JPH08151748A - 樋支持具 - Google Patents

樋支持具

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JPH08151748A
JPH08151748A JP29471794A JP29471794A JPH08151748A JP H08151748 A JPH08151748 A JP H08151748A JP 29471794 A JP29471794 A JP 29471794A JP 29471794 A JP29471794 A JP 29471794A JP H08151748 A JPH08151748 A JP H08151748A
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JP
Japan
Prior art keywords
gutter
hole
side connecting
fixing
building
Prior art date
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Pending
Application number
JP29471794A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Shimizu
勝美 清水
Omihisa Tsuruno
臣久 鶴野
Shoji Yanagawa
祥二 柳川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08151748A publication Critical patent/JPH08151748A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軒の出寸法などに応じて複数種類の樋支持具
を製造しておかなくても樋を適切な位置で建物Hに取り
付けることができると共に、樋支持具の組立作業に手間
がかからない樋支持具を提供すること。 【構成】 固定具で建物Hに固定される固定板11と、
その固定板11の前面に突設された受側接続部12から
成り、前記固定板11の裏面から前記受側接続部12の
先端まで貫通孔13が形成されている固定部材1と、こ
の固定部材1の貫通孔13に挿入可能なねじ2と、前記
貫通孔13に挿入可能な差込側接続部31を有し、その
差込側接続部31の一端に、竪樋Tを支持する樋支持部
32が設けられている支持部材3と、で構成され、前記
固定部材1の貫通孔13に、前記固定板11側から前記
貫通孔13に挿入したねじ2の頭部21を建物Hとの間
で固定する係止部14が設けられ、前記差込側接続部3
1に、前記貫通孔13に挿入させたねじ2と螺合可能な
ねじ孔33が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軒樋あるいは竪樋を建
物の軒先や外壁などに取り付ける時に使用する樋支持具
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般には、軒樋や竪樋などの樋を建物に
取り付ける場合、軒の出寸法などに応じて樋支持具を選
択して使用している。ところが、軒の出寸法などに応じ
て複数種類の樋支持具を製造すると、その製造に必要な
金型も多種必要になり、コストアップを招くという問題
があった。
【0003】そこで、このような問題を解決するため
に、従来は、実開平2−98122号公報や実開平2−
98123号公報に記載されているような樋支持具が考
案されている。
【0004】この従来の樋支持具は、ねじ孔を有し、こ
のねじ孔が固定面に対してほぼ直角になるように建物に
埋設固定される固定部材と、竪樋を支持する割りリング
状の把持部を有し、その把持部の両端に外側に折曲形成
された接続部が形成されている支持部材と、前記固定部
材のねじ孔に螺合される調整ボルトと、この調整ボルト
の頭部を前記固定部材の接続部に締結固定する2対の固
定ボルトならびにナットで構成されている。竪樋を建物
に取り付ける場合には、固定部材を建物の固定面に埋設
固定した後、この固定部材のねじ孔に対して調整ボルト
を螺合させる。それから、支持部材の把持部を竪樋の外
周に取り付け、支持部材の接続部を調整ボルトの頭部に
固定ボルトとナットで締結固定する。つまり、この従来
の樋支持具では、調整ボルトと固定部材のねじ孔の螺合
の度合いによって軒樋の取付位置を調整することができ
るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の樋支持具にあっては、固定部材と支持部材と
調整ボルトと2対の固定ボルトおよびナットで構成され
ており、部品数が多いために、樋支持具の組立作業に手
間がかかるという問題があった。
【0006】そこで、本発明は、上記のような問題に着
目し、軒の出寸法などに応じて複数種類の樋支持具を製
造しておかなくても、樋を適切な位置で建物に取り付け
ることができると共に、樋支持具の組立作業に手間がか
からない樋支持具を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の樋支持具は、建物に固定される固定板と、
この固定板の前面に突設された受側接続部から成り、前
記固定板の裏面から前記受側接続部の先端まで貫通孔が
形成されている固定部材と、前記固定部材の貫通孔に挿
入可能な締結部材と、前記受側接続部の貫通孔に挿入可
能な差込側接続部を有し、その差込側接続部の一端に、
樋を支持する樋支持部が設けられている支持部材と、で
構成され、前記固定部材の貫通孔に、前記固定板側から
前記貫通孔に挿入した締結部材の頭部を建物との間で固
定する係止部が設けられ、前記差込側接続部に、前記受
側接続部の貫通孔に挿入させた締結部材と螺合可能なね
じ孔が形成されている構成とした。
【0008】
【作用】本発明の樋支持具を組み立てる際には、支持部
材の差込側接続部を固定部材の受側接続部に挿入し、締
結部材を前記固定部材の貫通孔に前記固定板側から挿入
すると共に前記差込側接続部のねじ孔に螺合する。この
時の締結部材とねじ孔の螺合の度合いによって受側接続
部に対する差込側接続部の差込深さが決まり、樋の取り
付け位置が決定する。
【0009】つまり、本発明の樋支持具にあっては、締
結部材と差込側接続部のねじ孔の螺合の度合いによって
樋の取り付け位置を調整することができる。また、固定
部材と締結部材と支持部材との3つの部品で構成されて
いるので、樋支持具の組立作業に手間がかからない。
【0010】
【実施例】まず、図1〜図3に基づいて、実施例の樋支
持具Aの構成を説明する。図1は本実施例の樋支持具A
を示す平面図、図2は本実施例の樋支持具Aの組立状態
を示す一部断面平面図、図3は本実施例の樋支持具Aの
組立状態を示す側面図で、図中1は固定部材、2は締結
部材であるねじ、3は支持部材である。
【0011】前記固定部材1は、ポリカーボネート樹脂
などの合成樹脂で成形されており、釘やねじなどの固定
具で建物Hに固定される固定板11と、その固定板11
の前面に突設された受側接続部12から成り、前記固定
板11の裏面から前記受側接続部12の先端まで断面略
正方形の貫通孔13が形成されている。また、前記固定
板11には固定用孔111が2箇所に形成されており、
前記貫通孔13には、前記固定板11側から前記貫通孔
13に挿入したねじ2の頭部21を建物Hとの間で固定
する係止部14が設けられている。なお前記係止部14
は、貫通孔13の形状に符合する形状を有する合成樹脂
製のリングを前記貫通孔13に接着固定することによっ
て形成されている。
【0012】前記ねじ2は、前記固定部材1の貫通孔1
3に頭部21まで挿入可能な大きさのものが使用されて
いる。
【0013】前記支持部材3は、前記固定部材1と同じ
合成樹脂で成形されており、前記固定部材1の貫通孔1
3に挿入可能な差込側接続部31を有し、その差込側接
続部31の一端に、竪樋Tを支持する樋支持部32が設
けられている。
【0014】前記差込側接続部31は、前記受側接続部
12の貫通孔13に挿入させたねじ2と螺合可能なねじ
孔33を有しており、側面には、図3に示すように、竪
樋Tの取り付け位置を記した目盛り34が設けられてい
る。
【0015】前記樋支持部32は、差込側接続部31と
一体成形されている前記受部材321と、この受部材3
21の一端にヒンジ結合されている開閉部材322と
で、竪樋Tの外周を取り囲む形状に形成されており、前
記開閉部材322の移動側端部に突部323が形成さ
れ、前記受部材321に、前記突部323を係止可能な
係止片324が設けられている。従って、前記受部材3
21と前記開閉部材322とで竪樋Tの外周を把持し、
前記突部323を前記係止片324に係止させることに
より、竪樋Tを支持することができるようになってい
る。
【0016】次に、実施例の作用を説明する。
【0017】本実施例の樋支持具Aを組み立てる際に
は、支持部材3の差込側接続部31を固定部材1の受側
接続部12に挿入し、ねじ2を前記固定部材1の貫通孔
13に前記固定板11側から挿入すると共に前記差込側
接続部31のねじ孔33に螺合する。この時のねじ2と
ねじ孔33との螺合の度合いによって受側接続部12に
対する差込側接続部31の差込深さDが決まり、竪樋T
の取り付け位置が決定する。差込深さDと竪樋Tの取り
付け位置との関係は、図3の(i)と(ii)を比較して
わかるように、差込側接続部31の差込深さDが大きい
程、竪樋Tの取り付け位置は建物Hに近くなる。また、
竪樋Tの取り付け位置は、受側接続部12の先端が差込
側接続部31の目盛り34のどの位置にあるのかを見る
ことによって認識することができる。なお、竪樋Tの取
り付けは、上述のようにして樋支持具Aを組み立てた
後、固定部材1の固定板11を釘やねじなどの固定具で
固定して、それから行う。
【0018】つまり、本実施例の樋支持具Aにあって
は、ねじ2と差込側接続部31のねじ孔33との螺合の
度合いによって竪樋Tの取り付け位置を調整することが
できるので、軒の出寸法などに応じて複数種類の樋支持
具Aを製造しておかなくても、竪樋Tを適切な位置で建
物Hに取り付けることができる。更に、固定部材1とね
じ2と支持部材3との3つの部品で構成されているの
で、樋支持具Aの組立作業に手間がかからない。
【0019】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の
変更等があっても本発明に含まれる。例えば、実施例の
樋支持具では、支持部材の樋支持部が、竪樋を支持する
形状に形成されている例を示したが、支持部材の樋支持
部は、軒樋を支持可能な形状に形成されていてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の樋支持具
にあっては、上記したように構成されているので、軒の
出寸法などに応じて複数種類の樋支持具を製造しておか
なくても、樋を適切な位置で建物に取り付けることがで
き、しかも、樋支持具の組立作業に手間がかからないと
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の樋支持具を示す一部断面が表れた平
面図である。
【図2】本実施例の樋支持具の組立状態を示す一部断面
が表れた平面図である。
【図3】本実施例の樋支持具の組立状態を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
A 樋支持具 1 固定部材 11 固定板 12 受側接続部 13 貫通孔 14 係止部 2 ねじ 21 頭部 3 支持部材 31 差込側接続部 32 樋支持部 33 ねじ孔 H 建物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物に固定される固定板と、この固定板
    の前面に突設された受側接続部から成り、前記固定板の
    裏面から前記受側接続部の先端まで貫通孔が形成されて
    いる固定部材と、この固定部材の貫通孔に挿入可能な締
    結部材と、前記貫通孔に挿入可能な差込側接続部を有
    し、その差込側接続部の一端に、樋を支持する樋支持部
    が設けられている支持部材と、で構成され、前記固定部
    材の貫通孔に、前記固定板側から前記貫通孔に挿入した
    締結部材の頭部を建物との間で固定する係止部が設けら
    れ、前記差込側接続部に、前記貫通孔に挿入させた締結
    部材と螺合可能なねじ孔が形成されていることを特徴と
    する樋支持具。
JP29471794A 1994-11-29 1994-11-29 樋支持具 Pending JPH08151748A (ja)

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JP29471794A JPH08151748A (ja) 1994-11-29 1994-11-29 樋支持具

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JP29471794A JPH08151748A (ja) 1994-11-29 1994-11-29 樋支持具

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JPH08151748A true JPH08151748A (ja) 1996-06-11

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ID=17811399

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JP29471794A Pending JPH08151748A (ja) 1994-11-29 1994-11-29 樋支持具

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JP (1) JPH08151748A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100449362B1 (ko) * 2002-05-09 2004-09-18 박재현 빗물받이관 고정용 밴드
US8395338B2 (en) 2008-01-09 2013-03-12 Denso Corporation Control system for multiphase electric rotating machine

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100449362B1 (ko) * 2002-05-09 2004-09-18 박재현 빗물받이관 고정용 밴드
US8395338B2 (en) 2008-01-09 2013-03-12 Denso Corporation Control system for multiphase electric rotating machine
US8593092B2 (en) 2008-01-09 2013-11-26 Denso Corporation Control system for multiphase electric rotating machine

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