JP2014207035A - ディスクドライブ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】チャッキングプーリーと第2の光ピックアップの干渉を回避して第2の光ピックアップの必要な移動範囲を確保した上で小型化を図ると共にチャッキングプーリーの構造の簡素化を図る。【解決手段】第1のピックアップベースにディスク状記録媒体が装着されるディスクテーブル22が配置され、第2のピックアップベースのプーリー支持部36に支持孔36bが形成され、プーリー支持部にディスクテーブルとともにディスク状記録媒体を挟持して保持するチャッキングプーリー39が支持孔に挿入された状態で支持され、チャッキングプーリーに、第2の光ピックアップ52との干渉を回避する逃げ部43と、軸方向における一端部から外方へ張り出され支持孔からの脱落を規制するフランジ部44と、軸方向における他端部から外方へ張り出されディスク状記録媒体の内周部に押し付けられるクランプ部47とが設けられる。【選択図】図20
Description
本技術は、ディスクテーブルとチャッキングプーリーによってディスク状記録媒体を挟持して保持しディスクテーブルの回転に伴って回転されるディスク状記録媒体に対して情報信号の記録又は再生を行うディスクドライブ装置についての技術分野に関する。
ディスク状記録媒体に対して画像データーや音声データー等の情報信号の記録や再生を行うディスクドライブ装置がある。このようなディスクドライブ装置には、例えば、両面に情報信号の記録や再生を行うことが可能な両面ディスクが装着され、この両面ディスクに情報信号の記録や再生を行うディスクドライブ装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたディスクドライブ装置は、第1の光ピックアップとディスクテーブルが配置された第1のシャーシと、第2の光ピックアップとチャッキングプーリーが配置された第2のシャーシとを有している。ディスクドライブ装置において、ディスクカートリッジが第1のシャーシと第2のシャーシの間に搬送されると、スライドカム板の動作に応じて第1のシャーシと第2のシャーシが上下方向において互いに近付く方向へ移動され、ディスク状記録媒体がディスクテーブルとチャッキングプーリーによって挟持されてチャッキングされる。
チャッキングプーリーには付勢バネが設けられており、チャッキング時にはチャッキングプーリーの一部が付勢バネの付勢力によってディスク状記録媒体の内周部に押し付けられる。
チャッキングが行われたディスク状記録媒体に対しては、ディスク状記録媒体の半径方向へ移動される第1の光ピックアップと第2の光ピックアップによって情報信号の記録又は再生が行われる。第1の光ピックアップはディスクテーブルに離接する方向においてディスク状記録媒体の記録面に沿って移動され、第2の光ピックアップはチャッキングプーリーに離接する方向においてディスク状記録媒体の記録面に沿って移動される。
ところで、特許文献1に記載されたようなディスクドライブ装置のように、ディスク状記録媒体の両面に対して情報信号の記録又は再生が行われる装置においては、ディスクテーブルに離接する方向へ移動される光ピックアップ(第1の光ピックアップ)の他にチャッキングプーリーに離接する方向へ移動される光ピックアップ(第2の光ピックアップ)が設けられている。このような両面ディスクに対応したディスクドライブ装置においては、チャッキングプーリーと第2の光ピックアップの干渉を回避して第2の光ピックアップの必要な移動範囲を確保した上で小型化を図ることが望ましい。
また、特許文献1に記載されたディスクドライブ装置にあっては、チャッキングプーリーに付勢バネが設けられチャッキングプーリーの一部が付勢バネによってディスク状記録媒体に押し付けられる構成にされており、チャッキングプーリーの構造が複雑であり、製造コストが高いと言う問題がある。
そこで、本技術ディスクドライブ装置は、上記した問題点を克服し、チャッキングプーリーと第2の光ピックアップの干渉を回避して第2の光ピックアップの必要な移動範囲を確保した上で小型化を図ると共にチャッキングプーリーの構造の簡素化を図ることを目的とする。
第1に、ディスクドライブ装置は、第1の光ピックアップが配置された第1のピックアップベースを有する第1のシャーシユニットと、プーリー支持部が設けられ第2の光ピックアップが配置された第2のピックアップベースを有する第2のシャーシユニットとを備え、前記第1のピックアップベースにディスク状記録媒体が装着されるディスクテーブルが配置され、前記プーリー支持部に支持孔が形成され、前記プーリー支持部に前記ディスクテーブルとともに前記ディスク状記録媒体を挟持して保持するチャッキングプーリーが前記支持孔に挿入された状態で支持され、前記チャッキングプーリーに、前記第2の光ピックアップとの干渉を回避する逃げ部と、軸方向における一端部から外方へ張り出され前記支持孔からの脱落を規制するフランジ部と、軸方向における他端部から外方へ張り出され前記ディスク状記録媒体の内周部に押し付けられるクランプ部とが設けられたものである。
これにより、逃げ部によってチャッキングプーリーと第2の光ピックアップの干渉が回避される。
第2に、上記したディスクドライブ装置においては、前記チャッキングプーリーに、前記ディスクテーブルと前記チャッキングプーリーによって前記ディスク状記録媒体が挟持された状態において前記支持孔に位置され前記支持孔に流入される空気を制御する円環状の流入空気制御部が設けられることが望ましい。
これにより、支持孔に流入される空気の流れがチャッキングプーリーの周囲において整流にされる。
第3に、上記したディスクドライブ装置においては、前記逃げ部と前記クランプ部が着脱可能とされ、前記逃げ部の径が前記支持孔の径より小さくされ、前記クランプ部の外形が前記支持孔の径より大きくされることが望ましい。
これにより、逃げ部とクランプ部が分離された状態で逃げ部が支持孔に挿入され逃げ部にクランプ部が結合されることによりチャッキングプーリーがプーリー支持部に支持される。
第4に、上記したディスクドライブ装置においては、前記逃げ部が前記ディスク状記録媒体の厚み方向に延びる円筒状又は円柱状に形成され、前記第2の光ピックアップに、前記逃げ部に対向する円弧状の逃げ凹部が形成されることが望ましい。
これにより、第2の光ピックアップがディスク状記録媒体の内周側に移動されたときに逃げ部の一部が逃げ凹部に挿入される。
第5に、上記したディスクドライブ装置においては、前記フランジ部と前記流入空気制御部が一体に形成されることが望ましい。
これにより、フランジ部と流入空気制御部を各別の部品として設ける必要がない。
第6に、上記したディスクドライブ装置においては、前記流入空気制御部と前記逃げ部が一体に形成されることが望ましい。
これにより、流入空気制御部と逃げ部を各別の部品として設ける必要がない。
本技術によれば、チャッキングプーリーと第2の光ピックアップの干渉を回避して第2の光ピックアップの必要な移動範囲を確保した上で小型化を図ることができると共にチャッキングプーリーの構造の簡素化を図ることができる。
以下に、本技術ディスクドライブ装置の実施の形態を添付図面に従って説明する。
以下の説明にあっては、ローディング時にディスクドライブ装置へ向けてディスク状記録媒体が搬送される方向を後方(引込方向)とし、イジェクト時にディスクドライブ装置からディスク状記録媒体が搬送される方向を前方(排出方向)とし、左右方向は前方からディスクドライブ装置を見たときの状態で示し、前後上下左右の方向を示すものとする。
尚、以下に示す前後上下左右の方向は説明の便宜上のものであり、本技術の実施に関しては、これらの方向に限定されることはない。
[ディスクドライブ装置の構成]
先ず、ディスクドライブ装置1の具体的な構成について説明する(図1乃至図8参照)。
先ず、ディスクドライブ装置1の具体的な構成について説明する(図1乃至図8参照)。
<ベースフレーム>
ディスクドライブ装置1はベースフレーム2とベースフレーム2を上側から覆う図示しないカバーとを有し、ベースフレーム2は外形が縦長の略矩形状に形成された底面板部3と底面板部3の左右両側縁からそれぞれ上方へ突出された複数の側面板部4、4、・・・とを有している(図1及び図2参照)。
ディスクドライブ装置1はベースフレーム2とベースフレーム2を上側から覆う図示しないカバーとを有し、ベースフレーム2は外形が縦長の略矩形状に形成された底面板部3と底面板部3の左右両側縁からそれぞれ上方へ突出された複数の側面板部4、4、・・・とを有している(図1及び図2参照)。
ベースフレーム2の前後方向における略中央部の左右両側には、前後に二つずつの側面板部4、4、・・・が並んで設けられている。この前後に並ぶ側面板部4、4間には上方に開口され上下に延びるスリットが形成され、このスリットが案内規制孔4aとして形成されている。
前後方向における略中央部において前後に二つずつ並ぶ側面板部4、4、・・・の外面にはそれぞれ案内規制ピン5、5、・・・が取り付けられている。
<第1のシャーシユニット>
ベースフレーム2の側面板部4、4、・・・には第1のシャーシユニット6が上下方向へ移動自在に支持されている。第1のシャーシユニット6は第1のベースシャーシ7と第1のピックアップベース8を有している(図3及び図4参照)。
ベースフレーム2の側面板部4、4、・・・には第1のシャーシユニット6が上下方向へ移動自在に支持されている。第1のシャーシユニット6は第1のベースシャーシ7と第1のピックアップベース8を有している(図3及び図4参照)。
第1のベースシャーシ7はベースプレート9にディスク用プレート10が結合されて成る。
ベースプレート9は上下方向を向くベース面部11とベース面部11の左右両側縁からそれぞれ上方へ突出された第1のサイド面部12、12とベース面部11の左右両側縁からそれぞれ上方へ突出された第2のサイド面部13、13、・・・とを有している。
ベース面部11は縦長の略矩形状に形成されている。
第1のサイド面部12は第2のサイド面部13より稍内側に位置され、第1のサイド面部12の外面には被案内ピン12a、12aが上下に離隔して設けられている。被案内ピン12a、12aはベースフレーム2の側面板部4、4間に形成された案内規制孔4aに上下方向へ摺動自在に係合され、ベースプレート9がベースフレーム2によって左右方向への移動が規制される。
第2のサイド面部13、13、・・・はそれぞれ第1のサイド面部12、12を挟んだ前後に位置されている。第2のサイド面部13の外面には被ガイドピン13aが設けられている。
ベース面部11上には上方へ突出された四つの取付突部14、14、・・・が前後左右に離隔して設けられている。
ディスク用プレート10は上下方向を向く上面板部15と上面板部15の外周部からそれぞれ下方へ突出された連結板部16、16、16と連結板部16、16、16の下端部にそれぞれ連続して設けられた被取付板部17、17、17とから成る。上面板部15には外形が円弧状に形成された第1の整流板部18が設けられ、第1の整流板部18の外周部が上方へ折り曲げられた第1の折曲部18aとして設けられている。第1の整流板部18には外周から中央部に亘る位置に透過用切欠18bが形成されている。
ディスク用プレート10は被取付板部17、17、17がベース面部11の外周部に取り付けられてベースプレート9に結合されている。ディスク用プレート10がベースプレート9に結合された状態においては、上面板部15がベース面部11に平行な状態で位置される。
第1のピックアップベース8はベースプレート9のベース面部11に取付突部14、14、・・・を介して取り付けられている。第1のピックアップベース8は配置プレート19に所要の各部が配置されて成る。
配置プレート19は縦長の略矩形状に形成され、四隅にインシュレーター20、20、・・・が結合されている。第1のピックアップベース8はインシュレーター20、20、・・・がそれぞれ取付突部14、14、・・・に取り付けられて第1のベースシャーシ7に結合される。第1のピックアップベース8は第1のベースシャーシ7に結合された状態において、ディスク用プレート10の第1の整流板部18より下側に位置される。
配置プレート19の長手方向における一端部にはスピンドルモーター21が配置され、スピンドルモーター21の出力軸にはディスクテーブル22が連結されている。従って、ディスクテーブル22がスピンドルモーター21の駆動力によって回転される。
ディスクテーブル22は外周部がテーブル部22aとして設けられ、テーブル部22aの内側の部分が上方へ突出されたセンターリング突部22bとして設けられている(図5参照)。センターリング突部22bの中心部には上方に開口された位置決め凹部22cが形成されている。センターリング突部22bには、例えば、環状に形成された金属板22dが埋め込まれている。
配置プレート19には長手方向に延びるガイド軸23、23が左右に離隔して配置されている。ガイド軸23、23には第1の光ピックアップ24が移動自在に支持されている。
配置プレート19には駆動モーター25が配置されている。駆動モーター25は前後に延びるリードスクリューを有し、リードスクリューが第1の光ピックアップ24の一部に螺合されている。従って、第1の光ピックアップ24は駆動モーター25の駆動力によりガイド軸23、23に案内されてディスクテーブル22に離接する方向(前後方向)へ移動される。第1の光ピックアップ24が移動されるときには、ディスク状記録媒体100に対して第1の光ピックアップ24から出射された光が第1の整流板部18に形成された透過用切欠18bを介してディスク状記録媒体100に照射される。
<第2のシャーシユニット>
ベースフレーム2の側面板部4、4、・・・には第1のシャーシユニット6の上方において第2のシャーシユニット26が上下方向へ移動自在に支持されている(図2及び図3参照)。第2のシャーシユニット26は第2のベースシャーシ27と第2のピックアップベース28を有している(図6乃至図8参照)。
ベースフレーム2の側面板部4、4、・・・には第1のシャーシユニット6の上方において第2のシャーシユニット26が上下方向へ移動自在に支持されている(図2及び図3参照)。第2のシャーシユニット26は第2のベースシャーシ27と第2のピックアップベース28を有している(図6乃至図8参照)。
第2のベースシャーシ27は縦長の略矩形状に形成されたベース面部29とベース面部29の左右両側縁からそれぞれ上方へ突出された第1のサイド面部30、30とベース面部29の左右両側縁からそれぞれ上方へ突出された第2のサイド面部31、31、・・・とを有している。
ベース面部29には上下に貫通された透過孔29aが形成されている。
第1のサイド面部30は第2のサイド面部31より稍内側に位置され、第1のサイド面部30の外面には被案内ピン30a、30aが上下に離隔して設けられている。被案内ピン30a、30aはベースフレーム2の側面板部4、4間に形成された案内規制孔4aに上下方向へ摺動自在に係合され、第2のベースシャーシ27がベースフレーム2によって左右方向への移動が規制される。
第2のサイド面部31、31、・・・はそれぞれ第1のサイド面部30、30を挟んだ前後に位置されている。第2のサイド面部31の外面には被ガイドピン31aが設けられている。
ベース面部29上には上方へ突出された四つの取付突部32、32、・・・が前後左右に離隔して設けられている。
第2のベースシャーシ27の一部は第2の整流板部33として設けられ、第2の整流板部33は第1のベースシャーシ7の第1の整流板部18の真上に位置する部分である。透過孔29aの一部は第2の整流板部33にも位置されている。第2の整流板部33は外周部が下方へ折り曲げられた第2の折曲部33aとして設けられている。
第2のピックアップベース28は第2のシャーシユニット27のベース面部29に取付突部32、32、・・・を介して取り付けられている。第2のピックアップベース28は配置プレート34に所要の各部が配置されて成る。
配置プレート34は縦長の略矩形状に形成され、四隅にインシュレーター35、35、・・・が結合されている。第2のピックアップベース28はインシュレーター35、35、・・・がそれぞれ取付突部32、32、・・・に取り付けられて第2のベースシャーシ27に結合される。第2のピックアップベース28は第2のベースシャーシ27に結合された状態において、第2のベースシャーシ27の第2の整流板部33より上側に位置される。
配置プレート34の長手方向における一端部にはプーリー支持部36が設けられている。プーリー支持部36は上下に貫通された環状に形成され、一部が円弧状に形成されている。プーリー支持部36の上端部には上方に開口された円環状の受け凹部36aが形成され、プーリー支持部36の受け凹部36aの内側に上下に貫通された支持孔36bが形成されている(図5参照)。
プーリー支持部36は後端側の部分が他の部分に対して後方へ突出された突部37として設けられ、突部37の上下方向における厚みが他の部分の上下方向における厚みより小さくされている。突部37は他の部分の上端部から後方へ突出されている。従って、突部37の下側には空間が形成され、この空間が移動用空間38として形成されている。
プーリー支持部36にはチャッキングプーリー39が回転自在に支持されている。チャッキングプーリー39はプーリー本体40とクランパー41とマグネット42が結合されて成る(図9及び図10参照)。
プーリー本体40は、上下に延びる円筒状又は円柱状の逃げ部43と、逃げ部43の上端部から外方へ張り出されたフランジ部44と、逃げ部43の上端寄りの部分から外方へ張り出された流入空気制御部45と、逃げ部43の下端部から外方へ張り出された結合板部46とが一体に形成されて成る。
逃げ部43は軸方向(上下方向)における長さが長くされ、軸方向における長さが後述する第2の光ピックアップの上下方向における厚みより長くされている。
フランジ部44の外径は流入空気制御部45の外径及び第2のピックアップベース28のプーリー支持部36に形成された支持孔36bの径より大きくされ、フランジ部44の厚みは流入空気制御部45の厚みより小さく第2のピックアップベース28のプーリー支持部36に形成された受け凹部36aの深さより小さくされている。流入空気制御部45の外径は支持孔36bの径より小さくされている。
逃げ部43とフランジ部44と流入空気制御部45は何れも水平断面における外形状が円形状に形成されている。結合板部46の外周部には結合用切欠46a、46a、46aが周方向に等間隔に離隔して形成されている。
クランパー41は上方に開口された浅い容器状に形成されたクランプ部47とクランプ部47の底面から上方へ突出された結合用突部48、48、48とクランプ部47の底面から上方へ突出された結合用軸部49、49、49とクランプ部47の下面から下方へ突出された位置決め突部50とが一体に形成されて成る。
クランプ部47は水平断面における外形状が円形状に形成されている。結合用突部48、48、48は周方向に等間隔に離隔して設けられている。結合用突部48は上端部に係合爪部48aを有している。結合用軸部49、49、49はそれぞれ結合用突部48、48、48間に位置され、周方向に等間隔に離隔して設けられている。位置決め突部50はクランプ部47の中心部から下方へ突出されている。
クランプ部47の外径は第2のピックアップベース28のプーリー支持部36に形成された支持孔36bの径より大きくされている。
マグネット42は円板状に形成され、周方向において等間隔に離隔して形成された結合用孔42a、42a、42aを有している。マグネット42には結合用孔42a、42a、42a間にそれぞれ軸挿入孔42b、42b、42bが周方向において離隔して形成されている。
マグネット42は結合用孔42a、42a、42aにそれぞれ結合用突部48、48、48が挿入されると共に軸挿通孔42b、42b、42bにそれぞれ結合用軸部49、49、49が挿入されることによりクランパー41に結合される。
マグネット42がクランパー41に結合された状態において、結合用突部48、48、48の係合爪部48a、48a、48aがそれぞれ結合板部46における結合用切欠46a、46a、46の開口縁に係合されることにより、クランパー41とプーリー本体40が結合されてチャッキングプーリー39が構成される。マグネット42はプーリー本体40の結合板部46とクランプ部47とによって上下から挟持されて保持される。
チャッキングプーリー39はマグネット42が結合されたクランパー41とプーリー本体40が分離された状態において、プーリー本体40の逃げ部43と流入空気制御部44が支持孔36bに上方から挿入され、プーリー本体40とマグネット42が結合されたクランパー41とが結合されることにより、プーリー支持部36に軸回り方向へ回転自在かつ上下方向へ移動自在に支持される(図5参照)。チャッキングプーリー39がプーリー支持部36に支持された状態においては、自重によりフランジ部44の下面が受け凹部36aの底面に接する。
配置プレート34には長手方向に延びるガイド軸51、51が左右に離隔して配置されている(図6乃至図8参照)。
ガイド軸51、51には第2の光ピックアップ52が移動自在に支持されている。第2の光ピックアップ52には前方に開口された逃げ凹部52aが形成されている(図8参照)。逃げ凹部52aは円弧状に形成され、曲率半径がチャッキングプーリー39における逃げ部43の曲率半径より稍大きくされている。
配置プレート34には駆動モーター53が配置されている。駆動モーター53は前後に延びるリードスクリューを有し、リードスクリューが第2の光ピックアップ52の一部に螺合されている。従って、第2の光ピックアップ52は駆動モーター53の駆動力によりガイド軸51、51に案内されてチャッキングプーリー39に離接する方向(前後方向)へ移動される。第2の光ピックアップ52が移動されるときには、ディスク状記録媒体100に対して第2の光ピックアップ52から出射された光が第2のベースシャーシ27のベース面部29に形成された透過孔29aを介してディスク状記録媒体100に照射される。
<カムスライダー>
ベースフレーム2の側面板部4、4、・・・にはそれぞれカムスライダー54、54が前後方向へ移動自在に支持されている(図1及び図2参照)。カムスライダー54は左右方向を向く板状に形成され、図示しない駆動機構によって前後方向へ移動される。
ベースフレーム2の側面板部4、4、・・・にはそれぞれカムスライダー54、54が前後方向へ移動自在に支持されている(図1及び図2参照)。カムスライダー54は左右方向を向く板状に形成され、図示しない駆動機構によって前後方向へ移動される。
カムスライダー54には第1のカム孔55、55が前後に離隔して形成されている(図11参照)。第1のカム孔55は前後方向に延びる後側カム部55aと後側カム部55aの前端に連続され前方へ行くに従って上方へ変位する傾斜カム部55bと傾斜カム部55bの前端に連続され前後方向に延びる前側カム部55cとから成る。
カムスライダー54には第1のカム孔55、55の上方にそれぞれ第2のカム孔56、56が前後に離隔して形成されている。第2のカム孔56は前後方向に延びる後側カム部56aと後側カム部56aの前端に連続され前方へ行くに従って下方へ変位する傾斜カム部56bと傾斜カム部56bの前端に連続され前後方向に延びる前側カム部56cとから成る。
カムスライダー54には前側の第1のカム孔55の下側と後側の第1のカム孔55の上側とにそれぞれ前後に延びる被ガイド孔57、57が形成されている。
カムスライダー54は被ガイド孔57、57にそれぞれベースフレーム2の案内規制ピン5、5が挿入されることによりベースフレーム2に対して前後方向へ移動自在に支持される。
カムスライダー54の第1のカム孔55、55には第1のシャーシユニット6の被ガイドピン13a、13aがそれぞれ摺動自在に係合され、第1のシャーシユニット6がカムスライダー54、54に上下方向へ移動自在に支持される。
カムスライダー54の第2のカム孔56、56には第2のシャーシユニット26の被ガイドピン31a、31aがそれぞれ摺動自在に係合され、第2のシャーシユニット26がカムスライダー54、54に上下方向へ移動自在に支持される。
従って、カムスライダー54、54が前後方向へ移動されると、被案内ピン12a、12aがベースフレーム2の案内規制孔4aに案内され、被ガイドピン13a、13aがカムスライダー54の第1のカム孔55、55に摺動されて第1のシャーシユニット6が上下方向へ移動されると共に被ガイドピン31a、31aがカムスライダー54の第2のカム孔56、56に摺動されて第2のシャーシユニット26が上下方向へ移動される。
[ディスクドライブ装置の動作]
以下に、ディスクドライブ装置1のディスク状記録媒体100に対するチャッキング時の動作について説明する(図12乃至図22参照)。
以下に、ディスクドライブ装置1のディスク状記録媒体100に対するチャッキング時の動作について説明する(図12乃至図22参照)。
<動作概要>
先ず、チャッキング動作に関わる動作の概要について説明する。
先ず、チャッキング動作に関わる動作の概要について説明する。
ディスク状記録媒体100は図示しないディスクカートリッジから取り出されて図示しない搬送装置によるローディング動作によりディスクドライブ装置1におけるチャッキング位置まで引込方向(後方)へ搬送され、チャッキング位置においてチャッキングされて情報信号の記録又は再生が行われる。また、情報信号の記録又は再生が終了すると、ディスク状記録媒体100はチャッキングが解除され、搬送装置によるイジェクト動作により排出方向(前方)へ搬送されてディスクカートリッジに収納される。
尚、ディスク状記録媒体100の搬送は、例えば、搬送装置に設けられたディスク保持部によってディスク状記録媒体100が保持された状態で行われる。
<初期状態>
次に、チャッキング動作時のディスクドライブ装置1における各部の初期状態について説明する(図12乃至図14参照)。
次に、チャッキング動作時のディスクドライブ装置1における各部の初期状態について説明する(図12乃至図14参照)。
カムスライダー54、54はそれぞれ前方の移動端において保持されている。このときベースフレーム2の案内規制ピン5、5がそれぞれカムスライダー54における被ガイド孔57、57の後端部に係合されている。また、第1のシャーシユニット6の被ガイドピン13a、13aがそれぞれカムスライダー54における第1のカム孔55、55の後側カム部55a、55aの後端部に係合され、第2のシャーシユニット26の被ガイドピン31a、31aがそれぞれカムスライダー54における第2のカム孔56、56の後側カム部56a、56aの後端部に係合されている。
従って、第1のシャーシユニット6は下方の移動端に保持され、第2のシャーシユニット26は上方の移動端に保持されている。第1のシャーシユニット6が下方の移動端に保持されると共に第2のシャーシユニット26が上方の移動端に保持されることにより、第1のベースシャーシ7の第1の整流板部18と第2のベースシャーシ27の第2の整流板部33とが上下方向において最も離隔して位置されている(図12及び図13参照)。また、ディスクテーブル22とチャッキングプーリー39も上下方向において最も離隔して位置されている。
<チャッキング動作>
ディスク状記録媒体100はディスクカートリッジから取り出されて搬送装置によるローディング動作により引込方向(後方)へ搬送される(図14参照)。ディスク状記録媒体100は中心孔100aの中心がディスクテーブル22の中心軸とチャッキングプーリー39の中心軸とに一致されるチャッキング位置まで搬送される(図15参照)。
ディスク状記録媒体100はディスクカートリッジから取り出されて搬送装置によるローディング動作により引込方向(後方)へ搬送される(図14参照)。ディスク状記録媒体100は中心孔100aの中心がディスクテーブル22の中心軸とチャッキングプーリー39の中心軸とに一致されるチャッキング位置まで搬送される(図15参照)。
ディスク状記録媒体100がチャッキング位置まで搬送された状態においては、ディスク状記録媒体100が第1のシャーシユニット6の第1の整流板部18の真上に位置されると共に第2のシャーシユニット26の第2の整流板部33の真下に位置される。このときディスク状記録媒体100は搬送装置のディスク保持部に保持されている。
ディスク状記録媒体100がチャッキング位置まで搬送されると、駆動機構によってカムスライダー54、54が同期して後方へ向けて移動される。カムスライダー54は被ガイド孔57、57にそれぞれベースフレーム2の案内規制ピン5、5が係合されているため、案内規制ピン5、5によって案内されて後方へ移動される。
カムスライダー54が後方へ移動されていくと、第1のシャーシユニット6の被ガイドピン13a、13aがそれぞれ第1のカム孔55、55の後側カム部55a、55aから傾斜カム部55b、55bへ向けて摺動されると共に第2のシャーシユニット26の被ガイドピン31a、31aがそれぞれ第2のカム孔56、56の後側カム部56a、56aから傾斜カム部56b、56bへ向けて摺動される(図16参照)。従って、第1のシャーシユニット6が上方へ移動されていくと共に第2のシャーシユニット26が下方へ移動されていき、第1のシャーシユニット6の第1の整流板部18と第2のシャーシユニット26の第2の整流板部33とが互いに近付いていくと共にディスクテーブル22とチャッキングプーリー39が互いに近付いていく(図17参照)。
ディスクテーブル22とチャッキングプーリー39が互いに近付いていくことにより、ディスクテーブル22のセンターリング突部22bがディスク状記録媒体100の中心孔100aに下方から挿入される。ディスクテーブル22のセンターリング突部22bがディスク状記録媒体100の中心孔100aに挿入されると、ディスク状記録媒体100に対するディスク保持部による保持が解除され、ディスク保持部は、例えば、第1の整流板部18と第2の整流板部33の外周より外側に退避される。
カムスライダー54、54は引き続き後方へ移動され、第1のシャーシユニット6の被ガイドピン13a、13aがそれぞれ第1のカム孔55、55の傾斜カム部55b、55bから前側カム部55c、55cの前端部まで摺動されると共に第2のシャーシユニット26の被ガイドピン31a、31aがそれぞれ第2のカム孔56、56の傾斜カム部56b、56bから前側カム部56c、56cの前端部まで摺動される(図18及び図19参照)。従って、第1のシャーシユニット6がさらに上方へ移動されていくと共に第2のシャーシユニット26がさらに下方へ移動されていき、第1のシャーシユニット6の第1の整流板部18と第2のシャーシユニット26の第2の整流板部33とがさらに互いに近付いていくと共にディスクテーブル22とチャッキングプーリー39がさらに互いに近付いていく(図20及び図21参照)。
ディスクテーブル22とチャッキングプーリー39が互いに近付いていくと、チャッキングプーリー39のクランパー41に設けられた位置決め突部50がディスクテーブル22のセンターリング突部22bに形成された位置決め凹部22cに挿入され、チャッキングプーリー39とディスクテーブル22の位置決めが行われる。ディスク状記録媒体100は、チャッキングプーリー39に設けられたマグネット42によってディスクテーブル22の金属板22dがディスク状記録媒体100の内周部を介して吸着されることにより、内周部がディスクテーブル22のテーブル部22aとチャッキングプーリー39のクランプ部47とによって挟持されてチャッキングされる。
尚、ディスクドライブ装置1にあっては、ディスクテーブル22にマグネットが設けられ、チャッキングプーリー39に金属板が設けられて吸着されチャッキングが行われてもよく、また、ディスクテーブル22とチャッキングプーリー39の双方にマグネットが設けられて吸着されチャッキングが行われてもよい。
ディスク状記録媒体100がチャッキングプーリー39とディスクテーブル22に挟持されてチャッキングされた状態においては、チャッキングプーリー39がディスクテーブル22に押し上げられており、フランジ部44がプーリー支持部36に形成された受け凹部36aの底面から上方へ離隔して位置されている。従って、フランジ部44と受け凹部36aの底面との間に円環状の空間が生じ、この空間が空気流入空間58として形成される。また、プーリー支持部36における支持孔36bの上端部とチャッキングプーリー39の流入空気制御部45との間には空気流入空間58に連通された円環状の空気流動空間59が形成されている。
ディスク状記録媒体100がチャッキングされると、カムスライダー54、54の後方への移動が停止される。
ディスク状記録媒体100のチャッキングが行われた状態においては、第1の整流板部18の第1の折曲部18aの上端と第2の整流板部33の第2の折曲部33aの下端とが突き当てられることにより、第1の整流板部18と第2の整流板部33によってこれらの内部に収納空間60が形成され、ディスク状記録媒体100は収納空間60に収納される。このときディスク状記録媒体100には下面に対向して第1の整流板部18が位置されると共に上面に対向して第2の整流板部33が位置されており、ディスク状記録媒体100の下面と第1の整流板部18の間に一定の隙間が存在すると共にディスク状記録媒体100の上面と第2の整流板部33の間に一定の隙間が存在する。これらの隙間は、例えば、何れも2mm程度にされている。
上記したように、ディスク状記録媒体100がチャッキングされると、ディスクテーブル22がスピンドルモーター21の駆動力によって回転され、ディスクテーブル22とチャッキングプーリー39とディスク状記録媒体100が一体になって回転されると共に第1の光ピックアップ24と第2の光ピックアップ52の一方又は双方がディスク状記録媒体100の半径方向へ移動されてディスク状記録媒体100に対する情報信号の記録又は再生が行われる。
このとき、上記したように、ディスク状記録媒体100の下面と第1の整流板部18の間に一定の隙間が存在すると共にディスク状記録媒体100の上面と第2の整流板部33の間に一定の隙間が存在するため、ディスク状記録媒体100の上下両面側の空気の流れが整流となり、ディスク状記録媒体100に面ブレが生じ難い。
また、フランジ部44と受け凹部36aの底面との間に形成された空気流入空間58からチャッキングプーリー39の外周側に空気が流入されて空気流動空間59を流動されるが、空気流入空間58と空気流動空間59がともに円環状に形成されているため、空気流入空間58と空気流動空間59を流動される空気が整流になる。従って、回転されるチャッキングプーリー39に傾きが生じ難く、チャッキングプーリー39が円滑に回転され、チャッキングプーリー39と一体になって回転されるディスク状記録媒体100の面ブレが一層生じ難い。
上記したように、ディスク状記録媒体100に対する情報信号の記録又は再生が行われるときには、第2の光ピックアップ52がディスク状記録媒体100の半径方向へ移動される場合があるが、第2の光ピックアップ52がディスク状記録媒体100の内周側へ移動されたときに、第2の光ピックアップ52は突部37の下側に形成された移動用空間38から流入空気制御部45とクランプ部47の間に挿入され、チャッキングプーリー39の逃げ部43の一部が第2の光ピックアップ52に形成された逃げ凹部52aに挿入される(図22参照)。
従って、第2の光ピックアップ52の移動にチャッキングプーリー39が干渉されず、第2の光ピックアップ52とチャッキングプーリー39の接触が回避される。
ディスク状記録媒体100の回転が停止されディスク状記録媒体100に対する情報信号の記録又は再生が終了すると、駆動機構によってカムスライダー54、54が前方へ向けて移動されていき、第1のシャーシユニット6の被ガイドピン13a、13aがそれぞれ第1のカム孔55、55の前側カム部55c、55cの前端部から後側カム部55a、55aの後端部まで摺動されると共に第2のシャーシユニット26の被ガイドピン31a、31aがそれぞれ第2のカム孔56、56の前側カム部56c、56cの前端部から後側カム部56a、56aの後端部まで摺動される。従って、第1のシャーシユニット6が下方へ移動されていくと共に第2のシャーシユニット26が上方へ移動されていき、第1のシャーシユニット6の第1の整流板部18と第2のシャーシユニット26の第2の整流板部33とが離隔される。また、ディスクテーブル22とチャッキングプーリー39が互いに離隔されてディスク状記録媒体100に対するチャッキングが解除される。
ディスク状記録媒体100は再び搬送装置のディスク保持部に保持され、搬送装置によって排出方向(前方)へ搬送されてディスクカートリッジに収納される。
[まとめ]
以上に記載した通り、ディスクドライブ装置1にあっては、プーリー支持部36に支持されたチャッキングプーリー39に第2の光ピックアップ52との干渉を回避する逃げ部43が設けられている。
以上に記載した通り、ディスクドライブ装置1にあっては、プーリー支持部36に支持されたチャッキングプーリー39に第2の光ピックアップ52との干渉を回避する逃げ部43が設けられている。
従って、チャッキングプーリー39と第2の光ピックアップ52の干渉が回避されると共に第2の光ピックアップ52の移動スペースが増加され、チャッキングプーリー39と第2の光ピックアップ52の干渉を回避して第2の光ピックアップ52の必要な移動範囲を確保した上で小型化を図ることができると共にチャッキングプーリーの39の構造の簡素化を図ることができる。
また、チャッキングプーリー39に、支持孔36bに流入される空気を制御する円環状の流入空気制御部45が設けられている。
従って、空気流入空間58から周方向において均一な空気が支持孔36bに流入され、チャッキングプーリー39の周囲の空気の流れが整流になり、チャッキングプーリー39の安定した回転状態を確保することができる。
さらに、チャッキングプーリー39にあっては、逃げ部43とクランプ部47が着脱可能とされ、逃げ部43の径が支持孔36bの径より小さくされ、クランプ部47の外形が支持孔36bの径より大きくされている。
従って、逃げ部43とクランプ部47が分離された状態で逃げ部43が支持孔36bに挿入され逃げ部43にクランプ部47が結合されることによりチャッキングプーリー39がプーリー支持部36に支持され、チャッキングプーリー39のプーリー支持部36に対する組付作業における作業性の向上を図ることができる。
さらにまた、チャッキングプーリー39の逃げ部43がディスク状記録媒体100の厚み方向に延びる円筒状又は円柱状に形成され、第2の光ピックアップ52に円弧状の逃げ凹部52aが形成されている。
従って、第2の光ピックアップ52の移動範囲を大きくした上でディスクドライブ装置1の小型化を図ることができる。
また、チャッキングプーリー39にあっては、フランジ部44と流入空気制御部45が一体に形成されているため、部品点数の削減による製造コストの低減を図ることができる。
加えて、チャッキングプーリー39にあっては、流入空気制御部45と逃げ部43が一体に形成されているため、一層の部品点数の削減による一層の製造コストの低減を図ることができる。
[本技術]
本技術は、以下のような構成とすることができる。
本技術は、以下のような構成とすることができる。
(1)
第1の光ピックアップが配置された第1のピックアップベースを有する第1のシャーシユニットと、
プーリー支持部が設けられ第2の光ピックアップが配置された第2のピックアップベースを有する第2のシャーシユニットとを備え、
前記第1のピックアップベースにディスク状記録媒体が装着されるディスクテーブルが配置され、
前記プーリー支持部に支持孔が形成され、
前記プーリー支持部に前記ディスクテーブルとともに前記ディスク状記録媒体を挟持して保持するチャッキングプーリーが前記支持孔に挿入された状態で支持され、
前記チャッキングプーリーに、前記第2の光ピックアップとの干渉を回避する逃げ部と、軸方向における一端部から外方へ張り出され前記支持孔からの脱落を規制するフランジ部と、軸方向における他端部から外方へ張り出され前記ディスク状記録媒体の内周部に押し付けられるクランプ部とが設けられた
ディスクドライブ装置。
第1の光ピックアップが配置された第1のピックアップベースを有する第1のシャーシユニットと、
プーリー支持部が設けられ第2の光ピックアップが配置された第2のピックアップベースを有する第2のシャーシユニットとを備え、
前記第1のピックアップベースにディスク状記録媒体が装着されるディスクテーブルが配置され、
前記プーリー支持部に支持孔が形成され、
前記プーリー支持部に前記ディスクテーブルとともに前記ディスク状記録媒体を挟持して保持するチャッキングプーリーが前記支持孔に挿入された状態で支持され、
前記チャッキングプーリーに、前記第2の光ピックアップとの干渉を回避する逃げ部と、軸方向における一端部から外方へ張り出され前記支持孔からの脱落を規制するフランジ部と、軸方向における他端部から外方へ張り出され前記ディスク状記録媒体の内周部に押し付けられるクランプ部とが設けられた
ディスクドライブ装置。
(2)
前記チャッキングプーリーに、前記ディスクテーブルと前記チャッキングプーリーによって前記ディスク状記録媒体が挟持された状態において前記支持孔に位置され前記支持孔に流入される空気を制御する円環状の流入空気制御部が設けられた
前記(1)に記載のディスクドライブ装置。
前記チャッキングプーリーに、前記ディスクテーブルと前記チャッキングプーリーによって前記ディスク状記録媒体が挟持された状態において前記支持孔に位置され前記支持孔に流入される空気を制御する円環状の流入空気制御部が設けられた
前記(1)に記載のディスクドライブ装置。
(3)
前記逃げ部と前記クランプ部が着脱可能とされ、
前記逃げ部の径が前記支持孔の径より小さくされ、
前記クランプ部の外形が前記支持孔の径より大きくされた
前記(1)又は前記(2)に記載のディスクドライブ装置。
前記逃げ部と前記クランプ部が着脱可能とされ、
前記逃げ部の径が前記支持孔の径より小さくされ、
前記クランプ部の外形が前記支持孔の径より大きくされた
前記(1)又は前記(2)に記載のディスクドライブ装置。
(4)
前記逃げ部が前記ディスク状記録媒体の厚み方向に延びる円筒状又は円柱状に形成され、
前記第2の光ピックアップに、前記逃げ部に対向する円弧状の逃げ凹部が形成された
前記(1)から前記(3)の何れかに記載のディスクドライブ装置。
前記逃げ部が前記ディスク状記録媒体の厚み方向に延びる円筒状又は円柱状に形成され、
前記第2の光ピックアップに、前記逃げ部に対向する円弧状の逃げ凹部が形成された
前記(1)から前記(3)の何れかに記載のディスクドライブ装置。
(5)
前記フランジ部と前記流入空気制御部が一体に形成された
前記(2)から前記(4)の何れかに記載のディスクドライブ装置。
前記フランジ部と前記流入空気制御部が一体に形成された
前記(2)から前記(4)の何れかに記載のディスクドライブ装置。
(6)
前記流入空気制御部と前記逃げ部が一体に形成された
前記(5)に記載のディスクドライブ装置。
前記流入空気制御部と前記逃げ部が一体に形成された
前記(5)に記載のディスクドライブ装置。
1…ディスクドライブ装置、6…第1のシャーシユニット、8…第1のピックアップベース、22…ディスクテーブル、24…第1の光ピックアップ、26…第2のシャーシユニット、28…第2のピックアップベース、36…プーリー支持部、36b…支持孔、39…チャッキングプーリー、43…逃げ部、44…フランジ部、45…流入空気制御部、47…クランプ部、52…第2の光ピックアップ、52a…逃げ凹部、100…ディスク状記録媒体
Claims (6)
- 第1の光ピックアップが配置された第1のピックアップベースを有する第1のシャーシユニットと、
プーリー支持部が設けられ第2の光ピックアップが配置された第2のピックアップベースを有する第2のシャーシユニットとを備え、
前記第1のピックアップベースにディスク状記録媒体が装着されるディスクテーブルが配置され、
前記プーリー支持部に支持孔が形成され、
前記プーリー支持部に前記ディスクテーブルとともに前記ディスク状記録媒体を挟持して保持するチャッキングプーリーが前記支持孔に挿入された状態で支持され、
前記チャッキングプーリーに、前記第2の光ピックアップとの干渉を回避する逃げ部と、軸方向における一端部から外方へ張り出され前記支持孔からの脱落を規制するフランジ部と、軸方向における他端部から外方へ張り出され前記ディスク状記録媒体の内周部に押し付けられるクランプ部とが設けられた
ディスクドライブ装置。 - 前記チャッキングプーリーに、前記ディスクテーブルと前記チャッキングプーリーによって前記ディスク状記録媒体が挟持された状態において前記支持孔に位置され前記支持孔に流入される空気を制御する円環状の流入空気制御部が設けられた
請求項1に記載のディスクドライブ装置。 - 前記逃げ部と前記クランプ部が着脱可能とされ、
前記逃げ部の径が前記支持孔の径より小さくされ、
前記クランプ部の外形が前記支持孔の径より大きくされた
請求項1に記載のディスクドライブ装置。 - 前記逃げ部が前記ディスク状記録媒体の厚み方向に延びる円筒状又は円柱状に形成され、
前記第2の光ピックアップに、前記逃げ部に対向する円弧状の逃げ凹部が形成された
請求項1に記載のディスクドライブ装置。 - 前記フランジ部と前記流入空気制御部が一体に形成された
請求項2に記載のディスクドライブ装置。 - 前記流入空気制御部と前記逃げ部が一体に形成された
請求項5に記載のディスクドライブ装置。
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