JPH0133367Y2 - - Google Patents

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JPH0133367Y2
JPH0133367Y2 JP3906183U JP3906183U JPH0133367Y2 JP H0133367 Y2 JPH0133367 Y2 JP H0133367Y2 JP 3906183 U JP3906183 U JP 3906183U JP 3906183 U JP3906183 U JP 3906183U JP H0133367 Y2 JPH0133367 Y2 JP H0133367Y2
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JP
Japan
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window glass
door
panel
outer panel
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JP3906183U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車のドアの改良に関する。
第1図に示す如く、従来の自動車のドア1は、
ドアパネル2がアウタパネル3とインナパネル4
とで形成され、両パネル3,4の間に昇降自在な
ウインドガラス5が収納されている(実開昭55−
87814号参照)。
ところが、ウインドガラス5をアウタパネル3
側に近寄せるのにはドアパネル2内のスペース的
に限界があるため、ウインドガラス5の全閉時に
おいて、ベルトライン部でアウタパネル3との間
にかなりの段差tが生じ、これが空力特性の面で
悪影響を及ぼすと同時に外観デザイン上からも好
ましくないという問題があつた。
本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされた
もので、基本的にはウインドガラスの全閉時、ア
ウタパネルとウインドガラスとが面一となるよう
にして、ベルトライン部のフラツシユ・サーフエ
イス化を合理的に図り、空力特性や外観デザイン
の向上、さらに車室空間の拡大をも果そうとする
ものである。
以下、本考案の実施例を添付図面について詳細
に説明する。
第2図及び第3図aに示すように、自動車のド
ア11は、従来と同様にドアパネル12がアウタ
パネル13とインナパネル14とで形成され、両
パネル12,13の間に昇降自在なウインドガラ
ス15が収納されている。
該ウインドガラス15の延長部15bには摺動
ローラ16が取付けられると共に、上記ドアパネ
ル12内のインナパネル14には、上記摺動ロー
ラ16をガイドする上下方向の大きな曲率のガイ
ドレール17が設けられ、該ガイドレール17の
上端部17aは車体外方に向けて僅かに曲折され
ている。
上記ウインドガラス15は、全閉時に、上記ア
ウタパネル13とほぼ面一となるガラス本体部1
5aと、該ガラス本体部15aの下端から車室内
方に曲折された曲折部15cを介して下方に延び
た延長部15bが形成されている。
上記ガラス本体部15aの下端とは、全閉時の
ベルトライン位置の上部近傍に相当する部分をい
う。
該ウインドガラス15の曲折寸法Aとガイドレ
ール17の上端部17aの最大曲折寸法Bとは同
じに設定してある。
一方、アウタパネル13とインナパネル14と
の間のウインドガラス出入スリツト18は、曲折
されたウインドガラス15の曲折部15cの厚み
寸法A′以上の開口幅を有し、アウタパネル13
の上端13aには、該アウタパネル13と面一
で、かつ曲折されたウインドガラス15のガラス
本体部15aとも面一となるシール部材19が取
付けられ、インナパネル14の車室内側にはトリ
ム20が取付けられ、インナパネル14の上端1
4aにもシール部材21が取付けられている。
なお、22は車体下部、23は車体ルーフで、
該ルーフ23にはシール部材24が取付けられ
て、ドア閉時ウインドガラス15のサツシ25が
当接してシールされる。
上記のような構成であれば、第3図aに示した
ウインドガラス15の全閉時には、ガイドレール
17の曲折した上端部17aに摺動ローラ16が
位置しており、該ウインドガラス15のガラス本
体部15aが車体外方に向けて張出した状態とな
るので、アウタパネル13とウインドガラス15
とが略面一となる。加えてシール部材19は、ウ
インドガラス15の曲折部15cの凹みを補填す
るようになるので、ベルトライン部のフラツシ
ユ・サーフエイス化がより一層図られるようにな
る。
つぎに、第3図bに示すように、ウインドガラ
ス15を少し下降させると、摺動ローラ16が、
ガイドレールの曲折した上端部17aから外れる
ので、ウインドガラス15の曲折部15cが車体
内方に向けて引き寄せられるようになる。
そして、第3図cに示すように、ウインドガラ
ス15をさらに下降させると、摺動ローラ16が
大きな曲率のガイドレール17でガイドされてウ
インドガラス15がドアパネル12内に収納され
てゆくようになる。
なお、第4図a及び第4図bに示すように、ウ
インドガラス15の上端側部にガイド片26を取
付けると共に、サツシ25内にガイド片26をウ
インドガラス15の昇降に対応させてガイドする
ガイド溝27を形成しておけば、ウインドガラス
15のがたつきを防止できるようになる。
以上のように、本考案は、ウインドガラスの全
閉時には、ガイド部材の曲折された上端部に摺動
部材が位置して、ウインドガラスの本体部が車体
外方に向けて張出した状態となるから、アウタパ
ネルとウインドガラスとが面一となるのでベルト
ライン部のサーフエイス化が図られるようにな
り、従つて空力特性が向上すると共に、外観デザ
インも向上し、さらに車室空間を拡大されるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のドアの断面図、第2図は本考案
に係るドアの要部拡大断面図、第3図aはウイン
ドガラスが全閉時のドア断面図、第3図bはウイ
ンドガラスを少し開けたドアの断面図、第3図c
はウインドガラスが全開時のドアの断面図、第4
図aはサツシの内側面図、第4図bはウインドガ
ラスのガイド片の斜視図である。 11……ドア、12……ドアパネル、13……
アウタパネル、14……インナパネル、15……
ウインドガラス、15a……ガラス本体部、15
b……延長部、15c……曲折部、16……摺動
ローラ、17……ガイドレール、17a……上端
部、19……シール部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アウタパネルとインナパネルとによりドアパネ
    ルが形成され、該アウタパネルとインナパネルと
    の間に昇降自在なウインドガラスが収納されてお
    り、該ウインドガラスは、全閉時に、前記アウタ
    パネルとほぼ面一となるガラス本体部と、該ガラ
    ス本体部の下端から車室内方に曲折された曲折部
    を介して下方に延びた延長部が形成され、この延
    長部に摺動部材が取付けられており、該摺動部材
    は、前記インナパネルに取付けられ、その上端部
    が車体外方に向けて曲折されたガイド部材に摺動
    自在に係合されていることを特徴とする自動車の
    ドア。
JP3906183U 1983-03-17 1983-03-17 自動車のドア Granted JPS59157917U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3906183U JPS59157917U (ja) 1983-03-17 1983-03-17 自動車のドア

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JP3906183U JPS59157917U (ja) 1983-03-17 1983-03-17 自動車のドア

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Publication Number Publication Date
JPS59157917U JPS59157917U (ja) 1984-10-23
JPH0133367Y2 true JPH0133367Y2 (ja) 1989-10-11

Family

ID=30169716

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JP3906183U Granted JPS59157917U (ja) 1983-03-17 1983-03-17 自動車のドア

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JPS59157917U (ja) 1984-10-23

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