JP2571599Y2 - アシストグリップの取付構造 - Google Patents

アシストグリップの取付構造

Info

Publication number
JP2571599Y2
JP2571599Y2 JP6815792U JP6815792U JP2571599Y2 JP 2571599 Y2 JP2571599 Y2 JP 2571599Y2 JP 6815792 U JP6815792 U JP 6815792U JP 6815792 U JP6815792 U JP 6815792U JP 2571599 Y2 JP2571599 Y2 JP 2571599Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
assist grip
door trim
hole
door
inner panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6815792U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0632174U (ja
Inventor
世司一 木林
Original Assignee
西川化成株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 西川化成株式会社 filed Critical 西川化成株式会社
Priority to JP6815792U priority Critical patent/JP2571599Y2/ja
Publication of JPH0632174U publication Critical patent/JPH0632174U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2571599Y2 publication Critical patent/JP2571599Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、アシストグリップの取
付構造の改良に関し、特に取付部の見栄え対策に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のドアトリムにはアシストグリッ
プが組み付けられている。このアシストグリップはドア
を閉めるときに強く引っ張られるので、その上下両端を
ドアインナーパネルに堅固に取り付ける必要がある。
【0003】このようなアシストグリップの取付構造と
して、例えば実開昭62―102732号公報に開示さ
れているように、アシストグリップ下端から突出する芯
体をブラケットを介してドアインナーパネルにボルトに
より締結するようにした構造が知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記の公報
例の如きアシストグリップの取付構造では、ボルトをド
アトリムに形成した挿入孔から挿入して締結し、その
後、該挿入孔をキャップで塞いでいることから、ドアト
リムの表面に上記キャップが露出して見栄えが悪くな
る。なお、アシストグリップ上端の取付部はインナーハ
ンドルの取付用の開口を兼用することによって挿入孔
(開口部)をインナーハンドルでカバーすることができ
るが、下端取付部にはそのようなカバー部材がないの
で、キャップにより挿入孔をカバーしなければならず、
どうしても下端取付部の見栄えが悪くなる。
【0005】本考案はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、ドアトリムのアームレ
スト部の構造を改良することにより、アシストグリップ
下端取付用の挿入孔を塞ぐキャップを外部から見えない
ようにして見栄えを良くせんとすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案は、アシストグリップをドアトリムに組み付
ける際、上記アシストグリップ下端をドアインナーパネ
ルに取り付ける取付構造を対象とし、次のような解決手
段を講じた。
【0007】すなわち、本考案の解決手段は、上記アシ
ストグリップ下端から突出する芯体を上記ドアトリムの
裏側に突出させるとともに、側壁に貫通孔を有する凹所
を上記ドアトリムのアームレスト部に設ける。そして、
上記凹所の貫通孔から締結具を挿入して該締結具により
上記アシストグリップ下端の芯体を上記ドアインナーパ
ネルに固定されたブラケットに締結したことを特徴とす
る。
【0008】
【作用】上記の構成により、本考案では、アシストグリ
ップ下端から突出する芯体は、ドアトリムの裏側に突出
せしめられた状態で、該ドアトリムのアームレスト部に
設けられた凹所側壁の貫通孔から挿入された締結具によ
り、ドアインナーパネルに固定されたブラケットに締結
され、アシストグリップ下端がドアインナーパネルに取
り付けられる。
【0009】このことから、締結後に上記貫通孔をキャ
ップで塞いでも、該キャップは凹所内に位置して外部か
ら見えず、見栄えが良くなる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】図1ないし図3は本考案の実施例に係るア
シストグリップ取付構造が適用された自動車用ドアトリ
ム1を示す。該ドアトリム1は表皮材3の裏面に硬質発
泡層5が一体に成形されて構成され、ドアインナーパネ
ル7に組み付けられている。図3中、9はウェザースト
リップ、11はパッキン、13はウインドガラスであ
り、図1中、15はサッシである。
【0012】また、上記ドアトリム1の上下方向中程に
は、車室内側に膨出するアームレスト部17が形成さ
れ、該アームレスト部17とその上方のインナーハンド
ル19との間には上下方向に延びるアシストグリップ2
1が組み付けられている。
【0013】具体的には、上記アシストグリップ21に
は金属製の芯体23が両端を上下両端から突出せしめて
インサートされ、該芯体23の上端は、上記インナーハ
ンドル19を装着する矩形開口部25の下方位置にてド
アトリム1を表面から裏面に向かって貫挿してドアトリ
ム1の裏側に突出して上記開口部25に臨み、ボルト2
9を開口部25から芯体23上端のねじ孔31およびド
アインナーパネル7に装着されたグロメット33に挿入
して締結することにより、ドアインナーパネル7に取り
付けられている。そして、この取付け状態で上記インナ
ーハンドル19を開口部25に装着してボルト29がド
アトリム1表面側(車室内側)から見えないようにして
いる。
【0014】また、上記アームレスト部17には凹所と
しての収納ボックス35が装着され、該収納ボックス3
5の上方開口側にはリッド37が帯状体39,39によ
って開閉可能に設けられている。また、上記収納ボック
ス35のアシストグリップ21側の側壁41上端には矩
形の貫通孔43が形成されている。
【0015】一方、上記芯体23の下端は、アームレス
ト部17を表面から裏面に向かって貫挿してドアトリム
1の裏側に突出して上記収納ボックス35の貫通孔43
に臨み、締結具としてのボルト45を貫通孔43から芯
体23下端のねじ孔47およびドアインナーパネル7に
固定されたブラケット49のねじ孔(図示せず)に挿入
して締結することにより、ドアインナーパネル7に取り
付けられている。そして、この取付け状態でキャップ5
1を上記貫通孔43に装着してボルト45がドアトリム
1の表面側から見えないようにしている。
【0016】このように、本実施例では、アシストグリ
ップ21下端を収納ボックス35の側壁41に形成した
貫通孔43から挿入したボルト45でドアインナーパネ
ル7側に締結することから、締結後に上記貫通孔43を
塞いだキャップ51が収納ボックス35内に位置して外
部から見えず、見栄えを良くすることができる。
【0017】なお、上記実施例では、収納ボックス35
にリッド37を設けたが、リッド37がなくてもキャッ
プ51は収納ボックス35内にあるのでドアトリム1の
外観に違和感がなく、見栄えを損わない。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
アームレスト部の凹所の側壁に形成された貫通孔から締
結具を挿入して該締結具によりアシストグリップ下端の
芯体をドアインナーパネルに固定されたブラケットに締
結するようにしたので、締結後に上記貫通孔を塞いだキ
ャップを外部から見えないようにすることができ、見栄
えを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドアトリムの斜視図である。
【図2】アシストグリップ取付部を露出した状態のドア
トリムの斜視図である。
【図3】図2のIII −III 線における断面図である。
【符号の説明】
1 ドアトリム 7 ドアインナーパネル 17 アームレスト部 21 アシストグリップ 23 芯体 35 収納ボックス(凹所) 41 側壁 43 貫通孔 45 ボルト(締結具) 49 ブラケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60N 3/02 B60N 3/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アシストグリップをドアトリムに組み付
    ける際、上記アシストグリップ下端をドアインナーパネ
    ルに取り付ける取付構造であって、上記アシストグリッ
    プ下端から突出する芯体を上記ドアトリムの裏側に突出
    させるとともに、側壁に貫通孔を有する凹所を上記ドア
    トリムのアームレスト部に設け、上記凹所の貫通孔から
    締結具を挿入して該締結具により上記アシストグリップ
    下端の芯体を上記ドアインナーパネルに固定されたブラ
    ケットに締結することを特徴とするアシストグリップの
    取付構造。
JP6815792U 1992-09-30 1992-09-30 アシストグリップの取付構造 Expired - Fee Related JP2571599Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6815792U JP2571599Y2 (ja) 1992-09-30 1992-09-30 アシストグリップの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6815792U JP2571599Y2 (ja) 1992-09-30 1992-09-30 アシストグリップの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0632174U JPH0632174U (ja) 1994-04-26
JP2571599Y2 true JP2571599Y2 (ja) 1998-05-18

Family

ID=13365643

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6815792U Expired - Fee Related JP2571599Y2 (ja) 1992-09-30 1992-09-30 アシストグリップの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2571599Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0632174U (ja) 1994-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4843762A (en) Vehicle door with split outer panel
JP2571599Y2 (ja) アシストグリップの取付構造
JPH05409Y2 (ja)
JPH0335610Y2 (ja)
JPH0139666Y2 (ja)
JPH0224325Y2 (ja)
JPH023964Y2 (ja)
JPH035156Y2 (ja)
JPS5831696Y2 (ja) 自動車のクオ−タウインドウエザ−ストリツプ構造
JPH0346998Y2 (ja)
JP4184134B2 (ja) ボディサイドウエザーストリップの取付構造
JP2532501Y2 (ja) 自動車のピラーガーニッシュ取付構造
JP2797730B2 (ja) 自動車ドア用プルポケツト取付構造
JP2600429Y2 (ja) ダッシュサイドトリムの取付構造
JPS6134170Y2 (ja)
JPS63235179A (ja) 自動車のインストルメントパネル取り付け方法
JPH067198Y2 (ja) ドアグリツプ取付構造
JPH0114495Y2 (ja)
JPS6397782A (ja) バツクドアヒンジ取付部構造
JPH054417Y2 (ja)
JPH0729010Y2 (ja) 車両のアシストグリップ取付構造
JPS624013Y2 (ja)
JPH0335640Y2 (ja)
JP3133810B2 (ja) 自動車用ドアのコーナーピースとドアウエザーストリップとの接続構造
JPH0246434Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980203

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees