JPH074818Y2 - 清掃用命綱等の吊り金具 - Google Patents

清掃用命綱等の吊り金具

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JPH074818Y2
JPH074818Y2 JP17027388U JP17027388U JPH074818Y2 JP H074818 Y2 JPH074818 Y2 JP H074818Y2 JP 17027388 U JP17027388 U JP 17027388U JP 17027388 U JP17027388 U JP 17027388U JP H074818 Y2 JPH074818 Y2 JP H074818Y2
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rope
fixing
engaging
engaging piece
parapet
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JP17027388U
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JPH0291563U (ja
Inventor
英夫 後藤
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ドーエイ外装有限会社
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はビル等の窓を清掃する場合等に使用される清掃
用命綱等の吊り金具に関する。
「従来の技術」 従来、この種の吊り金具は笠木装置を備えた屋上のパラ
ペットの内壁面に板状の固定金具の一端部を埋設固定
し、この固定された固定金具の先端部に命綱等のロープ
が結ばれる丸環を取付けて構成していた。
このため、ロープを丸環に結んでビルの外壁面に吊り下
げた場合、ロープが笠木装置に当接状態で越えて吊り下
げられるため、ロープにかかる荷重が笠木装置にかか
り、笠木装置がつぶれて壊れるという欠点があった。
「本考案の目的」 本考案は以上のような従来の欠点に鑑み、命綱等のロー
プを吊り下げた時に、該ロープが笠木装置をつぶさない
ように吊り下げることができるようにするとともに、不
使用時にはロープ支持アームを取外しておくことのでき
る、構造が簡単な清掃用命綱等の吊り金具を得るにあ
る。
「本考案の目的を達成するための手段」 本考案は笠木装置を備えたパラペットに先端部が内壁面
より突出するように固定された固定金具と、この固定金
具の前記パラペットの内壁面より突出している部位に形
成した係合凹部を有する係合片と、この係合片が挿入さ
れる係合部が下部に形成され上部が前記笠木装置をつぶ
さないようなオーバーハング状態に屈曲された先端に命
綱等のロープが取付けられるロープ支持アームと、この
ロープ支持アームの係合部を覆うコ字状のホルダーと、
このホルダーと前記ロープ支持アームおよび固定金具の
係合片とを固定する少なくとも1個以上の着脱可能なボ
ルト等を用いた固定具とからなることを特徴としてい
る。
また、本考案は笠木装置を備えたパラペットに先端部が
内壁面より突出するように固定された固定金具と、この
固定金具の前記パラペットの内壁面より突出している部
位に形成した係合突片を有する係合片と、この係合片が
挿入される係合部が下部に形成され上部が前記笠木装置
をつぶさないようなオーバーハング状態に屈曲された先
端に命綱等のロープが取付けられるロープ支持アーム
と、このロープ支持アームの係合部を覆うコ字状のホル
ダーと、このホルダーと前記ロープ支持アームおよび固
定金具の係合片とを固定する少なくとも1個以上の着脱
可能なボルト等を用いた固定具とからなることを特徴と
している。
「本考案の実施例」 以下、図面に示す実施例により、本考案を詳細に説明す
る。
第1図ないし第4図の実施例において、1はビル等の建
物2の窓を清掃する場合に、命綱等のロープ3を取付け
るための本考案の清掃用命綱等の吊り金具で、この清掃
用命綱等の吊り金具1は前記建物2の屋上の笠木装置4
が備えられたパラペット5に先端部が内壁面5aより突出
するように固定された板状の固定金具6と、この固定金
具6の前記パラペット5の内壁面5aより突出している部
位に形成した上下部に係合凹部7、7を有する係合片8
と、この係合片8が挿入される係合突片9、9を有する
係合部10が下部に形成され、上部が前記笠木装置4をつ
ぶさないようなオーバーハング状態に屈曲されたロープ
支持アーム11と、このロープ支持アーム11の係合部10を
覆うコ字状のホルダー12と、このホルダー12と前記ロー
プ支持アーム11および固定金具6の係合片8とを着脱可
能に固定する固定具13とから構成されている。
この固定具13は前記ホルダー12および固定金具6の係合
片8に形成されたボルト挿入孔14、15、14に挿入された
ボルト16と、このボルト16と螺合されるナット17と、前
記ホルダー12および前記ロープ支持アーム11に形成され
た2対のボルト挿入孔18、19にそれぞれ挿入されたボル
ト20、20と、このボルト20、20と螺合するナット21、21
とから構成されている。
前記ロープ支持アーム11の先端部には挿入孔22が形成さ
れ、該挿入孔22に命綱等のロープ3を取付ける丸環23が
取付けられている。
「本考案の実施例の作用」 上記構成の清掃用命綱等の吊り金具1を使用する場合に
は、ロープ支持アーム11の係合部10を固定金具6の係合
片8と係合するように側面より係合させる。
しかる後、ロープ支持アーム11の係合部10を覆うように
ホルダー12を係合させた後、ホルダー12と固定金具6の
係合片8およびホルダー12とロープ支持アーム11とに形
成したボルト挿入孔14、15、14および18、19、18、19に
それぞれボルト16、20、20を挿入した後、該ボルト16、
20、20にナット17、21、21を螺合固定させて固定金具
6、ロープ支持アーム11およびホルダー12とを固定す
る。
しかる後、丸環23に命綱等のロープ3を取付けて使用す
る。
次に不使用時にはそのまま放置しておくか、あるいはボ
ルト16、20、20よりナット17、21、21を外し、ホルダー
12およびロープ支持アーム11を固定金具6より外して収
納しておく。
「本考案の異なる実施例」 次に第5図ないし第20図に示す本考案の異なる実施例に
つき説明する。なお、これらの実施例の説明に当って、
前記本考案の実施例と同一構成部分には同一符号を付し
て重複する説明を省略する。
第5図および第6図の実施例において、前記本考案の実
施例と主に異なる点は、固定金具6の先端部に一対の係
合凹部7A、7Aを有する係合片8Aを形成するとともに、ロ
ープ支持アーム11の下端部に前記係合片8Aと係合する係
合部10Aを形成した点で、このように構成した清掃用命
綱等の吊り金具1Aにしても同様な作用効果が得られる。
第7図および第8図の実施例において、前記本考案の実
施例と主に異なる点は、固定金具6の基部6aをパラペッ
ト5内の鉄筋24に固定させた点で、このように構成した
清掃用命綱等の吊り金具1Bにしても同様な作用効果が得
られる。
第9図および第10図の実施例において、前記本考案の実
施例と主に異なる点は、固定金具6の先端部に係合凹部
25を有する係合片8Bを形成するとともに、ロープ支持ア
ーム11の下端部に前記係合片8Bと係合する係合部10Bを
形成した点で、このように構成した清掃用命綱等の吊り
金具1Cにしても同様な作用効果が得られる。
第11図および第12図の実施例において、前記本考案の実
施例と主に異なる点は、固定金具6の先端部に一対の係
合突片26、26を有する係合片8Cを形成するとともに、ロ
ープ支持アーム11の下端部に前記係合片8Cと係合する一
対の係合凹部27、27を有する係合部10Cを形成した点
で、このように構成した清掃用命綱等の吊り金具1Dにし
ても同様な作用効果が得られる。
第13図および第14図の実施例において、前記本考案の実
施例と主に異なる点は固定金具6の先端部に係合突片26
を有する係合片8Dを形成するとともに、ロープ支持アー
ム11の下端部に前記係合片8Dと係合する係合凹部27を有
する係合部10Dを形成した点で、このように構成した清
掃用命綱等の吊り金具1Eにしても同様な作用効果が得ら
れる。
第15図および第16図の実施例において、前記本考案の実
施例と主に異なる点は、ロープ支持アーム11の下端部に
固定金具6の係合片8Eが挿入される挿入溝28を形成した
点で、このように構成した清掃用命綱等の吊り金具1Fに
しても同様な作用効果が得られる。
第17図および第18図の実施例において、前記本考案の実
施例と主に異なる点は、ロープ支持アーム11の下端部に
固定金具6の係合片8Eが側面から挿入される挿入溝29を
形成した点で、このように構成した清掃用命綱等の吊り
金具1Gにしても同様な作用効果が得られる。
第19図および第20図の実施例において、前記本考案の実
施例と主に異なる点は、ロープ支持アーム11の下端部に
既存の固定金具6Aの丸環を除去した固定金具6Aの先端部
の係合片8Fが挿入される切欠部30を形成した点で、この
ように構成した清掃用命綱等の吊り金具1Hにしても同様
な作用効果が得られる。
なお、前記本考案の実施例では固定具13としてボルト、
ナットを用いたものに付いて説明したが本考案はこれに
限らず、ホルダーにボルトと螺合する捩子穴を形成して
もよく、あるいは割りピン等を用いてもよい。
「本考案の効果」 以上の説明から明らかなように、本考案にあっては次に
列挙する効果が得られる。
(1)笠木装置を備えたパラペットに先端部が内壁面よ
り突出するように固定された固定金具と、この固定金具
の前記パラペットの内壁面より突出している部位に形成
した係合凹部を有する係合片と、この係合片が挿入され
る係合部が下部に形成され上部が前記笠木装置をつぶさ
ないようなオーバーハング状態に屈曲された先端に命綱
等のロープが取付けられるロープ支持アームと、このロ
ープ支持アームの係合部を覆うコ字状のホルダーと、こ
のホルダーと前記ロープ支持アームおよび固定金具の係
合片とを固定する少なくとも1個以上の着脱可能なボル
ト等を用いた固定具とで構成されているので、ロープ支
持アームに取付けられた命綱等のロープが笠木装置に接
触することがない。したがって、笠木装置の損傷を効率
良く防止することができるとともに、命綱等のロープが
摩耗損傷するのを確実に防止でき、安全性の向上を図る
ことができる。
(2)前記(1)によって、ロープ支持アームが固定金
具およびホルダーとで移動不能に保持できるとともに、
固定金具によって確実に固定できるので、安全に使用す
ることができる。
(3)前記(1)によって、構造が簡単であるので、安
価に製造することができる。
(4)前記(1)によって、使用時にだけ固定金具の係
合片にロープ支持アームおよびホルダーを着脱可能な固
定具によって固定すれば良いので、いたずらされたりす
るのを確実に防止することができるとともに、使用時に
組付けて使用することにより、安全性の確認を確実に行
なうことができる。
(5)請求項2〜4も前記(1)〜(4)と同様な効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の使用状態の説明図、第2図は本考案の
一実施例を示す説明図、第3図は本考案の分解斜視図、
第4図は第2図の4−4線に沿う断面図、第5図および
第6図、第7図および第8図、第9図および第10図、第
11図および第12図、第13図および第14図、第15図および
第16図、第17図および第18図、第19図および第20図はそ
れぞれ本考案の異なる実施例を示す説明図である。 1、1A〜1H:清掃用命綱等の吊り金具、2:建物、3:ロー
プ、4:笠木装置、5:パラペット、5a:内壁面、6、6A:固
定金具、7、7A:係合凹部、8、8A〜8F:係合片、9:係合
突片、10、10A〜10D:係合部、11:ロープ支持アーム、1
2:ホルダー、13:固定具、14:ボルト挿入孔、15:ボルト
挿入孔、16:ボルト、17:ナット、18:ボルト挿入孔、19:
ボルト挿入孔、20:ボルト、21:ナット、22:挿入孔、23:
リング、24:鉄筋、25:係合凹部、26:係合突片、27:係合
凹部、28:挿入溝、29:挿入溝、30:切欠部。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】笠木装置を備えたパラペットに先端部が内
    壁面より突出するように固定された固定金具と、この固
    定金具の前記パラペットの内壁面より突出している部位
    に形成した係合凹部を有する係合片と、この係合片が挿
    入される係合部が下部に形成され上部が前記笠木装置を
    つぶさないようなオーバーハング状態に屈曲された先端
    に命綱等のロープが取付けられるロープ支持アームと、
    このロープ支持アームの係合部を覆うコ字状のホルダー
    と、このホルダーと前記ロープ支持アームおよび固定金
    具の係合片とを固定する少なくとも1個以上の着脱可能
    なボルト等を用いた固定具とからなることを特徴とする
    清掃用命綱等の吊り金具。
  2. 【請求項2】笠木装置を備えたパラペットに先端部が内
    壁面より突出するように固定された固定金具と、この固
    定金具の前記パラペットの内壁面より突出している部位
    に形成した係合突片を有する係合片と、この係合片が挿
    入される係合部が下部に形成され上部が前記笠木装置を
    つぶさないようなオーバーハング状態に屈曲された先端
    に命綱等のロープが取付けられるロープ支持アームと、
    このロープ支持アームの係合部を覆うコ字状のホルダー
    と、このホルダーと前記ロープ支持アームおよび固定金
    具の係合片とを固定する少なくとも1個以上の着脱可能
    なボルト等を用いた固定具とからなることを特徴とする
    清掃用命綱等の吊り金具。
  3. 【請求項3】笠木装置を備えたパラペットに先端部が内
    壁面より突出するように固定された固定金具と、この固
    定金具の前記パラペットの内壁面より突出している部位
    の係合片が挿入される係合部が下部に形成され上部が前
    記笠木装置をつぶさないようなオーバーハング状態に屈
    曲された先端に命綱等のロープが取付けられるロープ支
    持アームと、このロープ支持アームの挿入部および前記
    固定金具の係合片とを固定する少なくとも1個以上の着
    脱可能なボルト等を用いた固定具とからなることを特徴
    とする清掃用命綱等の吊り金具。
  4. 【請求項4】笠木装置を備えたパラペットの鉄筋に基部
    が固定され先端部が内壁面より突出するように固定され
    た固定金具と、この固定金具の前記パラペットの内壁面
    より突出している部位に形成した係合片と、この係合片
    が挿入される係合部が下部に形成され上部が前記笠木装
    置をつぶさないようなオーバーハング状態に屈曲された
    先端に命綱等のロープが取付けられるロープ支持アーム
    と、このロープ支持アームの係合部を覆うコ字状のホル
    ダーと、このホルダーと前記ロープ支持アームおよび固
    定金具の係合片とを固定する少なくとも1個以上のボル
    ト等を用いた固定具とからなることを特徴とする清掃用
    命綱等の吊り金具。
JP17027388U 1988-12-29 1988-12-29 清掃用命綱等の吊り金具 Expired - Lifetime JPH074818Y2 (ja)

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