JPH0321144Y2 - - Google Patents

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JPH0321144Y2
JPH0321144Y2 JP1985073735U JP7373585U JPH0321144Y2 JP H0321144 Y2 JPH0321144 Y2 JP H0321144Y2 JP 1985073735 U JP1985073735 U JP 1985073735U JP 7373585 U JP7373585 U JP 7373585U JP H0321144 Y2 JPH0321144 Y2 JP H0321144Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、間柱或いは野ぶち材として用いられ
る軽量形鋼(Mバーと通称される)の側板にスイ
ツチクボツクスを取付けるためのスイツチボツク
スの取付け具に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種のスイツチボツクスの取付け具と
して、実公昭51−9037号公報記載の配線ボツクス
の取付金具および実公昭51−17514号公報記載の
スイツチボツクス装置があつた。
前者は、細長基板の鈑面中央にボツクス固定片
を配設し基板の一端部に溝形鋼の折曲部を喰い込
むようにその両側縁より中心に向けて切欠部を設
けると共に基鈑の鈑面に対して若干折曲せしめて
係止鉤片を形成し、基鈑の他端に溝形鋼の折曲部
に係止する係止溝を有する挟着子と弾性抑え片を
それぞれ貫挿せしめた通しボルトを取付けたもの
である。
また後者は、開口面に螺孔を穿つた取付片を突
設し、一方の側壁に固定螺子の挿通長孔を穿つた
ボツクス本体と、固定螺子の螺合される螺孔を穿
つた切起片を傾斜せしめて設けた固定片と、取付
片を有する取付金具とよりなり、取付金具の固定
片に設けた切起片をボツクス本体と反対側の開口
面の方向に傾斜せしめ、切起片に穿つた螺孔に、
ボツクス本体の側面に穿つた挿通長孔に固定螺子
を挿通して螺合し、取付金具にボツクス本体を取
着したものである。
(考案が解決しようとする課題) 従来は前記の通りであつたため、前者は予めボ
ツクス固定片を軽量形鋼の開口部に固定し、次い
でボツクス固定片に配線ボツクスを取付けるた
め、配線ボツクスの取付け作業が煩雑となり、軽
量形鋼の開口部に配線ボツクスを取付けることは
可能であるが、軽量形鋼の側板に配線ボツクスを
取付けることが不可能であり、部品点数が多いこ
とが問題となつていた。
また、後者は軽量形鋼の側板にボツクス本体を
取付ける際、軽量形鋼の側板にボルト孔を穿設
し、このボルト孔にボルト等の取付具を介して取
付ける必要があり、作業が面倒であることが問題
となつていた。
本考案は、このような欠点に鑑み、間柱或いは
野ぶち材として用いられる軽量形鋼の側板にボル
ト孔等を設けることなく、樹脂製のスイツチボツ
クスを簡単に、しかも強固に取付けることができ
る軽量形鋼へのスイツチボツクスの取付け具を提
供することを目的とするものである。
(問題を解決するための手段) 本考案は、軽量形鋼の側板の内側に当接する当
接部を備えた基板部と、スイツチボツクスの側壁
の外面に押付けられる押付け部との間に、軽量形
鋼の耳部を逃がし込むための逃がし部を設け、押
付け部に前記スイツチボツクスの側壁に対して所
定角度傾斜した傾斜螺子孔を設けてなり、軽量形
鋼の側板に締付けボルトを介してスイツチボツク
スの側壁を当接させて取付けるものである。
(実施例) 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第4図に、本考案の実施例が示してあ
る。
取付け具Aは樹脂製であり、第1図に示される
ように、基板部1の長さ方向の両端部に斜前方に
向けて連結板部2がそれぞれ設けられ、各連結板
部2を介して基板部1に押付け部3がそれぞれ連
設されたものである。
基板部1の内側には第1の当接面4が設けられ
ていると共に、押付け部3の内側には第2の当接
面5が設けられ、この第1および第2の当接面
4,5はほぼ同一平面上に位置している。押付け
部3にはボルト挿通孔6が、前記第1或いは第2
の当接面4,5に対して所定角度傾斜し、しかも
第1の当接面4と第2の当接面5との間に位置し
て設けられている。このボルト挿通孔6に連続し
てナツト埋め込み孔7が同心的に設けられ、この
ナツト埋め込み孔7にナツト(傾斜螺子孔)8が
埋め込まれている(第3図参照)。このナツト8
の螺子孔は第1或いは第2の当接面4,5に対し
て所定角度傾斜している。
また、基板部1と押付け部3との間には、後述
の軽量形鋼の耳部9を逃がし込むための逃がし部
10が設けられている。
第2図〜第4図に、壁内に設けられた軽量形鋼
製の間柱(軽量形鋼)11に前記取付け具Aを用
いて樹脂製のスイツチボツクスBを取付ける例が
示されている。
なお、第2図において、12は木製の柱、13
は形鋼製の胴縁、14は内壁材、15は外壁材を
示す。
まず、間柱11を構成する軽量形鋼の側板16
の内側に取付け具Aの基板部1に設けた第1の当
接面4を当接させると共に、この側板16の外側
にスイツチボツクスBの側壁17に設けた当接部
18を当接させ、このままの状態でスイツチボツ
クスBの内側から挿入した2本の締付けボルト1
9を外側に突出させて取付け具Aの各ボルト挿通
孔6に挿通すると共に、各締付けボルト19と各
ナツト8とを螺合して強く締め付ける。この締付
けボルト19の締付け力により取付け具Aの連結
板部2が僅かにわん曲し、押付け部3に設けた第
2の当接面5がスイツチボツクスBの側壁17に
設けた当接部18に強く当接する。この結果、ス
イツチボツクスBが間柱11を構成している軽量
形鋼に強固に固定されて取付けられる。
なお、軽量形鋼の耳部9は取付け具Aに設けた
逃がし部10に入り込んでいるので、取付けの際
の障害とはならない。
前記実施例では、基板部1の長さ方向の両端部
にそれぞれ押付け部3が設けられた構成の取付け
具Aを示したが、第5図に示されるように基板部
1に単に1個の押付け部3が設けられた構成の取
付け具A′を2個用いるようにしてもよい。また、
スイツチボツクスBの側壁17に対する取付け具
Aの押付け部3の当接状態、および軽量形鋼の側
板16に対する取付け具Aの基板部1の当接状態
は、前記実施例のように面接触に限定されず、線
或いは点接触であつてもよい。
さらに、壁内に設けられる間柱に限定されず、
天井部に水平に設けられる軽量形鋼製の野ぶち材
に前記の取付け具A,A′を用いてスイツチボツ
クスを取付けることも可能である。
(考案の効果) 本考案は上述の構成を有するため、軽量形鋼の
側板の内側に取付け具の基板部に設けた当接面を
当接させると共に、この側板の外側にスイツチボ
ツクスの側壁を当接させ、このままの状態でスイ
ツチボツクスの内側から挿入した締付けボルトを
外側に突出させて取付け具の傾斜螺子孔に螺合さ
せることにより、締付けボルトの締付け力で取付
け具の押付け部に設けた当接面がスイツチボツク
スの側壁に強く当接され、スイツチボツクスが軽
量形鋼の側板に強固に固定されるため、軽量形鋼
の側板にボルト孔等を設けることなく、取付け具
と締付けボルトとにより間柱或いは野ぶち材とし
て用いられる軽量形鋼の側板にスイツチボツクス
を簡単、かつ強固に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図イ,ロはそれぞれ本考案に係る取付け具
の斜視図および側面図、第2図は壁内に設けられ
る軽量形鋼製の間柱にスイツチボツクスを取付け
た状態の斜視図、第3図は同、スイツチボツクス
の取付け部分の拡大斜視図、第4図は同、横断面
図、第5図は別の取付け具の斜視図である。 主要部分の符号の説明、A,A′……取付け具、
B……スイツチボツクス、1……基板部、3……
押付け部、4……第1の当接面(当接部)、8…
…ナツト(傾斜螺子孔)、9……軽量形鋼の耳部、
10……逃がし部、11……軽量形鋼製の間柱
(軽量形鋼)、17……スイツチボツクスの側壁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 軽量形鋼11の側板16の内側に当接する当接
    部4を備えた基板部1と、スイツチボツクスBの
    側壁17の外面に押付けられる押付け部3との間
    に、軽量形鋼11の耳部9を逃がし込むための逃
    がし部10を設け、押付け部3に前記スイツチボ
    ツクスBの側壁17に対して所定角度傾斜した傾
    斜螺子孔8を設けてなり、 軽量形鋼11の側板16に締付けボルト19を
    介してスイツチボツクスBの側壁17を当接させ
    て取付けることを特徴とする軽量形鋼へのスイツ
    チボツクスの取付け装置。
JP1985073735U 1985-05-18 1985-05-18 Expired JPH0321144Y2 (ja)

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JPS61189718U JPS61189718U (ja) 1986-11-26
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS519037U (ja) * 1974-07-10 1976-01-23
JPS5117514U (ja) * 1974-07-23 1976-02-07

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