JPH018412Y2 - - Google Patents

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JPH018412Y2
JPH018412Y2 JP1982145835U JP14583582U JPH018412Y2 JP H018412 Y2 JPH018412 Y2 JP H018412Y2 JP 1982145835 U JP1982145835 U JP 1982145835U JP 14583582 U JP14583582 U JP 14583582U JP H018412 Y2 JPH018412 Y2 JP H018412Y2
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JP
Japan
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door
sash
glass
molding
seal
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JP1982145835U
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JPS5949518U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両のドアサツシ構造の改良に関す
る。
第1図に示されるように乗用車の如き車両1の
乗降用ドア2においてドアガラス3が昇降してド
アウインド4を開閉するタイプのものは、ドアウ
インド内周縁にサツシ部5を設け、ランチヤンネ
ルでガラス板閉時の気密性等の如き密閉性の保持
を図つている。
ここで従来のサツシ部の一例を第3図に示す。
第3図によれば、サツシ部35を成すアウタパネ
ル30とインナパネル31の接合部に沿つてその
内側に凹溝32を形成し、この凹溝32に下方に
解放された断面コ字状であつて下側の内・外の端
辺部にリツプ部34a,34aを設けたゴム製ガ
ラスシール34を嵌挿固定し、アウタパネル30
の外端辺部のフランジ部30aを隠すモール36
をこれに係着する如く外側に設け、ランチヤンネ
ルを成す凹溝32の外側面及びフランジ部30a
の外側面の外観性を向上させている。斯かる構造
のものはモール36の外表面とドアガラス33の
外表面との離間距離L1が長くなり、段差が大き
くなる。この結果段差部による風切り音が大きく
なつて乗員に不快音を与え好ましくない。
なお第3図中、37は車両のボデイを、38は
ルーフを示すものであり、ボデイ37とルーフ3
8が接合されるフランジ39及びドアの凹溝32
を形成するインナパネル31の内側上面31aに
は図示される如きの当接緩衝並びにシール用のゴ
ム部材40,41が固設されている。
本考案者は上述の如き問題に鑑みこれを有効に
解決すべく本考案を成したもので、本考案の目的
とする処は、ドアガラスをシールするガラスシー
ルを中空状に形成し、該ガラスシールを係着する
凹溝部材の外側壁を折返し折曲した外片をドアア
ウタスキンの下部の段差部まで延出することによ
つてモールを形成し、以つてドアガラスとモール
外表面との間の距離を短くし、風切り音を低減せ
しめること等を企図した車両のドアサツシ構造を
提供することにある。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づ
いて詳述する。
第2図は本考案に係るドアサツシ構造の縦断面
図で、前記第1図中の2−2線の拡大断面図であ
る。
第2図において、6は車両のボデイを、7はル
ーフを示し、ボデイ6とルーフ7はフランジ部8
で接合され、当該フランジ部8にはドアのサツシ
部5との当接緩衝並びにシール用の図示される如
き断面形状のゴム部材9が固設されている。
上記の如き車両本体に対し、車両ドア2のサツ
シ部5には、ドアパネルアウタを成すドアアウタ
スキン10が、ルーフ7の側辺に沿う如くして、
上側にルーフ側へ略ルーフ上面と面一になる如き
折曲部10aを有し、中央部は一定上下幅の平面
部10bを有し、更に下部に段差部10cを有す
る如くして設けられる。斯かるドアアウタスキン
10の内側には、上部の折曲部11aをドアアウ
タスキン10の上端の折り返し折曲片10a−1
で挾着保持され且つ中央部より下部において断面
略L字型に形成された取付部11bを複数並設す
るサツシサブプレート11が配設され、このサツ
シサブプレート11は、断面略L字部分に補強壁
11b−1が設けられ、且つサツシプレート12
を、その上端部12aをドアアウタスキン10の
下部10dとで挾着保持しつつ、ランチヤンネル
をなす凹溝部材13と併せてネジ部材14によつ
て上記取付部11bの下壁11b−2に固定保持
している。
上記サツシプレート12はロール成形によつて
形成され、上側の略直角に折曲された上端部12
aとサツシサブプレート11の下壁11b−2に
当接する壁部12bと、車に下方へ屈曲され、そ
の下側端にて上方に解放された係合長溝12c−
1を形成する折曲片12cとから形成されてい
る。該長溝12c−1には車両のボデイ6とドア
閉時当接する中空のゴム製ドアシール部材15が
嵌合されて係着されている。
一方、凹溝部材13は薄板状金属板を折曲して
斜め下方に解方された係合長溝13aを形成し、
但しその外側壁13bの端辺部を折り返して折曲
し、それを前記ドアアウタスキン10の段差部1
0cに至るまで延出形成した外片13cを形成す
るものであり、斯かる外片13cの外周面は同時
にモール16を成している。外片13cの上端は
上記段差部10c内にて内側に折り返し折曲さ
れ、その折曲部13c−1には段差部10cの角
部及びドアアウタスキンの下部10dの外表面と
当接するラバー17が取り付けられている。そし
て図示される如く、外片13cの外表面と前記ド
アアウタスキン10の平面部10bの外表面とは
略々面一となつている。
前記凹溝部材13が形成する係合長溝13aに
は、内側壁13dと外側壁13bに形成される凹
部13d−1と13b−1に係合する突部18
a,18bを上端側部に形成した中空のゴム等か
ら成る弾性のガラスシール18が嵌合され係着さ
れる。このガラスシール18の下側壁は車室側に
幅広の下方膨出部18cが、外界側に幅狭の上方
膨出部18dが形成され、ウインドのガラス板3
の上端は該上方膨出部18dによつて形成される
凹部18d−1に当接することになる。斯くて凹
溝部材13とガラスシール18とによつてランチ
ヤンネルが形成される。
上記構成によれば、モール16を、ガラスシー
ル18を係合保持する凹溝部材13の外側壁13
bを上方へ折り返して折曲し、ドアアウタスキン
10の下部に形成された段差部10cに至るまで
延出した外片13cによつて凹溝部材13と一体
的に形成するようにしたため、モール16の外表
面とドアガラス3との離間距離L2が前記L1より
も小さくなるように構成することができる。
またガラスシール18は中空発泡状に形成さ
れ、且つガラスシール18の下側面の膨出部18
dを可及的に外側寄りに形成し、ガラスシール1
8の外側端の外方への突出端18eと該膨出部1
8dによる凹部18d−1にドアガラス3の上端
を当接せしめシールようにしている。それ故にド
アガラス3の位置も可及的に外側位置とすること
ができ、前記距離L2を一層小さくせしめること
ができる。
上記の如き構成、作用は一般乗用車に好適する
と共に、特にいわゆるフルドア構造を有する車両
の風切り音防止に極めて都合がよい。
またモール16は凹溝部材13と一体的に形成
されるために別にモール用部材を用意する必要も
なく、これによつて部品点数を削減できると共
に、従来の如くモールをクリツプで止めるという
構成も不要であり、構成を簡易なものとすること
ができる。
更にモール16たる外片13cの外表面はドア
アウタスキン10の平面部10bの外表面と面一
となる如く形成され、外観性を一層良好なものと
している。
以上の説明で明らかなように本考案によれば、
風切り音を可及的に低減し、外観性を一層良好な
ものとする効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は車両
のドア部の側面図、第2図は第1図中2−2線断
面図、第3図は従来のサツシ構造を示す第2図と
同様な図である。 なお図面中、2は車両ドア、3はドアガラス、
5はサツシ部、10はドアアウタスキン、11は
サツシサブプレート、12はサツシプレート、1
3は凹溝部材、13cは外片、15はドアシー
ル、16はモール、18はガラスシールである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下側縁に段差部を有するドアアウタスキンにサ
    ツシサブプレートを組み付け、該サツシサブプレ
    ートの下面に、車室側端部にドアシールを備える
    サツシプレートと、ガラスシールを備える凹溝部
    材とを固設し、該凹溝部材の外側壁を折返し折曲
    して上記段差部に当接するよう延出した外片を形
    成し、この外片でモールを形成するとともに、前
    記凹溝部材の外側壁の内側でドアガラス上端を前
    記ガラスシールに当接したことを特徴とする車両
    のドアサツシ構造。
JP1982145835U 1982-09-27 1982-09-27 車両のドアサツシ構造 Granted JPS5949518U (ja)

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JP1982145835U JPS5949518U (ja) 1982-09-27 1982-09-27 車両のドアサツシ構造

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JP1982145835U JPS5949518U (ja) 1982-09-27 1982-09-27 車両のドアサツシ構造

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JPS5949518U JPS5949518U (ja) 1984-04-02
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ID=30324799

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4809119B2 (ja) * 2006-05-12 2011-11-09 西川ゴム工業株式会社 ガラスランの取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5850271A (ja) * 1981-09-03 1983-03-24 日産自動車株式会社 フルプレスドアのサツシユ部構造

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JPS5850271A (ja) * 1981-09-03 1983-03-24 日産自動車株式会社 フルプレスドアのサツシユ部構造

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