JP4596308B2 - モータ - Google Patents

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Description

本発明は、本発明は電動式のモータに関する。
CD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)等の着脱式ディスクの駆動用モータとしては、従来より、例えば、特許文献1に記載されているように、モータのロータ上面に情報が記憶されたディスクを固定する機構を搭載したものが用いられる。着脱式ディスクの駆動用モータでは、近年、ノート型コンピュータやディスク駆動装置の小型に伴い、薄型化が求められている。ステータ、駆動用の磁石、軸受機構等の高さを小さくして単純にモータを薄型化する手法では、所定の回転数におけるトルク不足を招いたり、軸受の長さが不足してロータを安定して支持することができず、ロータに振れ回りが生じる等の不具合が発生するため、薄型化に限界がある。
モータを薄型化する一手法として、ロータのシャフトの周囲に環状の凹部を設け、スリーブやスリーブホルダの一部をこの凹部に挿入する構造が知られている。このような構造は、特許文献2ないし6に記載されている。また、特許文献2および6には、スリーブホルダと凹部との間に設けられた抜止構造も開示されている。特許文献7には、スリーブの外周面に段差を設けて、部分的に肉厚が薄くされたものが開示されている。
一方、モータ(特に、スリーブを軸受機構に有するモータ)では、安定した回転を実現するために、ロータとステータとを互いに軸方向に引き合わせるスラスト力を発生する構造(いわゆる、磁気バイアス構造)が必要とされる。磁気バイアス構造は、駆動用の電機子と界磁用磁石との間で軸方向に磁気的中心をずらすことにより実現するものがよく知られているが、特許文献8の図2では、スリーブ上に磁性板を取り付け、ロータ側に磁石を取り付けたものが開示されている。また、特許文献9には、磁気バイアスを得るための磁石に取り付けられるヨークを抜け止めに利用する構造が開示されている。
特開2001−339896号公報 特開平11−73722号公報 特開2003−45105号公報 特開2002−176742号公報 特開2000−166170号公報 特開平11−262214号公報 特開平10−80119号公報 特開2001−286113号公報 特開平11−55900号公報
ところで、特許文献3ないし5に記載のモータでは、ロータのシャフト近傍に設けられる凹部は、主としてスリーブを収納するために利用されるのみであり、凹部の空間を必ずしも有効に活用しているとはいえない。また、特許文献2および6のモータには凹部とスリーブホルダとの間に抜止機構が設けられるが、この場合、スリーブホルダの大きさに合わせて凹部の径が大きくなってしまい、例えば、着脱式ディスクの駆動用モータのようにロータの上面に様々な構造物が載置される用途には適さない。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、効率よく薄型化が可能な構造のモータを提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、電動式のモータであって、シャフトと、前記シャフトが挿入されるスリーブと、前記シャフトの一端に取り付けられたロータ部と、前記スリーブを前記ロータ部とは反対側から保持するステータ部と、前記シャフトの中心軸を中心に前記ロータ部を前記ステータ部に対して回転させる駆動機構と、前記駆動機構よりも前記シャフト側において前記ロータ部と前記ステータ部との間に互いに引き合う磁力を発生する磁気構造と、前記シャフトの前記スリーブからの分離を防止する抜止構造と、を備え、前記ロータ部は、前記シャフトの取付位置の周囲において前記スリーブの上部を収納する凹部を備え、前記抜止構造は、前記ステータ部側に固定され、少なくとも一部が前記凹部内に備えられ、磁性体であるヨークで構成される第1抜止部と、前記凹部の開口の外縁部に備えられる第2抜止部と、を備え、前記磁気構造が前記凹部内に設けられる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモータであって、前記第1抜止部は前記ロータの前記凹部の開口の周縁部端面上方で、前記凹部内に位置する。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のモータであって、前記磁気構造が、前記スリーブまたは前記スリーブの外周を保持するスリーブホルダの前記ロータ部側の端面に設けられた第1抜止部と、前記第1抜止部の前記ロータ部側に設けられた磁石と、を備え、前記第1抜止部は、前記凹部内にて前記シャフトに垂直に外側へと突出し、前記第1抜止部の前記ステータ部側において前記凹部の開口の周縁部または内周面から内側へと突出する前記第2抜止部と、を備える。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載のモータであって、前記ロータ部上に情報が記憶されたディスクが着脱可能に載置されるディスク載置面が設けられ、ディスクをロータ本体へ向かって付勢する押圧部を有し、前記ディスク載置面上にディスクを固定するディスク固定機構が設けられ、前記ディスク固定機構と、前記凹部の外側の側壁との上下方向の位置が重なる。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載のモータであって、前記ロータ部上に情報が記憶されたディスクが着脱可能に載置されるディスク載置面が設けられ、前記凹部の底面が、前記ディスク載置面よりも前記ステータ部から離れている。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のモータであって、前記ディスク載置面上にディスクを固定するディスク固定機構をさらに備え、前記ディスク固定機構が、前記中心軸を中心とする円周に沿って配置された複数の押圧部と、前記複数の押圧部の前記中心軸側にそれぞれ位置し、ディスク載置時に前記複数の押圧部から力を受けて弾性変形する複数の弾性部とを備え、前記複数の押圧部のそれぞれと対応する弾性部とが2色成形により一体的に成形されたものである。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のモータであって、前記ディスク固定機構の前記複数の弾性部が、前記ロータ部の前記凹部の外側の側面に当接する。
請求項1ないし3の発明では、磁気構造と、抜止構造の少なくとも一部をロータ部の凹部内に設けることにより、モータを効率よく薄型化することができる
また、請求項5および6の発明では、ディスクが着脱可能なモータを効率よく薄型化することができ、特に請求項6の発明では、容易に薄型化が実現される。
図1は本発明の一の実施の形態に係るディスク駆動用モータ(モータ本体の部分と区別するために、以下、「モータユニット」と呼ぶ。)1を示す断面図である。図1では細部の断面は平行斜線を略して示している。モータユニット1は、電動式のブラシレスDCモータであるモータ本体(以下、単に「モータ」と呼ぶ。)2、および、中心孔を有するディスクを着脱可能に固定するディスク固定機構3を備える。モータユニット1は、例えば、パーソナルコンピュータ、DVDプレーヤ、ビデオゲーム機等に搭載されたディスク駆動装置に挿入される情報が記憶されたディスクを回転するために用いられる。
モータ2は、ロータ部21およびステータ部22を有し、ロータ部21はシャフト231およびスリーブ232によりステータ部22に対して回転可能に支持される。シャフト231が挿入されるスリーブ232は滑り軸受であってもよく、ラジアル動圧軸受であってもよい。以下の説明においてロータ部21およびステータ部22という用語は、シャフト231およびスリーブ232を含まない部位を指すものとして用いる。
ロータ部21はステータ部22側(図1中の下側)に開口する略椀状で強磁性体をプレス加工することにより形成されたロータ本体211(右側に符号を付す。)を有し、ロータ本体211の内周面には多極着磁された円環状の界磁用磁石212が取り付けられる。また、ロータ本体211の中央にはシャフト固定部213が設けられ、シャフト固定部213にシャフト231の一端が固定される。ロータ本体211の上面は、ディスクが載置されるディスク載置面2111(いわゆるターンテーブル)(左側に符号を付す。)とされる。
ステータ部22はベースプレート221を有し、ベースプレート221の中央にはロータ部21側に向かって突出する略円筒状のスリーブホルダ233が設けられる。スリーブ232はスリーブホルダ233に圧入されてロータ部21とは反対側から保持される。
スリーブホルダ233の外周面には電機子222が界磁用磁石212に対向して設けられる。電機子222にはベースプレート221に設けられた電流供給回路が接続され、供給される電流が制御されることにより、界磁用磁石212および電機子222により構成される駆動機構がトルクを発生し、シャフト231の中心軸J1を中心としてロータ部21をステータ部22に対して回転させる。スリーブホルダ233のロータ部21とは反対側には、蓋部材234が取り付けられ、蓋部材234とシャフト231の自由端との間には、シャフト231の先端が摺動しながら当接するカウンタプレート235が設けられる。
図2は、シャフト231の取付位置近傍を拡大して示す図である。ロータ部21は、シャフト231の取付位置の周囲、すなわち、シャフト固定部213近傍においてステータ部22に向かって開口する環状の凹部214を備え、凹部214にはスリーブ232の上部が収納される。凹部214の底面2141は、図1に示すようにロータ本体211の上面であるディスク載置面2111よりもステータ部22から離れており、凹部214を設けることによりディスク載置面が段付きとなっている。スリーブ232の上部は、図2に示すように外周部が取り除かれた段差部2321を有し、段差部2321の中心軸J1に垂直な面上には、環状の磁性板であるヨーク241(図2の右側に符号を付す。)が接着され、環状の磁石242がヨーク241のロータ部21側に接着されて設けられる。一方、凹部214の開口の外縁部には、環状の抜止板243が溶接により取り付けられる。
磁石242は全体が凹部214内に位置し、磁石242の上面は凹部214の底面2141に近接する。凹部214の底面を含むロータ本体211は強磁性体であり、磁石242とロータ本体211との間の磁気的吸引力が軸方向に作用することにより、シャフト231の先端がカウンタプレート235に付勢され、ロータ部21の安定した回転が実現される。すなわち、モータ2では、ロータ本体211、磁石242およびヨーク241を有する磁気バイアスを発生する構造(以下、「磁気バイアス構造」と呼ぶ。)が、凹部214内に設けられる。
ヨーク241の外縁部は、スリーブ232の外周面からシャフト231に垂直に外側へと突出しており、抜止板243と共に抜止構造を構成する抜止部2411となっている。抜止板243は、抜止部2411のステータ部22側において凹部214の開口の周縁部から内側へと突出しており、ヨーク241と一体的に設けられた抜止部2411と抜止板243とは上下方向に関して部分的に重なる。これにより、シャフト231のスリーブ232からの分離が、抜止部2411と抜止板243との当接により防止される。
図3は、ディスク固定機構3およびその近傍の平面図である。ただし、図3では最上部のカバー部36(図1参照)の図示を省略しており、図3中の矢印A−Aでの断面が図1に対応する。ディスク固定機構3はいわゆるボールチャックタイプであり、ロータ本体211上においてゴム等の弾性体により形成されるとともに中心軸J1を中心とする1つの円環状の弾性部(以下、「弾性リング部」という。)31、および、樹脂にて形成されるとともに弾性リング部31の外周に沿って、すなわち、中心軸J1を中心とする円周に沿っておよそ等間隔に配置される3つの押圧部32を有し、弾性リング部31と3つの押圧部32とは2色成形により一体的に成形される。すなわち、弾性リング部31用と押圧部32用の2種類の樹脂を用いて一体的に成形が行われる。なお、押圧部32は弾性リング部31より十分に剛性が高い。弾性リング部31と押圧部32からなるリング体は、後述する樹脂製のカバー部36と外周壁35とロータ本体211で規定される中空の筐体内に収容されている。
図1に示すように、弾性リング部31の内周面には内側に突出する環状突出部311が設けられる。また、弾性リング部31の中心軸J1側は、ロータ本体211の凹部214の外側の側面と対向し、環状突出部311の先端が常に当接する。弾性リング部31の外側の周囲は外周壁35により囲まれ、樹脂製のカバー部36が外周壁35の上端から内側を覆う。外周壁35における各押圧部32の対向部は切欠かれており、各押圧部32が外周壁35の内外を移動可能となっている。図1および図3に示すようにロータ本体211上において外周壁35のさらに外側にはゴム製の環状部材37が設けられる。
ディスクがディスク載置面2111に載置されて固定される際には、ディスク中央の孔の内側面により押圧部32のボール状の先端の上面が下方に向かって押されて押圧部32が中心軸J1側へとスライドし、3つの押圧部32の中心軸J1側にそれぞれ位置する弾性リング部31の3つの部位が、押圧部32により圧縮されて弾性変形する。そして、ディスクの孔が押圧部32の先端よりも下方へと移動すると、押圧部32からの押圧力によりディスクの孔の上端が押圧部32の先端の下面により押圧されてディスクがロータ本体211に向かって付勢される。このとき、ディスクがゴム製の環状部材37に当接し、ディスクが安定して固定される。
以上、モータユニット1の構造について説明したが、モータユニット1のモータ2では、ロータ部21の凹部214にスリーブ232の上部が収納されることにより、十分な軸受スパンを維持しつつモータ2の薄型化が図られている。そして、ロータ部21とステータ部22との間に互いに軸方向に引き合う磁力を発生する磁気バイアス構造が、ロータ部21の凹部214内に設けられるため、モータ2の薄型化を容易かつ効率よく行うことができる。特に、磁気バイアス構造がシャフト231の近傍であって界磁用磁石212および電機子222(すなわち、駆動機構)よりも離れた位置に設けられるため、モータ2の駆動機構とは別の磁気バイアス構造をその駆動機構の近傍に設ける場合よりも、あるいは、駆動機構自体に設ける場合(界磁用磁石212および電機子222を互いに軸方向に磁気的中心をずらして磁気バイアスを得る場合)よりも、モータ2の駆動特性に与える影響を削減することできる。よって、駆動機構における磁気的な損失が少なく効率よくトルクが発生する。また、磁気バイアス構造が駆動機構よりも中心軸J1側であってシャフト231の真近にあるため、磁気バイアス構造が原因で回転時のロータ部21の振れ特性または平行度が悪化してしまうことが抑制される。つまり、磁気バイアス構造の中心が中心軸J1からずれるとそのずれた方向に沿って半径方向にも磁気的吸引力が作用し、この半径方向の力がロータ部21の振れ回りの原因となるが、その半径方向の力は中心軸J1に近い程弱いため、モータ2ではロータ部21へ影響しにくい。
さらに、モータ2では、抜止構造も凹部214を利用して設けられる、すなわち、抜止構造の一部が凹部214内に位置するため、モータ2の薄型化を一層効率よく行うことができる。特に、磁気バイアス構造のヨーク241の一部を抜止部2411として利用することにより、凹部214内の構造を簡素化することができ、さらに効率よくモータ2を薄型化することができる。なお、抜止板243は凹部214の開口の内周面に設けられてもよく、この場合、抜止構造全体が凹部214内に収納される。また、抜止構造として異なる構造が採用される場合は、磁石242全体が凹部214内に収納される必要はない。
上記構造により、モータ2は約3.5mmまで薄型化が実現され、ディスク固定機構3を含めても高さ(厚さ)が約6.5mmとされる。
さらに、モータ2ではスリーブ232が上部に段差部2321を有するものとされるため、スリーブ232の内周面の中心軸J1方向の長さ(軸受スパン)を短くすることなく、凹部214内に磁気バイアス構造や抜止構造の一部を設けることができる。その結果、スリーブ232によるシャフト231の支持をさらに安定して行うことができる。また、スリーブ232のロータ部21側の端面の一部である段差部2321の水平面上に磁気バイアス構造および抜止構造の一部を設けることにより、凹部214の径を必要最小限に抑えることができる。その結果、ディスク固定機構3の押圧部32の先端から弾性リング部31の内周面までの距離を大きくとることができ、ディスク固定機構3の設計を容易に行うことができる。本形態では、弾性リング部31および押圧部32を2色成形にて設けるディスク固定機構3の場合、押圧部32をコイルバネで押圧するタイプ(例えば、特許文献2)に比べて、ディスク固定機構3の半径方向の幅を小さくして内周径を大きくすることができるため、凹部214を有するモータ2上にさらに容易に配置することができ、容易にモータユニット1を薄型化することができる。
つまり、ディスク固定機構3は、環状突出部311がロータ本体211に直接当接して、押圧部32を移動させることができるところに利点がある。例えば、押圧部32が、個別に設けられた弾性体(コイルバネ)によって押圧されるディスク固定装置(例えば、特許文献2)では、その弾性体を保持するために押圧部の反対側に保持部が必要となる。そのような保持部は、本形態のようなロータ本体211の凹部214の外側の端面に直接設けることは困難であり、新たな保持用部材が必要となる。この保持用部材とは、例えば、各弾性体の内側に位置する3つの突出部とこれらを繋ぐ円環状部からなる部材を挙げることができる。このような部材を設置するには、相応の設置スペースが必要となり、本形態のモータのような小型・薄型化には妨げとなる。
もちろん、ディスク固定機構3の内径を十分に大きくすることができるのであるならば、図4に示すようにスリーブ232の外周を保持するスリーブホルダ233のロータ部21側の端面にヨーク241および磁石242を順番に設けて磁気バイアス構造および抜止構造が凹部214内に設けられてもよい。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、図1および図4では、スリーブ232またはスリーブホルダ233にヨーク241および磁石242が設けられるが、磁石242は凹部214の底面2141に設けられてもよい。さらには、スリーブ232またはスリーブホルダ233と凹部214との双方に磁石が設けられてもよい。
上記実施の形態では、弾性リング部31と3つの押圧部32とが2色成形により一体的とされるが、弾性リング部31が3つに分割され、各押圧部32と分割後の対応する弾性部とが2色成形により成形されてもよい。弾性リング部31は3つの弾性部を一体化したもにすぎない。また、押圧部の個数も4個以上であってもよい。
モータユニットの断面図である。 シャフトの取付位置近傍の拡大図である。 ディスク固定機構およびその近傍の平面図である。 他の例に係るモータユニットの部分断面図である。
符号の説明
1 モータユニット
2 モータ
3 ディスク固定機構
21 ロータ部
22 ステータ部
31 弾性リング部
32 押圧部
211 ロータ本体
212 界磁用磁石
214 凹部
222 電機子
231 シャフト
232 スリーブ
233 スリーブホルダ
241 ヨーク
242 磁石
243 抜止板
2111 ディスク載置面
2141 底面
2411 抜止部
J1 中心軸

Claims (7)

  1. 電動式のモータであって、
    シャフトと、
    前記シャフトが挿入されるスリーブと、
    前記シャフトの一端に取り付けられたロータ部と、
    前記スリーブを前記ロータ部とは反対側から保持するステータ部と、
    前記シャフトの中心軸を中心に前記ロータ部を前記ステータ部に対して回転させる駆動機構と、
    前記駆動機構よりも前記シャフト側において前記ロータ部と前記ステータ部との間に互いに引き合う磁力を発生する磁気構造と、
    前記シャフトの前記スリーブからの分離を防止する抜止構造と、
    を備え、
    前記ロータ部は、前記シャフトの取付位置の周囲において前記スリーブの上部を収納する凹部を備え、
    前記抜止構造は、
    前記ステータ部側に固定され、少なくとも一部が前記凹部内に備えられ、磁性体であるヨークで構成される第1抜止部と、
    前記凹部の開口の外縁部に備えられる第2抜止部と、
    を備え
    記磁気構造が前記凹部内に設けられることを特徴とするモータ。
  2. 請求項1に記載のモータであって、
    前記第1抜止部は前記ロータ部の前記凹部の開口の周縁部端面上方、かつ、前記凹部内に位置することを特徴とするモータ。
  3. 請求項1または2に記載のモータであって、
    前記磁気構造が、
    前記スリーブまたは前記スリーブの外周を保持するスリーブホルダの前記ロータ部側の端面に設けられた第1抜止部と、
    前記第1抜止部の前記ロータ部側に設けられた磁石と、
    を備え、
    前記第1抜止部は、前記凹部内にて前記シャフトに垂直に外側へと突出し、
    前記第1抜止部の前記ステータ部側において前記凹部の開口の周縁部または内周面から内側へと突出する前記第2抜止部と、
    を備えることを特徴とするモータ。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のモータであって、
    前記ロータ部上に情報が記憶されたディスクが着脱可能に載置されるディスク載置面が設けられ、
    ディスクをロータ本体へ向かって付勢する押圧部を有し、前記ディスク載置面上にディスクを固定するディスク固定機構が設けられ、
    前記ディスク固定機構と、前記凹部の外側の側壁との上下方向の位置が重なることを特徴とするモータ。
  5. 請求項1ないしのいずれかに記載のモータであって、
    前記ロータ部上に情報が記憶されたディスクが着脱可能に載置されるディスク載置面が設けられ、
    前記凹部の底面が、前記ディスク載置面よりも前記ステータ部から離れていることを特徴とするモータ。
  6. 請求項5に記載のモータであって、
    前記ディスク載置面上にディスクを固定するディスク固定機構をさらに備え、
    前記ディスク固定機構が、
    前記中心軸を中心とする円周に沿って配置された複数の押圧部と、
    前記複数の押圧部の前記中心軸側にそれぞれ位置し、ディスク載置時に前記複数の押圧部から力を受けて弾性変形する複数の弾性部と、
    を備え、
    前記複数の押圧部のそれぞれと対応する弾性部とが2色成形により一体的に成形されたものであることを特徴とするモータ。
  7. 請求項6に記載のモータであって、
    前記ディスク固定機構の前記複数の弾性部が、前記ロータ部の前記凹部の外側の側面に当接することを特徴とするモータ。
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