JPS6123161Y2 - - Google Patents

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JPS6123161Y2
JPS6123161Y2 JP9899881U JP9899881U JPS6123161Y2 JP S6123161 Y2 JPS6123161 Y2 JP S6123161Y2 JP 9899881 U JP9899881 U JP 9899881U JP 9899881 U JP9899881 U JP 9899881U JP S6123161 Y2 JPS6123161 Y2 JP S6123161Y2
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JP
Japan
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screw shaft
leg
main body
shaped main
spherical
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JP9899881U
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JPS585539U (ja
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、建設現場に於いて、鉄骨構造体に架
設作業足場や安全ネツト、その他の部材を吊り下
げる場合等に便利に使用し得る吊り下げ用取り付
け装置に関するものである。
従来、前記のように鉄骨構造体に作業足場等を
吊り下げる場合、鉄骨の梁部に掛けたチエンによ
つて作業足場用パイプを吊り下げたり、例えば実
開昭55−76336号公報に記載されているような仮
設工事用クランプを利用して作業足場吊り下げ用
パイプを鉄骨梁部に固定するような方法が採用さ
れていた。前者のチエン利用の方法では、鉄骨梁
部の長さ方向に関してチエン位置が固定されない
ため、吊り下げられる作業足場が不安定になる恐
れがあり、又、太い鉄骨梁部にチエンをループ状
に掛けなければならないので、長尺のチエンが必
要となる等の欠点があつた。後者の仮設工事用ク
ランプを使用するときは、吊り下げられるパイプ
を当該クランプに於けるパイプクランプ部の枢着
軸心の周りでのみ方向に変えられるだけであるか
ら、吊り下げ用パイプを任意の方向で固定するこ
とが出来ない欠点がある。
このような従来の欠点を解決する方法として、
前記仮設工事用クランプ等に使用されているコの
字形クランプに自在継手を介してチエン吊り下げ
等に利用出来る吊り下げ具を取り付けた吊り下げ
装置が考えられるが、例えば実公昭6−16030号
公報に記載されたユニバーサルフツクや実公昭59
−11996号公報に記載された横吊引張万能クラン
プのように、一般に自在継手の構造が非常に複雑
で部品点数も多くなり、高価になつて仮設工事に
使用する取り付け装置としては実用的でなくなる
欠点がある。
本考案はこのような問題点を解決し得る取り付
け装置を提案するものであつて、その特徴を、一
実施例を示す第1図及び第2図に記載した参照符
号に付して説明すると、本考案の取り付け装置
は、コの字形本体1、ねじ式クランプ5、及び一
端に抜け止め用球面座金14を備えた取り付け用
ねじ軸13から構成され、前記コの字形本体1
は、両側辺から内側に連設された側壁部2によつ
て形成されたコの字形に連続する凹部3を内側に
備えると共に、相対向する一対の脚部6,7の
内、一方の脚部7の底板部15に於いて、外側に
突出する球面受座16とこの球面受座16の中心
に設けられた貫通孔17とを備え、前記ねじ式ク
ランプ5は、前記一対の脚部6,7の内、他方の
脚部6の底板部8を、一方の脚部7に対する遠近
方向移動可能に螺合貫通し、前記取り付け用ねじ
軸13は、前記球面座金14が前記凹部3内に収
まる状態で前記球面受座16に嵌合するように、
前記貫通孔17に挿通させた点に特徴を有する。
図示の実施例では、コの字形に連続する凹部3
の長さ方向両端部も前記側壁部2に連続する側壁
部2a,2bで閉塞したが、この両端部は開放の
ままでも良い。又、側壁部2からは更に横外方に
張り出す張り出し部4をコの字形に連続するよう
に連設している。
又、ねじ式クランプ5は、前記脚部6の底板部
8に内向きに一体形成した雌ねじ溝付き短筒部9
に螺合貫通するねじ軸10と、このねじ軸10の
内端に相対回転自在に装着した皿ばね利用の押圧
盤11と、ねじ軸10の外端に連設した回転操作
部12とから構成している。
以上のように構成される本考案の取り付け装置
は、建設現場に於ける鉄骨構造体の適所、好まし
くは水平横方向に張り出したH型鋼フランジ部に
コの字形本体1を嵌合させ、ねじ式クランプ5を
ねじ込んで当該クランプ5と脚部7との間で前記
H型鋼フランジ部を挾み込むことにより、コの字
形本体1を前記H型鋼に固定し、架設作業足場や
安全ネツト、その他の部材を、第1図及び第2図
夫々に仮想線で示すように前記取り付け用ねじ軸
13に螺嵌結合されるリング状の吊り下げ具18
とこれに吊り下げられるチエン等を利用して吊り
下げたり、ナツトを併用して前記取り付け用ねじ
軸13に直接吊り下げることが出来る。
前記のようにねじ軸13に螺嵌結合する吊り下
げ具、例えばチエンやワイヤーロープ等を吊り下
げるのに好適なリング状の吊り下げ具18を併用
する場合、使用現場で当該吊り下げ具をねじ軸1
3に螺嵌結合しても良いが、この吊り下げ具を工
場出荷に際して予め取り付けておくことも出来
る。この場合には、ねじ軸13に螺嵌した後にカ
シメて固着しておくことも可能である。
何れにしても取り付け用ねじ軸13に適当な吊
り下げ具を結合して使用するものであるから、吊
り下げ具を結合する前にねじ軸13がコの字形本
体1から外れ落ちるのを防止するために、第3図
に示すように脚部7の両側壁部2間にカバープレ
ート19を架設したり、第4図に示すようにねじ
軸13の基部に抜け止め用ストツパー20を取り
付けておくことも出来る。又、ねじ軸13に対す
る吊り下げ具の螺嵌結合が容易に行えるように第
3図に示すようにねじ軸13の基部にスパナ係合
等に利用出来る角軸部21を設けたり、前記スト
ツパー20をスパナ係合に利用出来るように構成
することが出来る。
以上のように実施し且つ使用される本考案の吊
り下げ用取り付け装置によれば、コの字形本体1
とねじ式クランプとを利用して鉄骨構造体の任意
の場所に取り付け用ねじ軸13を容易且つ強固に
取り付けることが出来、しかもその取り付け状態
に於いて前記ねじ軸13は球面座金14と球面受
座16との間に相対滑りを利用して任意の方向に
首振り可能であるから、吊り下げられる部材から
受ける引張力の作用方向に応じて前記ねじ軸13
が自動的に首を振ることになり、ねじ軸13に無
理な曲げ力を作用させることなく安全に吊り下げ
ることが出来る。
更に本考案の構成によれば、前記抜け止め用球
面座金14を備えた取り付け用ねじ軸13をコの
字形本体1の脚部7に取り付けるために、当該脚
部7に特別な部品を付設していない。即ち、脚部
7の底板部15に、外側に突出する球面受座16
を一体成形すると共に当該球面受座16の中心に
貫通孔17を設けてあるだけの構造であつて、こ
れら球面受座16及び貫通孔17は、コの字形本
体1を成形するときに同時に構成することが出
来、しかも一端に抜け止め用球面座金14を備え
た取り付け用ねじ軸13を、前記球面座金14が
前記凹部3内に収まる状態で前記球面受座16に
嵌合するように前記貫通孔17に挿通させてある
だけの構造であるから、全体として部品点数が極
めて僅少な構造簡単なものとなり、機能の割には
非常に安価に実施することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は縦断側面図、第2図は縦断正面図、第
3図及び第4図は夫々変形例を示す要部の縦断側
面図である。 1……コの字形本体、2,2a,2b……側壁
部、3……凹部、5……ねじ式クランプ、6,7
……脚部、8,15……底板部、13……取り付
け用ねじ軸、14……球面座金、16……球面受
座、18……吊り下げ具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コの字形本体1、ねじ式クランプ5、及び一端
    に抜け止め用球面座金14を備えた取り付け用ね
    じ軸13から構成され、前記コの字形本体1は、
    両側辺から内側に連設された側壁部2によつて形
    成されたコの字形に連続する凹部3を内側に備え
    ると共に、相対向する一対の脚部6,7の内、一
    方の脚部7の底板部15に於いて、外側に突出す
    る球面受座16とこの球面受座16の中心に設け
    られた貫通孔17とを備え、前記ねじ式クランプ
    5は、前記一対の脚部6,7の内、他方の脚部6
    の底板部8を、一方の脚部7に対する遠近方向移
    動可能に螺合貫通し、前記取り付け用ねじ軸13
    は、前記球面座金14が前記凹部3内に収まる状
    態で前記球面受座16に嵌合するように、前記貫
    通孔17に挿通させて成る。鉄骨構造体への作業
    足場等の吊り下げ用取り付け装置。
JP9899881U 1981-07-02 1981-07-02 鉄骨構造体への作業足場等の吊り下げ用取り付け装置 Granted JPS585539U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9899881U JPS585539U (ja) 1981-07-02 1981-07-02 鉄骨構造体への作業足場等の吊り下げ用取り付け装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9899881U JPS585539U (ja) 1981-07-02 1981-07-02 鉄骨構造体への作業足場等の吊り下げ用取り付け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS585539U JPS585539U (ja) 1983-01-13
JPS6123161Y2 true JPS6123161Y2 (ja) 1986-07-11

Family

ID=29893745

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9899881U Granted JPS585539U (ja) 1981-07-02 1981-07-02 鉄骨構造体への作業足場等の吊り下げ用取り付け装置

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JP (1) JPS585539U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS585539U (ja) 1983-01-13

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