ装置はターンテーブルがディスクに対して斜め下方から嵌合してディスクを載置し、チャッキングする構成であるが、ターンテーブルがディスクに対して平行に近接して嵌合し、ディスクをチャッキングするように構成したディスクドライブ装置にも、また、ディスクがターンテーブルに対して近接して嵌合し、ディスクをチャッキングするように構成したディスクドライブ装置にも備えることができるものである。
【0041】
以上、本発明の実施の形態の例を説明したが、本発明はこれらの実施の形態の例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更できるものである。
【0042】
例えば、ターンテーブルの外観形状は任意に変更てきるものであり、また、ターンテーブルの駆動機構も限定されないものである。
【0043】
そして、本発明のターンテーブルは各種のディスクドライブ装置に適用できるものである。
【0044】
【発明の効果】
以上のように本発明によるターンテーブルは、ディスク嵌合部の周面に金型ピンの抜孔が表出されるが、本発明ではこの抜孔の周囲の部分がディスク嵌合部の周面のディスク摺動面より低い段差を有する凹状に形成されていることにより、抜孔の周縁に成形ばりや返り等があってもディスク摺動面に影響を及ぼすことがなく、従って、ターンテーブルをディスクに嵌合する際に、ディスクはセンタ穴の内周縁がディスク嵌合部のディスク摺動面において引っ掛かることなく円滑に嵌合載置されて確実にチャッキングされ、ディスクの安定した確実な回転が実現できて、信頼性が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例のターンテーブルの斜視図である。
【図2】図1に示すターンテーブルの平面図である。
【図3】図1に示すターンテーブルの成形状態の断面図である。
【図4】図1に示すターンテーブルとチャッキングプレートとの関係を示す斜視図である。
【図5】本発明の他例のターンテーブルの斜視図である。
【図6】図5に示すターンテーブルの平面図である。
【図7】図5に示すターンテーブルの成形状態の断面図である。
【図8】ディスクドライブ装置の一部省略した縦断側面図である。
【図9】従来のターンテーブルの平面図である。
【図10】図9に示すターンテーブルの平面図である。
【図11】図9に示すターンテーブルの成形状態の断面図である。
【図12】ディスクに対するターンテーブルの嵌合載置動作を示し、Aはディスクに対するターンテーブル嵌合中途の状態を示し、Bはディスクに対するターンテーブルの嵌合載置完了状態を示す。
【符号の説明】
21,31‥‥ターンテーブル、21a,31a‥‥載置部、21b,31b‥‥ディスク嵌合部、21c,31c‥‥中心軸孔、21d‥‥ディスク摺動面、31d‥‥弾性片、31e‥‥ディスク摺動面、23,33‥‥ディスクチャッキング用部材、24,34‥‥マグネット、25‥‥バックヨークプレート、26,35‥‥抜孔の周囲の部分、27,36‥‥金型ピン、28‥‥抜孔
Claims (3)
- ディスクのセンタ穴に嵌合される隆起状のディスク嵌合部にディスクチャッキング用部材であるマグネット又はマグネット吸着部材をインサートして成るターンテーブルであって、
上記ディスク嵌合部に、ターンテーブルの成形時に上記ディスクチャッキング用部材を位置決めするための金型ピンが通る抜孔を有し、この抜孔の周囲の部分を、上記ディスク嵌合部の周面のディスク摺動面より低い段差を有する凹状に形成したことを特徴とするターンテーブル。 - ディスクのセンタ穴に嵌合される隆起状のディスク嵌合部にディスクチャッキング用部材であるマグネット又はマグネット吸着部材をインサートして成るターンテーブルの製法であって、
成形型の上記ディスク嵌合部の周面に対応する複数部位に金型ピンを配置して上記ディスクチャッキング用部材を位置決めすると共に、上記金型ピンが通る抜孔の周囲の部分を、上記ディスク嵌合部の周面のディスク摺動面より低い段差を有する凹状に形成するようにして、ターンテーブルを成形することを特徴とするターンテーブルの製法。 - 請求項1に記載のターンテーブルをディスク回転機構に備えたことを特徴とするディスクドライブ装置。
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