JP5092420B2 - ブラシレスモータ、ディスク駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光ディスクなどのディスク駆動装置に搭載されるブラシレスモータに関し、ブラシレスモータの薄型化に伴うロータの抜け止め機構の改良に関する。
主に携帯用として利用されるノート型のパーソナルコンピュータでは、携帯性を向上させるべく軽量化、薄型化の開発が進められている。それに伴って、そこに搭載されるディスク駆動装置や、そのディスク駆動装置に組み込まれるスピンドルモータ(ブラシレスモータ)をも極限にまで薄くする必要が生じている。
ところで、ディスク駆動装置がディスクを保持する方法としては、一般に、ボールチャック方式が採用されている。ボールチャック方式でのディスク保持力は、およそ300gf以上あり、ユーザがディスクを取り外すために、ディスクをディスク駆動装置から引っ張り上げると、そのディスクに付随してロータも持ち上がる。そこで、ディスク駆動装置には、ロータがディスク駆動装置から分離しないようにロータの抜け止め機構が設けられている。
ロータの抜け止め機構としては、たとえば、シャフト抜止タイプや、フック形状タイプなどがある(特許文献1、2)。
特開2003−32932号公報 特開2005−253239号公報
しかしながら、ディスク駆動装置の薄型化が進んで、たとえば、高さが7mm以下にまで至ると、これら従来のロータの抜け止め機構では、材質的、構造的に不具合が発生して採用困難となる問題があった。
図9、図10は、いずれもディスク駆動装置に搭載されるスピンドルモータ側面の一部断面図を示したものである。図9は、たとえば、高さが12mm程度の、比較的厚みのあるディスク駆動装置に採用されるシャフト抜止タイプを示している。図10は、たとえば、9mm程度の、比較的薄型のディスク駆動装置に採用されるフック形状タイプを示している。なお、図中、共通する部材は同じ符号で示す。
図9や図10に示すように、スピンドルモータは、CD(コンパクトディスク)などのディスクを着脱自在に装着するロータ100や、これを回転自在に軸支する軸受部101、ハウジング102等で構成されている。
ロータ100は、上面にディスクを載置する略円盤状のターンテーブル103、ターンテーブル103の上面に組み込まれて、ディスクを着脱自在に保持するチャッキング装置104、ターンテーブル103と一体に取り付けられるシャフト105やロータマグネット106を有する。取付板107に取り付けられるハウジング102の内部には、シャフト105を回転自在に支持する軸受部101が固定されている。ハウジング102の上部外方には、ロータマグネット106と間隙を介して対向し、回転磁場を発生させてロータ100を回転駆動するステータ108が固定されている。ターンテーブル103とハウジング102等との間には、与圧マグネット109が配置されており、ターンテーブル103をハウジング102側に磁力で引き付けることにより、ターンテーブル103の回転の安定化が図られている。
ロータ100は、例えば、シャフト105を軸受部101に挿入することによって、ハウジング102等に装着される。そして、その装着したロータ100の抜け外れを阻止するために、ロータの抜け止め機構が設けられている。
シャフト抜止タイプは、図9に示すように、ロータ100のシャフト105の下端部の全周にわたって形成される溝110と、この溝110に先端111を入り込ませた状態で、ハウジング102に固定される抜止部材113とで構成されている。したがって、このタイプでは、シャフト105が移動してロータ100が抜け外れる前に、溝110の下側内面114と抜止部材113の先端111とが突き当たり、ロータ100の抜け外れが阻止される。
しかし、このタイプでは、シャフト105の下端に溝110を形成する分だけ、シャフト105が長くなる。シャフト105が長くなる分だけモータの厚みも大きくならざるを得ず、そもそもこのタイプでディスク駆動装置の薄型化を図るには難がある。
その点、フック形状タイプは、図10に示すように、先端が断面フック形状をしたバネ腕120を有する抜止部材121を備える。この抜止部材121は、バネ腕120をハウジング102側に向かって突き出した状態でロータ100のターンテーブル103の底面に取り付けられている。そして、ハウジング102の筒部の先端には、抜止部材121の先端と係合する係合部122が設けられている。つまり、このタイプでは、軸受け長さが短くなるのを阻止しつつロータの抜け止め機構をモータ内部に配置して、ロータの回転安定性を維持しながらディスク駆動装置の薄型化を達成しているのである。
しかしながら、ディスク駆動装置を、7mm以下にまで薄くするとなると、ターンテーブル103の厚みでさえも薄くする必要性が生じる。厚みを薄くすると当然ターンテーブル103の剛性は低下する。そのため、フック形状タイプでも、抜止部材121が取り付けられたターンテーブル103自体が、スピンドルモータの組み付け時や、外部からの衝撃、ディスクの脱着時などの負荷で変形するおそれがあるという問題が発生した。ディスクの回転精度を確保するうえで、ターンテーブル103の変形は確実に防止しなければならない。
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、ロータの抜け止め機構の一つであるフック形状タイプの改良を図ることによって、ターンテーブルの厚みを薄くしても、変形が効果的に防止できる技術を提供することを目的とする。本発明の目的は、高さが7mm以下の極薄のブラシレスモータ、およびこれを搭載するディスク駆動装置の提供を目的とする。
請求項に記載の本発明のブラシレスモータは、中央に装着孔が形成されたディスクを着脱自在に装着できる略円盤状のターンテーブルと、前記ターンテーブルと直接的または間接的に取り付けられて一体的に回転する回転軸となるシャフトと、前記ターンテーブルおよび前記シャフトと一体的に回転するロータマグネットと、を有するロータと、前記シャフトを回転自在に支持する軸受部と、前記軸受部をその内周面に固定する筒部を有するハウジングと、前記ハウジングと一体的に固定され、前記ロータマグネットと間隙を介して対向し、回転磁場を発生させるステータと、を備え、前記ハウジングの前記筒部には、その上部外周面から径方向外側に突出する抜止爪部を有し、前記ターンテーブルが、円板状の蓋部と、前記蓋部の上面側の回転軸周辺部に、軸方向に沿って前記蓋部と一体に形成される円筒状の円筒部と、を有し、前記円筒部は、前記筒部の少なくとも上端部を収容し、前記蓋部の底面に、前記抜止爪部と協働して、前記ロータが前記ハウジングから抜け外れることを規制する抜止部材が取り付けられており、前記抜止部材が、前記蓋部の底面に固定される取付ベースと、前記取付ベースに設けられる複数の抜止部と、を有し、前記抜止部は、弾性を有し、軸方向下側に突出する腕部と、前記腕部の下端に設けられる係合部と、を有し、前記ロータを前記ハウジングに装着する際には、前記係合部が前記抜止爪部に接触するとともに、前記腕部が弾性変形して前記ロータの前記ハウジングへの装着を許し、前記ロータが前記ハウジングに装着されると、前記腕部が常態に復帰して、前記抜止爪部が前記係合部の抜け外れを規制し、前記抜止部の腕部が、前記円筒部の下端近傍に配設されており、前記ロータを前記ハウジングに装着する際、前記係合部と接触する前記抜止爪部の部位に、径方向外側に向かって軸方向下側に傾斜する傾斜面が、前記円筒部に一部が収容され、且つ、前記円筒部の径方向外側に位置する前記蓋部の底面より軸方向下側に渡って形成されていることを特徴とする。
請求項に記載の本発明は、請求項1に記載のブラシレスモータであって、前記抜止部における前記腕部の周方向の幅の大きさは、前記係合部の周方向の幅の大きさよりも大きいことを特徴とする。
請求項に記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載のブラシレスモータであって、前記抜止部材は、バネ性を有する金属板材を折り曲げて形成した一体成形品であることを特徴とする。
請求項に記載の本発明は、請求項に記載のブラシレスモータであって、前記取付ベースと前記抜止部との屈曲位置が、前記ターンテーブルの前記円筒部の径方向の位置と略一致することを特徴とする。
請求項に記載の本発明は、請求項3または請求項4に記載のブラシレスモータであって、前記ターンテーブルが、金属板材を折り曲げて形成した一体成形品であり、前記抜止部材の厚みが、前記ターンテーブルの厚みの2分の1以下に設定されていることを特徴とする。
請求項に記載の本発明は、請求項3ないし請求項5のいずれかに記載のブラシレスモータであって、前記取付ベースに、複数の突起が設けられており、プロジェクション溶接により前記取付ベースが前記突起を介して前記ターンテーブルに固定されていることを特徴とする。
請求項に記載の本発明は、請求項5または請求項6に記載のブラシレスモータであって、前記ターンテーブルは、窒化処理が施されていることを特徴とする。
請求項に記載の本発明は、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のブラシレスモータを搭載したディスク駆動装置であって、前記ディスクに対して光学的に記録再生するピックアップ機構と、前記ピックアップ機構を径方向に往復可能な移動機構と、前記ブラシレスモータ、前記ピックアップ機構、および前記移動機構を収容する筐体と、を備えることを特徴とする。
ロータの抜け止め機構で大きな負荷がかかり易い抜止部の腕部が、ターンテーブルの円筒部の下端近傍に配設されている本発明によれば、板状の蓋部と円筒状の円筒部との組み合わせによって、ターンテーブルの円筒部の下端近傍については構造的強化が図られるため、厚みが薄くなっても、ターンテーブルの変形を効果的に防止することができる。
ロータをハウジングに装着する際、係合部と接触する抜止爪部の部位に、径方向外側に向かって軸方向下側に傾斜する傾斜面が形成されている本発明によれば、ロータをハウジングに滑らかに装着することができ、ターンテーブルに過度な衝撃を与えることがない。また、装着時の位置決めが安定するため、ターンテーブルに余計な負荷をかけずに確実に装着できる。
大きな負荷がかかり易い抜止部の腕部が、ターンテーブルの円筒部の下端近傍に配設され、しかも、ロータをハウジングに装着する際、係合部と接触する抜止爪部の部位に、径方向外側に向かって軸方向下側に傾斜する傾斜面が形成されている本発明によれば、ターンテーブルの構造的強化と、装着時にかかる負荷の安定化との相乗効果で、極めて厚みの薄いターンテーブルであっても、装着時における変形を効果的に防止することができる。
さらに、ロータをハウジングに装着した状態において、その一部を円筒部に収容しながらも、蓋部の底面よりも下側にわたる範囲に、ハウジングの傾斜面を軸方向に沿って長く設定すれば、傾斜面と係合部とが徐々に接触するため、ターンテーブルに加わる衝撃が小さくなって、ターンテーブルの変形を効果的に防止できる。
抜止部における腕部の周方向の幅の大きさを係合部の周方向の幅の大きさよりも大きくすれば、ターンテーブルをハウジングに装着する際の係合部と抜止爪部の接触量が小さくなる。したがって、その分だけ、接触抵抗が小さくなって、ターンテーブルへの負荷を小さくできる。
バネ性を有する金属板材を折り曲げて一体に形成した一体成形品からなる抜止部材であれば、量産容易であり生産性に優れている。
取付ベースと抜止部との屈曲位置が、ターンテーブルの円筒部の径方向の位置と略一致するように配置すると、ロータをハウジングに装着する際に抜止部材の腕部にかかる負荷は、変形し易いターンテーブルの蓋部よりも強度を確保した円筒部の屈曲部に伝わり易くなるため、ターンテーブルの変形を効果的に防止できる。
ターンテーブルが金属板材を折り曲げて形成した一体成形品であって、抜止部材の厚みをターンテーブルの厚みの2分の1以下に設定すれば、ロータをハウジングに装着する際には、バネ性があって厚みの薄い抜止部材が先に弾性変形し、ターンテーブルにかかる負荷を少なくできる。
取付ベースに複数の突起を設け、プロジェクション溶接によって固定すれば、接触面積が小さい分、溶融部分が少なくて済み、溶接熱によるターンテーブルの変形を効果的に防止できる。
ターンテーブルに窒化処理を施すことで、同じ厚みであっても、それだけターンテーブルの剛性を向上させることができる。
ディスクに対して光学的に記録再生するピックアップ機構と、ピックアップ機構を径方向に往復可能な移動機構と、ブラシレスモータ、ピックアップ機構、および移動機構を収容する筐体とを備え、上述のブラシレスモータを搭載したディスク駆動装置であれば、7mmを下回る、超薄型の高さが実現できる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。図1および図2は、本発明のブラシレスモータの一形態として、ディスク駆動装置向けのスピンドルモータを例示したものである。図1は、スピンドルモータを上から見た平面図であり、図2は、図1における矢視A−A断面図である。スピンドルモータの大きさは、図1における直径が3cm程度である。そして、図2における取付板38の下面からチャッキング装置7の上面までの軸方向の高さは約5.3mm、同様にターンテーブル6の上面までの高さは約3mm程度の極薄タイプであり、高さが7mm以下のディスク駆動装置に適用可能なサイズとなっている。
スピンドルモータは、CDやDVDなどの光ディスクを載置して回転するロータRや、このロータRを軸支する軸受部1、ハウジング2、ステータ3、与圧マグネット4、抜止部材5等で構成されている。
ロータRは、略円盤状のターンテーブル6と、ターンテーブル6の上部中央に装着されたチャッキング装置7と、ターンテーブル6の中心に軸方向にそって取り付けられたシャフト8と、ターンテーブル6の外周部分に取り付けられたロータマグネット10とを備えている。
ターンテーブル6は、ステンレス等の磁性を有する鋼板をプレス加工により折り曲げ形成した一体成型品である。ターンテーブル6を構成する鋼板の厚みは、たとえば0.4mm程度の薄さにまで設定することができる。ちなみに、図9のシャフト抜止タイプでは、0.8mm程度が一般的であり、図10のフック形状タイプでも、0.6mm程度が一般的である。
ターンテーブル6は、窒化処理を施しておくのが好ましい。窒化処理を施すことで、同じ厚みであっても、それだけターンテーブルの剛性を向上させることができ、よりいっそうターンテーブルの変形を防止して、薄型化を図ることができるからである。
ターンテーブル6は、外周部分が環状にわずかに一段高く折り曲げ形成された略円板形状の蓋部11と、蓋部11の外周縁から下向きに延出された周壁部12と、蓋部11の上面側の回転軸周辺部に軸方向に沿って形成されて、円筒形状をした円筒部14とを有する。円筒部14は、これの上部周縁に連なる上壁を有し、その上壁の中心部には、円筒部14よりも小径の円筒形状をしたシャフト固定部15が突出形成されている。シャフト固定部15の上端は開口しており、ターンテーブル6の上下を貫通している。
すなわち、蓋部11の回転軸周辺部は、プレス加工によって、軸方向上向きに円筒部14とシャフト固定部15とが多段に凹み加工されている。蓋部11に連なる円筒部14の下端の屈曲部14a、および円筒部14の上壁に連なるシャフト固定部15の下端の屈曲部は、いずれもほぼ直角状に折り曲げてある。一般に、この種の形状を安定して形成するのは難しいが、ターンテーブル6の厚みが薄いため、加工し易くなって安定して形成することが可能となっている。
加えて、ターンテーブル6の蓋部11の外周部分は、先に説明したとおり、環状に折り曲げてあるため、回転軸周辺部の折り曲げ構造との組み合わせによって、よりいっそうターンテーブル6の変形が阻止できる構造となっている。
ターンテーブル6、円筒部14、およびシャフト固定部15の軸心Jは、いずれもロータRの回転軸と一致している。ターンテーブル6上面の外周縁部分には、ラバー等の光ディスクを受け止め支持するディスク支持部材16が取り付けられている。ターンテーブル6の周壁部12の内周面には、永久磁石からなるロータマグネット10が固定されている。
チャッキング装置7は、図1に示すように、略円筒形状のセンタリングケース18と、センタリングケース18と一体に形成された調芯爪19と、調芯爪19と協働して、光ディスクを保持する爪部材20などで構成されている。調芯爪19と爪部材20とは、それぞれ3個ずつセンタリングケース18の外周に沿って等間隔で配置されている。爪部材20は、センタリングケース18内のコイルバネ22によって常時径方向外向きに付勢されている。中央に装着孔が形成された光ディスクは、その装着孔をセンタリングケース18に上方から嵌め込むことによって、ターンテーブル6上に着脱自在に装着される。
シャフト8は、耐摩耗性に優れたステンレス鋼などからなり、ターンテーブル6のシャフト固定部15に挿入されて、下方に突き出た状態で一体に固定されている。シャフト8は、ターンテーブル6およびチャッキング装置7と軸心Jを一致させて固定されており、ロータRの回転軸となっている。なお、ここでは、ターンテーブル6とシャフト8とを別体に構成してあるが、一体に構成してあってもよい。また、シャフト8は、ターンテーブル6に直接固定するのではなく、部材を介して間接的に固定してあってもよい。
軸受部1やハウジング2、ステータ3、与圧マグネット4、抜止部材5等は、ロータRのターンテーブル6の下側に配置されている。
軸受部1は、シャフト8を回転自在に支持するものであり、中空円筒形状をした多孔質焼結体で構成されている。軸受部1には、潤滑油が十分に含浸されている。
ハウジング2は、略円筒形状をした筒部23と、筒部23の軸方向下側において径方向外側に張り出し形成された固定基部24とを有する。
筒部23は、軸方向に沿って上下に貫通する貫通孔30が形成されており、その貫通孔30に軸受部1が嵌め込まれていて、貫通孔30の内周面に軸受部1が固定されている。
筒部23の外周面上部には、径方向外側に向かって抜止爪部31が一体に突出形成されている。抜止爪部31は、径方向外側に向かって軸方向下側に下り傾斜する傾斜面33と、傾斜面33の下端から径方向内側に向かって延設する垂直面34とを有している(図7参照)。垂直面34は、軸方向と略垂直な面である。
筒部23の少なくとも抜止爪部31が形成された上端部の一部は、ターンテーブル6をハウジング2に装着した状態では、その円筒部14の内部に収容されるようになっており、傾斜面33の上側もまた円筒部14に収容される。そして、傾斜面33の下側は、円筒部14の径方向外側に連なる蓋部11の底面よりも、さらに軸方向下側にわたって位置するように形成されている。つまり、傾斜面33は、軸方向に沿ってできる限り長く設定されている。その理由は後述する。
ハウジング2の筒部23の下側開口は、底蓋35をかしめ固定することによって封止されている。底蓋35の上面には、シャフト8の下端を受け止める円盤形状のスラストプレート36が配置されている。固定基部24の底面の外周部分には、取付板38がかしめ固定されており、取付板38によってターンテーブル6の下側部分が覆われている。
ステータ3は、略円環形状をしたコアバック部と、コアバック部から径方向外側に放射状に複数形成されたティース部とからなるステータコア40と、ステータコア40のティース部の周囲に巻かれた導電線で形成されたコイル43とで構成されている。ステータ3は、ハウジング2の固定基部24の外周面に一体的に固定されて、ターンテーブル6に取り付けられたロータマグネット10とわずかな間隙を介して対向配置されている。このステータ3が発生する回転磁場によって、ロータマグネット10が、ターンテーブル6およびシャフト8と一体に回転する。
ステータコア40の軸側上部には、円環形状の永久磁石からなる与圧マグネット4が固定されている。与圧マグネット4は、ターンテーブル6をハウジング2側に引き付けることによって、ロータRの回転を安定させるものであり、ターンテーブル6の底面に近接した状態で、ロータRの軸心Jと略同軸に配置されている。
抜止部材5は、薄いバネ性を有する金属板材を素材に、プレス加工により折り曲げ形成した一体成形品である。そのため、抜止部材5は、量産容易であり生産性に優れている。抜止部材5の具体的構造を図3〜図6を用いて説明する。図3は抜止部材5のプレス加工前の形状を示したものであり、金属板材を打ち抜き加工したものである。抜止部材5は、これをプレス加工することによって所定の形状に加工される。図4〜図6は、プレス加工後の抜止部材を示しており、図5は図4の矢視B−B線断面図であり、図6は、図4の矢視C−C線断面図である。
図3、図4に示すように、抜止部材5は、略円環形状を呈しており、略円環形状の取付ベース50と、取付ベース50の内周縁に沿って一定間隔ごとに設けられて、取付ベース50に対して略直角状に屈曲形成された複数(ここでは6個)の抜止部51とを有している。
取付ベース50には、図4および図6に示すように、ターンテーブル6に固定する際の溶接ポイントとなる複数(ここでは6個)の突起52が、隣接する抜止部51の間の一定間隔ごとに設けられて、抜止部51が折り曲げられた方向とは逆向きに突出形成されている。
抜止部51は、取付ベース50から連なって弾性を有する腕部53と、腕部53の下端に設けられて、先端側を径方向内側に向けて湾曲形成された係合部54とを有し、断面J字形状に形成されている。図3に示すように、腕部53の周方向の幅の大きさは略同一であるのに対し、係合部54は、先端側に向かって先細りした先細形状をしており、腕部53の周方向の幅の大きさは、係合部54の周方向の幅の大きさよりも大きくしてある。係合部54の周方向の幅を小さくすることで、ターンテーブル6をハウジング2に装着する際の抜止爪部31との接触量が小さくなって摩擦抵抗を減らすことができるからである。また、図3に示すように、係合部54を先細形状にした分だけ、腕部53を中心部近くまで長く形成できるため、腕部53が弾性変形し易くなる分、ターンテーブル6の装着時の負荷を低減できる。係合部54が小さい分、コスト的にも有利である。
このような構造をした抜止部材5は、図2および図7に示すように、腕部53がターンテーブル6の底面の、円筒部14の下端近傍に位置するように配設される。詳しくは、取付ベース50と抜止部51とをつなぐ屈曲部50aの位置が、ターンテーブル6の円筒部14の径方向の位置、つまり円筒部14の下端に連なる屈曲部14aの位置と略一致するように、ターンテーブル6の底面に取り付けられる。
こうすることで、ロータRをハウジング2に装着する際に抜止部材5の腕部53にかかる負荷は、変形し易いターンテーブル6の蓋部11よりも強度を確保した屈曲部14aに伝わり易くなるため、ターンテーブル6の変形を効果的に防止できる。
抜止部材5をターンテーブル6に固定した状態では、腕部53は、軸方向下側に突出するとともに、係合部54の少なくとも先端部分は円筒部14の径方向内側に突出しており、ロータRをハウジング2に装着する際には、係合部54は抜止爪部31に接触する(図7参照)。
抜止部材5は、プロジェクション溶接によってターンテーブル6の底面に溶接固定される。すなわち、取付ベース50の突起52の先端部分をターンテーブル6に当接させた状態で、電流を流して接触部分を加熱して突起52の先端部分を溶融させ、加圧することで両者を固定するのである。突起52を設けて溶接することで、溶接箇所が明確になるとともに、接触面積が小さい分、溶融部分が少なくて済む。構造的に強化された屈曲部14aの近傍に固定することと相俟って、溶接熱によるターンテーブル6の変形を効果的に防止できる。
抜止部材5の厚みは、ターンテーブル6の厚みよりも十分に小さくするのが好ましい。具体的には、抜止部材5の厚みを、ターンテーブル6の厚みの2分の1以下に設定するとよい。バネ性の有無による素材の違いを利用して両者の厚みに十分な差を設けることで、ロータRをハウジング2に装着する際には、バネ性があって厚みの薄い抜止部材5が先に弾性変形し、ターンテーブル6にかかる負荷の影響を少なくできるからである。また、溶接固定する際にも、溶融し易い利点がある。たとえば、ターンテーブル6の板厚0.4mmに対し、抜止部材5の板厚を0.12mmに設定することができる。
次に本発明における抜止部材5等によるロータの抜け止め機構について、図7を用いて説明する。抜け止め機構は、抜止部材5と、ハウジング2に形成された抜止爪部31とを備えている。抜止部材5の係合部54と抜止爪部31とが協働して、ロータRのハウジング2への装着を容易にするとともに、ロータRがハウジング2から抜け外れるのを規制する。
ロータRのハウジング2への装着は、ターンテーブル6やチャッキング装置7、ロータマグネット10、抜止部材5などが組みつけられた後、ロータRのシャフト8を、与圧マグネット4やステータ3等が組みつけられたハウジング2の軸受部1に挿入することにより行われる。
ロータRの軸心をハウジング2の軸心辺りにあわせてロータRをハウジング2の上方に載置する。そうすると、図7の(a)に示すように、抜止部材5の係合部54が、ハウジング2の抜止爪部31の傾斜面33に接触し、受け止められて、ロータRがハウジング2に支持される。抜止部材5の腕部53と抜止爪部31の傾斜面33との径方向の寸法差は余裕を持たせることができるため、簡単確実に載置できる。そして、両者の軸心を正確にあわせなくても、挿入するにしたがって軸心が一致するため、装着性に優れている。
ロータRをハウジング2側に押し込んで、シャフト8を軸受部1に挿入していくと、図7の(b)に示すように、係合部54が傾斜面33に案内されて、抜止部材5の腕部53は、しなって外方に押し広げられる。このとき、抜止部材5が受けた負荷は、腕部53を介してターンテーブル6に加わるが、腕部53は、構造的に強化された円筒部14の下端近傍に取り付けられているため、ターンテーブル6の蓋部11の変形を効果的に防止できる。
さらに、腕部53の屈曲部50aとターンテーブルの屈曲部14aの位置が略一致して、角部どうしが密着するようになっていると、仮に腕部53が軸内方に傾いていて、弾性変形せずに直接ターンテーブル6側に負荷がかかるようなことがあっても、その負荷は、強度のある円筒部14あるいは屈曲部14aにかかるため、ターンテーブル6の変形を効果的に防止できる。
また、抜止爪部31の傾斜面33は、軸方向に沿って長く形成されて、傾斜角度が小さくなるように設定されている。したがって、傾斜面33と係合部54の接触時間は増えるものの、時間当たりの負荷増分は小さくなる。したがって、その分だけ、ターンテーブル6に加わる急な衝撃を小さくでき、ターンテーブル6の変形を効果的に防止できる。しかも、係合部54は先細形状になっているため、抜止爪部31との接触量が減って摩擦抵抗が小さなっている。
さらに、ロータRをハウジング2側に押し込むと、図7の(c)に示すように、係合部54が、傾斜面33の下端を越えて、抜止爪部31の軸方向下側、つまり、垂直面34の下側に入り込む。その結果、弾性変形していた腕部53が常態に復帰して、ロータRがハウジング2に装着されるのである。
いったんロータRがハウジング2に装着されると、抜止部材5と抜止爪部31とは、係合が解かれて、通常は接触しないよう非接触状態に保持される。しかし、外部から衝撃を受けたときや、ディスク取り外しの際に、ターンテーブル6がハウジング2から持ち上がって、抜け外れ方向に負荷がかかることがある。そのときには、抜止部材5の係合部54が、抜止爪部31の垂直面34に突き当たって、ロータRの抜け外れが規制されるのである。このとき、抜止部材5は、軸に対して径方向内側から外方に折り曲げ形成されていて、軸内側に傾斜し易い傾向がある。そして、抜止部材5は、全周にわたって等間隔で複数形成されているため、係合部54が鮫歯状に抜止爪部31の垂直面34に食い込み、抜け外れ難くなっている。
{ディスク駆動装置}
本発明のブラシレスモータを搭載したディスク駆動装置の一形態について図8を用いて説明する。図8は、ディスク駆動装置の側面断面図である。ディスク駆動装置の高さが、7mmを下回っているところに特徴がある。
図8に示すように、ディスク駆動装置は、ディスクDを着脱自在に装着し、ディスクDを回転させるブラシレスモータ200と、ディスクDにレーザーを放射して光学的にディスクDの情報の記録再生を行うピックアップ機構201と、ディスクDの径方向に沿ってピックアップ機構201を往復移動させる移動機構202と、これらを収容する筐体203とを備える。
移動機構202は、モータ204と、モータ204の回転トルクが伝達されるギア205とを備える。
筐体203内には、ディスクDと移動機構202とを区画する区画体206が配置されている。筐体203には、ディスクDの挿入および取り出しを行うディスク出入口207が形成されている。
ピックアップ機構201は、レーザーを放射する記録再生部208と、ギア205と噛み合う移動部209とを備える。モータ204で回転駆動されるギア205によって移動部209は径方向へ往復移動し、その移動に伴って記録再生部208は、径方向に往復移動する。
以上のように、本発明のブラシレスモータを搭載することによって、7mmを下回る、極限にまで薄型化されたディスク駆動装置を提供することが可能となるのである。
抜止部材5の抜止部51は6個に限らず、3個以上あればよい。2個では、挿入時または抜け止め時にバランスを欠くため不十分である。3個以上であればバランスよく作用し、効果的である。抜止部材5の係合部54は、湾曲形成する以外にも、多段状に屈曲形成し、たとえば、係合部54の先端が、抜止爪部31の垂直面34に対して略垂直に突き当たるようにしてあってもよい。ロータRがより抜け外れ難くなるからである。また、係合部54の先端側に、ロータRの装着時に、抜止爪部31の傾斜面33の傾斜角と略一致して、傾斜面33と接触する滑落面を屈曲形成してあってもよい。ロータRの装着がより安定するからである。また、抜止爪部31の垂直面34に、上向きに凹んで係合部54の先端を受け入れる凹部を形成するなど、抜止爪部31に係合部54の先端が引っ掛かる掛止部を設けてあってもよい。この場合、より確実にロータRの抜け外れを防止できる。
本発明のブラシレスモータの平面図である。 図1における矢視A−A断面図である。 抜止部材のプレス加工前の平面図である。 抜止部材のプレス加工後の平面図である。 図4における矢視B−B断面図である。 図4における矢視C−C断面図である。 本発明のロータの抜け止め機構を説明するための図である。 本発明のブラシレスモータを搭載したディスク駆動装置の側面断面図である。 従来のブラシレスモータの抜け止め機構を説明するための部分側面断面図である。 従来のブラシレスモータの抜け止め機構を説明するための部分側面断面図である。
符号の説明
1 軸受部
2 ハウジング
3 ステータ
4 与圧マグネット
5 抜止部材
6 ターンテーブル
7 チャッキング装置
8 シャフト
10 ロータマグネット
14 円筒部
31 抜止爪部
33 傾斜面
50 取付ベース
51 抜止部
52 突起
53 腕部
54 係合部
R ロータ

Claims (8)

  1. 中央に装着孔が形成されたディスクを着脱自在に装着できる略円盤状のターンテーブルと、
    前記ターンテーブルと直接的または間接的に取り付けられて一体的に回転する回転軸となるシャフトと、
    前記ターンテーブルおよび前記シャフトと一体的に回転するロータマグネットと、
    を有するロータと、
    前記シャフトを回転自在に支持する軸受部と、
    前記軸受部をその内周面に固定する筒部を有するハウジングと、
    前記ハウジングと一体的に固定され、前記ロータマグネットと間隙を介して対向し、回転磁場を発生させるステータと、
    を備え、
    前記ハウジングの前記筒部には、その上部外周面から径方向外側に突出する抜止爪部を有し、
    前記ターンテーブルが、
    円板状の蓋部と、
    前記蓋部の上面側の回転軸周辺部に、軸方向に沿って前記蓋部と一体にプレス加工により形成される円筒状の円筒部と、
    を有し、
    前記円筒部は、前記筒部の少なくとも上端部を収容し、
    前記蓋部の底面に、前記抜止爪部と協働して、前記ロータが前記ハウジングから抜け外れることを規制する抜止部材が取り付けられており、
    前記抜止部材が、
    前記蓋部の底面に固定される取付ベースと、
    前記取付ベースに設けられる複数の抜止部と、
    を有し、
    前記抜止部は、
    弾性を有し、軸方向下側に突出する腕部と、
    前記腕部の下端に設けられる係合部と、
    を有し、
    前記ロータを前記ハウジングに装着する際には、前記係合部が前記抜止爪部に接触するとともに、前記腕部が弾性変形して前記ロータの前記ハウジングへの装着を許し、
    前記ロータが前記ハウジングに装着されると、前記腕部が常態に復帰して、前記抜止爪部が前記係合部の抜け外れを規制し、
    前記抜止部の腕部が、前記円筒部の下端近傍に配設されており、
    前記ロータを前記ハウジングに装着する際、前記係合部と接触する前記抜止爪部の部位
    に、径方向外側に向かって軸方向下側に傾斜する傾斜面が形成され、
    前記傾斜面は、前記円筒部に一部が収容され、且つ、前記円筒部の径方向外側に位置する前記蓋部の底面より軸方向下側にわたって形成されていることを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 請求項1に記載のブラシレスモータであって、
    前記抜止部における前記腕部の周方向の幅の大きさは、前記係合部の周方向の幅の大きさよりも大きいことを特徴とするブラシレスモータ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のブラシレスモータであって、
    前記抜止部材は、バネ性を有する金属板材を折り曲げて形成した一体成形品であることを特徴とするブラシレスモータ。
  4. 請求項3に記載のブラシレスモータであって、
    前記取付ベースと前記抜止部との屈曲位置が、前記ターンテーブルの前記円筒部の径方
    向の位置と略一致することを特徴とするブラシレスモータ。
  5. 請求項3または請求項4に記載のブラシレスモータであって、
    前記ターンテーブルが、金属板材を折り曲げて形成した一体成形品であり、
    前記抜止部材の厚みが、前記ターンテーブルの厚みの2分の1以下に設定されていることを特徴とするブラシレスモータ。
  6. 請求項3ないし請求項5のいずれかに記載のブラシレスモータであって、
    前記取付ベースに、複数の突起が設けられており、
    プロジェクション溶接により前記取付ベースが前記突起を介して前記ターンテーブルに固定されていることを特徴とするブラシレスモータ。
  7. 請求項5または請求項6に記載のブラシレスモータであって、
    前記ターンテーブルは、窒化処理が施されていることを特徴とするブラシレスモータ。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のブラシレスモータを搭載したディスク駆
    動装置であって、
    前記ディスクに対して光学的に記録再生するピックアップ機構と、
    前記ピックアップ機構を径方向に往復可能な移動機構と、
    前記ブラシレスモータ、前記ピックアップ機構、および前記移動機構を収容する筐体と、
    を備えることを特徴とするディスク駆動装置。
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