JPH027726Y2 - - Google Patents

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JPH027726Y2
JPH027726Y2 JP7078084U JP7078084U JPH027726Y2 JP H027726 Y2 JPH027726 Y2 JP H027726Y2 JP 7078084 U JP7078084 U JP 7078084U JP 7078084 U JP7078084 U JP 7078084U JP H027726 Y2 JPH027726 Y2 JP H027726Y2
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recess
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reinforcement
garnish
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JP7078084U
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車の内装部材固定装置の改良に
関する。
(従来技術) 従来、第6図に示す如く、自動車の車体パネル
1に内装部材2をクリツプ3で取付けるようにし
た内装部材固定装置が提案されているが(実開昭
53−29008号公報参照)、組付け誤差などにより車
体パネル1のクリツプ孔1aと内装部材2のクリ
ツプ孔2aとの位置合わせがきわめて困難である
うえ、クリツプ3の頭3aが露出するので見栄え
も悪く、また、背もたれ部分の内装部材である場
合には、クリツプ3の頭3aが背中に当るという
欠点があつた。
このため、車体パネルのクリツプ孔の周囲を凹
ませて凹部を形成し、クリツプの頭を凹部内に沈
めるとともに、クリツプの頭にキヤツプを被せる
構成が考えられるが、上述のように車体パネルの
クリツプ孔と内装部材のクリツプ孔との位置がず
れている場合、クリツプの頭が凹部に対して偏心
するから、クリツプの頭に被せたキヤツプの外周
縁と凹部の内周縁との間に、一方には大きな隙が
生じ、他方には干渉が生じたりするので、見栄え
が悪くなるとともに、干渉によりキヤツプの係合
が不確実になりやすいという問題がある。
(考案の目的) 本考案は上記従来の問題を解消するためになさ
れたもので、車体パネルに形成された凹部に対し
てクリツプ等の頭が偏心している場合であつて
も、キヤツプは凹部に対してセンタリングされる
ようにして、凹部との間に大きな隙や干消が生じ
ないようにすることを目的とするものである。
(考案の構成) このため本考案は、車体パネルにビス等で固定
される内装部材の固定部に凹部が形成されてい
て、該凹部の内周縁部に当接する位置決め突起に
より凹部の中央に位置決めされ、中央部にビス等
の径より大きい開口が形成されたベース部材が設
けられ、該ベース部材が内装部材と共にビス等で
車体パネルに取付けられた後に、上記ベース部材
に形成された係合部にキヤツプを係合させて取付
けるように構成したものである。
(考案の効果) 本考案によれば、車体パネルの凹部の中央にベ
ース部材が位置決めされた状態で、ベース部材が
内装部材と共にビス等で車体パネルに取付けら
れ、その位置決めされたベース部材に対してキヤ
ツプが係合されるようになるから、凹部とキヤツ
プとの間の隙が全周囲において均一化するように
なり、見栄えが向上するようになる。
また、キヤツプは凹部と干渉することがないの
で、ベース部材への係合も確実に行なえる。
(実施例) 第1図に示すようなトラツク10において、第
2図に示すように、運転席後方のバツクパネル1
1の上部にはリヤウインド12が設けられ、該バ
ツクパネル11の下部には背もたれにもなるパツ
ド13が設けられている。
第3図に詳細に示すように、バツクパネル11
の下部上縁の内面には、レインフオースメント1
4が固定されて閉断面形状に形成され、該レイン
フオースメント14とバツクパネル11の重ね合
わせ上端部14a,11aに嵌着されたシール部
材15により、上記リヤウインド12の下端部1
2aが支持されている。
上記パツド13の上端部13aは、上記レイン
フオースメント14の段落下部14bに設けられ
たクリツプ孔14cに係合するクリツプ16によ
り止着されている。
上記レインフオースメント14の前面側には、
上端部17aがレインフオースメント14の上部
をカバーして上記シール部材15の近傍に位置
し、下端部17bがレインフオースメント14の
段落下部14bをカバーして、上記パツド13の
近傍に位置して、車体幅方向に伸張するバツクパ
ネルガーニツシユ(内装部材)17が配置され、
該ガーニツシユ17は、次に詳述するように、車
体幅方向に適当な間隔でビス18により、レイン
フオースメント14の上部に対して固定される。
上記レインフオースメント14の上部にはめね
じ部14dが設けられるとともに、該めねじ部1
4dに対応するねじ孔17cがガーニツシユ17
にも設けられている。
該ガーニツシユ17のねじ孔17cの周囲は凹
まされて皿状の凹部19が形成され、該凹部19
の底部中央に上記ねじ孔17cが位置している。
一方、第4図a及び第4図bに拡大して示すよ
うに、上記ガーニツシユ17の凹部19に嵌め合
わされるベース部材21には、円板状基部21a
の外周上の3等分位置に、上記凹部19の傾斜状
内周縁部19aに沿つて密着状態で当接する突起
21b,…,21bが設けられていて、該突起2
1bが凹部19の内周縁部19aに当接すること
により、ベース部材21が凹部19の中央に位置
決め(センタリング)されるようになる。
上記ベース部材21の基部21aの中央部に
は、上記ビス18のおねじ部18aの直径d1より
大きい内径d2の開口21cが設けられるととも
に、該開口21cと上記突起21bとの間には、
外周に係合凸条21dが形成された係合立上り2
1e,…,21eが同心上に設けられている。
また、第5図a及び第5図bに拡大して示すよ
うに、上記ベース部材21に係合されるキヤツプ
22には、ベース部材21の突起21b,…,2
1bに対応する箇所に切欠き部22a,…,22
aが形成された胴部22bが設けられ、該胴部2
2bの内周に、ベース部材21の係合凸条21d
に係合する係合凹条22cが形成されている。
該キヤツプ22の頭部22dは、ガーニツシユ
17の凹部19の内周縁部19aの上部側内径d4
より僅かに小さい、つまり凹部19との間に大き
い隙間が生じたり干渉が生じたりしない外径d3
形成される。
なお、ビス18の頭部18bは、ベース部材2
1の係合立上り21e内におさまるように、その
高さが設定されている。
上記のような構成であれば、バツクパネル11
のレインフオースメント14にガーニツシユ17
を固定するには、ガーニツシユ17をレインフオ
ースメント14に当てがい、レインフオースメン
ト14のめねじ部14dにガーニツシユ17のね
じ孔17cを一致させ、そして、凹部19にベー
ス部材21を嵌め合わせ、ねじ18のおねじ部1
8aを開口21c、ねじ孔17cに挿通させ、め
ねじ部14dに螺合することにより、ベース部材
21はガーニツシユ17とともにレインフオース
メント14に固定される。
このとき、組付け誤差などにより、レインフオ
ースメント14のめねじ部14dとガーニツシユ
17のねじ孔17cとの位置がずれていて、ねじ
18の頭部18bが凹部19の中央に位置しない
偏心している場合であつても、ベース部材21
は、ねじ18のおねじ部18aと開口21cとの
間隙の範囲で位置調節できるので、凹部19の内
周縁部19aに当接する突起21bにより、ベー
ス部材21は凹部19の中央に必ずセンタリング
される。
従つて、凹部19に対してセンタリングされた
ベース部材21の係合凸条21dにキヤツプ22
の係合凹条22cを係合させてキヤツプ22を取
付けると、凹部19に対してキヤツプ22もセン
タリングされた状態となるので、凹部19の内周
縁部19aとキヤツプ22の頭部22dとの間の
隙tが全周囲において均一化するようになる。
従つて、キヤツプ22の取付け時、キヤツプ2
2の頭部22dが凹部19の内周縁部19aに干
渉しないので、キヤツプ22の係合も確実に行な
えるのである。
なお、レインフオースメント14に対するガー
ニツシユ17、ベース部材21の取付けは、ビス
18に代えてクリツプにより取付けるようにして
もよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はトラツクの斜視図、第2図は運転席後
方の車室内斜視図、第3図は第2図の−断面
図、第4図aはベース部材の正面図、第4図bは
第4図aの−断面図、第5図aは第5図bの
−に相当するキヤツプの断面図、第5図bは
キヤツプの正面図、第6図は従来の内装部材固定
装置の断面図である。 10……トラツク、11……バツクパネル、1
4……レインフオースメント、17……バツクパ
ネルガーニツシユ(内装部材)、18……ビス、
19……凹部、19a……内周縁部、21……ベ
ース部材、21b……突起、21c……開口、2
1d……係合凸条、22……キヤツプ、22c…
…係合凹条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体パネルにビス等で固定される内装部材の固
    定部に凹部が形成されていて、該凹部の内周縁部
    に当接する位置決め突起により凹部の中央に位置
    決めされ、中央部にビス等の径より大きい開口が
    形成されたベース部材が設けられ、該ベース部材
    が内装部材と共にビス等で車体パネルに取付けら
    れた後に、上記ベース部材に形成された係合部に
    キヤツプを係合させて取付けるようにしたことを
    特徴とする自動車の内装部材固定装置。
JP7078084U 1984-05-14 1984-05-14 自動車の内装部材固定装置 Granted JPS60182258U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7078084U JPS60182258U (ja) 1984-05-14 1984-05-14 自動車の内装部材固定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7078084U JPS60182258U (ja) 1984-05-14 1984-05-14 自動車の内装部材固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60182258U JPS60182258U (ja) 1985-12-03
JPH027726Y2 true JPH027726Y2 (ja) 1990-02-23

Family

ID=30607674

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7078084U Granted JPS60182258U (ja) 1984-05-14 1984-05-14 自動車の内装部材固定装置

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JP (1) JPS60182258U (ja)

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JPS60182258U (ja) 1985-12-03

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