JP4978257B2 - チャッキング装置を備えたモータ、およびこのモータを搭載したディスク駆動装置 - Google Patents
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Description
本発明のモータの実施例の一形態について、図1を用いて説明する。図1は、モータを軸方向から切った模式断面図である。
次に本発明のチャッキング装置40について、図2乃至図14を用いて説明する。図2は、図1のチャッキング装置40の周囲の拡大図である。図3は、チャッキング装置40を上側より見た平面図である。
次にチャッキング装置40のスタンバイ状態について図15を用いて説明する。図15は、チャッキング装置40のスタンバイ状態を示した、軸方向に切った模式断面図である。ここで、図15において、弾性部材43は、省略する。
次にチャッキング装置40にディスクD1を装着した際の爪部材42の動作について図6乃至図18を参照して説明する。図16は、ディスクD1が爪部材42に接触し始めた状態を示した模式断面図である。図17は、爪部材42が最も径方向内側に移動した状態を示した模式断面図である。図18は、爪部材42がディスクD1を保持した状態を示した模式断面図である。ここでディスクD1は、2枚のディスク基板を貼り合わせて形成された円盤形状である。
次に、ディスクD1よりも軸方向の厚みの薄いディスクD2をチャッキング装置40に載置した場合の爪部材42について、図19を用いて説明する。図19は、ディスクD2がディスク載置部44に載置された状態を示す、軸方向に切った模式半断面図である。
次に本発明のモータを搭載したディスク駆動装置の実施例の一形態について図20を用いて説明する。図20は、本発明のディスク駆動装置を軸方向に切った模式断面図である。
20 回転体
22 ロータホルダ
221 シャフト固定部
222 蓋部
2221 中央突部
2221a 内側円筒部(円筒部)
2221b 内側蓋部
223 円筒部
23 ロータマグネット
30 固定体
31 スリーブ(軸受部材)
35 ステータ
40 チャッキング装置
41 センターケース
411 基部
4111 接触部
4111a 接触面
4111b 突起部
4111c 傾斜部(傾斜面)
412 蓋部
4123 ゲート部
414 受部
4145 縮径部
4161 凹部(接触回避部)
42 爪部材
4212 先端部
4213 ディスク保持面
4214 摺動部
4215 傾斜部
44 載置部(ディスク載置部)
50 ディスク駆動装置
52 光ピックアップ機構
53 移動機構
55 シャーシ
Claims (9)
- 中心開口部を有する円盤状のディスクを着脱可能とするチャッキング装置を備えたモータであって、
所定の中心軸と同軸に配置され、回転軸となるシャフトと、
前記中心軸の周りを前記シャフトとともに回転するロータマグネットと、
該シャフトを回転自在に支持する軸受部材と、
前記ロータマグネットを保持する円筒部と該円筒部から径方向内側に向かって延びる蓋部と前記シャフトに固定される周面を有するシャフト固定部とから構成されるロータホルダと、を備え、
前記ロータホルダの前記蓋部の中央部には、前記軸受部材の上部の一部を収容する円筒形状の中央突部が形成され、
前記チャッキング装置は、前記ロータホルダの軸方向上側に配置され、且つ、
前記中心軸を中心とした円筒部と該円筒部の軸方向上側に蓋をする蓋部と前記シャフト固定部に固定される基部とを有し、前記ディスクの前記中心開口部が嵌るセンターケースと、
該センターケースに収容される弾性部材と、
前記弾性部材と当接し、前記ディスクを保持する、径方向に移動自在な爪部材と、を備え、
前記センターケースは、前記シャフト固定部の外周面と前記基部とのみ接触し、
前記基部には、前記シャフト固定部の前記外周面と固定する内周面と前記弾性部材と当接する外周面とを有し、
前記外周面の周方向の一部には、前記弾性部材と接触する接触面を有する接触部が形成され、
該接触面は、前記中央突部の外周面と軸方向に重なる位置まで形成され、且つ、前記弾性部材の一端は該接触面のみにて当接することを特徴とするモータ。 - 請求項1に記載のモータであって、
前記ロータホルダは、金属板をプレス加工することによって形成されることを特徴とするモータ。 - 請求項1に記載のモータであって、
前記中央突部には、円筒部と、該円筒部と前記シャフト固定部とを連結する内側蓋部と、が設けられ、
前記円筒部と前記内側蓋部との間には、外周面が曲面となる屈曲部が形成され、
前記接触部の内面における該屈曲部と対向する部位には、傾斜面が形成されることを特徴とするモータ。 - 請求項3に記載のモータであって、
前記接触部の前記傾斜面を含む内面は、前記中央突部の前記円筒部の外周面に沿った曲面にて形成されることを特徴とするモータ。 - 請求項3および請求項4のいずれかに記載のモータであって、
前記接触面には、径方向外側に向かい突出する突起部が形成され、
前記弾性部材は、コイルバネであり、且つ、該弾性部材は、前記突起部と係合し、
前記突起部と前記傾斜面とは、軸方向に重なることを特徴とするモータ。 - 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のモータであって、
前記接触面の周方向の両側には、径方向内側に向かい凹形状となる、前記爪部材との接触を避ける接触回避部が形成されることを特徴とするモータ。 - 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のモータであって、
前記センターケースは、樹脂材料を射出成形することによって形成され、
前記蓋部には、樹脂材料を注入する場所である複数のゲート部が形成され、
前記複数のゲート部は、前記中央突部より径方向外側に形成されることを特徴とするモータ。 - 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のモータであって、
前記センターケースは、樹脂材料を射出成形することによって形成され、
前記センターケースの前記円筒部の外周面の軸方向下端部を含む下部には、径方向内側に向かい凹む縮径部が形成されることを特徴とするモータ。 - 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のモータを搭載したディスク駆動装置であって、
前記ディスクを光学的に記録再生する光ピックアップ機構と、
前記光ピックアップ機構を前記ディスクの径方向に移動可能とする移動機構と、
前記モータを取り付けるシャーシと、を備え、
前記シャーシには、開口穴が形成され、前記光ピックアップ機構は、前記開口穴の中に配置されることを特徴とするディスク駆動装置。
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