JPH0129154Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0129154Y2 JPH0129154Y2 JP1981056611U JP5661181U JPH0129154Y2 JP H0129154 Y2 JPH0129154 Y2 JP H0129154Y2 JP 1981056611 U JP1981056611 U JP 1981056611U JP 5661181 U JP5661181 U JP 5661181U JP H0129154 Y2 JPH0129154 Y2 JP H0129154Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- molded ceiling
- roof
- lid
- fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、バツクドアの開閉ヒンジの取付具
用開口を覆う蓋を設けた成形天井に関するもので
ある。
用開口を覆う蓋を設けた成形天井に関するもので
ある。
従来、この種の蓋が使用されている例として第
1図〜第3図に示すようなバツクドアを有する車
両について説明する。図中1はルーフで、ルーフ
アウタパネル2とルーフインナパネル3とが接合
されており、ルーフ1の室内側にハニカム構造を
した成形天井4が装着されている。この成形天井
4は、第2図に示すように中央と左右の3箇所に
クリツプ5でルーフインナパネル3に固定される
とともに、後端4aでルーフインナパネル3の端
末に形成されたドリツプ3aのフランジ3bに嵌
着したウエザストリツプ6で挾着されている。
1図〜第3図に示すようなバツクドアを有する車
両について説明する。図中1はルーフで、ルーフ
アウタパネル2とルーフインナパネル3とが接合
されており、ルーフ1の室内側にハニカム構造を
した成形天井4が装着されている。この成形天井
4は、第2図に示すように中央と左右の3箇所に
クリツプ5でルーフインナパネル3に固定される
とともに、後端4aでルーフインナパネル3の端
末に形成されたドリツプ3aのフランジ3bに嵌
着したウエザストリツプ6で挾着されている。
また、ルーフ1は、その接合部で第2図に示す
一般構造と、第3図に示すヒンジ装着用の凹部3
cを有する構造とから構成されており、バツクド
ア8がヒンジ装着用の凹部3cにヒンジ7の取付
具であるボルト螺子部7aを突出するようにナツ
ト9で螺着されたヒンジ7でもつて開閉自在に装
着されている。このバツクドア8の装着は、車両
の組立の工順から、成形天井4を装着して後に行
われるので、ヒンジ装着用の凹部3cと一致する
成形天井4の部位に開口4bが設けられている。
従つて組立作業終了後には、目隠しのための蓋1
0が開口4bに嵌着されている。
一般構造と、第3図に示すヒンジ装着用の凹部3
cを有する構造とから構成されており、バツクド
ア8がヒンジ装着用の凹部3cにヒンジ7の取付
具であるボルト螺子部7aを突出するようにナツ
ト9で螺着されたヒンジ7でもつて開閉自在に装
着されている。このバツクドア8の装着は、車両
の組立の工順から、成形天井4を装着して後に行
われるので、ヒンジ装着用の凹部3cと一致する
成形天井4の部位に開口4bが設けられている。
従つて組立作業終了後には、目隠しのための蓋1
0が開口4bに嵌着されている。
しかしながら、このような従来の蓋にあつて
は、作業孔としての開口を単に塞ぐことのみを目
的としたものであり、成形天井自体に嵌着されて
おり、成形天井をルーフパネルに固定することに
は役立つていなかつた。従つて成形天井4の垂れ
下がり防止は別に第2図に示すクリツプ5を蓋1
0と交互に設けていた。
は、作業孔としての開口を単に塞ぐことのみを目
的としたものであり、成形天井自体に嵌着されて
おり、成形天井をルーフパネルに固定することに
は役立つていなかつた。従つて成形天井4の垂れ
下がり防止は別に第2図に示すクリツプ5を蓋1
0と交互に設けていた。
そこでこの考案は、このような従来の問題点に
鑑みてなされたもので、クリツプと蓋とを別個に
それぞれ設けていたものを蓋にクリツプ機能をも
たせて上記問題点を解決することを目的としてい
る。
鑑みてなされたもので、クリツプと蓋とを別個に
それぞれ設けていたものを蓋にクリツプ機能をも
たせて上記問題点を解決することを目的としてい
る。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
以下の図において、従来と同一ないし均等の部
材または部位については同一符号を付して説明を
省略する。
材または部位については同一符号を付して説明を
省略する。
なお、取付穴より係止具を挿入取付け、更に取
付穴を塞ぐキヤツプを設けたものが実開昭55−
179938号にあるが、本願とは異なりアームレスト
であり、部位が異なる。
付穴を塞ぐキヤツプを設けたものが実開昭55−
179938号にあるが、本願とは異なりアームレスト
であり、部位が異なる。
第4図〜第7図はこの考案の一実施例を示す図
である。
である。
この考案の蓋20は、第4図に示すように幾分
周縁が高くなつたトレー状を呈する基部21が、
成形天井4の開口4bを覆う大きさで形成され、
凹面側にはボルト螺子部7aおよび後記するルー
フインナパネル3の作業孔に対応した係合部が形
成されている。
周縁が高くなつたトレー状を呈する基部21が、
成形天井4の開口4bを覆う大きさで形成され、
凹面側にはボルト螺子部7aおよび後記するルー
フインナパネル3の作業孔に対応した係合部が形
成されている。
第5図および第6図に示すようにバツクドア8
を装着するヒンジ7の取付具であるボルト螺子部
7aが開口4bの凹部3c内に突出する構造とな
つている場合には、この突設されたボルト螺子部
7aに対応した位置にボルト螺子部7aに挿入さ
れる係合部としての嵌合部22が基部21に突設
されている。嵌合部22は、中央にボルト螺子部
7aより幾分小径の穴22aと穴22aの深さ方
向に切り割り22bが形成されている。
を装着するヒンジ7の取付具であるボルト螺子部
7aが開口4bの凹部3c内に突出する構造とな
つている場合には、この突設されたボルト螺子部
7aに対応した位置にボルト螺子部7aに挿入さ
れる係合部としての嵌合部22が基部21に突設
されている。嵌合部22は、中央にボルト螺子部
7aより幾分小径の穴22aと穴22aの深さ方
向に切り割り22bが形成されている。
一方、第7図に示すようにルーフインナパネル
3がヒンジ7取付部となつているルーフアウタパ
ネル2と離れており、そこに……設けられ、取付
具のボルト螺子部7aが逆に車外に突出している
場合には、この作業用の開口3dの周縁部に掛止
する係合部としての掛合部23が基部21に互に
対向して突設されている。掛合部23には、作業
用の開口3dの形状の一部に合わせられた側壁2
3aと先端の鉤部23bとが形成されている。ま
た、24は位置決めガイドで、作業用の開口3d
と掛合部23との間だけで移動を規制できない方
向に作業用の開口3dの周縁に接するように対向
位置に設けられている。
3がヒンジ7取付部となつているルーフアウタパ
ネル2と離れており、そこに……設けられ、取付
具のボルト螺子部7aが逆に車外に突出している
場合には、この作業用の開口3dの周縁部に掛止
する係合部としての掛合部23が基部21に互に
対向して突設されている。掛合部23には、作業
用の開口3dの形状の一部に合わせられた側壁2
3aと先端の鉤部23bとが形成されている。ま
た、24は位置決めガイドで、作業用の開口3d
と掛合部23との間だけで移動を規制できない方
向に作業用の開口3dの周縁に接するように対向
位置に設けられている。
次に作用を説明する。
第5図および第6図のように開口4b内にボル
ト螺子部7aが突出するタイプのヒンジ装着部の
構造の場合には、例え第7図のようにルーフイン
ナパネル3とルーフアウタパネル2との接合部が
互いに離れて作業用の開口3dが開けられている
場合であつても、係合部としての嵌合部22をボ
ルト螺子部7aに合わせて挿入することにより、
切り割り22bが広がりボルト螺子部7aに嵌合
部22が取り付けられ蓋20が成形天井4を押上
げるように保持してルーフ1に固定される。
ト螺子部7aが突出するタイプのヒンジ装着部の
構造の場合には、例え第7図のようにルーフイン
ナパネル3とルーフアウタパネル2との接合部が
互いに離れて作業用の開口3dが開けられている
場合であつても、係合部としての嵌合部22をボ
ルト螺子部7aに合わせて挿入することにより、
切り割り22bが広がりボルト螺子部7aに嵌合
部22が取り付けられ蓋20が成形天井4を押上
げるように保持してルーフ1に固定される。
又、第7図のようにルーフアウタパネル2の車
外側にボルト螺子部7aが突出するタイプのヒン
ジ装着部の構造でルーフインナパネル3に作業用
の開口3dがある場合には、この作業用の開口3
dに合わせられた係合部としての掛合部23およ
び位置決めガイド24で成形天井4の平面方向の
移動を規制し、作業用の開口3dの周縁部と掛合
部23の鉤部23bとが掛止して成形天井4をル
ーフインナパネルに保持し固定する。
外側にボルト螺子部7aが突出するタイプのヒン
ジ装着部の構造でルーフインナパネル3に作業用
の開口3dがある場合には、この作業用の開口3
dに合わせられた係合部としての掛合部23およ
び位置決めガイド24で成形天井4の平面方向の
移動を規制し、作業用の開口3dの周縁部と掛合
部23の鉤部23bとが掛止して成形天井4をル
ーフインナパネルに保持し固定する。
以上の説明においては、ボルト螺子部7aはヒ
ンジ7と一体となつた場合で説明したけれども単
体で使用される場合も同様である。
ンジ7と一体となつた場合で説明したけれども単
体で使用される場合も同様である。
以上説明してきたように、この考案によれば従
来の蓋に掛合部および又は嵌合部の少なくともい
ずれか一方を備えた係合部を成形天井自体でなく
ルーフあるいはルーフへの固定部材への固定手段
として設けることとしたため、成形天井にバツク
ドア装着作業のため開けられた開口を塞ぐととも
に大きな領域で成形天井を保持し固定するので、
別にクリツプを設けなくとも垂れ下りなどの不具
合も発生させず、作業工数が低減されるとともに
良好な外観を保証する。
来の蓋に掛合部および又は嵌合部の少なくともい
ずれか一方を備えた係合部を成形天井自体でなく
ルーフあるいはルーフへの固定部材への固定手段
として設けることとしたため、成形天井にバツク
ドア装着作業のため開けられた開口を塞ぐととも
に大きな領域で成形天井を保持し固定するので、
別にクリツプを設けなくとも垂れ下りなどの不具
合も発生させず、作業工数が低減されるとともに
良好な外観を保証する。
また、特に掛合部と嵌合部を一緒に設けた場合
には、ルーフのパネル接合構造、バツクドア装着
のヒンジ取付構造が異なつていてもこの蓋を共用
できる。
には、ルーフのパネル接合構造、バツクドア装着
のヒンジ取付構造が異なつていてもこの蓋を共用
できる。
第1図は従来の蓋を使用する自動車の後部斜視
図、第2図は第1図の−断面図、第3図は第
1図−断面図、第4図はこの考案の蓋の斜視
図、第5図は本考案の蓋の装着構造を示す第3図
と同様な図、第6図は第5図の−断面図、第
7図は本考案の他のタイプのルーフ接合構造を示
す第5図と同様な断面図である。 1……ルーフ、2……ルーフアウタパネル、3
……ルーフインナパネル、3d……作業用の開
口、4……成形天井、4b……開口、7a……ボ
ルト螺子部、20……蓋、21……基部、22…
…嵌合部、23……掛合部。
図、第2図は第1図の−断面図、第3図は第
1図−断面図、第4図はこの考案の蓋の斜視
図、第5図は本考案の蓋の装着構造を示す第3図
と同様な図、第6図は第5図の−断面図、第
7図は本考案の他のタイプのルーフ接合構造を示
す第5図と同様な断面図である。 1……ルーフ、2……ルーフアウタパネル、3
……ルーフインナパネル、3d……作業用の開
口、4……成形天井、4b……開口、7a……ボ
ルト螺子部、20……蓋、21……基部、22…
…嵌合部、23……掛合部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 バツクドアの開閉を可能にするヒンジを取付具
を介して車外より取付け、ルーフアウタパネルと
ルーフインナパネルの接合部の室内側に前記取付
具用の開口又は凹部を形成し、室内側より前記取
付具用の開口又は凹部と同位置に開口を有する成
形天井を取付け、かつ該成形天井の開口を覆う蓋
を設けた車両用成形天井において、 前記蓋を、前記成形天井の開口を塞ぐ大きさの
基部と、 該基部に突設され、前記ルーフインナパネルの
取付具用の開口の周縁と掛止する掛合部および前
記取付具と嵌合する嵌合部の少なくともいずれか
一方を備えた係合部とで形成したことを特徴とす
る車両用成形天井。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981056611U JPH0129154Y2 (ja) | 1981-04-21 | 1981-04-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981056611U JPH0129154Y2 (ja) | 1981-04-21 | 1981-04-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57168482U JPS57168482U (ja) | 1982-10-23 |
JPH0129154Y2 true JPH0129154Y2 (ja) | 1989-09-05 |
Family
ID=29853113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981056611U Expired JPH0129154Y2 (ja) | 1981-04-21 | 1981-04-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0129154Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0525296Y2 (ja) * | 1986-03-25 | 1993-06-25 | ||
JP2010052463A (ja) * | 2008-08-26 | 2010-03-11 | Toyota Auto Body Co Ltd | パノラマルーフ構造の製造法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5313144U (ja) * | 1976-07-16 | 1978-02-03 | ||
JPS60981A (ja) * | 1983-06-17 | 1985-01-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 印字装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS609053Y2 (ja) * | 1979-02-19 | 1985-04-01 | 本田技研工業株式会社 | 車輌のテ−ルゲ−ト装置 |
JPS55167875U (ja) * | 1979-05-19 | 1980-12-02 |
-
1981
- 1981-04-21 JP JP1981056611U patent/JPH0129154Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5313144U (ja) * | 1976-07-16 | 1978-02-03 | ||
JPS60981A (ja) * | 1983-06-17 | 1985-01-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 印字装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57168482U (ja) | 1982-10-23 |
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