JPH0422636Y2 - - Google Patents

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JPH0422636Y2
JPH0422636Y2 JP10623685U JP10623685U JPH0422636Y2 JP H0422636 Y2 JPH0422636 Y2 JP H0422636Y2 JP 10623685 U JP10623685 U JP 10623685U JP 10623685 U JP10623685 U JP 10623685U JP H0422636 Y2 JPH0422636 Y2 JP H0422636Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、電気音響機器の分野におけるスピ
ーカをバツフル板等に強固に取付けることができ
るスピーカ用フレームの改良に関する。
[従来の技術] スピーカを木製のバツフル板に取り付ける場
合、従来は第5図に示すごとく、バツフル板51
の放音孔52の周囲に設けた取付孔にTナツト
(通常鬼目ナツトと呼称される)53をバツフル
板の裏面から打ち込み、バツフル板の前面からス
ピーカを載置してフレーム54前方からボルト5
5を挿入、Tナツトと螺合させてスピーカを固定
させている。
[考案が解決しようとする問題点] このようなスピーカの固定方法ではスピーカの
使用中に緩まないように強固に固定するためにボ
ルトを協力に締付けるとTナツトがバツフル板に
めり込んで陥没し充分強固に固定することができ
ない欠点があつた。
[問題点を解決するための手段] 上記した従来例の欠点を解決し、さらに取り付
けを容易にするために本考案によるスピーカ用フ
レームは、第3図に説明すると、湾曲部5aを有
する弾性片5を形成した、フレーム半径方向の断
面がクサビ形状のナツト6を、フレームの外周縁
1に穿設した取付孔4に相当する後背面1a内周
部位に、前記取付け孔4の延長上にネジ孔7が位
置するように、かつ、前記外周縁1の後背面1a
に対し所定の間隔dを隔てて、クサビの先端をフ
レーム後方に向けて、ねじ等の取付具9aにより
フレームの外周縁に取り付けた構成であることを
特徴とする。
[作用] このような構成のフレームを有するスピーカを
バツフル板に取り付けるさい、フレームをバツフ
ル板の放音孔に嵌合載置すると、弾性片5が撓ん
でクサビ形ナツトがフレーム中心方向に移動しつ
つ前記放音孔を通過後にもとの位置に復帰して、
クサビ形ナツトの底面と外周縁の後背面との間に
バツフル板を挟むごとき状態となり、ついで、フ
レームとバツフル板の取付孔を一致させてボルト
をクサビ形ナツトのネジ孔にネジ込んでクサビ形
ナツトと外周縁の後背面との間にバツフル板を挟
むごとくにしてスピーカを固定すると、クサビ形
ナツトの底面の面積が広いので、どのように強固
に締付けてもクサビ形ナツトがバツフル板の中に
めり込むことはく、しかもスピーカ取り付けは非
常に容易となる。
[実施例] 第1図及び第2図aにおいて、1はスピーカの
振動系を保持するための外周縁で、複数個(本実
施例ては4個)の取付け孔4が穿設されている。
2は底部3を外周縁1に取付るための脚部であつ
て、通常、強度の関係で外周縁1の取付け孔4に
対応する位置に設けられている。
外周縁1の内周部位で脚部2の付根から前記取
付け孔4の延長上で、該取付け孔4と対向してネ
ジ孔7が位置するように、かつ、クサビ形ナツト
6が前記外周縁1の後背面1aからバツフル板の
厚さにほぼ等しい所定の間隔dを隔てて湾曲部5
aを有する弾性片5をねじ等の取り付け具9aに
よつてクサビの先端がフレーム後方を向くごとく
にして取り付けられている。
第2図aの前記クサビ形ナツト6は、例えば硬
質合成樹脂製で、弾性片5′を一体に成形して成
る。又、第2図bは、他の実施例でクサビ形ナツ
ト6′は合成樹脂製又は金属製で、弾性片5′は別
体で、例えば鋼製又は合成樹脂製で、ねじ等の取
り付け具9bによつてナツト6′に取り付けられ
ている。又、第2図は実用新案登録請求の範囲第
2項の実施例を示し、特に小型のスピーカ用フレ
ームに適用して有効な構造で、前記フレームの外
周縁1と可撓性を有する弾性片5及びクサビ形ナ
ツト6とが、成形時に一体に成形された合成樹脂
製であることを特徴とするスピーカ用フレームで
ある。
かかる構成のフレームをバツフル板に取付ける
には、第3図に示すごとく、フレーム30をバツ
フル板31の放音孔32に嵌合載置すると、弾性
片5が撓んでクサビ形ナツト6がフレーム中心方
向に移動しつつ前記放音孔32を通過し、放音孔
32を通過後にもとの位置に復帰して、クサビ形
ナツト6の底面とフレーム30の外周縁1の後背
面との間にバツフル板31を挟むごとき状態とな
り、ついでフレーム30とバツフル板31の取り
付け孔を一致させてボルト33をクサビ形ナツト
6のネジ孔7にネジ込んでクサビ形ナツトと外周
縁の後背面とでバツフル板を挟むごとくにして締
め付けてスピーカを強固に取り付けることができ
る。
かかる構成においては、例えクサビ形ナツトと
外周縁1の後背面1aとの間隔dがバツフル板の
厚さと異なる場合でも弾性片5が撓んだり、極端
な場合には破断することによりバツフル板を強固
に締付けることができる。
第4図aは本考案の他の実施例で、クサビ形ナ
ツト46をネジ金具47をインサート成形すると
ともに底端部に歯先がクサビ方向を向いた鋸歯4
3を有する支持棒45を突出させた合成樹脂製と
し、フレームの外周縁41の取付け孔44に相当
する脚部42付根付近の内周部位に、内壁部に突
起10を突出して設けた貫通孔48を穿設して、
前記支持棒45の鋸歯43と噛合し、後面にゴム
等の弾性体11を介して前記支持棒45を挿通さ
せて、クサビ形ナツト46を保持した構成であ
る。第4図bは、又別の実施例で、突起10aを
設けた止め具10bを貫通孔48の内壁に嵌合
し、突起10aを前記支持棒45の鋸歯43と噛
合し、後面にゴム等の弾性体11を介して前記支
持棒45を挿通させて、クサビ形ナツト46を保
持した構成である。
この実施例はクサビ形ナツト46と外周縁41
の後背面との間隔dをバツフル板の厚さに合せて
任意に調節し得る利点を有する。
[考案の効果] このようなスピーカの固定方法では、上記した
クサビ形ナツトと外周縁の後背面との間に、バツ
フル板を挟むごとくにしてボルトを締め付けてス
ピーカを固定するので、クサビ形ナツトの底面の
面積が広いためにどのように強固に締付けてもク
サビ形ナツトがバツフル板の中にめり込むことは
なく、したがつて従来例の如くTナツトがバツフ
ル板にめり込んで陥没し充分強固に固定すること
ができないと言う欠点が解消するだけでなく、ス
ピーカ取り付けが非常に容易となる利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の従来の背面斜視図、第2図は
本考案の実施例の半断面図、第2図a,第2図b
はそれぞれ他の実施例の半断面図、第3図は取り
付け状態の説明図、第4図a、第4図bはそれぞ
れ別の実施例の断面図、第5図は従来例の要部断
面図である。 1はフレームの外周縁、1aは後背面、4は取
付け孔、5,5′は弾性片、5aは湾曲部、6,
6′,46はクサビ形ナツト、7,47はねじ孔、
9a,9bは取付具、10,10aは突起、10
bは止め具、11はゴム等の弾性体、41は外周
縁、43は鋸歯、45は支持棒、48は貫通孔で
ある。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 湾曲部5aを有する弾性片5を形成した、フ
    レーム半径方向の断面がクサビ形状の別体のナ
    ツト6を、フレームの外周縁1に穿設した取付
    け孔4に相当する後背面1a内周部位に、前記
    取付け孔4の延長上にネジ孔7が位置するよう
    に、かつ、前記外周縁1の後背面1aに対し所
    定の間隔dを隔てて、クサビの先端をフレーム
    後方に向けて、ねじ等の取付具9aにより取り
    付けたことを特徴とするスピーカ用フレーム。 前記フレームの外周縁1と弾性片5及びクサ
    ビ形ナツト6とが、成形時一体に合成樹脂成形
    されていることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第項記載のスピーカ用フレーム。 クサビ形ナツト46に、ネジ孔金具47をイ
    ンサート成形するとともに、底端部に歯先がク
    サビ方向を向いて突出した鋸歯43を有する合
    成樹脂製の支持棒45を、フレームの外周縁4
    1内周部位に、内壁面に前記鋸歯43と噛合す
    る突起10を設けた貫通孔48に、後面にゴム
    等の弾性体11を介して挿通させて、クサビ形
    ナツト46を保持したことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第項記載のスピーカ用フレ
    ーム。
JP10623685U 1985-07-10 1985-07-10 Expired JPH0422636Y2 (ja)

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JP10623685U JPH0422636Y2 (ja) 1985-07-10 1985-07-10

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JPS6266493U JPS6266493U (ja) 1987-04-24
JPH0422636Y2 true JPH0422636Y2 (ja) 1992-05-25

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JPH0744147Y2 (ja) * 1987-07-06 1995-10-09 富士通テン株式会社 埋込型スピ−カ
US20050204388A1 (en) 1998-06-11 2005-09-15 Knudson Edward B. Series reminders and series recording from an interactive television program guide
WO2001076239A2 (en) 2000-03-31 2001-10-11 United Video Properties, Inc. Systems and methods for reducing cut-offs in program recording
US8989561B1 (en) 2008-05-29 2015-03-24 Rovi Guides, Inc. Systems and methods for alerting users of the postponed recording of programs

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JPS6266493U (ja) 1987-04-24

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