JP2004246976A - ディスククランプ装置 - Google Patents

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JP2004246976A
JP2004246976A JP2003036077A JP2003036077A JP2004246976A JP 2004246976 A JP2004246976 A JP 2004246976A JP 2003036077 A JP2003036077 A JP 2003036077A JP 2003036077 A JP2003036077 A JP 2003036077A JP 2004246976 A JP2004246976 A JP 2004246976A
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JP
Japan
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clamper
disk
turntable
disc
clamp device
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JP2003036077A
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English (en)
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Hiroyuki Shishido
宏行 宍戸
Yukihiro Sugiyama
幸広 杉山
Yosuke Haga
洋介 芳賀
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Abstract

【課題】ディスクとクランパとの摩擦力を小さくして、ディスククランプ時のクランパの調芯の障害が発生することのないディスククランプ装置を提供する。
【解決手段】ディスク9をクランパ1によりターンテーブル2に圧接するディスククランプ装置において、クランパ9はターンテーブル2と嵌合することによりターンテーブル2と同心に位置合わせされ、ディスク9と対向する面1aにディスク9と点接触する凸部1b、1b…を所定個数設けた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はディスクを回転させるためのディスククランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のディスククランプ装置の例を図3および図4により説明する。図3に示すクランパ8はディスクをターンテーブルに圧接してターンテーブルと一体に回転させるためのもので、ターンテーブルの上方に配置され、クランプアームにより上下方向に駆動される。クランパ8のディスク対向面8aには凸部8b、8b…が形成されている。凸部8b、8b…の先端部は平面となっている。
【0003】
図4にこのようなクランパ8がディスク9をターンテーブル2に圧接してディスク9をクランプする状態を示している。ターンテーブル2は図示していないディスクモータの回転軸に固着されており、回転駆動される。クランパ8は図示していないクランプアームにより上下方向に駆動され、下方に駆動されたときに頂部突起8dが押されてディスク9をターンテーブル2に圧接しクランプ状態となる。クランプ状態でクランパ8はターンテーブル2と一体に回転されるが、クランパ8とターンテーブル2の中心が一致していないとクランパ8は触れ回りして振動する。
【0004】
クランパ8の触れ回りを防止するためにクランパ8の下面中心に設けた嵌合凹部8cとターンテーブル2の上面中心に設けた嵌合凸部2aを嵌合させる。すなわち、クランパ8をディスク9に圧接するときに、嵌合凹部8cと嵌合凸部2aとの嵌合によりクランパ8が調芯される。
【0005】
このようにクランパ8が調芯されるが、このとき、クランパ8はディスク9と接触しながらスライドする。このとき、ディスク9の表面の状態によりディスク9とクランパ8の間の摩擦係数が変わる。上記従来のクランパではディスク9とクランパ8が面接触するため、調芯時に摩擦の影響を受けてクランパの調芯の障害となり、クランプミスが発生することがあった。
【0006】
特開平8−273262号公報に開示されたディスククランプ装置のクランパはディスクを挾持する面に被膜を備え、その被膜は粘弾性を有する複数個の微粒子の混合体で構成されており、微粒子の一部は被膜の合成樹脂の外表面から露出して、被膜の外表面に複数の凸部を形成している。
【0007】
このような構成によると、微粒子の凸部のディスクとの当接面はディスクに押されてつぶされ、圧接する面積を増して複数の当接面が形成される。また、数多くの凸部が形成されているため、ディスクとクランパとの当接面との摩擦力を小さくすることができず、上記した従来の障害を防止することはできない。このことは上記発明の目的がディスクとクランパとがスリップするのを防止することであることからも明らかである。
【0008】
【特許文献1】
特開平8−273262号公報(第1−3頁、図3)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、ディスクとクランパとの摩擦力を小さくして、ディスククランプ時のクランパの調芯の障害が発生することのないディスククランプ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明のディスククランプ装置は、ディスクをクランパによりターンテーブルに圧接するディスククランプ装置において、前記クランパは前記ターンテーブルと嵌合することにより前記ターンテーブルと同心に位置合わせされ、前記ディスクと対向する面に前記ディスクと点接触する凸部が所定個数設けられたものである。
【0011】
また、この発明のディスククランプ装置は、ディスクをクランパによりターンテーブルに圧接するディスククランプ装置において、前記クランパは前記ターンテーブルと嵌合することにより前記ターンテーブルと同心に位置合わせされ、前記ディスクと対向する面に前記ディスクと線接触する凸部が所定個数設けられたものである。
【0012】
このような構成によりディスクとクランパの接触が点接触または線接触となるので摩擦力が小さくクランパの調芯が良好に行われる。ディスクにはターンテーブルから回転力が伝えられるため、クランパはディスクとターンテーブルとに十分な圧接力を加えるだけでよく、ディスクとクランパとの摩擦力が小さくてもよいことに着目して本発明がなされた。
【0013】
【発明の実施の形態】
この発明の実施例であるディスククランプ装置を図面に基づいて説明する。図1はこの発明の実施例であるディスククランプ装置を示す断面図である。図1に示すメカニズムシャーシ3にはディスクモータ4が固着されており、ディスクモータ4の回転軸にはターンテーブル2が固着されている。
【0014】
クランプアーム5はクランパ1を支持し、メカニズムシャーシ3に回動自在に支持されており、図示していない駆動機構により一点鎖線で示す位置と実線で示す位置との間で回動される。クランプアーム5が一点鎖線で示す位置に回動されたとき、クランプアーム5の係止部5aはクランパ1のフランジ1eを係止してクランパ1を一点鎖線で示す位置に持ち上げる。
【0015】
この状態でディスク9が図示していないローディング機構によりターンテーブル2の上に載置される。その後クランプアーム5は実線で示す位置に回動されて、ディスク9がクランプされる。ディスククランプ状態ではクランパ1のフランジ1eはクランプアーム5の係止部5aから離れ、クランパ1の頂部突起1dがクランプアーム5に固着された板ばね6に押圧されてクランパ1はディスク9をターンテーブル2に圧接する。そして、ターンテーブル2の嵌合凸部2aはクランパ1の嵌合凹部1cと嵌合しクランパ1がターンテーブル2に対して調芯されている。
【0016】
図2にも詳しく示すように、クランパ1のディスク対向面1aには球面状突起1b、1b…が同一円周状に等間隔に設けられている。ディスク9がクランプされるとき、球面状突起1b、1b…の頂点がディスク9と点接触する。このようにディスク9が点接触で押圧されるため、ディスク9とクランパ1との摩擦力が小さくクランパ1はディスク9上で容易にスライドして調芯の障害が発生することはない。
【0017】
実施例は以上のように構成されているが発明はこれに限られず、例えば、クランパのディスクと対向する面にディスクと線接触する凸部を所定個数設けてもこの発明の効果が得られる。また、クランパを板ばねで押さえる代わりに、クランパとターンテーブルとを磁力により吸着させてもよい。
【0018】
【発明の効果】
この発明のディスククランプ装置によれば、ディスクとクランパとの接触が点接触または線接触となるので、ディスクとクランパとの摩擦力が小さくなり、クランパの調芯の障害を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例であるディスククランプ装置を示す断面図である。
【図2】図2(a)は同ディスククランプ装置のクランパを示す断面図、図2(b)は同クランパを示す部分底面図である。
【図3】図3(a)は従来のディスククランプ装置のクランパの例を示す断面図、図3(b)は同クランパを示す部分底面図である。
【図4】同ディスククランプ装置の作用を示す断面図である。
【符号の説明】
1 クランパ、1a ディスク対向面、1b 球面状突起、1c 嵌合凹部
1d 頂部突起、1e フランジ
2 ターンテーブル、2a 嵌合凸部
3 メカニズムシャーシ
4 ディスクモータ
5 クランプアーム、5a 係止部
6 板ばね
8 クランパ、8a ディスク対向面、8b 凸部、8c 嵌合凹部
8d 頂部突起、8e フランジ
9 ディスク

Claims (2)

  1. ディスクをクランパによりターンテーブルに圧接するディスククランプ装置において、前記クランパは前記ターンテーブルと嵌合することにより前記ターンテーブルと同心に位置合わせされ、前記ディスクと対向する面に前記ディスクと点接触する凸部が所定個数設けられたことを特徴とするディスククランプ装置。
  2. ディスクをクランパによりターンテーブルに圧接するディスククランプ装置において、前記クランパは前記ターンテーブルと嵌合することにより前記ターンテーブルと同心に位置合わせされ、前記ディスクと対向する面に前記ディスクと線接触する凸部が所定個数設けられたことを特徴とするディスククランプ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008234734A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Nippon Densan Corp チャッキング装置を備えたモータ、およびこのモータを搭載したディスク駆動装置
JP2011192337A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Onkyo Corp ディスク再生装置

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