JPH0246511Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0246511Y2 JPH0246511Y2 JP15087985U JP15087985U JPH0246511Y2 JP H0246511 Y2 JPH0246511 Y2 JP H0246511Y2 JP 15087985 U JP15087985 U JP 15087985U JP 15087985 U JP15087985 U JP 15087985U JP H0246511 Y2 JPH0246511 Y2 JP H0246511Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- receiving frame
- washer
- bolt hole
- protrusion
- bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案はマンホール用受枠をマンホール本体に
安定した状態でかつ振動等によつて緩むことのな
いように取付固定することを可能としたマンホー
ル用受枠の固定装置に関するものである。
安定した状態でかつ振動等によつて緩むことのな
いように取付固定することを可能としたマンホー
ル用受枠の固定装置に関するものである。
〈従来の技術〉
本件出願人は既に実開昭57−168551号公報に示
す如きマンホール用受枠の固定装置を開発し、実
用に供しているが、この考案を実施する為には受
枠の上表面に特別の係止突起を突設しなければな
らないので、その為に特別の受枠を製造しなけれ
ばならず、コスト高になる等の欠点があつた。
す如きマンホール用受枠の固定装置を開発し、実
用に供しているが、この考案を実施する為には受
枠の上表面に特別の係止突起を突設しなければな
らないので、その為に特別の受枠を製造しなけれ
ばならず、コスト高になる等の欠点があつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉
本考案に係る装置は従来のこれ等の欠点に鑑み
開発されたものであつて、特に受枠に特別の係止
突起を突設する必要がなく、一般に普及している
受枠をそのまま或いはこれを少し改良することに
よつて使用し得る全く新規な固定装置を提供しよ
うとするのものである。
開発されたものであつて、特に受枠に特別の係止
突起を突設する必要がなく、一般に普及している
受枠をそのまま或いはこれを少し改良することに
よつて使用し得る全く新規な固定装置を提供しよ
うとするのものである。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案は楕円等の非円形ボルト孔或いは表面に
非円形凹所等を持つたマンホール用受枠と、下面
に突起を有するか或いはその一部を下方に折り曲
げて突起を形成し得るワツシヤーとの組み合わせ
よりなり、受枠の固定に当たつて、ワツシヤーの
突起を該ボルト孔或いは凹所に挿入して構成した
ことを特徴とした固定装置である。
非円形凹所等を持つたマンホール用受枠と、下面
に突起を有するか或いはその一部を下方に折り曲
げて突起を形成し得るワツシヤーとの組み合わせ
よりなり、受枠の固定に当たつて、ワツシヤーの
突起を該ボルト孔或いは凹所に挿入して構成した
ことを特徴とした固定装置である。
〈作用〉
本考案に係る装置は上述の如く、ワツシヤーの
下面に設けた突起を受枠の非円形ボルト孔或いは
凹所に挿入して構成したので、ワツシヤーと受枠
とを相互に強力に係合することが出来、これによ
つて車等の振動によつてワツシヤーが回動して緩
むことを完全に防止し、受枠を安定した状態でマ
ンホールの本体に固定することが出来る。
下面に設けた突起を受枠の非円形ボルト孔或いは
凹所に挿入して構成したので、ワツシヤーと受枠
とを相互に強力に係合することが出来、これによ
つて車等の振動によつてワツシヤーが回動して緩
むことを完全に防止し、受枠を安定した状態でマ
ンホールの本体に固定することが出来る。
〈実施例〉
図により本考案に係る装置の一実施例を具体的
に説明すると、第１図乃至第４図に於いて、１は
マンホール本体の上端に固定されるマンホール蓋
用の受枠であつて、その所定位置には楕円形ボル
ト孔２が穿設されている。３はこのボルト孔２上
に載置し得る角ワツシヤーであつて、そのほぼ中
央部にはボルト孔４が穿設されると共に下面には
前記ボルト孔２の長径部分に挿入し得る２個一対
の突起５が所定の間隔を保つて突設されている。
６はマンホール本体の上部（斜壁管）７に一体的
に埋設されたアンカーボルト、８はこのアンカー
ボルト６に螺合されると共に受枠１のボルト孔２
及びワツシヤー３のボルト孔４に挿通し得る小判
型ボルト、９はこのボルト８に螺合し得るナツト
である。
に説明すると、第１図乃至第４図に於いて、１は
マンホール本体の上端に固定されるマンホール蓋
用の受枠であつて、その所定位置には楕円形ボル
ト孔２が穿設されている。３はこのボルト孔２上
に載置し得る角ワツシヤーであつて、そのほぼ中
央部にはボルト孔４が穿設されると共に下面には
前記ボルト孔２の長径部分に挿入し得る２個一対
の突起５が所定の間隔を保つて突設されている。
６はマンホール本体の上部（斜壁管）７に一体的
に埋設されたアンカーボルト、８はこのアンカー
ボルト６に螺合されると共に受枠１のボルト孔２
及びワツシヤー３のボルト孔４に挿通し得る小判
型ボルト、９はこのボルト８に螺合し得るナツト
である。
本考案に係る装置の組立構成に当たつては図に
示す如く、ボルト８をアンカーボルト６に螺合し
てこれをマンホール本体の上部７に起立し、次に
このボルト８がボルト孔２を挿通する様に受枠１
をマンホール本体の上部７上に載置し、次に受枠
１のボルト孔２上にワツシヤー３を載せると共に
その突起５をボルト孔２の長径部分の内壁に接触
する如く挿入し、更にボルト８にナツト９を螺合
することによつて本装置全体を組立構成すること
が出来る。
示す如く、ボルト８をアンカーボルト６に螺合し
てこれをマンホール本体の上部７に起立し、次に
このボルト８がボルト孔２を挿通する様に受枠１
をマンホール本体の上部７上に載置し、次に受枠
１のボルト孔２上にワツシヤー３を載せると共に
その突起５をボルト孔２の長径部分の内壁に接触
する如く挿入し、更にボルト８にナツト９を螺合
することによつて本装置全体を組立構成すること
が出来る。
上記実施例に於いて、一対の突起５の外径の距
離はボルト孔２の長内径にほぼ等しく構成されて
いる。
離はボルト孔２の長内径にほぼ等しく構成されて
いる。
上記実施例に於いては突起５をワツシヤー３の
下面に予め突設した場合について説明したが、第
５図Ａ，Ｂに示す如く、ワツシヤー３ａのボルト
孔４の周りの一部を下方に折り曲げて突起５ａを
形成してワツシヤーを構成することも可能であ
る。
下面に予め突設した場合について説明したが、第
５図Ａ，Ｂに示す如く、ワツシヤー３ａのボルト
孔４の周りの一部を下方に折り曲げて突起５ａを
形成してワツシヤーを構成することも可能であ
る。
更に本考案の装置を実施するに当たつては第６
図乃至第８図に示す如く、折曲可能な６枚の突片
１０を持つたロツクワツシヤー１１を前述のワツ
シヤー３とナツト９との間に介在せしめ、このロ
ツクワツシヤー１１を介してワツシヤー３を締め
付けかつ突片１０でナツト９を係止することによ
つて装置全体の係合を更に強固にすることが出来
る。
図乃至第８図に示す如く、折曲可能な６枚の突片
１０を持つたロツクワツシヤー１１を前述のワツ
シヤー３とナツト９との間に介在せしめ、このロ
ツクワツシヤー１１を介してワツシヤー３を締め
付けかつ突片１０でナツト９を係止することによ
つて装置全体の係合を更に強固にすることが出来
る。
上記実施例に於いてはボルト孔４を長形孔にし
たが、このボルト孔４は非円形であればいずれの
形状でも良い。又非円形ボルト孔４の代わりに突
起５が挿入し得る非円形凹所を受枠１の表面所定
位置に設けて構成することも可能である。
たが、このボルト孔４は非円形であればいずれの
形状でも良い。又非円形ボルト孔４の代わりに突
起５が挿入し得る非円形凹所を受枠１の表面所定
位置に設けて構成することも可能である。
〈考案の効果〉
本考案に係る装置は上述の如き構造と作用とを
有するので、ワツシヤーを受枠に極めて強固に係
合することが出来、従つて、これによつて車の振
動等によつてワツシヤーが回動したりして緩む心
配が全くなく、受枠全体をマンホール本体に安定
した状態で取付固定出来、かつ従来一般に使用さ
れていた楕円形ボルト孔を持つた受枠がそのまま
使用出来るので、特別の受枠を用意する必要がな
く、安価に施工することが出来る等の特徴を有す
るものである。
有するので、ワツシヤーを受枠に極めて強固に係
合することが出来、従つて、これによつて車の振
動等によつてワツシヤーが回動したりして緩む心
配が全くなく、受枠全体をマンホール本体に安定
した状態で取付固定出来、かつ従来一般に使用さ
れていた楕円形ボルト孔を持つた受枠がそのまま
使用出来るので、特別の受枠を用意する必要がな
く、安価に施工することが出来る等の特徴を有す
るものである。
第１図乃至第４図は本願の装置の一例を示す説
明図、第５図乃至第８図は他例の説明図である。 １は受け枠、２，４はボルト孔、３，３ａはワ
ツシヤー、５，５ａは突起、８はボルト、９はナ
ツト、１１はロツクワツシヤーである。
明図、第５図乃至第８図は他例の説明図である。 １は受け枠、２，４はボルト孔、３，３ａはワ
ツシヤー、５，５ａは突起、８はボルト、９はナ
ツト、１１はロツクワツシヤーである。
Claims (1)
- 楕円等の非円形ボルト孔或いは表面に非円形凹
所等を持つたマンホール用受枠と、下面に突起を
有するか或いはその一部を下方に折り曲げて突起
を形成し得るワツシヤーとの組み合わせよりな
り、受枠の固定に当たつて、ワツシヤーの突起を
該ボルト孔或いは凹所に挿入すると共に該ワツシ
ヤーをボルト及びナツトを介して受枠に固定して
構成したことを特徴としたマンホール用受枠の固
定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15087985U JPH0246511Y2 (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15087985U JPH0246511Y2 (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6260640U JPS6260640U (ja) | 1987-04-15 |
| JPH0246511Y2 true JPH0246511Y2 (ja) | 1990-12-07 |
Family
ID=31067424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15087985U Expired JPH0246511Y2 (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0246511Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0612053Y2 (ja) * | 1987-12-25 | 1994-03-30 | 羽田ヒューム管株式会社 | マンホール受枠の固定装置 |
-
1985
- 1985-10-03 JP JP15087985U patent/JPH0246511Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6260640U (ja) | 1987-04-15 |
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