JPH0335640Y2 - - Google Patents

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JPH0335640Y2
JPH0335640Y2 JP259085U JP259085U JPH0335640Y2 JP H0335640 Y2 JPH0335640 Y2 JP H0335640Y2 JP 259085 U JP259085 U JP 259085U JP 259085 U JP259085 U JP 259085U JP H0335640 Y2 JPH0335640 Y2 JP H0335640Y2
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antenna wire
antenna
groove
vehicle
hole
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自動車に取り付けられるアンテナの
アンテナ線を車内に引き込むためのアンテナ線引
込口構造に関するものである。
(従来技術) 従来、自動車の車外に取り付けたラジオアンテ
ナ又はテレビアンテナのアンテナ線を車内に引き
込む方法としては、例えば第4図に示すようなも
のがある。
第3図イ,ロの場合、自動車51の屋根部に取
り付けられたアンテナ52のアンテナ線53を、
フロントドア54のウエザーストリツプ55の隙
間から車内に引き込む方法であり、第3図ハの場
合は、自動車56の引き違い式スライドウインド
57を少し開けた状態にして、その隙間からアン
テナ58のアンテナ線59を車内に引き込む方法
である。
(問題点) しかしながら上記したような従来方法にあつて
は、ウエザーストリツプに挾み込む構造又はスラ
イドウインドを少し開けた状態で車内にアンテナ
線を引き込む構造となつていたため、ウエザース
トリツプ通過部の隙間から水、埃、泥等が車内に
侵入しやすく、又、スライドウインドを少し開け
た状態にしておくため盗難防止上好ましくないと
いう問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記従来構造の問題点に鑑み案出した
ものであつて、その要旨は、自動車の車外に取り
付けたアンテナのアンテナ線が挿通可能な透孔を
有する自動車ボデイに対し、前記透孔の車外側よ
り装着され前記透孔を覆蓋するアンテナ線引込用
装着具は、ゴム等の弾性体にて平板状に形成され
た下部パツキン部と、該下部パツキン部に対し分
離可能に嵌合一体化される上部ベース部とにより
構成され、前記下部パツキン部と前記上部ベース
部の各内側には、一体化された時に整合し前記ア
ンテナ線が密嵌し得る溝部が形成されているとと
もに、この溝部には容易に取り外し可能な防水手
段が付設されていることである。
(作用) 自動車の屋根部等に取り付けられたアンテナの
アンテナ線を、アンテナ線引込用装着具の溝部に
密嵌し、自動車ボデイの透孔を通して車内に引き
込み、自動車ボデイの透孔には車外側よりアンテ
ナ線引込用装着具を装着することにより、アンテ
ナ線をスツキリと車内に引き込むことができ、そ
の場合アンテナ線引込用装着具の溝部にはアンテ
ナ線が密嵌され、しかも自動車ボデイの透孔には
アンテナ線引込用装着具が車外側より覆蓋される
ため外部より水等が車内に侵入することがない。
又、アンテナが取り付けられる以前にはアンテナ
線引込用装着具の溝部には防水手段が付設されて
いるため、アンテナ線引込用装着具を通して車内
に水等が侵入することはない。
(実施例) 以下、本考案を具体化した実施例を図面に基づ
いて説明する。
第1図イ〜ハは本考案の第1実施例を示し、図
において1は自動車のボデイであり、2は自動車
ボデイ1の屋根部に取り付けられたテレビアンテ
ナであり、3はテレビアンテナ2のアンテナ線で
ある。
図中4は自動車ボデイ1の外側面であつて、フ
ロントドアの後部位置にに装着されたアンテナ線
引込用装着具である。このアンテナ線引込用装着
具4を第1図ロ及びハにおいて詳説すると、アン
テナ線引込用装着具4は第1図ロに示す上部ベー
ス部5と、第1図ハに示す下部パツキン部6とに
分割形成されている。上部ベース部5は主として
合成樹脂にて形成されたものであり、中央の盛り
上がり部5aには伸縮可能な棒状のラジオアンテ
ナ7が埋設されている。盛り上がり部5aの上方
には平板状に形成された平板部5bが一体形成さ
れ、この平板部5bの背面側にはテレビアンテナ
線が密嵌し得る断面半円形状の溝部8が2条平行
に形成されている。尚、平板部5bの上端縁には
前記溝部8の上部開口を覆蓋し、外部より雨水等
の溝部8への侵入を防止し得る薄肉状の蓋片9が
背面側に突設されている。
図中10は、平板部5bの中央に貫設された自
動車ボデイ1へアンテナ線引込用装着具4を装着
するためのボルト穴である。
次に下部パツキン部6を説明すると、下部パツ
キン部6は主としてゴム等の弾性体により平板状
に形成され、前記ベース部5の背面側に嵌着され
るものである。下部パツキン部6の表面側にはア
ンテナ線3が密嵌し得る断面半円形状の溝部11
が2条平行状に形成され、この溝部11は前記上
部ベース部5の溝部8と整合し得るものである。
即ち上部ベース部5と下部パツキン部6が嵌合さ
れた場合には、溝部8と溝部11が整合し、アン
テナ線3が密嵌し得る断面円形の溝を形成する。
上記のように構成されたアンテナ線引込用装着
具4は、それが装着される自動車ボデイに貫設さ
れた車内と連通する透孔上に、透孔を覆蓋するよ
うに装着され、アンテナ線3を車内に引き込む場
合には、アンテナ線3をアンテナ線引込用装着具
4の上部ベース部5と下部パツキン部6との間に
挿入し、溝部8と溝部11間に密嵌させた後、自
動車ボデイの透孔より車内に引き込むことができ
る。
アンテナ線引込用装着具4は取り付けボルトに
より自動車ボデイに装着され、透孔を覆蓋する
が、この時、下部パツキン部6は透孔を防水し、
かつアンテナ線を挾圧して溝部8及び溝部11の
防水をも果たすものである。
尚、上部ベース部5の上端縁に設けられた薄肉
状の蓋片9は、アンテナ線3を溝部8及び溝部1
1に密嵌させるに際し、容易に起曲させて取り去
ることができる。
このように本例によるアンテナ線引込用装着具
4を使用した自動車のアンテナ線引き込み口構造
によれば、テレビアンテナの取り付け位置の近傍
の自動車ボデイにアンテナ線引込用装着具4を装
着して車内にアンテナ線を引き込めば、アンテナ
線を自動車のボデイ上で引きまわす等、見栄えの
悪さを解消することができ、しかもアンテナ線引
き込み口の防水性を確保することができるととも
に窓を開ける必要もないため、盗難の危険をも解
消することができるものである。
次に本考案の第2実施例を第2図に基づいて説
明する。
本例においては、前記第1実施例の上部ベース
部5の上方端縁に設けられた薄肉状の蓋片9をな
くして、溝部8及び溝部11を車外に対して開口
させたもので、アンテナ線引き込み以前の溝部8
及び溝部11の防水を、溝部8及び溝部11に密
嵌し得る棒状のシールゴム又はブチルゴム21よ
り行ない、アンテナ線引き込み時には、このシー
ルゴム又はブチルゴム21を取り去つてアンテナ
線を溝部8及び溝部11に密嵌させ車内に引き込
もうとするものである。
他の構成は第1実施例と同様であり、効果も第
1実施例の場合とほぼ同様である。
(効果) 本考案は、自動車の車外に取り付けたアンテナ
のアンテナ線が挿通可能な透孔を有する自動車ボ
デイに対し、前記透孔の車外側より装着され前記
透孔を覆蓋するアンテナ線引込用装着具は、ゴム
等の弾性体にて平板状に形成された下部パツキン
部と、該下部パツキン部に対し分離可能に嵌合一
体化される上部ベース部とにより構成され、前記
下部パツキン部と前記上部ベース部の各内側に
は、一体化された時に整合し前記アンテナ線が密
嵌し得る溝部が形成されているとともに、この溝
部には容易に取り外し可能な防水手段が付設され
ていることにより、アンテナ線引込用装着具の溝
部を介して車内にアンテナ線を引き込むことがで
き、しかも防水性も確保されているため溝部より
車内に雨水等が侵入することもなく、又自動車ボ
デイに設けられた透孔を通してアンテナ線が車内
に引き込まれるため、窓を開ける必要もなく、盗
難防止上も好ましいという優れた効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図イ,ロ,ハは本考案の第1実施例を示
し、第1図イは自動車のボデイにアンテナ線引込
用装着具が装着された状態を示す側面図、第1図
ロはアンテナ線引込用装着具の上部ベース部を示
す斜視図、第1図ハはアンテナ線引込用装着具の
下部パツキン部を示す斜視図である。第2図イ,
ロは本考案の第2実施例を示し、第2図イはアン
テナ線引込用装着具の上部ベース部を示す斜視
図、第2図ロはアンテナ線引込用装着具の下部パ
ツキン部を示す斜視図である。第3図イ,ロ,ハ
は従来例を示す説明図である。 1,31……自動車ボデイ、4,33……アン
テナ線引込用装着具、3,35……アンテナ線、
5……上部ベース部、6……下部パツキン部、
8,11……溝部、9……蓋片、21……防水用
シールゴム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車の車外に取り付けたアンテナのアンテナ
    線が挿通可能な車内に連通する透孔を有する自動
    車ボデイに対し、前記透孔の車外側より装着され
    前記透孔を覆蓋するアンテナ線引込用装着具は、
    ゴム等の弾性体にて平板状に形成された下部パツ
    キン部と、該下部パツキン部に対し分離可能に嵌
    合一体化される上部ベース部とにより構成され、
    前記下部パツキン部と前記上部ベース部の各内側
    には、一体化された時に整合し前記アンテナ線が
    密嵌し得る溝部が形成されているとともに、この
    溝部には容易に取り外し可能な防水手段が付設さ
    れていることを特徴とする自動車のアンテナ線引
    込口構造。
JP259085U 1985-01-11 1985-01-11 Expired JPH0335640Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP259085U JPH0335640Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

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JP259085U JPH0335640Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61118849U JPS61118849U (ja) 1986-07-26
JPH0335640Y2 true JPH0335640Y2 (ja) 1991-07-29

Family

ID=30476410

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JP259085U Expired JPH0335640Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

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JPS61118849U (ja) 1986-07-26

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