JP2605147Y2 - プレスドアにおけるガラスラン及びモール構造 - Google Patents
プレスドアにおけるガラスラン及びモール構造Info
- Publication number
- JP2605147Y2 JP2605147Y2 JP1993004243U JP424393U JP2605147Y2 JP 2605147 Y2 JP2605147 Y2 JP 2605147Y2 JP 1993004243 U JP1993004243 U JP 1993004243U JP 424393 U JP424393 U JP 424393U JP 2605147 Y2 JP2605147 Y2 JP 2605147Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass run
- door
- molding
- frame
- window frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、乗用車等の車両のプ
レスドアにおけるガラスラン及びモール構造に関する。
レスドアにおけるガラスラン及びモール構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図６及び図７は、従来のこの種プレスド
アの構成例を示している。図６の例の場合、プレスドア
本体１１の窓枠１２に対してドアガラス１３が昇降する
が、この窓枠１２に沿って、フレームモール１４，ベル
トモールリヤ１５及びベルトモール１６等が敷設されて
いる。
アの構成例を示している。図６の例の場合、プレスドア
本体１１の窓枠１２に対してドアガラス１３が昇降する
が、この窓枠１２に沿って、フレームモール１４，ベル
トモールリヤ１５及びベルトモール１６等が敷設されて
いる。
【０００３】また図７の例では、ドアガラス１３の一部
が所謂、嵌めごろしガラス１７として構成され、その境
界部にデビジョンピラー１８が付設されている。
が所謂、嵌めごろしガラス１７として構成され、その境
界部にデビジョンピラー１８が付設されている。
【０００４】図８及び図９は、上記各プレスドアの窓枠
１２の下部１２ａ及び後部１２ｂの構造を示しており、
窓枠１２の下部１２ａのベルトモール１６の内側には、
ベルトウェザストリップ１９が設けられている（図
８）。また上記フレームモール１４とベルトモール１６
とは、窓枠１２の後部１２ｂの角部で、上記ベルトモー
ルリヤ１５を介して連接されている。尚、図８におい
て、１１ａはプレスドア本体１１のアウタパネル、１１
ｂはそのインナパネルである。
１２の下部１２ａ及び後部１２ｂの構造を示しており、
窓枠１２の下部１２ａのベルトモール１６の内側には、
ベルトウェザストリップ１９が設けられている（図
８）。また上記フレームモール１４とベルトモール１６
とは、窓枠１２の後部１２ｂの角部で、上記ベルトモー
ルリヤ１５を介して連接されている。尚、図８におい
て、１１ａはプレスドア本体１１のアウタパネル、１１
ｂはそのインナパネルである。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
図６に示した例の場合のように、フレームモール１４及
びベルトモール１６が、ベルトモールリヤ１５によって
連接される構造となっているため、ガラスラン２０（図
９参照）において十分なシール性を確保することが難し
かった。また特にベルトモールリヤ１５まわりで一体感
がなく、見栄えの点でも問題があった。
図６に示した例の場合のように、フレームモール１４及
びベルトモール１６が、ベルトモールリヤ１５によって
連接される構造となっているため、ガラスラン２０（図
９参照）において十分なシール性を確保することが難し
かった。また特にベルトモールリヤ１５まわりで一体感
がなく、見栄えの点でも問題があった。
【０００６】尚、実開平２−２２３０号公報には、ドア
フレームの内周に沿うウェザストリップの端部とドアウ
ェストラインに沿うウェザストリップの端部とを型成形
コーナー部で接続し、このコーナー部に別途形成したシ
ールリップ片を組み込んで、ウェストラインに沿って取
り付けられるウェザストリップのシールリップと連続す
るシールリップを上記コーナー部に形成したものがあ
る。しかしこの場合、シールリップ片は、コーナー部に
別途形成したものである。また実開平４−１６０２０号
公報又は実開平２−３９１９号公報等に、この種のドア
構造例が開示されている。
フレームの内周に沿うウェザストリップの端部とドアウ
ェストラインに沿うウェザストリップの端部とを型成形
コーナー部で接続し、このコーナー部に別途形成したシ
ールリップ片を組み込んで、ウェストラインに沿って取
り付けられるウェザストリップのシールリップと連続す
るシールリップを上記コーナー部に形成したものがあ
る。しかしこの場合、シールリップ片は、コーナー部に
別途形成したものである。また実開平４−１６０２０号
公報又は実開平２−３９１９号公報等に、この種のドア
構造例が開示されている。
【０００７】この考案は上記の点に鑑み、特にシール性
及び見栄えを向上させ得るプレスドアにおけるガラスラ
ン及びモール構造を提供することを目的とする。
及び見栄えを向上させ得るプレスドアにおけるガラスラ
ン及びモール構造を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この考案のプレスドアに
おけるガラスラン及びモール構造は、アウタパネル及び
インナパネルから成るプレスドア本体と、プレスドア本
体の窓枠の上部、後部及び下部に沿ってドアガラスの内
外両側に敷設されるガラスランと、ガラスランに対応し
てその外側に途中で途切れることなく連続して敷設され
るフレームモールと、窓枠の下部に沿ってインナパネル
に取り付けたインナベルトウェザストリップとを備え、
ガラスランの窓枠の上部，後部及び下部に対応する部分
は一体化され、また、上記フレームモールの窓枠の上
部，後部及び下部に対応する部分は一体化されている。
おけるガラスラン及びモール構造は、アウタパネル及び
インナパネルから成るプレスドア本体と、プレスドア本
体の窓枠の上部、後部及び下部に沿ってドアガラスの内
外両側に敷設されるガラスランと、ガラスランに対応し
てその外側に途中で途切れることなく連続して敷設され
るフレームモールと、窓枠の下部に沿ってインナパネル
に取り付けたインナベルトウェザストリップとを備え、
ガラスランの窓枠の上部，後部及び下部に対応する部分
は一体化され、また、上記フレームモールの窓枠の上
部，後部及び下部に対応する部分は一体化されている。
【０００９】
【作用】この考案によれば、この種のプレスドアにおい
て、従来はベルトウェザストリップとガラスランに分割
し連接していたシール部材を一体化したガラスランとす
ることにより、ドアガラスまわりのシール性を向上させ
ると共に、従来は分割し連接して構成していたフレーム
モールを一体化させることができ、見栄えを向上させる
ことができる。
て、従来はベルトウェザストリップとガラスランに分割
し連接していたシール部材を一体化したガラスランとす
ることにより、ドアガラスまわりのシール性を向上させ
ると共に、従来は分割し連接して構成していたフレーム
モールを一体化させることができ、見栄えを向上させる
ことができる。
【００１０】
【実施例】以下、図１乃至図５に基づき、この考案によ
るプレスドアにおけるガラスラン及びモール構造の一実
施例を説明する。図１はこの考案に係るプレスドアの概
略構成を示している。図において、１はリヤドアのドア
本体、２はその窓枠、３は窓枠２に対して昇降するドア
ガラスである。
るプレスドアにおけるガラスラン及びモール構造の一実
施例を説明する。図１はこの考案に係るプレスドアの概
略構成を示している。図において、１はリヤドアのドア
本体、２はその窓枠、３は窓枠２に対して昇降するドア
ガラスである。
【００１１】図２は上記プレスドアの構造例を示してお
り、４はアウタパネル、５はインナパネル、６はインナ
パネル５に設けたドアトリム、７は上記ドアガラス３の
内側で、上記窓枠２の下部２ａに沿って敷設されるイン
ナベルトウェザストリップ、８は窓枠２に沿って敷設さ
れるガラスラン、９はこのガラスラン８に対応するよう
に、ドアガラス３の外側に敷設されるフレームモール、
１０はウィンドフレームである。
り、４はアウタパネル、５はインナパネル、６はインナ
パネル５に設けたドアトリム、７は上記ドアガラス３の
内側で、上記窓枠２の下部２ａに沿って敷設されるイン
ナベルトウェザストリップ、８は窓枠２に沿って敷設さ
れるガラスラン、９はこのガラスラン８に対応するよう
に、ドアガラス３の外側に敷設されるフレームモール、
１０はウィンドフレームである。
【００１２】上記各部材を組み付ける場合、先ずドアガ
ラス３が投入・組み付けられ、そしてガラスラン８が組
み付けられる。次にフレームモール９、ウィンドフレー
ム１０を組み付けた後、インナパネル５及びドアトリム
６が組み付けられる。
ラス３が投入・組み付けられ、そしてガラスラン８が組
み付けられる。次にフレームモール９、ウィンドフレー
ム１０を組み付けた後、インナパネル５及びドアトリム
６が組み付けられる。
【００１３】本案プレスドアにおけるガラスラン及びモ
ール構造では、ガラスラン８及びフレームモール９は、
窓枠２の上部２ｃ，後部２ｂ及び下部２ａに沿って、ド
アガラス３の内外両側で相互に対応して敷設される。特
に窓枠２の後部２ｂ付近において、図３に示されるよう
に、ガラスラン８及びフレームモール９は、窓枠２の上
部２ｃから下部２ａにかけて、途中で途切れることなく
連続して設けられる。
ール構造では、ガラスラン８及びフレームモール９は、
窓枠２の上部２ｃ，後部２ｂ及び下部２ａに沿って、ド
アガラス３の内外両側で相互に対応して敷設される。特
に窓枠２の後部２ｂ付近において、図３に示されるよう
に、ガラスラン８及びフレームモール９は、窓枠２の上
部２ｃから下部２ａにかけて、途中で途切れることなく
連続して設けられる。
【００１４】また、図２に示すように、ガラスラン８及
びフレームモール９は窓枠の上部，後部及び下部に対応
する部分が一体化して形成されており、ドアガラス３ま
わりのシール性を向上させると共に、見栄えを向上させ
ることができる。また図４及び図５に示すように、ガラ
スラン８とフレームモール９とを一体化することにより
見栄えが向上する。
びフレームモール９は窓枠の上部，後部及び下部に対応
する部分が一体化して形成されており、ドアガラス３ま
わりのシール性を向上させると共に、見栄えを向上させ
ることができる。また図４及び図５に示すように、ガラ
スラン８とフレームモール９とを一体化することにより
見栄えが向上する。
【００１５】
【考案の効果】上述のようにこの考案によれば、この種
のプレスドアにおいてガラスランを一体化したことによ
り、シール性を向上させる共に、それに伴い遮音効果を
得ることができる。さらにフレームモールの一体化も可
能になり、これにより意匠性を向上させることができる
等の利点を有している。
のプレスドアにおいてガラスランを一体化したことによ
り、シール性を向上させる共に、それに伴い遮音効果を
得ることができる。さらにフレームモールの一体化も可
能になり、これにより意匠性を向上させることができる
等の利点を有している。
【図１】この考案のプレスドアにおけるガラスラン及び
モール構造の一実施例に係るプレスドアの正面図であ
る。
モール構造の一実施例に係るプレスドアの正面図であ
る。
【図２】上記プレスドアの分解斜視図である。
【図３】上記プレスドアにおける窓枠後部付近の斜視図
である。
である。
【図４】図１のＣ−Ｃ線に沿う断面図である。
【図５】図１のＤ−Ｄ線に沿う断面図である。
【図６】従来のプレスドアの構成例を示す正面図であ
る。
る。
【図７】従来の他のプレスドアの構成例を示す正面図で
ある。
ある。
【図８】図６のＡ−Ａ線、又は図７のＡ′−Ａ′線に沿
う断面図である。
う断面図である。
【図９】図６のＢ−Ｂ線、又は図７のＢ′−Ｂ′線に沿
う断面図である。
う断面図である。
１ ドア本体 ２ 窓枠 ３ ドアガラス ４ アウタパネル ５ インナパネル ６ ドアトリム ７ インナベルトウェザストリップ ８ ガラスラン ９ フレームモール １０ ウィンドフレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B60J 10/08 B60R 13/04
Claims (1)
- 【請求項１】 アウタパネル及びインナパネルから成る
プレスドア本体と、このプレスドア本体の窓枠の上部、
後部及び下部に沿ってドアガラスの内外両側に敷設され
るガラスランと、このガラスランに対応してその外側に
途中で途切れることなく連続して敷設されるフレームモ
ールと、上記窓枠の下部に沿って上記インナパネルに取
り付けたインナベルトウェザストリップと、を備え、 上記ガラスランの窓枠の上部，後部及び下部に対応する
部分を一体化し、また、上記フレームモールの窓枠の上
部，後部及び下部に対応する部分を一体化したことを特
徴とする、プレスドアにおけるガラスラン及びモール構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993004243U JP2605147Y2 (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | プレスドアにおけるガラスラン及びモール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993004243U JP2605147Y2 (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | プレスドアにおけるガラスラン及びモール構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0661537U JPH0661537U (ja) | 1994-08-30 |
| JP2605147Y2 true JP2605147Y2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=11579113
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993004243U Expired - Lifetime JP2605147Y2 (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | プレスドアにおけるガラスラン及びモール構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2605147Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-12 JP JP1993004243U patent/JP2605147Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0661537U (ja) | 1994-08-30 |
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