JP2003319604A - ディスクドライブ装置およびシステム - Google Patents

ディスクドライブ装置およびシステム

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JP2003319604A
JP2003319604A JP2002117477A JP2002117477A JP2003319604A JP 2003319604 A JP2003319604 A JP 2003319604A JP 2002117477 A JP2002117477 A JP 2002117477A JP 2002117477 A JP2002117477 A JP 2002117477A JP 2003319604 A JP2003319604 A JP 2003319604A
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JP
Japan
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rotor unit
support shaft
disk drive
unit
disk
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JP2002117477A
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Shinnosuke Torii
信之介 鳥居
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Canon Inc
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク媒体が着脱されるディスクドライブ
装置を薄型化する。 【解決手段】 ロータユニット305に装着された吸着
マグネット308の凸部310がステータユニット30
2の支持軸304の凹溝309に係合していることによ
り、着脱されるディスク媒体200とともにロータユニ
ット305がステータユニット302から脱落すること
を防止できる。このため、この防止のためにロータユニ
ット302の内周面にスナップリングを装着する必要が
なく、装置全体を薄型化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク媒体にデ
ータ書込とデータ読出とデータ消去との少なくとも1つ
を実行するディスクドライブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、デジタルデータを記憶する情報記
憶媒体として、CD(Compact Disc)、MD(Mini Dis
c)、等のディスク媒体が一般に普及しており、このよう
なディスク媒体に、データ書込やデータ読出やデータ消
去を実行するディスクドライブ装置も一般に普及してい
る。
【0003】[従来例]上述のようなディスクドライブ
装置の一従来例を図3および図4を参照して以下に説明
する。なお、以下では説明を簡単とするため、図示する
ように、上下前後左右の方向を規定する。
【0004】[構成]図4に示すように、ここで例示す
るディスクドライブシステム10は、1個のディスクド
ライブ装置100と複数のディスク媒体である光磁気デ
ィスク200からなり、図3および図4に示すように、
その1個のディスクドライブ装置100に複数の光磁気
ディスク200が交換自在に1個ずつ装填される。
【0005】ディスクドライブ装置100は、平板状の
本体シャーシ101を有しており、その上面にドライブ
モータ102が装着されている。このドライブモータ1
02は、光磁気ディスク200を回転駆動するためのも
ので、図4に示すように、ステータユニット103とロ
ータユニット104からなる。
【0006】ステータユニット103は、平板状のステ
ータ基板110、円筒形のハウジング部材111、円筒
形の滑り軸受112、円環形のステータヨーク113、
複数のステータコイル114、からなり、ロータユニッ
ト104は、回転軸116、円盤状のターンテーブル1
17、円筒形のロータヨーク118、円環形のロータマ
グネット119、からなる。
【0007】ステータユニット103は、ステータ基板
110の上面にハウジング部材111が立設されてお
り、このハウジング部材111の内周面に滑り軸受11
2が装着されている。ハウジング部材111の外周面に
はステータヨーク113が装着されており、このステー
タヨーク113の複数の箇所ごとにステータコイル11
4が装着されている。
【0008】ロータユニット104は、ステータユニッ
ト103の滑り軸受112に回転軸116が回転自在に
挿入されており、この回転軸116の上端にターンテー
ブル117が装着されている。このターンテーブル11
7の下面の外周部にロータヨーク118が装着されてお
り、このロータヨーク118の内周面にロータマグネッ
ト119が装着されている。
【0009】ディスクドライブ装置100のドライブモ
ータ102は、ステータユニット103の滑り軸受11
2にロータユニット104の回転軸116が上方から挿
入されているので、そのままではロータユニット104
がステータユニット103から上方に脱落する。
【0010】そこで、ステータユニット103のステー
タヨーク113に係合するスナップリング121をロー
タユニット104のロータヨーク118の下部の内周面
に装着することで、ロータユニット104をステータユ
ニット103から脱落不能としている。
【0011】ターンテーブル117は、前述の光磁気デ
ィスク200が上面に載置される形状に形成されてお
り、この光磁気ディスク200は、円環形のディスク部
201の中央に鉄製の磁性部材202が装着されている
ので、その磁性部材202を磁気吸着する円環状の吸着
マグネット122がターンテーブル117の上面に装着
されている。
【0012】図3に示すように、ディスクドライブ装置
100は、光磁気ディスク200を介して相対向する光
学ヘッド130および磁気ヘッド131をディスクヘッ
ドとして有しており、これらの光学ヘッド130および
磁気ヘッド131が、ヘッドシーク機構132により光
磁気ディスク200の半径方向に移動自在に支持されて
いる。
【0013】より詳細には、ヘッドシーク機構132
は、光磁気ディスク200の半径方向と平行な左右方向
に配置された一対のガイドレール135を有しており、
これらのガイドレール135でスライダ部材136がス
ライド自在に支持されている。このスライダ部材136
は、コ字状に形成されており、その下部を形成するベー
ス部137に光学ヘッド130が装着されている。
【0014】スライダ部材136の上部は板バネからな
るビーム部138で形成されており、その先端近傍に磁
気ヘッド131が装着されている。このため、磁気ヘッ
ド131は、光磁気ディスク200を介して光学ヘッド
130と相対向する位置に、スライダ部材136のビー
ム部138により弾性的に保持されている。
【0015】本体シャーシ101の上面の後部左方には
シークモータ139が配置されており、このシークモー
タ139の左右方向と平行な回転軸がスクリューシャフ
ト140として形成されている。スライダ部材136の
前部にはスクリューホール141が形成されており、こ
のスクリューホール141にスクリューシャフト140
が係合している。
【0016】また、前述のように磁気ヘッド131は光
磁気ディスク200を介して光学ヘッド130と相対向
する位置にスライダ部材136のビーム部138により
弾性的に保持されているが、ヘッド昇降機構145によ
り、その光磁気ディスク200の盤面に近接した位置と
上方に離反した位置とに移動自在とされている。
【0017】より詳細には、このヘッド昇降機構145
は、本体シャーシ101の上面の前部右方に装着された
昇降モータ146を有しており、この昇降モータ146
のロータユニット147の外周面にピニオンギヤ148
が形成されている。このピニオンギヤ148には、前後
方向にスライド自在に支持されたラック部材149が係
合しており、このラック部材149の前部がスライダ部
材136の傾斜したビーム部138に下方から接離自在
に対向している。
【0018】[動作]上述のような構成において、ディ
スクドライブ装置100は、光磁気ディスク200に、
データ書込とデータ読出とデータ消去とを実行すること
ができる。このディスクドライブ装置100は、光磁気
ディスク200が装填されていない初期状態では、位置
制御手段である動作制御回路(図示せず)が、ヘッドシー
ク機構132によりスライダ部材136とともに光学ヘ
ッド130および磁気ヘッド131をドライブモータ1
02に近接した初期位置に配置しており、ヘッド昇降機
構145により磁気ヘッド131を光学ヘッド130か
ら上方に離反させた退避位置に配置している。
【0019】このような初期状態のディスクドライブ装
置100に光磁気ディスク200が後方から挿入される
と、この光磁気ディスク200はディスク着脱機構(図
示せず)によりドライブモータ102のターンテーブル
117に上方から載置され、その磁性部材202が吸着
マグネット122に磁気吸引されることでドライブモー
タ102に保持される。
【0020】つぎに、ヘッド昇降機構145により磁気
ヘッド131が光磁気ディスク200に近接した所定位
置まで降下され、この光磁気ディスク200がドライブ
モータ102により回転駆動される。このような状態で
ヘッドシーク機構132により光学ヘッド130および
磁気ヘッド131が光磁気ディスク200の半径方向に
移動されるので、この光磁気ディスク200に光学ヘッ
ド130および磁気ヘッド131によりデータ書込やデ
ータ読出やデータ消去が実行される。
【0021】また、ディスクドライブ装置100に光磁
気ディスク200の排出指示が入力操作されると、ドラ
イブモータ102による光磁気ディスク200の回転駆
動が停止される。さらに、ヘッドシーク機構132によ
り光学ヘッド130および磁気ヘッド131が光磁気デ
ィスク200の最内周側の初期位置まで移動され、ヘッ
ド昇降機構145により磁気ヘッド131が光磁気ディ
スク200から上方に離反した退避位置に移動される。
つぎに、ディスク着脱機構により光磁気ディスク200
が磁性部材202と吸着マグネット122との磁気引力
に抗してターンテーブル117から上方に取り外され、
ディスクドライブ装置100から後方に排出される。
【0022】なお、図4に示すように、ディスクドライ
ブ装置100のドライブモータ102は、ロータマグネ
ット119がステータヨーク113より上方にシフトさ
れているので、そのロータマグネット119とステータ
ヨーク113との磁気引力によりロータユニット104
がステータユニット103に保持されている。
【0023】しかし、上述のように光磁気ディスク20
0をターンテーブル117から上方に取り外すときの磁
性部材202と吸着マグネット122との磁気引力は、
ロータマグネット119とステータヨーク113との磁
気引力より大きいので、この磁気引力だけでは光磁気デ
ィスク200をターンテーブル117から上方に取り外
すときにロータユニット104がステータユニット10
3から脱落することを防止できない。
【0024】そこで、このディスクドライブ装置100
では、ステータヨーク113に係合する内径のスナップ
リング121をロータヨーク118の下部の内周面に装
着することで、ロータユニット104をステータユニッ
ト103から脱落不能としている。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】上述のディスクドライ
ブ装置100では、ロータユニット104をステータユ
ニット103から脱落不能とするために、ステータヨー
ク113に係合するスナップリング121をロータヨー
ク118に装着しているので、装置全体を上下方向に薄
型化することが困難となっている。つまり、ロータヨー
ク118は、ロータマグネット119の下端から下方の
部分は本来は不要であるが、スナップリング121を装
着するために下方に延長されている。
【0026】特に、スナップリング121をロータヨー
ク118の下部の内周面に装着するためには、ロータヨ
ーク118の下端からスナップリング121の下面ま
で、そのスナップリング121の板厚と同等な寸法が必
要である。さらに、スナップリング121の上面とステ
ータヨーク113の下面にも、スナップリング121の
板厚と同等なクリアランスが必要である。
【0027】現在の公知の製品では、スナップリング1
21の板厚は“0.3(mm)”程度であり、ロータヨーク1
18の下端からスナップリング121の下面までの寸法
は“0.4(mm)”程度、スナップリング121の上面とス
テータヨーク113の下面とのクリアランスは“0.3(m
m)”程度である。このため、ロータヨーク118がスナ
ップリング121を装着するために“1.0(mm)”も下方
に延長されており、装置全体を上下方向に薄型化するこ
とが困難となっている。
【0028】本発明は上述のような課題に鑑みてなされ
たものであり、簡単な構造で装置全体を薄型化すること
ができるディスクドライブ装置を提供することを目的と
する。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のディスク
ドライブ装置は、ステータユニットの支持軸で回転自在
に軸支されているロータユニットの上面に吸着マグネッ
トが装着されており、ロータユニットの上面に着脱自在
に装着されるディスク媒体の中央の磁性部材を吸着マグ
ネットで磁気吸着するディスクドライブ装置であって、
ロータユニットを支持軸が貫通しており、ロータユニッ
トを貫通した支持軸の上端部分を包囲する円環状に吸着
マグネットが形成されており、支持軸の上端部分の外周
面と吸着マグネットの内周面とに相互に係合する係合部
が形成されている。
【0030】本発明の第2のディスクドライブ装置で
は、ロータユニットを貫通した支持軸の上端部分の外周
面に凹溝が形成されており、凹溝に係合する凸部が吸着
マグネットの内周面に形成されている。
【0031】このため、本発明の第1および第2のディ
スクドライブ装置では、ロータユニットに装着された吸
着マグネットがステータユニットの支持軸と係合してい
るので、ステータユニットからロータユニットが脱落し
ない。
【0032】また、上述のようなディスクドライブ装置
において、吸着マグネットが可撓性のプラスチックマグ
ネットで形成されていることも可能である。
【0033】本発明のディスクドライブシステムは、磁
性部材を有しているディスク媒体と、ステータユニット
の支持軸で回転自在に軸支されているロータユニットの
上面にディスク媒体が着脱自在に装着されるディスクド
ライブ装置と、を有しているディスクドライブシステム
であって、ディスクドライブ装置は、ロータユニットを
支持軸が貫通しており、ロータユニットを貫通した支持
軸の上端部分にロータユニットに係合する係合部材が装
着されており、ディスク媒体は、支持軸の上端部分と係
合部材とが位置する穴部が中央に形成されている。
【0034】このため、本発明のディスクドライブシス
テムでは、ステータユニットの支持軸の係合部材がロー
タユニットに係合しているので、ステータユニットから
ロータユニットが脱落しない。支持軸の上端部分および
係合部材はロータユニットから上方に突出することにな
るが、これがディスク媒体の穴部に位置するので、支持
軸の上端部分および係合部材がディスク媒体に干渉しな
い。
【0035】なお、本発明では上下方向を言及している
が、これは各部の位置関係を簡単とするために便宜的に
規定したものであり、本発明の装置を実施する場合の製
造時および使用時の方向を限定するものではない。
【0036】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]本発明の第
1の実施の形態を図1を参照して以下に説明する。ただ
し、これより以下の説明において、前述した一従来例と
同一の部分は、同一の名称を使用して詳細な説明は省略
する。
【0037】本形態のディスクドライブシステム30
も、一従来例のディスクドライブシステム10と同様
に、1個のディスクドライブ装置300と複数の光磁気
ディスク200からなり、1個のディスクドライブ装置
300に複数の光磁気ディスク200が交換自在に1個
ずつ装填される。
【0038】本形態のディスクドライブ装置300のド
ライブモータ301は、一従来例のドライブモータ10
2と同等な構造に形成されているが、一従来例のドライ
ブモータ102とは相違して、ステータユニット302
のハウジング部材303に支持軸304が固定されてお
り、この支持軸304にロータユニット305が滑り軸
受306で回転自在に軸支されている。
【0039】ステータユニット302の支持軸304は
ロータユニット305のターンテーブル307を貫通し
ており、このターンテーブル307の上面に吸着マグネ
ット308が装着されている。この吸着マグネット30
8は可撓性のプラスチックマグネットからなり、支持軸
304の上部を包囲する円環状に形成されている。
【0040】そして、支持軸304の上部の外周面には
凹溝309が形成されており、この凹溝309に係合す
る円環状の凸部310が吸着マグネット308の内周面
に形成されている。このため、本形態のディスクドライ
ブ装置300のドライブモータ301は、ロータヨーク
311の内周面にスナップリング121が装着されてお
らず、一従来例のドライブモータ102よりロータヨー
ク311が上下方向に短縮されている。
【0041】上述のような構成において、本形態のディ
スクドライブ装置300では、ロータユニット305に
装着された吸着マグネット308がステータユニット1
03の支持軸304と係合しているので、光磁気ディス
ク200が上方に引き上げられてもロータユニット30
5がステータユニット302から上方に脱落しない。こ
のため、脱落防止のためにロータユニット305の内周
面にスナップリングを装着する必要がないので、装置全
体を薄型化することができる。
【0042】しかも、吸着マグネット308が可撓性の
プラスチックマグネットからなるので、吸着マグネット
308が固定されたロータユニット305をステータユ
ニット302の支持軸304に上方から装着すること
で、吸着マグネット308の凸部310を変形させて支
持軸304の凹溝309に係合させることができる。こ
のため、本形態のディスクドライブ装置300は、ステ
ータユニット302にロータユニット305を容易に組
み付けることができ、その生産性が良好である。
【0043】[変形例]本発明は本形態に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を
許容する。例えば、本形態ではディスク媒体として光磁
気ディスク131を例示したが、これを光ディスクや磁
気ディスクや静電容量ディスクとすることも可能であ
る。
【0044】また、本形態では支持軸304の外周面に
形成されている円環状の凹溝309に、吸着マグネット
308の内周面に形成されている円環状の凸部310が
係合することを例示したが、例えば、この凸部310を
吸着マグネット308の内周面の一部のみに形成するこ
とも可能である。
【0045】同様に、本形態では吸着マグネット308
が支持軸304の上端部分を包囲する円環状に形成され
ていることを例示したが、例えば、吸着マグネット30
8を支持軸304の外周面の一部に対向する円弧状に形
成するようなことも可能である。
【0046】[第2の実施の形態]つぎに、本発明の第
2の実施の形態を図2を参照して以下に説明する。本形
態のディスクドライブシステム40も、1個のディスク
ドライブ装置400と複数の光磁気ディスク500から
なり、本形態のディスクドライブ装置400のドライブ
モータ401は、第1の実施の形態のドライブモータ3
01と同様に、ステータユニット302の支持軸304
でロータユニット403が回転自在に軸支されている。
【0047】そして、支持軸304の上部の外周面に形
成された凹溝309には係合部材であるスナップリング
404が装着されており、このスナップリング404が
ロータユニット403の上面に係合している。このた
め、支持軸304の上端部分とスナップリング404と
はロータユニット403の上面より上方に突出している
が、光磁気ディスク500の磁性部材501の中央に
は、支持軸304の上端部分とスナップリング404と
が位置する穴部502が貫通されている。
【0048】上述のような構成において、本形態のディ
スクドライブ装置400では、ステータユニット103
の支持軸304に装着されたスナップリング404がロ
ータユニット305の上面に係合しているので、光磁気
ディスク500が上方に引き上げられてもロータユニッ
ト403がステータユニット302から上方に脱落しな
い。このため、脱落防止のためにロータユニット403
の内周面にスナップリングを装着する必要がないので、
装置全体を薄型化することができる。
【0049】しかも、上述の構造を実現するために支持
軸304の上端部分とスナップリング404とがロータ
ユニット403の上面より上方に突出しているが、これ
が光磁気ディスク500の穴部502に位置するので、
ロータユニット403の上面に光磁気ディスク500を
問題なく装着することができる。
【0050】[変形例]本発明は本形態に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を
許容する。例えば、本形態では光磁気ディスク500の
磁性部材501に穴部502が貫通していることを例示
したが、その穴部を下面に開口した凹部として形成する
ことも可能である(図示せず)。
【0051】
【発明の効果】本発明のディスクドライブ装置では、ロ
ータユニットに装着された吸着マグネットの凸部がステ
ータユニットの支持軸の凹溝に係合することにより、ま
たは、ステータユニットの支持軸に装着された係合部材
がロータユニットに係合することにより、着脱されるデ
ィスク媒体とともにロータユニットがステータユニット
から脱落することを防止できるので、この防止のために
ロータユニットの内周面にスナップリングを装着する必
要がなく、装置全体を薄型化することができる。
【0052】また、本発明のディスクドライブシステム
では、ステータユニットの支持軸の係合部材がロータユ
ニットに係合することにより、ステータユニットからロ
ータユニットが脱落することを防止でき、このために支
持軸の上端部分および係合部材はロータユニットから上
方に突出することになるが、これがディスク媒体の穴部
に位置するので、支持軸の上端部分および係合部材がデ
ィスク媒体に干渉することも防止でき、システム全体を
薄型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のディスクドライブ
システムの要部を示す縦断正面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態のディスクドライブ
システムの要部を示す縦断正面図である。
【図3】一従来例のディスクドライブ装置を示し、(a)
は平面図、(b)は要部の側面図、である。
【図4】ドライブモータの内部構造を示す縦断正面図で
ある。
【符号の説明】
30,40 ディスクドライブシステム 305 ロータユニット 122,308 吸着マグネット 200,500 ディスク媒体である光磁気ディスク 202,501 磁性部材 300,400 ディスクドライブ装置 301,401 ドライブモータ 302 ステータユニット 309 凹溝 310 凸部 502 穴部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータユニットの支持軸で回転自在に
    軸支されているロータユニットの上面に吸着マグネット
    が装着されており、前記ロータユニットの上面に着脱自
    在に装着されるディスク媒体の中央の磁性部材を前記吸
    着マグネットで磁気吸着するディスクドライブ装置であ
    って、 前記ロータユニットを前記支持軸が貫通しており、 前記ロータユニットを貫通した前記支持軸の上端部分を
    包囲する円環状に前記吸着マグネットが形成されてお
    り、 前記支持軸の上端部分の外周面と前記吸着マグネットの
    内周面とに相互に係合する係合部が形成されているディ
    スクドライブ装置。
  2. 【請求項2】 ステータユニットの支持軸で回転自在に
    軸支されているロータユニットの上面に吸着マグネット
    が装着されており、前記ロータユニットの上面に着脱自
    在に装着されるディスク媒体の中央の磁性部材を前記吸
    着マグネットで磁気吸着するディスクドライブ装置であ
    って、 前記ロータユニットを前記支持軸が貫通しており、 前記ロータユニットを貫通した前記支持軸の上端部分を
    包囲する円環状に前記吸着マグネットが形成されてお
    り、 前記支持軸の上端部分の外周面に凹溝が形成されてお
    り、 前記凹溝に係合する凸部が前記吸着マグネットの内周面
    に形成されているディスクドライブ装置。
  3. 【請求項3】 前記吸着マグネットが可撓性のプラスチ
    ックマグネットで形成されている請求項1または2に記
    載のディスクドライブ装置。
  4. 【請求項4】 磁性部材を有しているディスク媒体と、
    ステータユニットの支持軸で回転自在に軸支されている
    ロータユニットの上面に前記ディスク媒体が着脱自在に
    装着されるディスクドライブ装置と、を有しているディ
    スクドライブシステムであって、 前記ディスクドライブ装置は、前記ロータユニットを前
    記支持軸が貫通しており、前記ロータユニットを貫通し
    た前記支持軸の上端部分に前記ロータユニットに係合す
    る係合部材が装着されており、 前記ディスク媒体は、前記支持軸の上端部分と前記係合
    部材とが位置する穴部が中央に形成されているディスク
    ドライブシステム。
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