JPH0744147Y2 - 埋込型スピ−カ - Google Patents

埋込型スピ−カ

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JPH0744147Y2
JPH0744147Y2 JP1987102654U JP10265487U JPH0744147Y2 JP H0744147 Y2 JPH0744147 Y2 JP H0744147Y2 JP 1987102654 U JP1987102654 U JP 1987102654U JP 10265487 U JP10265487 U JP 10265487U JP H0744147 Y2 JPH0744147 Y2 JP H0744147Y2
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JP
Japan
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speaker
rib
frame
mounting
embedded
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JP1987102654U
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JPS648897U (ja
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雅人 川井
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は埋込型スピーカ、特に、カーステレオ用スピー
カ等のように車両の内壁やパネル内に埋め込まれる形式
の埋込型スピーカに関する。
〔従来の技術〕
従来、壁の中等に埋め込んで使用する埋込型スピーカ
は、壁表面への突出がないので、カーステレオ装置用の
スピーカ等として使用されている。このようなカーステ
レオ装置における埋込型スピーカの設置位置は、自動
車のリヤパッケージトレイの中、インストルメントパ
ネル内、両側の壁の中あるいはドア内、等が一般的で
ある。
第5図は車両内に取り付けられた従来の埋込型スピーカ
の取付構造を示す断面図であり、例えばインストルメン
トパネル20の裏面に取り付けられた例を示すものであ
る。
図において、1はスピーカユニット(以後単にスピーカ
と言う)を示しており、2はスピーカフレーム、3はコ
ーン紙、4はフレーム2の前面周囲に貼着された矢紙、
5は磁石、6はスピーカ取付用ブラケットである。ま
た、20はインストルメントパネル、21はインストルメン
トパネル裏面に突設されたリブ、22はインストルメント
パネル20の開口部を示している。
このように、スピーカ1をインストルメントパネル20の
裏面に取り付ける場合は、スピーカフレーム2の前面周
囲に設けた取付用ブラケット6のねじ穴を、インストル
メントパネル20の裏面に突設されたリブ21のねじ穴に合
わせ、ブラケット6をねじやボルト7等によってリブ21
にねじ止めしている。
なお、23はインストルメントパネル20の開口部22の周囲
の裏面に、矢紙4に対向して設けられたリブで、スピー
カ1から音洩れを防ぐものである。そして、このリブ23
と矢紙4との間の隙間Sはスピーカ動作時の矢紙4とリ
ブ23との干渉によるびびり防止、音洩れによる音質低下
の防止を目的として設計的に0に近づけるようにされて
いるか、あるいは意図的にこの隙間Sに数ミリの間隔を
確保し、この隙間Sにウレタン材等の遮音材を挟んでい
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、リブ23と矢紙4との間の隙間Sを設計的に0
に近づけようとしても、インストルメントパネル20側の
寸法公差、矢紙4の寸法公差等の累積公差により隙間S
を0にすることは困難であり、実際には実車にスピーカ
を取り付ける際に寸法を詰めているのが現状であるとい
う問題点がある。また、予め隙間Sに数ミリの間隔を確
保し、その隙間Sにウレタン材等の遮音材を挟んで遮音
する方法では二次材料の遮音材のコストがかかり、コス
トアップを招いているという問題点がある。
このような問題点は、埋込型スピーカをインストルメン
トパネル20の裏面に取り付ける場合に限らず、埋込型ス
ピーカを自動車のリヤパッケージトレイの裏面、あるい
は自動車の両側の壁の中やドア内に取り付ける場合にお
いても発生する。
本考案は前記従来の埋込型スピーカ、特に、自動車の車
室内に取り付ける埋込型スピーカの有する問題点を解消
するためになされたものであり、スピーカとこれを取り
付けるバッフル板との音声再生時の干渉によるびびり、
および音洩れによる音質の低下を防止することができる
と共に、スピーカとバッフル板との間に余分な二次材料
を充填する必要がなく、取り付けが簡単な埋込型スピー
カを提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的を達成する本考案の埋込型スピーカは、バッフ
ル板の開口部の略周縁部とスピーカフレームとの間に遮
音体を介した状態で、前記バッフル板の裏面に突設され
たリブにねじ止めされる円形埋込型スピーカにおいて、
前記スピーカフレームの前面周縁部の前記スピーカの同
心円上の位置に、ねじ穴を有するスピーカ取付部を設
け、この取付部には前記フレームの前面に対して前記フ
レームの円周方向に向かった所定の傾斜部、あるいは段
階状の段差部を持たせたことを特徴としている。
〔作用〕
本考案の埋込型スピーカはバッフル板の裏面に突設され
たねじ穴を有するリブにスピーカの取付部を合わせ、こ
の状態でスピーカを左または右方向に回転させれば、回
転方向に応じてスピーカとバッフル板との距離が変化
し、スピーカの矢紙とバッフル板の裏面に設けられた音
洩れ防止用リブとの隙間が無くなり、かつねじ穴あを有
するリブとスピーカの取付部とも密着状態になる。よっ
て、この状態でスピーカの取付部をリブにねじ止めすれ
ば、スピーカはバッフル板に音洩れの無い状態で取付ら
れる。
〔実施例〕
以下添付図面を用いて本考案の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本考案の埋込型スピーカの一実施例の構成を示
す斜視図であり、従来と同じ部品には同じ符号が付して
ある。即ち、図において、1はスピーカを示しており、
2はスピーカフレーム、3は正面視円形のコーン紙、4
はフレーム2の前面周囲に貼着された矢紙、5は磁石、
10はスピーカ取付用ブラケットである。
この実施例では前記フレーム2の前面周囲に等間隔で設
けたスピーカ取付用ブラケット10の、図示しないバッフ
ル板裏面のリブへの取付面11が、全てスピーカフレーム
2に対してθの角度を有している。更に詳しく述べる
と、全てのスピーカ取付用ブラケット10の取付面11はス
ピーカの同心円の接線方向に角度θを備えており、傾斜
方向の規定はないが、フレーム2の前面周囲に時計回り
に見た時の傾斜方向は全て同一になっている。
そして、前記取付面11にはねじ穴12が設けられており、
このねじ穴12はこの実施例ではスピーカ1を正面から見
た時にスピーカ1の中心に対して同心状の長穴となって
いる。本考案のスピーカ取付用ブラケット10は予めスピ
ーカフレーム2と一体的に形成しても良いが、後からね
じやボルト等でスピーカフレーム2に取り付けても良
い。
第2図は本考案の埋込型スピーカの別の実施例を示すも
のであり、スピーカ取付用ブラケット10付近の部分図で
あり、2はスピーカフレーム、4は矢紙、8はコーン紙
3のエッジ部を示している。この実施例ではスピーカ取
付用ブラケット10の取付面11がスピーカフレーム2に対
してθの角度を有する傾斜面ではなく、取付面11が所定
の段差dを備えた階段状の複数の面11a〜11eからなり、
一つ一つの面がスピーカフレーム2に対して平行な面と
なっている。階段状の複数の面11a〜11eの上り下りの方
向の規定はないが、スピーカフレーム2の前面周囲に時
計回りに見た時の複数の面11a〜11eの上り下りの方向は
全て同一になっている。
この実施例の取付面11には、角面11a〜11e毎にねじ穴13
が設けられており、これらのねじ穴13はスピーカを正面
から見た時にスピーカの中心に対する同心円上に並んで
いる。この実施例のスピーカ取付用ブラケット10も予め
スピーカフレーム2と一体的に形成しても良く、また後
からねじ等でスピーカフレーム2に取り付けても良い。
なお、階段状の複数の面の数およびその段差dに制限は
ない。
以上のように構成される本考案の埋込型スピーカを実際
に自動車のインストルメントパネル20の裏面に取り付け
る例を第3図を用いて説明する。この例の埋込型スピー
カは取付面11が傾斜したものである。また、図において
20はバッフル板としてのインストルメントパネル、21は
インストルメントパネル裏面に突設されたねじ穴を有す
る取付リブ、22はインストルメントパネル20の開口部を
示しており、この実施例のリブ21のねじ穴がある取付面
は、スピーカ取付用ブラケット10の取付面11の傾斜に一
致させて形成してあるものとする。
このように、リブ21のねじ穴がある取付面が、スピーカ
取付用ブラケット10の取付面11の傾斜に一致させてある
インストルメントパネル20の裏面に、本考案の埋込型ス
ピーカを取り付ける場合は、まず、スピーカフレーム2
の前面周囲に設けたスピーカ取付用ブラケット10のねじ
穴(長穴)12を、インストルメントパネル20の裏面に突
設されたリブ21のねじ穴に合わせ、スピーカ取付用ブラ
ケット10をボルト7等によってリブ21に仮止めする。
この状態でスピーカ1の矢紙4とインストルメントパネ
ル20の開口部22の周囲の裏面に設けられたリブ23との間
の隙間Sが0であれば、そのままボルト7を締めてスピ
ーカ1をリブ21に固着する。ところが、第3図(a)に
示すように隙間Sが0でない場合は、スピーカ取付用ブ
ラケット10の取付面11の傾斜の向きから、このスピーカ
をその中心線Cを回転軸にして左方向に回転させる。こ
の時、スピーカ取付用ブラケット10の取付面11に設けら
れたねじ穴12とボルト7とが回転ガイドとなる。
すると、スピーカ取付用ブラケット10の取付面11がリブ
21上に摺動し、スピーカ1がインストルメントパネル20
に近づき、第3図(b)に示すようにリブ23との間の隙
間Sが0となる。よって、この状態でボルト7でスピー
カをリブ21に締結すれば、スピーカ1の矢紙4とリブ23
の間からの音洩れが防止される。
一方、スピーカ1をリブ21にボルト7で仮止めした際
に、リブ23と矢紙4とが密着した状態で、リブ21とスピ
ーカ取付用ブラケット10の取付面11との間に隙間ができ
た場合には、リブ23と矢紙4とが密着させた状態で逆に
スピーカ1をその中心線Cを回転軸にして右方向に回転
させる。すると、リブ21とスピーカ取付用ブラケット10
の取付面11との隙間がなくなり、リブ23と矢紙4とが密
着した状態でスピーカ1をリブ21に締結できる。
以上説明したのは、インストルメントパネル20の裏面に
設けたリブ21のねじ穴を有する取付面と、本考案の埋込
型スピーカのスピーカ取付用ブラケット10の取付面11と
の傾斜を一致させてある場合である。もし、インストル
メントパネル20の裏面に設けたリブ21のねじ穴を有する
取付面が、従来例に示したように傾斜のないものである
場合は、第2図に示したスピーカ取付用ブラケット10の
取付面11が段階状になった埋込型スピーカを使用すれば
良い。また、第4図に示すように従来のリブ21の取付面
21aに、傾斜面9aと取付部9cとを備え、傾斜面9aにねじ
穴9bを有するアダプタ9をねじ9dで取り付ければ、第1
図のスピーカ1も使用できる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案の埋込型スピーカによれば、
スピーカをバッフル板に取り付けた後に、スピーカの矢
紙とバッフル板との間に隙間を確実になくすことができ
るので、スピーカの音声再生時の干渉によるびびり、お
よび音洩れによる音質の低下を防止することができると
いう効果がある。また、スピーカとバッフル板との間に
余分な二次材料を充填する必要がなく、しかも取り付け
が簡単であるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の埋込型スピーカの一実施例の斜視図、
第2図は本考案の他の実施例の埋込型スピーカの部分斜
視図、第3図(a),(b)は本考案の埋込型スピーカ
の取付手順を示す図、第4図は本考案の埋込型スピーカ
を従来のリブに取り付けるためのアダブタの斜視図、第
5図は従来の埋込型スピーカのインストルメントパネル
への取付構造を示す局部断面図である。 1……スピーカユニット、2……スピーカフレーム、3
……コーン紙、4……矢紙、5……磁石、6……取付用
ブラケット、10……スピーカ取付用ブラケット、11……
取付面、12,13……ねじ穴、20……インストルメントパ
ネル、21,23……リブ、22……開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッフル板の開口部の略周縁部とスピーカ
    フレームとの間に遮音体を介した状態で、前記バッフル
    板の裏面に突設されたリブにねじ止めされる円形埋込型
    スピーカにおいて、 前記スピーカフレームの前面周縁部の前記スピーカの同
    心円上の位置に、ねじ穴を有するスピーカ取付部を設
    け、この取付部には前記フレームの前面に対して前記フ
    レームの円周方向に向かった所定の傾斜部、あるいは階
    段状の段差部を持たせたことを特徴とする埋込型スピー
    カ。
JP1987102654U 1987-07-06 1987-07-06 埋込型スピ−カ Expired - Lifetime JPH0744147Y2 (ja)

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JP1987102654U JPH0744147Y2 (ja) 1987-07-06 1987-07-06 埋込型スピ−カ

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JPS648897U JPS648897U (ja) 1989-01-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5484930U (ja) * 1977-11-28 1979-06-15
JPH0422636Y2 (ja) * 1985-07-10 1992-05-25

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