JPS5918903Y2 - 自動車ドアのモ−ル構造 - Google Patents
自動車ドアのモ−ル構造Info
- Publication number
- JPS5918903Y2 JPS5918903Y2 JP17327979U JP17327979U JPS5918903Y2 JP S5918903 Y2 JPS5918903 Y2 JP S5918903Y2 JP 17327979 U JP17327979 U JP 17327979U JP 17327979 U JP17327979 U JP 17327979U JP S5918903 Y2 JPS5918903 Y2 JP S5918903Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window frame
- door
- rain rail
- molding
- roof panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車ドアの窓枠の開口部周縁に取付けられ
るモール構造に関するものである。
るモール構造に関するものである。
最近、自動車ドアの構造として、該ドアにてルーフの一
部を兼ねさせて、レインレールによる風切り音を防ぐと
ともに、ドア開口部を大きくし、車内への乗り降りを栗
に行い得るようにするために、ルーフパネルの端部にレ
インレールを形成する一方、ドアの窓枠上辺を延長して
上記レインレール上方を覆うようにしたものが提案され
ている。
部を兼ねさせて、レインレールによる風切り音を防ぐと
ともに、ドア開口部を大きくし、車内への乗り降りを栗
に行い得るようにするために、ルーフパネルの端部にレ
インレールを形成する一方、ドアの窓枠上辺を延長して
上記レインレール上方を覆うようにしたものが提案され
ている。
しかしながら、上記従来の自動車ドア構造においては、
ルーフパネルに降り注ぐ雨水に対してはルーフパネル端
部に設けたレインレールによって排水して車内への侵入
を防ぐことができるが、ドアの窓枠上辺を延長したこと
に伴い、該窓枠に降り注ぐ雨水に対しては、該雨水が窓
枠外面を伝つてドアガラスに流れ落ち、雨天時の車内換
気のためにドアガラスを少しでも開けた状態では、上記
雨水が車内に侵入するという不具合がある。
ルーフパネルに降り注ぐ雨水に対してはルーフパネル端
部に設けたレインレールによって排水して車内への侵入
を防ぐことができるが、ドアの窓枠上辺を延長したこと
に伴い、該窓枠に降り注ぐ雨水に対しては、該雨水が窓
枠外面を伝つてドアガラスに流れ落ち、雨天時の車内換
気のためにドアガラスを少しでも開けた状態では、上記
雨水が車内に侵入するという不具合がある。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであり、上記の
ような自動車ドアにおいて、ドアの窓枠の開口部周縁に
取付けられるモールによって窓枠用レインレールを形成
することにより、雨天時にドアガラスを少し開けた状態
においても、雨水が車内に侵入するのを防止し得るよう
にした自動車ドアのモール構造を提供するものである。
ような自動車ドアにおいて、ドアの窓枠の開口部周縁に
取付けられるモールによって窓枠用レインレールを形成
することにより、雨天時にドアガラスを少し開けた状態
においても、雨水が車内に侵入するのを防止し得るよう
にした自動車ドアのモール構造を提供するものである。
すなわち、本考案は、ルーフパネルの端部にレインレー
ルを形成し、ドアの窓枠上辺を延長して上記レインレー
ル上方を覆う一方、上記窓枠の開口部周縁にモールを取
付け、該モールと窓枠外面との間に所定巾の間隙を設け
ることを特徴とするものである。
ルを形成し、ドアの窓枠上辺を延長して上記レインレー
ル上方を覆う一方、上記窓枠の開口部周縁にモールを取
付け、該モールと窓枠外面との間に所定巾の間隙を設け
ることを特徴とするものである。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
する。
第１図ないし第３図において、１は車体、２はフロント
ウィンドガラス、３はサイドドアである。
ウィンドガラス、３はサイドドアである。
４はルーフパネルであって、該ルーフパネル４の端部に
は凹溝状のレインレール５が形成されている。
は凹溝状のレインレール５が形成されている。
また、上記サイドドア３にはウィンド開口部６を構成す
る窓枠７がドアパネル８によってドア本体と一体に形成
され、該窓枠７の内周面には溝部９が形成され、該溝部
９内にはランチヤンネル１０を介してドアガラス１１が
昇降自在に嵌合保持されている。
る窓枠７がドアパネル８によってドア本体と一体に形成
され、該窓枠７の内周面には溝部９が形成され、該溝部
９内にはランチヤンネル１０を介してドアガラス１１が
昇降自在に嵌合保持されている。
そして、上記窓枠７の上辺７ａは上記レインレール５の
上方にまで延長されて、該窓枠７によってレインレール
５の上方を覆うように設けられている。
上方にまで延長されて、該窓枠７によってレインレール
５の上方を覆うように設けられている。
さらに、上記窓枠７の開口部６周縁には、上端部に突出
部１２ａ、下端部にＵ字状の嵌合部１２ ｂを有する断
面形状のモール１２が上記嵌合部１２ｂを窓枠７の溝部
９の外側壁に嵌合せしめて取付けられているとともに、
上記突出部１２ｂと窓枠７外面との間には窓枠７に平行
な所定巾の間隙１３が形成され、よって該間隙１３によ
り窓枠用レインレール１４が構成されている。
部１２ａ、下端部にＵ字状の嵌合部１２ ｂを有する断
面形状のモール１２が上記嵌合部１２ｂを窓枠７の溝部
９の外側壁に嵌合せしめて取付けられているとともに、
上記突出部１２ｂと窓枠７外面との間には窓枠７に平行
な所定巾の間隙１３が形成され、よって該間隙１３によ
り窓枠用レインレール１４が構成されている。
尚、１５および１６はルーフレールを構成するルーフレ
ールアウタおよびルーフレールインナ、１７はウェザ−
ストリップ、１８はフロントウィンドガラス２を接着剤
１９を介して固定するフロントピラー、２０はトリム、
２１はフロントウィンドガラス２の周縁に設けられたモ
ールである。
ールアウタおよびルーフレールインナ、１７はウェザ−
ストリップ、１８はフロントウィンドガラス２を接着剤
１９を介して固定するフロントピラー、２０はトリム、
２１はフロントウィンドガラス２の周縁に設けられたモ
ールである。
したがって、上記実施例においては、雨天時、ルーフパ
ネル４に降り注いだ雨水は、ルーフパネル４外面″を伝
ってルーフパネル４端部のレインレール５に流れ落ち、
該レインレール５によって車外に排水される。
ネル４に降り注いだ雨水は、ルーフパネル４外面″を伝
ってルーフパネル４端部のレインレール５に流れ落ち、
該レインレール５によって車外に排水される。
一方、サイドドア３の窓枠７に降り注いだ雨水は、窓枠
７外面を伝って窓枠７の開口部６周縁にモール１２によ
って形成した窓枠用レインレール１４に流れ落ち、該レ
インレール１４によって車外に排出されるので、ドアガ
ラス１１を車内換気のために開けた状態においても、雨
水が窓枠７外面を伝って車内を侵入することはない。
７外面を伝って窓枠７の開口部６周縁にモール１２によ
って形成した窓枠用レインレール１４に流れ落ち、該レ
インレール１４によって車外に排出されるので、ドアガ
ラス１１を車内換気のために開けた状態においても、雨
水が窓枠７外面を伝って車内を侵入することはない。
尚、ルーフパネル４とサイドドア３との間に降り注し雨
水は、レインレール５の上方が窓枠７の上辺７ａによっ
て覆われているので、レインレール５と窓枠７との間か
ら車内へ侵入することはない。
水は、レインレール５の上方が窓枠７の上辺７ａによっ
て覆われているので、レインレール５と窓枠７との間か
ら車内へ侵入することはない。
以上説明したように、本考案によれば、ルーフパネルの
端部にレインレールを形成し、ドアの窓枠上辺を延長し
て上記レインレール上方を覆う一方、上記窓枠の開口部
周縁にモールを取付け、該モールと窓枠外面との間に所
定巾の間隙を設けるという簡単な構造によって、雨天時
に窓枠外面を伝う雨水を上記間隙によって車外に排水す
ることができるので、ドアガラスを少し開けた状態でも
雨水が車内に侵入するのを確実に防止することができる
。
端部にレインレールを形成し、ドアの窓枠上辺を延長し
て上記レインレール上方を覆う一方、上記窓枠の開口部
周縁にモールを取付け、該モールと窓枠外面との間に所
定巾の間隙を設けるという簡単な構造によって、雨天時
に窓枠外面を伝う雨水を上記間隙によって車外に排水す
ることができるので、ドアガラスを少し開けた状態でも
雨水が車内に侵入するのを確実に防止することができる
。
また、上記ルーフパネル端部のレインレールは窓枠の上
辺によって覆われ、レインレールが車体外方に突出しな
いため、風切り音が防止され、また、窓枠用レインレー
ル（上記間隙）は窓枠の開口部周縁を装飾するモールに
よって形成されているので、すっきりした優れた外観の
車体構造を提供することができるものである。
辺によって覆われ、レインレールが車体外方に突出しな
いため、風切り音が防止され、また、窓枠用レインレー
ル（上記間隙）は窓枠の開口部周縁を装飾するモールに
よって形成されているので、すっきりした優れた外観の
車体構造を提供することができるものである。
図面は本考案の実施態様を例示するもので、第１図は自
動車の概略図、第２図は第１図のＩＩ −ＩＩ線断面図
、第３図は第１図のＩＩＩ−ＩＩＩＩＩ線断面図る。 ４・・・ルーフパネル、５・・・レインレール、６・・
・ウィンド開口部、７・・・窓枠、７ａ・・・上辺、１
２・・・モール、１３・・・間隙。
動車の概略図、第２図は第１図のＩＩ −ＩＩ線断面図
、第３図は第１図のＩＩＩ−ＩＩＩＩＩ線断面図る。 ４・・・ルーフパネル、５・・・レインレール、６・・
・ウィンド開口部、７・・・窓枠、７ａ・・・上辺、１
２・・・モール、１３・・・間隙。
Claims (1)
- ルーフパネルの端部にレインレールを形成し、ドアの窓
枠上辺を延長して上記レインレール上方を覆う一方、上
記窓枠の開口部周縁にモールを取付け、該モールと窓枠
外面との間に所定巾の間隙を設けたことを特徴とする自
動車ドアのモール構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17327979U JPS5918903Y2 (ja) | 1979-12-13 | 1979-12-13 | 自動車ドアのモ−ル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17327979U JPS5918903Y2 (ja) | 1979-12-13 | 1979-12-13 | 自動車ドアのモ−ル構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5689710U JPS5689710U (ja) | 1981-07-17 |
| JPS5918903Y2 true JPS5918903Y2 (ja) | 1984-05-31 |
Family
ID=29717306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17327979U Expired JPS5918903Y2 (ja) | 1979-12-13 | 1979-12-13 | 自動車ドアのモ−ル構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5918903Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5850271A (ja) * | 1981-09-03 | 1983-03-24 | 日産自動車株式会社 | フルプレスドアのサツシユ部構造 |
-
1979
- 1979-12-13 JP JP17327979U patent/JPS5918903Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5689710U (ja) | 1981-07-17 |
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