JP4534256B2 - チャッキング装置、ブラシレスモータ及びディスク駆動装置 - Google Patents

チャッキング装置、ブラシレスモータ及びディスク駆動装置 Download PDF

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Description

本発明は、所定の軸周りに回転駆動されるディスクの中心開口部を着脱自在に保持するチャッキング装置、ブラシレスモータ及びディスク駆動装置に関する。
この種のチャッキング装置では、ターンテーブルに複数の爪部材を移動可能に設け、その爪部材でディスクの中心開口部を径方向外方に付勢してディスクを着脱自在に保持するようにしており、ディスクのスムーズな装着及び装着後の保持力確保等のためには、爪部材及びその周辺部の構成が重要な要素となっている。
この点に関する従来のチャッキング装置として、ディスクの中心開口部を付勢して保持する爪部材の爪部を、爪部材の先端部における周方向中央部に1つだけ設けるたものがある(特許文献1、図8)。
特開2005−251298号公報
しかしながら、爪部を爪部材の先端部における周方向中央部に1つだけ設ける構成では、爪部材がディスクに与える付勢力が1箇所の爪部に集中するため、その付勢力によりディスクの変形が生じるおそれがある。また、そのような付勢力の集中の影響により、ディスクの各爪部材の当接箇所で生じる変形度合いや、付勢力のばらつき生じやすく、保持されたディスクの中心を回転軸に一致させる調芯性能が低下するおそれもある。
また、爪部が爪部材に1つだけしか設けられていないため、ディスクを保持するための爪部材とディスクとの接触面積が小さく、爪部材とディスクとの間に生じる摩擦力が小さくなりやすい。このため、ディスク装着状態を保持(抜け止め)する保持力が低下しやすい。
そこで、本発明の解決すべき第1の課題は、ディスクを付勢して保持する爪部材からディスクに与えられる付勢力を分散することによりディスクの各爪部材の当接箇所で生じる変形度合いや、付勢力のばらつきを軽減して、ディスクの調芯性能を向上させることができるチャッキング装置、ブラシレスモータ及びディスク駆動装置を提供することである。
また、本発明の解決すべき第2の課題は、ディスク保持に関与する爪部材とディスクとの接触面積を増大させ、ディスク保持力を向上させることができるチャッキング装置、ブラシレスモータ及びディスク駆動装置を提供することである。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明では、中心開口部を有し、所定の軸周りに回転駆動されるディスクの前記中心開口部を着脱自在に保持するチャッキング装置であって、前記ディスクの前記中心開口部内に嵌め込まれる嵌合部と、その嵌合部の外周に設けられ、前記嵌合部が前記ディスクの前記中心開口部に嵌め込まれたときに前記ディスクと当接するディスク当接部とを有し、回転駆動される回転体と、前記回転体の前記嵌合部の外周面より径方向外方に出没変位可能に設けられ、前記ディスクの前記中心開口部を径方向外方に付勢する複数の爪部材と、前記爪部材を径方向外方に付勢する複数の弾性部材と、前記回転体に前記爪部材と前記軸方向に対向するように設けられ、前記嵌合部が前記ディスクの前記中心開口部に嵌め込まれ、前記爪部材が前記中心開口部によって押圧されたときに、前記爪部材が摺接され、前記爪部材の径方向内方への移動を促す複数の受部とを備え、前記爪部材は、前記ディスクの前記中心開口部を径方向外方に付勢する複数の爪部と、前記複数の爪部の間に形成され、前記受部と摺接する少なくとも1つの摺接部とを有する。
また、請求項2の発明では、請求項1の発明に係るチャッキング装置であって、前記爪部材の先端部は、前記複数の爪部の先端部を周方向に連結する略円弧形状を有している。
また、請求項3の発明では、請求項2の発明に係るチャッキング装置において、前記爪部材の先端部は、前記摺接部より軸方向上側に形成される。
また、請求項4の発明では、請求項1ないし請求項3のいずれかの発明に係るチャッキング装置において、前記回転体の前記ディスク当接部の前記ディスクと当接する当接面を基準とした前記爪部材の最も径方向外方に位置する突端の軸方向に沿った高さが、前記出没変位の過程で約1.1mm以上に維持される。
また、請求項5の発明では、請求項1ないし請求項4のいずれかの発明に係るチャッキング装置において、前記回転体の前記嵌合部は、天板部を有する略円筒形状に形成され、前記天板部の下面に前記爪部材の上面と当接する下向当接面が形成されるとともに、その径方向外方側に前記爪部材の上部を収容する収容開口穴部が形成され、前記爪部材の上面において、先端部側においては、周方向の幅は周方向の両端部に位置する前記爪部間の幅と一致し、前記先端部より径方向内方における周方向の幅は、周方向の両端部に位置する前記爪部間の前記幅よりも小さく形成されることによって、周方向の両側に前記天板部の前記下向当接面と当接する上側当接部が形成され、前記収容開口穴部の径方向外側には、前記爪部材の前記先端部を収容する周方向の幅が拡大された拡幅部が形成される。
また、請求項6の発明では、請求項1ないし請求項5のいずれかの発明に係るチャッキング装置において、前記摺接部は、その摺接部の周方向両側に位置する前記爪部に対して略軸方向上側に段差状に窪んでおり、前記受部の周方向両側の側面は、軸方向上側に向かい前記受部の周方向の幅が狭くなるように傾斜し、前記摺接部と前記摺接部の周方向両側に位置する前記爪部との間に形成される段差状の壁面は、軸方向上側に向かい両側の壁面間の周方向の幅が狭くなるように傾斜している。
また、請求項7の発明では、請求項6の発明に係るチャッキング装置において、前記爪部材及び前記受部は、樹脂材料を射出成形によってそれぞれ成形され、前記受部の前記側面、及び前記爪部材における前記段差状の壁面の傾斜角度は、金型成形時の抜き勾配角度に設定される。
また、請求項8の発明では、請求項7の発明に係るチャッキング装置において、前記受部の前記側面の軸方向に対する傾斜角度は、前記爪部材における前記段差状の壁面の軸方向に対する傾斜角度よりも大きい。
また、請求項9の発明では、請求項1ないし請求項8のいずれかの発明に係るチャッキング装置を備えたブラシレスモータであって、前記回転体の内周部に設けられたロータマグネットと、前記ロータマグネットの内方に設けられた電機子とを備える。
また、請求項10の発明では、請求項9の発明に係るブラシレスモータを備えたディスク駆動装置であって、前記ディスクの径方向に対して移動可能であり、該ディスクから光学的に情報を記録再生するピックアップ機構と、前記ピックアップ機構の径方向の移動を実現するための歯車列を有する移動機構と、前記ディスクの挿入及び排出を行う開口部を有する筐体とを備える。
請求項1に記載の発明によれば、爪部材に、ディスクの中心開口部を径方向外方に付勢する複数の爪部を設けているため、爪部材からディスクに与えられる付勢力を分散することによりディスクの各爪部材の当接箇所で生じる変形度合いや、付勢力のばらつきを軽減して、ディスクの調芯性能を向上させることができる。
また、複数の爪部を爪部材に設けることにより、ディスク保持に関与する爪部材とディスクとの接触面積を増大させ、ディスク保持力を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、爪部材の先端部が複数の爪部の先端部を周方向に連結する略円弧形状を有しているため、ディスクが抜去されるときに爪部材の略円弧形状の先端部の全体をディスクの中心開口部に接触させてディスク保持に寄与する接触面積を増大させることができ、その結果、ディスク保持力をさらに向上させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、爪部材の先端部を、複数の爪部の先端部を周方向に連結する略円弧形状にし、爪部材がディスクの中心開口部に接触する部分の周方向の幅を拡大するとともに、爪部材の先端部を摺接部よりも軸方向上側に形成することにより、複数のディスク基板を貼り合わせて構成されたディスクの装着時に、爪部材の先端部がディスク基板間に入り込み難くすることができ、爪部材の先端部がディスク基板間に入り込むハーフチャック現象の発生を抑制できる。
請求項4に記載の発明によれば、回転体のディスク当接部のディスクと当接する当接面を基準とした爪部材の最も径方向外方に位置する突端の軸方向に沿った高さが、出没変位の過程で約1.1mm以上に維持されると、あらゆる貼り合わせディスクに対してハーフチャック現象を防止することができる。特に、CDとDVDとを貼り合わせたDualiscにおいては、CDの厚さがDVDの厚さよりも厚く、約0.9mmにて形成される。その上、使用者がこのDualiscの外周を保持してチャッキング装置に装着した際の中心開口部のしなり等を考慮すると境界部は、ディスク載置部から約1.08mm程度となる。したがって、爪部の突端の高さを約1.1mm以上に維持すると、Dualiscにも対応することができる。
請求項5に記載の発明によれば、回転体の嵌合部の天板部に設けられる収容開口穴部の径方向外側に、前記爪部材の前記先端部を収容する周方向の幅が広くなる拡幅部が形成されるため、爪部材の上側当接部を摺接部とは関係のない、爪部よりも径方向内方側に設けることができ、これによって天板部の厚み設定の自由度を拡大させることができ、天板部の強度を容易に確保できる。さらに説明すると、受部との摺接により爪部材の出没変位を容易にするためには、爪部材に設ける摺接部の摺接面を爪部材の上側部分まで形成する必要がある。これに関連して、構成によっては嵌合部の天板部は、爪部材の前記摺接面を上側に確保するため、厚みを薄くする必要がある場合があり、強度が低下する場合がある。この点に関し、請求項5に記載の構成の場合、爪部材の上側当接部を摺接部とは関係のない、爪部よりも径方向内方側に設けることができるため、天板部の厚みに対する制約を軽減することがきる。
また、爪部が設けられる爪部材の径方向外方側の部分の周方向の幅が径方向内方側の周方向の幅よりも大きく設定されているため、爪部材がディスクの中心開口部に接触する接触面積を増大させることができ、ディスク保持力の向上等が図れる。
請求項6ないし請求項8に記載の発明によれば、摺接部と摺接部の周方向両側に位置する爪部との間に形成される段差状の壁面が、軸方向上側に向かい両側の壁面間の周方向の幅が狭くなるように傾斜しているため、爪部におけるディスクと接触する部分の周方向の幅を増大させることができ、これによって爪部とディスクとの接触面積を増大させてディスク保持力を向上させることができる。
また、受部の周方向両側の側面も、軸方向上側に向かい周方向の受部の幅が狭くなるように傾斜しているため、受部が爪部間に嵌まり込むようにして摺接部に摺接する際に受部の側面と摺接部の周方向両側の段差状の壁面との間に必用以上の隙間が生じるのを防止しつつ、爪部とディスクとの接触面積を増大させることができる。
また、受部の周方向両側の側面と、摺接部の周方向両側の段差状の壁面とが軸方向上側に向けて受部及び両側の壁面間の幅が狭くなるように傾斜しているため、爪部材及び受部を射出成形によって形成する場合には、金型成形時の抜き勾配角度を利用して角度設定することができる。
請求項9及び請求項10に記載の発明によれば、請求項1ないし請求項8のいずれかのチャッキング装置をブラシレスモータ及びこのブラシレスモータをディスク駆動装置に搭載することによって、ディスクの各爪部材の当接箇所で生じる変形度合いや、付勢力のばらつきを軽減して、ディスクの調芯性能を向上させることができるとともに、ディスク保持に関与する爪部材とディスクとの接触面積を増大させ、ディスク保持力を向上させることができるブラシレスモータ及びディスク駆動装置を提供することができる。
<ブラシレスモータの全体構造>
本発明の一実施形態に係るチャッキング装置が用いられるブラシレスモータについて図1を参照して説明する。図1は、そのブラシレスモータを軸方向に切った模式断面図である。
まず、ブラシレスモータ1の固定部について説明する。
ハウジング10は、銅系材料を切削等の塑性加工にて回転軸J1と一致する中心を有する略円筒形状に形成される。ハウジング10の円筒部11の内周面にはスリーブ20が固定されている。このスリーブ20は、油を浸した焼結材料であり、略円筒形状に成形される。
ハウジング10の円筒部11の軸方向下側には、円筒部11と一体的に形成されるように径方向外側に延びる略円筒形状の固定基部12が形成される。この固定基部12の下端面には、径方向内側及び径方向外側に突起がそれぞれ形成される(以下、それぞれ内周突起12a、外周突起12bとする)。そして内周突起12aの内周面及び内周突起12aより径方向内側の下面に当接し、円筒部11及びスリーブ20に蓋をするようにプレート30がカシメにて固定される。このプレート30の上面には耐摩耗性及び摺動性に優れる樹脂材料にて円盤形状に成形されたスラストプレート40が配置される。
ハウジング10の固定基部12の外周部には、後述するステータ50を載置するようにステータ載置部12cが形成される。ステータ50は、略円環形状のコアバック部51a及びコアバック部51aから径方向外側へ放射状に延びるように複数形成されるティース部51bを有するステータコア51と、ステータコア51のティース部51bの周囲に導電線を複数積層して形成されたコイル52と、から構成される。
ハウジング10の固定基部12のステータ50より径方向内側には、円環形状の予圧マグネット60が固定されている。この予圧マグネット60の上面は、後述するロータホルダ100の蓋部101の下面と軸方向に対向する。
取付板70は、ハウジング10の外周突起12bの外周面と外周突起12bより径方向外側の下面に当接するようにカシメにて固定される。そして取付板70の上面には、ブラシレスモータの回転を制御する回路基板80が固定されている。これら取付板70及び回路基板80によってステータ50を軸方向下側より覆う形状となる。
次に回転部について説明する。
スリーブ30の内周面に挿通するようにシャフト90が回転軸J1と同軸に配置される。このシャフト90はスリーブ30の内周面に径方向に回転自在に支持され、そしてスラストプレート40の上面によって軸方向に回転自在に支持される。
シャフト90の上部には、ステータ50を覆うような略有蓋円筒形状のロータホルダ100(本発明のディスク当接部に相当)が固定される。このロータホルダ100は、薄板の磁性を有する鋼板をプレス加工にて形成される。またロータホルダ100は蓋部101と円筒部102とから構成される。
ロータホルダ100の円筒部102の内周面には、ロータマグネット110が固定される。そしてロータマグネット110の内周面はステータ50のティース部51bの外周面と径方向に小さな間隙を介して対向する。
ロータホルダ100の蓋部101の上面には、ディスク(図1では不図示)を着脱自在に取り付けることができるチャッキング装置130のセンタリングケース131が固定されている。そして蓋部101の外周縁には、ディスクを載置するディスク載置部101bが形成される。本実施形態では、ロータホルダ100がターンテーブルの役割を果たす。
<チャッキング装置>
本発明の一実施形態に係るチャッキング装置について図2ないし図5を参照して説明する。図2はそのチャッキング装置を上側から見た平面図であり、図3はセンタリングケースを示し、(a)はその平面図であり、(b)は、(a)のA−A線に沿った模式断面図である。図4は爪部材を示し、(a)はその側面図であり、(b)はその正面図であり、(c)はその平面図である。図5はチャッキング装置を軸方向に切った模式断面図である。図6は爪部材及び受部を周方向に切った模式断面図である。
図2を参照して、チャッキング装置130は、中央に回転軸J1と同軸に配置された略円筒形状のセンタリングケース131と、ディスク載置部101bを有するターンテーブルであるロータホルダ100とから構成される。ディスク載置部101bは、ロータホルダ100の上面にラバー等の摩擦係数の大きい材料が固定されることによって形成される。なお、本発明に係る回転体にはセンタリングケース131とターンテーブルとが相当しており、本発明に係る嵌合部にはセンタリングケース131の後述する円筒部131bが相当している。
センタリングケース131の外周側には、ディスクの中心開口部(図2では不図示)と回転軸J1とを一致させるように調整する(以下、単に調芯という)調芯爪131aと、ディスクの中心開口部の内周面と当接してディスクを保持する爪部材132と、を備える。特に本実施形態では、調芯爪131a及び爪部材132は、周方向に等間隔に互いに隣接して配置される。また調芯爪131a及び爪部材132は、それぞれ120度等配にてそれぞれ3つずつ配置される。またセンタリングケース131内には、爪部材132を径方向外側に付勢するための弾性部材133が収容されている。
図3を参照して、センタリングケース131は、円筒部131bと円筒部131bより上側に形成され、ディスクを円筒部131bに案内する案内部131cと、ロータホルダ100と固定する基部131dと、案内部131cと基部131dとを連結する天板部131eと、から構成される。基部131dの外周における後述する開口穴部131fに面する部分には、弾性部材133と係合するように径方向外側に突形状となる突起131gが形成される。
また、センタリングケース131の円筒部131bから天板部131eの外周側にかけて爪部材132を挿通可能にする収容開口穴部としての開口穴部131fが形成される。この開口穴部131fは、円筒部131b及び案内部131cに開口するように形成されている。また、開口穴部131fの径方向外側には、爪部材132の爪部132aが設けられる部分を収容する周方向の幅が拡大された拡幅部131f1が形成されている。この拡幅部131f1の周方向の幅は、爪部材132の後述する周方向両側の爪部132a間の周方向の幅よりも広く、かつ抜け止め部132cの周方向の幅よりも狭く設定されている。また、開口穴部131fの拡幅部131f1よりも径方向内方側の内方部131f2の周方向の幅は、前記周方向両側の爪部132a間の周方向の幅、及び、後述する爪部材132の上面における周方向両側の上側当接部132f間の周方向の幅よりも狭く設定されている。
また、センタリングケース131の円筒部131bにおける各開口穴部131fの下方側には、開口穴部131fに挿入された爪部材132と軸方向に対向するように受部131hがそれぞれ突設されている。この受部131hは、後述するように、ディスクの装着時に爪部材132がディスクの中心開口部によって押圧されたときに、爪部材132の摺接部132bが摺接されることにより、爪部材132の径方向内方への移動を促すようになっている。
このように、センタリングケース131の円筒部131bに設けられる開口穴部131fの径方向外側に、爪部材132の先端部132d側の部分を収容する周方向の幅が広くなる拡幅部131fが形成されるため、爪部材132の後述する上側当接部132fを摺接部132bとは関係のない、爪部132aよりも径方向内方側に設けることができ、これによってセンタリングケース131の天板部131eの厚み設定の自由度を拡大させることができ、天板部131eの強度を容易に確保できる。さらに説明すると、受部131hとの摺接により爪部材132の出没変位を容易にするためには、爪部材132に設ける摺接部132bの摺接面132b1を爪部材132の上側部分まで形成する必要がある。これに関連して、構成によってはセンタリングケース131の天板部131eは、爪部材132の摺接面132b1を上側に確保するため、厚みを薄くする必要がある場合があり、強度が低下する場合がある。この点に関し、本実施形態に係る構成の場合、爪部材132の上側当接部132fを摺接部132bとは関係のない、爪部132aよりも径方向内方側に設けることができるため、天板部131eの厚みに対する制約を軽減することがきる。
図4を参照して、爪部材132は、ディスクを保持する複数(本実施形態では2つ)の爪部132aと、爪部132aの間に形成され、爪部材132を摺動させる摺接部132bと、爪部材132の径方向外側への移動を規制する抜け止め部132cとから構成される。
2つの爪部132aは、爪部材132の径方向外方側において周方向に間隔をあけて設けられている。この各爪部132aには、ディスクの中心開口部の上端縁と当接して、ディスクを保持するディスク保持面132a1が、軸方向に対して斜め下外方を向くように傾斜して形成される。この爪部132aの上面132a2とディスク保持面132a1とが連結する位置には、外側に向かい突形状となる曲面である先端部132a3が形成される。この上面132a2からディスク保持面132a1にかけて鏡面加工が施されている。この鏡面加工によって、ディスクがディスク保持面132a1まで挿入しやすくなる。したがって、ディスク装着力を低減させることができる。
また、爪部材132の先端部132dは、ディスク保持力確保のため、2つの爪部132aの先端部132a3を周方向に連結する略円弧形状を有している。さらに、爪部材132の先端部132dは、以下に述べる摺接部132bより軸方向上側に形成されている。
このように本実施形態では、爪部材132に周方向の両側に2つの爪部132aを設けているため、爪部材132からディスクに与えられる付勢力を分散することによりディスクの各爪部材132の当接箇所で生じる変形度合いや、付勢力のばらつきを軽減して、ディスクの調芯性能を向上させることができる。
また、複数の爪部132aを爪部材132に設けることにより、ディスク保持に関与する爪部材132とディスクとの接触面積を増大させ、ディスク保持力を向上させることができる。
また、爪部材132の先端部132dが周方向両側の2つの爪部132aの先端部132a3を周方向に連結する略円弧形状を有しているため、ディスクが抜去されるときに爪部材132の略円弧形状の先端部132dの全体をディスクの中心開口部に接触させてディスク保持に寄与する接触面積を増大させることができ、その結果、ディスク保持力をさらに向上させることができる。
また、爪部材132の先端部132dを、2つの爪部132aの先端部132a3を周方向に連結する略円弧形状にし、爪部材132がディスクの中心開口部に接触する部分の周方向の幅を拡大するとともに、爪部材132の先端部132dを摺接部132bよりも軸方向上側に形成することにより、複数のディスク基板を貼り合わせて構成されたディスクの装着時に、爪部材132の先端部132dがディスク基板間に入り込み難くすることができ、爪部材132の先端部132dがディスク基板間に入り込むハーフチャック現象の発生を抑制できる。
摺接部132bは、2つの爪部132aの間に位置し、爪部132aの上面132a2よりも軸方向下側であって、かつディスク保持面132a1よりも軸方向上側に位置するように形成された摺接面132b1を有している。このため、摺接部132bは、その周方向両側に位置する爪部132aに対して略軸方向上側に段差状に窪んだ形状となっている。摺接部132bの摺接面1321は、軸方向に対して斜め下外方を向くように傾斜しており、受部131hと摺接することにより、爪部材132を径方向へ摺動する。また、摺接面132b1には、鏡面加工が施されている。
ここで、爪部材132の爪部132a及び摺接部132bの上面132e(図4(c)参照))において、先端部132d側においては、周方向の幅Wa1は周方向両側の爪部132a間の幅と一致し、先端部132dより径方向内方における周方向の幅Wa2は、周方向両側の爪部132a間の幅よりも小さく形成されることによって、センタリングケース131の天板部131eの下面に形成された下向当接面と当接する上側当接部132fが周方向の両側に形成されている。
このように、爪部材132の上面における爪部132aが設けられる爪部材の径方向外方側の部分の周方向の幅Wa1が上側当接部132fが設けられる部分の周方向の幅Wa2よりも大きく設定されているため、爪部材132がディスクの中心開口部に接触する接触面積を増大させることができ、ディスク保持力の向上等が図れる。
爪部132a及び摺接部132bの径方向内方側の面には、弾性部材133と係合するように径方向内側に突形状となる突起132gが形成される。
抜け止め部132cは、爪部132a及び摺接部132bから径方向内方側に略二股に分かれて張り出すように形成されている。その左右の張出部132c1の外側の側面間の周方向の幅は、周方向両側の爪部13aの外側の側面間の幅よりも広く設定されている。
このような抜け止め部132cの外周面における径方向外方側の部分には、センタリングケース131の円筒部131bの内周面と当接して爪部材132の径方向外側への移動を規制する移動規制面132c2が形成される。また抜け止め部132cの張出部132c1の上面には、径方向内側に向かい軸方向下側に傾斜する傾斜面132c3が形成される。
図5を参照して、ディスクが装着されていない状態におけるチャッキング装置130について説明する。
センタリングケース131と爪部材132との径方向の間には、爪部材132を径方向外側に付勢する弾性部材133が配置される。特に本実施形態における弾性部材133はコイルばねであり、向け止め部132cの張出部132c1の間に配置される。そして、弾性部材133の径方向外側は、爪部材132の爪部132a及び摺接部132bの径方向内側の面の突起132gによって係合されて爪部132a及び摺接部132bの径方向内側の面に当接する。弾性部材133の径方向内側は、センタリングケース131の基部131dにおける径方向外側の面の突起131gによって係合されて基部131dの径方向外側の面に当接する。
弾性部材133によって径方向外側に付勢された爪部材132は、抜け止め部132cの移動規制面132c2とセンタリングケース131の円筒部131bの内周面とが当接することによって爪部材132の径方向の移動を規制している。
図6を参照して、受部131hの周方向両側の側面131h1は、軸方向上側に向かい受部131hの周方向の幅が狭くなるように傾斜している。また、爪部材132の摺接部132bと摺接部132bの周方向両側に位置する爪部132aとの間に形成される段差状の壁面132hは、軸方向上側に向かい両側の壁面132h間の周方向の幅が狭くなるように傾斜している。
また、爪部材132及び受部131hは、樹脂材料を射出成形によってそれぞれ成形されており、受部131hの側面131h1、及び爪部材132における段差状の壁面132hの傾斜角度は、部材132及び受部131hの金型成形時の抜き勾配角度に設定されている。また、受部131hの側面131h1の軸方向に対する傾斜角度は、爪部材132における段差状の壁面132hの軸方向に対する傾斜角度よりも大きく設定されている。
このように、爪部材132における摺接部132bの周方向両側に位置する段差状の壁面132hが、軸方向上側に向かい両側の壁面132h間の周方向の幅が狭くなるように傾斜しているため、爪部132aにおけるディスクと接触する部分の周方向の幅Wb(図4(b)参照)を増大させることができ、これによって爪部132aとディスクとの接触面積を増大させてディスク保持力を向上させることができる。
また、受部131hの周方向両側の側面131h1も、軸方向上側に向かい周方向の受部131hの幅が狭くなるように傾斜しているため、受部131hが爪部材132の爪部132a間に嵌まり込むようにして摺接部132bに摺接する際に受部131hの側面131hと摺接部132bの周方向両側の段差状の壁面132hとの間に必用以上の隙間が生じるのを防止しつつ、爪部132とディスクとの接触面積を増大させることができる。
また、受部131hの周方向両側の側面131h1と、摺接部132bの周方向両側の段差状の壁面132hとが軸方向上側に向けて受部131h及び両側の壁面132h間の幅が狭くなるように傾斜しているため、爪部材132及び受部131hを射出成形によって形成する場合に、金型成形時の抜き勾配角度を利用して角度設定することができるようになっている。
<爪部材の回転及び摺動動作>
次に爪部材132の回転及び摺動動作について図7及び図8を参照して説明する。図7及び図8は図5と同様にチャッキング装置130を軸方向に切った模式断面図である。また図7は、ディスクDが爪部材132の先端部132dと当接した状態を示した図であり、図8はディスクDをディスク載置部101bに載置された状態を示した図である。ここでディスクDは2つのディスク基板を貼り合わせたディスクである。図9は爪部材132の先端部132dのディスク載置101bからの軸方向高さL1とハーフチャック現象の発生率との関係を示したグラフである。
図7を参照して、ディスクDが爪部材132の爪部132aの上面132a2に当接し、先端部132dを軸方向下方に押し下げつつ軸方向下方に変位されるのに伴って、爪部材132は、摺接部132bに受部131hが摺接され、保持爪部132aの先端部132dが軸方向下側に回転するとともに、径方向内側へ移動する。
また、ディスクDは、ディスク載置部101b側の下側ディスク基板D1及びディスク基板D1の上面に接着剤にて貼り合わされた上側ディスク基板D2とから構成される。そして、下側ディスク基板D1、及び上側ディスク基板D2は、それぞれ中心開口部D1a、D2aを有する。
ディスクDが案内面132a1に当接した場合における爪部材132の回転動作する下側回転支点RF1は、爪部材132の上面の上側当接部132fとセンタリングケース131の天板部131eの下面とが当接する位置によって決定される。なお、この下側回転支点RF1を形成する爪部材132の上側当接部132fは、ディスクDの方向下方への変位に伴って、天板部131eの下面に沿って径方向内方に移動するようになっている。
また、図7に示すように、上側ディスクD2の中心開口部D2aと爪部材132の先端部132dとが当接した状態、すなわち、爪部材132が最も径方向内側に移動した状態では、下側回転支点RF1は最も径方向内側へ移動した状態となる。そして、先端部132dは最も軸方向下側に回転する。
先端部132dのディスク載置部101bの上面からの軸方向高さL1は、下側ディスクD1と上側ディスクD2との貼り合わせ面である境界部BLよりも軸方向上側に位置する。したがって、先端部132dの回転動作は、軸方向高さL1が境界部BLよりも軸方向上側の範囲において行われる。特に本実施形態では、受部131h及び摺接部132bによって、先端部132dが軸方向高さL1に位置される時に、ディスクDの中心開口部D1a、D2aの内周面まで先端部132dが径方向内側へ摺動するようになっている。したがって、下側回転支点RF1を中心として、受部131hによって摺接部132bの軸方向の位置に制限を加えることにより、先端部132dの軸方向の位置に制限を加えることができる。
また、ディスクDを装着する際に使用者はディスクDの外周縁を押さえてチャッキング装置130に装着する場合がある。ディスクDは、外周縁を押さえられると、中心開口部D1a、D2aは、軸方向上側に撓み、かつ境界部BLには軸方向の間隙が形成される。またCDとDVDとを貼り合わせたDual Discでは、DVD側のディスク基板の厚さが約0.6mmに対してCD側のディスク基板の厚さが約0.9mmとなる。そしてCD側を軸方向下側に載置する際には、貼り合わせの境界部BLはより軸方向上側に位置する。その上、Dual Discの外周縁を押さえてCD側を軸方向下側としてチャッキング装置130に装着する場合は、ディスクDが軸方向上側に撓み、かつ境界部BLには軸方向の間隙が形成されるので、境界部BLの間隙より軸方向上側の範囲にて先端部132dが回転する必要がある。このような状態における先端部132dの回転動作の範囲は、軸方向高さL1が約1.1mm以上であることが望ましい。軸方向高さL1が約1.1mm以上の範囲内において先端部132dが回転動作を行うと、先端部132dの軸方向高さL1は、ディスクDがディスク載置部101bに載置された状態において、境界部BL以下となることはない。したがって、先端部132a3が境界部BLに形成された間隙の間に入ってしまう、ハーフチャック現象の発生を防ぐことができる。
次に図9を参照して、Dual DiscのCD側をディスク載置面101bに載置した際の軸方向高さL1とハーフチャック現象の発生率との関係について説明する。
図9は、Dual Discをディスク載置面101bにCD側を約20回載置した際、先端部132dのディスク載置面101bからの軸方向高さL1を可変した場合のハーフチャック現象の発生率を示したグラフである。またこのDual Discは、境界部BLを接着剤を塗布することにより、貼り合わされている。そしてこの境界部BLにおける径方向内側には接着剤が塗布されていない領域がある。グラフの縦軸をハーフチャック現象の発生頻度(%)、縦軸を軸方向高さL1(mm)とする。
図9のグラフより、軸方向高さL1の高さを大きくすることによってハーフチャック現象の発生頻度は比例的に小さくなる。この関係を近似直線にて結ぶと、縦軸をy(ハーフチャック発生頻度)、横軸をx(軸方向高さL1)として、実験結果よりy=−614.64x+667.63の関係式が成り立つ。y=0となるときにハーフチャック現象はなくなるので、y=0のときのxの値がハーフチャック現象を発生させない軸方向高さL1となる。したがって、上記等式を計算するとx=約1.1mmとなるので軸方向高さL1は、約1.1mm以上であることが望ましい。またこのx値は、Dual Discを貼り合せる接着剤の塗布量によって若干異なった値となる。
図8を参照して、爪部材132は、図7の状態から弾性部材133の径方向外側への力によってディスク保持面132a1が上側ディスク基板D2の中心開口部D2aの上端縁に当接して、ディスクDを保持する。この状態において、爪部材132の上面における上側当接部132fとセンタリングケース131の天板部131eの下面の下向当接面とは当接する。そして抜け止め部材132cの軸方向下側面133c4とロータホルダ100の上面とが当接する。このように爪部材132の軸方向両側にて当接しているので、ディスクDを抜去する際には、爪部材132は回転せずに径方向内側に移動する動作のみである。したがって、ディスク保持力を大きくすることができる。
<ディスク駆動装置>
本発明に係るディスク駆動装置の一形態について図10を参照して説明する。図10は、ディスク駆動装置を軸方向に切った模式断面図である。
図10を参照して、ディスク駆動装置200は、中心に開口穴部211を有した円盤形状のディスク210の開口穴部211に挿入されることによってディスク210の回転中心と同軸に調芯し、ディスク210を回転させるブラシレスモータ220と、ディスク210にレーザーを放射することによってディスクの情報の記録再生を行うピックアップ機構230と、このピックアップ機構230をディスク210の径方向に移動を行うギア機構240と、これらを収容する筺体250と、を備える。
ギア機構240は、モータ241と、このモータ241の回転トルクを伝達される被伝達側ギア242と、を備える。
また筺体250には、ディスク210の移動とギア機構240とを分ける薄板にて形成された境界板251が形成される。そして筺体250には、ディスク210の挿入及び取り出しを行う開口穴部252が形成されている。
ピックアップ機構230は、レーザーを放射する記録再生部231と、この記録再生部231のディスク210の回転径方向への移動方向とは垂直に設けられ、記録再生部231の移動を行う移動部232と、を備える。この移動部232は、被伝達側ギア242と噛み合う噛み合い部232aを有する。そして記録再生部231には移動部232と噛み合うことによって径方向に移動する。
モータ241に取り付けられたギア部241aと被伝達側ギア242が噛み合うことによって被伝達側ギア242は回転し、被伝達側ギア242が移動部232の噛み合い部232aと噛み合うことによって移動部232が径方向に移動する。そしてこの移動部232の移動によって記録再生部231は径方向に移動する。
以上、本発明の実施形態について記載したが、本発明はこれに限定されることなく、特許請求の範囲において種々の変形が可能である。
例えば、ディスク保持面132a1と摺接面132b1とは同一面にて形成されていてもよい。
例えば、本発明のブラシレスモータは、ステータ50の径方向外側にロータマグネット110が径方向に対向して配置された構造であったが、本発明はこれに限定されることはない。例えば、ステータ50のティース部51bが回転軸J1に向かい延びる形状であり、そのティース部51bの内周面とロータホルダ110の外周面とが径方向に対向して配置された構造であってもよい。また、ステータ50とロータマグネット110とが軸方向に対向して配置された構造であってもよい。
なお、上述の実施形態では爪部材132に2つの爪部132aを設け、その2つの爪部132aの間に1つの摺接部132bを設けるようにしたが、3つ以上の爪部132aを設けるようにしてもよい。また、3つ以上の爪部132aを設けた場合、摺接部132bは各爪部132aの間に設けられる。
本発明のブラシレスモータの実施例の一形態を示した軸方向に切った模式断面図である。 本発明のチャッキング装置を上側から見た平面図である。 (a)は本発明のセンタリングケースを上側から見た平面図であり、(b)センタリングケースを軸方向に切った模式断面図である。 (a)は本発明の爪部材の側面図であり、(b)は爪部材の正面図であり、(c)は爪部材の平面図である。 本発明のチャッキング装置におけるディスク装着前の状態を示した軸方向に切った模式断面の半図である。 本発明の爪部材及び受部を周方向に切った模式断面図である。 本発明のチャッキング装置における爪部材が径方向内側へ移動した状態を示した軸方向に切った模式断面の半図である。 本発明のチャッキング装置におけるディスクを保持した状態を示した軸方向に切った模式断面の半図である。 本発明のチャッキング装置における爪部材の先端部の回転高さとハーフチャック現象の発生率との関係を示したグラフである。 本発明のディスク駆動装置を示した軸方向に切った模式断面図である。
符号の説明
1 ブラシレスモータ、50 ステータ、100 ロータホルダ(ターンテーブル)、110 ロータマグネット、101b ディスク載置部、130 チャッキング装置、131 センタリングケース、131b 円筒部、131e 天板部、131f 開口穴部、131f1 拡幅部、131h 受部、132 爪部材、132a 爪部、132a1 ディスク保持面、132a3 先端部、132b 摺接部、132b1 摺接面、132c 抜け止め部、132d 先端部、132f 上側当接部、133 弾性部材、200 ディスク駆動装置、210、D ディスク、220 ブラシレスモータ、230 ピックアップ機構、250 筐体、252 開口穴、D1 下側ディスク基板、D1a 中心開口部、D2 上側ディスク基板、D2a 中心開口部、BL 境界部、J1 回転軸。

Claims (10)

  1. 中心開口部を有し、所定の軸周りに回転駆動されるディスクの前記中心開口部を着脱自在に保持するチャッキング装置であって、
    前記ディスクの前記中心開口部内に嵌め込まれる嵌合部と、その嵌合部の外周に設けられ、前記嵌合部が前記ディスクの前記中心開口部に嵌め込まれたときに前記ディスクと当接するディスク当接部とを有し、回転駆動される回転体と、
    前記回転体の前記嵌合部の外周面より径方向外方に出没変位可能に設けられ、前記ディスクの前記中心開口部を径方向外方に付勢する複数の爪部材と、
    前記爪部材を径方向外方に付勢する複数の弾性部材と、
    前記回転体に前記爪部材と前記軸方向に対向するように設けられ、前記嵌合部が前記ディスクの前記中心開口部に嵌め込まれ、前記爪部材が前記中心開口部によって押圧されたときに、前記爪部材が摺接され、前記爪部材の径方向内方への移動を促す複数の受部と、
    を備え、
    前記爪部材は、
    前記ディスクの前記中心開口部を径方向外方に付勢する複数の爪部と、
    前記複数の爪部の間に形成され、前記受部と摺接する少なくとも1つの摺接部と、
    を有することを特徴とするチャッキング装置。
  2. 請求項1に記載のチャッキング装置であって、
    前記爪部材の先端部は、前記複数の爪部の先端部を周方向に連結する略円弧形状を有していることを特徴とするチャッキング装置。
  3. 請求項2に記載のチャッキング装置において、
    前記爪部材の先端部は、前記摺接部より軸方向上側に形成されることを特徴とするチャッキング装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のチャッキング装置において、
    前記回転体の前記ディスク当接部の前記ディスクと当接する当接面を基準とした前記爪部材の最も径方向外方に位置する突端の軸方向に沿った高さが、前記出没変位の過程で約1.1mm以上に維持されることを特徴とするチャッキング装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のチャッキング装置において、
    前記回転体の前記嵌合部は、天板部を有する略円筒形状に形成され、
    前記天板部の下面に前記爪部材の上面と当接する下向当接面が形成されるとともに、その径方向外方側に前記爪部材の上部を収容する収容開口穴部が形成され、
    前記爪部材の上面において、先端部側においては、周方向の幅は周方向の両端部に位置する前記爪部間の幅と一致し、前記先端部より径方向内方における周方向の幅は、周方向の両端部に位置する前記爪部間の前記幅よりも小さく形成されることによって、周方向の両側に前記天板部の前記下向当接面と当接する上側当接部が形成され、
    前記収容開口穴部の径方向外側には、前記爪部材の前記先端部を収容する周方向の幅が拡大された拡幅部が形成されることを特徴とするチャッキング装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のチャッキング装置において、
    前記摺接部は、その摺接部の周方向両側に位置する前記爪部に対して略軸方向上側に段差状に窪んでおり、
    前記受部の周方向両側の側面は、軸方向上側に向かい前記受部の周方向の幅が狭くなるように傾斜し、
    前記摺接部と前記摺接部の周方向両側に位置する前記爪部との間に形成される段差状の壁面は、軸方向上側に向かい両側の壁面間の周方向の幅が狭くなるように傾斜していることを特徴とす
    るチャッキング装置。
  7. 請求項6に記載のチャッキング装置において、
    前記爪部材及び前記受部は、樹脂材料を射出成形によってそれぞれ成形され、
    前記受部の前記側面、及び前記爪部材における前記段差状の壁面の傾斜角度は、金型成形時の抜き勾配角度に設定されることを特徴とするチャッキング装置。
  8. 請求項7に記載のチャッキング装置において、
    前記受部の前記側面の軸方向に対する傾斜角度は、前記爪部材における前記段差状の壁面の軸方向に対する傾斜角度よりも大きいことを特徴とするチャッキング装置。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のチャッキング装置を備えたブラシレスモータであって、
    前記回転体の内周部に設けられたロータマグネットと、
    前記ロータマグネットの内方に設けられた電機子と、を備えることを特徴とするブラシレスモータ。
  10. 請求項9に記載のブラシレスモータを備えたディスク駆動装置であって、
    前記ディスクの径方向に対して移動可能であり、該ディスクから光学的に情報を記録再生するピックアップ機構と、
    前記ピックアップ機構の径方向の移動を実現するための歯車列を有する移動機構と、
    前記ディスクの挿入及び排出を行う開口部を有する筐体と、
    を備えることを特徴とするディスク駆動装置。
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