JPS6124407Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6124407Y2 JPS6124407Y2 JP10218181U JP10218181U JPS6124407Y2 JP S6124407 Y2 JPS6124407 Y2 JP S6124407Y2 JP 10218181 U JP10218181 U JP 10218181U JP 10218181 U JP10218181 U JP 10218181U JP S6124407 Y2 JPS6124407 Y2 JP S6124407Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- glass
- door glass
- roof
- edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 52
- 241000272168 Laridae Species 0.000 description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Window Of Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車用ドア、とりわけドア上側部を
車体開口縁にヒンジを介して取付けて、上下方向
に開閉するようにした所謂ガルウイングドアの改
良に関する。
車体開口縁にヒンジを介して取付けて、上下方向
に開閉するようにした所謂ガルウイングドアの改
良に関する。
自動車の中でも、特に第1図に例示するように
車体のデザイン上の要求から車体側部形状に合わ
せてドアDの側部中央を略く字状にして外方に膨
出成形すると共に、ドア上側部をルーフR側に大
きく延出したものにあつては、該ドアDを横方向
に開閉させようとしてもドアDの前端縁が車体開
口部と干渉するためにヒンジ点を設定することが
できない。そこで、このようなドアDにあつては
図示のようにドアDの上側部を車体開口部の上縁
にヒンジHを介して取付け、上下方向に開閉する
ようにしている。このような開閉方式のドアを一
般にガルウイングドアと称している。(この類似
例として、実開昭53−16217号公報に見られるも
の等がある) ところで、このガルウイングドアDは前述のよ
うにドア上側部をルーフR側に大きく延設してあ
り、しかもドアDの側部中央をく字状に曲折成形
してある関係上、ドアガラスGをドアDの断面形
状に沿つて昇降させることができず、該ドアガラ
スGはドア開口縁部D1に固定的に取付けざるを
得なかつた。
車体のデザイン上の要求から車体側部形状に合わ
せてドアDの側部中央を略く字状にして外方に膨
出成形すると共に、ドア上側部をルーフR側に大
きく延出したものにあつては、該ドアDを横方向
に開閉させようとしてもドアDの前端縁が車体開
口部と干渉するためにヒンジ点を設定することが
できない。そこで、このようなドアDにあつては
図示のようにドアDの上側部を車体開口部の上縁
にヒンジHを介して取付け、上下方向に開閉する
ようにしている。このような開閉方式のドアを一
般にガルウイングドアと称している。(この類似
例として、実開昭53−16217号公報に見られるも
の等がある) ところで、このガルウイングドアDは前述のよ
うにドア上側部をルーフR側に大きく延設してあ
り、しかもドアDの側部中央をく字状に曲折成形
してある関係上、ドアガラスGをドアDの断面形
状に沿つて昇降させることができず、該ドアガラ
スGはドア開口縁部D1に固定的に取付けざるを
得なかつた。
このため、通常のドアガラス開閉タイプのドア
を備えた自動車のように、走行中にドアガラスを
開けて新鮮な外気を取り入れて車室内換気をした
り、開放感を味わつたりすることができず、ま
た、駐、停車の際ドアガラスを開けて用事を済ま
せることができない等の不具合があつた。
を備えた自動車のように、走行中にドアガラスを
開けて新鮮な外気を取り入れて車室内換気をした
り、開放感を味わつたりすることができず、ま
た、駐、停車の際ドアガラスを開けて用事を済ま
せることができない等の不具合があつた。
本考案はかかる従来の実状に鑑み、ガルウイン
グドアのドアガラスを昇降自在として開閉できる
ようにし、使用性を一段と向上したドアを提供す
ることを目的とする。
グドアのドアガラスを昇降自在として開閉できる
ようにし、使用性を一段と向上したドアを提供す
ることを目的とする。
前記目的を達成するため、本考案にあつてはガ
ルウイングドアのルーフ上面側に延出したドア上
側部とドア側面部とをルーフサイド縁上に設定し
た曲折点を境にして形成すると共に、ドアガラス
をこのドア上側部とドア側面部に分割配置して上
面ドアガラスと側面ドアガラスとを構成し、該側
面ドアガラスをドア本体に昇降自在に組付けて開
閉できるようにしてある。
ルウイングドアのルーフ上面側に延出したドア上
側部とドア側面部とをルーフサイド縁上に設定し
た曲折点を境にして形成すると共に、ドアガラス
をこのドア上側部とドア側面部に分割配置して上
面ドアガラスと側面ドアガラスとを構成し、該側
面ドアガラスをドア本体に昇降自在に組付けて開
閉できるようにしてある。
以下、本考案の実施例を図面と共に詳述する。
第2,3図において、1は本考案のドアを示
し、該ドア1はドア本体2と、該ドア本体2と一
体成形され、ドアガラス4を配置したドアフレー
ム3とからなつている。ドア上側部、具体的には
ドアフレーム3の上側部3Aは、ルーフサイド縁
R.S上で前後ドアフレーム間に一体に跨設したセ
パレータフレーム5で構成する曲折部を境にして
ドア側面部、具体的には側部ドアフレーム3Bよ
りルーフ6上面側に延設してルーフ6の一部を構
成している。そして、このドア上側部3A端をヒ
ンジ7を介して車体開口部8に取付けて上下方向
に開閉自在としてある。
し、該ドア1はドア本体2と、該ドア本体2と一
体成形され、ドアガラス4を配置したドアフレー
ム3とからなつている。ドア上側部、具体的には
ドアフレーム3の上側部3Aは、ルーフサイド縁
R.S上で前後ドアフレーム間に一体に跨設したセ
パレータフレーム5で構成する曲折部を境にして
ドア側面部、具体的には側部ドアフレーム3Bよ
りルーフ6上面側に延設してルーフ6の一部を構
成している。そして、このドア上側部3A端をヒ
ンジ7を介して車体開口部8に取付けて上下方向
に開閉自在としてある。
前述のドアガラス4は、ドア上側部3Aに配置
した上面ドアガラス4Aと、ドア側面部3Bに配
置した側面ドアガラス4Bとに分割してある。上
面ドアガラス4は、例えば上側ドアフレーム3A
とセパレータフレーム5とで形成するドア開口部
9のフランジ部9aに接着剤10を以つて固定し
てある。一方、側面ドアガラス4Bは側部ドアフ
レーム3Bとセパレータフレーム5とで形成する
ドア開口部11とドア本体2内との間で昇降自在
に組付けてある。この側面ドアガラス4Bの具体
的な組付けとしては、例えば第3図示のように側
部ドアフレーム3Bとセパレータフレーム5とで
形成する開口縁内周にガラスラン12を嵌着した
チヤンネル材13を配設し、ドアガラス4B周縁
を前記ガラスラン12に摺動自在に嵌装すると共
に、ドアガラス4B下端部をドア本体2内に組込
んだ図外の公知のウインドレギユレータで支持
し、このウインドレギユレータにより昇降できる
ようにしてある。
した上面ドアガラス4Aと、ドア側面部3Bに配
置した側面ドアガラス4Bとに分割してある。上
面ドアガラス4は、例えば上側ドアフレーム3A
とセパレータフレーム5とで形成するドア開口部
9のフランジ部9aに接着剤10を以つて固定し
てある。一方、側面ドアガラス4Bは側部ドアフ
レーム3Bとセパレータフレーム5とで形成する
ドア開口部11とドア本体2内との間で昇降自在
に組付けてある。この側面ドアガラス4Bの具体
的な組付けとしては、例えば第3図示のように側
部ドアフレーム3Bとセパレータフレーム5とで
形成する開口縁内周にガラスラン12を嵌着した
チヤンネル材13を配設し、ドアガラス4B周縁
を前記ガラスラン12に摺動自在に嵌装すると共
に、ドアガラス4B下端部をドア本体2内に組込
んだ図外の公知のウインドレギユレータで支持
し、このウインドレギユレータにより昇降できる
ようにしてある。
このようにドアガラス4を、ルーフサイズ縁
R.S上の曲折部5を境としたドア上側部3A側の
上面ドアガラス4Aと、ドア側面部3B側の側面
ドアガラス4Bとに分割することにより、上面ド
アガラス4A、側面ドアガラス4B間に曲率の大
きな変化はあつても、側面ドアガラス4B自体に
は曲率の大きな変化がないため、ドア1の側部中
央が外方に比較的大きく膨出していても該側面ド
アガラス4Bをドア本体2内に設計的に無理なく
格納することができる。
R.S上の曲折部5を境としたドア上側部3A側の
上面ドアガラス4Aと、ドア側面部3B側の側面
ドアガラス4Bとに分割することにより、上面ド
アガラス4A、側面ドアガラス4B間に曲率の大
きな変化はあつても、側面ドアガラス4B自体に
は曲率の大きな変化がないため、ドア1の側部中
央が外方に比較的大きく膨出していても該側面ド
アガラス4Bをドア本体2内に設計的に無理なく
格納することができる。
ここで、前述の上面ドアガラス4Aは本実施例
では固定タイプとしてあるが、これを着脱自在と
することも可能である。
では固定タイプとしてあるが、これを着脱自在と
することも可能である。
なお、第3図中14は車体開口縁に設けたドア
ウエーザーストリツプ、15はドア本体2のウエ
スト開口部に設けたドアウエストウエザーストリ
ツプを示す。
ウエーザーストリツプ、15はドア本体2のウエ
スト開口部に設けたドアウエストウエザーストリ
ツプを示す。
以上の実施例構造によれば、ドア1はそのドア
上側部3Aをルーフ6上面側に延設してあるた
め、在来のガルウイングドアと同様にドア1とル
ーフ6との一体感が得られて車体の側部外観を向
上でき、またヒンジ7点を中心に上下方向に開閉
できる。
上側部3Aをルーフ6上面側に延設してあるた
め、在来のガルウイングドアと同様にドア1とル
ーフ6との一体感が得られて車体の側部外観を向
上でき、またヒンジ7点を中心に上下方向に開閉
できる。
そして、特にドアガラス4は曲折部のセパレー
タフレーム5を境にして形成したドア上側部3A
側の上面ドアガラス4Aと、ドア側面部3B側の
側面ドアガラス4Bとに分割して、その側面ドア
ガラス4Bを昇降自在としてあるため、必要に応
じて該側面ドアガラス4Bを下降してドア本体2
内に格納し、ドア開口部11を開放して外気を取
り入れたり、開放感を味わうことができ、あるい
は駐、停車時に該側面ドアガラス4Bを開けて用
事を済ませることができる。
タフレーム5を境にして形成したドア上側部3A
側の上面ドアガラス4Aと、ドア側面部3B側の
側面ドアガラス4Bとに分割して、その側面ドア
ガラス4Bを昇降自在としてあるため、必要に応
じて該側面ドアガラス4Bを下降してドア本体2
内に格納し、ドア開口部11を開放して外気を取
り入れたり、開放感を味わうことができ、あるい
は駐、停車時に該側面ドアガラス4Bを開けて用
事を済ませることができる。
更に、ドアガラス4を上面ドアガラス4Aと側
面ドアガラス4Bとに分割して構成してあるた
め、この上面ドアガラス4Aをドア上側部3Aと
共にルーフ6上面の中央側に大きく延設すること
もでき、これにより車室の採光面積を格段に増大
することもできる利点がある。
面ドアガラス4Bとに分割して構成してあるた
め、この上面ドアガラス4Aをドア上側部3Aと
共にルーフ6上面の中央側に大きく延設すること
もでき、これにより車室の採光面積を格段に増大
することもできる利点がある。
以上のように本考案によればドアガラスを上面
ドアガラスと側面ドアガラスとに分割して、該側
面ドアガラスを昇降自在にして開閉できるように
してあるため、従来のガルウイングドアにおける
使用上の不便さを解消できるという実用上大なる
効果を有する。
ドアガラスと側面ドアガラスとに分割して、該側
面ドアガラスを昇降自在にして開閉できるように
してあるため、従来のガルウイングドアにおける
使用上の不便さを解消できるという実用上大なる
効果を有する。
第1図は従来のガルウイングドアを備えた自動
車の断面図、第2図は本考案のドアを備えた自動
車の斜視図、第3図は同ドアの断面説明図であ
る。 1……ドア、2……ドア本体、3……ドアフレ
ーム、3A……ドア上側部(上部ドアフレー
ム)、3B……ドア側面部(側部ドアフレーム)、
4……ドアガラス、4A……上面ドアガラス、4
B……側面ドアガラス、5……曲折部(セパレー
タフレーム)、6……ルーフ、8……車体開口
部、R.S……ルーフサイド縁。
車の断面図、第2図は本考案のドアを備えた自動
車の斜視図、第3図は同ドアの断面説明図であ
る。 1……ドア、2……ドア本体、3……ドアフレ
ーム、3A……ドア上側部(上部ドアフレー
ム)、3B……ドア側面部(側部ドアフレーム)、
4……ドアガラス、4A……上面ドアガラス、4
B……側面ドアガラス、5……曲折部(セパレー
タフレーム)、6……ルーフ、8……車体開口
部、R.S……ルーフサイド縁。
Claims (1)
- ドア上側部をルーフサイド縁上に設定した曲折
部を境としてドア側面部よりルーフ上面側に延設
してこれによりルーフの一部を構成すると共に該
ドア上側部をヒンジを介して車体開口縁に取付け
る自動車用ドアにおいて、該ドアに嵌装されるド
アガラスを前記曲積部を境としてドア上側部とド
ア側面部とにそれぞれ分割して上面ドアガラスを
側面ドアガラスとに構成する一方該側面ドアガラ
スを昇降自在に組付けたことを特徴とする自動車
用ドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10218181U JPS588615U (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | 自動車用ドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10218181U JPS588615U (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | 自動車用ドア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS588615U JPS588615U (ja) | 1983-01-20 |
JPS6124407Y2 true JPS6124407Y2 (ja) | 1986-07-22 |
Family
ID=29896833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10218181U Granted JPS588615U (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | 自動車用ドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS588615U (ja) |
-
1981
- 1981-07-08 JP JP10218181U patent/JPS588615U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS588615U (ja) | 1983-01-20 |
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