JPH06166357A - 自動車用ドアミラー構造 - Google Patents
自動車用ドアミラー構造Info
- Publication number
- JPH06166357A JPH06166357A JP32151292A JP32151292A JPH06166357A JP H06166357 A JPH06166357 A JP H06166357A JP 32151292 A JP32151292 A JP 32151292A JP 32151292 A JP32151292 A JP 32151292A JP H06166357 A JPH06166357 A JP H06166357A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base member
- screw
- base cover
- base
- door mirror
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ビス挿入用開口付近と、ベースカバー及びド
アミラー本体の間の間隙付近との風切り音を低減させる
と共に、ベースカバーとドアミラー本体との接触を防止
する自動車用ドアミラー構造を提供することにある。 【構成】 ベース部材18は、ドア側部1に固定され、
ベースカバー19によって下面を含む周囲を覆われてい
る。このベースカバー19にはビス20を挿入するビス
挿入用開口21が設けられ、シャフト17をこのベース
部材18にビス20で固定することによりドアミラー本
体14をベース部材18に対して回動自在に配設するよ
うにしている。ベース部材18のドアミラー本体14近
傍にはベースカバー19を係止する係止部22を設ける
と共に、ベース部材18のビス20挿入部分周囲に円筒
状の突起部23を設け、この突起部23の先端24とベ
ースカバー19のビス挿入用開口21周縁部との間の間
隙jを微小とした。
アミラー本体の間の間隙付近との風切り音を低減させる
と共に、ベースカバーとドアミラー本体との接触を防止
する自動車用ドアミラー構造を提供することにある。 【構成】 ベース部材18は、ドア側部1に固定され、
ベースカバー19によって下面を含む周囲を覆われてい
る。このベースカバー19にはビス20を挿入するビス
挿入用開口21が設けられ、シャフト17をこのベース
部材18にビス20で固定することによりドアミラー本
体14をベース部材18に対して回動自在に配設するよ
うにしている。ベース部材18のドアミラー本体14近
傍にはベースカバー19を係止する係止部22を設ける
と共に、ベース部材18のビス20挿入部分周囲に円筒
状の突起部23を設け、この突起部23の先端24とベ
ースカバー19のビス挿入用開口21周縁部との間の間
隙jを微小とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車用ドアに配設
されるドアミラーの風切り音の低減等を図る自動車用ド
アミラー構造に関するものである。
されるドアミラーの風切り音の低減等を図る自動車用ド
アミラー構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からこの種のものとしては、例えば
図5及び図6に示すようなもの、あるいは図7に示すよ
うなものがある。
図5及び図6に示すようなもの、あるいは図7に示すよ
うなものがある。
【0003】図5に示すように、自動車用ドア1には、
ベース部材6がウインドウ開口部のコーナ部に取り付け
られ、このベース部材6がベースカバー7で覆われると
共に、このベース部材6にドアミラー本体2が図6に示
すように回動自在に取り付けられている。
ベース部材6がウインドウ開口部のコーナ部に取り付け
られ、このベース部材6がベースカバー7で覆われると
共に、このベース部材6にドアミラー本体2が図6に示
すように回動自在に取り付けられている。
【0004】すなわち、図6は、図5のA−A線に沿う
断面図であり、この図から分かるように、ドアミラー本
体2は、主にフレーム3、このフレーム3の周囲を覆う
本体カバー4、このフレーム3に回動自在に支持されて
下方に向けて突出されたシャフト5等がサブアッセンブ
リーされている。
断面図であり、この図から分かるように、ドアミラー本
体2は、主にフレーム3、このフレーム3の周囲を覆う
本体カバー4、このフレーム3に回動自在に支持されて
下方に向けて突出されたシャフト5等がサブアッセンブ
リーされている。
【0005】一方、ベース部材6は、上述のように自動
車用ドア1に固定され、ベースカバー7によって下面を
含む周囲が覆われている。このベースカバー7にはビス
8を挿入するビス挿入用開口9が設けられている。
車用ドア1に固定され、ベースカバー7によって下面を
含む周囲が覆われている。このベースカバー7にはビス
8を挿入するビス挿入用開口9が設けられている。
【0006】ドアミラー本体2を取り付けるには、自動
車用ドア1に固定されたベース部材6の上にドアミラー
本体2のシャフト5の下端部を載せた後、ビス挿入用開
口9から挿入されたビス8で、ベース部材6にシャフト
5を固定するようにしている。
車用ドア1に固定されたベース部材6の上にドアミラー
本体2のシャフト5の下端部を載せた後、ビス挿入用開
口9から挿入されたビス8で、ベース部材6にシャフト
5を固定するようにしている。
【0007】図7に示す他の従来例は、ビス挿入用開口
周縁部11が上方に凹まされて形成され、この周縁部1
1が、前記シャフト5をこのベース部材6にビス8で固
定する際にワッシャ10によって共締めしている点で、
上記従来例と異なっている。
周縁部11が上方に凹まされて形成され、この周縁部1
1が、前記シャフト5をこのベース部材6にビス8で固
定する際にワッシャ10によって共締めしている点で、
上記従来例と異なっている。
【0008】なお、この種のものとしては、例えば日産
自動車株式会社平成4年6月発行の「新型車解説書
JY32型系車の紹介」のD−27頁に記載されたような
ものがある。
自動車株式会社平成4年6月発行の「新型車解説書
JY32型系車の紹介」のD−27頁に記載されたような
ものがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示すような従来例では、ビス挿入用開口9をベースカバ
ー7下面に設けなければならないため、このビス挿入用
開口9から、走行中、内部に空気が流入し、風切り音の
発生原因となっていた。
示すような従来例では、ビス挿入用開口9をベースカバ
ー7下面に設けなければならないため、このビス挿入用
開口9から、走行中、内部に空気が流入し、風切り音の
発生原因となっていた。
【0010】一方、図7に示す従来例では、べースカバ
ー7のビス挿入用開口周縁部11とベース部材6とをこ
のビス8で共締めすることにより、ビス挿入用開口9で
の風切り音を防止できる。しかし、前記本体カバー4の
下端部12とベースカバー7の上端部13間の接触を防
止するため、予め設計段階で許容誤差を考慮して間隙k
を設けている。この場合、ベースカバー7取付け位置
は、間隙k位置から比較的離間したビス8止め位置であ
るため、このベースカバー7等の成形誤差や建付け誤差
等により、間隙kにバラ付きが生じ易い。従って、間隙
kが無くなった場合には両端部12,13同士が接触
し、間隙kが大きくなり過ぎた場合には、この間隙kに
侵入する空気により、風切り音が発生するという問題が
ある。
ー7のビス挿入用開口周縁部11とベース部材6とをこ
のビス8で共締めすることにより、ビス挿入用開口9で
の風切り音を防止できる。しかし、前記本体カバー4の
下端部12とベースカバー7の上端部13間の接触を防
止するため、予め設計段階で許容誤差を考慮して間隙k
を設けている。この場合、ベースカバー7取付け位置
は、間隙k位置から比較的離間したビス8止め位置であ
るため、このベースカバー7等の成形誤差や建付け誤差
等により、間隙kにバラ付きが生じ易い。従って、間隙
kが無くなった場合には両端部12,13同士が接触
し、間隙kが大きくなり過ぎた場合には、この間隙kに
侵入する空気により、風切り音が発生するという問題が
ある。
【0011】そこで、この発明は、ビス挿入用開口付近
の風切り音を低減させると共に、ベースカバーとドアミ
ラー本体との間を微小間隙として接触を未然に防止した
上で、この部分での風切り音を低減させることが出来る
自動車用ドアミラー構造を提供することを課題としてい
る。
の風切り音を低減させると共に、ベースカバーとドアミ
ラー本体との間を微小間隙として接触を未然に防止した
上で、この部分での風切り音を低減させることが出来る
自動車用ドアミラー構造を提供することを課題としてい
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、かかる課題
に着目してなされたもので、自動車用ドアに固定され、
ベースカバーによって下面を含む周囲が覆われたベース
部材と、シャフトが下方に突出するドアミラー本体とを
有し、前記ベースカバーにはビスを挿入するビス挿入用
開口を設け、該ビス挿入用開口から上方に向けて挿入し
たビスにて、前記シャフトの下端部を前記ベース部材上
に固定することにより前記ドアミラー本体をベース部材
に対して回動自在に配設する自動車用ドアミラー構造で
あって、前記ベース部材のドアミラー本体近傍部位又は
前記シャフトの下端部には、前記ベースカバーのドアミ
ラー本体近傍部位が係止される係止部を設けると共に、
前記ベース部材に前記ビスの周囲を囲む突起部を下方に
向けて突設し、該突起部の先端と前記ベースカバーのビ
ス挿入用開口周縁部との間の間隙を微小とした自動車用
ドアミラー構造としたことを特徴としている。
に着目してなされたもので、自動車用ドアに固定され、
ベースカバーによって下面を含む周囲が覆われたベース
部材と、シャフトが下方に突出するドアミラー本体とを
有し、前記ベースカバーにはビスを挿入するビス挿入用
開口を設け、該ビス挿入用開口から上方に向けて挿入し
たビスにて、前記シャフトの下端部を前記ベース部材上
に固定することにより前記ドアミラー本体をベース部材
に対して回動自在に配設する自動車用ドアミラー構造で
あって、前記ベース部材のドアミラー本体近傍部位又は
前記シャフトの下端部には、前記ベースカバーのドアミ
ラー本体近傍部位が係止される係止部を設けると共に、
前記ベース部材に前記ビスの周囲を囲む突起部を下方に
向けて突設し、該突起部の先端と前記ベースカバーのビ
ス挿入用開口周縁部との間の間隙を微小とした自動車用
ドアミラー構造としたことを特徴としている。
【0013】
【作 用】かかる手段によれば、ベース部材のドアミラ
ー本体近傍部位又はシャフトの下端部に設けた係止部に
よって、ベースカバーのドアミラー本体近傍部位を係止
するようにしたので、従来と異なりベースカバーの取付
け位置が、ベースカバーとドアミラー本体の間隙から離
間しておらず、この間隙の位置でベースカバーを取り付
けることができることから、従来のようにベースカバー
等の成形誤差等の影響を受けず、間隙がバラ付くことが
ない。従って、予め、ベースカバーのドアミラー本体近
傍部位とドアミラー本体との間の間隙を微小に設定する
ことにより、風切り音の発生や接触等を防止できること
となる。
ー本体近傍部位又はシャフトの下端部に設けた係止部に
よって、ベースカバーのドアミラー本体近傍部位を係止
するようにしたので、従来と異なりベースカバーの取付
け位置が、ベースカバーとドアミラー本体の間隙から離
間しておらず、この間隙の位置でベースカバーを取り付
けることができることから、従来のようにベースカバー
等の成形誤差等の影響を受けず、間隙がバラ付くことが
ない。従って、予め、ベースカバーのドアミラー本体近
傍部位とドアミラー本体との間の間隙を微小に設定する
ことにより、風切り音の発生や接触等を防止できること
となる。
【0014】また、ベース部材のビス挿入部分周囲に設
けられた突起部によって突起部の先端と前記ベースカバ
ーのビス挿入用開口周縁部との間の間隙が微小に設定さ
れているため、ビス挿入用開口からの空気の流入が抑制
され、この部分での風切り音の発生も防止されることと
なる。
けられた突起部によって突起部の先端と前記ベースカバ
ーのビス挿入用開口周縁部との間の間隙が微小に設定さ
れているため、ビス挿入用開口からの空気の流入が抑制
され、この部分での風切り音の発生も防止されることと
なる。
【0015】しかも、ベース部材に突起部を形成するこ
とにより、このベース部材の強度を向上させることがで
きる。
とにより、このベース部材の強度を向上させることがで
きる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0017】図1及び図2は、この発明の第1実施例を
示すものである。
示すものである。
【0018】まず構成を説明すると、図中符号14はド
アミラー本体で、このドアミラー本体14は、主にフレ
ーム15,このフレーム15の周囲を覆う本体カバー1
6,このフレーム15に回動自在に支持されて下方に向
けて突出するシャフト17がサブアッセンブリーされて
いる。本体カバー16は、ビス33等により前記フレー
ム15に固定されている。なお、符号30はスプリン
グ,符号32は配線である。
アミラー本体で、このドアミラー本体14は、主にフレ
ーム15,このフレーム15の周囲を覆う本体カバー1
6,このフレーム15に回動自在に支持されて下方に向
けて突出するシャフト17がサブアッセンブリーされて
いる。本体カバー16は、ビス33等により前記フレー
ム15に固定されている。なお、符号30はスプリン
グ,符号32は配線である。
【0019】一方、ベース部材18は、自動車用ドア1
に固定され、ベースカバー19によって下面を含む周囲
が覆われている。このベースカバー19にはビス20が
挿入されるビス挿入用開口21が設けられており、この
開口21から挿入されたビス20により、シャフト17
の板状に形成された下端部25がベース部材18に固定
されることにより、前記ドアミラー本体14がベース部
材18に対して回動自在に配設されるようになってい
る。
に固定され、ベースカバー19によって下面を含む周囲
が覆われている。このベースカバー19にはビス20が
挿入されるビス挿入用開口21が設けられており、この
開口21から挿入されたビス20により、シャフト17
の板状に形成された下端部25がベース部材18に固定
されることにより、前記ドアミラー本体14がベース部
材18に対して回動自在に配設されるようになってい
る。
【0020】そして、ベース部材18のドアミラー本体
14近傍にはベースカバー19を係止する係止部22が
突設されると共に、ベース部材18のビス20挿入部分
周囲に円筒状の突起部23が突設されている。この突起
部23の先端24と前記ベースカバー19のビス挿入用
開口21周縁部との間隙jは微小に設定されている。こ
のベース部材18を下方から見た斜視図が、図2に示す
ようなものであり、突起部23が3箇所形成されている
のが分かる。
14近傍にはベースカバー19を係止する係止部22が
突設されると共に、ベース部材18のビス20挿入部分
周囲に円筒状の突起部23が突設されている。この突起
部23の先端24と前記ベースカバー19のビス挿入用
開口21周縁部との間隙jは微小に設定されている。こ
のベース部材18を下方から見た斜視図が、図2に示す
ようなものであり、突起部23が3箇所形成されている
のが分かる。
【0021】また、ベースカバー19の上端部35に
は、前記係止部22と係合する凹部36が設けられ、こ
の係止部22と凹部36との係合された状態で、ベース
カバー19が前記ベース部材18に取り付けられるよう
になっている。この取付け状態では、本体カバー16の
下面とベースカバー上端部35との間には、間隙mが設
定されている。
は、前記係止部22と係合する凹部36が設けられ、こ
の係止部22と凹部36との係合された状態で、ベース
カバー19が前記ベース部材18に取り付けられるよう
になっている。この取付け状態では、本体カバー16の
下面とベースカバー上端部35との間には、間隙mが設
定されている。
【0022】更に、前記ベース部材18には、ビス挿入
用孔42が形成され、前記シャフト17の下端部25下
面側には、雌ネジ部43が形成されている。そして、前
記ドアミラー本体14のシャフト17の下端部25をこ
のベース部材18上に載置し、前記ビス挿入用開口21
及びこのビス挿入用孔42に図中下方から上方に向けて
ビス20を挿入し、このビス20を雌ネジ部43に螺合
させてベース部材18にドアミラー本体14を回動自在
に配設するようにしている。
用孔42が形成され、前記シャフト17の下端部25下
面側には、雌ネジ部43が形成されている。そして、前
記ドアミラー本体14のシャフト17の下端部25をこ
のベース部材18上に載置し、前記ビス挿入用開口21
及びこのビス挿入用孔42に図中下方から上方に向けて
ビス20を挿入し、このビス20を雌ネジ部43に螺合
させてベース部材18にドアミラー本体14を回動自在
に配設するようにしている。
【0023】次に、作用について説明する。
【0024】ベース部材18のドアミラー本体14近傍
に設けた係止部22によって、ベースカバー19のドア
ミラー本体14近傍部位の上端部35を係止するように
したので、従来と異なりベースカバー19の取付け位置
が、ベースカバー19とドアミラー本体14の間隙m位
置から離間しておらず、この間隙mの位置でベースカバ
ー19を取り付けることができることから、従来のよう
にベースカバー19の成形誤差等の影響を受けず、間隙
mがバラ付くことがない。従って、予め、ベースカバー
19の上端部35とドアミラー本体14との間の間隙m
を微小に設定することにより、風切り音の発生や接触等
を防止できることとなる。
に設けた係止部22によって、ベースカバー19のドア
ミラー本体14近傍部位の上端部35を係止するように
したので、従来と異なりベースカバー19の取付け位置
が、ベースカバー19とドアミラー本体14の間隙m位
置から離間しておらず、この間隙mの位置でベースカバ
ー19を取り付けることができることから、従来のよう
にベースカバー19の成形誤差等の影響を受けず、間隙
mがバラ付くことがない。従って、予め、ベースカバー
19の上端部35とドアミラー本体14との間の間隙m
を微小に設定することにより、風切り音の発生や接触等
を防止できることとなる。
【0025】また、ベース部材18のビス挿入部分の周
囲に設けられた突起部23によって該突起部23の先端
24と前記ベースカバー19のビス挿入用開口21周縁
部との間隙jが微小に設定されているため、ビス挿入用
開口21からの空気の流入が抑制され、この部分での風
切り音の発生も防止されることとなる。
囲に設けられた突起部23によって該突起部23の先端
24と前記ベースカバー19のビス挿入用開口21周縁
部との間隙jが微小に設定されているため、ビス挿入用
開口21からの空気の流入が抑制され、この部分での風
切り音の発生も防止されることとなる。
【0026】さらに、ベース部材18に複数の円筒状の
突起部23を形成することにより、このベース部材18
の剛性を向上させることができる。特に、ベース部材1
8が樹脂製である場合には、強度不足によるミラー振れ
を抑制する効果がある。
突起部23を形成することにより、このベース部材18
の剛性を向上させることができる。特に、ベース部材1
8が樹脂製である場合には、強度不足によるミラー振れ
を抑制する効果がある。
【0027】図3には、この発明の第2実施例を示す。
【0028】この実施例は、上記実施例と異なり、前記
ベース部材18に形成された係止部22の代わりにシャ
フト17の下端部25周縁部に係止部40が形成されて
いる。そして、前記ベースカバー19の上端部35に
は、この係止部40に係止する段部41が形成されてい
る。この係止部40と段部41との係止によって、本体
カバー16の下端面とベースカバー35の上端部35と
の間の間隙mが設定されている。また、ベース部材18
に形成された突起部23の先端24と、ベースカバー1
9のビス挿入用開口21周縁部との間隙jが微小に設定
されている。
ベース部材18に形成された係止部22の代わりにシャ
フト17の下端部25周縁部に係止部40が形成されて
いる。そして、前記ベースカバー19の上端部35に
は、この係止部40に係止する段部41が形成されてい
る。この係止部40と段部41との係止によって、本体
カバー16の下端面とベースカバー35の上端部35と
の間の間隙mが設定されている。また、ベース部材18
に形成された突起部23の先端24と、ベースカバー1
9のビス挿入用開口21周縁部との間隙jが微小に設定
されている。
【0029】このようにしても上記第1実施例と同様
に、間隙m,間隙jでの風切り音の発生を防止できると
共に、ベースカバー35の上端部35と本体カバー16
の下端面との接触を防止できる。
に、間隙m,間隙jでの風切り音の発生を防止できると
共に、ベースカバー35の上端部35と本体カバー16
の下端面との接触を防止できる。
【0030】他の構成及び作用は第1実施例と同様であ
るので説明を省略する。
るので説明を省略する。
【0031】図4には、この発明の第3実施例を示す。
【0032】この実施例は、ベース部材37が上記各実
施例と異なっている。すなわち、このベース部材37
は、ビス20挿入部分周囲に設けられた3つの円筒状の
突起部38間がリブ39によって接続されている。
施例と異なっている。すなわち、このベース部材37
は、ビス20挿入部分周囲に設けられた3つの円筒状の
突起部38間がリブ39によって接続されている。
【0033】このようにすれば、第1実施例のものと比
較して、ベース部材37の強度をより向上させることが
できる。
較して、ベース部材37の強度をより向上させることが
できる。
【0034】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、ベース部材のドアミラー本体近傍部位又はシャフ
トの下端部に設けた係止部によって、ベースカバーのド
アミラー本体近傍部位を係止するようにしたので、従来
と異なりベースカバーの取付け位置が、ベースカバーと
ドアミラー本体の間隙から離間しておらず、この間隙の
位置でベースカバーを取り付けることができることか
ら、従来のようにベースカバー等の成形誤差等の影響を
受けず、間隙がバラ付くことがない。従って、予め、ベ
ースカバーのドアミラー本体近傍部位とドアミラー本体
との間の間隙を微小に設定することにより、風切り音の
発生や接触等を防止できる。
れば、ベース部材のドアミラー本体近傍部位又はシャフ
トの下端部に設けた係止部によって、ベースカバーのド
アミラー本体近傍部位を係止するようにしたので、従来
と異なりベースカバーの取付け位置が、ベースカバーと
ドアミラー本体の間隙から離間しておらず、この間隙の
位置でベースカバーを取り付けることができることか
ら、従来のようにベースカバー等の成形誤差等の影響を
受けず、間隙がバラ付くことがない。従って、予め、ベ
ースカバーのドアミラー本体近傍部位とドアミラー本体
との間の間隙を微小に設定することにより、風切り音の
発生や接触等を防止できる。
【0035】また、ベース部材のビス挿入部分周囲に設
けられた突起部によって突起部の先端と前記ベースカバ
ーのビス挿入用開口周縁部との間の間隙が微小に設定さ
れているため、ビス挿入用開口からの空気の流入が抑制
され、この部分での風切り音の発生も防止できる。
けられた突起部によって突起部の先端と前記ベースカバ
ーのビス挿入用開口周縁部との間の間隙が微小に設定さ
れているため、ビス挿入用開口からの空気の流入が抑制
され、この部分での風切り音の発生も防止できる。
【0036】しかも、ベース部材に突起部を形成するこ
とにより、このベース部材の強度を向上させることがで
きる、という実用上有益な効果を発揮する。
とにより、このベース部材の強度を向上させることがで
きる、という実用上有益な効果を発揮する。
【図1】この発明の自動車用ドアミラー構造の第1実施
例を示す要部断面図である。
例を示す要部断面図である。
【図2】同実施例のベース部材を裏側から見た様子を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図3】この発明の第2実施例を示す図6に相当する断
面図である。
面図である。
【図4】この発明の第3実施例を示す図2に相当する斜
視図である。
視図である。
【図5】車両側部に配設されるドアミラーの斜視図であ
る。
る。
【図6】従来例を示す図5のA−A線に沿う断面図であ
る。
る。
【図7】他の従来例を示す図6に相当する断面図であ
る。
る。
1 ドア 14 ドアミラー本体 15 フレーム 17 シャフト 18 ベース部材 19 ベースカバー 20 ビス 21 ビス挿入用開口 22 係止部 23 突起部 24 先端 j間隙
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車用ドアに固定され、ベースカバー
によって下面を含む周囲が覆われたベース部材と、シャ
フトが下方に突出するドアミラー本体とを有し、前記ベ
ースカバーにはビスを挿入するビス挿入用開口を設け、
該ビス挿入用開口から上方に向けて挿入したビスにて、
前記シャフトの下端部を前記ベース部材上に固定するこ
とにより前記ドアミラー本体をベース部材に対して回動
自在に配設する自動車用ドアミラー構造であって、 前記ベース部材のドアミラー本体近傍部位又は前記シャ
フトの下端部には、前記ベースカバーのドアミラー本体
近傍部位が係止される係止部を設けると共に、前記ベー
ス部材に前記ビスの周囲を囲む突起部を下方に向けて突
設し、該突起部の先端と前記ベースカバーのビス挿入用
開口周縁部との間の間隙を微小としたことを特徴とする
自動車用ドアミラー構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4321512A JP3018797B2 (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | 自動車用ドアミラー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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