JPH051453Y2 - - Google Patents

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JPH051453Y2
JPH051453Y2 JP1986142369U JP14236986U JPH051453Y2 JP H051453 Y2 JPH051453 Y2 JP H051453Y2 JP 1986142369 U JP1986142369 U JP 1986142369U JP 14236986 U JP14236986 U JP 14236986U JP H051453 Y2 JPH051453 Y2 JP H051453Y2
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JP
Japan
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visor
vehicle body
edge
window
rainwater
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JP1986142369U
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JPS6347925U (ja
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、車体に形成された窓の窓枠上縁に沿
って配設される自動車用サイドバイザに係り、特
に、その上部に溜つた雨水の落下方向に改善に関
する。
(従来の技術) 従来この種の自動車用サイドバイザは、第4図
のように構成されていた。
即ち、自動車の車体8の側部上縁から前縁に沿
つて雨樋14が設けられ、この雨樋14にはルー
フモール13が係止固定されている。そして、ル
ーフモール13上に、サイドバイザ10が配設さ
れていた。サイドバイザ10は長手状を呈し、雨
樋14に沿つて車体側部に配設される。
サイドバイザ10は、金属製のサイドバイザプ
レート11と、サイドバイザプレート11に一体
成形された樹脂製の表皮層12とから成る。サイ
ドバイザプレート11の車体側縁部に設けられた
係止縁部9が、ルーフモール13の上縁に係止さ
れる。そして、ルーフール13の下縁にサイドバ
イザ10の長手方向に適宜間隔で固定ブラケツト
16が配設され、この固定ブラケツト16が、ボ
ルト17とナツト18との螺合によりサイドバイ
ザ10に固定されている。固定ブラケツト16と
サイドバイザ10とでルーフモール13を挟持し
て、サイドバイザ10が車体に取りつけられる。
サイドバイザ10は、雨樋14の下方に形成さ
れた昇降窓ガラス19の上縁部分を覆い、好天時
には日差しが、また、降雨時には窓ガラス19を
多少開けておいても雨が車室内に入り込まないよ
うにする。
尚、車体8の側部にはウエザーストリツプ15
が取りつけられ、窓閉時窓ガラス19と弾性的に
当接し窓をシールする。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、近年車体に作用する空気抵抗を
軽減するため、雨樋14を窓ガラス19の上縁に
のみ配設し(第6図参照)、窓ガラス19の前縁
側にまで連続しては設け(第5図参照)なくなつ
ている。このため、サイドバイザ10を窓ガラス
前縁まで連続して配設できず、窓ガラス19の上
縁にのみ配設されることとなつている。
このため、降雨時に自動車が停車すると、サイ
ドバイザ10の上部に溜つた雨水が、サイドバイ
ザ10の前縁側に移動しそこから雨垂れPとして
窓ガラス19の上縁上に落下する。よつて、窓ガ
ラス19が多少開いていると、雨垂れP車室内に
侵入してしまうという問題があつた。
そこで、本考案は、雨水の流れ落ちる方向を変
えることにより、上記従来技術の問題点を解決す
ることを、その技術的課題とする。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) この課題解決のために講じた技術的手段は、バ
イザ部の長手方向前縁に形成され前記バイザ部上
に溜まつた雨水を前記バイザ部の窓より遠く離れ
て位置する外側縁へと案内する堰を有したことに
ある。
(作用) このように、堰を設けたので、バイザ部の上部
に溜つた雨水は、堰により、バイザ部の前縁から
流れ落ちることを阻止される。従つて、バイザ部
の車体外側縁から落下することとなる。よつて、
窓ガラスの上縁から遠く離れて流れ落ちることと
なり、多少窓ガラスが開けられていても、雨水が
車室内に流れ落ちることはない。
(実施例) 以下添付図面に従つて、本考案の好ましい実施
例について説明する。尚、車体への取付け構造
は、上延した従来技術と同様であり、その説明は
省略する。
第1図に図示したように、サイドバイザ20は
長手状を呈し、金属製のサイドバイザプレート2
1と、サイドバイザプレート21の表面を覆う樹
脂(例えば塩化ビニール)製の表皮層22とから
なる。表皮層22は、サイドバイザプレート21
に一体成形されている。そして、サイドバイザ2
0は、断面略L字状で、ルーフモール13に沿つ
て位置する取付け部20aと、車体8の側部外方
に延在するバイザ部20bとを有する。
バイザ部20bの車体前後方向に関する前縁上
部には、三角状の堰25が表皮層22に一体形成
されている。更に、バイザ部20bの車体側部に
沿う外側縁には、凸状のガイド壁23が形成され
ている。ガイド壁23は、堰25との連接部分に
おいて、テーパ状にされ、堰25との間に排水通
路26を形成する(第2図参照)。また、排水通
路26の背面側には、下方に突出する水切り用突
起27が表皮層22に一体に成形されている。
一方、取付け部20aの前縁上部にも、車体側
側縁から前縁にわたるガイド壁24が表皮層22
に一体に形成されている。
以上から成る実施例は、次のように作用する。
降雨時サイドバイザ20のバイザ部20bに雨
水が溜る。自動車が停止すると慣性により、雨水
がバイザ部20b上を前縁側に移動する。移動し
た雨水は、堰25によりバイザ部20bの車体外
方側に案内される。排水通路26を介してバイザ
部20bの斜め前方に流れ落ちる。よつて、第4
図に図示したように、雨垂れQは窓ガラス19の
上縁より離れて落下することとなる。多少窓ガラ
ス19が開放されていたしても、車室内に侵入す
ることはない。
また、バイザ部20bの背面には、堰25と連
続して水切り用突起27が設けられており、雨水
がバイザ部20bの背面側に流れ伝わらないよう
にしている。よつて、排水通路26から雨水は確
実に車体斜め前方に流れ落ちる。
尚、本考案の変形実施例として、第3図に図示
したように、堰25の上縁に上方を向いたリツプ
31を一体に形成し、雨水の流れを確実に阻止す
るようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は第1図のA視方向からの外観図、第3図は本
考案の変形実施例を示す第2図に相当する図面、
第4図は従来装置及びその取付け状態を示し、第
1図の−線に相当する断面図、そして、第5
図、第6図は従来と本考案とにおける雨桶形状位
置を示す説明図である。 10,20,30……サイドバイザ、20b…
…バイザ部、21……バイザプレート、22……
表皮層、25……堰、26……排水通路、27…
…水切り用突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体に配設された窓の窓枠上縁のみに沿って配
    設され前記車体への取付機能をなす取付け部及び
    該取付け部より外方へ延在しバイザ機能をなすバ
    イザ部から構成される自動車用サイドバイザにお
    いて、前記バイザ部の長手方向前縁に形成され前
    記バイザ部上に溜まつた雨水を前記バイザ部の前
    記窓より遠く離れて位置する外側縁へと案内する
    堰を有する自動車用サイドバイザ。
JP1986142369U 1986-09-17 1986-09-17 Expired - Lifetime JPH051453Y2 (ja)

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JP1986142369U JPH051453Y2 (ja) 1986-09-17 1986-09-17

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JP1986142369U JPH051453Y2 (ja) 1986-09-17 1986-09-17

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JPS6347925U JPS6347925U (ja) 1988-03-31
JPH051453Y2 true JPH051453Y2 (ja) 1993-01-14

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JP1986142369U Expired - Lifetime JPH051453Y2 (ja) 1986-09-17 1986-09-17

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5176318U (ja) * 1974-12-11 1976-06-16

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JPS6347925U (ja) 1988-03-31

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