JP3640818B2 - 小型モータ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、CD−ROM、DVD−ROM等の回転駆動用、その他各種用途の小型モータに関するものある。
【0002】
【従来の技術】
従来からある各種用途の小型モータにおいては、軸受ホルダーと基板(プレート)との締結構造として、真鍮を切削加工することにより軸受ホルダーを形成し、この軸受ホルダーを基板へかしめ、あるいは、接着またはネジ止め等を施すという構造になっていた。
【0003】
しかし、真鍮の切削加工により軸受ホルダーを製作した場合、切削に時間がかかるため部品コストの上昇を招くといった問題があった。しかも、基板と回転軸との垂直度は、軸受ホルダーの切削加工精度に依存し、モータの組付時には基板と回転軸との垂直度を調整することができなかった。
さらに、モータの駆動時にコアから発生する振動が回転軸を介してロータ側へ伝わるため、モータの振動及びこの振動に伴う騒音が問題となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上のような従来技術の問題点を解消するためになされたもので、基板と軸受ホルダー間にコアホルダーを介在させることで、モータ駆動時にコアから発生する振動を基板に伝達させず、低振動化及び静音化を可能とし、また、基板と回転軸との垂直度を精度よく設定することができる小型モータを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、円筒状の軸受ホルダーと、軸受ホルダー内に保持されたラジアル軸受と、このラジアル軸受によって回転自在に支持された回転軸と、この回転軸の一端部に固定されたロータケースを含むロータと、上記ロータケースに一体に取り付けられたロータマグネットと、このロータマグネットに対向させて固定されたステータコアとを備えた小型モータにおいて、軸受ホルダーの外周にコアホルダーが固定され、コアホルダーの外周に上記ステータコアが固定され、コアホルダーは、小径の筒部と、大径の筒部と、これら小径の筒部と大径の筒部をつなぐ平坦な段部を有し、上記小径の筒部が軸受ホルダーの外周に軽圧入されて固着されるとともに、基板に設けられた孔の内周に上記小径の筒部が軽圧入され上記段部に基板が固着されていることを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の小型モータにおいて、コアホルダーは樹脂により成形されていることを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の小型モータにおいて、コアホルダーは燒結金属により成形されていることを特徴とする。
【0009】
請求項4記載の発明は、請求項1記載の小型モータにおいて、軸受ホルダーは金属板材をプレス加工し、カップ状としたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明にかかる小型モータの実施の形態について説明する。
図1において、鉄などの金属板からなる基板1にはコアホルダー2の介在のもとに軸受ホルダー3が圧入される孔が形成されている。コアホルダー2は、例えば樹脂の一体成型品または焼結金属のような振動吸収性のある材料からなり、小径の筒部4と、大径の筒部14と、これらの筒部をつなぐ平坦な段部とを有してなる。上記軸受ホルダー3は金属板を絞り加工することによって有底の円筒状に形成されている。基板1の上記孔にはコアホルダー2の小径の筒部4が圧入され、コアホルダー2の上記段部は基板1の上に載っている。コアホルダー2の上記小径の筒部4の内周側には軸受ホルダー3の外周下端部が圧入されている。コアホルダー2の大径の筒部14の外周側にはステータコア5の中心孔が圧入され、ステータコア5が固定されている。ステータコア5は複数枚のコア板からなる積層コアで、複数の突極を放射状に有し、各突極には駆動コイル6が巻回されている。コアホルダー2の大径の筒部14には積層されたステータコア5の下側2/3程度が圧入され、上側の1/3程度のステータコア5の内周と軸受ホルダー3の外周との間には、円筒状の空間(デッドスペース)40が生じている。
【0011】
コアホルダー2を振動吸収性の高い樹脂又は燒結金属のような材料により成形することにより、駆動時にステータコア5から発生した振動をコアホルダー2が吸収し、後述の回転軸8及び基板1へ振動を伝えないため、モータの低振動化及び静音化が可能となる。
【0012】
また、コアホルダー2は、軸受ホルダー3の外周に軽圧入されて固着されるとともに、基板1に設けられた孔の内周に軽圧入されて固着されるため、基板1とコアホルダー2及びコアホルダー2と軸受ホルダー3とは、圧入だけでなくモータの組付時に、軸垂精度を出しながら固着することができるので、部品精度に依存することなく基板1と回転軸8との垂直精度を上げることができる。
【0013】
上記軸受ホルダー3には、その内底部にスラスト受け板39が配置され、内周にラジアル軸受7がはめられ、軸受ホルダー3によってラジアル軸受7が保持されている。この実施の形態では、ラジアル軸受7は焼結含油軸受からなり、ラジアル軸受7の軸方向の長さ寸法は軸受ホルダー3の内周側の軸方向寸法よりも長く、ラジアル軸受7の上端部は軸受ホルダー3の上端から上方に突出している。ラジアル軸受7の内周側には回転軸8が挿入され、ラジアル軸受7によって回転軸8がその中心軸線の周りに回転自在に支持されている。また、回転軸8の下端は上記スラスト受け板39に当接して回転軸8にかかるスラスト方向の荷重がスラスト受け板39によって支えられるようになっている。ラジアル軸受7には潤滑油が含浸され、ラジアル軸受7の内周面と回転軸8の外周面との間が潤滑油で潤滑されるようになっている。軸受ホルダー3は有底円筒状に形成されてカップ状になっているため、潤滑油が軸受ホルダー3の外側に流出するのを防止することができる構造になっている。
【0014】
回転軸8の上端部はラジアル軸受7の上端部から上方に延び出しており、この回転軸8の上端部外周にはボス12の小径円筒部17が圧入されている。この小径円筒部17の外周側には円板状のハブ台11が嵌められ、ボス12に形成されている肩部でハブ台11が支持されている。ボス12は下部外周に鍔部13を有し、この鍔部13の下面側にロータケース20が一体に固着されている。ロータケース20は扁平なカップを伏せた形をしており、カップの底に相当する部分に中心孔が形成され、この中心孔がボス12の下端部外周にはめられるとともに上記中心孔の縁部が上記鍔部13に重ねられ、ボス12のかしめ、その他適宜の手段によってボス12にロータケース20が固着されている。ロータケース20の水平部上面にはパッド16が貼り付けられている。このロータケース20およびハブ台11の構成から明らかなように、図示の小型モータはディスク回転駆動用のモータであって、ディスクの中心孔がハブ台11の外周側にはまって位置決めされ、パッド16の上にディスクが載るようになっている。パッド16の上にディスクが載った状態で図示されないディスク押さえが降下し、あるいは、ハブ台11の外周からディスク押さえ用の球体その他の部材が付勢力等によって突出することにより、ディスクがハブ台11に向かって押し付けられ、ハブ台11、回転軸8を含むモータのロータ10とともにディスクが回転駆動されるようになっている。
【0015】
上記ロータケース20の円筒状の周壁内面には円筒状のロータマグネット21が取り付けられている。ロータマグネット21もロータ10の一部をなし、ロータケース20と一体となって回転可能となっている。ロータマグネット21の内周面はステータコア5の外周面と適宜の間隙をおいて対向している。ロータマグネット21の各磁極の回転位置に応じて各相の駆動コイルへの通電を切り換え制御することにより、ロータマグネット21と各突極との磁気的吸引反発力でロータ10および上記ディスクが連続的に回転駆動されるようになっている。ロータ10の一部をなすロータケース20の中心孔寄りの下面には抜け防止部材28が固着されている。抜け防止部材28は例えば金属板の絞り加工等によって円筒状に形成されるとともに、内向きの鍔部からなる係止部29と、外向きの鍔部とを有し、外向きの鍔部がロータケース20の下面に固着されている。上記係止部29は、前述のステータコア5の内周面と軸受ホルダー3の上部外周面との間に形成された空間40において、コアホルダー2の大径の筒部14の上方に、この筒部14との間に僅かな間隙をおいて進出している。
【0016】
図1に示す実施の形態では、回転軸8は単純な円柱形であって、抜け止め用のワッシャやリングをはめるための周溝の類は形成されていない。その代わりに、ストッパー25を用いたロータの抜け防止手段が施されている。ストッパー25は、全体の形状としてU字状に折れ曲がった形に形成されている。より具体的には、図3(a)(b)(c)に示すように細長い板材の一端部と他端部とが互いに平行をなすように直角に折り曲げられた形をしている。ストッパー25の一方側27の突出長さは他方側26の突出長さよりも短く、一方側27と他方側26との中間部は僅かに幅広になっている。ストッパー25は樹脂の一体成型品であってもよいし、金属のプレス加工品であってもよい。
【0017】
図1において、上記ストッパー25は、ステータコア5などとともにステータ部を構成する前記コアホルダー2の挿通孔9に挿通されている。図2(a)(b)(c)はコアホルダー2の詳細を示す。図2(a)(b)に示すように、また、前述のように、コアホルダー2は、小径の筒部4と、大径の筒部14と、これらの筒部をつなぐ平坦な段部とを有してなる。コアホルダー2の上記段部には挿通孔9が形成されている。挿通孔9は全体としては円形のコアホルダー2の接線方向に長い長方形に近いが、図2(a)(c)に示すように、挿通孔9をその中心を通る半径方向の線に沿ってみたときの左右両側の縁部が半径方向内周側から外周側に向かって順次狭まる向きの縁部92と、これに続いて半径方向外側に向かって平行に延びる縁部91を有してなる。
【0018】
図1において、基板1にはコアホルダー2の上記挿通孔9に対応する部分に挿通孔9よりも十分に大きい広さの窓孔38が形成されている。この窓孔38からコアホルダー2の上記挿通孔9にストッパー25がその一方側27から挿入され、ストッパー25の他方側26をコアホルダー2の下面に摺動させながらコアホルダー2の半径方向外側に向かって押し込まれる。ストッパー25を挿通孔9に挿入する際は、ストッパー25の一方側27が挿通孔9を通り抜け、ストッパー25の多少幅広の中間部が、図2(c)に示す縁部92側、すなわち挿通孔9の幅広部分から挿入される。そして、ストッパー25が半径方向外側に向かって押し込まれることにより、挿通孔9の上記縁部92に続く多少幅が狭い縁部91間に圧入され、位置決めされてステータに固定される。ストッパー25の他方側26は基板1の窓孔38内にある。ストッパー25の固定強度を高めるために、その他方側26をコアホルダー2の下面に接着、溶着、その他適宜の手段で固定するとよい。ストッパー25を上記のように半径方向外側に向かって押し込むことにより、ストッパー25の一方側27が前記抜け防止部材28の前記係止部29の上方に適宜の間隙をおいて進出し上記係止部29と対向している。従って、ロータケース20等からなるモータのロータ10が回転軸8とともにラジアル軸受7から抜け出ようとすると、上記抜け防止部材28の係止部29がストッパー25の一側部27に当接して係止され、ロータ10の抜けが防止される。ストッパー25は、ステータコア5の内周面と軸受ホルダー3の外周面との間に形成される前述の空間40に配置されている。
【0019】
前記基板1の上面には回路基板30が載せられて固定されている。回路基板30に適宜の回路パターンが形成されるとともに、適宜の回路部品、例えばロータ10のインデックス検出または回転速度検出のためのホール素子等からなる磁気検出素子31などが実装されている。
【0020】
次に、上記実施の形態にかかる小型モータの組立手順、特にステータに対するロータ10の組付について簡単に説明する。軸受ホルダー3の内周側にはラジアル軸受7を圧入し、軸受ホルダー3の外周側下端部はコアホルダー2の小径の筒部4の内周側に圧入する。コアホルダー2の大径の筒部14にはあらかじめステータコア5の中心孔が圧入され固定されていてもよく、軸受ホルダー3をコアホルダー2に圧入した時点でステータコア5をコアホルダー2に圧入し固定してもよい。次に、基板1のステータ取り付け用孔にコアホルダー2の小径の筒部4の外周側を圧入し、コアホルダー2の介在のもとに軸受ホルダー3及びステータコア5を基板1に固定する。
次に、回転軸8、ボス12、ハブ台11、ロータケース20等が一体化されてなるロータ10の上記回転軸8をラジアル軸受7の内周側に挿入し、ロータ10を回転自在に支持する。ただし、このままではロータに軸方向の外力が加わるとロータが脱落するおそれがあるので、前述のようにしてストッパー25を装着し、ロータ10の抜け止めを図る。
【0021】
基板1の面に対する回転軸8の垂直度は精度よく調整されている必要がある。特にディスク駆動用モータにおいては高精度が要求される。そこで、一通りの組付が終了した時点で、適宜の治具等を用いて基板1の面に対する回転軸8の垂直度を確認し、精度がでていなければ基板1とコアホルダー2との圧入部分、あるいはコアホルダー2と軸受ホルダー3との圧入部分において相対的な姿勢を修正し上記の垂直度を出す。この状態で上記各圧入部分を接着し、あるいは溶着するなどの手段を用いて基板1とコアホルダー2および軸受ホルダー3を最終的に固定する。
【0022】
上記のようにして組立を終了した後にも、不具合部分が見つかることがあり、ロータ10をステータから分離して不具合部分の部品を交換したり調整したりする必要があることがある。その場合は、ストッパー25を半径方向内側に向かって押し戻し、ストッパー25をコアホルダー2の挿通孔9から抜き取ってロータ10をステータから分離し、不具合部分の部品を交換したり調整したりすればよく、その後再び組み立てればよい。
【0023】
このように、上記実施の形態によれば、軸受ホルダー3と、この軸受ホルダー3を固定すべき基板1との間にコアホルダー2を介在させ、軸受ホルダー3の外周にコアホルダー2を固定するとともに、コアホルダー2は基板1に設けられた孔に固定したため、モータ駆動時にステータコア5から発生する振動をコアホルダー2が吸収し、上記振動が基板1に伝達され難くなり、低振動化、低騒音化を図ることができる。特に、ディスク駆動用モータにおいては、ディスクに振動が伝わることは極端に嫌われるが、上記実施の形態によれば、ディスクを載せるハブ台と一体の回転軸8がラジアル軸受7で支持され、このラジアル軸受7を保持する軸受ホルダー3と振動源であるステータコア5との間にコアホルダー2が介在して振動を吸収するため、上記振動がディスクに伝達されにくい構造になっており、ディスク駆動用モータとして好適である。また、コアホルダー2を、樹脂や燒結金属などのように振動を伝達しにくい素材で形成すれば、一層効果的に低振動化、低騒音化を図ることができる。
【0024】
図示の実施の形態ではディスク回転駆動用のモータになっているが、本発明にかかるモータはこれに限られるものではなく、一般的な小型モータとして利用することができる。
なお、コアホルダーは樹脂又は焼結金属に限られるものではなく、振動を伝えにくい材料で形成されていればよい。
【0025】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、円筒状の軸受ホルダーと、軸受ホルダー内に保持されたラジアル軸受と、このラジアル軸受によって回転自在に支持された回転軸と、この回転軸の一端部に固定されたロータケースを含むロータと、上記ロータケースに一体に取り付けられたロータマグネットと、このロータマグネットに対向させて上記軸受ホルダーの外周面に固定されたステータコアとを備えた小型モータにおいて、軸受ホルダーの外周にコアホルダーが固定され、コアホルダーの外周にステータコアが固定され、コアホルダーは、小径の筒部と、大径の筒部と、これら小径の筒部と大径の筒部をつなぐ平坦な段部を有し、上記小径の筒部が軸受ホルダーの外周に軽圧入されて固着されるとともに、基板に設けられた孔の内周に上記小径の筒部が軽圧入され上記段部に基板が固着されているため、モータの駆動時にコアから発生する振動をコアホルダーにて遮断でき、基板への振動の伝達を遮断するとともに、回転軸を介してのディスクへの振動の伝達を遮断するので、モータの低振動及び静音化が可能となる。また、軸受ホルダーと基板との垂直精度は、軸受ホルダーの部品精度に依存せず、モータの組付時に垂直精度を調整することができる。
コアホルダーは、軸受ホルダーの外周に軽圧入されて固着されるとともに、基板に設けられた孔の内周に小径の筒部が軽圧入されて固着されるため、組み付け時に基板とコアホルダー及びコアホルダーと軸受ホルダーは、軽圧入後、接着または溶着にて軸垂精度を出しながら固着することができるので、部品精度に依存することなく基板と回転軸との垂直精度を上げることができる。
【0027】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の小型モータにおいて、コアホルダーを樹脂により成形したため、駆動時にコアから発生した振動は樹脂性のコアホルダーが吸収し、回転軸及び基板に振動を伝えないため、モータの低振動化及び静音化が可能となる。
【0028】
請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の小型モータにおいて、コアホルダーは燒結金属により成形したため、駆動時にコアから発生した振動は燒結金属性のコアホルダーが吸収し、回転軸及び基板に振動を伝えないため、モータの低振動化及び静音化が可能となる。
【0029】
請求項4記載の発明によれば、請求項1記載の小型モータにおいて、軸受ホルダーは金属板材をプレス加工し、カップ状としたため、潤滑油が軸受ホルダーの外側に流出するのを防止することができ、しかも、安価なプレス加工により成形することができる。さらに、軸受ホルダーをカップ状としたことにより、コアホルダー等の部品形状も単純化することができ、コスト削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる小型モータの実施の形態を示す縦断面図である。
【図2】同上実施の形態中のコアホルダーを示す(a)は平面図、(b)は側面断面図、(c)はコアホルダーに形成されている挿通孔の拡大平面図である。
【図3】同上実施の形態中のストッパーを示す(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は正面断面図である。
【符号の説明】
1 基板
2 コアホルダー
3 軸受ホルダー
5 ステータコア
7 ラジアル軸受
8 回転軸
10 ロータ
20 ロータケース
21 ロータマグネット
Claims (4)
- 円筒状の軸受ホルダーと、軸受ホルダー内に保持されたラジアル軸受と、このラジアル軸受によって回転自在に支持された回転軸と、この回転軸の一端部に固定されたロータケースを含むロータと、上記ロータケースに一体に取り付けられたロータマグネットと、このロータマグネットに対向させて固定されたステータコアとを備えた小型モータにおいて、
上記軸受ホルダーの外周にコアホルダーが固定され、
上記コアホルダーの外周に上記ステータコアが固定され、
上記コアホルダーは、小径の筒部と、大径の筒部と、これら小径の筒部と大径の筒部をつなぐ平坦な段部を有し、上記小径の筒部が軸受ホルダーの外周に軽圧入されて固着されるとともに、基板に設けられた孔の内周に上記小径の筒部が軽圧入され上記段部に基板が固着されていることを特徴とする小型モータ。 - 前記コアホルダーは樹脂により成形されていることを特徴とする請求項1記載の小型モータ。
- 前記コアホルダーは燒結金属により成形されていることを特徴とする請求項1記載の小型モータ。
- 前記軸受ホルダーは金属板材をプレス加工し、カップ状としたことを特徴とする請求項1記載の小型モータ。
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