JP2010252622A - 記録ディスク駆動用モータの製造方法、記録ディスク駆動用モータ、及びそれを備えた記録ディスク駆動装置 - Google Patents

記録ディスク駆動用モータの製造方法、記録ディスク駆動用モータ、及びそれを備えた記録ディスク駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ベース部材の変形を低減しモータを強固に固定した記録ディスク駆動用モータを提供する。
【解決手段】静止部2と、静止部2に対し回転可能で、記録ディスクを載置する載置部を有する回転部3と、上下方向に延びる中心軸9に沿って配置されたシャフト41と、径方向外側へ突出したフランジ部223を有するスリーブ部22と、軸方向に貫通する貫通孔を有し、スリーブ部22の下部にかしめにて固定されるベース部材21と、を備え、フランジ部223は、ベース部材21の上面21aが当接するフランジ下面223bと、フランジ下面223bより径方向内側において下方に突出する突出部24と、を有し、突出部24の外周面24aは、ベース部材21の内周面21cに対向する第1外周面241と第2外周面242より径方向内側に窪む切欠部243を有する記録ディスク駆動用モータ12である。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録ディスク駆動用モータの製造方法、記録ディスク駆動用モータ、及びそれを備えた記録ディスク駆動装置に関する。
近年、CD−ROM、DVD等の情報記録ディスク(以下、ディスクという)を再生/記録する装置に用いられる記録ディスク駆動装置には、これらディスクを回転駆動する記録ディスク駆動用モータが搭載されている。
このようなモータには、円盤状の鉄材プレートをプレス加工により成形され、当該駆動装置に固定されるベースプレートと、当該ベースプレートの中心に設けられた孔部に嵌合されてかしめ固定される中空筒状の軸受支持部材と、を備えているものがある。軸受支持部材の内周には、その上面に記録ディスクが装着された回転部材が軸受を介して回転自在に支持されている。
このようにベースプレートに軸受支持部材がかしめ固定されているモータは、例えば、特開平8−317587号公報に開示されている。
特開平8−317587号公報
しかしながら、従来のモータの構成では、かしめ固定するときに、ベースプレートの内周部近傍に対する横方向(径方向外側)によりかしめによる力が加わるため、ベースプレートが変形する虞がある。その結果、ベースプレートを記録ディスク駆動装置に取り付けると、記録ディスク駆動装置内でモータが傾いた状態となる虞がある。
本発明の目的は、ベース部材の変形を低減するとともに、ベース部材をモータに強固に固定することができる記録ディスク駆動用モータの製造方法及び記録ディスク駆動用モータを提供することである。また、耐久性及び信頼性の優れた記録ディスク駆動用モータを提供することである。さらに、それを含んでなる記録ディスク駆動装置を提供することである。
本願の第1発明は、上下に貫通する貫通孔を有するベース部材と、前記ベース部材の上面に当接するフランジ下面及び前記フランジ下面より径方向内側において下方へ突出する突出部を有するスリーブ部と、を備える記録ディスク駆動用モータの製造方法において、前記突出部の外周面は、前記ベース部材の内周面に対向する第1外周面と、前記第1外周面の下方に位置する第2外周面と、前記第1外周面及び前記第2外周面の間に位置し、前記第1外周面及び第2外周面より径方向内側に窪む切欠部と、を有し、a)前記ベース部材の上面に前記フランジ下面を接触させる工程と、b)前記突出部を径方向外側に塑性変形させて、前記突出部を前記ベース部材の下面及び/又は内周下端部に当接させる工程と、を備える。
本願の第2発明は、記録ディスク駆動用モータであって、静止部と、前記静止部に対し回転可能で、記録ディスクを載置する載置部を有する回転部と、上下方向に延びる中心軸に沿って配置されたシャフトと、径方向外側へ突出したフランジ部を有するスリーブ部と、軸方向に貫通する貫通孔を有し、前記スリーブ部の下部にかしめにて固定されるベース部材と、を備え、前記フランジ部は、前記ベース部材の上面が当接するフランジ下面と、前記フランジ下面より径方向内側において下方に突出する突出部と、を有し、前記突出部の外周面は、前記ベース部材の内周面に対向する第1外周面と、前記第1外周面の下方に位置する第2外周面と、前記第1外周面及び前記第2外周面の間に位置し、前記第1外周面及び第2外周面より径方向内側に窪む切欠部と、を有し、前記突出部を径方向外側に塑性変形させて、突出部を前記ベース部材の下面及び/又は内周下端部に当接させた。
本願の第1発明及び第2発明によれば、突出部がベース部材に対して径方向に働くかしめによる力を減らして、軸方向に働くかしめによる力を増大させることができ、スリーブ部の下部にベース部材を強固に固定できる。
図1は、本発明の一実施形態に係る記録ディスク駆動用モータを概念的に示した図である。 図2は、ディスク駆動装置の縦断面図である。 図3は、ブラシレスモータの縦断面図である。 図4は、突出部及びその周囲の構成を示した拡大縦断面図である。 図5は、かしめ前の状態の部分拡大図である。 図6は、ブラシレスモータの上面図である。 図7は、かしめ途中の状態を表した部分拡大図である。 図8は、かしめ後の部分拡大図である。 図9は、突出部の他の塑性変形の態様を示した図である。 図10は、他の実施形態で、第2外周面が当接する図である。 図11は、他の実施形態に係る突出部付近の拡大縦断面図である。 図12は、他の実施形態に係る図である。 図13は、他の実施形態に係る突出部付近の拡大縦断面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<1.一実施形態に係る記録ディスク駆動用モータ>
図1は、本発明の一実施形態に係る記録ディスク駆動用モータ12を、概念的に示した図である。
図1に示したように、記録ディスク駆動用モータ12は、静止部2と、静止部2に対し回転自在に回転可能で、ディスク90を載置する載置部424(図3参照)を有する回転部3と、上下方向に延びる中心軸9に沿って配置されたシャフト41と、径方向(中心軸9に直交する方向。以下同じ)外側へ突出したフランジ部223を有するスリーブ部22と、軸方向(中心軸9に沿った方向。以下同じ)に貫通する貫通孔を有し、スリーブ部22の下部にかしめにて固定されるベース部材21と、を備える。
この記録ディスク駆動用モータ12のフランジ部223は、ベース部材21の上面21aが当接するフランジ下面223bと、フランジ下面223bより径方向内側の部位の下面から下方に突出する突出部24とを有している。また、突出部24の外周面24aは、ベース部材21の内周面21cに対向する第1外周面241と、第1外周面241の下方に位置する第2外周面242と、第1外周面241及び第2外周面242の間に位置し、第1外周面241及び第2外周面242より径方向内側に窪む切欠部243と、を有している。
記録ディスク駆動用モータ12の製造工程において、ベース部材21とスリーブ部22とを固定するときには、まず、ベース部材21の上面21aにフランジ下面223bを接触させる。そして、例えば、切欠部243を支点にしながら突出部24の下端近傍を径方向外側に塑性変形させて、ベース部材21の下面21b及び/又は内周下端部に、突出部24の一部を当接させる。図中では、かしめ後の突出部24の下端部の外形線を二点鎖線で図示している。
このように、記録ディスク駆動用モータ12は、ベース部材21の内周面21cと、突出部24の外周面24aとを当接させ、突出部24の下端付近を径方向外側に塑性変形させることにより、ベース部材21の内周面21c近傍を、フランジ部223の下面223bと突出部24との軸方向の間にかしめ固定する。このため、突出部24がベース部材21に対して径方向に働くかしめの力を減らして、軸方向に働くかしめの力を増大させることができ、スリーブ部22の下部にベース部材21を強固に固定できる。
<2.具体的な実施形態>
<2−1.記録ディスク駆動装置の構成>
続いて、本発明の具体的で好ましい実施形態について説明する。なお、以下の説明では、本発明の記録ディスク駆動用モータの一例として、ブラシレスモータ12の構成に基づいて記載する。
以下では、中心軸9に沿った方向を上下方向とし、チャッキング装置4に保持されたディスク90に対してクランパ13側を「上」、ロータホルダ42側を「下」として、各部材の形状や位置関係を説明する。ただし、これは、あくまで説明の便宜のために上下方向を定義したものであって、本発明のチャッキング装置、ブラシレスモータ、及びディスク駆動装置が実際の機器に搭載されたときの設置姿勢を限定するものではない。
図2は、記録ディスク駆動装置1の縦断面図である。記録ディスク駆動装置1は、中心軸9を中心としてディスク90を回転させつつ、ディスク90からの情報の読み出し及び/又はディスク90への情報の書き込みを行う。図2に示したように、記録ディスク駆動装置1は、装置ハウジング11、ブラシレスモータ12、クランパ13、及び記録再生部14を備えている。
装置ハウジング11は、ブラシレスモータ12、クランパ13、及び記録再生部14を内部に収容する。装置ハウジング11には、ディスク90の搬入及び搬出を行うための開口部11aが形成されている。ブラシレスモータ12は、装置ハウジング11の内部に設けられたシャーシ15に固定されている。また、ブラシレスモータ12は、その上部にディスク90を保持するチャッキング装置4を有する。装置ハウジング11の内部に搬入されたディスク90は、チャッキング装置4とクランパ13との間に保持され、ブラシレスモータ12により中心軸9を中心として回転する。
記録再生部14は、ブラシレスモータ12により回転するディスク90の記録面に沿って光ピックアップ部141を移動させて、ディスク90からの情報の読み出し及び/又はディスク90への情報の書き込みを行う。
<2−2.ブラシレスモータの構成>
続いて、上記のブラシレスモータ12の構成について説明する。図3は、ブラシレスモータ12の縦断面図である。図3に示したように、ブラシレスモータ12は、記録ディスク駆動装置1のシャーシ15(図2参照)に固定される静止部2と、静止部2に対して回転自在に支持された回転部3と、回転部3の上側において、ディスク90を保持しつつ回転部3とともに回転するチャッキング装置4と、を備えている。
静止部2は、ベース部材の一例である取付板21と、取付板21に固定された静止軸受ユニット22と、磁束発生部23とを有する。静止軸受ユニット22は、シャフト41を回転可能な状態で支持する機構である。静止軸受ユニット22は、突出部24を有し、中心軸9を中心とする略円筒状のスリーブ部の一例である。磁束発生部23は、複数本のティース部231aを有するステータコア231と、各ティース部231aに巻回されたコイル232とを有する。
回転部3は、シャフト41と、ロータホルダ42と、ロータマグネット31とを有するのが好ましい。シャフト41は、中心軸9に沿って上下方向に配置された略円柱形状の部材である。ロータホルダ42は、シャフト41に固定されてシャフト41とともに回転する部材である。ロータマグネット31は、ロータホルダ42に固定されている。ロータマグネット31は、円環形状をなしており、その内周面は、ステータコア231のティース部231aの端面に対向する磁極面となっている。
また、図3に示すように、コイル232の下方、かつ、取付板21の上側には回路基板233が固定されている。コイル232から引き出された導線が回路基板233へと導かれ、回路基板233の電極に半田等にて接合される。そして、図示しない外部電源より回路基板233を経由してコイル232に通電されることにより、ステータコア231の複数のティース部231aに径方向の磁束が発生する。そして、ティース部231aとロータマグネット31との間の磁気的相互作用により周方向の回転トルクが発生し、静止部2に対して回転部3が中心軸9を中心として回転する。結果として、ブラシレスモータ12が回転駆動する。
チャッキング装置4は、シャフト41及びロータホルダ42を有するのが好ましい。また、チャッキング装置4は、さらに、コーン43、クランプマグネット44、及びバックヨーク45を有するのが好ましい。
ロータホルダ42は、ディスク90が載置される載置面を有する。すなわち、図3に示すように、ロータホルダ42の天面には、円環形状のラバー部材424が固定されている。ディスク90は、その下面をラバー部材424の上面42aに接触させた状態で、ロータホルダ42上に載置される。すなわち、本実施形態では、ロータホルダ42とラバー部材424とが、一体としてディスク載置部を構成し、ラバー部材424の上面42aがディスク載置面となっている。
コーン43は、ディスク90の中央に形成された円孔の縁、すなわちディスク90の内縁部、を支持するための部材(ディスク支持部材)である。コーン43は、ロータホルダ42に固定されている。
クランプマグネット44及びバックヨーク45は、コーン43の内部に収容される。クランプマグネット44及びバックヨーク45は、クランパ13との間に磁気的な吸引力を発生させ、これにより、クランパ13をロータホルダ42側へ引き付ける。
ディスク90を保持するときには、クランプマグネット44とクランパ13との間の磁気的な吸引力により、クランパ13がロータホルダ42側へ引き付けられる。これにより、ラバー部材424の上面42aとクランパ13の下面との間にディスク90が挟持される。コーン43は、ディスク90の内縁部に当接し、ディスク90の中心が中心軸9上に位置するように、ディスク90の径方向の位置を定める。また、ラバー部材424の上面42a及びクランパ13の下面は、それぞれ、ディスク90の下面及び上面に当接し、ディスク90の軸方向の位置及び姿勢を定める。
<2−3.静止軸受ユニットの詳細な形状等>
続いて、静止軸受ユニット22のさらに詳細な形状等について説明する。本実施形態に係る静止軸受ユニット22は、図3に示すように、シャフト41が挿入される略中空円筒状のスリーブ221と、当該スリーブ221が内周に挿入される略中空円筒状のスリーブハウジング222とを有している。なお、スリーブハウジング222は、鉄鋼、ステンレス鋼、黄銅等から形成された略円筒部材であるものが好ましい。また、スリーブ221は、含油焼結金属から構成されるのが好ましい。
スリーブハウジング222の下部には、スリーブハウジング222の下端部を閉塞するシールキャップ26が取り付けられている。シールキャップ26は、スリーブハウジング222にかしめ固定される。
<2−3−1.フランジ部の構成>
さらに、スリーブハウジング222の下端部近傍から径方向外側に延びるフランジ部223の下部には、ブラシレスモータ12を記録ディスク駆動装置1に固定する取付板21が取り付けられている。取付板21は、フランジ部223の下面223bから略円筒形状に下方に突出した突出部24を径方向外側に塑性変形させることにより、フランジ部223にかしめ固定されている。以下では、本実施形態に係るフランジ部223及び突出部24の構成について、図3及び図4に基づいて説明する。なお、図4は、突出部24及びその周囲の構成を示した拡大縦断面図である。
まず、フランジ部223について説明する。フランジ部223の上面223aには、ティース部231aが当接していてもよいし、ステータコア231のティース部231a以外の部位が当接していてもよい。
次に、フランジ部223の下面223bについて説明する。スリーブハウジング222の下面には、シールキャップ26をかしめ固定する固定部25と突出部24とが径方向に、ある程度間隔を空けて下方にそれぞれ突出している。突出部24は、フランジ部223の径方向外側端部223cから所定の寸法径方向内側において下方に突出している。また、フランジ部223の径方向外側端部223cから突出部24までの面を構成するフランジ部223の下面223bは、中心軸9に略垂直な平坦な面で構成されており、突出部24のかしめ時に取付板21の上面21aが当接する面である。なお、ここでいう「所定の寸法」とは、取付板21をかしめ固定するのに十分な寸法のことである。
<2−3−2.突出部の構成>
次に、本実施形態に係る突出部24の構成について説明する。なお、特に断り書きがない限り、突出部24を塑性変形する前の状態である場合について説明する。
本実施形態に係る突出部24は、取付板21を固定するためのかしめ手段として設けられている。
かしめ前の状態を図示した図4に示すように、突出部24の外周面24aは、第1外周面241と、第2外周面242と、切欠部243と、を有するのが好ましい。第1外周面241は、取付板21の内周面21cと微小間隙を介して対向する。第2外周面242は第1外周面241の下方に位置する。切欠部243は、第1外周面241及び第2外周面242の軸方向の間に位置し、第1外周面241及び第2外周面242より径方向内側に窪んでいる。
<2−3−3.切欠部の構成>
本実施形態に係る切欠部243の形状は、かしめ前の状態において、切欠部243の断面形状が径方向外側に開口した略V字状に形成されているのが好ましい。そして、切欠部243の最も径方向内側に窪んでいる位置に設けられる部位を頂部243aとする。また、略V字状の切欠部243を構成している面において、頂部243aを境に上側の面を第1傾斜面243b、下側の面を第2傾斜面243cとする。
切欠部243により、かしめ前の突出部24の状態において、頂部243aから突出部24の径方向内側(突出部24の内周面24b)に位置する部位までの寸法Xは、第1外周面241から突出部24の径方向内側(突出部24の内周面24b)に位置する部位までの寸法Yよりも短く構成される。
ここで、突出部24において、頂部243a近傍より下側の第2傾斜面243c及び第2外周面242を有する部位であって、かしめ用治具によって頂部243a近傍を支点に自在に塑性変形する部位を自由端部(かしめ部)244とする。かしめ工程において、フランジ部223の下面223bに取付板21の上面21aを当接し、突出部24の第1外周面241と取付板21の内周面21cとを対向させる。その後、自由端部244の内周面(突出部24の内周面24bの一部)にかしめ用治具を当接させつつ、径方向外側に押圧してかしめによる力を加える。かしめによる力を加えることによって、頂部243a近傍を支点として突出部24が塑性変形して、つまり、頂部243a近傍を基部とする自由端部244が塑性変形して、突出部24の自由端部244が取付板21の下面21b及び/又は内周下端部21caに当接する。突出部24が所定量塑性変形することにより、取付板21は静止軸受ユニット22に固定される。
このように突出部24にかしめ加工の支点となる頂部243aを設けることにより、かしめ工程において、切欠部のない従来の構成と比較して少ないかしめによる力でかつ容易に、取付板21を静止軸受ユニット22に固定できる。また、前述の寸法Xは、突出部24で最も径方向に細く、材料構造的に弱い部分であるので、かしめ工程で一番かしめによる力が加わる部位となる。したがって、かしめによる力を取付板21(後述する第1板部212)に伝えやすくなる。
また、自由端部244が取付板21の下面21b及び/又は内周下端部21caに当接するので、従来に比べて取付板21に対して径方向に働くかしめによる力を減らして、軸方向に働くかしめによる力を増大させることができる。その結果、取付板21を静止軸受ユニット22の下部に強固に固定することができる。
なお、取付板21の下面21b及び/又は内周下端部21caには、突出部24の第2傾斜面243cが当接してもよく、第2外周面242が当接してもよい。取付板21の下面21b及び/又は内周下端部21caに、突出部24(自由端部244)の第2傾斜面243c及び/又は第2外周面242のいずれが当接するかは、いくつかのパラメータにより変わる。図5に示すように、切欠部243の形状、切欠部243の深さ、切欠部243の第1傾斜面243bと中心軸とがなす角度θ1、又は、第2傾斜面243cと中心軸9とがなす角度θ2、のいずれかがどの程度の大きさかによって相違する。なお、図5は、かしめ前の状態の部分拡大図で、突出部24及びその周囲の構成を示した拡大縦断面図である。
なお、切欠部243の形状が略三角形状である場合、角度θ1又はθ2の値は、例えば、10度程度より大きくて45度程度よりは小さく、好ましくは15度程度以上25度程度以下である。15度程度の値に設定すればさらに好ましい。また、切欠部243の深さは、つまり、切欠部243の径方向の寸法であり、またそれは、切欠部243の頂部243aから突出部24の外周面(第1外周面241及び/又は第2外周面242)までの径方向の寸法でもある。当該寸法は、好ましくは、0.01mm〜0.25mm程度の範囲で、さらに好ましくは、0.1mm〜0.2mm程度の範囲である。以上の範囲が、取付板21に対して軸方向のかしめによる力を与えやすい範囲である。
<2−3−4.環状溝(逃げ溝)の構成>
図5に示すように、フランジ部223の下面223bと突出部24の第1外周面241とがなす角部には、環状溝224が、フランジ部223の下面223bに上方に窪んで形成されている。
取付板21を打ち抜き加工により作成すると、取付板21の一方の面の端縁部には出張り部21e(いわゆる「バリ」)が形成され、取付板21の他方の面の端縁部には曲面部21f(いわゆる「ダレ」)が形成される場合がある。
図5に示すように、出張り部21eが下側に向けて形成されている場合、当該出張り部21eが突出部24の第2傾斜面243c及び/又は第2外周面242に当接するので、取付板21を強固に固定できる。出張り部21eが設けられた一方の面の端縁部は、曲面部21fが設けられた他方の面の端縁部に比べ面積が大きいので、第2傾斜面243c及び/又は第2外周面242との接触面積を大きくすることができる。したがって、かしめによる力を取付板21により伝えることができる。
<2−4.取付板の詳細な形状等>
続いて、取付板21のさらに詳細な形状等について説明する。取付板21は、軸方向に貫通する貫通孔を有し、スリーブハウジング222の下部にかしめにて固定される。なお、取付板21は、鉄材等からなるプレートをプレス加工等により成形されたものが好ましい。
<2−4−1.取付板の全体形状>
図6は、ブラシレスモータ12の上面図である。取付板21の形状を明らかにするため、図6では、回路基板233が省略されている。
図6に示すように、取付板21は、3つの取付孔21g,21h,21iを有している。3つの取付孔21g,21h,21iは、取付板21を、記録ディスク駆動装置1内の所定の部位に固定するための締結部となる。本実施形態では、3つの取付孔21g,21h,21iに、それぞれねじが挿入される。これにより、記録ディスク駆動装置1のシャーシ15に、取付板21が固定される。
3つの取付孔21g,21h,21iのそれぞれの上端点を含む平面、または、それぞれの下端点を含む平面は、ブラシレスモータ12の平面度の基準となる。ブラシレスモータ12内の各部材の寸法、位置、および姿勢は、当該平面を基準として、設計される。
図6に示すように、取付孔21g,21h,21iは、いずれも、ロータホルダ42の外周面より、径方向外側に位置する。ただし、3つの取付孔21g,21h,21iの中心軸9からの距離は、それぞれ異なる。仮に、取付板21とスリーブハウジング222との固定により、取付板21が変形したとすると、その変形量は、径方向外側ほど大きくなる。このため、3つの取付孔21g,21h,21iの位置において、変形量に差異が生じやすい。3つの取付孔21g,21h,21iの位置において、取付板21の変形量に差異があると、ブラシレスモータ12の平面度の基準とされる面が、傾斜する。
なお、図6の例では、3つの取付孔21g,21h,21iの中心軸9からの距離が、全て相違している。しかしながら、複数の取付孔21g,21h,21iに、中心軸9からの距離が異なるものが少なくとも1つ含まれていれば、各取付孔21g,21h,21iの位置における取付板21の変形量に、差異が生じやすいと言える。
特に、図6のように、本実施形態の取付板21は、部分的にくびれを有する略長方形状の外形を有する。そして、取付板21の中央から外れた位置に、ブラシレスモータ12の中心軸9が、配置されている。したがって、取付板21の外形は、中心軸9に対して非回転対称となっている。このような取付板21が変形する場合には、3つの取付孔21g,21h,21iの位置における変形量の差異が、さらに生じやすい。
また、図6のように、本実施形態の取付板21には、肉抜き部21jが形成されている。肉抜き部21jは、他の部材との固定には関与しない、非円形の開口である。肉抜き部21jの面積を広く確保することにより、取付板21が軽量化される。このような肉抜き部21jは、取付板21の変形を、さらに複雑化させる。したがって、3つの取付孔21g,21h,21iの位置における取付板21の変形量の差異が、さらに生じやすくなる。なお、肉抜き部21jは、取付孔21g,21h,21iの近傍に形成されていてもよい。
本実施形態のブラシレスモータ12では、突出部24に切欠部243を設けたことにより、切欠部243がない場合よりも弱い力で、突出部24をかしめることができる。また、かしめにより突出部24と取付板21との間に作用する力の、軸方向成分が増加する。このため、スリーブハウジング222と取付板21とを固定しつつ、取付板21の変形を抑制できる。その結果、3つの取付孔21g,21h,21iの位置における取付板21の変形量の差異も、抑制される。したがって、記録ディスク駆動装置1内におけるブラシレスモータ12の傾きが、抑制される。
<2−4−2.取付板の段差:第1板部、第2板部>
図3に戻って、本実施形態に係る取付板21は、取付板21の内周面21cを含む第1板部212と、第1板部212の径方向外側に位置し第1板部212よりも下方に位置する第2板部213と、を有しているのが好ましい。また、第1板部212の上面212aはフランジ部223の下面223bに当接し、第1板部212の内周面212cは突出部24の第1外周面241と対向する。
また、図3に示すように、第2板部213の上側には回路基板233が配置されている。取付板21には、第1板部212と第2板部213とを接続する段差部211が形成されている。段差部211は、回路基板233の内周部233aとフランジ部223の径方向外側端部223cとの間に位置する。段差部211は、例えば半抜き加工により容易に形成できる。
第1板部212及び第2板部213を設け、第2板部213の上側に回路基板233を配置するため、ブラシレスモータ12の薄型化を図ることができる。
また、従来は取付板21全体にかしめによる力が加わりやすく、取付板21が変形する虞がある。しかし、本実施形態では、取付板21に径方向に段差部211を設けたことで段差部211又は段差部211より径方向内側の第1板部212に、かしめによる力が集中的に加わるので、第2板部213にかしめ応力が加わることを低減できる。そのため、取付板の固定時に第2板部213が変形するのを抑制できる。
また、図3に示すように、第2板部213の上面213a(基準面とする)からディスク載置部のディスク載置面(ラバー部材424の上面42a)までの軸方向の寸法Hが、取付板21の位置の基準とされる。また、第1板部212の上面212aと第2板部213の上面213aとの軸方向の寸法Iを、段差部211の高さとする。本実施形態では、段差部211の軸方向の寸法Iを所望する寸法に適宜変更することにより、寸法Hを調整することができる。したがって、共通の静止軸受ユニット22や回転部3を作製し、段差部211の軸方向の寸法Iを適宜変更することにより、容易に所望の寸法Hに対応させることができる。そのため、部品の共通化を図ることができ、モータの製造における治具等を共通化できるので、モータの製造の自動化や省力化をし易くできる。
なお、段差部211の軸方向の寸法Iは、かしめ工程において変形しない程度の寸法であることが好ましい。また、かしめ工程時に、段差部211又は第1板部212にかしめによる力が集中的に加わるため、段差部211の高さは高いのが好ましく、より取付板21の変形量を小さくできる。例えば、寸法Iの値としては、0.3mm以上かつ0.4mm以下程度が好ましい。さらに好ましくは0.35mm程度である。
また、第1板部212の径方向の寸法が小さいほど、取付板21(特に第1板部212)のかしめ加工による変形量は小さい。第1板部212の径方向の寸法としては、例えば、直径10mm以上15mm以下程度が好ましい。また、第1板部212の上面212a上にフランジ部223の径方向外側端部223cが、第1板部212の少なくとも径方向中間部より外側に位置しているのが好ましい。
また、取付板21の段差部211の断面形状は、斜面形状や段差形状でもよく、特に限定しない。
以上より、突出部24の外周面24aに開口した切欠部243を設けることにより、かしめによる力が取付板21に対し径方向外側へ伝わるのを低減することができる。そして、取付板21を軸方向略上側へかしめによる力を増大することができ、フランジ部223の下面223bと突出部24の第2外周面242とで第1板部212を挟持することができる。つまり、切欠部243を設けることにより、径方向に働く力を減らして軸方向に働く力を増大させることができる。したがって、小さいかしめによる力で、取付板21をスリーブハウジング222に強固に固定ができるとともに、製品に必要な強度を確保しながら、取付板21の変形を抑制できる。また、第2板部213が径方向外側で相対的に下側に位置するように、第1板部212と第2板部213を取付板21に設けることにより、さらにかしめの力による取付板21の変形を抑制できる。その結果、モータの薄型化を図れるとともに、寸法Hのモータ毎のばらつきを低減することができる。
<3.かしめ加工の詳細な流れについて>
次に、図5、図7、及び図8にしたがって本実施形態に係るモータのかしめ加工の詳細な工程について説明する。図7は、かしめ途中の状態を表した部分拡大図である。図8は、かしめ後の部分拡大図である。
まず、突出部24をかしめる前の状態について説明する。図5に示すように、フランジ部223の下面223bと第1板部212の上面212aとを接触させておく。ただし、突出部24の外周面24a(特に第1外周面241)と、第1板部212の内周面212cとは、必ずしも接触しておく必要はなく、微小間隙を介して対向させた状態でもよい。なお、本実施形態で説明する切欠部243は、断面の形状が略二等辺三角形状をなしており、断面における第1傾斜面243bの寸法と、第2傾斜面243cの寸法とが略等しい。このとき、切欠部243の頂部243aは、略二等辺三角形状の切欠部243の頂角に相当する位置に位置している。
また、切欠部243の頂部243aの軸方向の位置は、第1板部212の下面212bと略同等の軸方向の位置か、第1板部212の下面212bより若干上側に位置しているのが好ましい。なお、突出部24の外周面24a(図4参照)において、切欠部243を形成する部位は、切欠部243の頂部243aを形成する部位、つまり、かしめ加工の支点をどこに設けるかに依存する。
ここで、上述したように、突出部24において、頂部243a近傍より下側の第2傾斜面243c及び第2外周面242を有する部位であって、かしめ用治具によって頂部243a近傍を支点に自在にかしめされる部位を自由端部(かしめ部)244とする。
次に、かしめ工程を開始する。突出部24の自由端部244の内周面に図示しないかしめ用治具を当接させ、切欠部243の頂部243aを支点に、自由端部244を径方向外側に押圧し塑性変形させ始める。
塑性変形し始めると、まず、突出部24の第1外周面241の少なくとも一部の面が、第1板部212の内周面212cに接触する。なお、かしめ工程の途中において、突出部24の第1外周面241の一部は、第1板部212の内周面212cと微小間隙を介して対向していてもよい。第1板部212に対して径方向にかしめによる力を加えないので、第1板部212の変形を低減できる。
そして、図7に示すように、切欠部243の頂部243a近傍を支点に径方向外側に突出部24の自由端部244を塑性変形させることにより、自由端部244の第2傾斜面243cが、第1板部212の下面212b及び/又は内周下端部212cbに当接する。かしめによる力が、第1板部212の下面212b及び/又は内周下端部212cbを通して第1板部212に伝わり、そのかしめによる力は軸方向上方に加わっていく。なお、かしめ工程が進むにつれて、切欠部243の形状は変化していく。
また、第1板部212の内周下端部212cbに、下方に向けて出張り部21eが形成されていた場合、本実施形態における材質を比較すると、出張り部21e(第1板部212を有する取付板21)は鉄材等であるのに対し、突出部は黄銅製である。そのため、出張り部21eは自由端部244の第2傾斜面243cに埋没し、楔となってより強固に固定される。
さらに自由端部244が塑性変形し、図8に示すように、かしめ工程が終了すると、第1板部212の下面212bと自由端部244の第2傾斜面243cとのなす角度が、30度程度となる。このとき、突出部24の自由端部244の先端部が、第2板部213の下面213bよりも上側に位置するのが好ましい。つまり、かしめ工程後の径方向外側に伸びる突出部24(自由端部244)の軸方向の寸法は、第1板部212の下面212bから第2板部213の下面213bまでの軸方向の寸法と略同一か、又は、小さくなるように設定するのが好ましい。このような構成にすることにより、第2板部213の下面213bより下方に塑性変形後の突出部24(自由端部244)が突出する虞がなく、他の部材に突出部24が接触する虞も低減できる。
なお、突出部24の塑性変形は、必ずしも、頂部243aの近傍のみを支点とする変形でなくてもよい。図9は、突出部24の他の塑性変形の態様を示した図である。図9では、塑性変形前の突出部24が実線で示され、塑性変形後の突出部24が2点鎖線で示されている。
図9の例では、かしめを開始すると、まず、切欠部243の上端部243dが、第1板部212の内周面212cに、当接する。そして、切欠部243の上端部243dを第1の支点として、突出部24のうち、切欠部243の上端部243dより下方に位置する部分が、径方向外側へ塑性変形される。また、切欠部243の頂部243aより下方に位置する部分は、頂部243aを第2の支点として、さらに径方向外側へ塑性変形される。
図9の例では、頂部243aのみを支点として塑性変形される場合よりも、第1板部212の下面212b及び/又は内周下端部212cbに、第2傾斜面243cを、当接させやすい。また、かしめにより突出部24と第1板部212との間に作用する力の、軸方向成分が、さらに増加する。このため、スリーブハウジング222と取付板21とを、強固に固定しつつ、取付板21の変形を、さらに抑制できる。
取付板21の変形が抑制されれば、取付板21の3つの取付孔21g,21h,21iの位置における変形量の差異も抑制される。したがって、記録ディスク駆動装置1内におけるブラシレスモータ12の傾きが、抑制される。
図9のような塑性変形の態様を考慮すれば、切欠部243の上端部243dは、第1板部212の内周面212cに当接するような位置に、配置されることが好ましい。図9の例では、フランジ部223の下面223bと第1板部212の上面212aとを接触させた状態において、切欠部243の上端部243dは、第1板部212の下面212bより上側かつ第1板部212の上面212aより下側に、配置されている。このため、切欠部243の上端部243dが、第1板部212の内周面212cに当接し、第1の支点として良好に機能する。
特に、図9の例では、第1板部212の下面212bの内周端縁部に、内周面212cへ向けて漸次に傾斜が急となる曲面部21kが形成されている。このような場合には、切欠部243の上端部243dは、曲面部21kの上端より上側に配置されることが、好ましい。そのようにすれば、切欠部243の上端部243dを、第1板部212の内周面212cに、より強固に当接させることができる。
また、取付板21とスリーブハウジング222との固定強度を考慮すれば、突出部24の第1外周面241と第1板部212の内周面212cとが、より広い面積で接触することが、好ましい。この観点から、切欠部243の上端部243dは、第1板部212の内周面212cの高さ方向の中央位置より、下側に位置していることが好ましい。
かしめ工程が完了すると、スリーブハウジング222の突出部24と、第1板部212の内周面212cとの間には、切欠部243の痕跡である空隙30が、形成される。このような空隙30が形成されていれば、塑性変形前の突出部24に切欠部243が存在していたことが、肯定的に推認される。ただし、かしめ時の塑性変形によって、突出部24の第1傾斜面243b及び第2傾斜面243cと第1板部212とが密着し、空隙30が形成されない場合もあり得る。本発明は、空隙30が形成されない場合を排除するものではない。
<4.他の実施形態>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。
突出部24の自由端部244の第2傾斜面243c、第2外周面242のどちらかが第1板部212の下面212b及び内周下端部212cbに当接するかは、第1傾斜面243bと第2傾斜面243cとのそれぞれの断面における寸法に、大小関係を設定することで決定することができる。
上記実施形態では、断面における第1傾斜面243bの寸法と、第2傾斜面243cの寸法とが略等しいが、これに限らない。例えば、断面における第1傾斜面243bの寸法が、第2傾斜面243cの寸法よりも小さい場合でも、当該第2傾斜面243cを第1板部212の下面212b及び/又は内周下端部212cbに当接させることができる。
また、図10に示すように、断面における第1傾斜面243bの寸法を、第2傾斜面243cの寸法よりも大きく形成してもよい。第2外周面242は第1外周面241より径方向内側で、かつ、切欠部243の頂部243aより径方向外側に位置する。この構成により、自由端部244の第2外周面242が、第1板部212の下面212b及び/又は内周下端部212cbに当接させることができる。図中二点鎖線がかしめ工程後の自由端部を表している。
上記実施形態では、突出部24をフランジ部223の下面223bから略円筒形状に下方に突出していたが、他の構成も可能である。例えば、周方向に複数個の突出部を間隔を空けて形成してもよいし、中空の多角形状に形成してもよい。
上記実施形態では、切欠部243の形状は、かしめ工程前の状態において、切欠部243の断面形状が径方向外側に開口した略V字状に形成されていたが、他の構成も可能である。切欠部243の断面形状が径方向外側に開口していれば、略V字状だけでなく、断面円弧状等様々な形状も可能である。
例えば、図11のように、切欠部243の断面形状が、略円弧状であってもよい。図11の例では、切欠部243内の最も径方向内側に位置する部位が、頂部243aとなる。また、切欠部243を構成する面のうち、頂部243aより上側に位置する部分が、第1傾斜面243bとなり、頂部243aより下側に位置する部分が、第2傾斜面243cとなる。
上記実施形態では、突出部24の第1外周面241と第1板部212の内周面212cとが接触してから、自由端部244が第2傾斜面243cと第1板部212の下面212b及び/又は内周下端部212cbに接触するが、これに限らない。例えば、切欠部の形状によっては、最初に自由端部244が第2傾斜面243cと第1板部212の下面212b及び/又は内周下端部212cbに接触してもよい。
上記実施形態に係るモータでは、スリーブ221とスリーブハウジング222とを有する静止軸受ユニット22が記載されていたが、これに限らない。例えば、スリーブ221及びスリーブハウジング222が単一の部材から構成されてもよい。またスリーブハウジング222及びシールキャップ26が単一の部材から構成されてもよい。
また、図12に示すように、出張り部21eが上面21a側に位置し、曲面部21fが下面21b側に位置するように、取付板21が配置されている。このため、環状溝224内に出張り部21eを収容することができる。また、出張り部21eがフランジ部223の下面223bに当接し、取付板21が盛り上がるといった不具合の発生を防止できる。また、出張り部21eがフランジ部223の下面223bに当接することにより、取付板21が傾いた状態で静止軸受ユニット22に固定されることを防止できる。また、取付板21の下面21b側には曲面部21fが位置しているため、突出部24の先端部を塑性変形させるときに、曲面部21fをガイドとしてその曲面外周に沿って塑性変形させることができるので、かしめやすい。また、環状溝224に接着剤等を介在させることで、取付板21とフランジ部223とをかしめに加え、接着剤にて固定することも可能である。環状溝224内に接着剤を介在させることで、取付板21の曲面部21fと突出部24の第1外周面241との間に、接着剤が毛細管力(表面張力)により保持される。これにより、突出部24の第1外周面241と取付板21との接着強度がさらに向上する。
また、頂部243aの軸方向の位置については、取付板21(第1板部212)の上面21aと下面21bとの軸方向の間、取付板21の上側内端部(上面21a)近傍と同等の軸方向の位置、又は、取付板21の下側内端部(下面21b)近傍と同等の軸方向の位置のいずれかに位置していればよい。また、図13のように、切欠部243の頂部243aが、第1板部212の下面212bより下側に位置していてもよい。
また、本願発明は、各種リムーバブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク等を回転させるモータに用いることができる。また、本実施形態に係るモータを、精密な回転精度が要求されるモータにも用いることができる。
上記実施形態では、「軸回転」型のモータについて記載したが、本発明は「軸固定」型のモータにも適用できる。
本発明は、記録ディスク駆動用モータの製造方法に利用できる。また、本発明は、記録ディスク駆動用モータに利用でき、さらにそれを含んでなる記録ディスク駆動装置に利用できる。
1 ディスク駆動装置
2 静止部
3 回転部
4 チャッキング装置
9 中心軸
12 ブラシレスモータ
14 記録再生部
15 シャーシ
21 取付板
21a 内周面
21b 下面
21c 内周面
21g,21h,21i 取付孔
21k 曲面部
211 段差部
212 第1板部
212a 上面
212b 下面
212c 内周面
212cb 内周下端部
213 第2板部
213a 上面
213b 下面
22 静止軸受ユニット
221 スリーブ
222 スリーブハウジング
223 フランジ部
223b フランジ部下面
223c 外側端部
233 回路基板
233a 内周面部
24 突出部
24a 外周面
241 第1外周面
242 第2外周面
243 切欠部
243a 頂部
243b 第1傾斜面
243c 第2傾斜面
243d 上端部
424 ラバー部材
42a 上面

Claims (19)

  1. 上下に貫通する貫通孔を有するベース部材と、前記ベース部材の上面に当接するフランジ下面及び前記フランジ下面より径方向内側において下方へ突出する突出部を有するスリーブ部と、を備える記録ディスク駆動用モータの製造方法において、
    前記突出部の外周面は、
    前記ベース部材の内周面に対向する第1外周面と、
    前記第1外周面の下方に位置する第2外周面と、
    前記第1外周面及び前記第2外周面の間に位置し、前記第1外周面及び第2外周面より径方向内側に窪む切欠部と、
    を有し、
    a)前記ベース部材の上面に前記フランジ下面を接触させる工程と、
    b)前記突出部を径方向外側に塑性変形させて、前記突出部を前記ベース部材の下面及び/又は内周下端部に当接させる工程と、
    を備える記録ディスク駆動用モータの製造方法。
  2. 請求項1に記載の記録ディスク駆動用モータの製造方法において、
    前記工程a)の後、前記切欠部の上端部が、前記ベース部材の下面より上側に位置している記録ディスク駆動用モータの製造方法。
  3. 請求項2に記載の記録ディスク駆動用モータの製造方法において、
    前記ベース部材は、その下面の内周端縁部に、内周面へ向けて漸次に傾斜が急となる曲面部を有し、
    前記工程a)の後、前記切欠部の上端部が、前記曲面部の上端より上側に位置している記録ディスク駆動用モータの製造方法。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の記録ディスク駆動用モータの製造方法において、
    前記工程a)の後、前記切欠部の上端部が、前記ベース部材の内周面の高さ方向の中央位置より下側に位置している記録ディスク駆動用モータの製造方法。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の記録ディスク駆動用モータの製造方法において、
    前記ベース部材は、ディスク駆動装置の所定の部材に固定される複数の締結部を有し、
    前記複数の締結部は、中心軸からの距離が異なる少なくとも1つの締結部を含む記録ディスク駆動用モータの製造方法。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載の記録ディスク駆動用モータの製造方法において、
    前記ベース部材の外形は、記録ディスク駆動用モータの中心軸に対して非回転対称である記録ディスク駆動用モータの製造方法。
  7. 静止部と、
    前記静止部に対し回転可能で、記録ディスクを載置する載置部を有する回転部と、
    上下方向に延びる中心軸に沿って配置されたシャフトと、
    径方向外側へ突出したフランジ部を有するスリーブ部と、
    軸方向に貫通する貫通孔を有し、前記スリーブ部の下部にかしめにて固定されるベース部材と、
    を備え、
    前記フランジ部は、
    前記ベース部材の上面が当接するフランジ下面と、
    前記フランジ下面より径方向内側において下方に突出する突出部と、
    を有し、
    前記突出部の外周面は、
    前記ベース部材の内周面に対向する第1外周面と、
    前記第1外周面の下方に位置する第2外周面と、
    前記第1外周面及び前記第2外周面の間に位置し、前記第1外周面及び第2外周面より径方向内側に窪む切欠部と、
    を有し、
    前記突出部を径方向外側に塑性変形させて、突出部を前記ベース部材の下面及び/又は内周下端部に当接させた記録ディスク駆動用モータ。
  8. 請求項7に記載の記録ディスク駆動用モータにおいて、
    前記ベース部材は、
    前記ベース部材の内周部を含む第1板部と、前記第1板部の径方向外側に位置し、前記第1板部よりも下方に位置する第2板部と、を有し、
    前記第1板部の上面は前記フランジ部の下面に当接し、前記第1板部の内周面は前記第1外周面に対向する記録ディスク駆動用モータ。
  9. 請求項7又は8に記載の記録ディスク駆動用モータにおいて、
    前記切欠部には、最も窪んでいる位置に頂部が設けられ、
    前記頂部の軸方向の位置は、前記ベース部材の上面と前記ベース部材の下面との軸方向の間、前記ベース部材の内周上端部、又は前記内周下端部のいずれかに位置する記録ディスク駆動用モータ。
  10. 請求項7から9までのいずれかに記載の記録ディスク駆動用モータにおいて、
    前記切欠部には、最も窪んでいる位置に頂部が設けられ、
    かしめ前の状態の前記突出部において、前記頂部と、前記頂部から前記突出部の径方向内側に位置する部位との寸法は、前記第1外周面と、前記第1外周面から前記突出部の径方向内側に位置する部位との寸法より短い記録ディスク駆動用モータ。
  11. 請求項7から請求項10までのいずれかに記載の記録ディスク駆動用モータにおいて、
    かしめ前の状態において、前記切欠部の断面形状が、径方向外側に開口した略V字状に形成されている記録ディスク駆動用モータ。
  12. 請求項7から請求項11までのいずれかに記載の記録ディスク駆動用モータにおいて、
    前記切欠部には、最も窪んでいる位置に頂部が設けられ、
    前記切欠部は、前記切欠部を構成している外周壁部において、前記頂部を境に上側の面に第1傾斜面部を、下側の面に第2傾斜面部をそれぞれ有し、
    前記塑性変形により、前記第2傾斜面部が前記ベース部材の内周下端部に当接する記録ディスク駆動用モータ。
  13. 請求項12に記載の記録ディスク駆動用モータにおいて、
    かしめ前の状態において、前記断面における第1傾斜面部の長さと、前記第2傾斜面部の長さとが略等しい記録ディスク駆動用モータ。
  14. 請求項8から13までのいずれかに記載の記録ディスク駆動用モータにおいて、
    前記かしめ後の径方向外側に伸びる突出部の軸方向の寸法は、
    前記第1板部の下面から前記第2板部の下面までの軸方向の寸法と略同一か、又は、前記第1板部の下面から前記第2板部の下面までの軸方向の寸法より小さい記録ディスク駆動用モータ。
  15. 請求項8から請求項14までのいずれかに記載の記録ディスク駆動用モータにおいて、
    前記第2板部の上側には回路基板が載置され、
    前記ベース部材には、前記第1板部と前記第2板部とを接続する段差部が形成され、
    前記段差部は、前記回路基板の内周部と前記フランジ部の外周部との間に位置する記録ディスク駆動用モータ。
  16. 請求項7から請求項15までのいずれかに記載の記録ディスク駆動用モータにおいて、
    前記ベース部材の下面の内周端縁部には、出張り部が形成されており、
    前記ベース部材の前記フランジ部に対向する面の内周端縁部には、曲面部が形成されている記録ディスク駆動用モータ。
  17. 請求項7から請求項16までのいずれかに記載の記録ディスク駆動用モータにおいて、
    前記スリーブ部は、
    前記シャフトが挿入される略円筒状のスリーブと、
    前記スリーブが挿入されるスリーブハウジングと、
    を有し、
    前記フランジ部は、前記スリーブハウジングの径方向外側に形成されている記録ディスク駆動用モータ。
  18. 請求項7から請求項17までのいずれかに記載の記録ディスク駆動用モータにおいて、
    前記ベース部材の内周面と前記突出部との間に、空隙が形成されている記録ディスク駆動用モータ。
  19. 装置ハウジングと、
    前記装置ハウジング内に固定され、前記記録ディスクを回転させる請求項7から18までのいずれかに記載の記録ディスク駆動用モータと、
    前記記録ディスクに対し、情報の読み出し及び/又は書き込みを行う記録再生部と、
    を備える記録ディスク駆動装置。
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