JP2008234734A - チャッキング装置を備えたモータ、およびこのモータを搭載したディスク駆動装置 - Google Patents

チャッキング装置を備えたモータ、およびこのモータを搭載したディスク駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ディスクをチャッキング装置に装着し易く、且つ、貼り合わせディスクのような厚みの大きいディスクに対しても十分な保持力を発揮することのできる、チャッキング装置を備えたモータ、および、このモータを搭載したディスク駆動装置を提供すること
【解決手段】爪部材42の羽根部422のロータホルダ22の蓋部222の上面と接触する下面は、略球面形状にて形成される。これにより、羽根部422の下面と蓋部222の上面とは、爪部材42が径方向内側に移動する際に、点接触して摺動する。したがって、爪部材42は、径方向内側へ円滑に移動することができる。
【選択図】図15

Description

本発明は、円盤状のディスクを着脱可能とするチャッキング装置を備えたモータ、およびこのモータを搭載したディスク駆動装置に関し、特にチャッキング装置のディスクの保持力向上およびディスク装着力低減の技術に関する。
従来から、CD等の光ディスク(以下、単にディスクという)を着脱可能とする装置として、チャッキング装置が開発されている。一般にチャッキング装置は、モータの上部に取り付けられ、モータの回転とともに回転することによって、ディスクを回転させている。
近年、ディスク駆動装置の薄型化に伴い、チャッキング装置を備えたモータの薄型化が必須となっている。このタイプのモータでは、チャッキング装置の厚みが大きい割合を占めるため、チャッキング装置の薄型化は、ディスク駆動装置の薄型化には大きな効果がある。
従来の薄型化を実現したチャッキング装置として、特許文献1のように、ディスクを保持する爪部材において、ディスクと接触するディスク保持面と、ディスク保持面の周方向の両側部に形成された爪部材の径方向内側への移動をガイドする下向ガイド面と、を備えるものがある。
特開2005−251298号公報
また近年、ディスクに記録する情報量の増大に伴い、2つのディスク基板を貼り付けて形成された、DVD等の貼り合わせディスクの使用が多くなっている。貼り合わせディスクは、ディスクの厚みが大きいため、薄型のチャッキング装置では、十分にディスクを保持する力(以下、保持力)を得ることができなかった。特に特許文献1のような爪部材の構成では、下向ガイド面がディスク保持面の両側部にあるために、ディスク保持面の周方向の幅を確保することができない。したがって、特許文献1のようなチャッキング装置は、厚さの大きいディスクに対して十分な保持力を得ることができなかった。
また保持力を得るために、コイルバネのバネ力を強化する方法が考えられる。しかしながら、バネ力を強化した場合、ディスクをチャッキング装置に装着する際に、爪部材が径方向内側に移動しにくくなってしまう。その結果、ディスクの装着力の増加を招いてしまう問題が発生してしまう。
また、ディスク駆動装置の薄型化に伴い、モータをトラバースするための移動距離が少なくなるために、ディスクをチャッキング装置に装着させる力は低くなってしまう。そのために、チャッキング装置はディスクを装着しやすい構造であることが必要となる。
したがって、本発明は、上記問題に鑑み、なされたものであり、その目的とするところは、ディスクをチャッキング装置に装着し易く、且つ、貼り合わせディスクのような厚みの大きいディスクに対しても十分な保持力を発揮することのできる、チャッキング装置を備えたモータ、および、このモータを搭載したディスク駆動装置を提供することである。
本発明の請求項1によれば、中心開口部を有する円盤状のディスクを着脱可能とするチャッキング装置を備えたモータであって、所定の中心軸の周りを回転するロータマグネットと、該ロータマグネットを保持する円筒部と該円筒部から前記中心軸に向かって延びる蓋部と該蓋部の上面に形成され前記ディスクの下面が当接する載置部とを有するロータホルダと、を有する回転体と、該回転体を回転自在に支持する軸受部材と、前記ロータマグネットと対向するステータと、を有する固定体と、を備え、前記チャッキング装置は、少なくとも一部が前記回転体の軸方向上側に配置され、且つ、前記中心軸を中心とした円筒部および該円筒部の軸方向上側に蓋をする蓋部を有し、前記ディスクの前記中心開口部が嵌るセンターケースと、前記センターケースに収容される弾性部材と、前記弾性部材の径方向外側に当接し、前記ディスクを保持する爪部材と、を備え、前記爪部材は、前記ディスクを保持するディスク保持面を有する爪部と、前記爪部より径方向内側に延びる羽根部と、を備え、前記羽根部は、前記羽根部より軸方向下側に近接配置された下部部品と当接する当接面を有し、前記当接面は、球面形状となることを特徴とする。
本発明の請求項1に従えば、羽根部における、下部部品との当接面を球面形状とすることによって、爪部材が円滑に径方向内側に移動することができる。すなわち、当接面を球面形状としたことにより、下部部品と点で当接することとなる(点接触)。したがって、下部部品と当接面との接触面積を大幅に小さくすることができるので、下部部品と当接面との接触の際の摩擦力を低減することができる。したがって、爪部材が円滑に径方向内側に移動することができる。その結果、ディスクを装着する際の力を小さくすることができる。
本発明の請求項2によれば、請求項1に係り、前記センターケースには、前記爪部材の少なくとも一部が収容される開口部が形成され、前記爪部の上面には、前記開口部の中に配置され、前記蓋部と軸方向に重なる位置に配置される上部突出部と、上部突出部の側部に形成され、前記開口部より周方向外側に形成され、前記蓋部の下面と当接する上向当接面と、が形成され、前記当接面の最も軸方向下側の周方向の位置は、前記上向当接面の周方向の幅の範囲内であることを特徴とする。
本発明の請求項2に従えば、当接面の最も軸方向下側の軸方向下側の周方向の位置と、上向当接面の周方向の幅の範囲内であることにより、上向当接面と蓋部の下面との間において、当接した際の荷重が偏ったとしても、爪部材を周方向に安定させることができる。
本発明の請求項3によれば、請求項1および請求項2のいずれかに係り、前記爪部の内側面には、前記弾性部材が当接し、前記羽根部は、前記弾性部材の周方向の両側に近接配置され、前記羽根部の前記弾性部材と周方向に対向する内面は、径方向内側に向かい周方向に互いの前記内面が離れる方向に傾斜する傾斜部を有することを特徴とする。
本発明の請求項3に従えば、羽根部の内面に傾斜部を有することによって、弾性部材と近接配置された羽根部間に弾性部材を容易に入れることができる。したがって、チャッキング装置の製造を容易に行うことができる。
本発明の請求項4によれば、請求項1乃至請求項3のいずれかに係り、前記爪部の内周面には、前記弾性部材が当接し、前記羽根部は、前記弾性部材の周方向の両側に近接配置され、前記弾性部材はコイルバネであり、前記爪部の内周面には、コイルバネと係合する、径方向内側に突出する突起部が設けられ、前記羽根部と前記コイルバネとの周方向の間の距離は、前記コイルバネと前記突起部との周方向の間の距離と等しい、もしくはより小さい部分を含むことを特徴とする。
本発明の請求項4に従えば、羽根部と弾性部材(コイルバネ)との周方向の間の距離が、弾性部材とそれに係合する突起部との周方向の間の距離と等しい、もしくはより小さく形成されることによって、弾性部材の周方向の移動を規制することができる。したがって、弾性部材から爪部材に加わる力が周方向にずれることを防ぐことができる。すなわち、爪部材の先端部が弾性部材によって周方向にずれることを防止することができる。その結果、ディスク保持面がディスクに周方向に均一に当接することができるために、ディスクに加える押圧力を向上させることができる。その上、その押圧力を周方向に不均一となることを防ぐために、ディスクの変形を押さえることができる。その結果、ディスクの中心と中心軸とを調節する精度を向上させることができる。
本発明の請求項5によれば、請求項1乃至請求項4のいずれかに係り、前記羽根部は、前記爪部より軸方向下側まで形成され、前記爪部の軸方向下側には、前記センターケースの前記円筒部の内周面と当接することにより、前記爪部材の径方向外側への移動を規制する、爪側当接面を有する爪側ストッパーが設けられ、前記羽根部は、前記爪側ストッパーの前記爪側当接面より径方向内側に配置され、且つ、前記爪側ストッパーに向かい連結することを特徴とする。
本発明の請求項5に従えば、爪側ストッパーが爪部の下側に設けられ、且つ、羽根部と爪側ストッパーとが連結することによって、爪側ストッパーの強度を向上させることができる。したがって、ディスクの着脱の繰り返しによっても、爪側ストッパーが破損することのない、恒久的な信頼性の高いチャッキング装置を備えたモータを提供することができる。また羽根部は、爪側ストッパーより径方向内側に配置されるので、羽根部は、円筒部の内周面と接触することがない。したがって、ディスクが装着される前のスタンバイ状態において、爪部材の径方向の位置を一定に保つことができる。その結果、安定したディスクの装着を実現することができる。
本発明の請求項6によれば、請求項5に係り、前記センターケースの前記円筒部の内周面における前記爪側ストッパーと当接する位置には、前記爪側ストッパーの前記爪側当接面と略平行に形成される前記ケース側当接面が形成され、前記爪側当接面および前記ケース側当接面は、互いに平面にて形成され、前記ケース側当接面の周方向の幅の大きさは、前記爪側当接面の周方向の幅の大きさより大きいことを特徴とする。
本発明の請求項6に従えば、爪側当接面およびケース側当接面が互いに略平行となる平面にて形成されることによって、スタンバイ状態における爪部材の周方向の位置を一定に保つことができる。さらにケース側当接面の周方向の幅が爪側当接面の周方向の幅よりも大きく形成されることにより、より羽根部がセンターケースの円筒部と接触することを防ぐことができる。したがって、スタンバイ状態における爪部材の周方向および径方向の位置をより安定させることができる。
本発明の請求項7によれば、請求項1乃至請求項6のいずれかに係り、前記羽根部における径方向内側には、該羽根部の周方向外側に形成される側部延長部が形成され、前記側部延長部は、前記羽根部より径方向内側まで伸び、前記センターケースの前記円筒部には、前記羽根部と径方向に対向する第1凹部と、前記側部延長部と径方向に対向する第2凹部と、を有することを特徴とする。
本発明の請求項7に従えば、センターケースの円筒部に第1凹部および第2凹部を設けることによって、円筒部の径方向の厚みを大きくとることができる。したがって、円筒部の強度を向上させることができる。
本発明の請求項8によれば、請求項7に係り、前記センターケースには、前記弾性部材の径方向内側と接触する接触面が形成され、前記接触面の周方向の幅は、前記側部延長部の周方向に対向する内面の間の周方向の幅の大きさより小さく形成され、前記接触面の周方向の両側には、径方向内側に向かい凹形状となり、前記側部延長部との接触を回避する接触回避部が形成されることを特徴とする。
本発明の請求項8に従えば、接触面の周方向の幅が側部延長部の内面の周方向の幅より小さく、且つ、接触面の両側に接触回避部が形成されることによって、爪部材が径方向内側に移動した際に、側部延長部とセンターケースとが接触することを防止することができる。したがって、側部延長部をより径方向内側に配置してもよくなり、設計の自由度を向上させることができる。
本発明の請求項9によれば、請求項1乃至請求項8のいずれかに係り、前記爪部材は射出成形によって形成され、前記羽根部の上面には、前記爪部材が軸方向下側に回動した際に、該羽根部と前記蓋部との接触を避ける、径方向内側に向かい軸方向下側に傾斜する傾斜部が設けられ、前記傾斜部の角度と前記摺動部の角度とは略等しいことを特徴とする。
本発明の請求項9に従えば、傾斜部の角度と摺動部の角度とが等しいことにより、射出成形時における金型の離型を容易に行うことができる。その上、金型構造を簡素化することができるので、金型費を低減させることができる。
本発明の請求項10によれば、請求項1乃至請求項9のいずれかに記載のモータを搭載したディスク駆動装置であって、前記ディスクを光学的に記録再生する光ピックアップ機構と、前記光ピックアップ機構を前記ディスクの径方向に移動可能とする移動機構と、前記モータを取り付けるシャーシと、を備え、前記シャーシには、開口穴が形成され、前記光ピックアップ機構は、前記開口穴の中に配置されることを特徴とする。
本発明の請求項10に従えば、ディスク駆動装置に本発明のモータを搭載することによって、ディスク装着力を低減したディスク駆動装置を提供することができる。
本発明によれば、ディスクをチャッキング装置に装着し易く、且つ、貼り合わせディスクのような厚みの大きいディスクに対しても十分な保持力を発揮することのできる、チャッキング装置を備えたモータ、および、このモータを搭載したディスク駆動装置を提供することができる。
<モータの全体構造>
本発明のモータの実施例の一形態について、図1を用いて説明する。図1は、モータを軸方向から切った模式断面図である。
図1を参照して、本発明のモータ10は、所定の中心軸J1を中心に回転する回転体20と、回転体20を回転自在に支持する固定体30と、回転体20の軸方向上側に配置され、中心開口部を有するディスク(不図示)を着脱可能とするチャッキング装置40と、から構成される。
まず、回転体20について説明する。
回転体20は、中心軸J1と同軸に配置される略円柱形状のシャフト21と、シャフト21の軸方向上部に固定されるロータホルダ22と、ロータホルダ22に固定される円環形状のロータマグネット23と、を備える。
ロータホルダ22は、磁性体の薄板の金属板をプレス加工にて成形される。そしてロータホルダ22は、シャフト21の外周面に固定される内周面を有する円筒形状のシャフト固定部221と、シャフト固定部221から径方向外側に延びる蓋部222と、蓋部222の外周縁から軸方向下側に延びる円筒形状の円筒部223と、を有する。円筒部223の内周面には、ロータマグネット23が接着剤によって固定される。
蓋部222における中央部には、中心軸J1と略同軸となり、軸方向上側に凹形状となる中央突部2221が形成される。中央突部2221の下端部の径方向外側には、径方向内側に向かって延びる複数の突起241(本実施例では3個)を有した抜け止め部材24が固定されている。
次に、固定部30について説明する。
固定部30は、シャフト21を径方向に回転自在に支持するスリーブ31と、スリーブ31を保持する中空穴を有するベアリングブッシュ32と、ベアリングブッシュ32の中空穴の軸方向下側に蓋をするプレート33と、プレート33の上面に配置され、シャフト21の下端面と摺動することによって、シャフト21を軸方向に回転自在に支持するスラストプレート34と、ベアリングブッシュ32の外側に固定されるステータ35と、ステータ35の下側に配置される回路基板36と、回路基板36の下面と当接する上面を有し、ベアリングブッシュ32に固定される取付板37と、を備える。
スリーブ31は、含油焼結金属にて構成され、シャフト21の外周面を支持する軸受面となる内周面を有する略円筒形状である。スリーブ31の外周面は、ベアリングブッシュ32の中空穴の内周面に固定されている。
ベアリングブッシュ32は、スリーブ32を固定する円筒部321と、円筒部321から径方向外側に延び、ステータ35を固定するステータ固定部322と、を有する。またベアリングブッシュ32の下面には、プレート34をカシメによって固定する内側突起部323と、内側突起部323より径方向外側に配置され、取付板37をカシメによって固定する外側突起部324と、を有する。また円筒部321の上端部には、径方向外側に延長する鉤部3211が形成される。ここで、抜け止め部材24の突起241は、鉤部3211の軸方向下側に位置する。そして突起241の内周縁は、鉤部3211の外周縁より径方向内側に配置される。これにより、回転体20が軸方向上側に移動しようとしても、突起241の上面が鉤部3211の下面と接触することによって、その移動を規制する。
抜け止め部材24と軸方向に対向するベアリングブッシュ32の上面には、ロータホルダ22を軸方向下側に吸引する円環状の与圧マグネット25が配置される。
ステータ35は、ベアリングブッシュ32のステータ固定部322に接着剤を介して固定される。ステータ35は、薄板の磁性鋼板を軸方向に複数積層して形成されるステータコア351と、ステータコア351に導電線を巻回して形成されるコイル352と、を供える。そしてステータコア351は、円環形状のコアバック部3511と、コアバック部3511から径方向外側に放射状に複数延びるティース部3512と、から構成される。導電線は、ティース部3512のそれぞれに複数層巻回することによって、コイル352を形成する。
図示しない外部電源からコイル352に電流を通流することにより、コイル352とロータマグネット23との間に回転磁界が形成され、回転体20は、中心軸J1を中心とする回転トルクによって所定の周方向に回転する。
<チャッキング装置の全体構造>
次に本発明のチャッキング装置40について、図2乃至図14を用いて説明する。図2は、図1のチャッキング装置40の周囲の拡大図である。図3は、チャッキング装置40を上側より見た平面図である。
図4乃至図8は、チャッキング装置40のセンターケース41を示し、図4は、センターケース41を軸方向に切った模式断面図であり、図5は、センターケース41を上側より見た平面図であり、図6は、センターケース41を下側より見た平面図である。また、図7および図8は、チャッキング装置40の受部4141周辺を拡大した図を示し、図7は、図4の受部4141周辺を拡大した拡大図であり、図8は、受部4141を正面から見た平面図である。
図9乃至図14は、チャッキング装置40の爪部材42を示し、図9は、爪部材42の斜視図であり、図10は、爪部材42を正面から見た平面図であり、図11は、爪部材42を上面から見た平面図であり、図12は、爪部材42を下面から見た平面図であり、図13は、爪部材42を後面から見た平面図である。また、図14は、爪部材42を軸方向に切った模式断面図である。
図2および図3を参照して、チャッキング装置40は、中心軸J1と同心に配置される略円盤形状のセンターケース41と、センターケース41から突出する径方向に移動自在である複数の爪部材42(本実施例では、3個)と、センターケース41内に収容され、各爪部材42を径方向外側に付勢する弾性部材43(本実施例では、コイルバネ)と、センターケース41より径方向外側に配置され、図示しないディスクの下面と接触するディスク載置部44と、を備える。
図2を参照して、ロータホルダ22の中央突部2221には、円筒形状となる内側円筒部2221aと、内側円筒部2221aとシャフト固定部221とを連結する内側蓋部2221bと、を備える。内側蓋部2221bの内周縁は、シャフト固定部221と接続する。
後述するセンターケース41の基部411の内周面は、シャフト固定部221の外周面と接触することによって固定される。また基部411の下面は、内側蓋部2221bの上面とは接触しない(すなわち、基部411の下面と内側蓋部2221bの上面とは軸方向に微小間隙が形成される)。そして後述するセンターケース41の円筒部414の下面と蓋部222の上面とも接触しない(すなわち、円筒部414の下面と蓋部222の上面とは軸方向に微小間隙が形成される)。この構造により、センターケース41は、ロータホルダ22に対して、基部411の下面の平行度および円筒部414の下面の平行度の影響を及ぼすことなく、高精度に取り付けることができる。したがって、センターケース41に設けられた受部4141の軸方向および径方向の位置を精度良く決定することができるので、爪部材42の動きにばらつきを発生するのを抑えることができる。
図4乃至図9を参照して、センターケース41は、ポリカーボネート等の樹脂材料を射出成形によって一体的に成形される。そしてセンターケース41は、シャフト固定部221の外周面と接触する内周面を有する基部411と、基部411の軸方向上側に形成され、基部411の内周面から径方向外側に延びる蓋部412と、蓋部412の外周縁から径方向外側に向かい軸方向下側に傾斜する案内部413と、案内部413の外周縁から軸方向下側に向かい延びる円筒部414と、爪部材42に対して180度離間してそれぞれ形成される調芯爪415(本実施例では、3個)と、を備える。
基部411の下面は、円筒部414の下面より軸方向上側に形成される。また円筒部414の上端部より軸方向上側に形成される。基部411の外周面には、周方向に略120度の間隔にて離間して形成された接触部4111が形成される。この接触部4111は、弾性部材43の径方向内側の端と接触する。また接触部4111の下面は、基部411の下面より軸方向下側、且つ、円筒部414の下面より軸方向上側にまで形成される。これにより、弾性部材43の径方向内側の端の全体を後述する接触面4111aの一面にて接触することができる。これにより、弾性部材43の径方向内側の配置精度は、接触面4111aの面精度のみに依存する。したがって、弾性部材43の径方向内側の配置精度を向上させることができる。その上、接触部4111の下面が円筒部414の下面より軸方向上側に形成されることによって、ロータホルダ22の蓋部222の上面と接触することを防ぐことができる。したがって、ロータホルダ22に対して精度良くセンターケース41を配置させることができる。
接触部4111の外面には、弾性部材43の配置方向に対して略垂直な平面にて形成される接触面4111aが形成される。そして接触面4111aの中央には、径方向外側に向かい延びる略円柱形状の突起部4111bが形成される。接触部4111の内面は、ロータホルダ22の中央突部2221の内側円筒部2221aとの接触を避けるために内側円筒部2221aの外周面に沿った円周形状となっている。そして、接触部4111の内面には、径方向内側に向かい軸方向上側(蓋部412側)に傾斜する傾斜部41111cが形成される。この傾斜部4111cによって、接触部4111に径方向の厚みを持たせることができる。その結果、接触部4111の強度を向上させることができる。これにより、接触面4111aの径方向の位置をより、ロータホルダ22の中央突部2221の内側円筒部2221aの外周面に近接させることができる。したがって、接触面4111aとセンターケース41の円筒部414との径方向の距離を大きくすることができる。その結果、爪部材42および弾性部材43の配置スペースを大きくすることができるので、爪部材42の径方向内側への動きの設計の自由度を向上させることができる。また弾性部材43の径方向の動きの設計の自由度も同時に向上させることができる。
また基部411の外面から径方向外側に延び、円筒部414(または案内部413)の内周面と接続する連結部416が形成される。この連結部416は、蓋部412の下面とも接続する。そして連結部416は、接触部4111の周方向の両側にそれぞれ形成される。また接触部4111の周方向の両側に形成された連結部416は、互いに平行となるように形成される。この連結部416の下面の軸方向の位置は、円筒部414の下面より軸方向上側となるように形成される。
接触部4111と連結部416とは、周方向に間隙を有する。そして接触部4111と連結部416との間隙は、接触面4111より径方向内側となるように形成される。すなわち、径方向内側に向かい凹む凹部4161(接触回避部)が形成される。
蓋部412には、爪部材42が突出自在に収容される位置および調芯爪415が形成される位置に、それぞれ開口部4121、4122が形成される。
開口部4121は、案内部413および円筒部414の軸方向上側の一部まで形成される。そして案内部413の上部から軸方向下側にかけて、開口部4121の周方向の幅が広がる拡幅部4121aが形成される。そして、案内部413における開口部4121から拡幅部4121aが形成される連結部には、軸方向上側に向かい周方向の幅が狭くなる傾斜部4121bが形成される。この傾斜部4121bによって、射出成形の金型の離型の際に発生するバリを防ぐことができる。特に薄型のディスク駆動装置の場合、チャッキング装置40の蓋面412の上面と移動するディスクの下面との軸方向の間隙は、0.1mm程度、もしくはそれ以下の大きさしかない。したがって、バリが軸方向上側に向かい発生した場合、ディスクの下面に傷を付けてしまう可能性がある。その結果、ディスクの記録再生のエラーが発生してしまう可能性がある。本発明は、傾斜部4121bを形成することによって、軸方向上側へのバリの発生を防ぐので、ディスクの下面を傷つけることを防ぐことができる。その結果、ディスクをチャッキング装置へ移動させる際にディスクが傷つくことのない、信頼性の高いチャッキング装置を備えたモータを提供することができる。
開口部4122は、調芯爪415の周方向の両側を挟み形成される。そして開口部4122は、案内部413および円筒部414の全てを周方向に同一の幅にて開口している。
また、蓋部412には、射出成形の際の樹脂材料が流入する位置であるゲート部4123が3点形成される。ゲート部4123は、それぞれ円筒凹形状に形成され、その円筒凹形状に突起4123aが形成される。この突起4123aは、蓋部412の上面より軸方向下側となるように形成される。このゲート部4123は、ロータホルダ22の中央突部2221の内側円筒部2221aより径方向外側に形成される。またゲート部4123の下面は、基部411の下面より軸方向下側まで形成される。これにより、ゲート部4123の円筒凹形状の深さの設計の自由度を向上させることができる。したがって、突起4123aが蓋部412の上面より軸方向上側に突出しないような金型設計を容易に行うことができる。ここで、ゲート部4123の上面側の一部は基部411と径方向に重なってもよい。
蓋部412における接触面4111aの突起部4111bが形成される位置には、突起部4111bを外部に露出する開口穴4124が形成される。これにより、軸方向の金型の離型によって、突起部4111bを容易に形成することができる。
調芯爪415は、蓋部412の開口穴4122から径方向外側に延びる第1腕部4151と、案内部413の傾斜に沿って延びる第2腕部4152と、円筒部414より径方向外側に配置し、ディスクの中心開口部(不図示)と接触する第3腕部4153と、から構成される。この第3腕部4153は、中心開口部を接触することによって、チャッキング装置40の中心とディスクの中心開口部の中心とを調芯する役割を果たす。
円筒部414の開口部4121に対応する部位には、爪部材42の移動をガイドする受部4141が形成される。受部4141は、内周側に径方向内側に向かい軸方向下側に傾斜する傾斜面4141aが形成される。この傾斜面4141aは、周方向に傾きのない平面にて形成される。またこの傾斜面4141aの外縁(すなわち、傾斜面4141aの上端)に接続するように曲面部4141bが形成される。この曲面部4141bは、受部4141の頂部を含む。そして曲面部4141bは、受部4141における外周側、すなわち、円筒部414の外周面と接続する。この傾斜面4141aおよび曲面部4141bには、鏡面加工が施されている。そして傾斜面4141aおよび曲面部4141bの面粗度は、Ryとして、約0.8μmである。これにより、爪部材42の径方向内側への移動を滑らかにガイドすることができる。したがって、ディスクを装着する際の力(ディスク装着力)を低減することができる。
受部4141は、周方向の中央にストレート部4141cが形成される。そしてこのストレート部4141cの周方向の両側には、ストレート部4141cから周方向に離れる方向に周方向曲面部4141dが形成される。
また受部4141から周方向に延びるように連結部4142が形成される。この連結部4142は、円筒部414と接続する。連結部4142の上面は、径方向内側に向かい軸方向下側に傾斜する傾斜面が形成される(図7および図8中の点線部分)。連結部4142は、スタンバイ状態において、後述する爪部材42の爪部側傾斜面4215と接触しない範囲において、傾斜角度を極力小さく形成することが望ましい。ここで傾斜角度とは、中心軸J1に対して垂直な平面と傾斜面とを結んだ鋭角である。この傾斜角度を小さく形成することにより、連結部4142の内周面の軸方向の位置を高くすることができる。すなわち、連結部4142の内周面の軸方向の幅を大きく形成することができる。その結果、連結部4142の強度を向上させることができる。これにより、後述する受部441の平面部4143aに爪部材42の爪部側ストッパー4216が繰り返し接触したとしても、受部4141および連結部4142に塑性変形が生じない、信頼性の高いチャッキング装置を備えたモータを提供することができる。
開口部4121が形成される周方向位置における円筒部414の内周面には、受部4141および連結部4142の内周面を形成する第1凹部4143と、第1凹部4143の周方向の両側部に形成される第2凹部4144と、が形成される。
第1凹部4143には、周方向の中央に径方向に対して垂直な平面である平面部4143aと、平面部4143aの周方向の両側部に、円筒部414の内周面と同一の曲率である曲面部4143bと、が形成される。この平面部4141eは、後述する爪部材42の爪側ストッパー4216が接触する。またこの平面部4141eの周方向の幅は、受部4141の周方向の幅と略同一である。
また第1凹部4143の周方向の幅は、後述する爪部材42の爪部421の周方向の幅と略同一である。これにより、爪部材42の周方向への移動を制限することができる。その上、第1凹部4143が円筒部414の内周面よりも径方向外側まで形成されることにより、爪部材42が径方向に移動する距離を大きくすることができる。したがって、爪部材42の径方向への移動の設計の自由度を向上させることができる。
第2凹部4144は、第1凹部4143より径方向内側、且つ、円筒部414の内周面より径方向外側に形成される。第2凹部4144の周方向の幅は、後述する爪部材42の羽根部422の側部延長部4222の周方向の幅と略同一である。これにより、側部延長部4222は、円筒部414の内周面より径方向外側まで移動可能となるために、爪部材42の径方向への移動の設計の自由度を向上させることができる。その上、円筒部414の径方向の厚みを大きくとることも可能となるために、円筒部414の強度を向上させることができる。これは特に、薄型が必要となるチャッキング装置に好適である。
円筒部414の外周面の下端部を含む下部には、径方向に外径を縮小する縮径部4145が形成される。この縮径部4145により、センターケース41を射出成形にて成形する際に、金型の軸方向の離型による軸方向下側へのバリの発生を抑制することができる。したがって、円筒部414の下面と蓋面222の上面との接触を確実に防止することができる。これにより、センターケース41をロータホルダ22に対して高精度に取り付けることができる。
図9乃至図14を参照して、爪部材42は、ポリアセタール等の樹脂材料を射出成形により一体的に形成される。そして爪部材42は、ディスクを保持するディスク保持面4213を有する爪部421と、爪部421より径方向内側に延びる羽根部422と、から構成される。
爪部421は、爪部材42の中において、ディスクがチャッキング装置40に装着される際に一番初めに当接する案内部4211と、案内部4211の外周縁から径方向外側に向かい凸となる曲面形状の先端部4212と、先端部4212と接続し、径方向内側に向かい軸方向下側に傾斜するディスク保持面4213と、ディスク保持面4213の周方向の中央部に凹形状に形成される摺動部4214と、ディスク保持面4213と接続し、ディスク保持面4213より下側に形成される爪部傾斜面4215と、を備える。
案内部4211は、センターケース41の蓋部412の上面と略平行な平面にて形成される。また案内部4211の周方向の幅は、ディスク保持面4213の周方向の幅より小さく形成される。また案内部4211の周方向の両側部には、センターケース41の蓋部412の下面と接触する、上向当接面4211aがそれぞれ形成される。この案内部4211は、上側当接面4211aより軸方向上側にまで形成される(上部突出部)。そして案内部4211は、センターケース41の蓋部412の上面の軸方向位置と略同一である。また案内部4211は、蓋部412の板厚の範囲内にて軸方向の高さを低くしてもよい。蓋部412より案内部4211が軸方向上側に配置されてしまうと、図示しないディスクがセンターケース41の上面を近接して移動する際に、案内部4211と接触してしまう可能性がある。しかしながら、本発明のように案内部4211が蓋部412の上面の軸方向位置と略同一、もしくは、蓋部412の板厚の範囲内において、案内部412の軸方向高さを低くすることによって、ディスクがセンターケースの上面を径方向に移動する際に案内部4211と接触することのない、信頼性の高いモータおよびディスク駆動装置を提供することができる。特に薄型のディスク駆動装置には好適である。この上向当接面4211aの径方向の長さは、案内部4211の径方向の長さと略同一である。上側当接面4211aの外周縁には、先端部4212より半径の小さい曲面にて形成される先端側部4212aが形成される。この先端側部4212aと先端部4212とは、爪部材42を上側より見た平面において周方向に同一の曲率の大きさにて形成される。
先端部4212は、案内部4211の周方向の幅と略同一の周方向の幅にて形成される。そして、先端部4212は、爪部材42を軸方向に切った断面形状において、半径0.25mm〜0.30mmの円弧形状であることが望ましい。
ディスク保持面4213は、ディスクがディスク載置部44に載置された状態において、ディスクの中心開口部の上端縁を押さえることによって、ディスクを保持する役割を果たす。ディスク保持面4213の上部は、爪部421の周方向全体に形成される。そしてこの上部より下側には、中央部分にストレート部4213bを有する略曲面形状の凹部4213aが形成される。そしてディスク保持面4213は、凹部4213aを周方向に挟むように形成される。したがって、ディスク保持面4213は、正面から見た平面図において、逆U字形状に形成される。またディスク保持面4213の凹部4213aを挟む面の部位は、先端部4212に向かうにつれて、凹部4213aの周方向の径を小さくする方向に広がることによって、ディスク保持面4213の面積を大きく形成している。これにより、ディスクの中心開口部と接触する面積を大きくすることができる。したがって、ディスクの中心開口部に加わる圧力が低減されるので、ディスクが変形することを防止することができる。その結果、高い精度のディスクの調芯を達成することができる。その上、ディスク保持面4213のディスクの中心開口部と接触する面積が大きくなると、ディスクが上側に移動しようとする力に対する抗力が強くなる。したがって、ディスクが回転駆動中に、外部衝撃等によって、ディスクが傾いたとしても、爪部材42のディスク保持面4213のディスクの移動に対する抗力が大きいために、ディスクを良好に保持することができる。
また凹部4213aは、ディスク保持面4213から周方向に曲面にて連続する第1曲部4213cと、ストレート部4213bに向かい傾斜する傾斜部4213dと、傾斜部4213dとストレート部4213bとを周方向に曲面にて連続する第2曲部4213eと、から構成される。またストレート部4213bには、径方向内側に向かい軸方向下側に傾斜する、周方向に傾きのない傾斜面が形成される。またこのストレート部4213bの周方向の幅は、受部4141のストレート部4141cの周方向の幅よりも大きくなるように形成される。また凹部4213aの第2曲部4213eおよび傾斜部4213dは、受部4141の周方向曲面部4141dよりもなだらかに形成される。これにより、受部4141のストレート部4141cと爪部材42の凹部4213aのストレート部4213bと以外の受部4141および爪部材42の接触を防ぐことができる。したがって、爪部材42が径方向内側に移動する際に、他の部位が互いに接触してしまうと、爪部材42の移動の妨げとなり、ディスク装着力が向上してしまう。しかしながら、爪部材42および受部4141の他の部位が互いに接触することを防ぐことにより、爪部材42の径方向内側への移動をより円滑に行うことができる。したがって、ディスク装着力を低減することができる。
凹部4213aの径方向内側には、センターケース41の円筒部414の内周面と接触することによって、爪部材42の径方向外側への移動を制限する爪側ストッパー4216をさらに備える。爪側ストッパー4216は、軸方向に沿って延びる平面および径方向に対して垂直に延びる平面(これらの平面は特許請求の範囲でいう、爪側接触面である)から形成される。そして爪側ストッパー4216は、凹部4213aの周方向の間に設けられる。また爪側ストッパー4216の周方向の幅は、凹部4213aに形成されたストレート部4213bの周方向の幅よりも大きく形成される。これにより、爪部材42を周方向にずれることなく、安定した爪部材42の保持を実現することができる。また爪側ストッパー4216の周方向の両側は、爪側ストッパー4216から周方向に離れる方向にいくに従い、径方向内側に傾斜する周方向傾斜部4216aが形成される。これにより、爪側ストッパー4216以外の部位は、センターケース41の円筒部414の内周面と接触することがなくなる。したがって、爪部材42が爪側ストッパー4216以外の部位と接触することによって、爪部材42が周方向に傾くことを防ぐことができるので、より安定した爪部材42の保持を実現することができる。
また爪側ストッパー4216の周方向の幅は、センターケース41の円筒部4141の内周面に形成された平面部4143aの周方向の幅よりも小さくなるように形成される(ここで、平面部4143aは、特許請求の範囲のケース側当接面に対応する)。この構成により、より一層爪側ストッパー4216と平面部4143aのみで接触することが可能となり、より安定した爪部材42の保持を実現することができる。
爪部421の後面には、弾性部材43の径方向外側の端と接触する爪部側接触面4217が形成される。この爪部側接触面4217には、弾性部材43と係合する径方向内側に向かう略円錐形状の突起部4217aが形成される。この突起部4217aに弾性部材43は、係合する(すなわち、弾性部材43であるコイルバネの中に突起部4217aが挿通される)。また突起部4217aと接触面4217との連結部、すなわち、突起部4217aの根元の周囲の面は、円環形状であり、且つ、径方向外側に向かいその内径を拡径する円環傾斜面4217bが形成される。この円環傾斜面4217bに弾性部材43が接触する。また円環傾斜面4217bは、案内部4211の内面部4211bよりも径方向外側に配置される。すなわち、案内部4211の内面部4211bと突起部4217aとの軸方向の間に断面形状において凹部4217cが形成される。凹部4217cに配置された弾性部材43と内面部4211bとの軸方向の間隙の大きさは、弾性部材43と突起部4217aとの軸方向の間隙の大きさよりも小さくなるように形成される。これにより、弾性部材43と突起部4217aとの係合のガタによる軸方向の移動を制限することができる。したがって、弾性部材43が爪部材42に対して一定の方向に付勢することができる。その結果、爪部材42の安定した動きを実現することができる。また内面部4211bの下面(弾性部材43との軸方向の対向面)は、径方向内側に向かい凹部4217cの軸方向の間隙の大きさが大きくなるように傾斜する傾斜部4211cが形成される。これにより、弾性部材43との傾斜部4211cの軸方向の間隙を小さくしたとしても、弾性部材43を凹部4217cに挿入し易くすることができる。したがって、凹部4217cの軸方向の間隙を小さくしても、弾性部材43と爪部側接触面4217とを良好に接触させることができる。その結果、爪部材42の安定した動きを実現することができる。
羽根部422は、爪部側接触面4217の周方向の両側に形成される基部4221と、基部4221の径方向内側のそれぞれの周方向の側部に形成される側部延長部4222と、から構成される。
基部4221は、上向当接面4211aの周方向の幅と略同一となるように形成される。基部4221の上面4223は、径方向内側に向かい軸方向下側に傾斜する傾斜面にて形成される。この上面4223の傾斜角度は、爪部421の爪側傾斜面4215の傾斜角度と略等しい。したがって、射出成形の際の金型の離型を容易に行うことができる。
基部4221の弾性部材43と周方向に対向するそれぞれの内面4224は、径方向内側に向かい互いの内面4224の周方向の間隙を大きくする方向に傾斜する(本実施例では、傾斜角θは5度:傾斜角θとは、内面4224と径方向とを結んだ鋭角のことをいう)。ここで、内面4224は、全面に渡り傾斜させる必要はない。内面4224の一部が周方向の間隙を大きくする方向に傾斜すればよい(特許請求の範囲でいう傾斜部)。これにより、対向する内面4224の最も周方向の幅が小さい部分(すなわち、爪部側接触面4217と接続する部分)は、弾性部材43の外径の大きさと略等しくすることができる。その結果、弾性部材43の周方向のガタを低減することができる。したがって、爪部材42のより安定した動きを実現することができる。その上、内面4224は、傾斜しているので、基部4221の径方向内側では、互いに対向する内面4224の周方向の間隙の大きさは、弾性部材43の外径よりも大きく形成される。したがって、弾性部材43を基部4221の内面4224間に挿通することが容易となる。その結果、チャッキング装置の製造を容易にすることができる。また内面4224に傾斜角が設けられることにより、射出成形の際の金型の離型を容易に行うことができる。
側部延長部4222は、基部4221より径方向内側まで延びる。そして側部延長部4222の径方向外側の面は、周方向の基部4221から離れるに従い、径方向内側に傾斜する傾斜面が形成される。この側部延長部4222の傾斜面は、センターケース41の第2凹部4144の内周面と径方向に対向する。そして側部延長部4222に傾斜面が形成されることによって、第2凹部4144の内周面との接触を防止することができる。したがって、爪部材42は、径方向外側への移動の制限のために爪部側ストッパー4216とセンターケース41の第1凹部4143の平面部4143aとの接触以外は接触しない。その結果、爪部材42をスタンバイ状態において、周方向の位置を安定して維持することができる。
また側部延長部4222は、センターケース41の接触部4111と連結部416との周方向の間に形成される凹部4161と周方向に対向している。したがって、側部延長部4222は、接触面4111aより径方向内側まで移動することができる。その結果、爪部材42の径方向内側への移動距離を大きくすることができ、爪部材42の径方向への移動の設計の自由度を向上させることができる。また羽根部422の径方向の長さの設計の自由度も向上させることができる。
また凹部4161は、側部延長部4222と周方向に対向することから、接触部4111の周方向の幅を大きく設定することができる。また、前述した通り、接触部4111は、内周面がロータホルダ22の内側円筒部2221aの外周面に沿う曲面にて形成され、且つ、接触面4111aは、径方向に対して垂直な平面である。したがって、接触部4111は、接触部4111の周方向の端に向かい径方向の厚さが徐々に大きくなるように形成される。ここで、接触部4111の周方向の幅が大きく形成されることにより、接触部4111の周方向の端の径方向の厚さが大きくなるので、接触部4111の強度を向上することができる。特に接触部4111は、常に弾性部材43の径方向内側への力が加わり、且つ、爪部材42の径方向の移動による弾性部材43の力の変動が加わるために、強度が高いことが望ましい。したがって、本発明の接触部4111のような周方向に幅が広い構造が好適である。
また側部延長部4222の弾性部材43と周方向に対向する内面4222aには、径方向内側に向かい互いに離れる方向に傾斜する傾斜面が形成される(本実施例では、傾斜角が略5度:傾斜角は、径方向と内面4222aとを結んだ鋭角にて決定される)。
また側部延長部4222の上面は、基部4221の上面4223の傾斜角と同一の傾斜角を有する。
基部4221および側部延長部4222の下面は、略球面形状となっている。したがって、爪部材42は、ロータホルダ22の蓋部222の上面と2点にて接触している。この下面のスタンバイ状態における第1接触部4225の周方向の位置は、各羽根部422における中央部に形成される。そして第1接触部4225からそれぞれ周方向に離れる方向に対して、下面は、軸方向上側に形成される(すなわち、蓋部222から離れる方向に向かい形成される)。また第1接触部4225の径方向の位置は、爪部421より径方向内側となるように形成される。
<スタンバイ状態>
次にチャッキング装置40のスタンバイ状態について図15を用いて説明する。図15は、チャッキング装置40のスタンバイ状態を示した、軸方向に切った模式断面図である。ここで、図15において、弾性部材43は、省略する。
図15を参照して、爪部材42は、爪部421の摺動部4214および受部4141と、上向当接面4211aおよび蓋部412の下面と、羽根部422の第1接触部4225および蓋部222の上面と、爪部側ストッパー4216および受部4141の平面部4143aと、が接触した状態にて静止している。爪部材42は、これらの接触により、姿勢を保持されている。
またスタンバイ状態において、爪部材42の爪部側傾斜面4215と、受部4141および円筒部414を連結する連結部416(図15中の点線)の上面と、は最も近接する。連結部416の上面に形成された傾斜面は、このスタンバイ状態において、爪部側傾斜面4215と接触しない程度に内周縁および外周縁を軸方向上側に設けることができる。これにより、連結部416の軸方向の高さを確保することができる。その結果、連結部416の強度を向上させることができる。
スタンバイ状態にておいて、案内部4211の軸方向の高さは、センターケース41の蓋部412の上面の軸方向の高さと略同一、もしくは、軸方向下側に位置する。この構造により、ディスクがチャッキング装置40の蓋部412の上面を近接して移動した際に、爪部材42の案内部4211がディスクの下面と接触することを防ぐことができる。
<ディスク装着による爪部材42の動作>
次にチャッキング装置40にディスクD1を装着した際の爪部材42の動作について図6乃至図18を参照して説明する。図16は、ディスクD1が爪部材42に接触し始めた状態を示した模式断面図である。図17は、爪部材42が最も径方向内側に移動した状態を示した模式断面図である。図18は、爪部材42がディスクD1を保持した状態を示した模式断面図である。ここでディスクD1は、2枚のディスク基板を貼り合わせて形成された円盤形状である。
図16を参照して、ディスクD1の中心開口部D1aの下端部は、爪部材42の案内部4211の上面と接触する。これにより、爪部材42は、ディスクD1から軸方向下側への力が加わる。ここで、上向当接面4211aの径方向の内縁と蓋部412の下面との接触点を回転中心として、爪部材42の先端部4212は、軸方向下側に回転する。また爪部材42は、回転と同時に、摺動部4214が受部4141の上面を摺動することによって径方向内側へ移動する。
図17を参照して、ディスクD1を図9の状態からさらに軸方向下側に移動すると、ディスクD1の中心開口部D1aの内周面と爪部材42の先端部4212とが接触する。この状態において、爪部材42の先端部4212が軸方向の最も下側に移動している。そして爪部材42の側部延長部4222は、径方向の最も内側に移動している。また側部延長部4222の径方向の位置は、センターケース41の接触面4111aの径方向の位置よりも径方向内側まで移動している。すなわち、側部延長部4222の一部は、凹部4161内に収容される。
図16および図17を参照して、羽根部422の下面は、蓋部222の上面と第1接触部4225より径方向外側の位置において、接触している。また羽根部422の下面は略球面形状であるために、蓋部222の上面と点接触される。したがって、羽根部422と蓋部222との接触面積が小さくなるので、爪部材42と蓋部222との間の摩擦力が小さくなる。その結果、爪部材42の径方向内側への移動を円滑に行うことができる。したがって、ディスクD1のチャッキング装置40へのディスク装着力を低減することができる。
また受部4141の曲面部4141bに爪部材42の摺動部4214が摺動することによって、爪部材42が径方向内側に移動する。したがって、摺動部4214と受部4141とは線接触によって摺動する。その結果、摺動部4214と受部4141との摩擦力を低減することができる。その結果、爪部材42の径方向内側への移動をさらに円滑に行うことができる。したがって、ディスクD1のチャッキング装置40へのディスク装着力をさらに低減することができる。
図18を参照して、ディスクD1の下面がディスク載置部44の上面に載置された状態において、爪部材42は、図17の状態より、先端部4212が軸方向上側に移動する。さらに爪部材42は、径方向外側に移動する。そして、爪部材42は、ディスクD1の中心開口部D1aの上端縁にディスク保持面4213が接触する。これにより、爪部材42は、ディスクD1を保持する。
図18の状態では、ディスク保持面4213における凹部4213aより先端側の部位にてディスクD1の中心開口部D1aの上端縁と接触する。すなわち、ディスク保持面4213の周方向に連続した部位で中心開口部D1aの上端縁と接触する。したがって、中心開口部D1aと接触するディスク保持面4213の面積を大きくすることができる。したがって、ディスク保持面4213が中心開口部D1aに与える圧力を低減することができる。その結果、ディスクD1のディスク保持面4213による変形を抑制することができる。これにより、チャッキング装置40とディスクD1との調芯の高精度化を実現することができる。
またディスクD1が回転している際に、外部衝撃等によってディスクD1が傾く方向に力が加わったとしても、ディスク保持面4213と接触する面積が大きいので、ディスクD1がチャッキング装置40から外れにくい。これは、ディスク保持面4213と中心開口部D1aとの接触する面積が大きいために、ディスク保持面4213に対する中心開口部D1aが軸方向上側に移動する際の摩擦力を大きくすることに起因している。したがって、ディスクがチャッキング装置に対して、ディスクの回転中に外れることのない、信頼性の高いチャッキング装置を備えたモータを提供することができる。
<薄いディスクにおける爪部材42の動作>
次に、ディスクD1よりも軸方向の厚みの薄いディスクD2をチャッキング装置40に載置した場合の爪部材42について、図19を用いて説明する。図19は、ディスクD2がディスク載置部44に載置された状態を示す、軸方向に切った模式半断面図である。
図19を参照して、爪部材42は、ディスクD1がディスク載置部44に載置された場合と比較して、径方向外側に移動する。これは、ディスクD1と比較して、ディスクD2の中心開口部D2aの上端縁の軸方向の位置が下側に位置しているので、ディスク保持面4213が接触する位置がより下側に移動したことに起因する。ディスク保持面4213は、軸方向下側に向かい径方向内側に傾斜する傾斜面にて形成されるために、ディスクD2のように軸方向の厚みが薄い場合、ディスク保持面4213におけるディスクD2との接触点は、ディスクD1の場合のディスク保持面4213の接触点と比較して径方向内側となる。したがって、ディスク保持面4213とディスクD2との接触点は、ディスク保持面4213における凹部4213aを挟む部分の面にて保持される。
先端部4212は、ディスクD1の場合と比較して、中心開口部D2aに対してより径方向外側に位置する。これにより、ディスクD2は、チャッキング装置40から外れるためには、ディスクD1の場合と比較して、爪部材42を径方向に動かす距離が大きい。したがって、ディスクD2は、ディスクD1の場合と比較して、チャッキング装置40から外れにくい。
<ディスク駆動装置>
次に本発明のモータを搭載したディスク駆動装置の実施例の一形態について図20を用いて説明する。図20は、本発明のディスク駆動装置を軸方向に切った模式断面図である。
図20を参照して、ディスク駆動装置50は、中心に開口穴61を有した円盤形状のディスク60の開口穴61に挿入されることによってディスク60の回転中心と同軸に調芯し、ディスク60を回転させるスピンドルモータ51と、ディスク60にレーザーを放射することによってディスクの情報の記録再生を行う光ピックアップ機構52と、この光ピックアップ機構52をディスク60の回転径方向に移動を行うギア機構53と、これらを収容する筺体54と、を備える。
スピンドルモータ51および光ピックアップ機構52は、シャーシ55によって、保持されている。このシャーシ55が少なくとも軸方向に移動することによって、スピンドルモータ51のチャッキング装置にディスク60の開口穴61が装着される。またシャーシ55には、開口穴が形成されており、その開口穴の内部に光ピックアップ機構52は、配置される。
ギア機構53は、出力軸にギアを有するモータ531と、このモータ531の回転トルクを伝達される被伝達側ギア532と、を備える。
また筺体54には、ディスク60の移動とギア機構53とを分ける薄板にて形成された境界板541が形成される。そして筺体54には、ディスク60の挿入および取り出しを行う開口穴542が形成されている。
ピックアップ機構52は、レーザーを放射する記録再生部521と、この記録再生部521のディスク60の回転径方向への移動方向とは垂直に設けられ、記録再生部521の移動を行う移動部522と、を備える。この移動部522は、被伝達側ギア532と噛み合う噛み合い部522aを有する。そして記録再生部521には移動部522と噛み合うことによって径方向に移動する。
モータ531に取り付けられたギア部531aと被伝達側ギア532が噛み合うことによって被伝達側ギア532は回転し、被伝達側ギア532が移動部522の噛み合い部522aと噛み合うことによって移動部522が回転径方向に移動する。そしてこの移動部522の移動によって記録再生部521は回転径方向に移動する。
このディスク駆動装置50のスピンドルモータ51に本発明のモータ10を適用することによって、ディスク60の回転中にディスク60がチャッキング装置40から外れることのない、信頼性の高いディスク駆動装置を提供することができる。
したがって、スピンドルモータ51にディスク60を搭載したとしても、記録再生エラーを防ぐ信頼性の高いディスク駆動装置を提供することができる。
以上、本発明の実施例の一形態について詳述したが、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲において、種々の変形が可能である。
本発明のモータの実施例の一形態を示した、軸方向に切った模式断面図である 図1のチャッキング装置付近の拡大図である 本発明のチャッキング装置を上側より見た平面図である 本発明のセンターケースを軸方向に切った模式断面図である 本発明のセンターケースを上側より見た平面図である 本発明のセンターケースを下側より見た平面図である 図4における受部周辺の拡大図である 本発明のセンターケースの受部周辺を径方向から見た平面図である 本発明の爪部材を示した斜視図である 本発明の爪部材を正面から見た平面図である 本発明の爪部材を上側より見た平面図である 本発明の爪部材を下側より見た平面図である 本発明の爪部材を後側より見た平面図である 本発明の爪部材を軸方向に切った模式断面図である 本発明のチャッキング装置のスタンバイ状態を示した、軸方向に切った模式半断面図である 本発明のチャッキング装置のディスクが載置される際の様子を示した、軸方向に切った模式半断面図である 本発明のチャッキング装置のディスクが載置される際の様子を示した、軸方向に切った模式半断面図である 本発明のチャッキング装置のディスクが載置された状態を示した、軸方向に切った模式半断面図である 本発明のチャッキング装置の厚さの薄いディスクが載置された状態を示した、軸方向に切った模式半断面図である 本発明のディスク駆動装置を示した、軸方向に切った模式半断面図である
符号の説明
10 モータ
20 回転体
22 ロータホルダ
222 蓋部
223 円筒部
23 ロータマグネット
30 固定体
31 スリーブ(軸受部材)
35 ステータ
40 チャッキング装置
41 センターケース
4111a 接触面
4121 開口部
4143a 平面部(ケース側当接面)
414 受部
4143 第1凹部
4144 第2凹部
4161 凹部(接触回避部)
42 爪部材
4211 案内部(上部突出部)
4211a 上向当接面
4212 先端部
4213 ディスク保持面
4214 摺動部
4215 傾斜部
4216 爪側ストッパー
4217a 突起部
422 羽根部
4222 側部延長部
4223 上面(傾斜部)
44 載置部(ディスク載置部)
50 ディスク駆動装置
52 光ピックアップ機構
53 移動機構
55 シャーシ

Claims (10)

  1. 中心開口部を有する円盤状のディスクを着脱可能とするチャッキング装置を備えたモータであって、
    所定の中心軸の周りを回転するロータマグネットと、該ロータマグネットを保持する円筒部と該円筒部から前記中心軸に向かって延びる蓋部と該蓋部の上面に形成され前記ディスクの下面が当接する載置部とを有するロータホルダと、を有する回転体と、
    該回転体を回転自在に支持する軸受部材と、前記ロータマグネットと対向するステータと、を有する固定体と、を備え、
    前記チャッキング装置は、少なくとも一部が前記回転体の軸方向上側に配置され、且つ、
    前記中心軸を中心とした円筒部および該円筒部の軸方向上側に蓋をする蓋部を有し、前記ディスクの前記中心開口部が嵌るセンターケースと、
    前記センターケースに収容される弾性部材と、
    前記弾性部材の径方向外側に当接し、前記ディスクを保持する爪部材と、
    を備え、
    前記爪部材は、
    前記ディスクを保持するディスク保持面を有する爪部と、
    前記爪部より径方向内側に延びる羽根部と、を備え、
    前記羽根部は、前記羽根部より軸方向下側に近接配置された下部部品と当接する当接面を有し、
    前記当接面は、球面形状となることを特徴とするモータ。
  2. 請求項1に記載のモータであって、
    前記センターケースには、前記爪部材の少なくとも一部が収容される開口部が形成され、
    前記爪部の上面には、前記開口部の中に配置され、前記蓋部と軸方向に重なる位置に配置される上部突出部と、上部突出部の側部に形成され、前記開口部より周方向外側に形成され、前記蓋部の下面と当接する上向当接面と、が形成され、
    前記当接面の最も軸方向下側の周方向の位置は、前記上向当接面の周方向の幅の範囲内であることを特徴とするモータ。
  3. 請求項1および請求項2のいずれかに記載のモータであって、
    前記爪部の内側面には、前記弾性部材が当接し、
    前記羽根部は、前記弾性部材の周方向の両側に近接配置され、
    前記羽根部の前記弾性部材と周方向に対向する内面は、径方向内側に向かい周方向に互いの前記内面が離れる方向に傾斜する傾斜部を有することを特徴とするモータ。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のモータであって、
    前記爪部の内周面には、前記弾性部材が当接し、
    前記羽根部は、前記弾性部材の周方向の両側に近接配置され、
    前記弾性部材はコイルバネであり、
    前記爪部の内周面には、コイルバネと係合する、径方向内側に突出する突起部が設けられ、
    前記羽根部と前記コイルバネとの周方向の間の距離は、前記コイルバネと前記突起部との周方向の間の距離と等しい、もしくはより小さい部分を含むことを特徴とするモータ。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のモータであって、
    前記羽根部は、前記爪部より軸方向下側まで形成され、
    前記爪部の軸方向下側には、前記センターケースの前記円筒部の内周面と当接することにより、前記爪部材の径方向外側への移動を規制する、爪側当接面を有する爪側ストッパーが設けられ、
    前記羽根部は、前記爪側ストッパーの前記爪側当接面より径方向内側に配置され、且つ、前記爪側ストッパーに向かい連結することを特徴とするモータ。
  6. 請求項5に記載のモータであって、
    前記センターケースの前記円筒部の内周面における前記爪側ストッパーと当接する位置には、前記爪側ストッパーの前記爪側当接面と略平行に形成される前記ケース側当接面が形成され、
    前記爪側当接面および前記ケース側当接面は、互いに平面にて形成され、前記ケース側当接面の周方向の幅の大きさは、前記爪側当接面の周方向の幅の大きさより大きいことを特徴とするモータ。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のモータであって、
    前記羽根部における径方向内側には、該羽根部の周方向外側に形成される側部延長部が形成され、
    前記側部延長部は、前記羽根部より径方向内側まで伸び、
    前記センターケースの前記円筒部には、前記羽根部と径方向に対向する第1凹部と、前記側部延長部と径方向に対向する第2凹部と、を有することを特徴とするモータ。
  8. 請求項7に記載のモータであって、
    前記センターケースには、前記弾性部材の径方向内側と接触する接触面が形成され、
    前記接触面の周方向の幅は、前記側部延長部の周方向に対向する内面の間の周方向の幅の大きさより小さく形成され、
    前記接触面の周方向の両側には、径方向内側に向かい凹形状となり、前記側部延長部との接触を回避する接触回避部が形成されることを特徴とするモータ。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のモータであって、
    前記爪部材は射出成形によって形成され、
    前記羽根部の上面には、前記爪部材が軸方向下側に回動した際に、該羽根部と前記蓋部との接触を避ける、径方向内側に向かい軸方向下側に傾斜する傾斜部が設けられ、
    前記傾斜部の角度と前記摺動部の角度とは略等しいことを特徴とするモータ。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載のモータを搭載したディスク駆動装置であって、
    前記ディスクを光学的に記録再生する光ピックアップ機構と、
    前記光ピックアップ機構を前記ディスクの径方向に移動可能とする移動機構と、
    前記モータを取り付けるシャーシと、を備え、
    前記シャーシには、開口穴が形成され、前記光ピックアップ機構は、前記開口穴の中に配置されることを特徴とするディスク駆動装置。
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